JPH05211741A - Ｄｃブラシレスモーターポンプ - Google Patents
ＤｃブラシレスモーターポンプInfo
- Publication number
- JPH05211741A JPH05211741A JP1412492A JP1412492A JPH05211741A JP H05211741 A JPH05211741 A JP H05211741A JP 1412492 A JP1412492 A JP 1412492A JP 1412492 A JP1412492 A JP 1412492A JP H05211741 A JPH05211741 A JP H05211741A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stator
- rotor
- pump
- cup
- shaped
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
- Brushless Motors (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 小型でも大きなトルクを得る。
【構成】 巻線２を施した電動機の固定子１を装着した
ポンプケーシング４ｂ内に、固定子１の外周と対向する
ように、カップ状回転子５を配設し、この回転子５の内
周面にリング状永久磁石６を装着し、その回転中心部分
に回転軸８を設けて軸受９で支持し、回転子５の上面に
はポンプ羽根１０を取付け、固定子１を密封するよう
に、回転子１及びリング状永久磁石６と固定子１の間に
キャン３を介装した。
ポンプケーシング４ｂ内に、固定子１の外周と対向する
ように、カップ状回転子５を配設し、この回転子５の内
周面にリング状永久磁石６を装着し、その回転中心部分
に回転軸８を設けて軸受９で支持し、回転子５の上面に
はポンプ羽根１０を取付け、固定子１を密封するよう
に、回転子１及びリング状永久磁石６と固定子１の間に
キャン３を介装した。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ポンプ羽根と電動機の
回転子とをケーシング内に一体に設け、固定子の外周面
に位置するキャンで密封されるＤＣブラシレスモーター
ポンプに関する。
回転子とをケーシング内に一体に設け、固定子の外周面
に位置するキャンで密封されるＤＣブラシレスモーター
ポンプに関する。
【０００２】
【従来技術】従来のこの種のＤＣブラシレスモーターポ
ンプを図２に示す。図中１は、電動機の固定子であり、
固定子１の内周面はケーシング４で密封している。ケー
シング４の内部には、固定子１に対向させて回転子５が
配設されている。回転子５は、円筒状の永久磁石６を備
えている。回転子５の回転中心部分には、ケーシング４
に固定する軸８が貫通し、軸受９を介して軸８に回転自
在に支承されている。回転子５のポンプ側には、羽根１
０を設置して、ケーシング４内で回転子５を回転駆動す
ることにより、羽根１０にて吸入口１１から吸い込んだ
水を吐出口１２から吐出するように構成されている（例
えば、特公平１〜２６２６５号公報）。
ンプを図２に示す。図中１は、電動機の固定子であり、
固定子１の内周面はケーシング４で密封している。ケー
シング４の内部には、固定子１に対向させて回転子５が
配設されている。回転子５は、円筒状の永久磁石６を備
えている。回転子５の回転中心部分には、ケーシング４
に固定する軸８が貫通し、軸受９を介して軸８に回転自
在に支承されている。回転子５のポンプ側には、羽根１
０を設置して、ケーシング４内で回転子５を回転駆動す
ることにより、羽根１０にて吸入口１１から吸い込んだ
水を吐出口１２から吐出するように構成されている（例
えば、特公平１〜２６２６５号公報）。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで一般的に、Ｄ
Ｃブラシレスモーターの発生トルクは、磁極面積に比例
する特性を持っている。上述の従来のＤＣブラシレスモ
ーターポンプは、固定子１の内周面に回転子５が配置さ
れているインナーロータータイプであり、磁極面積が大
きくとれず、トルク特性を向上させるには大型化すると
いった問題点があった。
Ｃブラシレスモーターの発生トルクは、磁極面積に比例
する特性を持っている。上述の従来のＤＣブラシレスモ
ーターポンプは、固定子１の内周面に回転子５が配置さ
れているインナーロータータイプであり、磁極面積が大
きくとれず、トルク特性を向上させるには大型化すると
いった問題点があった。
【０００４】本発明は、このような事情に鑑み小型でも
磁極面積が大きくとれて、十分なトルクが得られる、Ｄ
Ｃブラシレスモーターポンプを得ることを目的とする。
磁極面積が大きくとれて、十分なトルクが得られる、Ｄ
Ｃブラシレスモーターポンプを得ることを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のＤＣブラシレスモーターポンプは、捲線
(2)を施した電動機の固定子(1)を装着したポンプケーシ
ング(4a,4b)内に、該固定子(1)の外周面と内周面が対向
するようにカップ状回転子(5)を配設し、このカップ状
回転子(5)の内周面にリング状永久磁石(6)を装着し、そ
の回転中心部分に軸(8)を設けて滑り軸受(9)にて支持
し、カップ状回転子(5)の上面には、ポンプ羽根(10)を
取付け、前記固定子(1)を密封するようにキャン(3)を設
け、このようにカップ状回転子(5)をアウターローター
としたことを特徴とする。カッコ内の記号は、図面に示
し後述する実施例の対応要素を示す。
に、本発明のＤＣブラシレスモーターポンプは、捲線
(2)を施した電動機の固定子(1)を装着したポンプケーシ
ング(4a,4b)内に、該固定子(1)の外周面と内周面が対向
するようにカップ状回転子(5)を配設し、このカップ状
回転子(5)の内周面にリング状永久磁石(6)を装着し、そ
の回転中心部分に軸(8)を設けて滑り軸受(9)にて支持
し、カップ状回転子(5)の上面には、ポンプ羽根(10)を
取付け、前記固定子(1)を密封するようにキャン(3)を設
け、このようにカップ状回転子(5)をアウターローター
としたことを特徴とする。カッコ内の記号は、図面に示
し後述する実施例の対応要素を示す。
【０００６】
【作用】アウターローターを構成したカップ状回転子
(5)内部に装着したリング状永久磁石(6)と固定子(1)外
周面との磁気回路形成により、固定子(1)の大きさに対
比して磁極面積が大きくなり、カップ状回転子(5)に大
きなトルクが得られる。
(5)内部に装着したリング状永久磁石(6)と固定子(1)外
周面との磁気回路形成により、固定子(1)の大きさに対
比して磁極面積が大きくなり、カップ状回転子(5)に大
きなトルクが得られる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の実施例を図１によって説明す
る。
る。
【０００８】図１は本発明による、ＤＣブラシレスモー
ターポンプの軸方向断面図である。ポンプケーシング４
ａ，４ｂ内に、コイルを環状に巻回した捲線２を施した
固定子１があり、この固定子１にカップ状回転子５が覆
いかぶさっており、回転子５の内周面が、固定子１の側
周面に対向している。このカップ状回転子５は、ヨーク
を兼ねているので磁性体の軟鋼製で内周面にリング状永
久磁石６を装着して、内外周面をコーティング樹脂７で
一体成形して防錆処理を施している。カップ状回転子５
の回転中心部分に、回転軸８を取りつけ、滑り軸受９に
てケ−シング４ａの中心線を中心に回転自在に支持して
いる。カップ状回転子５及びリング状永久磁石６の内周
面と、電動機の固定子１との間を、非磁性体のキャン３
で仕切って、固定子１を密封してポンプケーシング４ｂ
内のロ−タ回転空間に充満する水が、捲線２および固定
子１収納空間に漏水することのないように構成してい
る。カップ状回転子５の上部に、ポンプ羽根１０を直接
取付けている。ポンプケーシング４ｂ内でカップ状回転
子５が回転駆動すると、ポンプ羽根１０にて吸入口１１
から水が吸い込まれ、吐出口１２から吐出される。この
とき、ポンプ羽根１０より吐出された水の一部は、カッ
プ状回転子５外周面とポンプケーシング４ｂ内周面に設
けられた間隙を通り、回転軸８と滑り軸受９の間隙を通
って軸受部は、水によって常に潤滑されている。なお図
中符号７は樹脂コーティングを示している。
ターポンプの軸方向断面図である。ポンプケーシング４
ａ，４ｂ内に、コイルを環状に巻回した捲線２を施した
固定子１があり、この固定子１にカップ状回転子５が覆
いかぶさっており、回転子５の内周面が、固定子１の側
周面に対向している。このカップ状回転子５は、ヨーク
を兼ねているので磁性体の軟鋼製で内周面にリング状永
久磁石６を装着して、内外周面をコーティング樹脂７で
一体成形して防錆処理を施している。カップ状回転子５
の回転中心部分に、回転軸８を取りつけ、滑り軸受９に
てケ−シング４ａの中心線を中心に回転自在に支持して
いる。カップ状回転子５及びリング状永久磁石６の内周
面と、電動機の固定子１との間を、非磁性体のキャン３
で仕切って、固定子１を密封してポンプケーシング４ｂ
内のロ−タ回転空間に充満する水が、捲線２および固定
子１収納空間に漏水することのないように構成してい
る。カップ状回転子５の上部に、ポンプ羽根１０を直接
取付けている。ポンプケーシング４ｂ内でカップ状回転
子５が回転駆動すると、ポンプ羽根１０にて吸入口１１
から水が吸い込まれ、吐出口１２から吐出される。この
とき、ポンプ羽根１０より吐出された水の一部は、カッ
プ状回転子５外周面とポンプケーシング４ｂ内周面に設
けられた間隙を通り、回転軸８と滑り軸受９の間隙を通
って軸受部は、水によって常に潤滑されている。なお図
中符号７は樹脂コーティングを示している。
【０００９】次に、トルク発生動作について説明する。
固定子１の外周近くに設置したホール素子１３が、カッ
プ状回転子５に装着したリング状永久磁石６の磁極位置
を検出し、ホ−ル素子１３が検出する永久磁石磁界の方
向の切換わり、すなわち、ホ−ル素子１３の位置での磁
久磁石６の磁極の切換わりに同期して、捲線２の通電極
性が切換えられ、固定子１の捲線２が発生する磁界とリ
ング状永久磁石６の磁界の相互用により、カップ状回転
子５に回転トルクが発生し、カップ状回転子５が回転す
る。カップ状回転子５は、固定子１に対してアウターロ
ーターであってリング状永久磁石６が固定子１の外周面
に対向するので、対向面積は、固定子１の外径が同一で
あるとすると、インナ−ロ−タ−（図２）の場合よりも
広く、固定子１のサイズに対して、回転子５／固定子１
間の磁極面積が大きく、これにより固定子１のサイズに
対比して大きな回転トルクが得られる。
固定子１の外周近くに設置したホール素子１３が、カッ
プ状回転子５に装着したリング状永久磁石６の磁極位置
を検出し、ホ−ル素子１３が検出する永久磁石磁界の方
向の切換わり、すなわち、ホ−ル素子１３の位置での磁
久磁石６の磁極の切換わりに同期して、捲線２の通電極
性が切換えられ、固定子１の捲線２が発生する磁界とリ
ング状永久磁石６の磁界の相互用により、カップ状回転
子５に回転トルクが発生し、カップ状回転子５が回転す
る。カップ状回転子５は、固定子１に対してアウターロ
ーターであってリング状永久磁石６が固定子１の外周面
に対向するので、対向面積は、固定子１の外径が同一で
あるとすると、インナ−ロ−タ−（図２）の場合よりも
広く、固定子１のサイズに対して、回転子５／固定子１
間の磁極面積が大きく、これにより固定子１のサイズに
対比して大きな回転トルクが得られる。
【００１０】なお、本実施例では、縦軸型のものを示し
たが横軸型であってもよいし、またポンプ羽根が単段の
ものを示したが複数段でも適用可能である。
たが横軸型であってもよいし、またポンプ羽根が単段の
ものを示したが複数段でも適用可能である。
【００１１】
【効果】以上説明の通り本発明によれば、固定子サイズ
に対比して大きな回転トルクを発生するＤＣブラシレス
モーターポンプが得られる。
に対比して大きな回転トルクを発生するＤＣブラシレス
モーターポンプが得られる。
【図１】 本発明の一実施例を示す縦断面図である。
【図２】 従来の１つのＤＣブラシレスモーターポンプ
を示す縦断面図である。
を示す縦断面図である。
１：固定子 ２：捲線 ３：キャン ４ａ，４ｂ：ポン
プケーシング ５：回転子 ６：リング状永久
磁石 ８：回転軸 ９：軸受 １０：ポンプ羽根 １１：吸入口 １２：吐出口
プケーシング ５：回転子 ６：リング状永久
磁石 ８：回転軸 ９：軸受 １０：ポンプ羽根 １１：吸入口 １２：吐出口
Claims (1)
- 【請求項１】 捲線を施した電動機の固定子を装着した
ポンプケーシング内に、該固定子の外周と内周面が対向
するように、カップ状回転子を配設し、このカップ状回
転子の内周面にリング状永久磁石を装着し、その回転中
心部分に回転軸を設けて滑り軸受にて支持し、カップ状
回転子の上面には、ポンプ羽根を取付け、前記固定子を
密封するように、リング状永久磁石内周面及びカップ状
回転子と固定子の間にキャンを介装したことを特徴とす
るＣＤブラシレスモーターポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1412492A JPH05211741A (ja) | 1992-01-29 | 1992-01-29 | Ｄｃブラシレスモーターポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1412492A JPH05211741A (ja) | 1992-01-29 | 1992-01-29 | Ｄｃブラシレスモーターポンプ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05211741A true JPH05211741A (ja) | 1993-08-20 |
Family
ID=11852380
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1412492A Withdrawn JPH05211741A (ja) | 1992-01-29 | 1992-01-29 | Ｄｃブラシレスモーターポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05211741A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000008338A1 (en) * | 1998-08-06 | 2000-02-17 | Automotive Motion Technology Limited | A motor driven pump |
| KR20030013187A (ko) * | 2001-08-07 | 2003-02-14 | 한흥도 | 비엘디씨 마그네트 펌프 |
| US6815864B2 (en) * | 2000-07-25 | 2004-11-09 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | AC generator |
| JP2013230031A (ja) * | 2012-04-26 | 2013-11-07 | Nsk Ltd | モータ |
-
1992
- 1992-01-29 JP JP1412492A patent/JPH05211741A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000008338A1 (en) * | 1998-08-06 | 2000-02-17 | Automotive Motion Technology Limited | A motor driven pump |
| US6499966B1 (en) | 1998-08-06 | 2002-12-31 | Automative Motion Technology, Ltd. | Motor driven pump |
| US6815864B2 (en) * | 2000-07-25 | 2004-11-09 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | AC generator |
| KR20030013187A (ko) * | 2001-08-07 | 2003-02-14 | 한흥도 | 비엘디씨 마그네트 펌프 |
| JP2013230031A (ja) * | 2012-04-26 | 2013-11-07 | Nsk Ltd | モータ |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990408 |