JPH0521672A - 被冷却型の大パワー半導体装置 - Google Patents
被冷却型の大パワー半導体装置Info
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- JPH0521672A JPH0521672A JP3017330A JP1733091A JPH0521672A JP H0521672 A JPH0521672 A JP H0521672A JP 3017330 A JP3017330 A JP 3017330A JP 1733091 A JP1733091 A JP 1733091A JP H0521672 A JPH0521672 A JP H0521672A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 冷却性能が改善された、単純なハウジングを
特徴とする大パワー半導体装置を得ること。 【構成】 大パワー半導体装置において、ブラシ形状で
配置されて、その間に冷却材を流通させる冷却チャネル
11a、bを形成する接点フィラメント3a、bが、物
質的に連続した接合により半導体基板1と接触する構成
により冷却作用が改善されている。
特徴とする大パワー半導体装置を得ること。 【構成】 大パワー半導体装置において、ブラシ形状で
配置されて、その間に冷却材を流通させる冷却チャネル
11a、bを形成する接点フィラメント3a、bが、物
質的に連続した接合により半導体基板1と接触する構成
により冷却作用が改善されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパワーエレクトロニクス
の分野に関する。本発明は、特に、(a) ディスク状の半
導体基板と、(b) 該半導体基板の二つの側の各々におい
て該半導体基板に平行に配置され且つそれから離間する
一つの接点ディスクと、(c) 各接点ディスクと該半導体
基板との間において、物質的に連続した接合により、一
方の側においては随伴する接点ディスクに、他方の側に
おいては該半導体基板に接続された複数の相互に平行な
接点フィラメントとから成る被冷却型の大パワー半導体
装置に関する。
の分野に関する。本発明は、特に、(a) ディスク状の半
導体基板と、(b) 該半導体基板の二つの側の各々におい
て該半導体基板に平行に配置され且つそれから離間する
一つの接点ディスクと、(c) 各接点ディスクと該半導体
基板との間において、物質的に連続した接合により、一
方の側においては随伴する接点ディスクに、他方の側に
おいては該半導体基板に接続された複数の相互に平行な
接点フィラメントとから成る被冷却型の大パワー半導体
装置に関する。
【0002】この様な装置は、例えば、米国特許第4,3
33,102号(US−A−4,333,102)に開示されている。
33,102号(US−A−4,333,102)に開示されている。
【0003】
【従来技術】約200A以上の電流レベルの大パワー半
導体装置(ダイオード、サイリスタ、GTOなど)は、
シリコンと金属接点部との熱膨張が非常に異なるため
に、物質的に連続した接合により(例えばハンダ接合に
より)容易に接点を設けることの出来ない大面積シリコ
ン基板を特徴とするものである。
導体装置(ダイオード、サイリスタ、GTOなど)は、
シリコンと金属接点部との熱膨張が非常に異なるため
に、物質的に連続した接合により(例えばハンダ接合に
より)容易に接点を設けることの出来ない大面積シリコ
ン基板を特徴とするものである。
【0004】それ故に、この様な装置を包装するため
に、通常に、いわゆるディスク形状の圧力接点ハウジン
グ(ディスク型パッケージ)が使用される(これに関し
ては、例えば、刊行物US−A−4,402,004を参照
のこと)。この様なディスク型パッケージでは、シリコ
ン基板の電極の接点形成は、圧力負荷により行われ、ま
たこれらの圧力接点を介して該装置を介して該装置の熱
損失を除去しなければならない。
に、通常に、いわゆるディスク形状の圧力接点ハウジン
グ(ディスク型パッケージ)が使用される(これに関し
ては、例えば、刊行物US−A−4,402,004を参照
のこと)。この様なディスク型パッケージでは、シリコ
ン基板の電極の接点形成は、圧力負荷により行われ、ま
たこれらの圧力接点を介して該装置を介して該装置の熱
損失を除去しなければならない。
【0005】圧力接点ハウジングの熱抵抗は、互いに圧
接された部分と部分の間に存する分割線に起因するもの
である。従って、該装置をヒートシンクに熱効率良く締
着するために精巧な圧力フレームが必要である。また、
シリコン基板は、精巧な、密封されたセラミックハウジ
ング内に収容されなければならない。熱膨張効果を中和
しながら同時に熱除去性能を改善するために、半導体基
板及びそれぞれの熱除去ディスクの両方に物質的に連続
した接合部(ハンダ付け)により接合されるワイヤの捩
じれた束を半導体基板と外付けの熱除去ディスクとの間
に配置することが冒頭において言及した刊行物に提案さ
れている。
接された部分と部分の間に存する分割線に起因するもの
である。従って、該装置をヒートシンクに熱効率良く締
着するために精巧な圧力フレームが必要である。また、
シリコン基板は、精巧な、密封されたセラミックハウジ
ング内に収容されなければならない。熱膨張効果を中和
しながら同時に熱除去性能を改善するために、半導体基
板及びそれぞれの熱除去ディスクの両方に物質的に連続
した接合部(ハンダ付け)により接合されるワイヤの捩
じれた束を半導体基板と外付けの熱除去ディスクとの間
に配置することが冒頭において言及した刊行物に提案さ
れている。
【0006】この構成では、外からの圧力は最早不要で
あり、周囲に関しての熱抵抗は減少しているけれども、
熱損失は、そのワイヤの束を通して完全に伝送されなけ
ればならない。また、依然として、密封したセラミック
/金属のハウジングが必要である。
あり、周囲に関しての熱抵抗は減少しているけれども、
熱損失は、そのワイヤの束を通して完全に伝送されなけ
ればならない。また、依然として、密封したセラミック
/金属のハウジングが必要である。
【0007】
【発明の概要】従って、本発明の目的は、冷却性能が改
善された、単純なハウジングを特徴とする大パワー半導
体装置を提供することである。この目的は、冒頭に記載
した種類の装置において、(d) 冷却材が流通する冷却チ
ャネルが接点フィラメント間に存在し、(e) 半導体基板
の終端縁にパッシベーションが設けられており、(f) 半
導体基板の他の自由面は該冷却材と直接接触する。
善された、単純なハウジングを特徴とする大パワー半導
体装置を提供することである。この目的は、冒頭に記載
した種類の装置において、(d) 冷却材が流通する冷却チ
ャネルが接点フィラメント間に存在し、(e) 半導体基板
の終端縁にパッシベーションが設けられており、(f) 半
導体基板の他の自由面は該冷却材と直接接触する。
【0008】従って、本発明の装置では、内部冷却を行
い、これにより基板自体と、接点フィラメントと、接点
ディスクの内側とが冷却される。これには、熱源の非常
に近くで大面積にわたって冷却が行われるという利点が
ある。また、基板が冷却材自体の中にあるために、簡単
なカスト・オン(cast−on) 型プラスチック絶縁ハウジ
ングを使用することが出来る。また、多様な冷却材を使
用することが出来る。
い、これにより基板自体と、接点フィラメントと、接点
ディスクの内側とが冷却される。これには、熱源の非常
に近くで大面積にわたって冷却が行われるという利点が
ある。また、基板が冷却材自体の中にあるために、簡単
なカスト・オン(cast−on) 型プラスチック絶縁ハウジ
ングを使用することが出来る。また、多様な冷却材を使
用することが出来る。
【0009】本発明の好適な模範的実施例では、接点フ
ィラメントは、Cu接点ディスクにろう付けされたCuワイ
ヤ片から成る。本発明の他の模範的実施例は、特許請求
の範囲の欄の従属項から明らかとなる。次に、図面を参
照して本発明の実施例について説明をする。
ィラメントは、Cu接点ディスクにろう付けされたCuワイ
ヤ片から成る。本発明の他の模範的実施例は、特許請求
の範囲の欄の従属項から明らかとなる。次に、図面を参
照して本発明の実施例について説明をする。
【0010】
【実施例】図面において、同じ参照数字は同一又は対応
する部分を指す。図1は、本発明の装置の好適な模範的
実施例を示す。この装置の中央部分は、大面積のディス
ク状半導体基板1(シリコン製)であり、その終端縁に
はパッシベーション2が設けられている。
する部分を指す。図1は、本発明の装置の好適な模範的
実施例を示す。この装置の中央部分は、大面積のディス
ク状半導体基板1(シリコン製)であり、その終端縁に
はパッシベーション2が設けられている。
【0011】半導体基板1への接点は、電気伝導率及び
熱伝導率を有する物質(好ましくは銅)から成る横方向
に撓むブラシ状構造によって該ディスクの両側で物質的
に連続した接合により作られる。この接点ブラシは、物
質的に連続した接合により外付けの接点ディスク4a、
bに各々接合された複数の、相互に平行な接点フィラメ
ント3a、bから成る。この接点ディスク4a、bは、
半導体基板1に平行で、これから離間している。
熱伝導率を有する物質(好ましくは銅)から成る横方向
に撓むブラシ状構造によって該ディスクの両側で物質的
に連続した接合により作られる。この接点ブラシは、物
質的に連続した接合により外付けの接点ディスク4a、
bに各々接合された複数の、相互に平行な接点フィラメ
ント3a、bから成る。この接点ディスク4a、bは、
半導体基板1に平行で、これから離間している。
【0012】接点ブラシは、半導体基板1のシリコンと
接点ディスク4a、bの材料(好ましくはCu)との熱膨
張の差を、該フィラメントの曲がりにより吸収する。好
ましくは水、空気、オイル又は炭化水素含有冷却材(例
えばフレオン)である冷却材は、半導体基板1の近傍の
接点フィラメント3a、b間に形成された冷却チャネル
11a、bを通して流れ、これにより非常に効率のよい
内部冷却を確保する。
接点ディスク4a、bの材料(好ましくはCu)との熱膨
張の差を、該フィラメントの曲がりにより吸収する。好
ましくは水、空気、オイル又は炭化水素含有冷却材(例
えばフレオン)である冷却材は、半導体基板1の近傍の
接点フィラメント3a、b間に形成された冷却チャネル
11a、bを通して流れ、これにより非常に効率のよい
内部冷却を確保する。
【0013】接点フィラメントの間隔、長さ、直径及び
形状を、冷却要件と、半導体基板1の表面構造とに同時
に適合させることが出来る。従って、例えばGTOサイ
リスタなどに見られる複雑な表面構造に対して接点を有
益に作ることが出来る。接点フィラメント3a、bと、
随伴する接点ディスク4a、bとは、例えば、切削によ
り銅の固まりから作ることの出来るものである。しか
し、ろう付けの結果として物質的に連続した接合により
接点ディスク4a、bに接合されるワイヤ片を接点ディ
スク3a、bとして使う方が有利である。
形状を、冷却要件と、半導体基板1の表面構造とに同時
に適合させることが出来る。従って、例えばGTOサイ
リスタなどに見られる複雑な表面構造に対して接点を有
益に作ることが出来る。接点フィラメント3a、bと、
随伴する接点ディスク4a、bとは、例えば、切削によ
り銅の固まりから作ることの出来るものである。しか
し、ろう付けの結果として物質的に連続した接合により
接点ディスク4a、bに接合されるワイヤ片を接点ディ
スク3a、bとして使う方が有利である。
【0014】パッシベーション2は、半導体基板1に付
けたガラスの層により設けるのが好都合である。この様
にすれば、冷却材は、半導体基板1の上を直接に、その
高圧強度を損なうことなく、流れることが出来る。その
ガラス層は、熱的に700ないし900℃でガラスリン
グの形で設け、或いは700℃未満での陽極プロセス
(これに関しては刊行物US−A−3,397,278を参照のこ
と)により設けられる。このプロセスに適したガラス
は、パイレックス・ガラスの様に、シリコンと同様の熱
膨張率を持っていなければならない。
けたガラスの層により設けるのが好都合である。この様
にすれば、冷却材は、半導体基板1の上を直接に、その
高圧強度を損なうことなく、流れることが出来る。その
ガラス層は、熱的に700ないし900℃でガラスリン
グの形で設け、或いは700℃未満での陽極プロセス
(これに関しては刊行物US−A−3,397,278を参照のこ
と)により設けられる。このプロセスに適したガラス
は、パイレックス・ガラスの様に、シリコンと同様の熱
膨張率を持っていなければならない。
【0015】上記のガラス・パッシベーションは、通常
の密封ハウジングを不要にする。逆に、半導体基板1
は、両側において物質的に連続した接合により(好まし
くは軟質はんだ付け又は共融Au−Si結合の結果として)
接点フィラメント3a、bの自由端に接合され、次に該
半導体基板にポッティングによりプラスチック絶縁ハウ
ジング8を設けることが出来る。同時に、冷却回路を密
封するためにシール6を設けるが、これは、例えば収縮
スリーブ(shrinkdown sleeve)の形で構成することの出
来るものである。
の密封ハウジングを不要にする。逆に、半導体基板1
は、両側において物質的に連続した接合により(好まし
くは軟質はんだ付け又は共融Au−Si結合の結果として)
接点フィラメント3a、bの自由端に接合され、次に該
半導体基板にポッティングによりプラスチック絶縁ハウ
ジング8を設けることが出来る。同時に、冷却回路を密
封するためにシール6を設けるが、これは、例えば収縮
スリーブ(shrinkdown sleeve)の形で構成することの出
来るものである。
【0016】半導体基板1は、二つの接点ディスク4
a、bの間に形成されたチャンバを細分し、その結果と
して二つの冷却回路が作られている。二つの冷却材継手
9a、b及び10a、bが各冷却回路にそれぞれ設けら
れている。接点ディスク4a、bと絶縁ハウジング8と
の間の接合の強度を向上させるために、接点ディスク4
a、bに取り付けられている係留素子7も封入すること
が出来る。同時に、該装置をトリガーするための通し導
線も封入することが出来る。
a、bの間に形成されたチャンバを細分し、その結果と
して二つの冷却回路が作られている。二つの冷却材継手
9a、b及び10a、bが各冷却回路にそれぞれ設けら
れている。接点ディスク4a、bと絶縁ハウジング8と
の間の接合の強度を向上させるために、接点ディスク4
a、bに取り付けられている係留素子7も封入すること
が出来る。同時に、該装置をトリガーするための通し導
線も封入することが出来る。
【0017】エポキシ樹脂は、水分吸収が少ないので、
絶縁ハウジング8には非常に適している。この様なエポ
キシ樹脂の熱膨張率を、電気絶縁性の充填材(セラミッ
ク粉末)により、ポッティングされるべき金属部分と整
合させるべきである。図1の構成は無圧力接点を包含す
るものであるので、電流端子5a、bを接点ディスク4
a、bの外面に直接付けることが出来るしかし、特殊な
目的では、内部冷却を省略して、エア・ヒートシンク又
は液体冷却用冷却ボックスを接点ディスク4a、bの外
面に機械的に締着させる場合もある。この場合には電流
端子5a、bは不要である。
絶縁ハウジング8には非常に適している。この様なエポ
キシ樹脂の熱膨張率を、電気絶縁性の充填材(セラミッ
ク粉末)により、ポッティングされるべき金属部分と整
合させるべきである。図1の構成は無圧力接点を包含す
るものであるので、電流端子5a、bを接点ディスク4
a、bの外面に直接付けることが出来るしかし、特殊な
目的では、内部冷却を省略して、エア・ヒートシンク又
は液体冷却用冷却ボックスを接点ディスク4a、bの外
面に機械的に締着させる場合もある。この場合には電流
端子5a、bは不要である。
【0018】既に述べた様に、直径を有すると共に(隣
接するフィラメント間に距離bを置いて)六角形に配置
された丸いワイヤ片(図2)を接点フィラメント3a、
bに使用するのが好都合である。本発明の装置で実際に
見られる幾何学的及び物理的関係の例について述べる。例 オン状態で700Aの最大連続電流を有するCSG20
00型の大電流GTOにおいて、二つのCu接点ブラシ
が、直径60mmにわたって半導体基板に物質的に連続し
た接合で接触する。。各接点ブラシは、直径1.0mm、長
さ10mmで六角形に配置された1450本の円柱状接点
フィラメントを含む。外フィラメントの最短中心間間隔
はb=1.5mmである。
接するフィラメント間に距離bを置いて)六角形に配置
された丸いワイヤ片(図2)を接点フィラメント3a、
bに使用するのが好都合である。本発明の装置で実際に
見られる幾何学的及び物理的関係の例について述べる。例 オン状態で700Aの最大連続電流を有するCSG20
00型の大電流GTOにおいて、二つのCu接点ブラシ
が、直径60mmにわたって半導体基板に物質的に連続し
た接合で接触する。。各接点ブラシは、直径1.0mm、長
さ10mmで六角形に配置された1450本の円柱状接点
フィラメントを含む。外フィラメントの最短中心間間隔
はb=1.5mmである。
【0019】約55mm2 の断面積を有する冷却媒体用流
路が生じる様に、金属ガイド板が更に接点ブラシに間隔
17mmで挿入される。この様な金属板は、例えば、螺旋
形に挿入すると有益である。この場合、入口はハウジン
グ内の周辺部に配置され、出口は中央に配置される。こ
の様なガイド板を使用する理由は二つある。即ち、冷却
材は冷却内面全体にわたって均一に流れることとなり、
また、達成される大流量により冷却作用が向上するので
ある。
路が生じる様に、金属ガイド板が更に接点ブラシに間隔
17mmで挿入される。この様な金属板は、例えば、螺旋
形に挿入すると有益である。この場合、入口はハウジン
グ内の周辺部に配置され、出口は中央に配置される。こ
の様なガイド板を使用する理由は二つある。即ち、冷却
材は冷却内面全体にわたって均一に流れることとなり、
また、達成される大流量により冷却作用が向上するので
ある。
【0020】この様な構成では、該装置でのパワー消費
2100W、最大接合部温度125℃、許容冷却材温度
上昇10Kで種々の冷却材について下記の流入温度TIN
を許容することが出来る: これは、圧力接点と、外付けの冷却ボックスとを有す
る通常の構造の場合における許容流入温度TINが58.9
℃であるのと対照的である。
2100W、最大接合部温度125℃、許容冷却材温度
上昇10Kで種々の冷却材について下記の流入温度TIN
を許容することが出来る: これは、圧力接点と、外付けの冷却ボックスとを有す
る通常の構造の場合における許容流入温度TINが58.9
℃であるのと対照的である。
【0021】明らかに、上記の教示から本発明の多数の
変形、別形が可能である。従って、特許請求の範囲の記
載内容の範囲内で、以上に詳しく記載した以外の態様で
発明を実施し得ることが理解されなければならない。
変形、別形が可能である。従って、特許請求の範囲の記
載内容の範囲内で、以上に詳しく記載した以外の態様で
発明を実施し得ることが理解されなければならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装置の好適な実施例の断面図である。
【図2】図1の装置の接点フィラメントの好適な構成を
詳細に示す。
詳細に示す。
1 半導体基板
2 パッシベーション
3a、b 接点フィラメント
4a、b 接点ディスク
5a、b 電流端子
6 シール
7 係留素子
8 絶縁ハウジング
9a、b 冷却材継手
10a、b 冷却材継手
11a、b 冷却チャネル
a 直径(接点フィラメント)
b 間隔(接点フィラメント)
Claims (8)
- 【請求項1】 (a) ディスク状半導体基板(1) と、 (b) 該半導体基板(1) の両側の各々において、該半導体
基板(1) に平行に配置され且つそれから離間する一つの
接点ディスク(4a、b)と、 (c) 各接点ディスク(4a、b)と該半導体基板(1) と
の間において、物質的に連続した接合により、一方の側
においては随伴する接点ディスク(4a、b)に、他方
の側においては該半導体基板(1) に接続された複数の相
互に平行な接点フィラメント(3a、b)とから成る被
冷却型の大パワー半導体装置であって、 (d) 冷却材が流通する冷却チャネル(11a、b)が接
点フィラメント(3a、b)間に存在し、 (e) 半導体基板(1) の終端縁にパッシベーション(2) が
設けられており、 (f) 半導体基板(1) の他の自由面は該冷却材と直接接触
することを特徴とする大パワー半導体装置。 - 【請求項2】 該接点ディスク(4a、b)及び該接点
フィラメント(11a、b)は各々Cuから成ることを特
徴とする請求項1に記載の装置。 - 【請求項3】 該接点フィラメント(3a、b)は、軟
質はんだ付け又はAuを用いる共融接着により半導体基板
(1) に接合されることを特徴とする請求項2に記載の装
置。 - 【請求項4】 接点フィラメント(3a、b)は、ろう
付けの結果として物質的に連続した接合により接点ディ
スク(4a、b)に接合されたワイヤ片から成ることを
特徴とする請求項3に記載の装置。 - 【請求項5】 冷却材を案内する金属ガイド板が追加さ
れて接点フィラメント(3a、b)間に配置されている
ことを特徴とする請求項4に記載の装置。 - 【請求項6】 冷却材として、水、空気、オイル又は炭
化水素含有冷却材が使用されることを特徴とする請求項
1に記載の装置。 - 【請求項7】 該パッシベーション(2) はガラス層から
なることを特徴とする請求項1に記載の装置。 - 【請求項8】 半導体基板(1) 、接点フィラメント(3
a、b)及び接点ディスク(4a、b)から成る装置
は、環状プラスチック絶縁ハウジング(8) 内に封入され
ることを特徴とする請求項1に記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CH42090 | 1990-02-09 | ||
CH00420/90-7 | 1990-02-09 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0521672A true JPH0521672A (ja) | 1993-01-29 |
Family
ID=4186623
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3017330A Pending JPH0521672A (ja) | 1990-02-09 | 1991-02-08 | 被冷却型の大パワー半導体装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5132777A (ja) |
JP (1) | JPH0521672A (ja) |
DE (1) | DE4101205A1 (ja) |
GB (1) | GB2241112A (ja) |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2728105B2 (ja) * | 1991-10-21 | 1998-03-18 | 日本電気株式会社 | 集積回路用冷却装置 |
DE4244721A1 (de) * | 1992-05-25 | 1994-04-21 | Mannesmann Ag | Elektrische Maschine mit fluidgekühlten Halbleiterelementen |
FR2775416B1 (fr) * | 1998-02-23 | 2000-06-23 | Gec Alsthom Transport Sa | Element de refroidissement pour dispositif electronique de puissance et dispositif electronique de puissance comprenant un tel element |
EP1156273A1 (en) | 2000-05-17 | 2001-11-21 | THE BABCOCK & WILCOX COMPANY | Boiler components and attachments |
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