JPH0519985Y2 - - Google Patents

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JPH0519985Y2
JPH0519985Y2 JP18357587U JP18357587U JPH0519985Y2 JP H0519985 Y2 JPH0519985 Y2 JP H0519985Y2 JP 18357587 U JP18357587 U JP 18357587U JP 18357587 U JP18357587 U JP 18357587U JP H0519985 Y2 JPH0519985 Y2 JP H0519985Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〈考案の分野〉 この考案は固体継電器等に適用される電気機器
の取付装置に関するものである。
〈従来技術とその問題点〉 従来、たとえば固体継電器では、第5図に示す
ように継電器本体101の1つの壁部101aを
取付設定壁とし、上記設定壁101aの長手方向
の両端コーナ部に位置して図示しない制御パネル
に対する取付手段を構成する1対の取付片10
2,103や、上記設定壁101aの長手方向の
他端部側の1対のガイド壁104,105間に嵌
装されて、長手方向の一端部側に位置する係合突
片106,106とでレール部材Mに対する取付
手段を構成する合成樹脂製のフイクチヤレール板
107等を設けたものが提案されている。
ところで、この種継電器では、たとえば複数の
ものを幅方向で連設して使用する際の取付スペー
スを小さくする要請から上記幅方向の寸法Wを小
さくして、いわゆる薄形化を推進する傾向にあ
る。したがつて、上記のように制御パネルとレー
ル部材Mの双方に対する取付機能をもつもので
は、取付片102,103やフイクチヤレール板
107等の併設がスペース上難しくなる。また、
上記フイクチヤレール板107は1対のガイド壁
104,105間に嵌装保持されているだけであ
り、該フイクチヤレール板107の板厚方向の支
持強度が弱く、振動・衝撃等でフイクチヤレール
板107が継電器本体101側からはずれるおそ
れもある。
〈考案の目的〉 この考案は上記従来のものの不具合を解消する
ためになされたもので、薄形のものでも制御パネ
ル用とレール部材用の取付手段の併設が可能とな
り、しかもレール部材への取付強度を強化し得る
電気機器の取付装置を提供することを目的として
いる。
〈考案の構成と効果〉 この考案に係る電気機器の取付装置は、合成樹
脂製の機器本体における矩形状取付設定壁の長手
方向両端にそれぞれ1対の制御パネル用取付片を
突設し、上記設定壁の長手方向の他端部側の幅方
向両側に位置して長手方向へ沿つて1対のガイド
壁を形成し、上記設定壁の長手方向の一端部側に
レール部材の一方のレール片部に係止する係止突
片を設け、一端に上記レール部材の他方のレール
片部に係合する係止爪部を有し、上記長手方向へ
進退移動可能に設定される合成樹脂製のフイクチ
ヤレール板を上記両ガイド壁間に嵌装し、上記レ
ール部材の両レール片部がそれぞれ上記係止突片
と係止爪部との間に係止された際に弾性変形して
上記フイクチヤレール板に対して進出方向へのば
ね力を付勢する1対のばね片を上記フイクチヤレ
ール板に一体形成して、上記フイクチヤレール板
の他端部に対面する状態で上記ガイド壁間を一体
に連結する連結片部を上記長手方向他端側の取付
片で構成したものである。
この考案によれば、フイクチヤレール板が嵌装
される1対のガイド壁間を一体に連結する連結片
部を制御パネル用の一方の取付片で構成したか
ら、薄形化のものでも制御パネル用とレール部材
用の双方の取付手段を容易に併設可能となり、し
かも上記連結片部がフイクチヤレール板の他端部
に対面しているため、該フイクチヤレール板の保
持強度が増し、耐振動性および衝撃性に優れたも
のとなる。
〈考案の実施例〉 以下、この考案の一実施例を図面にしたがつて
説明する。
第1図はこの考案に係る電気機器の取付装置を
固体継電器に適用した例を示す側面断面図であ
る。
同図において、1は継電器本体であり、前端面
が開放された合成樹脂製の略箱形後部ケース2
と、この後部ケース2の前端開口端部に嵌装され
た合成樹脂製の前部ケース3とからなる。4は上
記後部ケース2に形成されて前部ケース3側の係
合突起5に係脱可能に係合する係合孔である。
6は上記前部ケース3に保持されて上記後部ケ
ース2内に収容されたプリント配線基板であり、
たとえば、入力回路やトリガ回路等の制御回路構
成部品7等が装着されている。81,82はそれぞ
れ略コ字形導電板からなる1対の入力端子であ
り、上記前部ケース3の前壁に一部が露出する状
態で取り付けられており、各一端は上記プリント
配線基板6の所定個所に半田付けで電気的に接続
固定されている。91,92は1対の入力端子用ね
じであり、それぞれ上記前部ケース3の前壁内に
保持された入力端子用ナツト101,102に螺合
している。111,112はそれぞれ上記1対の入
力端子用座金、121,122は上記入力端子81
2にそれぞれ接触して電気的に接続された1対
の連結端子片であり、長孔131,132を介して
上記入力端子用ねじ91,92に枢着されている
(第2図)。
上記前部ケース3には、長手方向の両端に位置
して陥没部141,142が形成されている。各陥
没部141,142には、略コ字形の導電板からな
る1対の出力端子151,152が一部露出状態で
取り付けられており、各一端は上記プリント配線
基板6の所定個所に半田付けで電気的に接続固定
されている。161,162は1対の出力端子用ね
じであり、それぞれ上記陥没部141,142に保
持された出力端子用ナツト171,172に螺合し
ている。181,182は出力端子用座金である。
上記後部ケース2の後壁2aは矩形状の取付設
定壁として構成されており、長手方向の両端に
は、それぞれ制御パネル用の取付片191,192
が突設されており、一方の取付片191には丸孔
201が形成され、他方の取付片192には長孔2
2が形成されている。21は上記取付設定壁2
aにおける長手方向の一端部側に位置して他端側
向きに形成された係止突片であり、上記取付設定
壁2aとの間に嵌入されたレール部材Mの一方の
レール片部Maに係合するようになつている。
上記取付設定壁2aにおける長手方向の他端部
側の幅方向両端には、第3図および第4図に示す
ようにそれぞれ上記長手方向へ沿つてガイド壁2
2,23が立設されており、両ガイド壁22,2
3間には、合成樹脂からなる矩形のフイクチヤレ
ール板24が嵌装保持されて長手方向へ進退移動
可能に設定されている。このフイクチヤレール板
24の一端には、上記取付設定壁2aとの間に嵌
入されたレール部材Mの他方のレール片部Mbに
係合する係止爪部25が一体に形成されている。
上記フイクチヤレール板24に形成された空所2
6の内壁には、上記長手方向の他端から一端側へ
向つて第3図のように末広がり状に延びる1対の
ばね片27,28が連成されており、上記レール
部材Mへの取付状態では、上記取付設定壁2aに
突設された規制ピン29、30により互に近接方
向へ弾性変形を強いられて上記フイクチヤレール
板24に対して進出方向(矢印a方向)へのばね
力を付与するように設定されている。
上記1対のガイド壁22,23間は第4図に示
すように上記フイクチヤレール板14の長手方向
の他端部位と対面するように上記他方の取付片1
2で構成された連結片部で連結されており、ま
た上記長孔202に対応して上記フイクチヤレー
ル板24にも、該フイクチヤレール板24の変位
に対応できるように第2図のように長孔31が形
成されている。32は上記フイクチヤレール板1
4に形成された後退方向のストツパ用突起であ
る。
33は上記前部ケース3の前面に装着される端
子カバーであり、入力端子用ねじ操作孔341
342ならびに出力端子用ねじ操作孔351,35
等が形成されている。
上記構成において、図示しない制御パネルに取
り付ける場合は、取付片191,192を使用し
て、ねじ止めをすることができる。また、レール
部材Mに取り付ける場合には、フイクチヤレール
板24を利用すればよい。すなわち、係止突片2
1とフイクチヤレール板24の係止爪部25との
間にレール部材Mのレール片部Ma,Mbを第1
図のようにそれぞれ係入させれば、フイクチヤレ
ール板24がわずかに後退するため、1対のばね
片27,28が規制ピン29,30に当ることに
より、互に接近方向へ弾性変形し、フイクチヤレ
ール板24に前進方向(矢印a方向)へのばね力
を付勢する。これにより、上記係止爪部25のレ
ール片部Mbへの係止力が強まり、上記レール部
材Mに堅固に固定される。
ここで、上記構成のものは、制御パネルとレー
ル部材Mの双方への取り付けができるうえ、上記
制御パネル用の一方の取付片192を、フイクチ
ヤレール板24が嵌装された1対のガイド壁2
2,23間の連結片部で構成したから、取付設定
壁2aにおけるスペースの有効利用が図れ、換言
すれば、継電器本体1の幅寸法W(第4図)を小
さくして薄形化した場合でも、上記制御パネル用
取付手段とレール部材用取付手段の併設が容易に
なる。
さらに、上記一方の取付片192がフイクチヤ
レール板24に対面して設けられているので、該
フイクチヤレール板24が上記ガイド壁22,2
3側からはずれるおそれもなくなり、耐振性能の
強化を図ることができる。
なお、上記実施例では、固体継電器に適用した
ものを例に説明したものであるが、他の電気機器
にも適用可能であることは論をまたない。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図および第3図はそれぞれこの考
案に係る電気機器の取付装置を固体継電器に適用
した例を示す側面断面図、一部破断前面図および
一部破断後面図、第4図は同取付装置を示す斜視
図、第5図は従来の電気機器の取付装置を示す斜
視図である。 1……機器本体、2a……取付設定壁、191
……取付片、192……取付片(連結片部)、21
……係止突片、22,23……ガイド壁、24…
…フイクチヤレール板、25……係止爪部、2
7,28……ばね片、M……レール部材、Ma,
Mb……レール片部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 合成樹脂製の機器本体における矩形状取付設定
    壁の長手方向両端にそれぞれ突出形成された1対
    の制御パネル用の取付片と、上記長手方向の他端
    部側の幅方向両側に位置して上記長手方向へ沿つ
    て上記設定壁に形成された1対のガイド壁と、上
    記長手方向の一端部側で上記設定壁に設けられて
    レール部材の一方のレール片部に係止する係止突
    片と、一端に上記レール部材の他方のレール片部
    に係合する係止爪部を有し、上記両ガイド壁間に
    嵌装されて長手方向へ進退移動可能に設定された
    合成樹脂製のフイクチヤレール板と、このフイク
    チヤレール板に一体形成されて上記レール部材の
    両レール片部がそれぞれ上記係止突片と係止爪部
    との間に係止された際に弾性変形してフイクチヤ
    レール板に対して進出方向へのばね力を付勢する
    1対のばね片と、上記長手方向他端側の取付片で
    構成されて上記フイクチヤレール板の他端部に体
    面する状態で上記1対のガイド壁間を一体に連結
    する連結片部とを具備したことを特徴とする電気
    機器の取付装置。
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