JPH0519863Y2 - - Google Patents

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JPH0519863Y2
JPH0519863Y2 JP14353686U JP14353686U JPH0519863Y2 JP H0519863 Y2 JPH0519863 Y2 JP H0519863Y2 JP 14353686 U JP14353686 U JP 14353686U JP 14353686 U JP14353686 U JP 14353686U JP H0519863 Y2 JPH0519863 Y2 JP H0519863Y2
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はR−DAT、ビデオテープレコーダ等
に代表される磁気記録再生装置に関する。
〔考案の概要〕
本考案においてはキヤプスタンモータの位相誤
差を補正するトラツキングエラー信号のレベルが
制限される。
〔従来の技術〕
R−DAT、8ミリビデオテープレコーダ等に
おいては本来の情報が記録再生される傾斜トラツ
ク上にトラツキング用のパイロツト信号が記録さ
れている。従つて情報再生時はパイロツト信号を
検出し、トラツキングエラー信号を生成して、キ
ヤプスタンの位相サーボを行なつている。一方情
報記録時はトラツキングエラー信号を得ることが
できないので、キヤプスタンの回転に同期して発
生されるパルスより位相誤差信号を生成し、位相
サーボを行なうようにしている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで情報再生時磁気テープ上に記録されて
いるプログラムが終了したり、何等かの理由で正
しいトラツキングエラー信号が生成されなくなる
と、キヤプスタンモータが暴走するおそれがあつ
た。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は磁気記録再生装置において、磁気テー
プを走行させるキヤプスタンと、キヤプスタンを
回転させるモータと、モータの回転に同期したパ
ルスを発生するパルス発生手段と、パルス発生手
段の出力に対応して速度誤差信号を発生する速度
サーボ手段と、トラツキングエラー信号を生成す
るトラツキング手段と、トラツキングエラー信号
と速度誤差信号とを加算する加算手段と、加算手
段の出力に対応してモータを駆動する駆動手段
と、速度誤差信号に加算されるトラツキングエラ
ー信号のレベルを制限する制限手段とを備えるこ
とを特徴とする。
〔作用〕
再生時速度誤差信号とトラツキングエラー信号
とを加算した信号でキヤプスタンのモータが駆動
される。トラツキングエラー信号のレベルが所定
の範囲を超えたとき、そのレベルが制限される。
〔実施例〕
第2図は本考案の磁気記録再生装置のブロツク
図である。同図において1は回転ヘツドであり図
示せぬ磁気テープをトレースして情報を記録再生
する(同図において記録系は便宜上省略してあ
る)。2は回転ヘツド1が出力する再生信号を復
調、処理した後デイジタル信号からアナログ信号
に変換して出力する再生手段である。3はトラツ
キング手段であり再生手段2の出力からトラツキ
ング用のパイロツト信号を検出し、トラツキング
エラー信号を生成する。5はマイクロコンピユー
タ等よりなる制御手段であり、キーボード、スイ
ツチ等よりなる入力手段6より入力される指令を
実行する。
10は磁気テープを走行させるキヤプスタンで
あり、モータ9により回転される。11はパルス
発生手段であり、モータ9(キヤプスタン10)
の回転に同期したパルス(PG,FG)を発生す
る。パルス発生手段11が出力する1回転1つの
パルス(PG出力)はPLL回路等を含む位相サー
ボ手段12に入力され、位相誤差信号が生成され
る。パルス発生手段11が出力する周波数発電機
の出力(FG出力)は、周波数電圧変換回路等を
含む速度サーボ手段13に入力され、速度誤差信
号が生成される。
トラツキングエラー信号と位相誤差信号のいず
れかがスイツチ手段4により選択され、加算手段
7により速度誤差信号と加算される。加算手段7
の出力はモータ9を駆動する駆動手段8に供給さ
れている。
しかしていま入力手段6より記録モードを入力
すると、図示せぬ記録手段より記録信号が回転ヘ
ツド1に入力され、磁気テープ上に記録される。
このとき制御手段5はスイツチ4を接点R側に切
り換える。その結果自走ループが形成される。
すなわちキヤプスタン10を回転させるモータ
9の回転に同期してパルス発生手段11がPGパ
ルスとFGパルスを出力する。FGパルスは速度サ
ーボ手段13に入力され、F/V変換された後、
所定の基準電圧と比較され、速度誤差信号が生成
される。PGパルスは位相サーボ手段12のPLL
回路に入力され、例えばPLL回路を構成する電
圧制御発振器の制御電圧を所定の基準電圧と比較
する等して位相誤差信号が生成される。位相誤差
信号はスイツチ4を介して加算手段7に入力さ
れ、速度サーボ手段13から供給される速度誤差
信号と加算され、駆動信号として駆動手段8に出
力される。駆動手段8は駆動信号に対応してモー
タ9(従つてキヤプスタン10)を駆動する。
次に入力手段6を操作して再生モードを入力す
ると、回転ヘツド1から出力される再生信号は再
生手段2に入力され、再生手段2はこの信号を処
理した後D/A変換して出力する。またこのとき
制御手段5はスイツチ手段4を接点P側に切り換
える。
トラツキング手段3は再生手段2が出力する再
生信号からトラツキングエラー信号を生成する。
第3図はこのトラツキング手段3のより詳細な
ブロツク図を表わしている。再生信号はローパス
フイルタ21に入力され、パイロツト信号成分f1
が分離される。このパイロツト信号は整流回路2
2により整流され(第4図d)、サンプルホール
ド(S/H)回路23と差動増幅器24とに入力
される。
一方バンドパスフイルタ25は再生信号からト
ラツキング用の同期信号成分f2又はf3を分離す
る。検出回路26はこの同期信号f2又はf3を検出
したとき、検出信号(第4図a)をサンプリング
パルス発生回路27に出力する。サンプリングパ
ルス発生回路27は、検出信号の立ち上がりエツ
ジに同期して第1サンプリングパルス(第4図
b)を発生するとともに、そのときから所定時間
経過したとき第2のサンプリングパルス(第4図
c)を発生する。第1のサンプリングパルスはサ
ンプルホールド回路23に、また第2のサンプリ
ングパルスはサンプルホールド回路28に、各々
出力される。磁気テープ上には第1のサンプリン
グパルスが発生するタイミングにおいて右隣りの
傾斜トラツクからパイロツト信号がクロストーク
成分として再生され、また第2のサンプリングパ
ルスが発生するタイミングにおいて左隣りの傾斜
トラツクからパイロツト信号がクロストーク成分
として再生されるように、各信号が記録されてい
る。従つてサンプルホールド回路23は第1のサ
ンプリングパルスにより右隣りの傾斜トラツクか
らのパイロツト信号のレベルをサンプルホールド
する。このホールド値は差動増幅器24に入力さ
れ、整流回路22の出力との差が演算される。第
2のサンプリングパルスが発生されるタイミング
において、整流回路22の出力は左隣りの傾斜ト
ラツクからのパイロツト信号のレベルに対応して
いるので、差動増幅器24はホールド値(右トラ
ツクからのパイロツト信号のレベル)と左トラツ
クからのパイロツト信号のレベルの差を出力して
いる。サンプルホールド回路28において第2の
サンプリングパルスによりこのレベル差がサンプ
ルホールドされる。このレベル差がトラツキング
エラー信号となつている。
このトラツキングエラー信号が加算回路7に入
力され、速度サーボ手段13からの速度誤差信号
と加算される。従つてトラツキングエラー信号に
対応してキヤプスタンの回転(磁気テープの走
行)が制御される。
第1図は加算回路7のより詳細な回路図を表わ
している。トラツキングエラー信号は、抵抗3
1,32、ダイオード41、演算増幅器37、バ
イアス電圧発生回路39よりなる反転増幅器(制
限手段を構成する)に入力され、反転増幅され
る。増幅された信号は加算用の抵抗33を介し、
加算用の抵抗34を介して入力される速度誤差信
号と加算される。この加算信号は、抵抗35,3
6、演算増幅器38、バイアス電圧発生回路40
よりなる非反転増幅器に入力され、増幅されて出
力される。尚バイアス電圧E=(Vcc/2)を発
生するバイアス電圧発生回路39,40が設けら
れているのは、演算増幅器37,38を単電源
(Vcc)でA級動作させるためであり、正負の2
電源(±Vcc)で動作させる場合は不要となる。
回転ヘツド1が信号記録領域を再生していると
き、トラツキング手段3により出力されるトラツ
キングエラー信号は、第5図に示すように、所定
の電圧Eを中心として所定のダイナミツクレンジ
Dの範囲内において変化する。回転ヘツド1が信
号を記録していない領域を再生すると、トラツキ
ングエラー信号が生成されないので、サンプルホ
ールド回路28のホールドコンデンサ(図示せ
ず)は徐々に放電され、その出力が低下してい
く。この電圧が所定値以下に低下すると、反転増
幅器を構成している演算増幅器37の出力がその
反転入力より高レベルとなり、ダイオード41が
オンし、帰還量が増加する。従つて反転増幅器の
出力は制限され、所定値(電圧Eにダイオード4
1の順方向電圧を加えた値)以上に大きくならな
い。
尚反転増幅器の出力が所定値以下に小さくなる
ことも防止したい場合はダイオード41としてト
ライアツク等の双方向性のものを用いることもで
きる。
〔効果〕
以上の如く本考案は磁気記録再生装置におい
て、磁気テープを走行させるキヤプスタンと、キ
ヤプスタンを回転させるモータと、モータの回転
に同期したパルスを発生するパルス発生手段と、
パルス発生手段の出力に対応して速度誤差信号を
発生する速度サーボ手段と、トラツキングエラー
信号を生成するトラツキング手段と、トラツキン
グエラー信号と速度誤差信号とを加算する加算手
段と、加算手段の出力に対応してモータを駆動す
る駆動手段と、速度誤差信号に加算されるトラツ
キングエラー信号のレベルを制限する制限手段と
を備えるようにしたもので、簡単な構成により再
生時においてキヤプスタンモータが暴走すること
を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の加算回路の回路図、第2図は
その磁気記録再生装置のブロツク図、第3図はそ
のトラツキング手段のブロツク図、第4図はその
タイミングチヤート、第5図はその波形図であ
る。 1……回転ヘツド、2……再生手段、3……ト
ラツキング手段、4……スイツチ手段、5……制
御手段、6……入力手段、7……加算手段、8…
…駆動手段、9……モータ、10……キヤプスタ
ン、11……パルス発生手段、12……位相サー
ボ手段、13……速度サーボ手段、21……ロー
パスフイルタ、22……整流回路、23……サン
プルホールド回路、24……差動増幅器、25…
…バンドパスフイルタ、26……検出回路、27
……サンプリングパルス発生回路、28……サン
プルホールド回路、31乃至36……抵抗、3
7,38……演算増幅器、39,40……バイア
ス電圧発生回路、41……ダイオード。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 磁気テープを走行させるキヤプスタンと、該キ
    ヤプスタンを回転させるモータと、該モータの回
    転に同期したパルスを発生するパルス発生手段
    と、該パルス発生手段の出力に対応して速度誤差
    信号を発生する速度サーボ手段と、トラツキング
    エラー信号を生成するトラツキング手段と、該ト
    ラツキングエラー信号と該速度誤差信号とを加算
    する加算手段と、該加算手段の出力に対応して該
    モータを駆動する駆動手段と、該速度誤差信号に
    加算される該トラツキングエラー信号のレベルを
    制限する制限手段とを備えることを特徴とする磁
    気記録再生装置。
JP14353686U 1986-09-19 1986-09-19 Expired - Lifetime JPH0519863Y2 (ja)

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JP14353686U JPH0519863Y2 (ja) 1986-09-19 1986-09-19

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JPS6349632U JPS6349632U (ja) 1988-04-04
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