JPH05198270A - カラー映像管 - Google Patents
カラー映像管Info
- Publication number
- JPH05198270A JPH05198270A JP4222075A JP22207592A JPH05198270A JP H05198270 A JPH05198270 A JP H05198270A JP 4222075 A JP4222075 A JP 4222075A JP 22207592 A JP22207592 A JP 22207592A JP H05198270 A JPH05198270 A JP H05198270A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mask
- tie bar
- picture tube
- short
- parallel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J29/00—Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
- H01J29/02—Electrodes; Screens; Mounting, supporting, spacing or insulating thereof
- H01J29/06—Screens for shielding; Masks interposed in the electron stream
- H01J29/07—Shadow masks for colour television tubes
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J29/00—Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
- H01J29/02—Electrodes; Screens; Mounting, supporting, spacing or insulating thereof
- H01J29/06—Screens for shielding; Masks interposed in the electron stream
- H01J29/07—Shadow masks for colour television tubes
- H01J29/076—Shadow masks for colour television tubes characterised by the shape or distribution of beam-passing apertures
Landscapes
- Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)
- Respiratory Apparatuses And Protective Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 カラー映像管は２つの長辺と２つの短辺を持
つ矩形周辺を持ったシャドウマスク２４を有し、マスク
はその中心を通り上記長辺に平行な長軸Ｘと中心を通り
上記短辺に平行な短軸Ｙを持つ。マスクは上記短軸と基
本的に平行な列をなして配置されたスリット状開孔３６
を含む。各列中の隣接開孔はマスク中のタイバー３８に
よって分離されており、タイバーの幅はその寸法にグレ
ーディングが付けられている。このグレーディングは異
なるタイバー幅を持つ同じサイズのマスクで生じるタイ
バーの伸びの量と少くとも部分的に関係づけて決められ
ている。 【効果】 マスク形成時のタイバーの伸びによるマスク
の損傷を防止される。
つ矩形周辺を持ったシャドウマスク２４を有し、マスク
はその中心を通り上記長辺に平行な長軸Ｘと中心を通り
上記短辺に平行な短軸Ｙを持つ。マスクは上記短軸と基
本的に平行な列をなして配置されたスリット状開孔３６
を含む。各列中の隣接開孔はマスク中のタイバー３８に
よって分離されており、タイバーの幅はその寸法にグレ
ーディングが付けられている。このグレーディングは異
なるタイバー幅を持つ同じサイズのマスクで生じるタイ
バーの伸びの量と少くとも部分的に関係づけて決められ
ている。 【効果】 マスク形成時のタイバーの伸びによるマスク
の損傷を防止される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、スリット形開孔を有
し、その開孔が列をなして配列され、各列中の開孔がタ
イバー（ｔｉｅ ｂａｒ）によって分離されているシャ
ドウマスクを有する型のカラー映像管、特に、タイバー
変化を改善したマスクに関するものである。
し、その開孔が列をなして配列され、各列中の開孔がタ
イバー（ｔｉｅ ｂａｒ）によって分離されているシャ
ドウマスクを有する型のカラー映像管、特に、タイバー
変化を改善したマスクに関するものである。
【０００２】
【発明の背景】今日使用されているカラー映像管の多く
はラインスクリーンと、スリット形開孔を有するシャド
ウマスクを持つ。開孔は列をなして整列配置されてお
り、各列中の隣接開孔はマスク中のウエブ、即ち、タイ
バーによって相互に分離されている。このようなタイバ
ーは、管の観察フェースプレートの内面形状にある程度
相似するドーム形形状にマスクを形成する際に、マスク
の完全性を保持するために、マスクにおいて重要なもの
である。１つの列中のタイバーはそれと隣接する列中の
タイバーから列の長さ方向（垂直方向）にずれている。
はラインスクリーンと、スリット形開孔を有するシャド
ウマスクを持つ。開孔は列をなして整列配置されてお
り、各列中の隣接開孔はマスク中のウエブ、即ち、タイ
バーによって相互に分離されている。このようなタイバ
ーは、管の観察フェースプレートの内面形状にある程度
相似するドーム形形状にマスクを形成する際に、マスク
の完全性を保持するために、マスクにおいて重要なもの
である。１つの列中のタイバーはそれと隣接する列中の
タイバーから列の長さ方向（垂直方向）にずれている。
【０００３】マスクをドーム形形状に成形する時、その
成形工程によってマスク中のタイバーが伸びる（伸張す
る）。そのような伸張は、マスク成形中にマスクに加わ
る力がマスク全体で不均一であることにより、マスク全
体で均一ではない。このタイバーの伸張は、マスク中の
スリット開孔がその所望のサイズ以上に伸びてしまうと
いう悪影響をマスクに及ぼす。さらに、マスクをドーム
状に成形する時に、タイバーが裂けて、マスクが使用不
能となることが時々ある。従って、このタイバーの伸張
の問題を解決する手段が必要となる。
成形工程によってマスク中のタイバーが伸びる（伸張す
る）。そのような伸張は、マスク成形中にマスクに加わ
る力がマスク全体で不均一であることにより、マスク全
体で均一ではない。このタイバーの伸張は、マスク中の
スリット開孔がその所望のサイズ以上に伸びてしまうと
いう悪影響をマスクに及ぼす。さらに、マスクをドーム
状に成形する時に、タイバーが裂けて、マスクが使用不
能となることが時々ある。従って、このタイバーの伸張
の問題を解決する手段が必要となる。
【０００４】
【発明の概要】この発明によれば、改良されたカラー映
像管は２つの長辺と２つの短辺を有する矩形周辺を持っ
たシャドウマスクを有する。このマスクは、マスクの中
心を通り、マスクの長辺に平行な長軸と、マスクの中心
を通り、マスク短辺に平行な短軸とを備えている。ま
た、このマスクは短軸と実質上平行な列状に整列配置さ
れたスリット形状の開孔を有している。各列中の隣接開
孔はマスク中のタイバーによって相互に分離されてい
る。タイバーの幅はその寸法が漸次変化するようにされ
ている（グレーディングが施されている）。この漸次変
化（グレーディング）は少くとも部分的には、異なるタ
イバー幅を持つ同じサイズのマスクで生じるタイバーの
伸張量と関係付けられている。
像管は２つの長辺と２つの短辺を有する矩形周辺を持っ
たシャドウマスクを有する。このマスクは、マスクの中
心を通り、マスクの長辺に平行な長軸と、マスクの中心
を通り、マスク短辺に平行な短軸とを備えている。ま
た、このマスクは短軸と実質上平行な列状に整列配置さ
れたスリット形状の開孔を有している。各列中の隣接開
孔はマスク中のタイバーによって相互に分離されてい
る。タイバーの幅はその寸法が漸次変化するようにされ
ている（グレーディングが施されている）。この漸次変
化（グレーディング）は少くとも部分的には、異なるタ
イバー幅を持つ同じサイズのマスクで生じるタイバーの
伸張量と関係付けられている。
【０００５】
【推奨実施例の説明】図１は、矩形ファンネル１５によ
って互いに接続された矩形フェースプレートパネル１２
と管状ネック１４を含むガラス外囲器１１を有する矩形
カラー映像管１０を示す。ファンネル１５は陽極ボタン
１６からネック１４まで延びる内部導電性被膜（図示せ
ず）を有する。パネル１２は観察フェースプレート１８
と周縁フランジ（側壁部）２０を含み、側壁部２０はガ
ラスフリット１７によってファンネル１５に封止されて
いる。３色蛍光体スクリーン２２がフェースプレート１
８の内表面によって支持されている。スクリーン２２
は、各々が３つの色の各々の蛍光体のラインを含んでい
る３つ組として配列された蛍光体のラインを有するライ
ンスクリーンである。多孔カラー選択電極、即ち、シャ
ドウマスク２４が通常の手段によって、スクリーン２２
に対して間隔を置いた所定の関係で取外し可能に取付け
られている。図１には点線で概略図示した電子銃２６が
ネック１４内に中心合わせして取付けられており、３本
の電子ビーム２８を発生して、これらのビーム２８をマ
スク２４を通る収歛性の経路に沿ってスクリーン２２に
指向さる。
って互いに接続された矩形フェースプレートパネル１２
と管状ネック１４を含むガラス外囲器１１を有する矩形
カラー映像管１０を示す。ファンネル１５は陽極ボタン
１６からネック１４まで延びる内部導電性被膜（図示せ
ず）を有する。パネル１２は観察フェースプレート１８
と周縁フランジ（側壁部）２０を含み、側壁部２０はガ
ラスフリット１７によってファンネル１５に封止されて
いる。３色蛍光体スクリーン２２がフェースプレート１
８の内表面によって支持されている。スクリーン２２
は、各々が３つの色の各々の蛍光体のラインを含んでい
る３つ組として配列された蛍光体のラインを有するライ
ンスクリーンである。多孔カラー選択電極、即ち、シャ
ドウマスク２４が通常の手段によって、スクリーン２２
に対して間隔を置いた所定の関係で取外し可能に取付け
られている。図１には点線で概略図示した電子銃２６が
ネック１４内に中心合わせして取付けられており、３本
の電子ビーム２８を発生して、これらのビーム２８をマ
スク２４を通る収歛性の経路に沿ってスクリーン２２に
指向さる。
【０００６】図１の管は外部磁気偏向ヨーク、例えば、
ファンネル−ネック接合部の近くに示されているヨーク
３０と共に用いるように設計されている。付勢される
と、ヨーク３０は、３本のビーム２８がスクリーン２２
上に矩形のラスタを描いて水平及び垂直に走査するよう
にする磁界の影響下にビームを置く。（ゼロ偏向時にお
ける）偏向の初期面はヨーク３０のほぼ中央にある。フ
リンジ磁界のために、管の偏向の領域はヨーク３０から
軸方向に電子銃２６の領域にまで入り込んでいる。図示
を簡略にするために、図１では偏向領域における偏向さ
れたビーム経路の実際の湾曲（曲率）は示されていな
い。
ファンネル−ネック接合部の近くに示されているヨーク
３０と共に用いるように設計されている。付勢される
と、ヨーク３０は、３本のビーム２８がスクリーン２２
上に矩形のラスタを描いて水平及び垂直に走査するよう
にする磁界の影響下にビームを置く。（ゼロ偏向時にお
ける）偏向の初期面はヨーク３０のほぼ中央にある。フ
リンジ磁界のために、管の偏向の領域はヨーク３０から
軸方向に電子銃２６の領域にまで入り込んでいる。図示
を簡略にするために、図１では偏向領域における偏向さ
れたビーム経路の実際の湾曲（曲率）は示されていな
い。
【０００７】シャドウマスク２４は、周縁フレーム３４
を含むマスク−フレーム構体３２の一部である。図１に
は、マスク−フレーム構体３２はフェースプレートパネ
ル１２の内部に位置させて示されている。シャドウマス
ク２４は、湾曲した有孔部分２５、有孔部分２５を取り
まく無孔境界部分２７及び境界部分２７から後方に曲
り、スクリーン２２から遠去かる方向に延びるスカート
部分２９を含んでいる。マスク２４はフレーム３４内に
嵌め込まれ、あるいは、フレーム３４がマスク２４に嵌
まり込んだ形に取付けられ、スカート部２９がフレーム
３４に溶接される。
を含むマスク−フレーム構体３２の一部である。図１に
は、マスク−フレーム構体３２はフェースプレートパネ
ル１２の内部に位置させて示されている。シャドウマス
ク２４は、湾曲した有孔部分２５、有孔部分２５を取り
まく無孔境界部分２７及び境界部分２７から後方に曲
り、スクリーン２２から遠去かる方向に延びるスカート
部分２９を含んでいる。マスク２４はフレーム３４内に
嵌め込まれ、あるいは、フレーム３４がマスク２４に嵌
まり込んだ形に取付けられ、スカート部２９がフレーム
３４に溶接される。
【０００８】図２及び図３により詳細に示すシャドウマ
スク２４は、２つの長辺と２つの短辺とを含む、矩形周
辺部を有する。マスク２４はマスクの中心を通りかつ長
辺に平行に延びる長軸Ｘと、マスクの中心を通りかつ短
辺に平行な短軸Ｙを持っている。マスク２４は基本的に
短軸Ｙと平行な列をなして整列配置されたスリット形状
の開孔３６を含んでいる。各列中の隣接する開孔３６は
マスクのタイバー３８によって分離されており、図３に
示すように、列中におけるタイバー３８相互間の間隔
を、マスクのある位置におけるタイバーのピッチと定義
する。タイバーの垂直方向の寸法、即ち、タイバーの幅
は開孔列内の隣接開孔間で測定される。
スク２４は、２つの長辺と２つの短辺とを含む、矩形周
辺部を有する。マスク２４はマスクの中心を通りかつ長
辺に平行に延びる長軸Ｘと、マスクの中心を通りかつ短
辺に平行な短軸Ｙを持っている。マスク２４は基本的に
短軸Ｙと平行な列をなして整列配置されたスリット形状
の開孔３６を含んでいる。各列中の隣接する開孔３６は
マスクのタイバー３８によって分離されており、図３に
示すように、列中におけるタイバー３８相互間の間隔
を、マスクのある位置におけるタイバーのピッチと定義
する。タイバーの垂直方向の寸法、即ち、タイバーの幅
は開孔列内の隣接開孔間で測定される。
【０００９】シャドウマスクは感光性薄膜でコーティン
グした平坦な金属板、例えば、冷間圧延鋼あるいはイン
バール（３６％ニッケル鋼）から作られる。感光性薄膜
は、所要の開孔のアレーの写真パタンを含んでいるホト
マスタを通して露光させる。次いで、感光性薄膜の露光
された部分が除去され、金属板がエッチングされて、開
孔を有する平坦なシャドウマスクが形成される。次に、
平坦なシャドウマスクはプレス中に配置され、最終的な
シャドウマスクの所要の形状に成形される。この成形ス
テップ中、マスクのある部分が他の部分とは異なる伸び
方で伸びる。マスクは列をないし配列された細長い開孔
を有し、各列中の開孔はタイバーによって分離されてい
るので、マスクにおける伸張の大部分はタイバーで生じ
る。この発明の一実施例においては、タイバーの幅はマ
スクの伸張を少くするために、マスク全体を通して変化
させてある。
グした平坦な金属板、例えば、冷間圧延鋼あるいはイン
バール（３６％ニッケル鋼）から作られる。感光性薄膜
は、所要の開孔のアレーの写真パタンを含んでいるホト
マスタを通して露光させる。次いで、感光性薄膜の露光
された部分が除去され、金属板がエッチングされて、開
孔を有する平坦なシャドウマスクが形成される。次に、
平坦なシャドウマスクはプレス中に配置され、最終的な
シャドウマスクの所要の形状に成形される。この成形ス
テップ中、マスクのある部分が他の部分とは異なる伸び
方で伸びる。マスクは列をないし配列された細長い開孔
を有し、各列中の開孔はタイバーによって分離されてい
るので、マスクにおける伸張の大部分はタイバーで生じ
る。この発明の一実施例においては、タイバーの幅はマ
スクの伸張を少くするために、マスク全体を通して変化
させてある。
【００１０】図４は、８８．９ｃｍ（３５インチ）の対
角線寸法を持つ観察スクリーンを持った映像管で使用す
る従来技術による平坦なシャドウマスクにおけるタイバ
ー幅の漸次を示す。このグラスにおける閉じた曲線に各
々は、タイバー幅が等しい領域を示す。この従来技法に
よるマスクにおけるタイバー幅のグレーディングは円形
である。図４の平坦なシャドウマスクを所要の形状に成
形すると、マスク中のタイバーが図５のグラフに示すパ
タンで伸びる。この伸張パタンは、長軸Ｘの両端部近く
にある２つの最大伸張の領域と、マスクの有孔部分の４
隅近くにある最小伸張の領域とを含んでいる。
角線寸法を持つ観察スクリーンを持った映像管で使用す
る従来技術による平坦なシャドウマスクにおけるタイバ
ー幅の漸次を示す。このグラスにおける閉じた曲線に各
々は、タイバー幅が等しい領域を示す。この従来技法に
よるマスクにおけるタイバー幅のグレーディングは円形
である。図４の平坦なシャドウマスクを所要の形状に成
形すると、マスク中のタイバーが図５のグラフに示すパ
タンで伸びる。この伸張パタンは、長軸Ｘの両端部近く
にある２つの最大伸張の領域と、マスクの有孔部分の４
隅近くにある最小伸張の領域とを含んでいる。
【００１１】この発明に従って構成される映像管用シャ
ドウマスクを設計するに際しては、図５の伸張パタンを
用いて、どのタイバーの幅を大きくしてその強度を高
め、成形中の伸びを小さくするようにすべきかが決めら
れる。約８８．９ｃｍ（３５インチ）の観察スクリーン
対角線寸法を持つ管についての上記のような補正を施し
た改良型の新規な平坦なシャドウマスク用のグレーディ
ングが図６に示されている。この改善されたマスクにお
いては、長軸Ｘに沿うマスクの短辺近くにおけるタイバ
ーには、図５のマスクにおける最大伸張を補償するため
に、最大の幅が与えられている。グレーディングのパタ
ンは、長軸Ｘ近くにおいて、マスクの中心とマスクの短
辺との間で非放射状（ｎｏｎｒａｄｉａｌ）なパタンで
ある。タイバーの幅は、長軸Ｘに沿ってマスクの中心か
らマスクの短辺に向けて、マスク中心と短辺との間に位
置する点まで最初寸法が増大し、ついで、短辺まで寸法
が減少している。
ドウマスクを設計するに際しては、図５の伸張パタンを
用いて、どのタイバーの幅を大きくしてその強度を高
め、成形中の伸びを小さくするようにすべきかが決めら
れる。約８８．９ｃｍ（３５インチ）の観察スクリーン
対角線寸法を持つ管についての上記のような補正を施し
た改良型の新規な平坦なシャドウマスク用のグレーディ
ングが図６に示されている。この改善されたマスクにお
いては、長軸Ｘに沿うマスクの短辺近くにおけるタイバ
ーには、図５のマスクにおける最大伸張を補償するため
に、最大の幅が与えられている。グレーディングのパタ
ンは、長軸Ｘ近くにおいて、マスクの中心とマスクの短
辺との間で非放射状（ｎｏｎｒａｄｉａｌ）なパタンで
ある。タイバーの幅は、長軸Ｘに沿ってマスクの中心か
らマスクの短辺に向けて、マスク中心と短辺との間に位
置する点まで最初寸法が増大し、ついで、短辺まで寸法
が減少している。
【００１２】図６のマスクが前述の場合と同じ所要形状
に成形されると、それによって生じるタイバーの伸びは
図７に示すようになる。図７の成形マスクにおいては、
最大の伸びはマスクの中央の領域で生じている。最大の
伸びは約０．０１５ｍｍ（約０．６０ミル）で、これは
図５に示す従来技法によるマスクの最大の伸び約０・０
２０ｍｍ（０．８０ミル）よりもかなり小さい。
に成形されると、それによって生じるタイバーの伸びは
図７に示すようになる。図７の成形マスクにおいては、
最大の伸びはマスクの中央の領域で生じている。最大の
伸びは約０．０１５ｍｍ（約０．６０ミル）で、これは
図５に示す従来技法によるマスクの最大の伸び約０・０
２０ｍｍ（０．８０ミル）よりもかなり小さい。
【００１３】図６のマスクのタイバー幅のグレーディン
グは、最大（ピーク）の伸びを更に小さくできる値とは
なっていない。タイバーの強度の変化を大きくしようと
すると、製造装置が予想通りに働かなかったために妥協
点をとったものである。従って、図６のタイバーのグレ
ーディングのパタンによって与えられる伸張補正は、完
全な最適化に必要な補正の約２分１に過ぎない。この実
施例では示していないが、完全な最適化、あるいは、少
くなくとも完全な最適化に近づけるための付加的なグレ
ーディングもこの発明の範囲内である。
グは、最大（ピーク）の伸びを更に小さくできる値とは
なっていない。タイバーの強度の変化を大きくしようと
すると、製造装置が予想通りに働かなかったために妥協
点をとったものである。従って、図６のタイバーのグレ
ーディングのパタンによって与えられる伸張補正は、完
全な最適化に必要な補正の約２分１に過ぎない。この実
施例では示していないが、完全な最適化、あるいは、少
くなくとも完全な最適化に近づけるための付加的なグレ
ーディングもこの発明の範囲内である。
【図１】この発明を実施したカラー映像管の軸に沿う断
面図である。
面図である。
【図２】図１の管のマスク−フレーム構体の背面図であ
る。
る。
【図３】図１の管のシャドウマスクの一部分の拡大図で
ある。
ある。
【図４】従来技術による平坦なシャドウマスクにおける
垂直方向に測定したタイバー幅のグレーディングを示す
図である。
垂直方向に測定したタイバー幅のグレーディングを示す
図である。
【図５】図４に示すタイバー幅グレーディングを有する
成形後のシャドウマスクにおける水平方向に測ったタイ
バーの伸びを示す図である。
成形後のシャドウマスクにおける水平方向に測ったタイ
バーの伸びを示す図である。
【図６】この発明に従って構成された管の平坦なシャド
ウマスクにおけるタイバー幅グレーディングを示す図で
ある。
ウマスクにおけるタイバー幅グレーディングを示す図で
ある。
【図７】図６に示すタイバー幅グレーディングを有する
成形後のシャドウマスクにおける計算したタイバーの伸
びを示す図である。
成形後のシャドウマスクにおける計算したタイバーの伸
びを示す図である。
１０ カラー映像管 ２４ シャドウマスク ３６ 開孔 ３８ タイバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ブルース ジヨージ マークス アメリカ合衆国 ペンシルベニア州 17601 ランカスター キングズ・レーン 3061 (72)発明者 トマス デイクソン ウエルズ ジユニア アメリカ合衆国 ペンシルベニア州 17403 ヨーク ジヨツパ・ロード 2690 (72)発明者 アンドルー グツド アメリカ合衆国 ペンシルベニア州 17567 リームズタウン ケラー・アベニ ユ ７
Claims (2)
- 【請求項１】 ２つの長辺と２つの短辺を有する矩形周
辺を有し、さらに、中心を通り上記長辺に平行な長軸
と、中心を通り上記短辺に平行な短軸とを有するシャド
ウマスクを含むカラー映像管であって、上記シャドウマ
スクが上記短軸と実質的に平行に延びる列をなして配列
されたスリット状開孔を含み、各列中の隣接開孔が上記
マスク中のタイバーによって分離されており、上記短軸
に実質的に平行な方向に測った上記タイバーの幅の寸法
にグレーディングが施されており、このグレーディング
が、異なるタイバー幅を持つ同様のサイズのマスクで生
じるタイバーの伸張量と少くとも部分的に関係付けられ
ている、カラー映像管。 - 【請求項２】 上記同様のサイズのマスクが放射状のグ
レーディングを持つものである、請求項１に記載のカラ
ー映像管。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US737748 | 1991-07-30 | ||
| US07/737,748 US5243253A (en) | 1991-07-30 | 1991-07-30 | Color picture tube having shadow mask with improved tie bar grading |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05198270A true JPH05198270A (ja) | 1993-08-06 |
| JP3152370B2 JP3152370B2 (ja) | 2001-04-03 |
Family
ID=24965151
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22207592A Expired - Fee Related JP3152370B2 (ja) | 1991-07-30 | 1992-07-28 | カラー映像管 |
Country Status (10)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5243253A (ja) |
| JP (1) | JP3152370B2 (ja) |
| KR (1) | KR960001067B1 (ja) |
| CN (1) | CN1031021C (ja) |
| CA (1) | CA2072406C (ja) |
| DE (1) | DE4223927C2 (ja) |
| GB (1) | GB2258758B (ja) |
| MY (1) | MY108359A (ja) |
| PL (1) | PL168476B1 (ja) |
| TW (1) | TW219404B (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3531879B2 (ja) * | 1994-02-08 | 2004-05-31 | 株式会社 日立ディスプレイズ | シャドウマスク形カラー陰極線管 |
| US5583391A (en) * | 1995-11-15 | 1996-12-10 | Thomson Consumer Electronics, Inc. | Color picture tube shadow mask having improved mask aperture pattern |
| TW381286B (en) * | 1996-12-18 | 2000-02-01 | Toshiba Corp | Color cathode ray tube |
| JPH10241597A (ja) * | 1996-12-25 | 1998-09-11 | Toshiba Electron Eng Corp | カラー受像管 |
| US6157119A (en) * | 1998-09-18 | 2000-12-05 | Chunghwa Picture Tubes, Ltd. | Shadow mask with improved color purity adjustment margin |
| US6157120A (en) * | 1998-09-25 | 2000-12-05 | Sanchong Picture Tubes, Ltd. | Shadow mask for color CRT having different vertical pitch for outer periphery of the display than inner portion of the display |
| WO2001057029A1 (en) * | 2000-02-02 | 2001-08-09 | Florida State University Research Foundation, Inc. | C7 heterosubstituted acetate taxanes as antitumor agents |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55124930A (en) * | 1979-03-22 | 1980-09-26 | Toshiba Corp | Shadow mask for color picture tube |
Family Cites Families (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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