JPH05204447A - 自動清掃装置 - Google Patents

自動清掃装置

Info

Publication number
JPH05204447A
JPH05204447A JP4010439A JP1043992A JPH05204447A JP H05204447 A JPH05204447 A JP H05204447A JP 4010439 A JP4010439 A JP 4010439A JP 1043992 A JP1043992 A JP 1043992A JP H05204447 A JPH05204447 A JP H05204447A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cleaning
distance
automatic cleaning
control device
cleaning device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4010439A
Other languages
English (en)
Inventor
Sueyoshi Mizuno
末良 水野
Yuji Takiguchi
裕司 瀧口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP4010439A priority Critical patent/JPH05204447A/ja
Publication of JPH05204447A publication Critical patent/JPH05204447A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manipulator (AREA)
  • Platform Screen Doors And Railroad Systems (AREA)
  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 自動清掃装置1は床面を走行し所定の方向に
操舵する駆動装置2と、床面の洗浄清掃を行う清掃工具
4に大別でき、制御装置6によって制御される。制御装
置には基準距離設定手段61が設けられ、自動清掃装置と
壁との基準距離を清掃回数により毎回設定し、距離計測
センサ3で計測した距離情報と基準距離とが一致するよ
うに走行、清掃が行われる。 【効果】 自動清掃装置が同一の清掃領域を複数回清掃
する場合、自動清掃装置と壁との距離を清掃回数に応じ
て毎回設定することにより、走行路を毎回変更できるの
で、清掃後の床面にスジ状のあとが残ることを防ぐこと
ができ、清掃品質の向上がはかれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は床面を自動清掃する自動
清掃装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動清掃装置は、オフライン方
式、オンライン方式、マッピング方式等の走行方式によ
り走行ルートを設定し、移動清掃を行っていた。オフラ
イン方式は、自動清掃装置外にある走行ルート作成装置
にて、自動清掃装置の走行ルートを予め作成し、この走
行ルートに沿って自動清掃装置を走行させる方式であ
る。オンライン方式は、自動清掃装置に走行ルートを設
定する機能を設けて走行ルートを決定し、この走行ルー
トに沿って自動清掃装置を走行させる方式である。又マ
ッピング方式は、自動清掃装置が走行する領域を2次元
の座標(x,y)として走行中に認識し、走行し終えた
時点でマップを作成する方式である。これらの走行方式
により図9に示すような走行ルートが設定され、自動清
掃装置1は、自動清掃をする場合、毎回同一走行路D−
E−Fを走行していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の自動清掃装置では、毎回同一走行路を清掃する
ため次第に床面にスジ状のあとが残る問題が生じてい
た。図9は自動清掃装置の走行ルートを示す図で、自動
清掃装置1はD−E−Fという走行路を経て清掃を行
う。ここで走行路Dと走行路Eの清掃後の床面の状態を
図10に示す。図10において41は床面を清掃するために自
動清掃装置1に備えられた回転ブラシである。通常回転
ブラシ41は2つ平行にかつ外周部分が重なり合うように
備えられていて、重なり合う部分Gの方がそれ以外の部
分よりもブラッシング回数が増加する。このため清掃の
回数を重ねるごとに、重なり合う部分Gの方がそれ以外
の部分よりも、ブラッシング回数の違いにより床面がう
ける影響が大きい。又清掃ムラを失くすために、走行路
Dと走行路E間でも清掃部分が重なり合うように走行す
るため重なり合う部分Hが生じる。このように重なり合
う部分G,Hの方がそれ以外の部分よりも、床面がうけ
る影響が大きくなるため、次第にスジ状のあとが残って
しまっていた。又回転ブラシ41は床面に接触する時、回
転力の強い外周部分と回転力の弱い内周部分とでは床面
に与える力が異なっている。しかし回転ブラシ41の毛は
柔らかさ、太さ、長さ、密度等が全て一定であるため、
回転力の強い外周部分の方が回転力の弱い内周部分より
床面に与える影響が大きくなり、特に重なり合う部分
G,Hにスジ状のあとが残るという問題に影響を与えて
いた。
【0004】そこで本発明は上記欠点を除去し、同一の
清掃領域を複数回清掃してもスジ状のあとを目立たなく
することのできる自動清掃装置を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明では、床面を走行する走行部と、この走行部を
所定の方向に操舵する操舵部とを備えた駆動装置と、誘
導物からの距離を計測する距離計測センサと、床面を清
掃する回転ブラシ機構を備えた清掃工具と、同一清掃領
域の清掃回数に応じて、誘導物からの距離を毎回設定す
る基準距離設定手段を有し、駆動装置や清掃工具を制御
する制御装置とを具備してなるもので、更に回転ブラシ
機構を左右に細かく移動させる手段を備えてもよい。
【0006】
【作用】上記した構成により、自動清掃装置が清掃を行
う時、基準距離設定手段により、自動清掃装置と誘導物
との距離を、清掃回数により毎回設定することができ
る。
【0007】
【実施例】本発明の実施例を図面を参照し、詳細に説明
する。
【0008】図1は本発明の一実施例を示す自動清掃装
置の概略図である。自動清掃装置1は、床面を走行し自
動清掃装置1を所定の方向に操舵する駆動装置2と、壁
等の誘導物との距離を計測する距離計測センサ3と、床
面の洗浄清掃を行う清掃工具4と、保安装置及び自動清
掃装置1を制御する制御装置6とを有している。
【0009】駆動装置2には左右に駆動車輪21a,21b
が設けられ、この駆動車輪21a,21b を回転駆動させ、
又駆動車輪21a,21bに速度差を与えて、自動清掃装置
1を走行させる図示しない操舵部が設けられている。又
駆動車輪21a,21bには駆動装置2の走行距離を検出す
る走行距離検出センサ22a,22bが設けられている。距
離計測センサ3は自動清掃装置1の側面の前後に設けら
れ、清掃する領域の面積に応じて長距離用、短距離用に
使い分けることができる。清掃工具4は回転ブラシ(パ
ッド)、スクイジ、ブラシ用モータ、吸引装置、汚水用
タンク、洗浄水用タンク等から構成されている。保安装
置は障害物等を判断するための障害物検知センサ51やタ
ッチスイッチ(バンパー)52、非常停止スイッチ53、警
報ブザー54等から構成されている。制御装置6には壁と
の基準距離を設定する基準距離設定手段61が設けられ、
マイクロコンピュータ、メモリ、入出力回路等から構成
されている。
【0010】次に図1に示される自動清掃装置1の走行
動作について図2〜図5を用いて説明する。図2は自動
清掃装置1の清掃手順を示す図、図3は基準距離設定手
段61のフローチャート、図4は自動清掃装置1の制御ブ
ロック図、図5は自動清掃装置1の走行路を示す図であ
る。
【0011】自動清掃装置1は図2に示すように、自動
清掃装置1を清掃開始位置に設定すると、制御装置6内
のメモリに記憶されている情報から今回の清掃作業が何
回目であるかが出力され、基準距離設定手段61が働く。
この基準距離設定手段61により壁との基準距離が設定さ
れると、自動清掃装置1は走行及び清掃を開始する。
【0012】基準距離設定手段61は図3に示すように、
制御装置6内のメモリから清掃作業の回数Xが出力され
ると、この回数Xを3で割ったの余りYの値に応じて、
壁からの基準距離がZ(cm)、Z−Za(cm)、Z+Z
a(cm)に設定される。このように毎回Za (cm)ずつ
ずらして走行させることができる。例えばZ=30(c
m)、Za=10(cm)とした時、清掃1回目では1を3
で割った時の余りは1であるので、壁からの基準距離は
30(cm)となる。清掃2回目では余りは2であるので、
壁からの基準距離は30−10=20(cm)となる。又清掃3
回目では余りは0であるので、壁からの基準距離は30+
10=40(cm)となる。
【0013】以上のように壁からの基準距離が設定され
ると図4に示すように、制御装置6によって駆動装置
2、距離計測センサ3、清掃工具4及び保安装置5が制
御され、自動清掃装置1は走行及び清掃を開始する。ま
ず走行に関しては、制御装置6から距離計測センサ3
に、壁との距離情報を計測する距離計測センサ3とし
て、前後どちらの距離計測センサ3が必要であるかが出
力され、その指令に応じて距離計測センサ3から壁との
距離情報が制御装置6へ出力される。この距離情報と基
準距離設定手段61で設定された基準距離とが一致するよ
うに制御装置6は走行速度や指令角度を演算し、駆動装
置2の操舵部に出力する。操舵部からはドライバ23a,
23bにモータ24a,24bを駆動させるための指令が与え
られる。走行が開始されると、走行距離検出センサ22
a,22bからドライバ23a,23bを通じて、制御装置6
に走行中の走行距離情報が常にフィードバックされる。
このように距離計測センサ3の情報を元に、制御装置6
は駆動装置2を制御し自動清掃装置1を走行させるが、
距離計測センサ3はコーナー部等では計測不可能となる
ので、この場合走行距離計測センサ22a,22bの情報を
元に制御する。
【0014】清掃作業に関しては、制御装置6から清掃
工具4を作動させる指示が与えられ清掃を開始する。清
掃工具4の汚水用タンク、洗浄水用タンクの液量がエラ
ー値となった時等は、清掃工具4から制御装置6へエラ
ー情報が出力され、制御装置6は駆動装置2に停止指令
を出力する。
【0015】この他、保安装置5が異常を検知した時、
保安装置5から制御装置6にエラー情報が出力され、制
御装置6は駆動装置2を停止したり、保安装置5の警報
ブザー54等に警報信号を出力する制御を行う。
【0016】このように基準距離設定手段61を設けて走
行及び清掃した様子は図5に示すように、自動清掃装置
1は走行路Aを清掃した後、次回は走行路B、その次は
走行路Cと清掃するので、前回清掃した部分と一致しな
いように走行することができる。
【0017】次に自動清掃装置1の清掃工具4の回転ブ
ラシ機構について図6、図7を用いて説明する。図6は
清掃工具4の概略図である。回転ブラシ41は電動シリン
ダ42と接続され、この電動シリンダ42によって左右に細
かく移動できる構造となっている。このような構造をと
ることで回転ブラシ41の外周部分の仕上がりが波状にな
るため、回転ブラシ41の重なりあっている部分が直線上
にならず、スジ状のあとができにくくなる。又凹凸があ
る床面でも清掃効率を上げることができる。
【0018】次に図7(A),(B)は回転ブラシ41の
形状を示す正面図並びに底面図である。図7(A),
(B)のように回転ブラシ41は内側の毛411 は回転力が
弱いため硬く、太く、短く、密度を濃くし、外側の毛41
2 は回転力が弱いため柔らかく、細く、長く、密度を薄
くしている。このような形状をとることで、回転ブラシ
41は床面に接触する時の力を均等にすることができるの
で、回転ブラシ41の重なり合う部分にスジ状のあとがで
きることを更に防ぐことができる。
【0019】図8は他の実施例を示す自動清掃装置の制
御ブロック図である。制御装置6内に設けられた壁との
基準距離を設定する基準距離設定手段61にデータ入力手
段62を更に備えたものである。このデータ入力手段62を
設けることで、清掃担当者が壁との基準距離を自由に設
定することができる。又同一清掃領域における清掃サイ
クルを3回に限定することなく、複数回設定することも
可能である。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、自
動清掃装置が同一の清掃領域を複数回清掃する場合、自
動清掃装置と壁との距離を清掃回数に応じて毎回設定す
ることで走行路を毎回変更し、更に回転ブラシを左右に
細かく移動させながら清掃することで、スジ状のあとが
残ることを防ぐことができるため、清掃品質の向上がは
かれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す自動清掃装置の概略図
である。
【図2】本発明の自動清掃装置の清掃手順を示す図であ
る。
【図3】本発明の基準距離設定手段のフローチャートで
ある。
【図4】本発明の自動清掃装置の制御ブロック図であ
る。
【図5】本発明の自動清掃装置の走行ルートを示す図で
ある。
【図6】本発明の回転ブラシ機構を示す図である。
【図7】本発明の回転ブラシの形状を示す正面図(A)
並びに底面図(B)である。
【図8】本発明の自動清掃装置の第2実施例を示す制御
ブロック図である。
【図9】従来の自動清掃装置の走行ルートを示す図であ
る。
【図10】従来の自動清掃装置の清掃後の床面の様子を
示す図である。
【符号の説明】
1…自動清掃装置 2…駆動装置 3…距離計測センサ 41…回転ブラシ 6…制御装置 61…基準距離設定手段 A,B,C,D,E,F…走行路 G,H…回転ブラシの重なり合う部分
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B25J 5/00 E 9147−3F

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床面を走行する走行部と、この走行部を
    所定の方向に操舵する操舵部とを備えた駆動装置と、 誘導物からの距離を計測する距離計測センサと、 前記床面を清掃する回転ブラシ機構を備えた清掃工具
    と、 同一清掃領域の清掃回数に応じて、前記誘導物からの距
    離を毎回設定する基準距離設定手段を有し、前記駆動装
    置や前記清掃工具を制御する制御装置とを備えてなるこ
    とを特徴とする自動清掃装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、更に前記清掃工具に
    備えられた前記回転ブラシ機構を左右に細かく移動させ
    る手段を備えてなることを特徴とする自動清掃装置。
JP4010439A 1992-01-24 1992-01-24 自動清掃装置 Pending JPH05204447A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4010439A JPH05204447A (ja) 1992-01-24 1992-01-24 自動清掃装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4010439A JPH05204447A (ja) 1992-01-24 1992-01-24 自動清掃装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05204447A true JPH05204447A (ja) 1993-08-13

Family

ID=11750192

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4010439A Pending JPH05204447A (ja) 1992-01-24 1992-01-24 自動清掃装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05204447A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5636402A (en) * 1994-06-15 1997-06-10 Minolta Co., Ltd. Apparatus spreading fluid on floor while moving
US5735959A (en) * 1994-06-15 1998-04-07 Minolta Co, Ltd. Apparatus spreading fluid on floor while moving
US5815880A (en) * 1995-08-08 1998-10-06 Minolta Co., Ltd. Cleaning robot

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5636402A (en) * 1994-06-15 1997-06-10 Minolta Co., Ltd. Apparatus spreading fluid on floor while moving
US5735959A (en) * 1994-06-15 1998-04-07 Minolta Co, Ltd. Apparatus spreading fluid on floor while moving
US5815880A (en) * 1995-08-08 1998-10-06 Minolta Co., Ltd. Cleaning robot

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3395874B2 (ja) 移動走行車
JP4165965B2 (ja) 自律走行作業車
JP3478476B2 (ja) 掃除ロボット
JPS62117012A (ja) 自走式床清掃機の自動走行のための方法とその方法を実施する床清掃機
JPH04260905A (ja) 壁際清掃装置
JPH0313611A (ja) 自動清掃装置
JPH04333902A (ja) 清掃機の自動走行清掃方式
JP3741542B2 (ja) 掃除ロボット
KR940007727B1 (ko) 청소기의 자동 주행 청소방법
JPH0884696A (ja) 清掃ロボットの制御方法及びその装置
JPH10105233A (ja) 自律走行車
JPS6093522A (ja) 移動ロボツトの制御装置
JPH05204447A (ja) 自動清掃装置
JP2021026244A (ja) 自律走行作業装置
JP3237500B2 (ja) 自律移動作業車
JP2669071B2 (ja) 自走式掃除機
JP2863361B2 (ja) 無人作業車の制御方法
JP3528200B2 (ja) 自走式掃除機
JP3166250B2 (ja) 掃除ロボット
JPH0747045A (ja) 自走式掃除機
JPH06131044A (ja) 無人走行車の制御装置
JPH07253815A (ja) 自律走行作業車
JPH05158536A (ja) 清掃ロボットの制御方法
JPH05324062A (ja) 清掃ロボット
JP2609890B2 (ja) 自走式作業車