JPH05217638A - 同軸コネクタの取付構造 - Google Patents

同軸コネクタの取付構造

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JPH05217638A
JPH05217638A JP4019915A JP1991592A JPH05217638A JP H05217638 A JPH05217638 A JP H05217638A JP 4019915 A JP4019915 A JP 4019915A JP 1991592 A JP1991592 A JP 1991592A JP H05217638 A JPH05217638 A JP H05217638A
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JP
Japan
Prior art keywords
side end
connection
housing
coupling member
connection side
Prior art date
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Pending
Application number
JP4019915A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuyuki Moriyasu
勝幸 森安
Tomoyoshi Oonishi
知芳 大西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 同軸ケーブルの外導体及びハウジングの変形
が生じることなく、これらを確実に連結することによっ
て特性インピーダンスの整合性を高めることができる同
軸コネクタの取付構造を提供する。 【構成】 本発明にかかる同軸コネクタ1の取付構造
は、同軸ケーブル20を構成する外装被覆材24の接続
側端部24aと、前記同軸ケーブル20の外導体21に
導通接続されたハウジング11の接続側端部11aとの
外周面まわりに連結部材3を巻き付けたうえ、この連結
部材3で前記両接続側端部24a,11a同士を一体に
締め付けていることを特徴とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、同軸ケーブルと導通接
続される同軸コネクタの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、図4で示すように、同軸ケー
ブル20の端末部には、これと装置回路に設けられたレ
セプタクルなどの相手側コネクタ(図示していない)と
を連結するための同軸コネクタ10を取り付けておくこ
とが行われている。そして、この同軸コネクタ10は、
同軸ケーブル20を構成する外導体21及び中心導体2
2のそれぞれが導通接続されたハウジング11及びセン
ターソケット12と、これらの間に介装された絶縁ブッ
シング13とを備えている。
【0003】すなわち、ここで、同軸ケーブル20の外
導体21はハウジング11の接続側端部11aに連結さ
れており、これらの連結はハウジング11の接続側端部
11aをその直径方向に沿って対向する両側部分からか
しめ付けることによって行われている。また、中心導体
22はセンターソケット12の接続側端部12aに連結
されており、これらの連結はセンターソケット12の接
続側端部12aを同様にかしめ付けることにより連結さ
れている。なお、図中の符号23は同軸ケーブル20の
外導体21及び中心導体22間に介装された絶縁体を、
また、24はその外導体21の外側表面を覆ってシース
といわれる外装被覆材を示している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記従来構
成とされた同軸コネクタ10においては、そのハウジン
グ11の接続側端部11aをかしめ付けることによって
同軸ケーブル20の外導体21と導通接続するのである
が、このようにした場合には、図5及び図6でそれぞれ
示すように、接続側端部11a及び外導体21の直径方
向に沿って対向する両側部分が押しつぶされて変形する
ことが起こる。そして、このような変形が起こっている
と、同軸線路における特性インピーダンスの不整合が生
じ、不整合に伴う反射が大きくなる結果、リターンロス
特性の悪化という不都合が生じることになってしまう。
【0005】また、ハウジング11の接続側端部11a
をかしめ付け過ぎてしまうこともあり、このような場合
には、この接続側端部11aの先端が同軸ケーブル20
の絶縁体23を突き抜けて中心導体22に接触すること
も起こり、両者の短絡というような重大な不都合が生じ
ることにもなっていた。
【0006】本発明は、このような不都合に鑑みて創案
されたものであって、同軸ケーブルの外導体及びハウジ
ングを変形させることなく、これらの両者を確実に連結
することができる同軸コネクタの取付構造を提供するこ
とを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる同軸コネ
クタの取付構造は、このような目的を達成するために、
同軸ケーブルを構成する外装被覆材の接続側端部と、前
記同軸ケーブルの外導体に導通接続されたハウジングの
接続側端部との外周面まわりに連結部材を巻き付け、こ
の連結部材で前記両接続側端部同士を一体に締め付けて
いることを特徴としている。なお、このとき、外装被覆
材及びハウジングの接続側端部の外周面と対面する連結
部材の巻き付け側内面には、前記接続側端部の外周面そ
れぞれに食い込む突起を形成しておくことが好ましい。
【0008】
【作用】上記構成によれば、連結部材を締め付けること
によって外装被覆材及びハウジングの接続側端部、すな
わち、同軸ケーブルと同軸コネクタとを一体に連結する
ことになるが、このとき、連結部材によって締め付けら
れる接続側端部のそれぞれに対しては各々の全周囲方向
から一様な締め付け力が加わることになる。そこで、こ
れらの接続側端部に対してある所定方向からの締め付け
力のみが加わることはなくなり、各接続側端部に変形が
生じることは起こり得ないことになる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0010】図1は本実施例にかかる同軸コネクタの概
略構成を示す縦断面図、図2は連結部材の締め付け時形
状を示す外観斜視図であり、これらの図における符号1
は同軸コネクタ、3は連結部材である。なお、図1にお
いて図4で示した従来例と互いに同一もしくは相当する
部品、部分には同一符号を付し、ここでの詳しい説明は
省略する。
【0011】本実施例にかかる同軸コネクタ1は、従来
例と同じく、同軸ケーブル20の外導体21及び中心導
体22のそれぞれが導通接続された黄銅製のハウジング
11及びセンターソケット12と、これらの間に介装さ
れた樹脂製の絶縁ブッシング13とを備えており、同軸
ケーブル20の外導体21はハウジング11の接続側端
部11aを直径方向に沿って対向する両側部分からはさ
み付けることにより、また、中心導体22はセンターソ
ケット12の接続側端部12aをかしめ付けることによ
ってそれぞれ連結されている。そして、このハウジング
11の接続側端部11aの先端には、はさみ付けられる
ことによって同軸ケーブル20の露出した外導体21に
食い込む引っかけ爪部2が形成されており、この引っか
け爪部2が食い込むことによって同軸ケーブル20に対
する同軸コネクタ1の抜け止めが行われるようになって
いる。
【0012】さらに、上記構成において、この同軸ケー
ブル20を構成する外装被覆材24の接続側端部24a
と、ハウジング11の接続側端部11aとの外周面まわ
りには、バネ性を有するステンレスなどの金属薄板から
なる連結部材3が巻き付けられており、この連結部材3
で締め付けることによって接続側端部24a,11a同
士の一体的な連結が行われている。すなわち、この連結
部材3を用いて接続側端部24a,11aの一体的な締
め付けを行うと、接続側端部24a,11aに対しては
各々の全周囲方向から一様な締め付け力が作用し、これ
らの接続側端部24a,11a同士は互いに連結される
ことになる。そして、この連結部材3の両側に位置する
端部3a同士は、図2で示すように、接続側端部24
a,11aを締め付けたうえで互いに引っかけ合わされ
て結合されるようになっており、このように結合される
ことによって接続側端部24a,11a同士の連結状態
をより良好な状態で維持するようになっている。なお、
この連結部材3における端部3aの結合手法は引っかけ
合わせに限定されるものではなく、両者をネジ止めする
など他の方法によるものであってもよいことは勿論であ
る。
【0013】さらに、このとき、図3で示す変形例のよ
うに、この連結部材3の巻き付け側内面、すなわち、外
装被覆材24及びハウジング11それぞれの接続側端部
24a,11aの外周面と対面する連結部材3の巻き付
け側内面に、これらの接続側端部20a,11aの外周
面に食い込む突起4を形成しておいてもよい。すなわ
ち、これらのような突起4を形成しておけば、締め付け
られた連結部材3によって外装被覆材24及びハウジン
グ11の接続側端部24a,11a同士のさらに強固な
る連結が行われることになる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかる同
軸コネクタの取付構造によれば、互いに連結される同軸
ケーブル及び同軸コネクタを構成する外装被覆材及びハ
ウジングそれぞれの接続側端部に対しては各々の全周囲
方向から一様な締め付け力が加わることになり、ある所
定方向からの締め付け力のみが加わることはなくなる。
【0015】その結果、これらの接続側端部が変形する
ことは起こり得ず、同軸線路における特性インピーダン
スの整合性を高めながら同軸ケーブルの外導体及びハウ
ジングを確実に連結することができるという効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例にかかる同軸コネクタの概略構成を示
す縦断面図である。
【図2】連結部材の締め付け時形状を示す外観斜視図で
ある。
【図3】連結部材の変形例を示す外観斜視図である。
【図4】従来例にかかる同軸コネクタの概略構成を示す
縦断面図である。
【図5】図4のA−A線に沿う横断面図である。
【図6】図4のB−B線に沿う横断面図である。
【符号の説明】
1 同軸コネクタ 3 連結部材 11 ハウジング 11a 接続側端部 20 同軸ケーブル 21 外導体 24 外装被覆材 24a 接続側端部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同軸ケーブル(20)を構成する外装被
    覆材(24)の接続側端部(24a)と、前記同軸ケー
    ブル(20)の外導体(21)に導通接続されたハウジ
    ング(11)の接続側端部(11a)との外周面まわり
    に連結部材(3)を巻き付け、この連結部材(3)で前
    記両接続側端部(24a,11a)同士を一体に締め付
    けていることを特徴とする同軸コネクタの取付構造。
  2. 【請求項2】 外装被覆材(24)及びハウジング(1
    1)の接続側端部(24a,11a)の外周面と対面す
    る連結部材(3)の巻き付け側内面には、前記接続側端
    部(24a,11a)の外周面それぞれに食い込む突起
    (4)を形成していることを特徴とする請求項1記載の
    同軸コネクタの取付構造。
JP4019915A 1992-02-05 1992-02-05 同軸コネクタの取付構造 Pending JPH05217638A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101630782A (zh) * 2008-06-24 2010-01-20 泰科电子公司 用于端接同轴电缆的电连接器
EP3159970A1 (en) 2015-10-20 2017-04-26 Hosiden Corporation Cable assembly, connector, and method for manufacturing cable assembly

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