JPH0519585Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0519585Y2
JPH0519585Y2 JP1987141876U JP14187687U JPH0519585Y2 JP H0519585 Y2 JPH0519585 Y2 JP H0519585Y2 JP 1987141876 U JP1987141876 U JP 1987141876U JP 14187687 U JP14187687 U JP 14187687U JP H0519585 Y2 JPH0519585 Y2 JP H0519585Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
discharge
suction
chamber
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1987141876U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6446481U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1987141876U priority Critical patent/JPH0519585Y2/ja
Priority to US07/244,665 priority patent/US4911614A/en
Publication of JPS6446481U publication Critical patent/JPS6446481U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0519585Y2 publication Critical patent/JPH0519585Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B39/00Component parts, details, or accessories, of pumps or pumping systems specially adapted for elastic fluids, not otherwise provided for in, or of interest apart from, groups F04B25/00 - F04B37/00
    • F04B39/10Adaptations or arrangements of distribution members
    • F04B39/1073Adaptations or arrangements of distribution members the members being reed valves
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K15/00Check valves
    • F16K15/14Check valves with flexible valve members
    • F16K15/16Check valves with flexible valve members with tongue-shaped laminae
    • F16K15/162Check valves with flexible valve members with tongue-shaped laminae with limit stop
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T137/00Fluid handling
    • Y10T137/7722Line condition change responsive valves
    • Y10T137/7837Direct response valves [i.e., check valve type]
    • Y10T137/785With retarder or dashpot
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T137/00Fluid handling
    • Y10T137/7722Line condition change responsive valves
    • Y10T137/7837Direct response valves [i.e., check valve type]
    • Y10T137/7879Resilient material valve
    • Y10T137/7888With valve member flexing about securement
    • Y10T137/7891Flap or reed
    • Y10T137/7892With stop

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
  • Compressor (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は圧縮機における弁開閉部の騒音低減構
造に係り、更に具体的には吐出弁或いは吸入弁が
バルブプレートに衝当することに起因して生ずる
騒音を低減するための改良に関する。
〔従来の技術〕
一般に斜板式、ワツブル式圧縮機等の圧縮機に
おいてはシリンダーブロツクの前後両端部と前後
両ハウジング間に介在させてバルブプレートが設
けられ、同バルブプレートには両ハウジングに形
成する吸入室及び吐出室と対応させて吸入口及び
吐出口が開口されると共に、同バルブプレートの
両面には同吸入口及び吐出口と対応させて吸入弁
及び吐出弁が開閉自在に設けられる。
そして従来、吸入弁及び吐出弁が開閉時にバル
ブプレートに衝当することに起因して生ずる打
音、衝撃力(バルブプレート、吸入弁及び吐出弁
の振動)等の騒音を低減する手段として、同バル
ブプレートと吸入弁間或いは同バルブプレートと
吐出弁間にゴム材料を介在させて設ける方法、即
ち、 バルブプレートの吐出弁側表面或いは吐出弁
のバルブプレート側表面にゴムコーテイングを
施す方法。
バルブプレートの吸入弁側表面或いは吸入弁
のバルブプレート側表面にゴムコーテイングを
施す方法。
バルブプレートと吐出弁間にバルブプレート
と略同一形状に形成するゴムシートを挟み込む
方法。
バルブプレートと吸入弁間にバルブプレート
と略同一形状に形成するゴムシートを挟み込む
方法。
が提案されている。第10図乃至第12図はその
具体的な構造を表わす図面であつて、シリンダー
ブロツク1の前後両開口端にはバルブプレート1
0F,10Rを間に挟んでフロントハウジング1
5Fとリヤハウジング15Rが夫々被覆され、両
バルブプレート10F,10Rとシリンダーブロ
ツク1間には吸入弁13F,13Rが、又、両バ
ルブプレート10F,10Rと両ハウジング15
F,15R間には吐出弁14F,14Rと弁押え
19F,19Rが夫々挟み込まれる。そして同バ
ルブプレート10F,10Rに吸入口11F,1
1Rと吐出口12F,12Rが開口され、同吸入
口11F,11Rには吸入弁13F,13Rがピ
ストン5の吸入行程を介して、又、同吐出口12
F,12Rには吐出弁14F,14Rがピストン
5の圧縮行程を介して夫々開閉自在な如く設けら
れるものであるが、両吐出弁14F,14Rには
両バルブプレート10F,10Rと体面させてゴ
ムコーテイングが施され、同ゴムコーテイング部
分の屈撓変形を介して騒音を低減させることが出
来る様に設けられる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかして上記の様な従来の騒音低減構造にあつ
ては、吐出弁或いは吸入弁とバルブプレート間に
ゴムシート等の弾性体を介在させて設けているこ
とにより、同弾性体の屈撓変形を介してバルブプ
レートに吐出弁或いは吸入弁が衝当することに起
因して生ずる打音等の騒音を低減させることが出
来る反面、同吐出弁或いは吸入弁の直接的な衝当
によつて同弾性体に破損や剥離が発生し、信頼性
が損なわれてしまうという不具合を生ずる点に問
題点を有する。
尚、上記問題点を解決する手段の一つとして、
吸入弁或いは吐出弁のシール時における弾性体の
面圧を可及的に小さく設定する方法、即ち、 吸入口或いは吐出口の開口面積を縮小する方
法。
吸入弁或いは吐出弁の大きさを拡大する方法 が提案されているのであるが、の方法にあつ
ては、吸入抵抗或いは吐出抵抗の増大による性能
低下、吸入温度或いは吐出温度の上昇という新た
な不具合を、又、の方法にあつては、吸入弁或
いは吐出弁の曲げ剛性が大きくなることによる性
能低下、吸入温度或いは吐出温度の上昇、他の部
分との寸法的な干渉という新たな不具合を招来す
ることとなるのである。
本考案は上記の様な問題点を解決するためにそ
の改善を試みたものであつて、吐出弁或いは吸入
弁が衝当することに起因して生ずる弾性体の破損
や剥離を防止し、信頼性を向上させることが出来
る様にする点にその解決すべき問題点を有する。
即ち、本考案は吸入弁或いは吐出弁と弾性体との
間にバルブシートを介在させて設けることによ
り、上記問題点を解決する様にしたことを特徴と
するものであつて、その具体的な手段と作用は次
の通りである。
〔問題点を解決するための手段〕
シリンダーブロツクに複数個シリンダーボアを
穿設し、同シリンダーボア内にはピストンを往復
動自在に嵌挿させる一方、シリンダーブロツクの
開口端にはバルブプレートを間に存してハウジン
グを被覆し、同ハウジングに吸入室と吐出室を設
けると共に、バルブプレートには吸入室及び吐出
室と対応させて吸入口及び吐出口を開口し、同吸
入口にはシリンダーボア内に形成する圧縮室側に
位置して吸入弁を、又、同吐出口には吐出室側に
位置して吐出弁を上記ピストンの吸入・圧縮行程
を介して夫々開閉自在な如く設けて成る圧縮機に
おいて、 吸入弁とバルブプレート間或いは吐出弁とバ
ルブプレート間にバルブシートを介在させて設
ける。同バルブシートはバルブプレートよりも
小さな剛性を存して形成し、吸入弁或いは吐出
弁の開閉方向に屈撓変形可能に設ける。
吸入弁或いは吐出弁に対するバルブシートの
当り面とバルブプレート間に介在させて弾性体
を設ける。同弾性体は、 (a) バルブシートとバルブプレート間にゴムシ
ートを介在させることにより設ける。
(b) バルブプレート或いは吸入弁(吐出弁)の
表面にゴムコーテイングを施すことにより設
ける。
ことに加えて、 (c) バルブプレートに対して吸入口或いは吐出
口を囲繞する如くOリングを嵌め込むことに
より設ける。
(d) バルブシートの吸入口或いは吐出口と相対
応する部分をさらばね状に膨出させることに
より設ける。
〔作用〕
ピストンの吸入・圧縮行程を介して吸入弁或い
は吐出弁を開閉させる場合において、同吸入弁或
いは吐出弁とバルブプレート間には同バルブプレ
ート側に弾性体を存してバルブシートが介在させ
て設けられていることにより、同吸入弁或いは吐
出弁がバルブプレート側に衝当するときの衝撃を
同弾性体及びバルブシートの屈撓変形を介して吸
収する作用が得られる。
〔実施例〕
以下に本考案の具体的な実施例を斜板式圧縮機
について説明する。
第1図乃至第3図は第1の実施例を表わす図面
であつて、各図面において1はシリンダーブロツ
クを示す。同シリンダーブロツク1はフロントシ
リンダーブロツク1Fとリヤシリンダーブロツク
1Rより成り、両シリンダーブロツク1F,1R
内にはその中心部に位置して軸孔2′が貫設され、
同軸孔2′には軸受け部16,16を介して回転
軸2が回転自在に支承される。そして同回転軸2
の一端は後述するフロントハウジング15Fを貫
通して電磁クラツチ(図示省略)に連結され、同
電磁クラツチの接続及び離断を介してエンジン
(図示省略)の駆動力を同回転軸2に伝達する事
が出来る様に設けられる。又、上記軸孔2′の外
周部には適数個(5個)のシリンダーボア3が同
軸孔2′と平行させて設けられる。即ち、軸孔
2′を囲繞する如く同一円周上に一定間隔毎に配
列させて設けられる。各シリンダーボア3は斜板
室4を間に存して前後一対を成す様にフロント側
とリヤ側に分割して設けられ、同各一対のシリン
ダーボア3内には後述するバルブプレート10
F,10Rとの間に圧縮室7を存して両頭ピスト
ン5が進退自在に嵌挿される。又、斜板室4には
斜板6が前記回転軸2に軸架させて揺動回転自在
に設けられる。そして同斜板6の斜面と前記ピス
トン5間にはシユー8が係留され、同斜板6の揺
動回転を各ピストン5に対して往復運動として伝
達する事が出来る様に設けられる。
又、15Fはフロントバルブプレート10Fを
間に挟んでフロントシリンダーブロツク1Fの開
口端を被覆するフロントハウジング、15Rは同
じくリヤバルブプレート10Rを間に挟んでリヤ
シリンダーブロツク1Rの開口端を被覆するリヤ
ハウジングであつて、両ハウジング15F,15
Rには前記各シリンダーボア3と相対応して吸入
室17F,17Rと吐出室18F,18Rが環状
の隔壁を間に存して同心円状に設けられる。即
ち、吸入室17F,17Rは中心部に位置して設
けられ、吐出室18F,18Rは前記吸入室17
F,17Rを囲繞する如く外周部寄りに位置して
設けられる。そしてフロントバルブプレート10
F及びリヤバルブプレート10Rには上記吸入室
17F,17Rと相対応して吸入口11F,11
Rが、又吐出室18F,18Rと相対応して吐出
口12F,12Rが夫々開口される。そして又、
吸入口11F,11Rには圧縮室7側に位置して
吸入弁13F,13Rがピストン5の吸入行程を
介して開閉自在な如く設けられ、又、吐出口12
F,12Rには吐出室18F,18R側に位置し
て吐出弁14F,14Rがピストン5の圧縮行程
を介して開閉自在な如く設けられる。
しかして両吐出弁14F,14Rは両バルブプ
レート10F,10Rとの間にバルブシート20
F,20Rとゴムシート(弾性体)21F,21
Rを、又、両ハウジング15F,15Rとの間に
弁押え19F,19Rを介在させて設けられる。
同バルブシート20F,20Rとゴムシート21
F,21Rは適宜の厚みを存してバルブプレート
と略同一形状に形成される。即ち、同バルブシー
ト20F,20Rには前記バルブプレート10
F,10Rに開口する吸入口11F,11R、吐
出口12F,12Rと対応させて吸入口22F,
22R、吐出口23F,23Rが、又、同ゴムシ
ート21F,21Rには吸入口24F,24R、
吐出口25F,25Rが夫々開口される。又、同
バルブシート20F,20Rはバルブプレート1
0F,10Rよりも小さな剛性を存して屈撓変形
可能に設けられる。
第4図と第5図は第2の実施例を表わす図面で
あつて、第1の実施例においてはバルブシート2
0F,20Rをバルブプレートと略同一形状に形
成し、同バルブシート20F,20Rの吐出口1
2F,12Rと対応させて同一形状の吐出口23
F,23Rを開口させているが、バルブシート2
6F,26Rには前記バルブシート20F,20
Rと同様に吸入口27F,27R、吐出口28
F,28Rが開口されると共に、同吐出口28
F,28Rの周囲には更に略C字型の切欠き29
F,29Rが表裏両面に亘つて打ち抜かれ、同バ
ルブシート26F,26Rの剛性を更に小さくす
ることが出来る様に設けられる。
第6図と第7図は第3の実施例を表わす図面で
あつて、第1の実施例と第2の実施例においては
バルブシート20F,20R或いはバルブシート
26F,26Rとバルブプレート10F,10R
間にゴムシート21F,21Rを介在させて設け
ているが、同ゴムシート21F,21Rに代えて
Oリング30F,30Rが用いられる。更に具体
的には、バルブプレート36F,36Rに開口す
る吐出口38F,38Rの周囲にはバルブシート
32F,32Rと対面させて円周方向に亘つて溝
31F,31Rが刻設され、同溝31F,31R
内にはOリング(弾性体)30F,30Rが嵌め
込まれる。又、バルブシート32F,32Rに開
口する吐出口35F,35Rの周囲には上記Oリ
ング30F,30Rと対面させて当り面39F,
39Rが設けられると共に、同当り面39F,3
9Rの外側には円弧状に形成する一対の切欠き3
3F,33F或いは切欠き33R,33Rが表裏
両面に亘つて打ち抜かれ、同バルブシート32
F,32Rの剛性を小さくすることが出来る様に
設けられる。
第8図と第9図は第4の実施例を表わす図面で
あつて、第1の実施例乃至第3の実施例において
はゴムシート21F,21R或いはOリング30
F,30Rによつて吐出弁開閉時のおける衝撃吸
収を図つているが、同ゴムシート21F,21R
或いはOリング30F,30Rに代えてバルブシ
ート40F,40Rにさらばね部(弾性体)45
F,45Rが設けられる。即ち、バルブシート4
0F,40Rには前記バルブシート32F,32
Rと同様に吐出口42F,42Rの周囲に当り面
43F,43Rと切欠き44F,44Rが設けら
れると共に、同当り面43F,43R部分を浮き
上がらせてさらばね部45F,45Rが形成さ
れ、同さらばね部45F,45Rの撓み変形を介
して衝撃を吸収することが出来る様に設けられ
る。
次にその作用を第1図乃至第3図に表わす第1
の実施例について説明する。
電磁クラツチ(図示省略)の接続操作を介して
エンジンの駆動力を回転軸2に伝える事により、
斜板室4において斜板6が揺動回転する状態が得
られる。そして同斜板6の周縁部にはピストン5
との間にシユー8が係留されている事により斜板
6の揺動回転はシユー8を介して各ピストン5に
伝達され、各ピストン5が各シリンダーボア3内
において連続的に往復動する状態が得られる。
一方、蒸発器より圧縮機に向けて吸入管路(図
示省略)内を圧送された冷媒ガスは斜板室4内に
送り込まれ、同斜板室4内に充満する状態が得ら
れると共にこの様に斜板室4内に充満する冷媒ガ
スは引き続き通り通路46,46を経て吸入室1
7F,17R内に送り込まれる。そしてこの様に
して吸入室17F,17R内に送り込まれた冷媒
ガスは上記ピストン5の吸入行程においてシリン
ダーボア3内に生ずる負圧を介して吸入弁13
F,13Rを強制的に押し開き吸入口11F,1
1F,11Rよりシリンダーボア3内に吸引され
る一方、この様にして各シリンダーボア3内に吸
引された冷媒ガスはピストン5の排気行程を介し
て圧縮されると共に同圧縮作用を介して吐出弁1
4F,14Rを強制的に押し開き吐出口12F,
12Rより吐出室18F,18R内に送り込む作
用、即ち圧縮作用を得られる。
そしてこの様にピストン5の圧縮行程を介して
吐出弁14F,14Rを開閉させる場合におい
て、圧縮室の圧力をP1、吐出室の圧力をP2、吐
出口12F,12Rの開口面積をSとすると、強
制的に押し開かれた吐出弁14F,14Rには圧
縮室圧力P1と吐出室圧力P2の差圧による力(P2
−P1)と、吐出弁14F,14R自体のばね剛
性による力、及び吐出弁14F,14R自体の慣
性力の合力が働き、この合力によつて同吐出弁1
4F,14Rがバルブシート20F,20Rを激
しく叩いて吐出口12F,12Rを閉じる作用が
得られるのであるが、同バルブシート20F,2
0Rは小さな剛性を存して板状に形成されている
ことにより、吐出弁14F,14Rが衝当したと
きに同バルブシート20F,20Rが衝撃力を大
きな受圧面積を存して受け止めると共にゴムシー
ト21F,21Rと一緒に屈撓変形し、同吐出弁
14F,14Rの衝撃力を吸収する作用が得られ
る。即ち、吐出弁14F,14Rが衝当すること
に起因して生ずる打音、振動音等の騒音を低減す
る作用が得られる。
尚、第1の実施例と第2の実施例においてはバ
ルブシート20F,20R若しくはバルブシート
26F,26Rとバルブプレート10F,10R
間にゴムシート21F,21Rを介在させて設け
る様にしたが、同ゴムシート21F,21Rに代
えてバルブシート20F,20R若しくはバルブ
シート26F,26Rのバルブプレート10F,
10R側対向面、或いはバルブプレート10F,
10Rのバルブシート20F,20R若しくはバ
ルブシート26F,26R側対向面にゴムコーテ
イングを施しても同効である。又、上記各実施例
においては吐出弁14F,14R側に発生する騒
音の低減構造について説明しているが、これらを
吸入弁13F,13R側に適用することが出来る
ことはいうまでもない。そして又、本実施例のお
いては斜板式の圧縮機について説明したが、これ
に限定されることなくワツブルプレート式、円盤
カム式等各種の圧縮機に適用することが可能であ
る。
〔考案の効果〕
本考案は以上の様に構成されるものであつて、
上記の様に吸入弁とバルブプレート間或いは前記
吐出弁とバルブプレート間にバルブシートを介在
させて設けるに、同バルブシートはバルブプレー
トよりも小さな剛性を存して形成すると共に、吸
入弁或いは吐出弁に対する同バルブシートの当り
面とバルブプレート間に弾性体を存して吸入弁或
いは吐出弁の開閉方向に屈撓変形可能に設け、同
バルブシート及び弾性体を介して吸入弁或いは吐
出弁をバルブプレート側に衝当させる様にしたこ
とにより、従来の様に吸入弁或いは吐出弁が直接
ゴムシート等を激しく叩くことがないことに加え
て、衝当時(吸入弁或いは吐出弁のシール時)に
おけるにゴムシート等の面圧を小さくすることが
出来、これによりこれらに起因して生ずる同ゴム
シート等の破損、剥離を効果的に防止することが
出来るに至つた。即ち、信頼性を著しく向上させ
ることが出来るに至つた。そして更に、第3の実
施例の様にバルブプレートにOリングを嵌着させ
ることによつて弾性体を形成する様にしたことに
より、又、第4の実施例の様にバルブシートの一
部をさらばね状に膨出させることによつて弾性体
を形成する様にしたことにより、信頼性をより一
層向上させることが出来るに至つた。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は第1の実施例を表わす図面
であつて、第1図は本考案に係る騒音低減構造を
具備する斜板式圧縮機の全体を表わす断面図、第
2図は吐出弁とバルブプレート間にバルブシート
とゴムシートを挟み込む状態を表わす吐出口部分
の拡大断面図、第3図は同分解斜視図である。第
4図と第5図は第2の実施例を表わす図面であつ
て、第4図は第1の実施例においてバルブシート
の形状を変えた状態を表わす吐出口部分の拡大断
面図、第5図は同分解斜視図である。第6図と第
7図は第3の実施例を表わす図面であつて、第6
図はバルブプレートにOリングを嵌め込んだ状態
を表わす吐出口部分の拡大断面図、第7図は同分
解斜視図である。第8図と第9図は第4の実施例
を表わす図面であつて、第8図はバルブシートに
さらばね部を設けた状態を表わす吐出口部分の拡
大断面図、第9図は同分解斜視図である。又、第
10図乃至第12図は従来の騒音低減構造を表わ
す図面であつて、第10図は圧縮機の全体を表わ
す断面図、第11図は要部拡大断面図、第12図
は同分解斜視図である。 1……シリンダーブロツク、1F……フロント
シリンダーブロツク、1R……リヤシリンダーブ
ロツク、2……回転軸、2′……軸孔、3……シ
リンダーボア、4……斜板室、5……両頭ピスト
ン、6……斜板、7……圧縮室、8……シユー、
10F……フロントバルブプレート、10R……
リヤバルブプレート、11F,11R……吸入
口、12F,12R……吐出口、13F,13R
……吸入弁、14F,14R……吐出弁、15F
……フロントハウジング、15R……リヤハウジ
ング、16……軸受け部、17F,17R……吸
入室、18F,18R……吐出室、19F,19
R……弁押え、20F,20R……バルブシー
ト、21F,21R……ゴムシート(弾性体)、
22F,22R……吸入口、23F,23R……
吐出口、24F,24R……吸入口、25F,2
5R……吐出口、26F,26R……バルブシー
ト、27F,27R……吸入口、28F,28R
……吐出口、29F,29R……切欠き、30
F,30R……Oリング(弾性体)、31F,3
1R……溝、32F,32R……バルブシート、
33F,33R……切欠き、34F,34R……
吸入口、35F,35R……吐出口、36F,3
6R……バルブプレート、37F,37R……吸
入口、38F,38R……吐出口、39F,39
R……当り面、40F,40R……バルブシー
ト、41F,41R……吸入口、42F,42R
……吐出口、43F,43R……当り面、44
F,44R……切欠き、45F,45R……さら
ばね部(弾性体)、46……通し通路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) シリンダーブロツクに複数個のシリンダーボ
    アを穿設し、同シリンダーボア内にはピストン
    を往復動自在に嵌挿させる一方、シリンダーブ
    ロツクの開口端にはバルブプレートを間に存し
    てハウジングを被覆し、同ハウジングに吸入室
    と吐出室を設けると共に、バルブプレートには
    吸入室及び吐出室と対応させて吸入口及び吐出
    口を開口し、同吸入口にはシリンダーボア内に
    形成する圧縮室側に位置して吸入弁を、又、同
    吐出口には吐出室側に位置して吐出弁を上記ピ
    ストンの吸入・圧縮行程を介して夫々開閉自在
    な如く設けて成る圧縮機において、前記吸入弁
    或いは吐出弁とバルブプレート間に弾性体を介
    在させて設けると共に、同弾性体と吸入弁或い
    は吐出弁間にバルブプレートよりも小さな剛性
    を存して形成するバルブシートを介在させて設
    けて成る圧縮機における弁開閉部の騒音低減構
    造。 (2) 前記弾性体はバルブプレートに対して吸入口
    或いは吐出口を囲繞する如くOリングを嵌着す
    ることにより設けて成る実用新案登録請求第1
    項に記載の圧縮機における弁開閉部の騒音低減
    構造。 (3) 前記弾性体はバルブシートの吸入口或いは吐
    出口と対応する部分をさらばね状に膨出させる
    ことにより設けて成る実用新案登録請求第1項
    に記載の圧縮機における弁開閉部の騒音低減構
    造。
JP1987141876U 1987-09-17 1987-09-17 Expired - Lifetime JPH0519585Y2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987141876U JPH0519585Y2 (ja) 1987-09-17 1987-09-17
US07/244,665 US4911614A (en) 1987-09-17 1988-09-14 Piston type compressor provided with valve assembly structure for reducing noise

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987141876U JPH0519585Y2 (ja) 1987-09-17 1987-09-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6446481U JPS6446481U (ja) 1989-03-22
JPH0519585Y2 true JPH0519585Y2 (ja) 1993-05-24

Family

ID=15302219

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987141876U Expired - Lifetime JPH0519585Y2 (ja) 1987-09-17 1987-09-17

Country Status (2)

Country Link
US (1) US4911614A (ja)
JP (1) JPH0519585Y2 (ja)

Families Citing this family (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5113808A (en) * 1983-09-06 1992-05-19 Karl Eickmann Double piston engine
US5201644A (en) * 1987-12-23 1993-04-13 3H Invent A/S Valve arrangement for pump or compressor
EP0438055B1 (en) * 1990-01-16 1995-07-26 Kabushiki Kaisha Toyoda Jidoshokki Seisakusho A valve plate for a reciprocating piston type compressor
JPH087099Y2 (ja) * 1990-04-02 1996-02-28 株式会社豊田自動織機製作所 圧縮機における騒音低減構造
JP2527097B2 (ja) * 1990-10-29 1996-08-21 株式会社豊田自動織機製作所 ピストン式圧縮機
JP2532406Y2 (ja) * 1991-05-09 1997-04-16 株式会社豊田自動織機製作所 圧縮機のリテーナ一体ガスケット
US5147190A (en) * 1991-06-19 1992-09-15 General Motors Corporation Increased efficiency valve system for a fluid pumping assembly
JP3050436B2 (ja) * 1991-11-28 2000-06-12 株式会社豊田自動織機製作所 往復動型圧縮機
DE4301133C2 (de) * 1993-01-18 1995-05-18 Danfoss As Hydraulische Kolbenmaschine
KR0144923B1 (ko) * 1995-02-14 1998-08-01 김광호 압축기의 밸브 유니트
US5562431A (en) * 1995-05-10 1996-10-08 Ingersoll-Rand Company Isolated backstop for flexible compressor valve
US6126410A (en) * 1998-02-12 2000-10-03 Gast Manufacturing Corporation Head cover assembly for reciprocating compressor
US7004734B2 (en) * 1999-12-28 2006-02-28 Zexel Valco Climate Control Corporation Reciprocating refrigerant compressor
US6431845B1 (en) 2000-06-09 2002-08-13 Gast Manufacturing, Inc. Head cover assembly with monolithic valve plate
KR20020067964A (ko) * 2001-02-19 2002-08-24 가부시키가이샤 도요다 지도숏키 압축기용 밸브 플레이트의 제조방법
KR100452544B1 (ko) * 2002-05-31 2004-10-14 삼성광주전자 주식회사 밀폐형 압축기의 밸브장치
US7318709B2 (en) * 2003-08-27 2008-01-15 Haldex Brake Corporation Pump valve assembly
KR100565493B1 (ko) * 2003-09-17 2006-03-30 엘지전자 주식회사 왕복동식 압축기
USD499119S1 (en) 2003-11-05 2004-11-30 Gast Manufacturing Corporation Compressor
US20050106038A1 (en) * 2003-11-14 2005-05-19 Lg Electronics Inc. Compressor
JP4408389B2 (ja) * 2004-05-10 2010-02-03 サンデン株式会社 斜板式圧縮機
KR101104281B1 (ko) * 2005-09-02 2012-01-12 한라공조주식회사 압축기
US20070212242A1 (en) * 2006-03-13 2007-09-13 Chi-Ming Chen Valve plate of a piston cylinder
KR101408057B1 (ko) * 2010-01-28 2014-06-17 가부시키가이샤 도요다 지도숏키 압축기
BR102014029451B1 (pt) * 2014-11-25 2022-06-21 Embraco Indústria De Compressores E Soluções Em Refrigeração Ltda Arranjo de válvulas de compressor alternativo

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AT225337B (de) * 1961-01-26 1963-01-10 Hoerbiger Ventilwerke Ag Selbsttätiges Ventil, insbesondere für raschlaufende Kolbenverdichter
US3754842A (en) * 1971-05-13 1973-08-28 Gen Motors Corp Hydraulic pump
US4696263A (en) * 1985-07-12 1987-09-29 Performance Industries, Inc. Reed valves for internal combustion engines

Also Published As

Publication number Publication date
US4911614A (en) 1990-03-27
JPS6446481U (ja) 1989-03-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0519585Y2 (ja)
US3785751A (en) Swash plate type compressor
US5186475A (en) Gasket having retainer element for reed valve integrally formed therewith
JP2009068358A (ja) 容量可変型斜板式圧縮機
US4756239A (en) Anti-rolling structure for double headed piston of disc cam type reciprocative compressor
EP0874155A2 (en) Reciprocating compressor
US4101250A (en) Swash plate type compressor
JPH0447429Y2 (ja)
CN1860295A (zh) 压缩机和吸入阀结构
US4880361A (en) Multi-piston swash plate type compressor with arrangement for internal sealing and for uniform distribution of refrigerant to cylinder bores
JPS631017Y2 (ja)
JP3123125B2 (ja) 2気筒回転式圧縮機
JP4552190B2 (ja) 斜板式圧縮機
US4101249A (en) Swash plate type compressor
US5533872A (en) Reciprocating piston compressor
JPS637266B2 (ja)
CN101535640B (zh) 活塞式压缩机
JPH1182302A (ja) 往復式圧縮機
JP3120489B2 (ja) 2気筒回転式圧縮機
JP2590662Y2 (ja) 往復動型圧縮機
JPH076499B2 (ja) 円盤カム式往復動型圧縮機における両頭ピストンのロ−リング防止構造
JPH0444863Y2 (ja)
JPS5810171A (ja) 斜板式圧縮機
JPH0234475Y2 (ja)
CN100373048C (zh) 可变排量式压缩机