JPH05208205A - 圧延機の圧延制御方法 - Google Patents

圧延機の圧延制御方法

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JPH05208205A
JPH05208205A JP4017116A JP1711692A JPH05208205A JP H05208205 A JPH05208205 A JP H05208205A JP 4017116 A JP4017116 A JP 4017116A JP 1711692 A JP1711692 A JP 1711692A JP H05208205 A JPH05208205 A JP H05208205A
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郁弥 星野
Teiichi Abe
禎一 阿部
Tatsuro Matsuura
達郎 松浦
Yukihiro Maekawa
行弘 前川
Hiroshi Kimura
紘 木村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 被加工物の板流れを防止するとともに、均一
な板厚分布を実現し、しかも板歪の少ない圧延を行なう
ことができる圧延機の圧延制御方法を提供することを目
的とする。 【構成】 圧延荷重、中間ロール5、6にかかるベンダ
力及びシフト量を用いて、左右のロードセル17,18
にかかる荷重を求め、この荷重を用いて圧下位置差ΔS
を算出する。そして、この圧下位置差ΔSに基づいて、
油圧シリンダ13,14を駆動制御して、上バックアッ
プロール7と下バックアップロール8とが平行になる様
に、下バックアップロール8の圧下位置を設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のロールを備えた
圧延機の圧延制御方法に関し、詳しくはロールの軸方向
シフト機構を有する圧延機の圧延制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、金属板に圧延加工を施す圧延
機としては、例えば上ロール及び下ロールの2種類のロ
ールをハウジングに取り付けた圧延機が使用されてお
り、この圧延機は、下ロールを油圧シリンダで支えると
ともに、上ロールを左右(ドライブサイドDSとワーク
サイドWS)のロードセルによって上方より押圧支持す
る機構を備えている。
【0003】そして、このタイプの圧延機では、圧延さ
れる金属板に望ましい板厚分布や板歪分布を与えるため
に、各種の工夫がなされている。例えば、予め圧延荷重
を計算し、この計算値に基づいて圧延荷重によるハウジ
ング等の伸びを求め、この伸びの値に対応して下ロール
全体の高さ(圧下位置)が設定されている。つまり、従
来の圧延機では、下ロールを水平にした状態で上下方向
に移動することによって、圧延の際に加える圧力を調節
していた。
【0004】また近年では、金属板に加える圧力を精密
に調節して、より優れた圧延を行なうために、軸方向シ
フト機構を備えた圧延機が開発されている。この軸方向
シフト機構とは、多数のロールを備えた圧延機に採用さ
れている機構であって、例えば図7に示す6段圧延機の
様に、中央から順に、一対のワークロール(WR)P
1,P2,一対の中間ロール(IMR)P3,P4,一
対のバックアップロール(BUR)P5,P6から構成
されて、このうちワークロールP1,P2や中間ロール
P3,P4、或はバックアップロールP5,P6が軸方
向に移動可能なものである。
【0005】この様な圧延機においても、最下段の下バ
ックアップロールP6の圧下位置は、圧延開始後に板歪
みや板流れに応じて変化する左右のロードセルに加わる
荷重差に基づき、左右の圧下位置に差をつける例はある
が、圧延開始前の設定方法としては、従来と同様に水平
に保たれた状態で、油圧シリンダP7,P8にて上下に
調節されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この様な軸
方向シフト機構を備えた圧延機では、ワークロールP
1,P2や中間ロールP3,P4を左右に移動した場合
には、左右のハウジング間の中央(ミルセンター)に対
して非対称の力が各ロールに加わるので、次の様な問題
が生ずることがあった。
【0007】例えば中間ロールP3,P4を図の様にシ
フトした場合には、上バックアップロールP5は、ワー
クサイド(図の右側)のロードセルP9側の上方向に移
動して傾斜する。そして、その傾きは圧延荷重や中間ロ
ールP3,P4を曲げるベンダ力が増すほど大きくな
り、その傾向は中間ロールP3,P4をシフトするほど
大きくなる。
【0008】従って、従来の様に、単に予め圧延荷重を
計算して下バックアップロールP6の圧下位置を求め
て、下バックアップロールP6を水平に保つだけでは、
均一な板厚分布を実現できず、また金属板の荷重分布が
均一に保てないので板流れ等が生じることがあり、好適
な圧延ができないことがあった。
【0009】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れ、被加工物の板流れを防止するとともに、均一な板厚
分布を実現し、しかも板歪の少ない圧延を行なうことが
できる圧延機の圧延制御方法を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
の請求項1の発明は、図1に例示する様に、支持部に取
り付けられて互いに押圧する複数のロールと、該複数の
ロールのうち、最上部のロールの荷重を受ける左右のロ
ードセルと、前記ロールを軸方向に移動させる軸方向シ
フト機構と、を備えた圧延機の圧延制御方法において、
前記軸方向シフト機構によって前記ロールを軸方向に移
動させて圧延を行なう場合に、該圧延による被加工物の
圧延荷重を計算或は測定によって求める(M1)ととも
に、前記ロールのシフト量を計算或いは測定によって求
め(M2)、かつ前記ロールのベンダ力を計算或いは測
定によって求め(M3)、この圧延荷重,シフト量及び
ベンダ力に基づいて前記左右のロードセルにかかる荷重
を各々算出し(M4)、更にこの左右のロードセルにか
かる荷重に基づいて前記最上部のロールの傾斜を求めて
(M6)、前記最上部のロールと最下部のロールとが平
行になる様に、該最下部のロールの左右の圧下位置を各
々設定する(M7)ことを特徴とする圧延機の圧延制御
方法を要旨とする。
【0011】また、請求項2の発明は、支持部に取り付
けられて互いに押圧する複数のロールと、該複数のロー
ルのうち、最上部のロールの荷重を受ける左右のロード
セルと、前記ロールを軸方向に移動させる軸方向シフト
機構と、を備えた圧延機の圧延制御方法において、前記
軸方向シフト機構によって前記ロールを軸方向に移動さ
せて圧延を行なう場合に、前記左右のロードセルにかか
る荷重を各々測定し(M11)、この測定値に基づいて
前記最上部のロールの傾斜を求めて(M12)、前記最
上部のロールと最下部のロールとが平行になる様に、該
最下部のロールの左右の圧下位置を各々設定する(M1
3)ことを特徴とする圧延機の圧延制御方法を要旨とす
る。
【0012】ここで、前記圧延機としては、例えば中間
ロールシフト機構付き6段圧延機,ワークロールシフト
機構付き4段圧延機,CVC圧延機等があげられる。例
えば、6段圧延機に使用されるロールとしては、ワーク
ロール,中間ロール,バックアップロールそれぞれ上下
各1対があげられ、そのうち、例えばワークロール,中
間ロール,バックアップロールが軸方向にシフト可能な
軸方向シフト機構を採用できる。
【0013】また、前記設定した左右の圧下位置を変更
する手段としては、例えば下バックアップロールを上方
に付勢する左右の油圧シリンダがあげられる。更に、例
えばワークロールや中間ロールにベンダ力を与える構成
としては、各ロールの左右に油圧シリンダを配置して、
ロールを曲げる方向に付勢する方法があげられる。
【0014】
【作用】軸方向シフト機構を駆動させて、例えば中間ロ
ール等をシフトさせた場合には、各ロールに加わる圧力
が幅方向では不均一になる。そして、その度合は、圧延
荷重,ロールのシフト量やベンダ力によって異なる。よ
って、請求項1の発明においては、計算や測定によっ
て、圧延荷重,ロールのシフト量やベンダ力を求め、こ
の圧延荷重,シフト量及びベンダ力に基づいて、左右の
ロードセルにかかる荷重を各々算出し、この算出した荷
重に基づいて最上部のロールの傾斜を求めて、最上部の
ロールと最下部のロールが平行になる様に、最下部のロ
ールの左右の圧下位置を各々調節する。
【0015】また、請求項2の発明は、左右のロードセ
ルを用いて左右のハウジングにかかる荷重を各々測定
し、この左右の荷重の測定値に基づいて最上部のロール
の傾斜を求めて、最上部のロールと最下部のロールが平
行になる様に、最下部のロールの左右の圧下位置を各々
調節する。
【0016】従って、請求項1の発明では、圧延開始前
から圧延終了まで一貫して、圧延の際に加える圧力の調
節を行うことができ、特に圧延荷重等の算出によって、
圧延開始前の的確な初期設定が可能になる。また、請求
項2の発明は、圧延開始後のみに実施可能であるが、ベ
ンダ力等の値を求める必要がなく、請求項1に比べて簡
易な方法である。
【0017】
【実施例】以下、本発明を具体化した実施例を図面を参
照して説明する。図3に示す様に、本実施例の圧延機1
は、軸方向シフト機構を備えた6段圧延機である。
【0018】この圧延機1は、6段のロールとして、被
加工物である金属板2を挟む一対のワークロール(W
R)3,4と、ワークロール3,4を挟む一対の中間ロ
ール(IMR)5,6と、中間ロール5,6を挟む大径
のバックアップロール(BUR)7,8とを備えてい
る。尚、各ロール3〜8の回転軸は、図示しないチョッ
クを介して左右のハウジング10,11に軸支されてお
り、このうち中間ロール5,6が左右にシフトされる。
【0019】前記下バックアップロール8の左右には、
下バックアップロール8を上方に付勢して下バックアッ
プロール8の高さ及び傾斜を調節する(即ち圧下位置を
調節する)DS側,WS側圧下用油圧シリンダ13,1
4が各々配置されている。一方、上バックアップロール
7の左右には、上バックアップロール7を上方から押圧
して支持しその荷重を測定する左右のロードセル17,
18が配置されている。尚、図のロードセル17,18
の左側をドライブサイド(DS)と称し、右側をワーク
サイド(WS)と称す。
【0020】また、前記ワークロール3,4と中間ロー
ル5,6とには、各々のロールを曲げる方向に力(ベン
ダ力)を加えるWRベンダ用,IMRベンダ用油圧シリ
ンダ21,22,23,24が配置されている。上述し
た圧延機は、図4に示す様な電子制御装置(ECU)3
0によって、その圧延状態が制御されるが、このECU
30は、周知のRAM30a,ROM30b,CPU3
0c,入力部30d,出力部30e及びバスライン30
f等から構成されている。
【0021】そして、入力部30dには、左右のハウジ
ング10,11に加わる荷重を検出する各々のDS側,
WS側ロードセル17,18に加え、ワークロール3,
4のベンダ力を検出するWRベンダ力検出センサ34,
中間ロール5,6のベンダ力を検出するIMRベンダ力
検出センサ36,中間ロール5,6のシフト量を検出す
るIMRシフト量検出センサ38が接続されている。
尚、センサに代えてシフト量等の制御値をそのまま後述
する計算に用いてもよい。
【0022】また、出力部30eには、下バックアップ
ロール8の圧下位置を変更するDS側,WS側圧下用油
圧シリンダ13,14,ワークロール3,4にベンダ力
を与えるWRベンダ用油圧シリンダ21,22,中間ロ
ール5,6にベンダ力を与えるIMRベンダ用油圧シリ
ンダ23,24,中間ロール5,6をシフトさせるIM
Rシフト用シリンダ39が接続されている。
【0023】次に、前記ECU30にて制御される圧延
機1の圧延制御方法について、図5及び下記数式1〜数
式11を用いて説明する。本実施例の圧延制御方法は、
圧下位置差ΔSを、圧延荷重,ベンダ力,中間ロール
5,6のシフト量を用いて算出するものである。尚、各
数式に使用する記号は、図5及び下記に示す様に定義さ
れる。
【0024】PR :圧延荷重 PDS LC :ドライブサイドロードセル荷重(ハウジング
に加わる荷重) PWS LC :ワークサイドロードセル荷重(ハウジングに
加わる荷重) PDS IMRB:ドライブサイド中間ロールベンダ力 PWS IMRB:ワークサイド中間ロールベンダ力 PDS WRB :ドライブサイドワークロールベンダ力 PWS WRB :ワークサイドワークロールベンダ力 PIB :バックアップロールと中間ロールとの間の力 PWI :中間ロールとワーロールとの間の力 δ :中間ロールシフト量(BURとIMRの非接
触長) W’ :ハウジングセンター間距離 W :バックアップロールのバレル幅 p(x):バックアップロールと中間ロール間の分布荷
重 x :バレル方向位置(センター=0) ΔS :圧下位置差(mm) MDS :ドライブサイドハウジングバネ定数(N/m
m) MWS :ワークサイドハウジングバネ定数(N/mm) また、δIBは、下記数式1,数式2で定義される。
【0025】
【数1】
【0026】
【数2】
【0027】ただし、p(x)が等荷重分布とすると、
δIB=δ/2となる。次に、圧下位置差ΔSを求める数
式について説明する。圧下位置差ΔSは下記数式3によ
って求められる。
【0028】
【数3】
【0029】ここで、前記MWS、MDSは一定であるの
で、圧下位置差ΔSを求めるためには、PWS LC,PDS LC
を求める必要がある。このPWS LC,PDS LCは、次に様に
して求める。まず、図5に示す力の釣合より、下記数式
4〜数式6が得られる。
【0030】
【数4】
【0031】
【数5】
【0032】
【数6】
【0033】ここで、上バックアップロール7中心にお
ける回転モーメントの釣合より、
【0034】
【数7】
【0035】前記数式4〜数式6より、
【0036】
【数8】
【0037】前記数式7,数式8より、
【0038】
【数9】
【0039】従って、前記数式8,数式9より、下記数
式10,数式11が得られる。
【0040】
【数10】
【0041】
【数11】
【0042】そして、この様にして算出したPDS LCとP
WS LCを、前記数式3に代入することによって、圧下位置
差ΔSを算出することができる。従って、圧延を行なう
前或は圧延の実行中に、この圧下位置差ΔSとなる様
に、即ち上バックアップロール7の傾斜に応じて上バッ
クアップロール7と下バックアップロール8とが平行に
なる様に、両圧下用油圧シリンダ13,14を制御する
ことによって、適切な圧延における荷重を設定できる。
【0043】つまり、本実施例では、圧延荷重と中間ロ
ール5,6のベンダ力及びシフト量とを用いて、圧延中
だけでな圧延前にも、圧下位置差△Sを求めることがで
きるので、予め圧延前に適正な圧下位置を設定できると
いう顕著な特長がある。それによって、圧延開始時から
均一な板厚分布や板歪分布が得られ、しかも、圧延開始
時の板流れが防止できるという利点がある。
【0044】次に、本実施例の効果を確認するために行
った実験例について説明する。 (実験例)実験としては、ワークロール3,4のベンダ
力を20tf/チョックとし、前記実施例と同様に、算
出した左右のロードセル荷重に基づいて圧下位置差△S
を求め、圧下位置の制御を行って、その時の金属板2の
幅方向の板厚分布を測定した。また、比較例として、圧
下位置の制御を行わずに圧延を行って、その時の板厚分
布を測定した。その結果を図6に示す。
【0045】図6から明かな様に、前記実施例と同様な
制御を行ったものは、板厚分布が均一に近く好適であっ
たが、比較例のものは、両端に行くほど板厚が極めて大
きくなり、好ましくない。次に、他の実施例について説
明する。
【0046】本実施例では、前記実施例の様に、計算に
よって圧下位置差ΔSを求めるのでなく、圧延を開始し
た後の左右のロードセル17,18の荷重を測定し、そ
の測定値を用いて、前記数式3から圧下位置差ΔSを求
めるものである。つまり、数式3のPWS LC,PDS LCのみ
を測定して圧下位置差△Sを求め、この圧下位置差△S
に基づいて、即ち上バックアップロール7の傾斜に応じ
て上バックアップロール7と下バックアップロール8と
が平行になる様に、下バックアップロール8の左右の圧
下位置を調節する方法である。
【0047】本実施例の場合にも、前記実施例と同様
に、均一な板厚分布及び板歪分布が得られ、しかも圧延
中の板流れを防止できるという効果を奏するとともに、
計算が簡単であるという利点がある。尚、本発明は、上
記実施例に何等限定されず、本発明の要旨の範囲内にお
いて各種の態様で実施できることは勿論である。
【0048】
【発明の効果】以上詳述したことから明らかな様に、請
求項1の発明によれば、圧延荷重,ベンダ力及びシフト
量に基づいて、左右のロードセルの荷重を算出して、圧
延前又は圧延中に圧下位置の設定を行うことができるの
で、ロールにかかる圧力の分布が均一になる。よって、
被加工物の均一な板厚分布及び板歪分布を得ることがで
き、しかも圧延中だけでなく圧延開始時の板流れも防止
できるという顕著な利点がある。
【0049】また、請求項2の発明によれば、左右のロ
ードセルにかかる荷重の測定値に基づいて、圧下位置の
設定を行うので、請求項1に比べて簡単にロールにかか
る圧力の分布を均一にできる。よって、被加工物の均一
な板厚分布及び板歪分布を得ることができ、圧延中の板
流れを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 請求項1の発明を例示する概略構成図であ
る。
【図2】 請求項2の発明を例示する概略構成図であ
る。
【図3】 実施例の圧延機を示す説明図である。
【図4】 電子制御装置を示すブロック図である。
【図5】 各ロールの力のかかる状態を示す説明図であ
る。
【図6】 実験例の板厚分布を示すグラフである。
【図7】 従来例の説明図である。
【符号の説明】
1…圧延機 2…金属板 3,4…ワークロール(WR) 5,6…中間
ロール(IMR) 7,8…バックアップロール(BUR) 13,14,21,22,24…油圧シリンダ 17,18…ロードセル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前川 行弘 東京都港区新橋5丁目11番3号 住友軽金 属工業株式会社内 (72)発明者 木村 紘 東京都港区新橋5丁目11番3号 住友軽金 属工業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持部に取り付けられて互いに押圧する
    複数のロールと、 該複数のロールのうち、最上部のロールの荷重を受ける
    左右のロードセルと、 前記ロールを軸方向に移動させる軸方向シフト機構と、 を備えた圧延機の圧延制御方法において、 前記軸方向シフト機構によって前記ロールを軸方向に移
    動させて圧延を行なう場合に、該圧延による被加工物の
    圧延荷重を計算或は測定によって求めるとともに、前記
    ロールのシフト量を計算或いは測定によって求め、かつ
    前記ロールのベンダ力を計算或いは測定によって求め、
    この圧延荷重,シフト量及びベンダ力に基づいて前記左
    右のロードセルにかかる荷重を各々算出し、更にこの左
    右のロードセルにかかる荷重に基づいて前記最上部のロ
    ールの傾斜を求めて、前記最上部のロールと最下部のロ
    ールとが平行になる様に、該最下部のロールの左右の圧
    下位置を各々設定することを特徴とする圧延機の圧延制
    御方法。
  2. 【請求項2】 支持部に取り付けられて互いに押圧する
    複数のロールと、 該複数のロールのうち、最上部のロールの荷重を受ける
    左右のロードセルと、 前記ロールを軸方向に移動させる軸方向シフト機構と、 を備えた圧延機の圧延制御方法において、 前記軸方向シフト機構によって前記ロールを軸方向に移
    動させて圧延を行なう場合に、前記左右のロードセルに
    かかる荷重を各々測定し、この測定値に基づいて前記最
    上部のロールの傾斜を求めて、前記最上部のロールと最
    下部のロールとが平行になる様に、該最下部のロールの
    左右の圧下位置を各々設定することを特徴とする圧延機
    の圧延制御方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108746213A (zh) * 2018-04-24 2018-11-06 邯郸钢铁集团有限责任公司 一种提高高强if钢轧制稳定性的方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108746213A (zh) * 2018-04-24 2018-11-06 邯郸钢铁集团有限责任公司 一种提高高强if钢轧制稳定性的方法

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