JPH05184535A - 多機能処置具 - Google Patents

多機能処置具

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JPH05184535A
JPH05184535A JP4120639A JP12063992A JPH05184535A JP H05184535 A JPH05184535 A JP H05184535A JP 4120639 A JP4120639 A JP 4120639A JP 12063992 A JP12063992 A JP 12063992A JP H05184535 A JPH05184535 A JP H05184535A
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JP
Japan
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treatment
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treating
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Withdrawn
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JP4120639A
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English (en)
Inventor
Shuichi Takayama
修一 高山
Tatsuya Yamaguchi
達也 山口
Takeaki Nakamura
剛明 中村
Akio Nakada
明雄 中田
Yasuhiro Ueda
康弘 植田
Hideyuki Adachi
英之 安達
Katsunori Sakiyama
勝則 崎山
Takeshi Tsukagoshi
壯 塚越
Hisao Yabe
久雄 矢部
Masaru Konomura
優 此村
Hideo Ito
秀雄 伊藤
Yoshinao Ooaki
義直 大明
Yasuo Mori
康雄 森
Ryusuke Nozawa
龍介 野澤
Takenao Fujimura
毅直 藤村
Takao Okada
孝夫 岡田
Koichi Tatsumi
康一 巽
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/00131Accessories for endoscopes
    • A61B1/00133Drive units for endoscopic tools inserted through or with the endoscope

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
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  • Biomedical Technology (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Radiology & Medical Imaging (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【構成】体内に挿入される本体カテーテル(12)内
に、複数の内蔵処置具を配置し、これらの各内蔵処置具
先端の処置機能部をそれぞれ独立してこの本体カテーテ
ル(12)の先端部に対して前進および後退制御させる
と共に、各処置機能部をそれぞれ独立して作動させるよ
うにした多機能処置具(10) 【効果】処置に必要な処置具をその都度交換する必要が
なく、短時間で的確に処置を行うことのできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の処置機能を持つ
医療用多機能処置具に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、体外からの操作で体内の所要部
位を処置する外科手術あるいは生体組織検査等の場合に
は、例えば鋏鉗子あるいはメス等の多種多数の処置具が
使用される場合がある。これらの処置具はそれぞれ単一
の機能を持ち、必要に応じて内視鏡等の挿入案内具を介
して体内に挿入される。そして、所要の処置を施した
後、不要となった処置具は体外に引出され、次いで、次
の処置に必要な処置具が体内に挿入される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、多数の処置
具を用いて処置を施す必要がある場合には、処置に適し
た処置具をその処置を施す都度、挿入案内具の狭い処置
具挿通用チャンネルを通じて所要部位まで注意深く導く
必要がある。特に管腔深部へ挿入して使用する場合は、
処置具の交換に手間がかかり時間を要する。このため、
処置時間が長くなる。
【0004】本発明は前記課題に着目してなされたもの
で、その目的とするところは、複数の処置具を使用して
処置をする場合に、処置具の交換に要する時間を省き、
処置時間の短縮を図ることのできる多機能処置具を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段および作用】本発明の多機
能処置具は、体内に挿入される本体カテーテルの先端部
に、複数の内蔵処置具を配置し、各処置機能部をそれぞ
れ独立して作動させるようにしたものである。
【0006】この多機能処置具は、その先端部を体腔内
の所要部位に挿入し、施すべき処置に適する機能を持つ
内蔵処置具を選択し、所要の処置を行うことができるよ
うにすることにより、各種の処置具の交換の必要を排除
する。以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説
明する。
【0007】
【実施例】図1は本発明の実施例による医療用の多機能
処置具10の先端部の近部を示す。
【0008】この多機能処置具10は胆のう切除に適し
たもので、長尺の本体カテーテル12内に複数の内蔵処
置具を収容して形成されている。これらの内蔵処置具と
して本実施例の多機能処置具10では把持鉗子14と2
本のクリップ鉗子16と高周波電気メス18と注射針2
0とを設けてある。これらの内蔵処置具はそれぞれの先
端部の処置機能部を個々に進退可能であると共に、各処
置機能部をそれぞれ独立して作動させることができるよ
うになっている。なお、クリップ鉗子16は縫合装置
に、また、注射針20はカテーテルに置換えてもよく、
また、これらの内蔵処置具の本数および機能は、処置の
対象および処置方法等に応じて適宜変更可能なことは明
らかである。
【0009】図2はこの多機能処置具10を用いて結石
のできた胆のう200を切除する状態を示す。符号20
2は胆のう管であり、符号204は総胆管である。この
多機能処置具10を用いて胆のう200の切除を行う場
合は、体腔内を膨らませて内視鏡等で患部を観察しつつ
挿入案内具を通して多機能処置具10を体内に導き、そ
の先端部を胆のう管202の近部に配置する。この後、
後述するような手順にしたがって胆のう200を切除す
ることができるようになっている。
【0010】すなわち、図3の(B1)に把持鉗子14
およびクリップ鉗子16で例示するように、この多機能
処置具10は本体カテーテル12内の内蔵処置具の全て
はそれぞれ独自に進退させかつ自身の軸線を中心として
回転することができると共に、これらの内蔵処置具を一
体として本体カテーテル12内で回転することができ、
更に、これらの内蔵処置具はそれぞれ独自にの先端を湾
曲させ、所要の操作をおこなわせることもできる。
【0011】そして、胆のう200の切除は、まず、図
3の(A1)に示すように把持鉗子14を本体カテーテ
ル12の先端から前進させ、胆のう管202の切断しよ
うとする部位を把持し、これを閉じる。そして、把持鉗
子14で胆のう管202を把持したまま、注射針20を
前進させてこの胆のう管202に差込み、胆のう200
に造影剤を注入する。この造影剤の注入により、X線透
影像を通じて胆のう200内の結石の大きさおよび分布
等に関し、後の処理に必要な情報を得ることができる。
この造影剤の注入を終えた後、注射針20は後退させ、
後の処置の邪魔にならない位置とする。本体カテーテル
12内に引込んで収納するようにするのが好ましい。
【0012】次いで、図3の(A2)および(B2)に
示すように第1のクリップ鉗子16を前進させ、把持鉗
子14が把持している部位よりも胆のう200から離隔
した部位をクリップ17で閉じ、図3の(A3)および
(B3)に示すようにクリップ17を留置させたのち、
この第1のクリップ鉗子16を引込める。更に、図
(3)の(A3)に示すように反対側の第2のクリップ
鉗子16′を前進させ、同様にクリップ17により胆の
う管202を閉じる。なお、第1のクリップ鉗子16が
複数のクリップ17を保有して順次クリッピング操作を
行う場合あるいは第2のクリップ鉗子16′が第1のク
リップ鉗子16に隣接配置してある場合には、第1のク
リップ鉗子16でクリッピングした後、把持鉗子14を
胆のう管202から放して引込み、所要位置に回転させ
た後、クリッピング操作を行う。
【0013】このようにして、胆のう管202の2か所
をクリップ17で閉じた後、高周波電気メス18を前進
させ、クリップ17,17で閉じた部位を切断する。こ
のように切断した状態を図3の(A5)に示す。胆のう
管202はクリップ17,17により2か所で遮断され
た間の部位を切断するため、胆のう200あるいは総胆
のう管204の内容物が体腔内に漏出することがない。
【0014】図4および図5はこのような多機能処置具
10の内蔵処置具として用いることのできる把持鉗子2
2を示す。図示のように、この把持鉗子22は外筒ユニ
ット23内に配置したチャックユニット24と、このチ
ャックユニット24内に配置されたナイフユニット25
とを有し、このナイフユニット25の先端部25aに高
周波電極を形成してある。更に、このナイフユニット2
5の先端部25aを挟持するチャックユニット24の先
端部にはガイド溝24aを形成してあり、このガイド溝
24aがナイフユニット25の先端部を案内するように
なっている。
【0015】この把持鉗子22は、クリップ機能とナイ
フ機能とを合わせ持つことで、多機能処置具10の機能
を高めることができると共に、高周波ナイフたる先端部
25aがガイド溝24aを案内されて進退するため、ナ
イフの狙撃性を高めることができる。
【0016】図6はこのような内蔵処置具を進退するた
めのリニアアクチュエータである。この実施例では把持
鉗子14の進退制御用として図示してあるが、メス等の
他の鉗子すなわち内蔵処置具についても同様に進退制御
することができる。
【0017】図6に示すリニアアクチュエータ26はシ
リンダ−ピストンユニットとして形成してあり、このシ
リンダ部27内をピストン28が摺動案内される。ピス
トン28には把持鉗子14の作動杆14aが接続してあ
り、このピストン28によりシリンダ部27に区画され
る作動チャンバ内には例えば流動パラフィンあるいはフ
ロン等の加熱により沸騰し易い液体29を収容してあ
る。そして、この液体29を収容した作動チャンバの周
部にはコイル状のヒータ30を配置してある。
【0018】このリニアアクチュエータ26で作動杆1
4aを伸長させる場合は、ヒータ30に電流を供給す
る。このときの発熱温度により、液体29の一部が蒸発
し、この蒸気29aの圧力でピストン28が作動チャン
バを拡張する方向に移動する。作動杆14aを引込むと
きは、ヒータ30の加熱を停止し、蒸気29aを冷却し
て液体29に戻す。必要な場合には、冷却装置を設けて
強制的に冷却するようにしてもよい。図6の(A)は作
動杆14aを引込んだ状態であり、同図(B)は伸長さ
せた状態である。
【0019】図7は他の実施例によるリニアアクチュエ
ータ26aを示し、このリニアアクチュエータ26aは
静電引力を用いたものである。図示のように、シース等
に形成したガイド孔31内に作動杆14aが配置してあ
り、このガイド孔31の内壁と作動杆14aとの間を複
数のローラ33が転動するようになっている。更に、ガ
イド孔31の内壁には多数の線状電極32を作動杆14
aの軸方向に沿って埋設してある。これらの線状電極3
2は例えばエッチングで形成することができる。
【0020】そして、このリニアアクチュエータ26a
により作動杆14aを移動する場合は、この作動杆14
aを移動しようとする方向に沿い、線状電極32に順に
電圧を印加する。これにより、電圧を印加された線状電
極32に近接するローラ33の表面に電荷が発生し、線
状電極32との間に例えば矢印34で示すような静電引
力が順次形成される。この静電引力34によるローラ3
3の回転で作動杆14aが移動する。作動杆14aを逆
方向に移動する場合は、線状電極32に順に逆方向に電
圧を印加する。
【0021】図8は図7の実施例の変形例であり、この
リニアアクチュエータ26bはガイド孔31の表面に超
電導薄膜36を形成し、作動杆14aの表面にはスパッ
タリング等により永久磁石の薄膜35を取付けてある。
【0022】このリニアアクチュエータ26bを超電導
状態とすると、マイスナー効果により作動杆14aが浮
上する。この状態で上記図7のリニアアクチュエータ2
6aと同様に線状電極32に順に電圧を印加すると、作
動杆14aが軸方向に沿って移動する。この変形例のリ
ニアアクチュエータ26bによれば、作動杆14aを支
えかつ駆動するローラ33(図7)が不要となり、摩擦
を生じない。
【0023】図9は把持鉗子の把持アーム37をグリッ
プ操作させるための作動機構の実施例を示す。この実施
例では、把持アーム37,37を形状記憶合金で形成し
たものである。これらの把持アーム37,37を通電加
熱して形状を変化させることにより、グリップ動作およ
び解放動作をおこなわせることができる。同図の(A)
は把持アーム37,37を個々に制御するようにしたも
のであり、同図の(B)は双方を同時に制御するように
したものである。図中、実線は解放状態を示し、点線は
把持状態を示す。
【0024】図10は異種材料間の熱膨脹率の差を用い
て作動させる把持アーム38の実施例である。各アーム
本体38aはポリイミド等の樹脂で爪状に形成してあ
り、これらのアーム本体38aの外側に金属パターン3
8bを設けてある。この金属パターン38bに通電して
発熱させることにより、熱膨脹率の差で各アーム本体3
8aが互いに近接する方向に湾曲する。元の状態に戻す
場合は、通電を停止して冷却する。なお、アーム本体3
8aを金属で形成してもよく、この場合は金属パターン
38bとは別種の金属材料を用いる。
【0025】図11の把持アーム39は同図(A)に示
すように中空構造に形成してある。この中空部に連通す
る基部40の内孔内には、例えば流動パラフィンあるい
はフロン等の加熱により容易に気化あるいは膨脹する液
体42が収容され、この液体42を収容した内孔の周部
にヒータ41を埋設してある。更に、同図(B)に示す
ように、把持アーム39の中空部は把持アーム39の外
方に偏心して配置してあり、したがって、各把持アーム
39の外側は薄肉構造に形成され、内側はこれらよりも
厚肉構造に形成されている。
【0026】この把持アーム39を作動する場合は、ヒ
ータ41に通電し、液体42を加熱して膨脹あるいは気
化させる。これにより、把持アーム39の薄肉構造の外
側が内側よりも伸長し、図11の(C)に示す状態とな
る。ヒータ41による加熱を停止し、液体42を冷却す
ると、同図(A)の状態に戻る。
【0027】なお、気化性あるいは膨脹性の液体42に
代えて磁性流体を用いることもできる。この場合には、
ヒータ41に代えて電磁コイルを設け、この電磁コイル
による磁束の向きによって磁性流体を作動することがで
きる。
【0028】図12は上記のような種々の内蔵処置具を
一体として本体カテーテル12内で回転させる回転機構
を示す。この実施例の多機能処置具10は、把持鉗子お
よびメス等の内蔵処置具を内蔵ユニット43として本体
カテーテル12内に回転自在に収容してある。この内蔵
ユニット43は本体カテーテル12内に配置した超音波
モータ44により、本体カテーテル12の軸線を中心と
して回転される。
【0029】本体カテーテル12の内壁と内蔵ユニット
43の外壁との間の摩擦を減少するために、この本体カ
テーテル12の内壁と内蔵ユニット43の外壁との間に
図示しない微小径のローラを配置してもよい。また、本
体カテーテル12の内壁に永久磁石の薄膜を配置し、内
蔵ユニット43の外壁に超電導薄膜(常温のもの)を配
置し、マイスナー効果によりこの内蔵ユニット43を本
体カテーテル12から浮上させてもよい。
【0030】図13は第2実施例による多機能処置具5
0を示す。この多機能処置具50は本体カテーテル52
内に、それぞれ複数の内蔵処置具を搭載した内蔵ブロッ
ク56を配置したものである。これらの内蔵ブロック5
4,56は矩形形状に形成され、内蔵ブロック54には
把持アーム15と高周波メス19とが搭載され、内蔵ブ
ロック56には把持アーム15と注射針21とが搭載さ
れている。符号21aはこの注射針21に薬液を送り、
あるいは、吸引するための液供給チューブである。
【0031】これらの内蔵ブロック54,56は全体を
本体カテーテル52内に引込めた図13の(A)の状態
では、同図(B)の状態に配置されている。このような
状態から内蔵ブロック54,56を平行移動させた後、
内蔵ブロック56を前進させると、同図(C)の状態に
展開することができるようになっている。この内蔵ブロ
ック54,56の全体的な進退は図示しない作動機構に
よって行うことができる。
【0032】図13の(A)に示すように、各内蔵ブロ
ック54,56にはその長手方向に沿う溝を形成してあ
り、この溝内には微小なマイクロピニオン58を配置し
てあり、これらのマイクロピニオン58は各溝の内壁に
形成したラックギアに噛合うようになっている。内蔵ブ
ロック54のマイクロピニオン58は同図(B)および
(C)に示すようにシャフト55を介して超音波モータ
51で回転駆動され、同様に内蔵ブロック56のマイク
ロピニオン58はシャフト57を介して超音波モータ5
1で回転駆動される。更に、本体カテーテル52の内方
に収容される内蔵ブロック56はリニアアクチュエータ
53によりシャフト57と共に軸方向に進退することが
できる。このリニアアクチュエータ53はピストン−シ
リンダ型としてあるが、上記図7および図8に示すよう
なリニアアクチュエータあるいは更に他のアクチュエー
タを用いることも可能である。
【0033】この実施例の多機能処置具50を使用する
場合は、図13の(A)および同図の(B)の状態から
内蔵ブロック54,56を伸長させる。次いで、超音波
モータ51によりシャフト55を介してマイクロピニオ
ン58を回転しつつ内蔵ブロック54を同図(C)の状
態に平行移動する。最後に、リニアアクチュエータ53
により内蔵ブロック56を前進させ、シャフト57を介
してマイクロピニオン58を回転し、同図(C)の状態
とする。これにより、上記図1の多機能処置具10と同
様に、各内蔵処置具を用いて所要の処置を施すことがで
きる。なお、上記マイクロピニオン58および溝の内壁
に形成したラックギアに代えて超音波リニアモータある
いは静電リニアモータを用いて各内蔵ブロック54,5
6を展開するようにしてもよい。
【0034】図14は変形例による多機能処置具60を
示す。この多機能処置具60では、図14の(A)に示
すように本体カテーテル62内に収容された内蔵ブロッ
ク64,66が、それぞれに搭載した内蔵処置具を互い
に向合わせて配置されている。内蔵ブロック64は形状
記憶合金で形成したヒンジ65により本体カテーテル6
2の先端部に取付けられており、また、内蔵ブロック6
6はシャフト67を介して図示しないリニアアクチュエ
ータにより本体カテーテル62に対して進退することが
できるようになっている。ヒンジ65は加熱されると、
内蔵ブロック64を取付けた部位が同図(A)の状態か
ら(B)の状態に反対側に屈曲し、冷却されると元の状
態に戻るように形成してある。
【0035】この多機能処置具60を使用する場合は、
ヒンジ65を適宜の加熱手段で加熱し、内蔵ブロック6
4を図14の(B)の状態に展開させる。次いで、シャ
フト67を伸長させ、内蔵ブロック66を本体カテーテ
ル62から前進させる。これにより、図13の多機能処
置具50と同様に用いることができる。なお、図13の
実施例と同様な部分については同様な符号を付し、その
説明を省略した。
【0036】したがって、これらの多機能処置具10,
22,50,60のいずれを用いても極めて迅速かつ的
確に胆のう200の切除等の所要の処置を行うことが可
能となる。次に、胆のう200内に多機能処置具を挿入
して、結石を処置する場合について説明する。
【0037】このような胆のう結石を処置する場合に
は、図15に示すように、側視型が好ましい内視鏡1の
挿通用チャンネルを通して、多機能処置具70を十二指
腸210からファーター氏乳頭212を経て総胆管20
4に挿入する。そして、この総胆管204から胆のう管
202を介して胆のう200内に挿入し、その先端部を
図示のように結石208の近部に配置する。この多機能
処置具70は細径に形成してあり、挿入に際して何等の
処置を行うことなくファーター氏乳頭212を通過する
ことができるようになっている。なお、符号206は肝
臓である。このような胆のう結石208の処置に適した
多機能処置具70の先端部の近部の詳細を図16に示
す。
【0038】図16に示すように、この実施例における
多機能処置具70は本体カテーテル72内に細長い3本
の把持アーム73と、EHLヘッドと称する結石粉砕用
の電撃ヘッド74とを進退自在に収容する。この把持ア
ーム73はばね性を有する材料で形成されており、図示
しないリニアアクチュエータでこの本体カテーテル72
から突出されると、結石208(図15)を把持するの
に好適な形状に曲がるようになっている。
【0039】更に、この多機能処置具70の略中央部に
は光学スコープ75を配置してあり、本体カテーテル7
2の外周部に近接した部位に例えば形状記憶合金線から
なる湾曲機構76を埋設してある。したがって、光学ス
コープ75で直視観察しかつ湾曲機構76を操作しつつ
挿入することにより、図15に示すような体内深部の蛇
行した管腔臓器中にも容易に挿通することができる。
【0040】図17はこのような多機能処置具70によ
り結石208を粉砕する状態を示す。まず、スコープ7
5で結石208の状態を観察しつつ、図17の(A)に
示すように、把持アーム73をリニアアクチュエータで
本体カテーテル72の先端から前進させ、同図の(B)
に示すように3本の把持アーム73で結石208を掴
む。この後、同図の(C)に示すように電撃ヘッド74
を前進させて、この電撃ヘッド74の先端面の電極間に
高電圧を印加して放電させ、この放電の際の衝撃により
結石208を粉砕する。
【0041】結石208の形状は多種多用であるが、図
18に示すように把持アーム73をそれぞれ矢印のよう
に移動することにより、最適な位置で結石208を把持
することができる。このときの、把持アーム73の位置
はスコープ75を通して結石208を観察し、この結石
208の状態に応じて制御することができる。
【0042】また、結石208を粉砕するための電撃ヘ
ッド74に代えて図19および図20に示すような内蔵
処置具を設けることもできる。この図19の多機能処置
具70aは砕石ドリルヘッド77を設け、図20の多機
能処置具70bは砕石レーザ用ファイバ78を設けたも
のである。更に、図20の多機能処置具70bは直視用
の光学スコープ75に代えてスペクトロスコピー用ファ
イバ79を設けてある。これらの多機能処置具70a,
70bは上記多機能処置具70と同様に用いることがで
きる。なお、図19および図20の変形例では、図16
の多機能処置具と同様な部分には同様な符号を付してそ
の詳細な説明を省略する。
【0043】図21は上記多機能処置具70の湾曲機構
を示す。図21の(A)および(B)に示すように、こ
の湾曲機構は本体カテーテル72の外周部の近部で周方
向に等間隔に配置した4本の形状記憶合金線76を有
し、これらの各形状記憶合金線76は本体カテーテル7
2の長手方向に沿って延設されている。また、各形状記
憶合金線76は図16,図19および図20に点線で示
すように、全体として本体カテーテル72の先端部の近
部で折返す長手方向に細長いU字状に形成してある。更
に、これらの形状記憶合金線76は図21の(A)に示
すように常温で多数の小さな湾曲部を持つ波状に形成し
てあり、加熱すると直線状に延びるようになっている。
これらの形状記憶合金線76は本体カテーテル72内に
延設した溝内に配置し、形状変形動作を阻害しないよう
にするのが好ましい。このように所定の溝内に形状記憶
合金線76を配置する場合は、各形状記憶合金線76を
その先端部で本体カテーテル72に接着剤等で固着して
おくことが望ましい。
【0044】なお、符号80は把持アーム用通路、符号
81は電撃ヘッド用通路、符号82はスコープ用通路を
それぞれ示す。必要な場合には、この把持アーム用通路
80よりも外周側、あるいは、これらの把持アーム用通
路80間等の好適な部位にイメージガイドおよびライト
ガイドを延設してもよい。
【0045】このような形状記憶合金線76に図示しな
い通電線を介して電流を供給し、発熱させると、その熱
により形状記憶合金線76が直線状に延び、したがっ
て、本体カテーテル72は図21の(C)に示すように
湾曲する。通電加熱する形状記憶合金線76を選定する
ことにより、この本体カテーテル72を所要の方向に湾
曲させることができる。図22は更に他の変形例による
多機能処置具70cを示す。この多機能処置具70cは
同図(A)に示すように板状の把持アーム83を有す
る。
【0046】図22の(B)に示すように、把持アーム
83の先端部位にセラミック性の圧電体84,85を張
付け、バイモルフ構造に形成してある。この圧電体8
4,85は蒸着、あるいは、圧電セラミック材料をこの
把持アーム83の表面に塗布した後にこれを焼付けるこ
とにより形成することもできる。なお、図22の圧電体
84,85はバイモルフとしてあるがモノモルフとして
もよい。
【0047】このように把持アーム83に設けた圧電体
84,85には例えば100〜500VDC程度の高い
電圧を作用させるため、圧電体84,85の外面を被覆
86で覆う必要がある。このように被覆86で覆った状
態が図22の(C)に示してある。
【0048】この把持アーム83で結石208(図1
5)を把持する場合は、上述の実施例と同様にスコープ
75で結石を観察しつつ各把持アーム83を前進させ、
所要位置に達した後に、圧電体84,85に図示しない
通電線を介して電圧を印加し、例えば図22の(C)に
示すように圧電体84を伸長させかつ圧電体85を収縮
させる。これにより、各把持アーム83が湾曲し、結石
を把持する。したがって、これらの多機能処置具70,
70a,70b,70cのいずれも極めて迅速かつ的確
に結石208の処置を行うことができる。
【0049】次ぎに、細胞操作に用いる多機能処置具の
実施例について説明する。図23に示すように、この実
施例の多機能処置具90は腟220を経て卵管222内
に挿入できるようにしたものであり、上記各実施例にお
ける多機能処置具と同様に湾曲自在に形成されている。
図23に示す多機能処置具90は、体外で人口受精する
ための経腟的な卵子採取、経腟的な卵管内受精卵着床、
および、遺伝性疾患の治療のための任意細胞に対する治
療遺伝子導入に用いることができる。なお、図23にお
いて、符号224は卵管さい、符号226は卵巣、符号
228は子宮体、符号230は子宮頸をそれぞれ示す。
【0050】図24は多機能処置具90の3本の把持ア
ーム94により受精卵である卵子を把持した状態を示
す。この把持アーム94は上記各実施例におけるものと
同様に、その先端部にバイモルフ圧電体を設け、湾曲自
在に形成してもよい。
【0051】図25に示す多機能処置具100は流体の
流れで形成される負圧を利用して卵子を把持するように
したものである。この多機能処置具100は本体カテー
テル102内の先端面に開口する流体通路103を有
し、この流体通路103を介してポンプ104から加圧
空気を送り込む。この本体カテーテル102の先端面に
は、流体通路103の開口の周部に略円錐状のガイド1
05を配置してある。このガイド105は、流体通路1
03を通って先端面の開口から噴出された空気をこの内
面に沿って案内し、図25の(A)に示すようにガイド
105と卵子232との間に符号106で示す空気流を
形成し、この空気流106による負圧で卵子232を把
持する。
【0052】ポンプ104から送られる空気は無菌空気
であり、この無菌空気に代えて生理食塩水を送るように
してもよい。また、このような流体流による負圧に代え
て、光圧によるレーザトラッピングを利用して把持する
ことも可能である。この場合には、本体カテーテル10
2内にレーザ導光用光ファイバを設置する。
【0053】更に、この多機能処置具100の本体カテ
ーテル102内には、針107およびマイクロポンプユ
ニット109を設けてある。また、本体カテーテル10
2の先端部にはこの針107およびマイクロポンプユニ
ット109が本体カテーテル102内を前進されたとき
に、この針107が挿通される小孔108を設けてあ
り、ガイド105には切欠きを形成してある。このマイ
クロポンプユニット109はどのようなの型式のもので
あってもよく、図26はこのようなマイクロポンプユニ
ット109の実施例を示す。
【0054】図26の(A)に示すように、この実施例
のマイクロポンプユニット109は毛細管110を有
し、この毛細管110の周部にヒータ112を配置して
ある。このマイクロポンプユニット109は図26の
(B)に示すように毛細管現象を利用して流体を吸引
し、ヒータ112により毛細管110を加熱し、このと
きに泡を発生させあるいは流体を膨脹させて吐出するも
のである。
【0055】図27は細胞操作に用いる更に他の実施例
による多機能処置具120の実施例を示す。この多機能
処置具120は同図の(A)に示すように本体カテーテ
ル122内に把持アーム124を進退自在に収容し、こ
の本体カテーテル122内に延設された4本の記憶合金
線126からなる湾曲機構により自在に湾曲することが
できる。
【0056】更に、この本体カテーテル122内には注
射針129を含むシリンジユニット128を収容してあ
る。このシリンジユニット128はシリンジ駆動ユニッ
ト138により本体カテーテル122内を前進しあるい
は後退することができるようになっている。シリンジ駆
動ユニット138は把持アーム124と共に移動するこ
とができ、また、シリンジユニット128内の薬剤は内
部に収容した慣性体130と磁石132と積層圧電体1
34とからなる作動ユニット136により注射針129
を介して放出することができる。このシリンジ駆動ユニ
ット138は図28に、また、シリンジユニット128
およびその作動ユニット136の作動状態は図29に示
す。
【0057】この多機能処置具120により卵子232
に薬剤を注入する場合は次ぎのように行う。まず、把持
アーム124を手で移動し、その先端部125を本体カ
テーテル122から突出させ、これを湾曲させて卵子2
32を把持する。この状態を図27の(B)に示す。こ
の把持アーム124による卵子232の把持は、把持ア
ーム124の先端部125を例えば図22に示すような
バイモルフ圧電体を設けて行うようにしてもよい。
【0058】次ぎに、図27の(C)に示すように、シ
リンジ駆動ユニット138によりシリンジユニット12
8を前進させ、この先端の注射針129を卵子232に
突刺す。この後、作動ユニット136により、内部の薬
剤を注入する。
【0059】図28に示すように、上記のシリンジ駆動
ユニット138は、軸方向両端に蛇腹状の伸縮部141
a,141bを持ち、内部に磁性流体142を収容した
押圧部材140を備える。この押圧部材140は例えば
プラスチックで形成してあり、伸縮部141a,141
b間に装着したコイル144の磁界による磁性流体14
2の移動によりシリンジユニット128を進退すること
ができる。このコイル144は樹脂で固められ、かつ、
把持アーム124,124の内側に一体的に固定してあ
る。したがって、把持アーム124が移動すると、これ
と共に移動し、伸縮部141aを介してシリンジユニッ
ト128を移動する。
【0060】そして、シリンジユニット128を前進さ
せる場合には、図28に示すように通電線を介してコイ
ル144を励磁し、所定方向の磁界を形成する。これに
より、押圧部140内の磁性流体142は伸縮部141
a側に移動し、伸縮部141bが収縮しかつ伸縮部14
1aが伸長し、シリンジユニット128が前進する。図
27の(C)はこの状態を示す。また、シリンジユニッ
ト128を逆方向に移動する場合には、コイル144に
逆方向の磁界を形成し、伸縮部141aから伸縮部14
1bに磁性流体を移動する。
【0061】図29に示すように、薬剤を注入するシリ
ンジユニット128はシリンジ本体127内に作動ユニ
ット136を収容し、この作動ユニット136により内
部の薬剤を注射針129から吐出するように形成してあ
る。作動ユニット136の慣性体130はシリンジ本体
127内に薬剤チャンバ135を区画し、非作動時は図
29の(A)および図27の(A),(B),(C)に
示すように、この慣性体130は磁石132により積層
圧電体134に吸着されている。
【0062】そして、図示しない通電線を介して積層圧
電体134にパルス電圧を印加すると、この積層圧電体
134が急変形し、磁石132で吸着されていた慣性体
130が慣性力で放出され、この勢いで薬剤チャンバ1
35内の薬剤が注射針129を通して排出される。この
状態が図29の(B)および図27の(D)に示してあ
る。
【0063】図30は、上記シリンジユニットの変形例
を示す。図30の(A)に示すシリンジユニット148
はシリンジ本体147内に段付き内孔を形成してあり、
この大径内孔内に往復動自在に収容したピストン150
により、大径内孔側に薬剤チャンバ155を区画し、こ
の反対側の小径内孔側に圧力チャンバ153を区画して
ある。薬剤チャンバ155は注射針149に連通し、圧
力チャンバ153内には例えば流動パラフィンあるいは
フロン等の加熱により容易に沸騰する気体あるいは液体
152を収容してある。更に、小径内孔の周部には液体
152を加熱するためのヒータ154を配置してある。
【0064】このシリンジユニット148によると、ヒ
ータ154に通電して液体152を加熱すると、液体1
52が膨張あるいは気化し、このときの圧力でピストン
150が図30の左方に移動し、薬剤チャンバ155内
の薬剤が注射針149を介して放出さる。
【0065】図30の(B)に示すシリンジユニット1
48aは上記シリンジユニット148とほぼ同様である
が、この変形例のシリンジユニット148aは弾性材料
からなる袋体156により薬剤チャンバ157と圧力チ
ャンバ159とを区画してある点で相違する。この変形
例のシリンジユニット148aは圧力チャンバ159内
の液体152が膨張すると、袋体156が収縮し、この
袋体156内の薬剤が注射針149を介して放出され
る。なお、図30の(A)におけるシリンジユニット1
48と同様な部分には同様な符号を付してその説明を省
略する。
【0066】図31は更に他の実施例によるシリンジユ
ニット168を示し、このシリンジ本体160の周部に
は円環状に形成した圧電体162を配置してある。圧電
体162は径方向に伸縮するように形成してあり、図示
しない通電線を介して所定方向の電圧を印加すると、こ
の圧電体162が収縮してシリンジ本体160を径方向
に収縮させる。これにより、シリンジ本体160内の薬
剤が先端開口161から放出される。したがって、上記
多機能処置具90,100,120はいずれも迅速かつ
確実に所要の細胞操作を行うことができる。図32は、
ストリップバイオプシーに応用可能な多機能カテーテル
の実施例を示す。
【0067】この実施例の多機能カテーテル170は、
内蔵処置具として把持鉗子174と注射針176とマイ
クロスネア178とを本体カテーテル172内に収容し
たものである。なお、図示してないが、上記各実施例の
多機能カテーテルと同様に光学スコープを収容すること
も可能である。
【0068】本実施例における各内蔵処置具の機能は通
常のものと同様であり、また、その進退あるいは回転等
の作動あるいは駆動機構も上述の各実施例あるいは変形
例による機構を用いることができる。
【0069】この多機能カテーテル170によりストリ
ップバイオプシーを行う場合は、次のように行う。先
ず、図33の(A)に示すように、注射針176を図示
しないリニアアクチュエータにより前進させ、注射針1
76を組織240に刺入れる。この注射針176を介し
て組織240内にエタノールを注入し、所要部位を符号
242で示すように***させる。次いで、把持鉗子17
4を前進させ、この把持アームにより***した組織24
2の根元部位を把持する。このとき注射針176は後退
させて本体カテーテル172内に収容する。この状態を
図33の(B)に示す。そして、図33の(C)に示す
ようにマイクロスネア178を前進させ、このマイクロ
スネア178の先端環状部に***した組織242を通
し、この先端環状部に高周波電流を流す。これにより、
***した組織242が焼切られ、所要の検査を行うこと
ができる。したがって、この多機能処置具170も極め
て迅速かつ的確に体内の所要部位に所要の処置を施すこ
とができる。最後に、図34および図35はそれぞれ複
数の内蔵処置具から所要のものを選択する選択機構を設
けた実施例を示す。
【0070】図34に示す多機能処置具180は、同図
の(A)に示すようにボディすなわち本体カテーテル1
82の先端部に形成された内孔182a内に処置具ホル
ダ184を回転自在に収容されている。処置具ホルダ1
84の外周面と内孔182aの内周面とに例えば静電マ
イクロモータ188が設置されており、この静電マイク
ロモータ188により処置具ホルダ184は本体カテー
テル182に対して自由に所要位置に回動することがで
きる。
【0071】この処置具ホルダ184には同図の(B)
に示すように本実施例では3つの処置具収容孔185が
形成され、これらの処置具収容孔185内には例えば図
9から図11に示すように形状記憶合金で形成した把持
アームを加熱して閉じあるいは流体圧により把持アーム
を閉じるマイクログリッパ等のそれぞれ所要の内蔵処置
具186が収容される。この内蔵処置具186はその基
端側の支持部187が処置具収容孔185の壁面に対し
て液密あるいは気密状態を保持しつつ摺動案内される。
この処置具ホルダ184に収容する内蔵処置具186
は、上記のようなマイクログリッパの他にも例えばバイ
ポーラ電極等が好ましい。
【0072】また、本体カテーテル182内には処置具
収容孔185の1つと同軸状に配置された圧力流体案内
路181が延設され、その先端壁には内蔵処置具186
を突出させるガイド孔181aが形成されている。この
ガイド孔181aは内蔵処置具186の支持部187よ
りも小径に形成され、更にその周部には、本体カテーテ
ル182内に延設された導通線183の電気接点183
aが配置されている。そして、このガイド孔186を通
して内臓処置具186の先端部が突出すると、支持部1
87がガイド孔181aの周部に係止され、このガイド
孔181aの周部に配置された電気接点183aが支持
部187に配置された電気接点183bと電気的に接続
されて通電線183を通して制御信号を内蔵処置具18
6に送ることができる。
【0073】この多機能処置具180の内蔵処置具18
6を用いて処置する場合は次のように行う。まず、本体
カテーテル182の内孔182a内で静電マイクロモー
タ188により処置具ホルダ184を回転し、所要の内
蔵処置具186を収納した処置具収容孔185が圧力流
体案内路181およびガイド孔181aと同軸状になる
ように配置する。この後、図34の(A)に示す矢印の
方向に沿って圧力を加えると、内蔵処置具186の支持
部187がこの圧力流体で押圧されて処置具収容孔18
5内を摺動し、その先端部がガイド孔181aから突出
する。この支持部187に設けられた電気接点183b
が本体カテーテル182の電気接点183aと導通さ
れ、これにより導通線183を介して外部から制御信号
を送り、内蔵処置具186を操作することができる。
【0074】図35の多機能処置具190は同図の
(A)に示すように本体カテーテル192内に本実施例
では例えばフック電極196aとヘラ電極196bとボ
タン電極196c等の各種形状の電極を内蔵処置具19
6を本体カテーテル192の軸方向に沿って配置してあ
る。この本体カテーテル192の先端壁には同図の
(B)に示すように内蔵処置具196を突出する挿通孔
192aを形成してあり、所要の内蔵処置具196をシ
ャフト194に連結してこの挿通孔192aから出入す
ることができる。
【0075】各処置具196は、シャフト194に連結
するための支持部198を有する。この支持部198は
図35の(A)および(C)に示すように、一対の対向
する壁部間に溝を形成したU字状あるいはコ字状形状を
有し、この溝底には永久磁石197が配置されている。
また、シャフト194は電磁石195を内包して支持部
198の溝内に嵌合される先端部と、支持部198の基
端側壁部を収容する溝とを形成してあり、この溝にはシ
ャフト194内に延設された導通線193の電気接点1
93aが配置されている。
【0076】この多機能処置具190により処置を行う
場合は、シャフト194を本体カテーテル192内で進
退させ、所要の内蔵処置具196の支持部198に設け
られた溝内に先端部を挿入し、電磁石195を励磁す
る。これにより永久磁石197と電磁石195とにより
内蔵処置具196とシャフト194とが強固に結合さ
れ、シャフト194の電気接点193aが支持部198
に設けられた電気接点193bに電気的に接続される。
この後、シャフト194を前進すると、挿通孔192a
を通して内蔵処置具196が本体カテーテル192から
突出され、所要の処置を行うことができる。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、本
体カテーテル内に種々の内蔵処置具を収容するため、処
置に必要な処置具をその都度交換する必要がなく、短時
間で的確に処置を行うことのできる多機能処置具を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による多機能処置具の一部の斜
視図である。
【図2】図1の多機能処置具による胆のう切除を行う状
態の説明図である。
【図3】その内蔵処置具を進退させて胆のうの切除を行
う手順およびそのときの多機能処置具の先端部の近部を
示す説明図である。
【図4】図1の多機能処置具の把持鉗子の変形例を示す
断面図である。
【図5】図4の把持鉗子の先端部の近部の斜視図であ
る。
【図6】図1の把持鉗子を進退させるリニアアクチュエ
ータの作動説明図である。
【図7】その変形例によるリニアアクチュエータの構成
を示す説明図である。
【図8】更に他の変形例によるリニアアクチュエータの
説明図である。
【図9】把持鉗子の先端の把持アームの作動を示す説明
図である。
【図10】この変形例の把持アームの構成を示す説明図
である。
【図11】更に他の変形例の把持アームおよびその作動
を示す説明図である。
【図12】本体カテーテル内で内蔵処置具を一体的に回
転する回転機構の概略的な断面図である。
【図13】他の実施例による多機能処置具の構造および
作動を示す概略説明図である。
【図14】内蔵処置具を本体カテーテル内に収容した状
態および展開した状態で示す図13の多機能処置具の概
略的な断面図である。
【図15】胆のう結石の破砕に用いる多機能処置具の実
施例の使用状態の説明図である。
【図16】図15の多機能処置具の先端部を拡大して示
す斜視図である。
【図17】図15の多機能処置具を用いて結石を破砕す
る手順を示す説明図である。
【図18】その結石と把持アームとの関係を示す斜視図
である。
【図19】結石の破砕に利用可能な多機能処置具の変形
例の先端部の斜視図である。
【図20】この多機能処置具の更に他の変形例の先端部
の斜視図である。
【図21】図16の多機能処置具の本体カテーテルの構
造を示す説明図である。
【図22】この多機能処置具の把持アームの構成および
作動を示す説明図である。
【図23】細胞操作に用いる多機能処置具の実施例の使
用状態を示す概略的な説明図である。
【図24】図23の多機能処置具が卵子を把持した状態
を示す説明図である。
【図25】この多機能処置具の変形例の説明図である。
【図26】図23の多機能処置具に使用可能なポンプユ
ニットの説明図である。
【図27】更に他の変形例の概略的な断面で示す説明図
である。
【図28】そのシリンジユニットを進退させる駆動機構
の説明図である。
【図29】そのシリンジユニットの作動機構の説明図で
ある。
【図30】シリンジユニットの2つの変形例を示す概略
的な断面図である。
【図31】更に他の変形例によるシリンジユニットの概
略的な断面図である。
【図32】ストリップバイオプシーに用いる多機能処置
具の先端部を示す概略的な斜視図である。
【図33】図32の多機能処置具による操作手順を示す
説明図である。
【図34】内蔵処置具の選択機構を設けた多機能処置具
の概略的な説明図である。
【図35】更に他の選択機構を設けた多機能処置具の説
明図である。
【符号の説明】
10,22,50,60,70,70a,70b,70
c,90,100,120,170,180,190…
多機能処置具、12,23,52,62,72,10
2,122,172,182,192…本体カテーテ
ル、14,174…把持鉗子、15,24,37,3
8,39、73,83,93,124…把持アーム、1
6…クリップ鉗子、17…クリップ、18,19…電気
メス、20,21,107,129,149,176…
注射針、42,142,152…液体、53…リニアア
クチュエータ、54,56…内蔵ブロック、75…スコ
ープ、109…ポンプユニット、136…作動ユニッ
ト、138…駆動ユニット。
【手続補正書】
【提出日】平成4年7月3日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0070
【補正方法】変更
【補正内容】
【0070】図34に示す多機能処置具180は、同図
の(A)に示すようにボディすなわち本体カテーテル1
82の先端部に形成された内孔182a内に処置具ホル
ダ184を回転自在に収容している。処置具ホルダ18
4の外周面と内孔182aの内周面とに例えば静電マイ
クロモータ188が設置されており、この静電マイクロ
モータ188により処置具ホルダ184は本体カテーテ
ル182に対して自由に所要位置に回動することができ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61B 17/32 330 8718−4C (72)発明者 中田 明雄 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 植田 康弘 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 安達 英之 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 崎山 勝則 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 塚越 壯 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 矢部 久雄 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 此村 優 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 伊藤 秀雄 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 大明 義直 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 森 康雄 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 野澤 龍介 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 藤村 毅直 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 岡田 孝夫 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 巽 康一 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 体内に挿入される本体カテーテルの先端
    部に、複数の内蔵処置具を配置し、各処置機能部をそれ
    ぞれ独立して作動させるようにしたことを特徴とする多
    機能処置具。
JP4120639A 1991-07-24 1992-05-13 多機能処置具 Withdrawn JPH05184535A (ja)

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