JPH05199137A - Agcシステム - Google Patents
AgcシステムInfo
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- JPH05199137A JPH05199137A JP812192A JP812192A JPH05199137A JP H05199137 A JPH05199137 A JP H05199137A JP 812192 A JP812192 A JP 812192A JP 812192 A JP812192 A JP 812192A JP H05199137 A JPH05199137 A JP H05199137A
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- JP
- Japan
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- circuit
- agc
- signal
- level
- time constant
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- Granted
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- Circuits Of Receivers In General (AREA)
- Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)
Abstract
ルの急変動に対して、RF AMPの時定数を可変さ
せ、AGCループの収束時間を短くすることにより、検
波出力レベルの安定時間を短縮することを目的とする。 【構成】RF信号の入力レベルの急変動を、整流回路に
接続された、電界急変動検出回路で検出することによ
り、時定数切換回路を動作させ、RF AMPの時定数
を可変させる。RF AMPの時定数を変えることによ
り、検波出力レベルの安定に要する時間を短縮すること
ができる。
Description
し、特に受信機のRF AGCの動作時定数を切り換え
る方法に関する。
般にAGCシステムは周波数変換回路4の入力ダイナミ
ックレンジにより入力信号レベルが制限され、歪率特性
や混変調特性等の諸特性の悪化を防ぐ為、入力ダイナミ
ックレンジ内で前記周波数変換回路4の入力信号レベル
をある任意に設定したレベルに制限するように動作し、
周波数変換回路4を安定に動作するようにしている。
AMP2で増幅され、フィルタ3を通過後、周波数変
換回路4及び整流回路6に入力される。周波数変換回路
4に入力された信号は、任意のIF(中間周波数)信号
に変換され、IF信号処理回路5を通過後、AF OU
T端子11より出力される。
整流され、この整流された信号はRF信号レベルを制御
するAGCドライバー回路10により平滑され、AGC
ドライバー回路10の出力信号はRF AMP2の利得
制御端子に入力されることにより、RF AMP2の利
得を制御している。
テムでは、RF信号のAGC動作について、ANT1の
入力信号レベルが弱レベルから強レベルに急変動(電界
急変動)した場合、AGCドライバー回路10の時定数
が大きい為、AGCループが安定するまでの収束時間が
長くなり、この為、周波数変換回路4の出力信号レベル
が安定するのに要する時間が、かかりすきでしまう問題
点があった。
くすると、歪率などの悪化が発生する為、時定数を大き
くする必要がある。図3(A)に従来のAGCシステム
を使用した時のANT1の入力信号レベルが、60dB
μVから100dBμVに急激に変動した時のAF O
UT端子11の出力信号レベル変動を示したものであ
り、安定するまで約400msec必要となる。
間が長い場合の影響として、例えば、トンネル内を自動
車で走行中は放送局の電波はANTに到達せずスピーカ
ーからは何も聞こえないが、トンネルを抜けた瞬間、同
調していた放送局の電波(十分にレベルが大きい)がA
NTに入力された場合、AGCループの収束時間が長い
為、AF OUT信号が大きく振られ、音質が悪化して
しまう。このように従来のAGCシステムでは、400
msecもの時間音質が悪くなり聞きずらいものになっ
てしまう。
て、電界が弱レベルから強レベルに電界が急変動した場
合に、AGCループの収束時間を短縮し、音質の悪化時
間を短縮することができるAGCシステムを提供するこ
とにある。
は、RF信号を増幅するRF AMPと、このRFAM
Pの出力信号を任意の周波数に制限するフィルターとこ
のフィルターの出力を任意の周波数に変換する周波数変
換回路とこの周波数変換回路の出力をAF信号に変換す
るIF信号処理回路と、前記フィルターの出力を整流す
る整流回路と前記RF AMPの利得を制御するAGC
ドライバー回路とRF AMPの入力信号レベルが急激
に弱レベルから強レベルに変動した際、この信号レベル
の急変動を検出する電界急変動検出回路とこの電界急変
動検出回路の出力とある設定電圧とを比較するAGCコ
ンパレータ回路と前記AGCドライバー回路の時定数を
切換える時定数切換回路により構成されている。
る。図1は本発明の一実施例のブロック図である。
信号はRF AMP2において増幅され、フィルタ3を
通過後、周波数変換回路4においてIF信号に変換さ
れ、このIF信号はIF信号処理回路5によってAF信
号に変換され、AF OUT端子11より出力される。
流回路6によって整流され、この整流された信号はAG
Cドライバー回路10によって平滑され、この平滑され
た信号のレベルに応じて、RF AMP2の利得を制御
している。
界急変動検出回路7に入力され、ANT1の信号入力レ
ベルが、弱レベルから急激に強レベルに急変動した際、
電界急変動検出回路7及びAGCコンパレータ回路8が
動作し、AGCドライバー回路10に接続された、AG
Cドライバー回路10の時定数を切り換える時定数切換
回路9によって、AGCドライバー回路10の時定数を
小さくしている。
た場合の電界急変動検出回路7,時定数切換回路9及び
AGCドライバー回路10の具体的回路図を示してい
る。図4は図2の具体的回路例を用いた場合のRF A
MP2の入力レベル(図(A),整流回路6の入力レベ
ル(図(B)),AGCドライバー回路10の入力レベ
ル(図(C))及びRF AMP2の入力レベル(図
(D))のレベル変化をタイムチャートで表したもので
あり、また図(E)乃至図(H)は図5の従来例での前
記図(A)乃至図(D)の各ブロックと対応させたもの
である。
時定数は、容量C1 ×抵抗R1 及び容量C2 ×抵抗R10
の2箇所あるが、容量C2 ×抵抗R10は通常容量C1 ×
R1 に比べ時定数は10分の1以下に設定される為、容
量C1 ×抵抗R1 の時定数の方が支配的となる。
T1の入力信号レベル)が微小レベルで変化した場合、
RF AMP2のトランジスタQ1 のベース電位の変動
も微小であり、AGCシステムループの収束時間も微小
である。しかし、整流回路6の出力信号レベル(ANT
1の入力信号レベル)が弱レベルから強レベルに大きく
急変動した場合、AGCドライバー回路10の時定数
(容量C1 ×抵抗R1 )が大きい場合、AGCループの
収束時間が長くなり、これに伴いRF AMP2の利得
を制御(トランジスタQ1 のベース電圧降下)するまで
の時間が長くなる(図4(H)参照)。
ベルが異常に大きくなり(図4(F)参照)、AGCド
ライバー回路10の入力レベル(トランジスタQ2 のベ
ース電圧)が増大する(図4(G)参照)。
ベル(図4(G)d点)をトランジスタQ10,Q11及び
Q12によってクランプし(図4(C)c点)、更にトラ
ンジスタQ13の動作によりAGCコンパレータ回路8が
動作し、前記AGCコンパレータ回路8の出力に接続さ
れているトランジスタQ9 及びQ8 が動作する。トラン
ジスタQ9 が動作することにより、抵抗R6 に電流が供
給され、トランジスタQ7 の動作により、トランジスタ
Q6 が動作しなくなる。
ス共通で双方向に接続されたトランジスタQ3 及びQ4
のベースに電流が供給され、トランジスタQ3 及びQ4
は動作し、これによりリファレンス電圧源と抵抗R2 が
導通する。
ー回路10の時定数はトランジスタQ1 のベースに接続
された容量C1 及び抵抗R1 及びトランジスタQ3 ,Q
4 のコレクタ飽和抵抗(rsc)及び抵抗R2 によって
C1 ×(R1 //(R2 +rsc))となる。
1 R1 2 /R1 +R2 +rsc分の時間(図4(B)a
時間と図4(F)b時間の差)を短縮することが可能と
なり、これによりRF AMP2の利得を制御するまで
の時間も短縮される(図4(D)参照)。
60dBμVから100dBμVに急激に変化した時の
AF OUT端子11のレベル変動を示したものであ
り、AF OUT信号レベルが安定するまで約120m
secとなり、従来例(約400msec)と比べ約3
分の1以下となっている。
C動作の収束時間による聴感上の影響として、従来例と
比べ3分の1以下となっている為、殆んど影響のないも
のとなっている。
テムにおいては、ANT1の信号入力レベルが弱レベル
から強レベルに急変動した場合、AGCループの収束時
間を短縮することが可能であり、AF OUTレベルの
変動時間を短縮できる効果がある。
程度でチップ面積にして0.03〜0.04mm2 程度
で、通常のチューナ用ICのチップ面積5〜7mm2 に
対して殆ど影響しない程度で実現できるに拘ず、前述し
た効果を有する。
レベル変動図
ック入力レベルタイムチャート図
Claims (1)
- 【請求項1】 Radio Frequency信号を
増幅するRF AMPと、このRF AMPの出力信号
を任意の周波数に制限するフィルターと、このフィルタ
ーの出力を任意の周波数に変換する周波数変換回路と、
この周波数変換回路の出力をAudio Freqen
cy信号に変換するIF信号処理回路と、前記フィルタ
ーの出力を整流する整流回路と、前記RF AMPの利
得を制御するAGCドライバー回路を有するAGCシス
テムにおいて、前記RF AMPの入力信号が急激に弱
レベルから強レベルに変動した際この信号レベルの急変
動を検出する電界急変動検出回路と、この電界急変動検
出回路の出力とある設定電圧とを比較するAGCコンパ
レータ回路と、このAGCコンパレータ回路の出力によ
りAGCドライバー回路の時定数を制御する時定数切換
回路を備えることを特徴とするAGCシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04008121A JP3088172B2 (ja) | 1992-01-21 | 1992-01-21 | Agcシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04008121A JP3088172B2 (ja) | 1992-01-21 | 1992-01-21 | Agcシステム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05199137A true JPH05199137A (ja) | 1993-08-06 |
JP3088172B2 JP3088172B2 (ja) | 2000-09-18 |
Family
ID=11684462
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04008121A Expired - Fee Related JP3088172B2 (ja) | 1992-01-21 | 1992-01-21 | Agcシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3088172B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2013004149A (ja) * | 2011-06-17 | 2013-01-07 | Panasonic Corp | Apc回路、及び光ディスク再生装置 |
-
1992
- 1992-01-21 JP JP04008121A patent/JP3088172B2/ja not_active Expired - Fee Related
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US7894312B2 (en) | 2005-04-25 | 2011-02-22 | Panasonic Corporation | Automatic gain control circuit and signal reproducing device |
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EP2104226A2 (en) | 2008-03-21 | 2009-09-23 | Fujitsu Limited | Wireless communication device |
US8311500B2 (en) | 2008-03-21 | 2012-11-13 | Fujitsu Limited | Wireless communication device |
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---|---|
JP3088172B2 (ja) | 2000-09-18 |
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