JPH05192991A - プラスチックコンテナーの成型金型 - Google Patents
プラスチックコンテナーの成型金型Info
- Publication number
- JPH05192991A JPH05192991A JP21821392A JP21821392A JPH05192991A JP H05192991 A JPH05192991 A JP H05192991A JP 21821392 A JP21821392 A JP 21821392A JP 21821392 A JP21821392 A JP 21821392A JP H05192991 A JPH05192991 A JP H05192991A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plunger
- molding die
- die
- plastic container
- molding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C51/00—Shaping by thermoforming, i.e. shaping sheets or sheet like preforms after heating, e.g. shaping sheets in matched moulds or by deep-drawing; Apparatus therefor
- B29C51/26—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C51/30—Moulds
- B29C51/303—Moulds with sealing means or the like
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C51/00—Shaping by thermoforming, i.e. shaping sheets or sheet like preforms after heating, e.g. shaping sheets in matched moulds or by deep-drawing; Apparatus therefor
- B29C51/08—Deep drawing or matched-mould forming, i.e. using mechanical means only
- B29C51/082—Deep drawing or matched-mould forming, i.e. using mechanical means only by shaping between complementary mould parts
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C51/00—Shaping by thermoforming, i.e. shaping sheets or sheet like preforms after heating, e.g. shaping sheets in matched moulds or by deep-drawing; Apparatus therefor
- B29C51/10—Forming by pressure difference, e.g. vacuum
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 プラスチックコンテナーを高いサイクル数で
能率的に製造できる成型金型を提供すること。 【構成】 このプラスチックコンテナーの成型金型は、
ブローモールディング金型の装置の中でプレヒートされ
たプラスチックフラットフオイルから補助プランジャー
6を用いてコンテナーが製造され、かつこの場合にフラ
ットフオイルは上下の金型の間でクランプされ、しかも
上記の補助プランジャー6にはリングプランジャー10
が設けられており、かつ、このプランジャーはその下の
クランプおよびシール面19を正確に限定される形でフ
オイルシート20を夫々のダイに対し補助プランジャー
6の外周領域でクランプするように構成されている。
能率的に製造できる成型金型を提供すること。 【構成】 このプラスチックコンテナーの成型金型は、
ブローモールディング金型の装置の中でプレヒートされ
たプラスチックフラットフオイルから補助プランジャー
6を用いてコンテナーが製造され、かつこの場合にフラ
ットフオイルは上下の金型の間でクランプされ、しかも
上記の補助プランジャー6にはリングプランジャー10
が設けられており、かつ、このプランジャーはその下の
クランプおよびシール面19を正確に限定される形でフ
オイルシート20を夫々のダイに対し補助プランジャー
6の外周領域でクランプするように構成されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラスチックコンテナ
ーの成型金型に関する。
ーの成型金型に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、このようなプラスチックコンテナ
ーの成型金型は、所謂ブローモールディング型として知
られており、この金型の中ではプレヒートされたプラス
チックのフラットフオイルからコンテナーが成型され
る。この様なブローモールディングの金型にはサイクル
数を高めることができない短所がある。
ーの成型金型は、所謂ブローモールディング型として知
られており、この金型の中ではプレヒートされたプラス
チックのフラットフオイルからコンテナーが成型され
る。この様なブローモールディングの金型にはサイクル
数を高めることができない短所がある。
【0003】かゝる成型金型ではフオイルシートのクラ
ンプの解除動作に不都合を生じることがあった。フオイ
ルをOーリングパッキングを介するのみで上金型と下金
型との間にクランプすることは公知である。このブロー
モールディングの金型の外周領域のみに於いてクランプ
する場合には、各補助プランジャーの全周にわたってフ
オイルがクランプされることが出来ず、従って多数個取
りの金型の場合には、常に外周領域しか(例えば6コン
テナーを作る場合には、この外周領域しか)クランプさ
れることが出来ぬ欠点があった。
ンプの解除動作に不都合を生じることがあった。フオイ
ルをOーリングパッキングを介するのみで上金型と下金
型との間にクランプすることは公知である。このブロー
モールディングの金型の外周領域のみに於いてクランプ
する場合には、各補助プランジャーの全周にわたってフ
オイルがクランプされることが出来ず、従って多数個取
りの金型の場合には、常に外周領域しか(例えば6コン
テナーを作る場合には、この外周領域しか)クランプさ
れることが出来ぬ欠点があった。
【0004】従って、上金型と下金型の間の部分のフオ
イルの引裂現象を回避する為に補助プランジャーの下金
型への挿入およびブローモールディング法でのコンテナ
ーの成型は低速で行わざるを得なかった。
イルの引裂現象を回避する為に補助プランジャーの下金
型への挿入およびブローモールディング法でのコンテナ
ーの成型は低速で行わざるを得なかった。
【0005】公知のブローモールディング金型の別の短
所はサイクル数が比較的少ない為に冷却は特に強制され
る必要がなく、従ってサイクル数は一層少なくなると云
う悪循環に陥ることであった。
所はサイクル数が比較的少ない為に冷却は特に強制され
る必要がなく、従ってサイクル数は一層少なくなると云
う悪循環に陥ることであった。
【0006】作業が低速である為にブローモールディン
グ金型への空気の圧送はゆるやかでも良く、従って特に
コンテナーの底部のRは比較的大きい値しか持つことが
出来なかった。これによりコンテナーの荷役の際に荷役
上の短所が生じたのである。この様にRの大きくなるこ
とを回避する為に、いわゆるポジティブ成型法を用いる
ことが公知であるが、これも生産能力の低い短所を伴う
のである。
グ金型への空気の圧送はゆるやかでも良く、従って特に
コンテナーの底部のRは比較的大きい値しか持つことが
出来なかった。これによりコンテナーの荷役の際に荷役
上の短所が生じたのである。この様にRの大きくなるこ
とを回避する為に、いわゆるポジティブ成型法を用いる
ことが公知であるが、これも生産能力の低い短所を伴う
のである。
【0007】Rが大きくなることは又、Rが小さくなれ
ばこの部分のプラスチックの断面が薄くなり、従ってコ
ンテナーの気密性が保障されなくなることを回避する役
割を持つとも云える。
ばこの部分のプラスチックの断面が薄くなり、従ってコ
ンテナーの気密性が保障されなくなることを回避する役
割を持つとも云える。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来技
術の欠点を除去することを課題とするもので、プラスチ
ックコンテナーを高いサイクル数で能率的に製造できる
成型金型を提供することを目的とする。
術の欠点を除去することを課題とするもので、プラスチ
ックコンテナーを高いサイクル数で能率的に製造できる
成型金型を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決し、そ
の目的を達成するための手段として、本発明では、ブロ
ーモールディング金型の装置の中でプレヒートされたプ
ラスチックフラットフオイルから補助プランジャーを用
いてコンテナーが製造され、かつこの場合にフラットフ
オイルは上下の金型の間でクランプされ、しかも上記の
補助プランジャーにはリングプランジャーが設けられて
おり、かつ、このプランジャーはその下のクランプおよ
びシール面を正確に限定される形でフオイルシートを夫
々のダイに対し補助プランジャーの外周領域でクランプ
するように構成されていることを特徴とするプラスチッ
クコンテナーの成型金型を開発し、採用した。
の目的を達成するための手段として、本発明では、ブロ
ーモールディング金型の装置の中でプレヒートされたプ
ラスチックフラットフオイルから補助プランジャーを用
いてコンテナーが製造され、かつこの場合にフラットフ
オイルは上下の金型の間でクランプされ、しかも上記の
補助プランジャーにはリングプランジャーが設けられて
おり、かつ、このプランジャーはその下のクランプおよ
びシール面を正確に限定される形でフオイルシートを夫
々のダイに対し補助プランジャーの外周領域でクランプ
するように構成されていることを特徴とするプラスチッ
クコンテナーの成型金型を開発し、採用した。
【0010】
【発明の作用・効果】上記のように構成されたプラスチ
ックコンテナーの成型金型によれば、フオイルシート
は、Oーリングパッキングを介して金型の外周に於いて
のみクランプされることは最早なく、名補助プランジャ
ーに独自のリングプランジャーが設けられ、かつこのリ
ングプランジャーは、その下側のクランプ面およびシー
ル面を正確に限定された形でフオイルを補助プランジャ
ーの外周領域に於いて夫々のダイに対してクランプし、
かつこれによりサイクル速度を大巾に高めることが可能
となる。
ックコンテナーの成型金型によれば、フオイルシート
は、Oーリングパッキングを介して金型の外周に於いて
のみクランプされることは最早なく、名補助プランジャ
ーに独自のリングプランジャーが設けられ、かつこのリ
ングプランジャーは、その下側のクランプ面およびシー
ル面を正確に限定された形でフオイルを補助プランジャ
ーの外周領域に於いて夫々のダイに対してクランプし、
かつこれによりサイクル速度を大巾に高めることが可能
となる。
【0011】また、補助プランジャーを取巻く全外周領
域に於いてフオイルを確実にクランプすることにより、
フオイルは完全にシールされ、かつクランプされる為に
補助プランジャーをフオイルの中に下ろす場合にフオイ
ルの上記の引裂現象は回避できる。
域に於いてフオイルを確実にクランプすることにより、
フオイルは完全にシールされ、かつクランプされる為に
補助プランジャーをフオイルの中に下ろす場合にフオイ
ルの上記の引裂現象は回避できる。
【0012】これにより補助プランジャーを下方に向っ
て下側の金型の中に事実上、射出速度で挿入し、又同様
に成型空気を射出するように吹込むことが初めて可能と
なり、従って上記のようなプラスチックコンテナーは極
めて短いサイクルで成型されることが可能となる。
て下側の金型の中に事実上、射出速度で挿入し、又同様
に成型空気を射出するように吹込むことが初めて可能と
なり、従って上記のようなプラスチックコンテナーは極
めて短いサイクルで成型されることが可能となる。
【0013】また、本発明による成型金型を用いた場
合、成型プランジャー(ダイ)当たり1分間に30から
50のコンテナーのサイクル数が初めて可能となる。ち
なみに従来の金型を用いた場合は、ダイ当たり1分間に
せいぜい12から14のコンテナーのサイクル数が得ら
れるに過ぎなかった。
合、成型プランジャー(ダイ)当たり1分間に30から
50のコンテナーのサイクル数が初めて可能となる。ち
なみに従来の金型を用いた場合は、ダイ当たり1分間に
せいぜい12から14のコンテナーのサイクル数が得ら
れるに過ぎなかった。
【0014】さらに、リングプランジャーが空圧により
下方のクランプおよびシール位置に移動し、かつこの位
置に空圧により保持されること、およびクランププラン
ジャーが、成型空気がその中に吹込まれる内側円環室を
限定し、これにより成型空気が初めてダイの中に射出さ
れる。
下方のクランプおよびシール位置に移動し、かつこの位
置に空圧により保持されること、およびクランププラン
ジャーが、成型空気がその中に吹込まれる内側円環室を
限定し、これにより成型空気が初めてダイの中に射出さ
れる。
【0015】また、容積の大きい冷却路により上下の金
型の冷却は急速に行われ、この事が上記の高いサイクル
数の実現に役立っている。
型の冷却は急速に行われ、この事が上記の高いサイクル
数の実現に役立っている。
【0016】成型空気を下側のダイに衝撃的に射出する
ことにより、コンテナーの材料はダイの中に生じる過圧
の為に補助プランジャーに密着することになる。これに
よりフオイルは補助プランジャーに密着し、従って初め
て比較的小さいRが成型される。上記の短所として指摘
されたRが大きくなることは本発明の金型を用いた場合
に回避される。
ことにより、コンテナーの材料はダイの中に生じる過圧
の為に補助プランジャーに密着することになる。これに
よりフオイルは補助プランジャーに密着し、従って初め
て比較的小さいRが成型される。上記の短所として指摘
されたRが大きくなることは本発明の金型を用いた場合
に回避される。
【0017】上記の過圧によりフオイルが下側のダイの
低温の内側に接触することも又回避され、フオイルはそ
れとは逆に特殊な表面を持つ、低温ではない補助プラン
ジャーに接触する。
低温の内側に接触することも又回避され、フオイルはそ
れとは逆に特殊な表面を持つ、低温ではない補助プラン
ジャーに接触する。
【0018】したがって、補助プランジャーが衝撃的に
急速に下方に移動する際に、フオイルは補助プランジャ
ーの外周に密着し、かつ下側のダイの低温の内壁に接触
しないという長所が生まれる。従ってフオイルはその形
状の全長にわたり可塑的であり、成型可能である。何故
ならば、それは補助プランジャーの外周に確実に密着し
た状態を保持されるからである。
急速に下方に移動する際に、フオイルは補助プランジャ
ーの外周に密着し、かつ下側のダイの低温の内壁に接触
しないという長所が生まれる。従ってフオイルはその形
状の全長にわたり可塑的であり、成型可能である。何故
ならば、それは補助プランジャーの外周に確実に密着し
た状態を保持されるからである。
【0019】成型用の空気が衝撃的に下側のダイに吹き
込まれた時点でなお可塑的なフオイルは補助プランジャ
ーの表面から離れ、かつ冷却された下側のダイの内面に
付着して直ちに冷却硬化される。
込まれた時点でなお可塑的なフオイルは補助プランジャ
ーの表面から離れ、かつ冷却された下側のダイの内面に
付着して直ちに冷却硬化される。
【0020】この特殊な製造手段により、初めて1:
6.5から7の絞り比が可能となる。ちなみに公知の方
法での絞り比は約1:4.5から5程度に過ぎない。
6.5から7の絞り比が可能となる。ちなみに公知の方
法での絞り比は約1:4.5から5程度に過ぎない。
【0021】したがって、下側のダイに於けるフオイル
の分布状態は最適となり、かつフオイルが早い時点で下
側のダイの冷却された内面に付着することが回避され
る。
の分布状態は最適となり、かつフオイルが早い時点で下
側のダイの冷却された内面に付着することが回避され
る。
【0022】この特徴をデザイン的に実現するには比較
的に大きな容量の空圧源が準備されねばならず、これに
は相応の容量の空圧タンクが必要であり、また、サイク
ル数を高めるには適切に大きい上下のダイの冷却面積を
利用出来ることが前提となる。
的に大きな容量の空圧源が準備されねばならず、これに
は相応の容量の空圧タンクが必要であり、また、サイク
ル数を高めるには適切に大きい上下のダイの冷却面積を
利用出来ることが前提となる。
【0023】
【実施例】以下に、本発明の好適な実施例を添付図面に
基づいて説明する。図1に示された成型金型1は主とし
てフレーム2から成り、かつこのフレーム上部にはシリ
ンダー3が設けられ、かつそのピストンロッド4が適切
なコネクティングユニットを介して、別の平行に作動す
るピストンロッド5に接続されている。 図1に示され
た成型金型はコンテナー27の12個取り用のものであ
り、かつこれらのコンテナーは一枚のフオイルシート2
0から成型され、かつこの場合にフオイルシート20は
上側の金型と下側の金型との間を矢印21の方向に走行
する。
基づいて説明する。図1に示された成型金型1は主とし
てフレーム2から成り、かつこのフレーム上部にはシリ
ンダー3が設けられ、かつそのピストンロッド4が適切
なコネクティングユニットを介して、別の平行に作動す
るピストンロッド5に接続されている。 図1に示され
た成型金型はコンテナー27の12個取り用のものであ
り、かつこれらのコンテナーは一枚のフオイルシート2
0から成型され、かつこの場合にフオイルシート20は
上側の金型と下側の金型との間を矢印21の方向に走行
する。
【0024】図1に示された、2つの成型ステーション
を持つ成型金型1は平面方向に合計6つの成型金型を備
えており、また、個々のステーションは全く同じ構成で
あるから、以下、一つの成型ステーションに就いてのみ
詳述する。
を持つ成型金型1は平面方向に合計6つの成型金型を備
えており、また、個々のステーションは全く同じ構成で
あるから、以下、一つの成型ステーションに就いてのみ
詳述する。
【0025】ピストンロッド5は適切なネジ構造を用い
て補助プランジャー6に接続されている。該ピストンロ
ッド5は、この場合、リングプランジャー10のシャフ
ト11を貫通し、かつこの場合に上記のリングプランジ
ャー10は加圧スプリング12により、そのクランプお
よびシール位置(図1)にバネ作用力により保持される
が、リングプランジャー10の本来の保持は後述するよ
うにシリンダー室15の高圧エアークッションにより行
われる。
て補助プランジャー6に接続されている。該ピストンロ
ッド5は、この場合、リングプランジャー10のシャフ
ト11を貫通し、かつこの場合に上記のリングプランジ
ャー10は加圧スプリング12により、そのクランプお
よびシール位置(図1)にバネ作用力により保持される
が、リングプランジャー10の本来の保持は後述するよ
うにシリンダー室15の高圧エアークッションにより行
われる。
【0026】成型金型は大別して2つの部分即ち、上方
部分8および下方部分9から構成されており、上方部分
8のケーシング7の中にはシリンダー室15が設けられ
ており、この中でリングプランジャー10は摺動自在に
構成されている。 また、上記シリンダー室15はエア
ーダクト17を介して給気接続部16に接続されてい
る。
部分8および下方部分9から構成されており、上方部分
8のケーシング7の中にはシリンダー室15が設けられ
ており、この中でリングプランジャー10は摺動自在に
構成されている。 また、上記シリンダー室15はエア
ーダクト17を介して給気接続部16に接続されてい
る。
【0027】図2によれば、空圧は空圧接続部16を介
して空圧タンク36の中に貯えられ、かつ配管39およ
びバルブ41を経てシリンダー室15に供給されるが、
シリンダー室15の中のリングプランジャー10のシー
ルはパッキング13、14により行われる。
して空圧タンク36の中に貯えられ、かつ配管39およ
びバルブ41を経てシリンダー室15に供給されるが、
シリンダー室15の中のリングプランジャー10のシー
ルはパッキング13、14により行われる。
【0028】リングプランジャー10の外周には円環室
22が設けられており、これは直交方向の穴24を介し
て給気回路23に接続されている。給気回路23は空圧
タンク36から出ていて、回路40およびバルブ42を
経て円環室22への給気が行われる。この回路39を経
て成型空気はコンテナーの成型の為に下側のダイ43に
送られる。
22が設けられており、これは直交方向の穴24を介し
て給気回路23に接続されている。給気回路23は空圧
タンク36から出ていて、回路40およびバルブ42を
経て円環室22への給気が行われる。この回路39を経
て成型空気はコンテナーの成型の為に下側のダイ43に
送られる。
【0029】下方部分9には下側のダイ43が設けられ
ており、かつこのダイ28は主としてスリーブ状の部分
から成り、かつこの部分はパッキング31により放射方
向に外部に設けられた円環ダクト30から分離されてお
り、かつこのダクト30は冷却ダクトにより水冷され
る。
ており、かつこのダイ28は主としてスリーブ状の部分
から成り、かつこの部分はパッキング31により放射方
向に外部に設けられた円環ダクト30から分離されてお
り、かつこのダクト30は冷却ダクトにより水冷され
る。
【0030】下側のダイ43の底部は、別個の底部32
により形成され、かつこの部分は、それ自体ダクトの入
口34および図には明確には示されていないが、ダクト
の出口を経て急速に冷却される。この場合、底部32は
スクリュー33を用いて下方部分9のベースプレートに
固定される。
により形成され、かつこの部分は、それ自体ダクトの入
口34および図には明確には示されていないが、ダクト
の出口を経て急速に冷却される。この場合、底部32は
スクリュー33を用いて下方部分9のベースプレートに
固定される。
【0031】次に、上記の成型金型による成型工程を説
明する。補助プランジャー6は空圧タンク36の一部の
解放によるシリンダー3への空圧作用により、鎖線で示
す下方の位置6′に衝撃的に移行する。この段階で、な
お可塑状態にあるフオイルシートは補助プランジャー
6′の外周に密着し、かつ下側のダイ43の内壁には接
触しない。これは補助プランジャー6が衝撃的に下側の
ダイ43に移行する時には過圧が生じ、かつこの過圧
が、なお可塑的なフオイルを補助プランジャー6の外周
に密着させるものであり、かくして上記の材料厚みおよ
び絞り厚に関する長所が実現される。
明する。補助プランジャー6は空圧タンク36の一部の
解放によるシリンダー3への空圧作用により、鎖線で示
す下方の位置6′に衝撃的に移行する。この段階で、な
お可塑状態にあるフオイルシートは補助プランジャー
6′の外周に密着し、かつ下側のダイ43の内壁には接
触しない。これは補助プランジャー6が衝撃的に下側の
ダイ43に移行する時には過圧が生じ、かつこの過圧
が、なお可塑的なフオイルを補助プランジャー6の外周
に密着させるものであり、かくして上記の材料厚みおよ
び絞り厚に関する長所が実現される。
【0032】この密着状態が実現した後に、初めてバル
ブ42を開くことにより、空圧タンク36から空圧が回
路40を経て更に直交穴から離型の為に送り込まれ、か
つ空圧は内部空間25を通って下方に送られることによ
りフオイルを補助プランジャー6の外周から浮上らせ、
かつ下側のダイ43の内周に接触せしめる。この成型作
業の為に使用された空気は、次に矢印方向に、下方にエ
アーダクト35を通って排出される。
ブ42を開くことにより、空圧タンク36から空圧が回
路40を経て更に直交穴から離型の為に送り込まれ、か
つ空圧は内部空間25を通って下方に送られることによ
りフオイルを補助プランジャー6の外周から浮上らせ、
かつ下側のダイ43の内周に接触せしめる。この成型作
業の為に使用された空気は、次に矢印方向に、下方にエ
アーダクト35を通って排出される。
【0033】この場合に重要なことは、上記の動作のは
じまる前にリングプランジャー10はシリンダー室15
に空圧の作用を受けて下方に移動し、かつリングプラン
ジャーのリング部分18が端面側のクランプおよびシー
ル面9を以ってフオイルの全周の辺縁部に密着すること
である。
じまる前にリングプランジャー10はシリンダー室15
に空圧の作用を受けて下方に移動し、かつリングプラン
ジャーのリング部分18が端面側のクランプおよびシー
ル面9を以ってフオイルの全周の辺縁部に密着すること
である。
【0034】さらに今一つの重要なことは、上側のシリ
ンダー室15の中の圧力が下側の内部スペース25の圧
力を上廻ることにより、成型空気が入口に23から吹込
まれる場合にリングプランジャー10が上方に押し上げ
られることを阻止していることである。
ンダー室15の中の圧力が下側の内部スペース25の圧
力を上廻ることにより、成型空気が入口に23から吹込
まれる場合にリングプランジャー10が上方に押し上げ
られることを阻止していることである。
【0035】離型が行われた後、上方部分8は下方に移
動し、かつコンテナー27は図には記載されていないノ
ックアウト装置により取り出され、図1に点線で示すよ
うに材料シート20に吊下げられた状態を保つ。
動し、かつコンテナー27は図には記載されていないノ
ックアウト装置により取り出され、図1に点線で示すよ
うに材料シート20に吊下げられた状態を保つ。
【0036】この段階でリングプランジャー10のリン
グ部分は加圧スプリング12の作用で更に下方に約0.
5mm移動し、続いて材料シートる20の送り動作が行わ
れ、下方部分9が固定された上方部分8の方向に閉じら
れる時には、フオイルはクランプおよびシール面29に
於いて既に把持されている。また、シリンダー3に対す
る空圧は図2によれば配管38およびバルブ37を経て
供給される。
グ部分は加圧スプリング12の作用で更に下方に約0.
5mm移動し、続いて材料シートる20の送り動作が行わ
れ、下方部分9が固定された上方部分8の方向に閉じら
れる時には、フオイルはクランプおよびシール面29に
於いて既に把持されている。また、シリンダー3に対す
る空圧は図2によれば配管38およびバルブ37を経て
供給される。
【0037】以上、本発明の主要な実施例について詳述
したが、本発明は上記実施例に限定されるものではな
く、発明の目的を達成でき、且つ発明の要旨を逸脱しな
い範囲内で、種々の設計変更が可能であることは当然で
ある。
したが、本発明は上記実施例に限定されるものではな
く、発明の目的を達成でき、且つ発明の要旨を逸脱しな
い範囲内で、種々の設計変更が可能であることは当然で
ある。
【図1】本発明の実施例を示す要部の縦断面図である。
【図2】図1に示す成型金型用の空圧回路図である。
1 成型金型 2 フレーム 3 シリンダー 4 ピストンロッド 5 ピストンロッド 6 補助プランジャー 7 ケーシング 8 上方部分 9 下方部分 10 リングプランジャー 11 シャフト 12 加圧スプリング 13 パッキング 14 パッキング 15 シリンダー室 16 空圧配管接続端 17 エアーダクト 18 円環部分 19 クランプおよびシール面 20 フオイルシート 21 矢印方向 22 円環室 23 空圧供給回路(成型空気) 24 直交穴 25 内部空間 26 冷却ダクト 27 成型されたコンテナー 28 ダイ 29 シール面 30 円環ダクト 31 パッキング 32 下部 33 スクリュー 34 ダクト入口 35 空気ダクト 36 空圧タンク 38 配管 39 配管 40 配管 41 バルブ 42 バルブ 43 下側のダイ 44 矢印方向
Claims (5)
- 【請求項1】 ブローモールディング金型の装置の中で
プレヒートされたプラスチックフラットフオイルから補
助プランジャー6を用いてコンテナーが製造され、かつ
この場合にフラットフオイルは上下の金型の間でクラン
プされ、しかも上記の補助プランジャー6にはリングプ
ランジャー10が設けられており、かつ、このプランジ
ャーはその下のクランプおよびシール面19を正確に限
定される形でフオイルシート20を夫々のダイに対し補
助プランジャー6の外周領域でクランプするように構成
されていることを特徴とするプラスチックコンテナーの
成型金型。 - 【請求項2】 リングプランジャー10は空圧により下
方に向い、そのクランプおよびシール位置に移行し、か
つその位置で空圧により保持されるように構成されてい
ることを特徴とする請求項1に記載のプラスチックコン
テナーの成型金型。 - 【請求項3】 リングプランジャー10は内側円環室2
2を形成し、かつその中に成型空圧が送り込まれるよう
に構成されていることを特徴とする請求項1に記載のプ
ラスチックコンテナーの成型金型。 - 【請求項4】 リングプランジャー10は加圧スプリン
グ12によりそのクランプおよびシール状態にバネ作用
により保持されるように構成されていることを特徴とす
る請求項1に記載のプラスチックコンテナーの成型金
型。 - 【請求項5】 リングプランジャー10はシリンダー室
15内に於ける高圧のエアークッションにより補足的に
保持されるように構成されていることを特徴とする請求
項1に記載のプラスチックコンテナーの成型金型。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CH9109287.6 | 1991-07-27 | ||
DE9109287U DE9109287U1 (de) | 1991-07-27 | 1991-07-27 | Formwerkzeug zur Herstellung von Kunststoffbechern |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05192991A true JPH05192991A (ja) | 1993-08-03 |
Family
ID=6869717
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21821392A Pending JPH05192991A (ja) | 1991-07-27 | 1992-07-24 | プラスチックコンテナーの成型金型 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0525483A1 (ja) |
JP (1) | JPH05192991A (ja) |
CA (1) | CA2074623A1 (ja) |
DE (1) | DE9109287U1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103659894A (zh) * | 2013-12-30 | 2014-03-26 | 上海隆利安包装材料有限公司 | 一种成型冲切装置 |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0688659A3 (de) | 1994-06-23 | 1997-10-08 | Illig Maschinenbau Adolf | Form- Stanz-Werkzeug zum Herstellen von Behältern aus thermoplastischer Kunststoffolie |
DE4445376C1 (de) * | 1994-12-20 | 1996-03-07 | Illig Maschinenbau Adolf | Form-Stanz-Werkzeug zum Herstellen von Behältern aus thermoplastischer Kunststoffolie |
DE4421979C1 (de) * | 1994-06-23 | 1995-08-17 | Illig Maschinenbau Adolf | Form- Stanz-Werkzeug zum Herstellen von Behältern aus thermoplastischer Kunststoffolie |
DE29605250U1 (de) * | 1996-03-21 | 1997-08-14 | Gizeh-Werk GmbH, 51702 Bergneustadt | Formwerkzeug |
CN109129240A (zh) * | 2018-09-05 | 2019-01-04 | 芜湖福祥模具科技有限公司 | 一种生产冲压模具用的侧边定位设备 |
CN114889105B (zh) * | 2022-07-13 | 2022-11-18 | 苏州环诺新材料科技有限公司 | 一种节能型一次性餐盒成型用加工装置 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3339238A (en) * | 1966-05-02 | 1967-09-05 | Monsanto Co | Positive pressure applicator |
US3570064A (en) * | 1968-08-13 | 1971-03-16 | Scott Paper Co | Molding apparatus having a flexible clamp plate |
DE2348596A1 (de) * | 1973-09-27 | 1975-04-17 | Kronseder Hermann | Verfahren und vorrichtung zum herstellen einseitig offener formteile aus thermoplastischer kunststoffolie |
JPS52144061A (en) * | 1976-05-27 | 1977-12-01 | Sumitomo Bakelite Co | Method and device for thermally forming plastic sheet |
US4404162A (en) * | 1979-07-16 | 1983-09-13 | Sumitomo Bakelite Company Ltd. | Process for producing a thin-wall deep drawn container of thermoplastic resin |
DE3314864A1 (de) * | 1983-04-23 | 1984-10-25 | Adolf Illig Maschinenbau Gmbh & Co, 7100 Heilbronn | Formwerkzeug zum tiefziehen von behaeltern aus thermoplastischer kunststoffolie |
US4600376A (en) * | 1985-06-14 | 1986-07-15 | John Brown Inc. | Differential pressure molding apparatus employing releasable restricted area molding clamp rings |
DE3537376A1 (de) * | 1985-10-21 | 1987-04-23 | Kiefel Gmbh Paul | Form-stanz-werkzeug zur herstellung von bechern |
DE3813694A1 (de) * | 1988-04-22 | 1989-11-02 | Mobik Gmbh | Verfahren und anlage zur grossseriellen verarbeitung von hochleistungs-faserverbundwerkstoffen |
-
1991
- 1991-07-27 DE DE9109287U patent/DE9109287U1/de not_active Expired - Lifetime
-
1992
- 1992-07-11 EP EP19920111835 patent/EP0525483A1/de not_active Withdrawn
- 1992-07-24 CA CA 2074623 patent/CA2074623A1/en not_active Abandoned
- 1992-07-24 JP JP21821392A patent/JPH05192991A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103659894A (zh) * | 2013-12-30 | 2014-03-26 | 上海隆利安包装材料有限公司 | 一种成型冲切装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0525483A1 (de) | 1993-02-03 |
DE9109287U1 (de) | 1992-09-03 |
CA2074623A1 (en) | 1993-01-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR920002361B1 (ko) | 컵모양 용기의 연신취입 성형장치 | |
US3441982A (en) | Apparatus for injection blow moulding | |
KR920007035B1 (ko) | 합성수지로된 박육용기의 성형방법 | |
US3089185A (en) | Method and apparatus for manufacturing hollow plastic objects | |
GB796821A (en) | Method of and apparatus for moulding containers, such as bottles, cans, boxes, and the like from thermoplastic material | |
JPH05192991A (ja) | プラスチックコンテナーの成型金型 | |
KR20180128999A (ko) | 블로우 성형방법 | |
US4101618A (en) | Injection blow molding method for hollow article having openings at both ends | |
CN1048936C (zh) | 用以安装一塞块以密封容器的方法和设备 | |
CN211917608U (zh) | 一种注塑机脱模装置 | |
CN218660318U (zh) | 一种便于脱模的气喷脱模注塑装置 | |
EP0490701B1 (en) | Compressed air blowing apparatus for use in green sand mold molding facility | |
JPH06198725A (ja) | 中空プラスチック製品の調整用装置 | |
CN208052471U (zh) | 防止封胶面起毛边的模具 | |
JPH0866950A (ja) | 射出成形装置及び射出成形方法 | |
CN214645802U (zh) | 应用于双向拉伸中空吹塑成型模具上的模腔结构 | |
CN221319765U (zh) | 一种用于容器内壁花纹生产模具及其使用装置 | |
CN111451350A (zh) | 一种水胀成型装置 | |
JPS61262112A (ja) | 蛇腹状成形品の射出成形装置 | |
GB1432447A (en) | Process for heat-shaping thin-walled containers of plastics material and apparatus for carrying out the process | |
PT895509E (pt) | Dispositivo de arrefecimento de molde na industria de fabrico de vidro processo de fabrico do molde correspondente e processo de adaptacao do referido dispositivo de arrefecimento em moldes diferentes para passar da producao de um recipiente de vidro a outro | |
CN211441016U (zh) | 一种储液囊的跟随进入式柔性脱模装置 | |
CN214926578U (zh) | 一种可快速脱模的汽车零部件成型模具 | |
CN216001329U (zh) | 一种实验室用注塑模具的进料装置 | |
CN213729205U (zh) | 一种适应铸造多种压壳进气口形状的浇口 |