JPH0521680Y2 - - Google Patents

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JPH0521680Y2
JPH0521680Y2 JP1988070090U JP7009088U JPH0521680Y2 JP H0521680 Y2 JPH0521680 Y2 JP H0521680Y2 JP 1988070090 U JP1988070090 U JP 1988070090U JP 7009088 U JP7009088 U JP 7009088U JP H0521680 Y2 JPH0521680 Y2 JP H0521680Y2
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fan
blade
centrifugal
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suction port
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は例えば、電機掃除機の電動送風機とし
て用いられる遠心送風機に関する。
(従来の技術) 従来のこの種遠心送風機は、例えば、特公昭62
−38939号公報に記載されている構造が知られて
いる。この従来の遠心送風機は、第7図に示すよ
うに、遠心フアン1の下プレート2と上プレート
3との間に配設された各ブレード4の内端位置は
上プレート3の中心部の吸込み開口部5と略一致
する位置のフアンカバー6の吸込み口7の開口縁
部8より外側に臨ませた構造が採られている。
(考案が解決しようとする課題) 上記第7図に示す従来の構造の遠心送風機で
は、フアンカバー6の吸込み口7から吸込まれた
空気がフアンカバー6と遠心フアン1の上プレー
ト3との間に逆流してフアンカバー6と遠心フア
ン1との間に循環流が生じ、効率が悪い問題があ
つた。
本考案は上記問題点に鑑みなされたもので、フ
アンカバーの吸込み口から吸込まれた空気がフア
ンカバーと遠心フアンとの間を逆流する循環流が
生じることがなく、効率のよい遠心送風機を提供
することを目的としたものである。
〔考案の構成〕
(課題を解決するための手段) 本考案の遠心送風機は、回転軸に取付けられた
遠心フアンと、この遠心フアンを覆いこの遠心フ
アンの中心部に対向して吸込み口を開口したフア
ンカバーとを具備し、前記遠心フアンの下プレー
トと前記フアンカバーの吸込み口に対向する吸込
み開口を中心部に開口した上プレートとの間に配
設された各ブレードの内端側にこの上プレートの
吸込み開口より中心側に向かつて突出した延長部
を形成し、この各ブレードの延長部の前記フアン
カバーに形成した吸込み口側に対向する縁部に凹
部を設け、この各ブレードの延長部の凹部に前記
フアンカバーの吸込み口の開口縁部から内方に突
出した環状突縁部を嵌入させたことを特徴とする
ものである。
(作用) 本考案の遠心送風機は、遠心フアンの回転でフ
アンカバーの吸込み口から吸込まれた空気は、遠
心フアンのブレードの内端から中心側に延在する
延長部に形成した凹部にフアンカバーの吸込み口
の開口縁部から内方に突出した環状突縁部が嵌入
されているため、フアンカバーと遠心フアンとの
間に逆流による循環流が生じることがない。
(実施例) 本考案の一実施例の構成を図面第1図および第
2図について説明する。
11は電動送風機本体で、駆動電動部12と遠
心送風機部13とにて構成され、この電動部12
は固定子コアに界磁コイルを巻回した固定子14
と、この固定子14内に回転自在に嵌合され回転
コアにコイルを巻回した回転子15とにて構成さ
れ、この回転子15の回転軸16の下端は前記本
体11の電動部ケース17の底面中心部に設けた
軸受部18に回転自在に支持され、この回転軸1
6の上端側は前記電動部ケース17の上面開口部
に設けられた仕切りフレーム19の中心部に設け
た軸受20に回転自在に支持されている。また前
記回転軸16の下端近傍には整流子21が設けら
れ、この整流子21に前記電動部ケース17の両
側に設けられたブラシ支持部22に保持したブラ
シ23がスプリングに付勢されて接触されてい
る。
また前記遠心送風機部13は、前記電動部ケー
ス17の上面開口部縁部24に固着された仕切り
フレーム19に形成されている通気孔25にて前
記電動部ケース17内に連通されている。そして
この仕切りフレーム19の遠心送風機部13側は
フアンカバー26にて覆われ、このフアンカバー
26の外周縁は前記仕切りフレーム19の外周縁
に嵌合固着されている。そしてこのフアンカバー
26の中心部には吸込み口27が開口され、この
吸込み口27の開口縁部には内側に向かつて環状
突縁部28が折曲突設されている。また前記仕切
りフレーム19の遠心送風機部13側には整流孔
29を形成した整流板30が設けられ、この整流
板30の外側に位置してこの遠心送風機部13側
に突出した前記回転軸16の上端部には遠心フア
ン31がこの回転軸16に螺合したナツト43に
て取付けられている。
この遠心フアン31は前記整流板30側に位置
する円盤状の下プレート32と、前記フアンカバ
ー26の上面側に対向する上プレート33およ
び、この上下プレート32,33との間に配設さ
れ中心側から外側に向かつた略放射方向の複数の
円弧状のブレード34とを有し、この上プレート
33は中心部に前記フアンカバー26の吸込み口
27に対向する吸込み開口35が開口されてい
る。また前記各ブレード34の内端側には前記上
プレート33の吸込み開口35より中心側に向か
つて突出した延長部36を形成し、この各ブレー
ド34の延長部36の前記フアンカバー26に形
成した吸込み口27側に対向する縁部に凹部37
を略コ字状に上方に開放して設け、この各ブレー
ド34の凹部37に前記フアンカバー26の吸込
み口27の開口縁部から内方に突出した環状突縁
部28の先端部が上プレート33の吸込み開口3
5から上プレート33の吸込み開口35に接触し
ないように嵌入されている。
次にこの実施例の作用を説明する。
電動部12の駆動で回転軸16が回転すると、
遠心フアン31が回転され、この遠心フアン31
の回転でフアンカバー26の吸込み口27から吸
込まれた空気は、フアンカバー26の吸込み口2
7の縁部に形成した環状突縁部28が遠心フアン
31の上プレート33の吸込み開口35に嵌挿さ
れ、各ブレード34の延長部36の凹部37に嵌
入されているため、各ブレード34の中心側に誘
導されてフアンカバー26と遠心フアン31の上
プレート33との間に逆流することがなく、各ブ
レード34の外端側から整流板30の整流孔29
を経て整流板30にて整流されて仕切りフレーム
19の通気孔25から電動部12に流入される。
次に他の実施例を第3図について説明する。
前記実施例の構造において、遠心フアン31の
各ブレード34の内端から中心部に向かつて延長
した延長部36の上縁を延長部36の内端部まで
直線状に切り欠いて凹部38を形成し、この凹部
38にフアンカバー26の吸込み口27に形成し
た環状突縁部28を嵌入する。
この構成では、前記実施例の構成と同様に、遠
心フアン31の回転でフアンカバー26の吸込み
口27から吸込まれた空気は、フアンカバー26
の吸込み口27の縁部に形成した環状突縁部28
が遠心フアン31の上プレート33の吸込み開口
35に嵌挿され、各ブレード34の延長部36の
凹部38に嵌入されているため、各ブレード34
の中心側に誘導されてフアンカバー26と遠心フ
アン31の上プレート33との間に逆流すること
がなく、各ブレード34の外端側から整流板30
側に流入される。
また第4図に示すように、遠心フアン31の各
ブレード34の延長部36の下縁に突部39を形
成し、この突部39を下プレート32に形成した
凹部または孔部にて形成した係合部40に係合す
ることにより、遠心フアン31の回転時に各ブレ
ード34の延長部36が振動することを防止でき
る。
さらに第6図および第7図に示すように、遠心
フアン31のブレード34の内端側に形成した延
長部36の内端高さhの1/2の位置からフアンカ
バー26の吸込み口27に形成した環状突縁部2
8が嵌入する位置近傍まで傾斜状に第5図に示す
鎖線に沿つて遠心フアン31の回転方向に折曲
げ、ブレード34の延長部36に前記フアンカバ
ー26の吸込み口27に向かう折曲片部41を形
成する。そしてこの折曲片部41の折曲げ角度
は、折曲片部41の端縁42が各ブレード34の
円弧面と下プレート32の半径方向の中心線rと
の間になる角度とする。
この実施例の構成によれば、遠心フアン31の
ブレード34の延長部に回転方向に折曲した折曲
片部41を形成したため、入力、風量を変えるこ
となく、遠心フアン31の回転による真空度を高
められ、効率を向上できる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、遠心フアンの下プレートとフ
アンカバーの吸込み口に対向する吸込み開口を中
心部に開口した上プレートとの間に配設された各
ブレードの内端側にこの上プレートの吸込み開口
より中心側に向かつて突出した延長部を形成し、
この各ブレードの延長部の前記フアンカバーに形
成した吸込み口側に対向する縁部に凹部を設け、
この各ブレードの延長部の凹部に前記フアンカバ
ーの吸込み口の開口縁部から内方に突出した環状
突縁部を嵌入させたので、フアンカバーの吸込み
口から吸込まれた空気は遠心フアンの各ブレード
の内端側に誘導され、フアンカバーと遠心フアン
の上プレートとの間に逆流する循環流が生じるこ
となく、部品数を増加させることなく、簡単な構
成で全体の効率が向上されるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す遠心送風機の
一部を切り欠いた正面図、第2図は同上遠心フア
ンの一部の正面図、第3図は他の実施例を示す遠
心フアンの一部の縦断正面図、第4図はさらに他
の実施例を示す遠心フアンの一部の分解縦断正面
図、第5図は他の実施例を示す遠心フアンの一部
の縦断正面図、第6図は同上遠心フアンの上プレ
ートを外した状態の平面図、第7図は従来の遠心
送風機の遠心フアンの一部の縦断正面図である。 16……回転軸、26……フアンカバー、27
……吸込み口、28……環状突縁部、31……遠
心フアン、32……下プレート、33……上プレ
ート、34……ブレード、35……吸込み開口、
36……延長部、37,38……凹部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 回転軸に取付けられた遠心フアンと、この遠心
    フアンを覆いこの遠心フアンの中心部に対向して
    吸込み口を開口したフアンカバーとを具備し、 前記遠心フアンの下プレートと前記フアンカバ
    ーの吸込み口に対向する吸込み開口を中心部に開
    口した上プレートとの間に配設された各ブレード
    の内端側にこの上プレートの吸込み開口より中心
    側に向かつて突出した延長部を形成し、この各ブ
    レードの延長部の前記フアンカバーに形成した吸
    込み口側に対向する縁部に凹部を設け、この各ブ
    レードの延長部の凹部に前記フアンカバーの吸込
    み口の開口縁部から内方に突出した環状突縁部を
    嵌入させたことを特徴とする遠心送風機。
JP1988070090U 1988-05-27 1988-05-27 Expired - Lifetime JPH0521680Y2 (ja)

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JPH01174598U JPH01174598U (ja) 1989-12-12
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