JPH0521811Y2 - - Google Patents

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JPH0521811Y2
JPH0521811Y2 JP20021586U JP20021586U JPH0521811Y2 JP H0521811 Y2 JPH0521811 Y2 JP H0521811Y2 JP 20021586 U JP20021586 U JP 20021586U JP 20021586 U JP20021586 U JP 20021586U JP H0521811 Y2 JPH0521811 Y2 JP H0521811Y2
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JP
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thermoswitch
mounting seat
plug mounting
elastic body
head
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、サーモスイツチをプラグ取付座に固
定するためのサーモスイツチの取付構造に関す
る。
〔従来の技術〕
一般に、ラジエータ等の熱交換器においては、
冷却水の温度に対応して冷却フアンを作動するた
め、例えば、実開昭54−177659号公報に開示され
るようなサーモスイツチが温度センサとして配置
されている。
第4図は、この種のサーモスイツチの外観構造
を示すもので、このサーモスイツチは、プラグ取
付座に螺合する螺子部Aと、この螺子部Aを回転
するための頭部Bとを有している。
第5図は、一般的なサーモスイツチの内部構造
を示すもので、図において符号11は、ラジエー
タタンク13に開口するプラグ取付座を示してい
る。このプラグ取付座11には、サーモスイツチ
15の螺子部17が螺合している。螺子部17に
は、バイメタル19が配置されている。サーモス
イツチ15の頭部21には、接点23,25を固
定する接点固定部材27が配置されている。L字
形状の弾性部材からなる接点23には、バイメタ
ル19の上部に延在する棒材29が固定されてい
る。この棒材29は、プランジヤ30に挿通ある
いは固定されている。
このように構成されたサーモスイツチでは、ラ
ジエータタンク13内を流れる流体31の温度が
一定値を越えると、バイメタル19が図の点線の
ように変形する。これにより、棒材29が上方に
移動し、接点23が図の点線のように上方に移動
し、接点23と接点25とが接触し、この導通に
より、例えば、冷却フアンが作動される。
〔考案が解決しようとする問題点〕 しかしながら、このような従来のサーモスイツ
チ15では、プラグ取付座11にサーモスイツチ
15を固着するため、レンチによりプラグ取付座
11にサーモスイツチ15の螺子部17を螺合す
る時に、所定以上の力で締め付けてしまうことが
あり、このような場合には、螺子部17が変形
し、これにより、バイメタル19の位置が変化し
たり、ネジ部が伸び、サーモスイツチ15の設定
温度が変化する虞がある。
また、プラグ取付座11が、例えば、樹脂によ
り形成されている時には、プラグ取付座11の螺
子山等が破壊してしまう虞がある。
〔考案の目的〕
本考案は、上記のような問題を解決すべくなさ
れたもので、レンチによる締め付け時に、所定以
上の回転トルクの作用することのない、サーモス
イツチの取付構造を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案に係わるサーモスイツチの取付構造は、
プラグ取付座に貫通穿設される螺子孔に、頭部と
係止部とを有するサーモスイツチの前記係止部を
挿入してなるサーモスイツチの取付構造におい
て、前記サーモスイツチの頭部とプラグ取付座と
の間に弾性体を介挿するとともに、前記サーモス
イツチの係止部の先端に、サーモスイツチのプラ
グ取付座への取り付け時に、プラグ取付座の前記
螺子孔から全体を突出される螺子部を形成したも
のである。
〔考案の作用〕
本考案においては、サーモスイツチの頭部とプ
ラグ取付座との間に弾性体を介挿するとともに、
サーモスイツチの係止部の先端に、サーモスイツ
チのプラグ取付座への取り付け時に、プラグ取付
座の螺子孔から全体を突出される螺子部を形成し
たので、サーモスイツチの頭部にレンチを嵌合
し、サーモスイツチを回転して行くと、サーモス
イツチが所定の回転数回転した所で、その係止部
の先端に形成される螺子部が、プラグ取付座の螺
子孔から全体を突出される。
そして、これ以降は、レンチを回転しても、サ
ーモスイツチは、空回転をすることとなる。ま
た、この状態においてサーモスイツチは、係止部
の螺子部により螺子孔からの抜けを確実に防止さ
れ、さらに、弾性体の弾性力によりプラグ取付座
に確実に固定される。
従つて、本考案によれば、レンチによる締め付
け時に、所定以上の回転トルクの作用することの
ないサーモスイツチを容易に提供できる。
〔考案の実施例〕
以下、本考案の詳細を図面に示す実施例につい
て説明する。
第1図および第2図は、本考案のサーモスイツ
チの取付構造の一実施例を示すもので、図におい
て符号32は、サーモスイツチを示している。
このサーモスイツチは、係止部33と、この係
止部33を回転するための頭部35とを有してい
る。
図において符号37は、ラジエータタンク39
に固定されるプラグ取付座を示している。このプ
ラグ取付座39には、螺子孔41が貫通穿設され
ており、この螺子孔41には、サーモスイツチ3
2の係止部33が挿入されている。
しかして、この実施例のサーモスイツチの取付
構造では、サーモスイツチ32の頭部35とプラ
グ取付座37との間には、弾性体43が介挿され
ている。なお、この実施例では、弾性体43とし
ては、通常のワツシヤあるいはスプリングワツシ
ヤが使用される。
また、プラグ取付座37のサーモスイツチ32
挿入側には、凹部45が形成されており、この凹
部45には、O−リング47が収容されている。
サーモスイツチ32の係止部33の先端には、
サーモスイツチ32のプラグ取付座37への取り
付け時に、プラグ取付座37の螺子孔41から全
体を突出される螺子部49が形成されている。
すなわち、この実施例では、サーモスイツチ3
2の係止部33には、螺子部49と頭部35との
間に長さLにわたつて螺子の形成されない部分5
1が形成されている。そして、この螺子部49と
頭部35との間の長さLは、弾性体43の板厚t
1にプラグ取付座37の軸方向の厚みt2を加え
た寸法より、多少(例えば、0.5mm)短めの寸法
とされている。この短めの寸法は、弾性体43お
よびO−リング47の弾性係数、所定締め付けト
ルク等により設定される。
以上のように構成されたサーモスイツチの取付
構造では、サーモスイツチ32の頭部35とプラ
グ取付座37との間に弾性体43を介挿するとと
もに、サーモスイツチ32の係止部33の先端
に、サーモスイツチ32のプラグ取付座37への
取り付け時に、プラグ取付座37の螺子孔41か
ら全体を突出される螺子部49を形成したので、
サーモスイツチ32の頭部35にレンチを嵌合
し、サーモスイツチ32を回転して行くと、サー
モスイツチ32が所定の回転数回転した所で、そ
の係止部33の先端に形成される螺子部49が、
プラグ取付座37の螺子孔41から全体を突出さ
れる。
そして、これ以降は、レンチを回転しても、サ
ーモスイツチ32は、空回転をすることとなる。
また、この状態においてサーモスイツチ32は、
係止部33の螺子部49により螺子孔41からの
抜けを確実に防止され、さらに、弾性体43の弾
性力によりプラグ取付座37に確実に固定され
る。
従つて、本考案によれば、レンチによる締め付
け時に、所定以上の回転トルクの作用することの
ないサーモスイツチの取付構造を提供できる。
また、以上のように構成されたサーモスイツチ
の取付構造では、弾性体43とプラグ取付座37
との間にO−リング47を介挿したので、プラグ
取付座37とサーモスイツチ32との間からの流
体の漏洩を確実に防止することができる。
第3図は本考案のサーモスイツチの取付構造の
他の実施例を示すもので、この実施例では、ワツ
シヤからなる弾性体43とサーモスイツチ32の
頭部35との間に、弾性を有する皿形状の座板5
3が介挿されている。
このように構成されたサーモスイツチの取付構
造では、弾性体43の弾性力に、座板53の弾性
力が加わるため、サーモスイツチ32をプラグ取
付座37により確実に固定することができる。
なお、以上述べた実施例では、ラジエータタン
クのサーモスイツチに本考案を適用した例につい
て説明したが、本考案はかかる実施例に限定され
るものではなく、他の熱交換器等にも同様に適用
できることは勿論である。
また、以上述べた実施例では、弾性体としてワ
ツシヤからなる弾性体43、座板53を用いた例
について説明したが、本考案はかかる実施例に限
定されるものではなく、O−リング47の肉厚を
大きくすることによりO−リング47を弾性体と
して使用することが可能となる。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案によれば、サーモス
イツチの頭部とプラグ取付座との間に弾性体を介
挿するとともに、サーモスイツチの係止部の先端
に、サーモスイツチのプラグ取付座への取り付け
時に、プラグ取付座の螺子孔から全体を突出され
る螺子部を形成したので、レンチによる締め付け
時に、所定以上の回転トルクの作用することのな
いサーモスイツチの取付構造を提供することがで
きるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のサーモスイツチの取付構造の
一実施例を示す縦断面図、第2図は第1図の分解
図、第3図は本考案のサーモスイツチの取付構造
の他の実施例を示す縦断面図、第4図は従来のサ
ーモスイツチの外観を示す斜視図、第5図は従来
のサーモスイツチの内部を示す縦断面図である。 32……サーモスイツチ、33……係止部、3
5……頭部、37……プラグ取付座、41……螺
子孔、43……弾性体、47……O−リング、4
9……螺子部、53……座板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) プラグ取付座に貫通穿設される螺子孔に、頭
    部と係止部とを有するサーモスイツチの前記係
    止部を挿入してなるサーモスイツチの取付構造
    において、前記サーモスイツチの頭部とプラグ
    取付座との間に弾性体を介挿するとともに、前
    記サーモスイツチの係止部の先端に、サーモス
    イツチのプラグ取付座への取り付け時に、プラ
    グ取付座の前記螺子孔から全体を突出される螺
    子部を形成したことを特徴とするサーモスイツ
    チの取付構造。 (2) 弾性体は、ワツシヤである実用新案登録請求
    の範囲第1項記載のサーモスイツチの取付構
    造。 (3) 弾性体は、O−リングである実用新案登録請
    求の範囲第1項記載のサーモスイツチの取付構
    造。 (4) 弾性体は、座板である実用新案登録請求の範
    囲第1項記載のサーモスイツチの取付構造。
JP20021586U 1986-12-26 1986-12-26 Expired - Lifetime JPH0521811Y2 (ja)

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JPS63106037U JPS63106037U (ja) 1988-07-08
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