JPH0520258B2 - - Google Patents

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JPH0520258B2
JPH0520258B2 JP60036859A JP3685985A JPH0520258B2 JP H0520258 B2 JPH0520258 B2 JP H0520258B2 JP 60036859 A JP60036859 A JP 60036859A JP 3685985 A JP3685985 A JP 3685985A JP H0520258 B2 JPH0520258 B2 JP H0520258B2
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pressure
mold
injection
servo motor
screw
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Shoji Myajima
Masaaki Yoshida
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Niigata Engineering Co Ltd
Original Assignee
Niigata Engineering Co Ltd
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Publication date
Application filed by Niigata Engineering Co Ltd filed Critical Niigata Engineering Co Ltd
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Publication of JPS61195819A publication Critical patent/JPS61195819A/ja
Publication of JPH0520258B2 publication Critical patent/JPH0520258B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/76Measuring, controlling or regulating
    • B29C45/7653Measuring, controlling or regulating mould clamping forces

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〓産業上の利用分野〓 本発明は、射出成形機において、型閉工程の型
閉(締)圧力と射出工程の射出圧力及び保圧力の
制御を行なう圧力制御装置に関する。
〓従来の技術〓 従来、この種の圧力制御装置としては、油圧回
路を用いて制御するものが知られている。すなわ
ち、油圧力によつて型閉工程の型閉(締)圧力や
射出工程の射出圧力、保圧力等を制御して、型閉
時に金型に無理な力が加わるのを防止し、金型を
保護すると共に、金型内に樹脂を射出する場合
に、所定の型締力を保持する一方、金型内に十分
に樹脂を供給し、かつ金型内の樹脂にかかる圧力
を所定の値に保つて、金型内に成形される製品の
品質を良好に維持するようにしている。
しかしながら、上記のように油圧によつて圧力
制御を行なうようにすると、連続的に繰り返して
射出成形を行なううちに、油圧回路内の作動油の
温度が変化して、それに伴い作動油の粘度が変わ
り、上記型閉(締)圧力、射出圧力、保圧力等が
変動するという問題があり、これにより、成形品
の品質に悪影響が生じるという問題があつた。ま
た、パツキン等の摺動抵抗の影響を受け、油を介
しているため応答性が鈍いとともに、検出した油
の圧力を樹脂圧に換算する必要があり、更に、油
圧シリンダと圧力検出部の間に長い配管等が介在
した場合、圧力の損失が大きいという問題もあ
る。
そこで、本出願人は、電動機を用いた新規な射
出成形機における圧力制御装置を提案した(特願
昭59−139575、特開昭61−19328号公報)。この圧
力制御装置は、金型を開閉させ、かつ射出用のス
クリユーを移動させるサーボモータと、金型の位
置を検出する型位置検出器と、スクリユーの位置
を検出する射出位置検出器と、型位置検出器及び
射出位置検出器の出力に応じて、トルクリミツタ
指令信号を出力する制御機構と、このトルクリミ
ツタ指令信号に基づいてサーボモータに流れる電
流を制限するサーボモータ駆動機構とを備えて、
各位置検出器により、金型の位置あるいはスクリ
ユーの位置を検出し、これらの検出値に応じて制
御機構が出力するトルクリミツタ指令信号に基づ
いて、サーボモータ駆動機構によりサーボモータ
電流を制限して、サーボモータの最大発生トルク
を抑制するもので、型閉工程の型閉(締)圧力、
射出工程の射出圧力、保圧力、可塑化工程の背圧
等の圧力を容易にかつ確実に制御することがで
き、高品質の成形品を得ることができる。
〓発明が解決しようとする問題点〓 ところで、精密成形品の需要が高まるにつれ
て、連続的に繰返し成形をする際に、より一層高
精度の圧力制御を行なう必要が生じてきており、
上記圧力制御装置にあつては、場合によつて対処
できないおそれがある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、高精度で繰り返し特性
の良い圧力制御ができ、型締力、保圧力の変動に
よる成形品の寸法のばらつき、あるいは金型の損
傷を防止できる射出成形機における圧力制御装置
を提供することにある。
〓問題点を解決するための手段〓 上記目的を達成するために、本発明は、本出願
の第1の発明は、金型を開閉させ、かつ射出用の
スクリユーを移動させるサーボモータと、上記金
型の位置を検出する型位置検出器と、 上記スクリユーの位置を検出する射出位置検出
器とを備え、上記型位置検出器の出力に応じて、
上記サーボモータに流れる電流を制限することに
よつて、型閉工程の圧力制御を行い、また、射出
位置検出器の出力に応じて、上記サーボモータに
流れる電流を制限することによつて、射出工程の
圧力制御を行う射出成形機における圧力制御装置
において、上記スクリユーの基端部に、上記スク
リユーを前後移動する駆動機構に介在する駆動力
伝達部材の弾性変形を測定して駆動側と被駆動側
の間に作用する圧力を測定する圧力検出器を設
け、上記圧力検出器による圧力検出値とあらかじ
め決められた圧力設定値とを比較して、上記サー
ボモータの発生トルクを制御する制御機構を設け
た構成とした。
また、本出願の第2の発明は、金型を開閉さ
せ、かつ射出用のスクリユーを移動させるサーボ
モータと、上記金型の位置を検出する型位置検出
器と、上記スクリユーの位置を検出する射出位置
検出器とを備え、上記型位置検出器の出力に応じ
て、上記サーボモータに流れる電流を制限するこ
とによつて、型閉工程の圧力制御を行い、また、
射出位置検出器の出力に応じて、上記サーボモー
タに流れる電流を制限することによつて、射出工
程の圧力制御を行う射出成形機における圧力制御
装置において、上記金型を開閉駆動する駆動機構
に介在する駆動力伝達部材の弾性変形を測定して
駆動側と被駆動側の間に作用する圧力を測定する
圧力検出器を設け、上記圧力検出器による圧力検
出値とあらかじめ決められた圧力設定値とを比較
して、上記サーボモータの発生トルクを制御する
制御機構を設けた構成とした。
駆動力伝達部材は、通常はいわゆる歪みゲージ
式荷重変換器が採用される。
〓作用〓 本発明の圧力制御装置にあつては、各位置検出
器の出力に応じて制御機構においてサーボモータ
に流れる電流を制限する際に、該電流制限値を圧
力検出器の出力と圧力設定値とを比較することに
より制御してサーボモータの最大発生トルクを抑
制し、型閉あるいは射出工程を行う。第1の発明
においては、スクリユーの基端部に、第2の発明
においては駆動機構にそれぞれ駆動力伝達部材の
弾性変形を測定する圧力検出器が設けられている
ので、スクリユーあるいは金型を駆動する駆動機
構に作用する力が直接検知される。すなわち、駆
動機構に内在する遊びやバツクラツシユという制
御誤差を大きくする要因が無いので、制御のフイ
ードバツクループが短くなり、より正確な制御が
なされる。
〓実施例〓 以下、第1図ないし第5図に基づいて本発明の
一実施例を説明する。
図中1は、射出成形機の射出筒であり、この射
出筒1の先端部は固定板2の射出入口2aに嵌着
されていると共に、射出筒1の上部には、射出筒
1内に樹脂を供給するホツパ3が配設されてい
る。そして、射出筒1内には、スクリユー4が挿
入されており、このスクリユー4の基端部はスプ
ライン軸5に取付けられている。このスプライン
軸5は、外周部が支持部材6の一端部に回転自在
に支持された回転部材5aに嵌合され、該回転部
材5aと一緒に回転し、かつ軸方向には回転部材
5aと相対移動できるようになつている。また、
回転部材5aの先端部に装着されたタイミングプ
ーリ7が、タイミングベルト8を介してスクリユ
ー回転用モータ(直流モータ)9の回転軸9aに
装着されたタイミングプーリ10に連結されてお
り、このスクリユー回転用モータ9を駆動するこ
とにより、上記スクリユー4が回転するようにな
つている。さらに、スクリユー回転用モータ9に
は、ブレーキ装置が内蔵されており、このブレー
キ装置を励磁してスクリユー回転用モータ9の回
転軸9aを固定するようになつている。
上記スプライン軸5の基端部の回りには、両端
内部にそれぞれ第1、第2軸受収容部11a,1
1bを形成した筒状部材11が遊嵌されており、
筒状部材11の一端側(第2図において左端側)
の第1軸受収容部11aとスプライン軸5の基端
部との間には、第1軸受収容部11aの奥側から
順に、挾持部材12、第1圧力検出器13及びス
ラスト軸受14が、第1軸受収容部11aの肩部
11dとスプライン軸5に嵌合した押え部材15
とによつて挾持された状態で装着されている。こ
の第1圧力検出器13は、駆動側と被駆動側の間
に介在して駆動力を伝達する駆動力伝達部材に歪
みゲージ等の圧力検出器が設けられているもの
で、スクリユー4にかかる圧力を電気的に変換す
る歪ゲージ式荷重変換器である。さらに、上記筒
状部材11の他端側の第2軸受収容部11bとス
プライン軸5の基端部との間には、一端を筒状部
材11の内部の中央小径部11cにラジアル軸受
部16aを嵌入したスラスト軸受16が、介在部
材17及びスプライン軸5の基端部にねじ込まれ
た固定部材18によつて固定された状態で装着さ
れており、これらのスラスト軸受14,16によ
り、スプライン軸5の基端部が筒状部材11に周
方向に回転自在に連結されている。そして、筒状
部材11の他端側の外周部には、筒状の可動部材
19の一端部がねじ込まれている。
上記可動部材19の他端のナツト部19aに
は、射出用ポールネジ20が螺入されており、こ
の射出用ポールネジ20の基端部は射出用出力軸
21の一端部に固着されている。この射出用出力
軸21は上記支持部材6の他端部に回転自在に支
持されており、射出用出力軸21の他端部には、
射出用電磁クラツチ22が取付けられていると共
に、射出用出力軸21の回転位置を検出すること
により上記スクリユー4の位置を検出する射出位
置検出用エンコーダ(射出位置検出器)23が装
着されている。また、上記支持部材6と射出用電
磁クラツチ22との間の射出用出力軸21には、
タイミングプーリ24が回転自在に取付けられて
いると共に、このタイミングプーリ24の射出用
電磁クラツチ22側には、吸着板25が一体的に
連結されており、射出用電磁クラツチ22が励磁
されると、射出用電磁クラツチ22とタイミング
プーリ24が連結するようになつている。このタ
イミングプーリ24は、タイミングベルト26を
介して、駆動軸27の一端部に装着されたタイミ
ングプーリ28に連結されており、駆動軸27の
他端部は、接手29を介して、射出・型開閉用モ
ータ(交流サーボモータ)30の両端から突出し
ている回転軸30aの一端に連結されている。そ
して、この回転軸30aの他端部には、交流サー
ボモータ30の回転を検出するモータ回転検出用
エンコーダ(回転検出器)31が装着されてい
る。
上記駆動軸27の中間部には、型閉用電磁クラ
ツチ32が取付けられている。この型閉用電磁ク
ラツチ32とタイミングプーリ28との間の駆動
軸27には、タイミングプーリ33が回転自在に
取付けられていると共に、このタイミングプーリ
33の型開閉用電磁クラツチ32側には、吸着板
34が一体的に連結されており、型開閉用電磁ク
ラツチ32が励磁されると、型開閉用電磁クラツ
チ32とタイミングプーリ33とが連結するよう
になつている。このタイミングプーリ33は、タ
イミングベルト35を介して、第1伝動軸36の
一端部に装着したタイミングプーリ37に連結さ
れており、第1伝動軸36の他端部には、滑動接
手38に介して第2伝動軸39の一端部が連結さ
れている。そして、第2伝動軸39の他端部に装
着されたタイミングプーリ40が、タイミングベ
ルト41を介して、型開閉用出力軸42の一端部
に装着したタイミングプーリ43に連結されてい
ると共に、型開閉用出力軸42の他端部には、型
開閉用ポールネジ44の基端部が一体的に連結さ
れている。
上記型開閉用出力軸42と型開閉用ポールネジ
44との連結部の回りには、筒本体46aと、こ
の筒本体46aの一端側に形成されたつば部46
bと、挿通孔46cを有しかつ上記筒本体46a
の他端に形成された底部46dとから成り、エン
ドプレート45の貫通孔45aに嵌入された有底
円筒状の筒状体46が遊嵌されている。また、筒
状体46の内部と型開閉用出力軸42の連結部と
の間には、第3図に示すように、底部46d側か
ら順に、スラスト軸受47、第2圧力検出器48
及びスラスト軸受49が内側(型開閉用出力軸4
2側)に、かつ2つの介在部材50,51が外側
(筒状体46側)にそれぞれ配置されると共に、
4つのラジアル軸受52,53,54,55がそ
れぞれ装着されて、筒状体46のつば部46bの
内部にねじ込まれた押え部材56及びこの押え部
材56に対向する位置の型開閉用出力軸42にね
じ込まれた押え部材57により固定されている。
そして、上記各軸受47,49,52,53,5
4,55によつて、型開閉用出力軸42がエンド
プレート45に回転自在に支持されている。な
お、上記第2圧力検出器48は、駆動側と被駆動
側の間に介在して駆動力を伝達する駆動力伝達部
材に歪みゲージ等の圧力検出器が設けられている
もので、型閉(締)圧力を電気的に変換する歪ゲ
ージ式荷重変換器であり、また、上記筒状体46
の底部46dの挿通孔46cには、固定部材58
によつてシール部材59が取付けられている。
上記型開閉用ポールネジ44は、取付部材60
の基端部のナツト部60aに螺入されている。ま
た、この取付部材60の先端部には、移動板61
が取付けられており、この移動板61は、上記固
定板2とエンドプレート45との間に水平に配設
されたガイド軸62に支持されて、水平方向に往
復移動するようになつている。そして、上記移動
板61が最も固定板2側に近く位置すると、移動
板61に取付けられた移動型61aと固定板2に
取付けられた固定型2bが密着して、両金型61
a,2bより内部にキヤビテイ(空隙)が形成さ
れるようになつている。さらに、上記エンドプレ
ート45のタイミングプーリ43側には、電磁ブ
レーキ63が取付けられ、また、該タイミングプ
ーリ43には、電磁ブレーキ63に対向して吸着
板64がそれぞれ配設されており、電磁ブレーキ
63が励磁されると、電磁ブレーキ63とタイミ
ングプーリ43とが連結し、型開閉用出力軸42
が固定されるようになつている。また、この型開
閉用出力軸42の一端部には、型開閉用出力軸4
2の回転角度を検出することにより、上記移動型
61aの位置を検出する型位置検出用エンコーダ
(型位置検出器)65が装着されている。
上記射出位置検出器23、型位置検出器65及
び第1、第2圧力検出器13,48からの検出信
号S1,S2,S3,S4が、上記スクリユー4及び移動
型61aの速度、位置、圧力制御を行なう状態制
御機構66に入力されることにより、状態制御機
構66は、あらかじめ入力された各種の速度、位
置、圧力の設定値に基づいて、上記直流モータ9
に回転指令信号S5を出力すると共に、上記交流サ
ーボモータ30を駆動するサーボモータ駆動機構
67に対して、速度指令信号S6及びトルクリミツ
タ指令信号S7を出力し、かつ射出成形工程の総合
的なシーケンス(手順)を制御するシーケンス制
御機構(シーケンサ)68に対して、エジエクタ
後退位置信号、型開完了信号、型閉完了信号、設
定位置信号、金型保護位置信号、計量完了信号、
内圧除去完了信号等を出力するようになつてい
る。上記シーケンス制御機構68は、上記各信号
に応じて、各電磁クラツチ22,32、電磁ブレ
ーキ63及び上記直流モータ9のブレーキ装置に
対して励磁信号をそれぞれ出力すると共に、上記
状態制御機構66に対して、型閉指令、型開指
令、射出指令、スクリユー無転後退指令、スクリ
ユー回転指令、正転圧力指令、金型保護指令、逆
転圧力指令等の信号を出力し、かつ上記サーボモ
ータ駆動機構67に対して回転可能、比例制御、
正転禁止、逆転禁止等の信号を出力するようにな
つている。
さらに、上記サーボモータ駆動機構67は、回
転検出器31からの回転検出信号S8及び、上記状
態制御機構66とシーケンス制御機構67からの
各信号に応じて、上記交流サーボモータ30に対
して駆動信号S9を出力するものであり、その概要
を第4図に基づいて説明すると、上記状態制御機
構66からの速度指令信号S6は、サーボモータ駆
動機構67の速度制御回路70に入力されてお
り、この速度制御回路70は、上記速度指令信号
S6と、上記回転検出信号S8に基づいて速度検出回
路71により算出した速度検出値(速度フイード
バツク値)とを比較するものである。この速度制
御回路70の出力信号と、上記回転検出信号S8
より回転方向検出回路72が検出した射出・型開
閉用モータ30の回転方向信号と、電流制限制御
回路(アンプ)73を介して入力された上記トル
クリミツタ指令信号S7とが入力されている電流比
較回路74は、電流制限制御回路73の出力値を
速度制御回路70の出力値が越えないようにする
ものである。そして、この電流比較回74の出力
値と、射出・型開閉用モータ30の電流を検出す
る2つの検出器75,75の出力に応じて電流検
出回路76が算出した電流値とが電流制御回路7
7に入力されており、両者の差に応じて出力され
る電流制御回路77の出力値に基づいて、PWM
制御回路78は、パルス幅変調したパルス信号を
パワートランジスタ回路79に入力するようにな
つている。このパワートランジスタ回路79は、
上記パルス信号に基づいてトランジスタの導通時
期を制御するようになつており、整流回路80で
商業周波数の交流から変換された直流はパワート
ランジスタ回路79により上記PWM制御回路7
8のパルス信号に応じて所定の周波数の交流に変
換されて交流サーボモータ30に供給されるよう
になつている。
次に、上記のように構成された射出成形機にお
ける圧力制御装置の作用について説明する。
まず、射出成形機の運転に先立つて、状態制御
機構66に対してあらかじめ各種の速度、位置、
圧力の設定値を入力しておく。次いで、連続して
射出成形工程を行なうが、その1サイクルの工程
について第5図に示す動作チヤート図に基づいて
詳述する。
シーケンス制御機構68は、1つの射出成形工
程の終了時に励磁していた電磁ブレーキ63を消
磁すると共に、型開閉用電磁クラツチ32を励磁
して交流サーボモータ30と移動型61a側を連
結する。この時、サーボモータ駆動機構67は、
シーケンス制御機構68からの回転可能信号によ
り、交流サーボモータ30を回転させることがで
きる状態になつており、また、スクリユー回転用
モータ9のブレーキ装置が、シーケンス制御機構
68により励磁されているため、スクリユー回転
用モータ9は回転しない。この状態で、型閉開始
時刻t0になると、シーケンス制御機構68からの
指令信号により、状態制御機構66は、第1型閉
速度を指令する速度指令信号(電圧)S6をサーボ
モータ駆動機構67に対して出力すると共に、最
大発生トルク(交流サーボモータ30の定格電流
の300%値)まで出力できるトルクリミツタ指令
信号(負電圧)S7を出力する。これにより、サー
ボモータ駆動機構67が交流サーボモータ30に
対して駆動信号S9を出力するから、交流サーボモ
ータ30は、フイードバツク制御されて上記第1
型閉速度に基づいた回転数で回転する。この時、
交流サーボモータ30の電流は定格電流の300%
までは制限されることはない。そして、交流サー
ボモータ30の回転は、接手29、駆動軸27、
型開閉用電磁クラツチ32、吸着板34、タイミ
ングプーリ33、タイミングベルト35、タイミ
ングプーリ37、第1伝動軸36、滑動接手3
8、第2伝動軸39、タイミングプーリ40、タ
イミングベルト41、タイミングプーリ43を介
して型開閉用出力軸42に伝わるから、型開閉用
出力軸42に連結された型開閉用ポールネジ44
が回転し、この型開閉用ポールネジ44が螺入し
ている取付部材60を固定板2側に近づける。従
つて、取付部材60に取付けられた移動板61が
ガイド軸62に支持されながら摺動し、この移動
板61に取付けられた移動型61aが上記第1型
閉速度で固定型2bに近づく。なお、上記交流サ
ーボモータ30が回転し始めた時、射出用電磁ク
ラツチ22は励磁されていないので、射出用出力
軸21が回転することはない。そして、型開閉用
出力軸42の回転に伴い、この型開閉用出力軸4
2に装着された型位置検出器65は、検出信号S2
を状態制御機構66に対して出力し、状態制御機
構66は、上記検出信号S2とあらかじめ入力され
ている第1の位置設定値とを比較する。この比較
の結果、両者が一致すると(時刻t1になると)、
今まで出力されていた第1型閉速度に代わつて第
2型閉速度を指令する速度指令信号(電圧)S6
サーボモータ駆動機構67に対して出力するか
ら、サーボモータ駆動機構67が交流サーボモー
タ30をフイードバツク制御して、上記第2型閉
速度に基づいた回転数で回転させる。この結果、
移動型61aは、今までの第1型閉速度度に代わ
つて第2閉速度で固定型2bに近づく。同様にし
て、状態制御機構66において、上記検出信号S2
とあらかじめ入力されている第2の位置設定値と
を比較した結果、両者が一致すると(時刻t2にな
ると)、今まで出力されていた第2型閉速度指令
電圧に代わつて、第3型閉速度を指令する速度指
令信号(電圧)S6を、状態制御機構66がサーボ
モータ駆動機構67に対して出力するから、サー
ボモータ駆動機構67は、交流サーボモータ30
を上記第3型閉速度に基づいた回転数で回転させ
る。従つて、移動型61aは、今までの第2型閉
速度に代わつて第3型閉速度で固定型2bに近づ
く。
次いで、移動型61aが金型保護位置に達する
と(時刻t3になると)、シーケンス制御機構68
は、状態制御機構66及びサーボモータ駆動機構
67に対してそれぞれ指令信号を出力するから、
状態制御機構66は、あらかじめ入力されている
第1の圧力設定値に基づいて制限されたトルクリ
ミツタ指令信号(電圧)S7をサーボモータ駆動機
構67に対して出力する。そして、型閉圧力を検
出する第2圧力検出器48の圧力検出値S4と上記
第1の圧力設定値とを状態制御機構66において
比較して、その結果に基づいて、状態制御機構6
6は上記トルクリミツタ指令信号(電圧)S7を制
御するから、交流サーボモータ30の電流が調整
されることにより、交流サーボモータ30に発生
するトルクによつて、型閉力が所定の値に制御さ
れる。従つて、万一、移動型61aと固定型2b
との間に成形品等が挾まつていても、型閉力が所
定の値に抑えられることにより、金型が損傷する
ことがない。
さらに、時刻t4になると、シーケンス制御機構
68からの指令信号により、状態制御機構66
は、上記第1の圧力設定値に基づいて制限されて
いたトルクリミツタ指令信号(電圧)S7の代わり
に、所定の型締力を確保するための第2の圧力設
定値に基づいて制限されたトルクリミツタ指令信
号(電圧)S7をサーボモータ駆動機構67に対し
て出力する。そして型締圧力を検出する上記第2
圧力検出器48の圧力検出値と上記第2の圧力設
定値とを状態制御機構66において比較して、そ
の結果に基づいて、状態制御機構66は、上記ト
ルクリミツタ指令信号(電圧)S7を制御するか
ら、交流サーボモータ30の電流が調整されるこ
とにより、交流サーボモータ30に発生するトル
クによつて、型締力が所定の値に保持される。こ
の状態において、時刻t5になると、シーケンス制
御機構68は、電磁ブレーキ63を励磁するか
ら、型開閉用出力軸42が固定され、これによ
り、移動型61aは固定型2bに上記所定の型締
力によつて密着した状態で強固に固定される。こ
の後、時刻t6になると、シーケンス制御機構68
からの指令信号によつて、状態制御機構66は、
上記第3型閉速度を指令する速度指令信号(電
圧)S6の出力を停止すると共に、型開閉用電磁ク
ラツチ32が消磁されて、交流サーボモータ30
と移動型61a側との連結が断たれ、また、射出
用電磁クラツチ22が励磁されて、交流サーボモ
ータ30とスクリユー4側とが連結される。
続いて、この状態で、射出開始時刻t7になる
と、シーケンス制御機構68からの指令信号によ
り、状態制御機構66は、第1射出速度を指令す
る速度指令信号(電圧)S6及び最大発生トルク
(交流サーボモータ30の定格電流の300%値)ま
で出力できるトルクリミツタ指令信号(正電圧)
S7をサーボモータ駆動機構67に対して出力す
る。これにより、サーボモータ駆動機構67が交
流サーボモータ30に対して駆動信号S9を出力す
るから、交流サーボモータ30はフイードバツク
制御されて上記第1射出速度に基づいた回転数で
回転する。そして、交流サーボモータ30の回転
は、接手29、駆動軸27、タイミングプーリ2
8、タイミングベルト26、タイミングプーリ2
4、吸着板25、射出用電磁クラツチ22を介し
て射出用出力軸21に伝わるから、射出用出力軸
21に連結された射出用ポールネジ20が回転
し、この射出用ポールネジ20が螺入している可
動部材19を固定板2側に前進させる。従つて、
可動部材19に連結されたスプライン軸5とこの
スプライン軸5に連結されたスクリユー4が上記
第1射出速度で前進し、あらかじめ射出筒1内に
可塑化されていた樹脂を金型内に射出し始める。
そして、射出用出力軸21の回転に伴い、この射
出用出力軸21に装着された射出位置検出器23
は、検出信号S1を状態制御機構66に対して出力
し、状態制御機構66は、上記検出信号S1とあら
かじめ入力されている第1の射出位置設定値とを
比較する。この比較の結果、両者が一致すると
(時刻t8になると)、今まで出力されていた第1射
出速度に代わつて第2射出速度を、また、上記検
出信号S1と第2の射出位置設定値とが一致すると
(時刻t9になると)、第2射出速度に代わつて第3
射出速度を、さらに、上記検出信号S1と第3の射
出位置設定値とが一致すると(時刻t10になる
と)、第3射出速度に代わつて第4射出速度を、
それぞれ指令する速度指令信号(電圧)S6が、状
態制御機構66からサーボモータ駆動機構67に
対して出力されるから、サーボモータ駆動機構6
7は、交流サーボモータ30をフイードバツク制
御して、それぞれ上記第2、第3、第4射出速度
に基づいた回転数で回転させる。従つて、スクリ
ユー4は、各速度に基づいて前進し、あらかじめ
射出筒1内に可塑化された樹脂を金型内に供給し
続ける。また、上記検出信号S1と第4の射出位置
設定値とが一致すると(射出速度から射出圧力基
準に切換わる時刻t11になると)、状態制御機構6
6は、サーボモータ駆動機構67に対して、第4
射出速度に代わつて保圧力時速度を指令する速度
指令信号(電圧)S6を出力すると共に、あらかじ
め入力されている第1の保圧力設定値に基づいて
制限されたトルクリミツタ指令信号(電圧)S7
出力する。そして、保圧力を検出する第1圧力検
出器13の圧力検出値S3と上記第1の保圧力設定
値とを状態制御機構66において比較して、その
結果に基づいて、状態制御機構66は上記トルク
リミツタ指令信号(電圧)S7を制御するから、交
流サーボモータ30の電流が調整されることによ
り交流サーボモータ30に発生するトルクによつ
て、保圧力が第1の保圧力設定値に維持される。
さらに、状態制御機構66は、時刻t12になる
と、第1の保圧力設定値に代わつて第2の保圧力
設定値に基づいて、また、時刻t13になると、第
2の保圧力設定値の代わりに第3の保圧力設定値
に基づいて、上記圧力検出値S3が、該各保圧力設
定値に一致するようにトルクリミツタ指令信号
(電圧)S7を制御する。この結果、交流サーボモ
ータ30の電流が調整されることにより該交流交
流サーボモータ30に発生するトルクによつて、
保圧力が所定の値に維持されるから、確実で安定
した保圧制御が行なわれて、高品質の成形品が成
形される。
次いで、射出工程が完了すると(時刻t14にな
ると)、シーケンス制御機構68からの指令信号
により、状態制御機構66は、上記第1圧力検出
器13の圧力検出値S3とあらかじめ入力されてい
る背圧設定値とを比較して、この結果に基づいて
速度指令信号(電圧)S6を制御すると共に、所定
のトルクリミツタ指令信号(電圧)S7を出力す
る。従つて、サーボモータ駆動機構67は、該各
信号S6,S7に基づいて、交流サーボモータ30を
制御して回転させ、上記背圧設定値に一致する背
圧がスクリユー4にかかるように調整さる。ま
た、シーケンス制御機構68は、今まで励磁して
いたスクリユー回転用モータ9のブレーキ装置を
消磁して、スクリユー回転用モータ9を回転可能
状態にした後、時刻t15になると、状態制御機構
66からの回転指令信号Sによつてスクリユー回
転用モータ9が回転する。これにより、タイミン
グプーリ10、タイミングベルト8、タイミング
プーリ7を介して回転部材5aが回転し、さら
に、スプライン軸5を経てスクリユー4が回転し
て、射出筒1内へのホツパ3からの樹脂の供給、
可塑化が開始され、時刻t16になるまで射出筒1
内に樹脂が供給、可塑化される一方、金型内に充
填された樹脂成形品の冷却が行なわれる。この結
果、射出筒1内への樹脂の供給、可塑化に伴い、
スクリユー4が後退するが、この際、スクリユー
4には、上記背圧設定値に基づいた背圧がかかる
ように、その移動速度が制御されているから、射
出筒1内の樹脂は所定の混練状態に保たれる。そ
して、時刻t16になると、シーケンス制御機構6
8からの指令信号により、状態制御機構66は、
あらかじめ入力されている設定値に基づいた速度
指令信号(電圧)S6と、トルクリミツタ指令信号
(電圧)S7とをサーボモータ駆動機構67に対し
て出力するから、サーボモータ駆動機構67が交
流サーボモータ30をフイードバツク制御し、逆
転方向に設定値に基づいた回転数で回転させる。
従つて、スクリユー4は、上記設定値に基づいた
移動速度で後退を開始すると共に、状態制御機構
66は、スクリユー回転用モータ9の回転を停止
させ、かつシーケンス制御機構68は、スクリユ
ー回転用モータ9のブレーキ装置を励磁するか
ら、スクリユー回転用モータ9はその回転軸9a
を固定し、これによりスクリユー4は回転しない
で後退する。そして、射出筒1の内圧除去が完了
すると(時刻t17になると)、シーケンス制御機構
68からの指令信号により、射出用電磁クラツチ
22が消磁され、かつ交流サーボモータ30は回
転を停止し、またスクリユー4は後退を止める。
次いで、供給(冷却)工程が終了し、型開(休
止)工程に入ると(時刻t18になると)、まず、シ
ーケンス制御機構68は、今まで励磁されていた
電磁ブレーキ63を消磁し、かつ型開閉用電磁ク
ラツチ32を励磁するから、交流サーボモータ3
0と移動型61a側とが連結される。この状態
で、時刻t19になると、シーケンス制御機構68
からの指令信号により、状態制御機構66は、第
1型開速度を指令する速度指令信号(電圧)S6
サーボモータ駆動機構67に対して出力する。こ
れにより、交流サーボモータ30は、正転方向に
上記第1型開速度に基づいた回転数で回転するか
ら、移動型61aは該第1型開速度で固定型2b
から離れ始める。次いで、第1の型開設定位置に
なると(時刻t20になると)、状態制御機構66
は、第1型開速度の代わりに第2型開速度を指令
する速度指令信号(電圧)S6を、かつ第2の型開
設定位置になると(時刻t21になると)、第2型開
速度の代わりに第3型開速度を指令する速度指令
信号(電圧)S6をそれぞれサーボモータ駆動機構
67に対して出力する。これにより、交流サーボ
モータ30は、第2、第3型開速度に基づいた回
転数で回転するから、移動型61aは、第2型開
速度(時刻t20からt21までの間)、あるいは第3型
開速度(時刻t21からt22までの間)で固定型2b
から離れる。そして、時刻t22になると、シーケ
ンス制御機構68の指令信号により、型開閉用の
電磁ブレーキ63が励磁され、速度指令信号S6
無効にされるから、移動型61aは停止する。次
いで、型開閉用電磁クラツチ32を消磁して、射
出成形工程の1サイクルが完了する。
〓発明の効果〓 以上説明したように、本願の第1の発明は、金
型を開閉させ、かつ射出用のスクリユーを移動さ
せるサーボモータと、上記金型の位置を検出する
型位置検出器と、 上記スクリユーの位置を検出する射出位置検出
器とを備え、上記型位置検出器の出力に応じて、
上記サーボモータに流れる電流を制限することに
よつて、型閉工程の圧力制御を行い、また、射出
位置検出器の出力に応じて、上記サーボモータに
流れる電流を制限することによつて、射出工程の
圧力制御を行う射出成形機における圧力制御装置
において、上記スクリユーの基端部に、上記スク
リユーを前後移動する駆動機構に介在する駆動力
伝達部材の弾性変形を測定して駆動側と被駆動側
の間に作用する圧力を測定する圧力検出器を設
け、上記圧力検出器による圧力検出値とあらかじ
め決められた圧力設定値とを比較して、上記サー
ボモータの発生トルクを制御する制御機構を設け
た構成であるので、スクリユーに作用する力が直
接検知され、スクリユーからサーボモータに至る
スクリユー駆動機構に内在する遊びやバツクラツ
シユあるいは駆動力を伝達する連結部材の歪みや
撓みなどの制御誤差を大きくする要因が無いの
で、制御のフイードバツクループが短くなり、よ
り正確な制御がなされる。従つて、射出工程にお
いて保圧力を適宜細かく制御でき、金型内のキヤ
ビテイへの樹脂の供給を円滑にかつ充分に行うこ
とができる。従つて、金型内で形成される製品を
容易に高品質に維持することができ、精密な成形
品を連続して射出成形を行つても、成形品の品質
が安定しており、不良品の発生を少くすることが
できる。
また、本願の第2の発明は、金型を開閉させ、
かつ射出用のスクリユーを移動させるサーボモー
タと、上記金型の位置を検出する型位置検出器
と、上記スクリユーの位置を検出する射出位置検
出器とを備え、上記型位置検出器の出力に応じ
て、上記サーボモータに流れる電流を制限するこ
とによつて、型閉工程の圧力制御を行い、また、
射出位置検出器の出力に応じて、上記サーボモー
タに流れる電流を制限することによつて、射出工
程の圧力制御を行う射出成形機における圧力制御
装置において、上記金型を開閉駆動する駆動機構
に介在する駆動力伝達部材の弾性変形を測定して
駆動側と被駆動側の間に作用する圧力を測定する
圧力検出器を設け、上記圧力検出器による圧力検
出値とあらかじめ決められた圧力設定値とを比較
して、上記サーボモータの発生トルクを制御する
制御機構を設けた構成としたものであるので、金
型の開閉時において金型に負荷される圧力が直接
的に検出される。これにより、金型を開閉する駆
動機構に内在する遊びやバツクラツシユ、駆動力
伝達部材の撓みなどという制御誤差を大きくする
要因が無い状態で制御が行えるから、制御のフイ
ードバツクループが短くなり、より正確な制御が
なされる。従つて、射出成形の各工程において、
位置のみならず金型に対する加圧力のデータを確
認し、これに基づいて型閉時における型閉力を的
確に調整することができ、また、所定の型締力を
付加することができるので、金型の損傷などの事
故の発生を未然に防ぐとともに、高品質の製品の
成形に寄与するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本発明の一実施例を示す
もので、第1図は装置全体の概略構成図、第2図
は第1圧力検出器の取付部分の断面図、第3図は
第2圧力検出器の取付部分の断面図、第4図はサ
ーボモータ駆動機構の主要部を説明するブロツク
図、第5図は動作チヤート図である。 2b……固定型、4……スクリユー、13……
第1圧力検出器、23……射出位置検出用エンコ
ーダ(射出位置検出器)、30……射出・型開閉
用モータ(交流サーボモータ)、48……第2圧
力検出器、61a……移動型、65……型位置検
出用エンコーダ(型位置検出器)、66……状態
制御機構、S3,S4……検出信号(圧力検出値)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 金型を開閉させ、かつ射出用のスクリユーを
    移動させるサーボモータと、 上記金型の位置を検出する型位置検出器と、 上記スクリユーの位置を検出する射出位置検出
    器とを備え、 上記型位置検出器の出力に応じて、上記サーボ
    モータに流れる電流を制限することによつて、型
    閉工程の圧力制御を行い、 また、射出位置検出器の出力に応じて、上記サ
    ーボモータに流れる電流を制限することによつ
    て、射出工程の圧力制御を行う射出成形機におけ
    る圧力制御装置において、 上記スクリユーの基端部に、上記スクリユーを
    前後移動する駆動機構に介在する駆動力伝達部材
    の弾性変形を測定して駆動側と被駆動側の間に作
    用する圧力を測定する圧力検出器が設られ、 上記圧力検出器による圧力検出値とあらかじめ
    決められた圧力設定値とを比較して、上記サーボ
    モータの発生トルクを制御する制御機構が設けら
    れていることを特徴とする射出成形機における圧
    力制御装置。 2 金型を開閉させ、かつ射出用のスクリユーを
    移動させるサーボモータと、 上記金型の位置を検出する型位置検出器と、 上記スクリユーの位置を検出する射出位置検出
    器とを備え、 上記型位置検出器の出力に応じて、上記サーボ
    モータに流れる電流を制限することによつて、型
    閉工程の圧力制御を行い、 また、射出位置検出器の出力に応じて、上記サ
    ーボモータに流れる電流を制限することによつ
    て、射出工程の圧力制御を行う射出成形機におけ
    る圧力制御装置において、 上記金型を開閉駆動する駆動機構に介在する駆
    動力伝達部材の弾性変形を測定して駆動側と被駆
    動側の間に作用する圧力を測定する圧力検出器が
    設けられ、 上記圧力検出器による圧力検出値とあらかじめ
    決められた圧力設定値とを比較して、上記サーボ
    モータの発生トルクを制御する制御機構が設けら
    れていることを特徴とする射出成形機における圧
    力制御装置。
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