JPH05188738A - 接触帯電装置 - Google Patents

接触帯電装置

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JPH05188738A
JPH05188738A JP1848392A JP1848392A JPH05188738A JP H05188738 A JPH05188738 A JP H05188738A JP 1848392 A JP1848392 A JP 1848392A JP 1848392 A JP1848392 A JP 1848392A JP H05188738 A JPH05188738 A JP H05188738A
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JP
Japan
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charging
charging roller
photosensitive drum
contact
cleaning
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Application number
JP1848392A
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English (en)
Inventor
Yoshiya Nomura
義矢 野村
Kazuo Shishido
一男 宍戸
Kenji Matsuda
健司 松田
Hiroaki Miyake
博章 三宅
Minoru Sato
実 佐藤
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】清掃部材にて帯電ローラ表面を清掃することに
より、該帯電ローラに付着した異物を除去して、感光ド
ラムの均一な帯電を達成する。 【構成】帯電ローラ9はローラ支持手段20により支持
されており、該帯電ローラ9は感光ドラム1に当接され
ている。所定のタイミングにおいてソレノイド(不図
示)が駆動されて前記支持手段20は移動し、前記帯電
ローラ9は感光ドラム1を離れて清掃部材192と当接
する。該帯電ローラ9は不図示の駆動手段により回転駆
動されるため、該帯電ローラ9の表面は前記清掃部材に
よって清掃される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、帯電部材を被帯電体に
当接させて該被帯電体を一様に帯電する接触帯電装置に
係り、詳しくは該帯電部材表面の清掃手段に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、接触帯電装置は種々提案されてい
る。図6に、帯電部材として帯電ローラを具備した接触
帯電装置を電子写真方式のプロセスカートリッジに適用
した例を示す。
【0003】この形式のプロセスカートリッジは、回転
自在に軸支され矢印mの方向に回転する感光ドラム(被
帯電体)1を有しており、該感光ドラム1の周りには順
に、該感光ドラム1の表面に形成された感光層を一様に
帯電する接触帯電装置2、印字情報または原稿画像に対
応した像露光を施すことにより前記感光ドラム1の表面
に静電潜像を形成する露光装置3、帯電したトナーを該
感光ドラム1上に付着させることにより前記静電潜像を
トナー像とする現像装置5、電源4に接続されて前記ト
ナー像を転写材Pに転写する転写装置6、前記感光ドラ
ム1の表面に残留したトナーを除去するクリーニング装
置7、などが配設されている。なお、上述した感光ドラ
ム1、接触帯電装置2、現像装置5、クリーニング装置
7等は、いずれも筐体Kに収納されており、全体として
複写装置本体に着脱できるプロセスカートリッジを構成
している。
【0004】ここで、前記接触帯電装置2は帯電ローラ
(帯電部材)9を備えており、該帯電ローラ9は、回動
自在に、かつ所定の押圧力で感光ドラム1の外周面に当
接するように支持されている。該接触帯電装置2は、該
帯電ローラ9に帯電バイアス用電源13が接続されて、
所定の帯電バイアスが帯電ローラ9に印加されるよう
に、構成されている。そして、該接触帯電装置2は、前
記感光ドラム1の回転に伴って該帯電ローラ9が従動回
転すると共に該感光ドラム1の表面が一様な電位に帯電
されるように、構成されている。
【0005】なお、前記クリーニング装置7としては、
いわゆるブレードクリーニング方式のものが用いられて
おり、クリーニングブレード7aの先端エッジ部は感光
ドラム1の回転方向上流側に向くように配設されてい
る。また、該クリーニングブレード7aは、前記感光ド
ラム1に所定の押圧力をもって当接されており、そのク
リーニングブレード7aの当接エッジ部で感光ドラム1
表面の残留トナー等が拭掃除去されて該感光ドラム1表
面が清浄化されるように構成されている。また、該クリ
ーニングブレード7a表面には固体潤滑剤であるポリフ
ッ化ビニリデン(PVDF)が製造時に塗布されてお
り、該ブレード7aの初期使用時において所謂ブレード
めくれの発生を防止するようにしている。
【0006】次に、前記構成の複写装置による画像形成
工程を簡単に説明する。
【0007】オペレータが不図示のスイッチを入れる
と、帯電バイアス用電源13が入り、帯電ローラ9には
帯電バイアスが印加される。すると、該帯電ローラ9か
ら感光ドラム1の表面に電荷の注入が行われて、該帯電
ローラ9と接触している部分近傍の該感光ドラム1の表
面が一定の電位に帯電される。かかる感光ドラム1は不
図示の駆動手段により回転駆動されて該感光ドラム1の
表面全体が前記帯電ローラ9と接触するため、該感光ド
ラム1表面全体についても帯電が行われる。
【0008】また、前記露光装置3は該一様に帯電され
た部分に像露光を行うため、露光量に応じて前記感光ド
ラム1の表面各部は除電され、全体として静電潜像が形
成される。そして、該形成された静電潜像は感光ドラム
1の回転に伴って現像装置5に対向し、該現像装置5内
に収納されたトナーが前記静電潜像に付着するため、該
静電潜像は現像されてトナー像となる。一方、転写材P
は不図示の給送装置によって感光ドラム1と転写装置6
との間を通るようにして給送される。このとき、転写装
置6には前記電源4によって高電圧が印加されているた
め、前記感光ドラム1上のトナーが電気的な力によって
転写材P上に移行されるのに基づき、該感光ドラム1上
に形成されていたトナー像は該転写材P上に転写され
る。
【0009】なお、転写終了後においても該感光ドラム
1上に残留しているトナーは前記クリーニング装置7に
より除去されて、該感光ドラム1は次の画像形成工程が
可能な状態となる。
【0010】上述した接触帯電装置は、コロナ放電装置
等の非接触式の帯電装置に比べて、高圧電源(DC5〜
8KV)を必要とせず装置が簡単になると共に、オゾン
発生量が低減できる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した接
触帯電装置では、帯電ローラ9に異物(例えば、紙粉の
他のゴミやチリ等)が付着すると、これらの異物が前記
帯電ローラ9に巻き込まれて該帯電ローラ9と感光ドラ
ム1との接触を部分的に妨げる場合がある。そして、か
かる場合には、前記帯電ローラ9との接触が妨げられた
部分だけ感光ドラム1の帯電電位が下がり、該感光ドラ
ム1に形成される画像に欠陥が生じてしまうという問題
があった。
【0012】また、前記異物がこすりつけられて感光ド
ラム1上に付着し、徐々に感光ドラム1上に該異物が抵
抗物質として蓄積されると、いわゆる画像流れや画像ボ
ケといった画像欠陥が発生することもあった。
【0013】なお、前記帯電ローラ9に付着する異物と
しては帯電生成物(オゾン、NOX等)がある。これ
は、非接触式の帯電装置に比べると微量ではあるが、接
触帯電装置においても帯電生成物が発生するからであ
り、該帯電生成物が前記帯電ローラ9に付着した場合に
も、前述したような画像欠陥を生じてしまう。
【0014】また、前述したようにクリーニングブレー
ド7aに塗布されていたポリフッ化ビニリデンが帯電ロ
ーラ9に付着して、画像欠陥を生じる場合もある。これ
は、該ポリフッ化ビニリデンが種々の理由(装置輸送時
の振動や衝撃、または感光ドラム1との間の摩擦に伴う
振動等)によりクリーニングブレード7aから剥れて感
光ドラム1上に付着する場合があるからである。そし
て、このような場合には、該ポリフッ化ビニリデンは絶
縁物であるため前記帯電ローラ9による感光ドラム1表
面の一様帯電を局部的に妨げることとなり、前記と同様
の画像欠陥を生じてしまう。そして、該ポリフッ化ビニ
リデンが該感光ドラム1の回転に伴って前記帯電ローラ
9に巻き込まれて、異物として前記帯電ローラ9の表面
に付着してしまうと、該帯電ローラ9の外周長と同じ周
期で最終的な転写材P上に黒点あるいは白抜けの画像不
良・画像欠陥が発生してしまう。また、該ポリフッ化ビ
ニリデンにより前記感光ドラム1の表面が傷つけられた
場合には、スジ状の画像欠陥を生じさせてしまう。
【0015】そこで、本発明は、帯電部材清掃手段にて
帯電部材(帯電ローラ)表面を清掃することにより、該
帯電部材に付着した異物を除去して、被帯電体(感光ド
ラム)の均一な帯電を達成することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みなされたものであって、回動自在に支持されると共に
被帯電体に当接される帯電部材を備え、該帯電部材に帯
電バイアスを印加することによって該被帯電体を帯電す
る接触帯電装置において、前記帯電部材に対向する位置
に配設されて、該帯電部材との摺動に伴い該帯電部材の
表面を清掃する帯電部材清掃手段と、該帯電部材清掃手
段または該帯電部材のうち少なくとも一方を移動させ
て、該帯電部材と該帯電部材清掃手段とを選択的に当接
させる支持位置変更手段と、を備えたことを特徴とす
る。
【0017】この場合、前記被帯電体が回転駆動されて
いると共に、前記帯電部材が、該被帯電体の回転駆動力
を伝達して該帯電部材を回転させる駆動力伝達部材に連
結されている、ようにしてもよい。
【0018】また、前記帯電部材清掃手段が、多孔質の
弾性部材により形成されると共に前記帯電部材と接触す
る清掃部材を有する、ようにしてもよい。
【0019】
【実施例】以下、図面に沿って本発明の実施例について
説明する。
【0020】図1に本発明に係る接触帯電装置を適用し
たプロセスカートリッジを示すが、図6に示す従来例と
の同一部分は同一符号を付して説明を省略する。
【0021】筐体K1は、前述した従来例と同様に感光
ドラム(被帯電体)1、現像装置5、及び帯電ローラ
(帯電部材)9等を備えており、該帯電ローラ9の上方
にはローラ清掃装置(帯電部材清掃手段)19が配設さ
れている。該ローラ清掃装置19は前記筐体K1に取り
つけられた基体191を有しており、該基体191には
前記帯電ローラ9に向けて清掃部材(弾性部材)192
が貼着されている。該清掃部材192は多孔質のスポン
ジ材で形成されており、該清掃部材192の前記帯電ロ
ーラ9に対向する面は、該帯電ローラ9の外形に略沿う
ように曲面となっている。
【0022】また、前記帯電ローラ9はローラ支持手段
20により回動自在に支持されており、該ローラ支持手
段20は前記感光ドラム1の回転軸と平行に配設された
軸部材201を有している。該軸部材201は、図1の
S−S矢視図としての図2に詳示する如く、前記筐体K
1に形成された孔部及び凹部を利用して回動自在に支持
されており、その一端は該筐体K1の外側に突出してい
る。該突出した軸部材201の端部にはカム202が取
り付けられており、該カム202には、所定の信号を受
けて往動駆動されるソレノイド(支持位置変更手段)2
1の出力軸211の先端部が係合している。また、前記
ローラ支持手段20には所定の間隔をおいて一対のアー
ム部材203が取り付けられており、該アーム部材20
3の自由端に形成された孔部にはおよびそれぞれブッシ
ュ204が圧入されている。これらのブッシュ204に
は前記帯電ローラ9の回転軸91の両端部が挿通されて
おり、該帯電ローラ9が回転自在に支持されるように構
成されている。また、これらのカム202、軸部材20
1、アーム部材203、ブッシュ204、帯電ローラ9
は一体的に移動するるように構成されている。
【0023】一方、前記軸部材201には2本の捩りコ
イルばね205が巻つけられており、これらの捩りコイ
ルばね205は、一端が前記アーム部材203に、他端
が前記筐体K1にかかるように取付けられている。そし
て、該捩りコイルばね205はアーム部材203を感光
ドラム1の方向に付勢するように構成されており、図3
(a)(b)に詳示するように、前記帯電ローラ9を所
定の押圧力で感光ドラム1の外周面へ当接させるように
構成されている。なお、図3(a)は図2におけるA−
A矢視図を示しており、また図3(b)は図2における
B−B矢視図を示している。
【0024】また、図2に示すように、前記回転軸91
の一端部にはプーリ92が取り付けられており、該プー
リ92と対をなすように前記感光ドラム1の回転軸にも
プーリ1aが取り付けられている。そして、これらのプ
ーリ92,1aとの間にはベルト(駆動力伝達部材)2
2が巻つけられており、該ベルト22は、前記帯電ロー
ラ9が感光ドラム1に当接しているときは帯電ローラ9
の従動回転を妨げないように弛んだ状態で巻き掛けられ
ている(図3(b))。
【0025】したがって、前記ソレノイド21及び捩り
コイルばね205等により、前記ローラ支持手段20
は、前記帯電ローラ9の位置を変更自在に支持してお
り、該帯電ローラ9は、ソレノイド21が駆動されない
ときは感光ドラム1に当接され、また該ソレノイド21
が駆動されるときは前記清掃部材192に当接するよう
に構成されている(図3(c)、(d))。ここで、図
3(c)は帯電ローラ9が清掃部材192に接触したと
きの図2のA−A矢視図であり、また(d)は図2のB
−B矢視図である。また、該帯電ローラ9が清掃部材1
92に当接するときは、前記ベルト22が張設されるこ
とにより前記感光ドラム1の回転駆動力が前記帯電ロー
ラ9に伝達されて該帯電ローラ9が回転駆動されるよう
に構成されている(図3(d))。さらに、前記ブッシ
ュ204等は導電性の材質よりなり、帯電バイアス用電
源より印加された帯電バイアスを帯電ローラ9へ給電す
るように構成されている。
【0026】なお、上述したような構成をもつ筐体K1
は、図4に詳示する如く、複写装置本体100に着脱自
在に配設されており、該筐体K1の下方には感光ドラム
1に対向する位置に転写装置6が配設されている。そし
て、該転写装置6の給紙側(図4中右側)には、公知の
給紙トレイ25、給紙ローラ26、レジストローラ27
が順に配設されており、また排紙側(図4中左側)に
は、同じく公知の紙ガイド29、定着器30、排紙ロー
ラ31、排紙トレイ32等が順に配設されている。
【0027】また、前記筐体K1の上方には原稿照明用
の照明ランプ33及び短焦点光学素子アレイ34が配設
されており、該照明ランプ33による原稿の反射画像光
を感光ドラム1に露光するように構成されている。さら
に、装置本体100の上部には図示矢印方向に往復移動
可能な原稿台35が設けられており、該原稿台35に載
置された原稿(不図示)全体が照明ランプ33による照
射を受けるように構成されている。
【0028】ついで、上述実施例の作用について説明す
る。
【0029】オペレータにより、前記原稿台35上に原
稿が載置されて不図示のスイッチが押されると、前記原
稿台35、照明ランプ33等は起動されて原稿画像から
の反射光は感光ドラム1上に照射される。
【0030】このとき、前記ソレノイド21は駆動され
ないため、帯電ローラ9は捩りコイルばね205の付勢
力により感光ドラム1の外周面に当接されており、該帯
電ローラ9に帯電バイアスが印加されて該感光ドラム1
の外周面は一定の電位に帯電される(図3(a)及び
(b))。したがって、前記原稿画像からの反射光を受
けた感光ドラム1上には、静電潜像が形成されて、該静
電潜像はトナー像となる。また、予め給紙トレイ25上
に載置されていた転写材Pは、給紙ローラ26、レジス
トローラ27等により給送されて、転写装置6により前
記トナー像が転写される。該転写の終了した転写材P
は、定着器30によるトナー像の定着が終了した後、排
紙ローラ31により排紙トレイ32上へ排出される。
【0031】一方、上述したような複写行程が終了した
所定のタイミングにおいては、不図示の電源がONとな
って前記ソレノイド21が駆動される。該ソレノイド2
1が駆動されると出力軸211が移動し、該出力軸21
1に係合されているカム202が回転する。そして、該
カム202が回転されると、前記帯電ローラ9も一体的
に移動する(図3(c)及び(d))。
【0032】図3(c),(d)に示すような位置関係
で帯電ローラ9が清掃部材192に当接すると、前記ベ
ルト22はプーリ92,1a間で緊張された状態とな
り、感光ドラム1の回転駆動力が帯電ローラ9にも伝達
される。したがって、該帯電ローラ9は所定の押圧力で
該清掃部材192に当接されたまま回転駆動され、該帯
電ローラ9の表面は前記清掃部材192上を摺動するこ
ととなる。なお、該帯電ローラ9の回転が所定時間だけ
行われると、再度信号が送られて前記ソレノイド21は
駆動が停止され、出力軸211とカム202との係合は
解かれて、帯電ローラ9は捩りコイルばね205の付勢
力に伴って感光ドラム1上に当接することとなる。な
お、このように帯電ローラ9の表面を清掃するタイミン
グとしては、転写紙Pが給紙トレイ25から給紙ローラ
26によってレジストローラ27まで送られた後、次の
画像形成の準備が整うまでの時間とするのが望ましい。
【0033】これにより、前記帯電ローラ9が摺動する
清掃部材192は多孔質であるため、帯電ローラ9表面
に付着した紙粉等の異物を該清掃部材192の孔にトラ
ップして該帯電ローラ9の表面から除去できる。したが
って、該帯電ローラ9の表面は清浄に保たれるため、感
光ドラム1表面の均一な帯電を維持でき、画像欠陥の発
生も防止できる。
【0034】また、清掃部材192は弾性体であり変形
し易いため、前記帯電ローラ9の表面に多少の凹凸があ
っても該凹凸に追従し易く、したがって該帯電ローラ9
の表面を均一に清掃できる。また、該清掃部材192は
変形し易い弾性体であり、該清掃部材192と前記帯電
ローラ9との相対的な位置関係が多少ずれても該帯電ロ
ーラ9の表面に追従し易く、したがって該清掃部材19
2の取付け精度もあまり厳しくは要求されない。
【0035】さらに、清掃部材192は弾性体であり、
その硬度は帯電ローラ9よりも低いため、該帯電ローラ
9との摩擦により摩耗するのは該清掃部材192の方で
あり、したがって前記帯電ローラ9の表面が削られるこ
ともなく、該削れに伴う画像欠陥の発生も防止できる。
【0036】ところで、前記清掃部材192を常に帯電
ローラ9に当接させた場合には、一旦前記清掃部材19
2の穴にトラップされたトナー等の異物が再び帯電ロー
ラ9に付着してしまったり、また該付着した異物が前記
清掃部材192との摩擦熱によって該帯電ローラ9表面
に融着して部分的な帯電不良による画像欠陥を引き起こ
してしまうという問題があった。しかし、上述した実施
例によると、清掃部材192が帯電ローラ9に接触して
いる期間は短い期間に限ることができるため、このよう
な問題が解決される。
【0037】ついで、図5に沿って、本発明の他の実施
例について説明する。なお、図1に示すものと同一部分
は同一符号を付して説明を省略する。
【0038】筐体K1内の帯電ローラ9近傍にはローラ
清掃手段(帯電部材清掃手段)39が配設されており、
該ローラ清掃手段39は帯電ローラ9の回転軸と平行に
配設された軸部材391を有している。該軸部材391
にはアーム392が取り付けられており、該ローラ清掃
手段392の端部には断面が略コ字状の基体393が固
設されている。そして、該基体393には前記帯電ロー
ラ9に対向するように清掃部材395が充填されてい
る。該清掃部材395は、前述した実施例における清掃
部材192と同様、多孔質のスポンジ材で形成されてお
り、また該清掃部材395の前記帯電ローラ9に対向す
る面は、該帯電ローラ9の外形に略沿うように曲面とな
っている。
【0039】なお、前記軸部材391は、前述した実施
例における軸部材201と同様の方法で、筐体K1に対
して回転自在に支持されており、該軸部材391には捩
りコイルばね(不図示)が巻つけられている。該捩りコ
イルばねによってローラ清掃手段39は図5中に点線で
示した位置に保持されるよう構成されている。また、前
記軸部材391の一端部は前記筐体K1の外部に突出さ
れており、該突出された端部にはカム(不図示)が取り
付けられソレノイド(不図示)により回転駆動するよう
に構成されている。該ソレノイドが駆動されると、ロー
ラ清掃手段39が回動されて清掃部材395が帯電ロー
ラ9に当接される。
【0040】ついで、上記実施例の作用について説明す
る。
【0041】上述したプロセスカートリッジによる複写
行程は前述した実施例のものと同様であり、該複写行程
においてローラ清掃手段39は図5に示した点線の位置
に保持され、帯電ローラ9は感光ドラム1表面を一様に
帯電する。
【0042】複写行程が終了して所定の信号が出力され
ると、不図示のソレノイドによって該清掃部材395は
軸部材391の周りに回転し、帯電ローラ9に当接す
る。該帯電ローラ9は感光ドラム1に当接することによ
り、感光ドラム1の回転駆動力を受けて駆動しており、
したがって清掃部材395は帯電ローラ9上を摺動す
る。
【0043】これにより、前記帯電ローラ9が摺動する
清掃部材395は多孔質であるため、帯電ローラ9表面
に付着した紙粉等の異物を該清掃部材395の孔にトラ
ップして該帯電ローラ9の表面から除去できる。したが
って、該帯電ローラ9の表面は清浄に保たれるため、感
光ドラム1表面の均一な帯電を維持でき、画像欠陥の発
生も防止できる。
【0044】また、清掃部材395は弾性体であり変形
し易いため、前記帯電ローラ9の表面に多少の凹凸があ
っても該凹凸に追従し易く、したがって該帯電ローラ9
の表面を均一に清掃できる。また、該清掃部材395は
変形し易い弾性体であり、該清掃部材395と前記帯電
ローラ9との相対的な位置関係が多少ずれても該帯電ロ
ーラ9の表面に追従し易く、したがって該清掃部材39
5の取付け精度もあまり厳しくは要求されない。
【0045】さらに、清掃部材395は弾性体であり、
その硬度は帯電ローラ9よりも低いため、該帯電ローラ
9との摩擦により摩耗するのは該清掃部材395の方で
あり、したがって前記帯電ローラ9の表面が削られるこ
ともなく、該削れに伴う画像欠陥の発生も防止できる。
【0046】ところで、前記清掃部材395を常に帯電
ローラ9に当接させた場合には、一旦前記清掃部材39
5の穴にトラップされたトナー等の異物が再び帯電ロー
ラ9に付着してしまったり、また該付着した異物が前記
清掃部材395との摩擦熱によって該帯電ローラ9表面
に融着して部分的な帯電不良による画像欠陥を引き起こ
してしまうという問題があった。しかし、上述した実施
例によると、清掃部材395が帯電ローラ9に接触して
いる期間は短い期間に限ることができるため、このよう
な問題が解決される。
【0047】なお、上述した実施例は、帯電ローラを用
いた接触帯電装置について説明したが、これに限られる
ものではなく、回動ベルトを被帯電体に接触させる方式
の接触帯電装置について適用してもよい。また、接触帯
電装置は、直接帯電によるものの他、摩擦帯電によるも
のであってもよい。さらに、接触帯電装置は感光ドラム
の一次帯電に用いるものに限られるものではなく、トナ
ー像の転写、あるいは感光ドラムの除電等に用いられる
ものであってもよい。
【0048】また、清掃部材の材質としては、例えば、
発泡ポリウレンタン、発泡ポリエチレンといった多孔質
のスポンジ材のほか、羊毛フェルト、テフロンフェルト
といった不織布等を用いてもよい。
【0049】さらに、上述実施例では、帯電ローラ9を
回転駆動したが、清掃部材の方を回転駆動させてもよ
い。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば帯
電部材が帯電部材清掃手段と相互に摺動するため、該帯
電部材表面に付着した紙粉等の異物を該帯電部材の表面
から除去できる。したがって、該帯電部材の表面は清浄
に保たれるため、被帯電体表面の均一な帯電を維持で
き、画像欠陥の発生も防止できる。
【0051】また、帯電部材清掃手段において帯電部材
と接触する部分は弾性体であり変形し易いため、前記帯
電部材の表面に多少の凹凸があっても該凹凸に追従し易
く、したがって該帯電部材の表面を均一に清掃できる。
また、該帯電部材清掃手段において帯電部材と接触する
部分は変形し易い弾性体であり、該帯電部材清掃手段と
前記帯電部材との相対的な位置関係が多少ずれても該帯
電部材の表面に追従し易く、したがって該帯電部材清掃
手段の取付け精度もあまり厳しくは要求されない。
【0052】さらに、前記帯電部材清掃手段において帯
電部材と接触する部分は弾性体であり、その硬度は被帯
電体よりも低いため、該被帯電体の表面が削られること
もなく、該削れに伴う画像欠陥の発生も防止できる。
【0053】加えて、前記帯電部材清掃手段と帯電部材
とを接触させる時間を区切ることができ、したがって一
旦除去された異物が再び該帯電部材に付着してしまう不
都合をかなり回避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる接触帯電装置を組込んだプロセ
スカートリッジの断面図。
【図2】ローラ支持手段20の構造等を示す図1のS−
S矢視断面図。
【図3】(a)は帯電ローラが感光ドラムに当接した状
態を示す図2のA−A矢視断面図、(b)は帯電ローラ
が感光ドラムに当接した状態を示す図2のB−B矢視断
面図、(c)は帯電ローラが清掃部材に当接した状態を
示す図2のA−A矢視断面図、(d)は帯電ローラが清
掃部材に当接した状態を示す図2のB−B矢視断面図。
【図4】図1のプロセスカートリッジを組込んだ複写装
置の縦断面図。
【図5】本発明の他の実施例である接触帯電装置を組込
んだプロセスカートリッジの断面図。
【図6】従来例である接触帯電装置を組込んだプロセス
カートリッジの断面図。
【符号の説明】
1 被帯電体(感光ドラム) 2 接触帯電装置 5 現像装置 9 帯電ローラ 91 軸部材 92 プーリ 19 帯電部材清掃手段(ローラ清掃装置) 191 基体 192 清掃部材 20 支持手段(ローラ支持手段) 21 支持位置変更手段(ソレノイド) 22 ベルト 39 帯電部材清掃手段(ローラ清掃装置) 395 清掃部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三宅 博章 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 佐藤 実 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回動自在に支持されると共に被帯電体に
    当接される帯電部材を備え、該帯電部材に帯電バイアス
    を印加することによって該被帯電体を帯電する接触帯電
    装置において、 前記帯電部材に対向する位置に配設されて、該帯電部材
    との摺動に伴い該帯電部材の表面を清掃する帯電部材清
    掃手段と、 該帯電部材清掃手段または該帯電部材のうち少なくとも
    一方を移動させて、該帯電部材と該帯電部材清掃手段と
    を選択的に当接させる支持位置変更手段と、 を備えたことを特徴とする接触帯電装置。
  2. 【請求項2】 前記被帯電体が回転駆動されていると共
    に、 前記帯電部材が、該被帯電体の回転駆動力を伝達して該
    帯電部材を回転させる駆動力伝達部材に連結されてい
    る、 ことを特徴とする請求項1記載の接触帯電装置。
  3. 【請求項3】 前記帯電部材清掃手段が、多孔質の弾性
    部材により形成されると共に前記帯電部材と接触する清
    掃部材を有する、 ことを特徴とする請求項2記載の接触帯電装置。
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Cited By (4)

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US7142794B2 (en) 2004-01-29 2006-11-28 Ricoh Printing Systems, Ltd. Image forming apparatus

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