JPH05221464A - 中仕切 - Google Patents

中仕切

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Publication number
JPH05221464A
JPH05221464A JP4046341A JP4634192A JPH05221464A JP H05221464 A JPH05221464 A JP H05221464A JP 4046341 A JP4046341 A JP 4046341A JP 4634192 A JP4634192 A JP 4634192A JP H05221464 A JPH05221464 A JP H05221464A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
box
partition
chambers
lid part
lid
Prior art date
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Pending
Application number
JP4046341A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Osone
聡 大曽根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP4046341A priority Critical patent/JPH05221464A/ja
Publication of JPH05221464A publication Critical patent/JPH05221464A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 使用後の廃棄処理が容易な中仕切を提供す
る。 【構成】 ポリオレフィン系樹脂に無機質フィラーを含
有させてなる樹脂シートを用い、シート成形により収納
物の形状に合った収納室2a,2b,2cを突出成形し
て中仕切11を作成する。焼却した場合に燃焼カロリー
が低く、有毒ガスや黒煙を発生しないので廃棄処理が容
易となる。収納室2a,2b,2cの裏側に別フィルム
14により密封してなる空気室を形成すれば、重量物を
収納した場合でも優れた緩衝効果を奏する。必要に応じ
てスタックリブを設けてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、物品をカートンの中に
収納する場合に使用される中仕切に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、カメラ、電子部品等の輸送・流通
の際には、振動や衝撃に対して緩衝作用を行わせるため
に、発泡ポリスチレンの成形品からなる中仕切や、ポリ
塩化ビニル、ポリプロピレン等のシート成形品からなる
中仕切が使用されている。すなわち、これらの中仕切に
物品を入れた状態とし、これをカートン内に収納するよ
うにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した前者の発泡ポ
リスチレン製の中仕切は、重量物を収納した場合でも振
動や衝撃に対して優れた緩衝作用を奏するという利点は
あるものの、廃棄物処理の観点からするとその体積が大
きくしかも焼却した場合には高熱と物によっては有毒ガ
スを発生するという問題点があり、また、後者のシート
成形品からなる中仕切は、重量物には向かないという問
題点があった。
【0004】本発明は、上記のような問題点に鑑みてな
されたものであり、その目的とするところは、使用後の
廃棄を容易にし、さらには重量物に対する緩衝作用にも
優れた中仕切を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の中仕切は、ポリオレフィン系樹脂に無機質
フィラーを含有させてなる樹脂シートを用いたシート成
形品からなり、収納物の形状に合った収納室が突出形成
されていることを特徴としている。そして、収納する物
品が重量物である場合には、収納室の裏側に別フィルム
により密封してなる空気室を形成した形態とすることが
好ましい。また、必要に応じて、周囲にスタックリブを
設けてもよい。
【0006】
【作用】上述の本発明の中仕切は、焼却した場合に燃焼
カロリーが低く、しかも有毒ガスを発生することがな
い。そして、空気室を形成したものは、この空気室が緩
衝効果を向上させる作用を行う。
【0007】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0008】図1は本発明に係る中仕切の一実施例を示
す斜視図である。同図に示す中仕切1は無機質フィラー
入りのポリオレフィン系樹脂からなる樹脂シートを真空
成形又は圧空成形又は真空圧空成形して形成されたもの
で、身部2と蓋部3が連結部4を介して繋がった形状を
している。そして、身部2にはそれぞれカメラ本体、ス
トラップ、電池用のスペースとしての収納室2a,2
b,2cが突出成形されており、これらに対応して蓋部
3にも収納室3a,3b,3cが突出成形されている。
また、身部2と蓋部3には位置合わせのための嵌合部と
して連結部4と反対側に溝2dと突起3dが設けられて
いる。さらに身部2と蓋部3の四隅にはそれぞれスタッ
キングリブ2e、3eが設けてあり、中仕切1を図1に
示す使用前の状態で積み重ねた時に相互に間隔を形成し
て1枚ずつ取り外すのを容易にしている。
【0009】ポリオレフィン系樹脂としてはポリプロピ
レン、ポリエチレン等の汎用樹脂が、無機質フィラーと
しては炭酸カルシウム、珪酸マグネシウム、クレー等が
使用される。このように、無機質フィラーを混合するこ
とにより、燃焼カロリーが低減され、ポリオレフィン系
樹脂としてポリプロピレンやポリエチレンを使用するこ
とにより燃焼時に有毒ガスや黒煙を発生しない。そし
て、フィラーの混合割合は中仕切1の焼却が容易な範囲
で適宜選択することができる。ここで、発泡ポリスチレ
ンの燃焼カロリーは9900kcal/kgであるのに
対し、例えばフィラー入りポリプロピレンの場合、30
%含有では7700kcal/kg程度であり、また5
0%含有では5500kcal/kg程度である。
【0010】上記の構成からなる中仕切1は、身部2側
の収納室2a,2b,2cに物品が入れられた後、連結
部4の両側を折り曲げるようにして蓋部3が身部2に被
せられ、溝2dと突起3dを嵌合して三つ折り状態で仮
固定される。そして、この状態で図2に示すようにカー
トン5内に収納される。このようにカートン5内に収納
されると、中仕切1はカートン5内にピッタリと収まっ
て物品を中吊り状態で保持するので、外部からの振動や
衝撃による物品の破損を効果的に防止する。
【0011】図3は本発明に係る中仕切の別の実施例を
示す底面図である。同図に示す中仕切11は先の実施例
のものと同様に無機質フィラー入りのポリオレフィン系
樹脂からなる樹脂シートを真空成形して形成されたもの
で、収納物品の形状に適合した収納室12a,12b,
12cが突出成形された形状をしており、さらに図4か
らよく分かるように、底の周囲のフランジ部13にフィ
ルム14がシールされ、これにより収納室12a,12
b,12cの裏側に密閉状態の空気室15が形成されて
いる。なお、必要に応じてスタックリブが形成してあっ
てもよい。
【0012】この中仕切11は、図5に示すように、例
えば収納室12aに重量物が入れられた状態でカートン
内に収納される。この収納状態においては、中仕切11
の樹脂シート自体の剛性による支えに加えて空気室15
が緩衝作用をなすので、中仕切11は型崩れを起こすこ
とがなく、中の重量物16は外部からの振動や衝撃によ
り破損するのを有効に防止される。
【0013】なお、先に説明した身部2と蓋部3とが一
体となった中仕切1においても、重量物を収納する場合
には、別フィルムにより収納室の裏側を密閉して空気室
を形成してもよい。この場合、身部2と蓋部3の両側に
空気室を形成しておけば、カートンの天地を気にするこ
となく搬送しても収納物品の破損が有効に防止されるも
のである。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の中仕切
は、ポリオレフィン系樹脂に無機質フィラーを含有させ
てなる樹脂シートを用いた真空成形品で形成したので、
焼却した場合に燃焼カロリーが低く、しかも有毒ガスや
黒煙を発生することがないことから、使用後における廃
棄処分が容易に行え、廃棄物処理の観点から優れたもの
となっている。
【0015】また、収納室の裏側に別フィルムにより密
封してなる空気室を形成したので、この空気室が緩衝作
用を向上させる機能を果たすことから、重量物を収納し
た場合でも輸送・流通過程においてこれらの破損を有効
に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る中仕切の一実施例を示す斜視図で
ある。
【図2】図1に示す中仕切をカートン内に収納する状態
を示す斜視図である。
【図3】本発明に係る中仕切の別の実施例を示す底面図
である。
【図4】図3のA−Aにおける切断端面図である。
【図5】図3に示す中仕切に重量物を入れた状態を示す
説明図である。
【符号の説明】
1 中仕切 2a,2b,2c,3a,3b,3c 収納室 2e,3e スタックリブ 11 中仕切 12a,12b,12c 収納室 14 フィルム 15 空気室

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリオレフィン系樹脂に無機質フィラー
    を含有させてなる樹脂シートを用いたシート成形品から
    なり、収納物の形状に合った収納室が突出形成されてい
    ることを特徴とする中仕切。
  2. 【請求項2】 収納室の裏側に別フィルムにより密封し
    てなる空気室を形成したことを特徴とする請求項1記載
    の中仕切。
  3. 【請求項3】 周囲にスタックリブを設けたことを特徴
    とする請求項1又は2記載の中仕切。
JP4046341A 1992-02-03 1992-02-03 中仕切 Pending JPH05221464A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4046341A JPH05221464A (ja) 1992-02-03 1992-02-03 中仕切

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4046341A JPH05221464A (ja) 1992-02-03 1992-02-03 中仕切

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05221464A true JPH05221464A (ja) 1993-08-31

Family

ID=12744440

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4046341A Pending JPH05221464A (ja) 1992-02-03 1992-02-03 中仕切

Country Status (1)

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JP (1) JPH05221464A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009132442A (ja) * 2007-12-03 2009-06-18 Kenwood Corp 電子機器の梱包材

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009132442A (ja) * 2007-12-03 2009-06-18 Kenwood Corp 電子機器の梱包材

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