JPH05201086A - 熱転写記録装置 - Google Patents
熱転写記録装置Info
- Publication number
- JPH05201086A JPH05201086A JP1523992A JP1523992A JPH05201086A JP H05201086 A JPH05201086 A JP H05201086A JP 1523992 A JP1523992 A JP 1523992A JP 1523992 A JP1523992 A JP 1523992A JP H05201086 A JPH05201086 A JP H05201086A
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- JP
- Japan
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- transfer recording
- winding
- thermal transfer
- recording medium
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- Prior art date
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- Pending
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- Electronic Switches (AREA)
- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、熱転写記録媒体の巻き上げトルクを
巻取径の大きさに応じて調節できる熱転写記録装置を提
供する。 【構成】本発明は、巻取径の情報を記録した記録部(3)
を有する熱転写記録媒体を用い、巻取径の情報を読み取
るセンサー(8) を設け、当該センサーで読み取られた巻
取径に応じて熱転写記録媒体(2) の巻き上げトルクを調
節する調節部(9)を設けた熱転写記録装置である。
巻取径の大きさに応じて調節できる熱転写記録装置を提
供する。 【構成】本発明は、巻取径の情報を記録した記録部(3)
を有する熱転写記録媒体を用い、巻取径の情報を読み取
るセンサー(8) を設け、当該センサーで読み取られた巻
取径に応じて熱転写記録媒体(2) の巻き上げトルクを調
節する調節部(9)を設けた熱転写記録装置である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、熱転写記録媒体の巻き
上げトルクを巻取径の大きさに応じて調節できる熱転写
記録装置に関するものである。
上げトルクを巻取径の大きさに応じて調節できる熱転写
記録装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、サーマルプリンターの印字方法と
しては、サーマルヘッドを印字方向に移動させながら、
シート上に印字を行うシリアルプリンター方式と、印字
幅方向に全ドットに対応する発熱体を備えた固定型のラ
インサーマルヘッドでシート上に印字を行うラインプリ
ンター方式の主に二つの方式がある。
しては、サーマルヘッドを印字方向に移動させながら、
シート上に印字を行うシリアルプリンター方式と、印字
幅方向に全ドットに対応する発熱体を備えた固定型のラ
インサーマルヘッドでシート上に印字を行うラインプリ
ンター方式の主に二つの方式がある。
【０００３】ラインサーマルプリンターにおいて、印字
を行う場合に熱転写記録媒体の巻き上げトルクは熱転写
記録媒体の巻取径が使用開始時の大きなときから小さく
なるまで、常に一定に維持され、調節する構造を有して
はいなかった。上記のように、熱転写記録媒体の巻き上
げトルクが熱転写記録媒体の巻取径が大きなときから小
さくなるまで、常に一定に維持されるということは、巻
取径が使用開始時の大きなときには、巻き上げトルクは
適正となるが、巻取径が使用終了時に近づいた小さなと
きには、巻取のブレーキの力が強くなっていくので、こ
れに伴って巻き上げトルクを増大させねばならないの
に、増大させることができずに、巻き上げトルクの不足
となり、その結果熱転写記録媒体には皺が入り、印字不
良が起こっていた。
を行う場合に熱転写記録媒体の巻き上げトルクは熱転写
記録媒体の巻取径が使用開始時の大きなときから小さく
なるまで、常に一定に維持され、調節する構造を有して
はいなかった。上記のように、熱転写記録媒体の巻き上
げトルクが熱転写記録媒体の巻取径が大きなときから小
さくなるまで、常に一定に維持されるということは、巻
取径が使用開始時の大きなときには、巻き上げトルクは
適正となるが、巻取径が使用終了時に近づいた小さなと
きには、巻取のブレーキの力が強くなっていくので、こ
れに伴って巻き上げトルクを増大させねばならないの
に、増大させることができずに、巻き上げトルクの不足
となり、その結果熱転写記録媒体には皺が入り、印字不
良が起こっていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、熱転写記録
媒体の巻き上げトルクを巻取径の大きさに応じて調節で
きる熱転写記録装置を提供するものである。
媒体の巻き上げトルクを巻取径の大きさに応じて調節で
きる熱転写記録装置を提供するものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、巻取径の情報
を記録した記録部を有する熱転写記録媒体を用い、巻取
径の情報を読み取るセンサーを設け、当該センサーで読
み取られた巻取径に応じて熱転写記録媒体の巻き上げト
ルクを調節する調節部を設けたことを特徴とする熱転写
記録装置である。
を記録した記録部を有する熱転写記録媒体を用い、巻取
径の情報を読み取るセンサーを設け、当該センサーで読
み取られた巻取径に応じて熱転写記録媒体の巻き上げト
ルクを調節する調節部を設けたことを特徴とする熱転写
記録装置である。
【０００６】
【作用】本発明の熱転写記録装置について、図１に基づ
きさらに詳細に説明する。図１は、巻取(1) から矢印方
向に巻き戻されていく熱転写記録媒体の一実施例である
インクリボン(2) を、上方からみた場合を示す図であ
る。本発明の熱転写記録装置に用いられるインクリボン
は、インクリボンの巻取径の情報を記録した記録部(3)
が設けられた構造を必須構成要件とするものであり、本
実施例では、インクリボンの巻取径の情報を記録した記
録部の一実施例としてバーコードを設けた場合で、具体
的に説明する。
きさらに詳細に説明する。図１は、巻取(1) から矢印方
向に巻き戻されていく熱転写記録媒体の一実施例である
インクリボン(2) を、上方からみた場合を示す図であ
る。本発明の熱転写記録装置に用いられるインクリボン
は、インクリボンの巻取径の情報を記録した記録部(3)
が設けられた構造を必須構成要件とするものであり、本
実施例では、インクリボンの巻取径の情報を記録した記
録部の一実施例としてバーコードを設けた場合で、具体
的に説明する。
【０００７】図１に示す構造を有するインクリボン(2)
を、図２に示す本発明の熱転写記録装置の一実施例であ
るサーマルプリンター(4) のアンリール部(5) に掛け、
インクリボンを所定の経路でリール部(6) まで通した
後、通常の印字をインクリボンの対向側を走行する記録
シート(7) に行い、例えばバーコードリーダー等のセン
サー(8) で検出し、かかる際のインクリボンのセンサー
で読み取られた巻取径に応じて熱転写記録媒体の巻き上
げトルクを調節部(9) により調節するものであるが、セ
ンサーで読み取られた巻取径に応じて熱転写記録媒体の
巻き上げトルクを調節する方法は、巻き上げトルクと巻
取径とは反比例するので、巻取径が大の場合、巻き上げ
トルクは小が必要になり、一方巻取径が小の場合、巻き
上げトルクは大が必要になる。
を、図２に示す本発明の熱転写記録装置の一実施例であ
るサーマルプリンター(4) のアンリール部(5) に掛け、
インクリボンを所定の経路でリール部(6) まで通した
後、通常の印字をインクリボンの対向側を走行する記録
シート(7) に行い、例えばバーコードリーダー等のセン
サー(8) で検出し、かかる際のインクリボンのセンサー
で読み取られた巻取径に応じて熱転写記録媒体の巻き上
げトルクを調節部(9) により調節するものであるが、セ
ンサーで読み取られた巻取径に応じて熱転写記録媒体の
巻き上げトルクを調節する方法は、巻き上げトルクと巻
取径とは反比例するので、巻取径が大の場合、巻き上げ
トルクは小が必要になり、一方巻取径が小の場合、巻き
上げトルクは大が必要になる。
【０００８】従って、例えば巻取径を小、中、大の３つ
に分ける場合には、図３に示すようなフローチャートを
調節部に入力しておき、読み取られた巻取径に応じて巻
き上げトルクを小、中、大の３段階に調節するものであ
る。なお、図３においてＡとＢは巻取径の設定値であ
る。なお、インクリボンに巻取径の情報を記録した記録
部としては、上記のバーコードを設ける構成以外に、例
えばマーキング部や数字等を設け、ＣＣＤラインセンサ
ー等のセンサーで検出する方法等も適用可能である。
に分ける場合には、図３に示すようなフローチャートを
調節部に入力しておき、読み取られた巻取径に応じて巻
き上げトルクを小、中、大の３段階に調節するものであ
る。なお、図３においてＡとＢは巻取径の設定値であ
る。なお、インクリボンに巻取径の情報を記録した記録
部としては、上記のバーコードを設ける構成以外に、例
えばマーキング部や数字等を設け、ＣＣＤラインセンサ
ー等のセンサーで検出する方法等も適用可能である。
【０００９】また、上記の実施例では、センサーで読み
取られた巻取径に応じて熱転写記録媒体の巻き上げトル
クを小、中、大の３段階に調節する方法であったが、か
かる実施例に限定されず、その外に巻き上げトルクを３
段階以上のさらに細かく調節する方法等が適宜採用でき
るものである。さらには、センサーで検出可能な限りサ
イズの小さな巻取径の情報を記録した記録部をインクリ
ボンの側端部付近に設ける構成は、巻取径の情報を記録
した記録部を設けたがために、記録部が通過するときに
発生する印字圧力の変動を最少限にすることができ、本
発明の好ましい一実施態様の一つである。
取られた巻取径に応じて熱転写記録媒体の巻き上げトル
クを小、中、大の３段階に調節する方法であったが、か
かる実施例に限定されず、その外に巻き上げトルクを３
段階以上のさらに細かく調節する方法等が適宜採用でき
るものである。さらには、センサーで検出可能な限りサ
イズの小さな巻取径の情報を記録した記録部をインクリ
ボンの側端部付近に設ける構成は、巻取径の情報を記録
した記録部を設けたがために、記録部が通過するときに
発生する印字圧力の変動を最少限にすることができ、本
発明の好ましい一実施態様の一つである。
【００１０】
【発明の効果】本発明の熱転写記録装置によると、熱転
写記録媒体の巻き上げトルクを巻取径の大きさに応じて
調節することが可能になった。従って、従来の場合のよ
うに巻き上げトルクが不足することが全くなくなったの
で、極めて高品質な印字が得られる。
写記録媒体の巻き上げトルクを巻取径の大きさに応じて
調節することが可能になった。従って、従来の場合のよ
うに巻き上げトルクが不足することが全くなくなったの
で、極めて高品質な印字が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図１】図１は、本発明の一実施例を示す図であり、イ
ンクリボンに巻取径の情報を記録した記録部の一実施例
としてバーコードを設けた場合を示す。
ンクリボンに巻取径の情報を記録した記録部の一実施例
としてバーコードを設けた場合を示す。
【図２】図２は、本発明の熱転写記録装置の一実施例で
あるサーマルプリンターの概略説明図である。
あるサーマルプリンターの概略説明図である。
【図３】図３は、読み取られた巻取径に応じて巻き上げ
トルクを、３段階に調節する場合のフローチャートを示
す図である。
トルクを、３段階に調節する場合のフローチャートを示
す図である。
【符号の説明】 (1) 巻取 (2) 熱転写記録媒体（インクリボン） (3) 記録部（バーコード） (4) 熱転写記録装置（サーマルプリンター） (5) アンリール部 (6) リール部 (7) 記録シート (8) センサー（バーコードリーダー等) (9) 調節部
Claims (3)
- 【請求項１】巻取径の情報を記録した記録部を有する熱
転写記録媒体を用い、巻取径の情報を読み取るセンサー
を設け、当該センサーで読み取られた巻取径に応じて熱
転写記録媒体の巻き上げトルクを調節する調節部を設け
たことを特徴とする熱転写記録装置。 - 【請求項２】該情報が、バーコードで記録されているこ
とを特徴とする請求項１記載の熱転写記録装置。 - 【請求項３】該記録部が、一定間隔毎に設けられている
ことを特徴とする請求項１又は請求項２記載の熱転写記
録装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1523992A JPH05201086A (ja) | 1992-01-30 | 1992-01-30 | 熱転写記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1523992A JPH05201086A (ja) | 1992-01-30 | 1992-01-30 | 熱転写記録装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05201086A true JPH05201086A (ja) | 1993-08-10 |
Family
ID=11883315
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1523992A Pending JPH05201086A (ja) | 1992-01-30 | 1992-01-30 | 熱転写記録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05201086A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006347640A (ja) * | 2005-06-13 | 2006-12-28 | Mimaki Engineering Co Ltd | メディア巻き取り装置及びそれを用いたメディア巻き取り方法 |
-
1992
- 1992-01-30 JP JP1523992A patent/JPH05201086A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006347640A (ja) * | 2005-06-13 | 2006-12-28 | Mimaki Engineering Co Ltd | メディア巻き取り装置及びそれを用いたメディア巻き取り方法 |
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