JPH05196128A - 無段変速機の制御装置 - Google Patents

無段変速機の制御装置

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JPH05196128A
JPH05196128A JP2894292A JP2894292A JPH05196128A JP H05196128 A JPH05196128 A JP H05196128A JP 2894292 A JP2894292 A JP 2894292A JP 2894292 A JP2894292 A JP 2894292A JP H05196128 A JPH05196128 A JP H05196128A
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JP
Japan
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throttle opening
continuously variable
variable transmission
vehicle speed
gear ratio
Prior art date
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Pending
Application number
JP2894292A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Sakamoto
研一 坂本
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JATCO Corp
Original Assignee
JATCO Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by JATCO Corp filed Critical JATCO Corp
Priority to JP2894292A priority Critical patent/JPH05196128A/ja
Publication of JPH05196128A publication Critical patent/JPH05196128A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/66Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings
    • F16H2061/6604Special control features generally applicable to continuously variable gearings
    • F16H2061/6608Control of clutches, or brakes for forward-reverse shift

Landscapes

  • Control Of Transmission Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 無段変速機の発進時などにおけるスロットル
開度の変化に対する車両の駆動力の変化の度合いを小さ
くして、アクセルペダル操作を容易にする。 【構成】 車速が低く、かつスロットル開度が小さい領
域では、スロットル開度に応じて変速比が小さくなるよ
うに制御を行う。これにより、見かけ上スロットル開度
の変化に対する、エンジンの出力トルクの変化量が小さ
くなったのと同様の状態となり、アクセルペダルの操作
が容易となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無段変速機の制御装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の無段変速機の制御装置として、例
えば特開昭63−38742号公報に示されるものがあ
る。これの場合、発進時には、無段変速機は必ず最大変
速比の状態に制御される。これにより十分な駆動力を得
るためである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の無段変速機の制御装置では、発進時にアク
セルペダルによって加速状態を細かく制御することが難
しいという問題点がある。すなわち、発進時などのエン
ジン回転速度が比較的低い状態では、スロットル開度に
対するエンジントルクの関係は、図11に実線で示すよ
うなものとなっている。すなわち、スロットル開度が0
〜3/8程度までの間は、急激にトルクが増大し、これ
以上のスロットル開度ではトルクの変化が小さくなる。
このため小スロットル開度では、わずかにスロットル開
度を変化させただけでトルクが大きく変動することにな
り、アクセルペダルを所望のエンジン出力トルク状態に
調節することは運転者にとって難しい操作となる。本発
明は、このような課題を解決することを目的としてい
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、発進時などで
あってスロットル開度が小さい領域では、スロットル開
度が大きくなるほど変速比を小さくすることによって、
上記課題を解決する。すなわち、本発明による無段変速
機の制御装置は、図1に示すように、車速を検出する検
出センサーと、エンジンのスロットル開度を検出するス
ロットル開度センサーと、車速が所定値以下の場合又は
発進時にはスロットル開度の大きさに応じて変速比が小
さくなるように変速比を制御する低車速時変速制御手段
と、を有している。
【0005】
【作用】発進時などの低車速領域であって、スロットル
開度が小さい場合には、スロットル開度の大きさに応じ
て無段変速機の変速比が、最大変速比よりも小さい状態
とされる。これにより、車輪に伝達されるトルクは、変
速比が最大値に固定されている場合よりも小さくなる。
すなわち、スロットル開度の変化に対する車両の駆動力
の変化は小さくなる。これによりアクセルペダルの操作
に対する駆動力の変化が小さくなり、発進時におけるア
クセルペダルの操作が容易となる。
【0006】
【実施例】図2に無段変速機の動力伝達機構を示す。こ
の無段変速機はフルードカップリング12、前後進切換
機構15、Vベルト式無段変速機構29、差動装置56
等を有しており、エンジン10の出力軸10aの回転を
所定の変速比及び回転方向で出力軸66及び68に伝達
することができる。この無段変速機は、フルードカップ
リング12(ロックアップ油室12a、ポンプインペラ
12b、タービンランナ12c、ロックアップクラッチ
12d等を有している)、回転軸13、駆動軸14、前
後進切換機構15、駆動プーリ16(固定円すい部材1
8、駆動プーリシリンダ室20(室20a、室20
b)、可動円すい部材22、みぞ22a等からなる)、
遊星歯車機構17(サンギア19、ピニオンギア21、
ピニオンギア23、ピニオンキャリア25、インターナ
ルギア27等から成る)、Vベルト24、従動プーリ2
6(固定円すい部材30、従動プーリシリンダ室32、
可動円すい部材34等から成る)、従動軸28、前進用
クラッチ40、駆動ギア46、アイドラギア48、後進
用ブレーキ50、アイドラ軸52、ピニオンギア54、
ファイナルギア44、ピニオンギア58、ピニオンギア
60、サイドギア62、サイドギア64、出力軸66、
出力軸68などから構成されているが、これらについて
の詳細な説明は省略する。なお、説明を省略した部分の
構成については本出願人の出願に係る特開昭61−10
5353号公報に記載されている。
【0007】図3、4、5及び6に無段変速機の油圧制
御装置を示す。この油圧制御装置は、オイルポンプ10
1、ライン圧調圧弁102、マニアル弁104、変速制
御弁106、調整圧切換弁108、ステップモータ11
0、変速操作機構112、スロットル弁114、一定圧
調圧弁116、電磁弁118、カップリング圧調圧弁1
20、ロックアップ制御弁122等を有しており、これ
らは互いに図示のように接続されており、また前進用ク
ラッチ40、後進用ブレーキ50、フルードカップリン
グ12、ロックアップ油室12a、駆動プーリシリンダ
室20及び従動プーリシリンダ室32とも図示のように
接続されている。これらの弁等についての詳細な説明は
省略する。説明を省略した部分については前述の特開昭
61−105353号公報に記載されている。なお、図
3、4及び5中の各参照符号は次の部材を示す。ピニオ
ンギア110a、タンク130、ストレーナ131、油
路132、リリーフ弁133、弁穴134、ポート13
4a〜e、スプール136、ランド136a〜b、油路
138、一方向オリフィス139、油路140、油路1
42、一方向オリフィス143、弁穴146、ポート1
46a〜g、スプール148、ランド148a〜e、ス
リーブ150、スプリング152、スプリング154、
変速比伝達部材158、油路164、油路165、オリ
フィス166、オリフィス170、弁穴172、ポート
172a〜e、スプール174、ランド174a〜c、
スプリング175、油路176、オリフィス177、レ
バー178、油路179、ピン181、ロッド182、
ランド182a〜b、ラック182c、ピン183、ピ
ン185、弁穴186、ポート186a〜d、油路18
8、油路189、油路190、弁穴192、ポート19
2a〜g、スプール194、ランド194a〜e、負圧
ダイヤフラム198、オリフィス199、オリフィス2
02、オリフィス203、弁穴204、ポート204a
〜e、スプール206、ランド206a〜b、スプリン
グ208、油路209、フィルター211、オリフィス
216、ポート222、ソレノイド224、プランジャ
224a、スプリング225、弁穴230、ポート23
0a〜e、スプール232、ランド232a〜b、スプ
リング234、油路235、オリフィス236、弁穴2
40、ポート240a〜h、スプール242、ランド2
42a〜e、油路243、油路245、オリフィス24
6、オリフィス247、オリフィス248、オリフィス
249、チョーク形絞り弁250、リリーフバルブ25
1、チョーク形絞り弁252、保圧弁253、油路25
4、クーラ256、クーラ保圧弁258、オリフィス2
59、切換検出スイッチ278。
【0008】図7、8及び9にステップモータ110及
びソレノイド224の作動を制御する電子制御装置30
0を示す。電子制御装置300は、入力インターフェー
ス311、基準パルス発生器312、CPU(中央処理
装置)313、ROM(リードオンリメモリ)314、
RAM(ランダムアクセスメモリ)315及び出力イン
ターフェース316を有しており、これらはアドレスバ
ス319及びデータバス320によって連絡されてい
る。この変速制御装置300には、エンジン回転速度セ
ンサー301、車速センサー302、スロットル開度セ
ンサー303、シフトポジションスイッチ304、ター
ビン回転速度センサー305、エンジン冷却水温センサ
ー306、ブレーキセンサー307及び切換検出スイッ
チ298からの信号が直接又は波形成形器308、30
9及び322、及びAD変換器310を通して入力さ
れ、一方増幅器317及び線317a〜dを通してステ
ップモータ110へ信号が出力され、またソレノイド2
24へも信号が出力されるが、これらについての詳細な
説明は省略する。なお、説明を省略した部分の構成につ
いては、前述の特開昭61−105353号公報に記載
されている。
【0009】変速比の制御については、図10に示す制
御フローに従って行われる。まず、車速センサー302
及びスロットル開度センサー303から、それぞれ車速
信号V及びスロットル開度信号THを読込む(ステップ
100)。次いで、車速Vが所定値C(例えぱ20K/
h)以下であるかどうかを判断し(同102)、これよ
りも車速が高い場合には通常の制御を行い(同10
4)、一方車速が低い場合にはスロットル開度THが所
定値D(例えば3/8)以下であるかどうかを判断し
(同106)、所定値以上の場合には通常の制御を行い
(同104)、所定値よりも小さい場合には変速比をI
max×f(TH)に従って制御する(同108)。こ
こでImaxは、無段変速機の最大変速比であり、関数
f(TH)はTHか0から3/8まではこれが増大する
に従って値が1から小さくなっていくものとして設定し
てある。なお、ステップ104における通常の制御と
は、例えば最良燃料消費率曲線上に沿ってエンジンが運
転されるように設定された変速パターンとなるように、
変速比が制御される運転状態である。
【0010】上記のような制御によって、発進時などの
車速が低い状態において、スロットル開度が小さい領域
では、変速比が最大変速比よりも小さくなり、自動車の
車輪に伝達されるトルクは、スロットル開度が大きいな
るほど小さくなることになる。したがって、見かけ上ス
ロットル開度に対するエンジンの出力トルクが、図11
に仮想線で示すようになったものと同じ状態となる。す
なわち、スロットル開度の変化量に対して出力トルクの
変化量は小さくなる。このため、アクセルペダルをわず
かに操作しただけで車両の駆動力が大きく変化する、と
いうことはなくなり、アクセルペダルの操作に特別の注
意を払わなくても、円滑な運転を行うことができるよう
になる。
【0011】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明による
と、低車速及び低スロットル開度の領域において変速比
がスロットル開度に応じて小さくなるようにしたので、
アクセルペダルの操作量に対する駆動力の変化が小さく
なり、アクセルベダルの操作に特別の注意を払わなくて
も、円滑な運転を行うことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成要素間の関係を示す図である。
【図2】無段変速機の骨組図である。
【図3】無段変速機の油圧制御装置の左部を示す図であ
る。
【図4】無段変速機の油圧制御装置の中央部を示す図で
ある。
【図5】無段変速機の油圧制御装置の右部を示す図であ
る。
【図6】図3、4及び5の配置関係を示す図である。
【図7】コントロールユニットの左部を示す図である。
【図8】コントロールユニットの右部を示す図である。
【図9】図7及び8の配置関係を示す図である。
【図10】制御フローを示す図である。
【図11】スロットル開度とエンジンの出力トルクとの
関係を示す図である。
【符号の説明】
300 コントロールユニット 302 車速センサ 303 スロットル開度センサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンと組み合わせて使用される無段
    変速機の制御装置において、 車速を検出する車速センサーと、エンジンのスロットル
    開度を検出するスロットル開度センサーと、車速が所定
    値以下の場合又は発進時にはスロットル開度の大きさに
    応じて変速比が小さくなるように変速比を制御する低車
    速時変速制御手段と、を有することを特徴とする無段変
    速機の制御装置。
JP2894292A 1992-01-20 1992-01-20 無段変速機の制御装置 Pending JPH05196128A (ja)

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