JPH052243U - トラツクボール装置 - Google Patents

トラツクボール装置

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Publication number
JPH052243U
JPH052243U JP055233U JP5523391U JPH052243U JP H052243 U JPH052243 U JP H052243U JP 055233 U JP055233 U JP 055233U JP 5523391 U JP5523391 U JP 5523391U JP H052243 U JPH052243 U JP H052243U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ball
rotation
spherical body
trackball device
cursor
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Pending
Application number
JP055233U
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English (en)
Inventor
昇 鈴木
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
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Publication of JPH052243U publication Critical patent/JPH052243U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トラックボール装置において、操作性が良
く、初心者でも画面を見ながら片手で簡単にカーソル移
動と入力操作とができるようにする。 【構成】 ボール11と、このボール11を回動自在に
支持する第1〜第3の支持部材12〜14と、ボール1
1の回動方向を検出する第1、第2の回動検出器23、
24と、ボール11が押圧されたことを検出する押圧検
出スイッチ27とを備えた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、トラックボール装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ディスプレイに表示されたカーソルをボールの回動操作により移動させるもの として、マウスやトラックボール装置などがある。マウスは卓上を移動させるこ とによりボールを回動させるため操作用の広いスペースを必要とするが、トラッ クボール装置は手で直接ボールを回動させるため操作用の広いスペースを必要と しないので、最近ではテレビゲーム機などに広く使用されている。 このようなトラックボール装置の一例を図4に示す。このトラックボール装置 は、本体ケース1内からボール(球状体)2の一部が上方に突出した状態で本体 ケース1内にボール2が回動自在に配置され、本体ケース1の上面隅部に入力指 示などを行うクリック釦3が設けられ、コード4により図示しないテレビゲーム 機の機器本体に接続されている。 このトラックボール装置では、本体ケース1の上方に突出したボール2の一部 を手で回動させることによりボール2の回動方向と同じ方向にカーソルを移動さ せることができ、またクリック釦3を操作することにより入力指示を与えること ができる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したトラックボール装置では、片手で操作する場合、ボー ル2の回動および停止などの操作を行なうときに、手がクリック釦3から離れて しまうため、ボール2を操作した後、クリック釦3を操作するときに、ボール2 からクリック釦3に手を移動させなければならず、操作性が悪という問題がある 。特に、トラックボール装置に慣れていない初心者にとっては、ボール2を操作 してカーソルを移動させた後、クリック釦3を操作するときに、ディスプレイの 画面から目を離してクリック釦3を見なければ、クリック釦3の位置が確認でき ないため、常にディスプレイの画面を目視しながらカーソル移動と入力操作を行 なうことが困難であるという問題がある。 この考案は上述した事情に鑑みなされたもので、その目的とするところは、操 作性が良く、初心者でも画面を見ながら片手で簡単にカーソル移動と入力操作と ができるトラックボール装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案は、上述した目的を達成するために、球状体と、この球状体を回動自 在に支持する支持手段と、球状体の回動方向を検出する回動検出手段と、球状体 が押圧されたことを検出する押圧検出手段とを備えたことを特徴とする。
【0005】
【作用】
この考案によれば、球状体を回動させると、その回動方向を回動検出手段で検 出してディスプレイに表示されたカーソルを球状体と同じ回動方向に移動させる ことができ、また球状体を押圧すると、押圧検出手段で球状体が押圧されたこと を検出して入力操作を行うことができる。このため、球状体を回動操作した後、 球状体から手を離すことなく球状体を押圧操作するだけで、画面を見ながら初心 者でも片手でカーソル移動と入力操作とができる。
【0006】
【実施例】
以下、図1〜図3を参照して、この考案の一実施例を説明する。 これらの図において、10は本体ケースである。この本体ケース10内には図 2および図3に示すようにボール(球状体)11を3点で回動自在に支持する第 1〜第3の支持部材12〜14が配置されている。第1および第2の支持部材1 2、13は、第1、第2の回転軸15、16の各両端が支柱17、18にそれぞ れ回転自在に取り付けられ、図2に示す同一水平面内において各回転軸15、1 6が直交し、かつ各回転軸15、16の一端が接近した状態で配置されている。 すなわち、第1の回転軸15は上下方向(X軸方向)に配置され、第2の回転軸 16は左右方向(Y軸方向)に配置され、第1の回転軸15の右端と第2の回転 軸16の下端とが互いに接近して配置されている。第3の支持部材14は、図3 に示すようにローラ19を支持枠20で回転自在に支持し、この支持枠20を支 柱21に軸22で回動可能に取り付けた構造となっており、図2に示すように第 1および第2の支持部材12、13と対向する左上側に配置されている。なお、 第1、第2の回転軸15、16およびローラ19の各表面は摩擦係数の大きなゴ ム等の材質で覆われている。また、ボール11は所定の重量を有する球体であり 、第1、第2の回転軸15、16およびローラ19により3点で回動自在に支持 され、その下部が本体ケース10の底部に接触することなく、上部が図1に示す ように本体ケース10の開口部10aから上方に突出して設けられている。
【0007】 一方、第1および第2の支持部材12、13には、ボール11の回動方向を検 出する第1、第2の回動検出器23、24が設けられている。第1の回動検出器 23は第1の支持部材12に設けられてボール11の縦方向(Y軸方向)の回転 を検出するためのものであり、第1の回転軸15にスリット板25が設けられ、 このスリット板25の下方に光学的読取装置26が配置され、この読取装置26 でスリット板25の回転方向および回転量を検出する構造となっている。この場 合、スリット板25は円板の周縁部に多数のスリットを一定間隔で放射状に形成 した構造となっている。読取装置26は上部に設けられた切欠溝内にスリット板 25の下側周縁部が接触することなく配置され、このスリット板25を挾んで発 光素子と受光素子が対向して配置された構造となっている。なお、第2の回動検 出器24は第2の支持部材13に設けられてボール11の横方向(X軸方向)の 回転を検出するためのものであり、スリット板25が第2の回転軸16に設けら れている以外は、第1の回動検出器23と同じ構造である。
【0008】 第3の支持部材14の近傍には、図3に示すように、ボール11が押圧された ことを検出する押圧検出スイッチ27が設けられている。この押圧検出スイッチ 27は作動片28が支持枠20に向かって突設され、その先端が支持枠20に接 している。また、この作動片28の外周には、軸22を中心に支持枠20を起立 させる方向(図3では時計方向に回動させる方向)に付勢し、ローラ19がボー ル11を押し上げるように支持するコイルばね29が設けられている。なお、本 体ケース10にはテレビゲーム機(図示せず)などに接続するためのコード30 が設けられている。
【0009】 次に、以上のように構成されたトラックボール装置の使用方法および動作につ いて説明する。 このトラックボール装置はコード30を介して図示していないテレビゲーム機 に接続される。使用者はディスプレイの画面を見ながらボール11上に手を当て 、ボール11を前後左右に回転させる。すると、ボール11の回転に伴って第1 、第2の支持部材12、13の各回転軸15、16が回転し、ボール11の回転 方向が第1、第2の回動検出器23、24によりX軸方向とY軸方向の2方向に 分解されて検出される。すなわち、第1、第2の回動検出器23、24は、ボー ル11の回動動作に伴って回転する回転軸15、16の回転により各スリット板 25が回転し、この各スリット板25の回転方向および回転量を読取装置26で 読み取り、この読み取ったデータをテレビゲーム機に送る。この結果、ボール1 1の回動方向および回動速度に応じてディスプレイに表示されたカーソルが所定 方向に所定距離だけ移動し、カーソルを目的の位置へ導くことができる。
【0010】 このようにカーソルを目的の位置へ導いた後、入力操作をする場合には、ボー ル11を強く下方に押圧する。すると、ローラ19を介して支持枠20がコイル ばね29に抗して図3に示す反時計方向に回動され、作動片28が押されて押圧 検出スイッチ27がオンとなる。この結果、押圧検出スイッチ27のオン信号が テレビゲーム機に与えられ、予め定められたプログラムに従って所定の機能が実 行されることになる。なお、ボール11に加えられた押圧力をゆるめれば、コイ ルばね29の弾発力により支持枠20が図3に示す時計方向に回動されてローラ 19がボール11を元の位置に押し戻す。
【0011】 このように、上述したトラックボール装置では、ボール11を回動操作するこ とによりカーソルを適宜移動させることができ、またボール11を押圧操作する ことで入力操作を行なうことができるため、ボール11を操作するだけでカーソ ル移動と入力操作の両方を行うことができる。このため、トラックボール装置を 初めて使用する初心者でも、ディスプレイの画面から目を離さないでカーソル移 動と入力操作とができる。
【0012】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案によれば、球状体を回動させることにより、そ の回動方向を回動検出手段で検出してディスプレイのカーソルを移動させ、また 球状体を押圧することにより、押圧検出手段で球状体が押圧されたことを検出し て入力操作を行うので、球状体から手を離すことなくカーソル移動と入力操作と ができ、操作性が良く、初心者でも画面を見ながら片手で操作することができる 。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案のトラックボール装置の外観斜視図。
【図2】トラックボール装置の要部の平面図。
【図3】トラックボール装置の要部の側面図。
【図4】従来のトラックボール装置の外観斜視図。
【符号の説明】
11 ボール 12 第1の支持部材 13 第2の支持部材 14 第3に支持部材 23 第1の回動検出器 24 第2の回動検出器 27 押圧検出スイッチ

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 球状体と、この球状体を回動自在に支持
    する支持手段と、前記球状体の回動方向を検出する回動
    検出手段と、前記球状体が押圧されたことを検出する押
    圧検出手段とを備えたことを特徴とするトラックボール
    装置。
JP055233U 1991-06-21 1991-06-21 トラツクボール装置 Pending JPH052243U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP055233U JPH052243U (ja) 1991-06-21 1991-06-21 トラツクボール装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP055233U JPH052243U (ja) 1991-06-21 1991-06-21 トラツクボール装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH052243U true JPH052243U (ja) 1993-01-14

Family

ID=12992888

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP055233U Pending JPH052243U (ja) 1991-06-21 1991-06-21 トラツクボール装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH052243U (ja)

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