JPH05182599A - フォーカスヨーク、それを備えて成る電磁フォーカス方式crtディスプレイ、及びストレイキャパシタ消去式負帰還回路 - Google Patents

フォーカスヨーク、それを備えて成る電磁フォーカス方式crtディスプレイ、及びストレイキャパシタ消去式負帰還回路

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JPH05182599A
JPH05182599A JP3356727A JP35672791A JPH05182599A JP H05182599 A JPH05182599 A JP H05182599A JP 3356727 A JP3356727 A JP 3356727A JP 35672791 A JP35672791 A JP 35672791A JP H05182599 A JPH05182599 A JP H05182599A
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focus
winding
electromagnetic
current
crt display
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Masanori Ogino
正規 荻野
Miyuki Ikeda
幸 池田
Toshiyuki Kimoto
敏幸 木本
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J29/00Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
    • H01J29/46Arrangements of electrodes and associated parts for generating or controlling the ray or beam, e.g. electron-optical arrangement
    • H01J29/58Arrangements for focusing or reflecting ray or beam
    • H01J29/64Magnetic lenses
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K4/00Generating pulses having essentially a finite slope or stepped portions
    • H03K4/04Generating pulses having essentially a finite slope or stepped portions having parabolic shape
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N3/00Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages
    • H04N3/10Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages by means not exclusively optical-mechanical
    • H04N3/16Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages by means not exclusively optical-mechanical by deflecting electron beam in cathode-ray tube, e.g. scanning corrections
    • H04N3/26Modifications of scanning arrangements to improve focusing

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  • Video Image Reproduction Devices For Color Tv Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電磁フォ−カス式CRTディスプレイにおい
て、永久磁石に起因する負極性磁界を消去することによ
り、フォ−カス性能の向上を図る。 【構成】 磁石8,磁路形成用コア6及びCRTのネッ
クによって形成される閉空間の外側に負極性磁界消去用
巻線14を配置する。 【効果】 永久磁石に起因する負極性磁界が軽減され、
従って、球面収差が低減され、よって、ディスプレイの
フォ−カス性能を向上できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフォーカスヨーク、それ
を備えて成る電磁フォーカス方式CRTディスプレイ、
及びストレイキャパシタ消去式負帰還回路に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、電磁フォーカス方式としては2種
類の方式が用いられていた。一方は、ソレノイドコイル
電流方式(以下、単にコイル電流方式という)であり、
他方は円筒リング状永久磁石方式(以下、単に磁石方式
という)である。
【0003】図12に一般的なCRTとその周辺部品を示
す。同図において、1はCRT,2は偏向ヨーク(D
Y),3はフォーカスヨーク(FY),4は電子銃,5
はネックである。FY3は、同図矢印に示す通り電子ビ
ームを集束するレンズの作用を有する。
【0004】図13にコイル電流方式におけるFYの断面
構造と、管軸上の磁界分布を示す。また、図14には永久
磁石方式におけるFYの断面構造と、管軸上の磁界分布
を示す。
【0005】これら図において、(a)はFYの断面構
造を示す断面図であり、6は軟鉄材等から成る磁路形成
用磁性体コア,7は巻線,8は磁石である。尚、巻線7
の各円内の印はその電流の方向を示し、ネック内部の矢
印は磁界の向きを示す。また、(b)は管軸上の磁界分
布を示す特性図であり、グラフ9はソレノイドコイル電
流方式に、グラフ10(実線部),11(点線部)は磁石方
式に、それぞれ対応する。尚、(b)は(a)とその管
軸方向の位置関係が対応している。
【0006】磁石方式の場合、図14(a)において、巻
線7はいわゆるダイナミックフォーカスのためのもので
ある。即ち、CRTの画面中央部に対して、周辺部のフ
ォーカス力を弱めるためのものである。
【0007】また、図14(b)のグラフ11から判るよう
に、磁石方式では負極性の磁界成分が発生せざるを得な
い。この負極性の磁界成分は電子レンズの球面収差を生
ぜしめる。従って、画面上のフォーカス性能を劣化させ
るという問題があった。
【0008】従来技術の問題点をまとめて図15に示す。
尚、図14(a)に示す構造において、コア6の直径が大
きくて、内部に無駄な空間が多いのは次の理由による。
【0009】即ち、コア6の直径を小さくして、コア6
の内部の空間を低減することは、無駄磁界エネルギーの
低減及び消費電力の低減には有効であるが、しかし、一
方において、コア6の直径を小さくするということは、
図14(b)のグラフ11を更に負極性方向に増大させて、
球面収差を更に甚しくしてしまうという問題につながる
からである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、図15
に示した従来技術の短所を克服することにある。即ち、
磁石方式の問題点を解決して、球面収差を低減し、ダイ
ナミックフォーカス用消費電力を低減し、独立巻線数を
1組化することにある。
【0011】また、本発明の他の目的は、保守調整の容
易な電磁フォーカス方式を提供することにある。本発明
の他の目的は磁石の温度特性を自動的に補償できる安定
化方式を提供することにある。
【0012】本発明の他の目的は、巻線に付随するスト
レイキャパシタに起因する不要振動を防止することにあ
る。本発明の他の目的は巻線に付随するストレイキャパ
シタ経由の帰還電圧を消去することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】磁石方式に固有であった
球面収差を低減するために、本発明では、FYに負極性
磁界消去用巻線手段を備える。磁石方式のダイナミック
フォーカス用大消費電力を低減するために、内部空間体
積の小さい小体積コア手段を備える。
【0014】磁石の温度特性を補償するために、磁石温
度検出手段と外部直流コイル磁界制御手段とを備える。
従来の独立な2巻線組の代りに共用の1組の巻線を使用
し、かつ、1組の巻線に低周波ダイナミックフォーカス
電流と高周波ダイナミックフォーカス電流を流すための
2電源並列ドライブ手段を備える。
【0015】保守調整の容易化のために、画面周辺部フ
ォーカス独立調整手段を備える。また、別の構成として
は、前記小体積コア手段内に設けられた巻線に高周波ダ
イナミックフォーカス電流が供給され、前記負極性磁界
消去用手段に低周波ダイナミックフォーカス電流が供給
されるようにする。
【0016】巻線に付随するストレイキャパシタに起因
する不要振動を防止するために、水平帰線期間共振用キ
ャパシタ付加手段を有する。ストレイキャパシタ経由の
帰還電圧を消去するために、逆極性電流供給用キャパシ
タ手段を備える。
【0017】
【作用】前記負極性磁界消去用巻線手段は、磁界の磁路
の外側に配置され、磁石に付随する負極性磁界を低減消
去する作用を有する。
【0018】前記小体積コア手段は、ダイナミックフォ
ーカスのための所要磁界エネルギを低減する作用を有す
る。前記磁石温度検出手段と外部直流コイル磁界制御手
段との組合せによって、磁石の温度特性を自動的に補償
する作用を有する。
【0019】前記2電源並列ドライブ手段は消費電力を
低減する作用を有する。前記画面周辺部フォーカス独立
調整手段は、画面中央部のフォーカスに影響を及ぼすこ
となく、画面周辺部のフォーカスの独立調整を可能とす
る作用を有する。
【0020】前記水平帰線期間共振用キャパシタ付加手
段は、水平帰線期間において、巻線のインダクタンスと
外部キャパシタとを接続し、水平帰線期間を半周期とし
てそれらを共振させる。前記逆極性電流供給用キャパシ
タは、逆極性入力端子に接続されストレイキャパシタ経
由の帰還電圧を消去する作用を有する。
【0021】
【実施例】まず、本発明の理解のための基礎となる原理
について、図2を用いて説明する。同図において、
(a)は、左側の棒磁石と右側の側面層電流とが等価で
あることを示す。このことはマクロな磁石物性がミクロ
な磁性分極(電子のスピン)に由来していること、及び
ミクロな磁性分極の集合はミクロなうず電流の集合と等
価であることから納得される。
【0022】同図(b)において、左側はFYに用いら
れる円筒リング状磁石であり、右側はそれと等価な側面
層電流である。12は所望のフォーカス性能を実現するた
めに有効な層電流である。なお、13は、球面収差の原因
となる妨害層電流である。
【0023】この妨害層電流13を消去するには、円筒状
リング状磁石を芯として、その上に大きなソレノイドコ
イルを配置すれば良いと考えられる。しかし乍ら、こと
はそう簡単ではない。
【0024】何故なら、上記大きなソレノイドコイルの
体積は、既述した従来技術における図13(a)において
必要とされていたものよりも、更に大きな体積となって
しまうからである。
【0025】図1に本発明の第1の実施例としてのFY
の断面構造と、管軸上の磁界分布を示す。同図におい
て、(a)はFYの断面構造を示す断面図であり、5は
CRTのネック部,6は小体積内部空間を持つ磁路形成
用コア,7はダイナミックフォーカス用巻線,8は磁
石,14,15は負極性磁界消去用巻線である。また、
(b)は管軸上の磁界分布を示す特性図であり、グラフ
16は負極性磁界消去用巻線14,15が無い場合に、グラフ
17は巻線14,15がある場合に、それぞれ対応する。尚、
(b)は(a)とその管軸方向の位置関係が対応してい
る。
【0026】同図(a)において、コア6,磁石8,ネ
ック5で囲まれる断面積は約1cm×2cm(従来技術の約
半分)に暫定される。従って、小体積化,省エネルギー
化が達成される。
【0027】次に、負極性磁界消去用巻線14,15の作用
について説明する。同図(b)のグラフ16から判るよう
に、負極性磁界消去用巻線14,15が無い場合は、従来の
磁石方式と同じく負極性磁界部を有する。これに対し、
同図(b)のグラフ17から判るように、負極性磁界消去
用巻線14,15を有し、この巻線14,15に直線電流を流し
た場合には、負極性磁界部を消去できている。
【0028】従って、本実施例によれば、負極性磁界に
起因して従来発生していたフォーカス劣化(球面収差)
を消去することができる。尚、本実施例においては、負
極性磁界消去用巻線14,15の内の一方を削除しても良
い。特に、DY側の巻線15については、これを削除して
も、通常のDYの一部として含まれるコア(図示してい
ない)に起因するネック内負極性磁界シールド作用が働
くために大きな差はない。
【0029】以上で第1の実施例の説明を終り、次に第
2の実施例の説明に移る。図3に本発明の第2の実施例
としてのFYの断面構造を示す。前述の第1の実施例と
比較して、磁路形成用コア6の形状がダイナミックフォ
ーカス用巻線7が存在しない領域まで延長するように修
正されていることが、本実施例の特徴である。この特徴
によって、負極性磁界消去用巻線14の磁界形成効率を向
上することができる。
【0030】尚、同図においてDY側の巻線15は削除し
た形で示してある。巻線15を削除しても、延長されたコ
ア6のシールド作用によって、前記負極性磁界の強度を
軽減することができる。以上で第2の実施例の説明を終
る。
【0031】次に、前述の第1または第2の実施例にお
ける負極性磁界消去用巻線14,(15)に電流を流すため
の駆動回路を本発明の第3の実施例として、図4に示
す。同図において、14,(15)は負極性磁界消去用巻
線,14′はその負極性磁界消去用巻線に内在する損失抵
抗,18は負極性磁界消去用巻線に流れる電流を検出する
ための電流検出抵抗,19は電圧フォロア,20は差動アン
プ,21は電流ミラー回路,22は加算器,23は入力端子,
24は温度湿度検出手段用ダイオード,25は電圧伝送比設
定回路,26は補正電圧端子である。尚、25,26の動作に
ついては、別途、別の図と組合わせて後述する。
【0032】本実施例において、18,20,21,19,14,
14′は負帰還ループを形成し、その働きは次のようにな
る。負極性磁界消去用14に流れる電流が過大となると、
電流検出抵抗18の電位が過大となり、差動アンプ20,電
流ミラー回路21の出力電位が下降する。これによって、
電圧フォロア19の出力電位が降下し、巻線14に流れる電
流が過大となることが防止される。従って、巻線14に流
れる電流は、入力端子23に印加される電圧に比例するよ
うに制御される。即ち、本回路は磁界制御手段として作
用する。
【0033】次に、本実施例における磁石8の温度特性
の補償について説明する。磁石8から発生する磁界は、
温度上昇に伴って減衰する。その係数は約−2000PPM/
℃である。一方、ダイオード24の両端の電圧の温度係数
は約−2500PPM/℃である。従って、ダイオード24をF
Yと共に実装することによって、ほぼ磁石8の温度特性
の補償を達成することができる。以上で第3の実施例の
説明を終る。
【0034】次に、前述の第1または第2の実施例にお
けるダイナミックフォーカス用巻線7に電流を流すため
の駆動回路を本発明の第4の実施例として、図5に示
す。本実施例では、ダイナミックフォーカス用巻線7を
1組の共用巻線として2電源並列ドライブ手段によって
制御している。
【0035】同図において、27は電流検出抵抗,28は高
周波(水平走査周波数)ダイナミックフォーカス用負帰
還アンプ,29は入力端子,30は低周波阻止キャパシタ,
31は低周波(垂直走査周波数)ダイナミックフォーカス
用負帰還アンプ,32は高周波阻止用チョークコイル,3
3,34は抵抗,35はキャパシタ,36はピーク検波回路で
ある。尚、抵抗33,34とキャパシタ35は低域濾波器を形
成する。
【0036】高周波ダイナミックフォーカス用負帰還ア
ンプ28は高電圧電源±24Vで動作し、低周波ダイナミッ
クフォーカス用負帰還アンプ31は低電圧電源±5Vで動
作する。尚、ピーク検波回路36の働きについては後述す
る。
【0037】同図において、ダイナミックフォーカス用
巻線7に流れる電流が入力端子29の電位に比例するよう
に制御されることを、以下説明する。ダイナミックフォ
ーカス用巻線7に流れる電流が過大であったと仮定する
と、電流検出抵抗27の電位が過大となる。従って、負帰
還アンプ28の出力電位は下降する。その出力電位下降の
高周波成分は、キャパシタ30を経由してダイナミックフ
ォーカス用巻線7の電流を減少させる。即ち、仮定した
電流過大を防止するように働く。
【0038】一方、負帰還アンプ28の出力電位下降の低
周波成分は、低域濾波器33,34,35を経て負帰還アンプ
31に印加され、その出力電位を下降させる。この結果、
チョークコイル32を経てダイナミックフォーカス用巻線
7に流れる電流を減少させる。即ち、仮定した電流過大
を防止するように働く。従って、ダイナミックフォーカ
ス用巻線7に流れる電流は入力端子29の電位波形に比例
するように制御される。
【0039】尚、チョークコイル32のインダクタンス
は、ダイナミックフォーカス用巻線7のインダクタンス
の約10倍の値に選定される。従って、キャパシタ30経由
の高周波電流は、その大部分がダイナミックフォーカス
用巻線7に流れる。また、低周波電流はキャパシタ30に
よって阻止される。よって、低周波電流は、その大部分
が負帰還アンプ31側から供給される。
【0040】また、負帰還アンプ31の電源電圧(±5
V)は、負帰還アンプ28の電源電圧(±24V)の約20%
である。従って、低周波電流をダイナミックフォーカス
用巻線7に流すために必要とされる消費電力が約20%に
低減される。水平走査周波数140kHzのCRTディスプレ
イへの応用においては、ダイナミックフォーカス用巻線
7のインダクタンス値は約50μH,チョークコイル32は5
00μH,水平ダイナミックフォーカス電流1.3APPであ
る。尚、同図において、負帰還アンプ31として、その出
力が電流源出力形のものを用いる場合には高周波阻止用
チョークコイル32を削除することができる。
【0041】図6に入力端子29に印加される電圧の波形
を示す。同図に示す40の波形が入力端子29に印加され
る。波形40は波形38と波形39を加算して得られる。波形
38は垂直走査周期の低周波パラボラ波である。波形39は
水平走査周期の高周波パラボラ波である。以上で図6の
説明を終る。
【0042】次に、前述の第4の実施例における入力端
子29に供給すべき信号を生成するための生成回路を本発
明の第5の実施例として、図7に示す。本実施例は、第
4の実施例と組合せて使用することが適切な構成となっ
ている。
【0043】同図において、41は水平偏向回路,51は垂
直偏向回路、42は水平偏向コイル,52は垂直偏向コイ
ル,43は電流検出用トランスフォーマ,44は水平垂直偏
向電流検出のための検出抵抗,54は垂直偏向電流検出の
ための検出抵抗,45,55は自乗回路(例えば、市販の乗
算の2入力に同一信号を入力することによって実現でき
る)。46,56はピーク検波回路,47,57はアナログスイ
ッチ,48,58は出力端子,49は端子,59は加算回路,60
は出力端子である。
【0044】以下に同図の動作を説明する。同図におい
て、検出抵抗44の両端には、水平偏向電流に比例したの
こぎり波状電圧が検出される。その検出された電圧は、
水平偏向回路41内の水平AFC回路へののこぎり波とし
て供給利用されると共に、並行して自乗回路45へ入力さ
れ、その出力に水平走査周期のパラボラ波を生成する。
【0045】そのパラボラ波中に含まれる水平走査期間
内の希望成分は、そのまま出力端子48に出力される。一
方、パラボラ波中に含まれる水平帰線期間内の非希望成
分は、アナログスイッチ47において、端子49の水平帰線
パルスの期間、ピーク検波回路46の出力に置き換えられ
て出力端子48へ出力される。
【0046】検出抵抗54の両端には、直偏向電流に比例
したのこぎり波状電圧が検出される。その検出された電
圧は、垂直偏向回路51への負帰還電圧として利用される
と共に、並行して自乗回路55へと入力され、その出力に
垂直走査周期のパラボラ波を出力する。また、アナログ
スイッチ57とピーク検波回路56の動作は、既述した47,
46の動作と同様である。
【0047】以上の説明から判る通り、出力端子48,58
には、図6に示した波形39,38が得られる。従って、図
7に示す加算器59の出力端子60には図6に示した波形40
が得られる。以上で第5の実施例の説明を終る。
【0048】ところで、図7に示した出力端子60と図5
に示した入力端子29とを結合する方式としては、交流結
合方式と直流再生伝送方式とがある。
【0049】直流再生伝送方式を用いた結合回路を図8
に示す。同図において、出力端子60,入力端子29は既述
のものである。その他、61は最低電位クランプ回路,62
は電圧フォロアである。入力端子29には、その最低電位
が固定電位(この例では接地電位)にクランプされた出
力電位が得られる。
【0050】一方、交流結合方式を用いた結合回路にお
いては、実際応用面においてパラボラ波の振幅を増減調
節する際に、以下の長所と短所を有する。即ち、長所と
は、パラボラ波の振幅を増減してもその正極性部と負極
性部の平均値がゼロとなるために、図5に示した負帰還
アンプ31が過負荷となることが防止されることである。
【0051】短所とは、パラボラ波の中央部最小電位が
画面の中央部に対応していることに係る。つまり、パラ
ボラ波の振幅を増減すると画面中央部のフォーカス状態
が影響されるという事実である。
【0052】従って、望ましくは、パラボラ波の振幅を
増減すると、画面周辺部のフォーカス状態のみが変化
し、画面中央部のフォーカス状態は不変に保たれるとい
うことである。
【0053】そこで、この様に画面中央部のフォーカス
状態を不変に保たせるために、前述の第3の実施例にお
ける図4に示した電圧電送比設定回路25と、前述の第4
の実施例における図5に示したピーク検波回路36とが、
次のように作用する。
【0054】図5に示したピーク検波回路36は、ダイナ
ミックフォーカス用巻線7に流れる電流のピーク値(画
面中央部に対応する)に比例した補正電圧を発生し、そ
の補正電圧は、出力端子(補正電圧端子)26を介して、
図4に示した電圧伝送比設定回路25に導かれ、負性磁界
消去用巻線14,(15)に補正電流を流す。その補正電流
は画面中央部のフォーカス状態の変化を補正するように
働く。従って、パラボラ波の振幅増減に応じて画面周辺
部のみのフォーカス状態を調節するという目的が達成さ
れる。
【0055】前述の第1または第2の実施例におけるダ
イナミックフォーカス用巻線7に電流を流すための駆動
回路の要部を本発明の第6の実施例として、図9に示
す。本実施例は、図5に示した前述の第4の実施例の局
所変形であり、ダイナミックフォーカス用巻線7に付随
するストレイキャパシタに起因する不要振動(リンギン
グ)を低減するためのものである。
【0056】図9において、67はキャパシタで、その値
Cは、ダイナミックフォーカス用巻線7のインダクタン
ス(L)と、水平帰線期間(TRET)をその半周期とし
てほぼ共振するように選定される。即ち、キャパシタ67
の値Cは(TRET)2/π2Lに近い値に選定される。例え
ば、水平周波数が140kHz,水平帰線期間(TRET)が1
μs,ダイナミックフォーカス用巻線7のインダクタン
ス値Lが50μHの場合、キャパシタ67の値Cは2000pFに
選定される。その他、63は電圧フォロア,64,65,66は
ダイオードである。以下その動作を説明する。
【0057】水平走査期間(TS)には、電圧フォロア6
3の入力電位は除々に上昇する。この期間(TS)におい
て、電圧フォロア63がキャパシタ67を充電する電流はダ
イオード66を経由して流れ、ダイオード65はOFF状態
にある。従って、点線内の付加回路は残部の回路と相互
作用を持たない。
【0058】一方、水平帰線期間(TRET)中において
は、電圧フォロア63の入力端子は下降する。従って、電
圧フォロア63とダイオード66はOFFし、ダイオード6
4,65がONする。即ち、ダイナミックフォーカス用巻
線7と並列にキャパシタ67が接続される。よって、ダイ
ナミックフォーカス用巻線7とキャパシタ67とは水平帰
線期間(TRET)を半周期として共振する。この共振期
間における共振電流は、キャパシタ67の電位を最高電位
から最低電位へと放電する。その際、電流検出抵抗27に
流れる電流は変化しない。従って、その両端電位は水平
帰線期間(TRET)の間、一定に保たれる。
【0059】よって、水平帰線期間(TRET)の開始直
後及び終了直後における不要振動(リンギング)が抑制
される。以上で第6の実施例の説明を終る。
【0060】ところで、上記第6の実施例において、図
9に示したダイオード65,66が必要であった理由は、水
平走査期間中にキャパシタ62に流れる電流が、電流検出
抵抗27に流れるのを阻止するためであった。しかし、電
流検出抵抗27を用いない形式または電流検出抵抗27を別
の場所に配置する形式においては、図10に示す通り、ダ
イオード65,66を不要化できる。
【0061】前述の第1または第2の実施例におけるダ
イナミックフォーカス用巻線7のストレイキャパシタを
等価的に消去するストレイキャパシタ消去式負帰還回路
を本発明の第7の実施例として、図11に示す。本実施例
は、図5に示した前述の第4の実施例の局所変形であ
る。同図において、68はそのストレイキャパシタ,69は
電圧フォロア,70は逆極性電流供給用キャパシタ手段,
71は信号源抵抗である。
【0062】本実施例においては、抵抗71とキャパシタ
70の積(時定数)を、抵抗27とキャパシタ68の積(時定
数)に等しく選定することによって、目的とする消去が
達成される。
【0063】尚、具体数値例は図11に併記した通りであ
る。本実施例は、一般的には、電流検出抵抗27の電圧を
帰還するための負帰還アンプ28の入力端子とは逆極性の
入力端子へ、ダイナミックフォーカス用巻線7への印加
電圧をキャパシティブに結合することによって達成され
る。従って、同図に示す電圧フォロア69を削除しても良
い。
【0064】
【発明の効果】本発明によれば、前述の第1の実施例で
述べたとおり、負極性磁界消去用巻線手段によって、永
久磁石の外側等価層電流に起因する逆極性磁界を軽減
し、球面収差を低減する効果を有する。逆極性磁界の振
幅を半分以下に低減すれば、本発明の効果が顕著に表れ
る。何故なら、一般に知られている通り、磁界の収束力
は磁界のエネルギーに比例し、従って、逆極性磁界の強
度を半減すれば、逆極性磁界に起因する収束力を1/4
に低減できるからである。また、本発明によれば、コア
によって囲まれる内部無駄空間体積を低減し、消費電力
を低減できる。
【0065】また、本発明によれば、前述の第2の実施
例で述べたとおり、磁路形成用コアをダイナミックフォ
ーカス用磁路の外側に延長することによって、負極性磁
界を軽減する効果を有する。
【0066】また、本発明によれば、前述の第3の実施
例で述べたとおり、負極性磁界消去用巻線手段に効率的
に電流を流し、かつ永久磁石の温度特性を補償する効果
を有する。
【0067】また、本発明によれば、前述の第4,第
5,第6の実施例で述べたとおり、ダイナミックフォー
カス用巻線手段に効率的に高周波電流と供給できるとい
う効果を有する。
【0068】さらに、本発明によれば、前述の第7の実
施例で述べたとおり、巻線手段に流す電流を負帰還制御
する一般的な構成において、巻線手段に付随するストレ
イキャパシタ経由の帰還電流を等価的に消去することに
より、制御系の制御効率を向上できるという効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例としてのFYの断面構造
と、管軸上の磁界分布を示す説明図であるである。
【図2】本発明の理解のための基礎となる磁界の原理を
説明するための説明図である。
【図3】本発明の第2の実施例としてのFYの断面構造
を示す断面図である。
【図4】本発明の第3の実施例としての、負極性磁界消
去用巻線14,(15)に電流を流すための駆動回路を示す
回路図である。
【図5】本発明の第4の実施例としての、ダイナミック
フォーカス用巻線7に電流を流すための駆動回路を示す
回路図である。
【図6】図5における入力端子29に印加される電圧の波
形を示す波形図である。
【図7】本発明の第5の実施例としての、入力端子29に
供給すべき信号を生成するための生成回路を示す回路図
である。
【図8】図7における出力端子60と図5における入力端
子29とを結合する直流再生伝送方式を用いた結合回路を
示す回路図である。
【図9】本発明の第6の実施例としての、ダイナミック
フォーカス用巻線7に電流を流すための駆動回路の要部
を示す回路図である。
【図10】図9の駆動回路において電流検出抵抗27を用い
ない形式等を示した回路図である。
【図11】本発明の第7の実施例としての、ダイナミック
フォーカス用巻線7のストレイキャパシタを等価的に消
去するストレイキャパシタ消去式負帰還回路を示す回路
図である。
【図12】一般的なCRTとその周辺部品を示す構成図で
ある。
【図13】従来のコイル電流方式におけるFYの断面構造
と、管軸上の磁界分布を示す説明図である。
【図14】従来の磁石方式におけるFYの断面構造と、管
軸上の磁界分布を示す説明図である。
【図15】従来技術の問題点をまとめて示した説明図であ
る。
【符号の説明】
1…CRT,2…DY,3…FY,4…電子銃,5…ネ
ック,6…磁路形成用コア,7…ダイナミックフォーカ
ス用巻線,8…円筒状磁石,12,13…非希望層電流,1
4,15…負極性磁界消去用巻線,24…温度補償用ダイオ
ード,28…高周波ダイナミックフォーカス用負帰還アン
プ,30…直流阻止用キャパシタ,31…低周波ダイナミッ
クフォーカス用負帰還アンプ,67…水平帰線帰還共振用
キャパシタ,70…ストレイキャパシタ消去用キャパシ
タ。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電磁フォーカス方式CRTディスプレイ
    において、円筒状磁石手段,磁路形成用コア手段,ダイ
    ナミックフォーカス用巻線手段及び前記円筒状磁石手段
    に起因する負極性磁界を消去するための消去用巻線手段
    を備え、前記円筒状磁石手段及び前記磁路形成用コア手
    段をCRTのネック部に取り付けて、前記円筒状磁石手
    段と前記磁路形成用コア手段と前記CRTのネック部と
    によってトロイド状の閉空間を形成せしめ、該閉空間の
    内側に前記ダイナミックフォーカス用巻線手段を配置
    し、前記閉空間の外側に前記消去用巻線手段を配置して
    成ることを特徴とするフォーカスヨーク。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のフォーカスヨークにお
    いて、前記磁路形成用コア手段は、前記閉空間の外側へ
    前記CRTのネック軸に沿って、少なく共一方向に延長
    して成ることを特徴とするフォーカスヨーク。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のフォーカスヨークを備
    えて成ることを特徴とする電磁フォーカス方式CRTデ
    ィスプレイ。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の電磁フォーカス方式C
    RTディスプレイにおいて、前記消去用巻線手段に少な
    く共直流電流を印加するための駆動手段を備えて成るこ
    とを特徴とする電磁フォーカス方式CRTディスプレ
    イ。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の電磁フォーカス方式C
    RTディスプレイにおいて、前記駆動手段は、前記円筒
    状磁石手段の温度特性を補償する極性の温度補償ダイオ
    ード手段を含んで成ることを特徴とする電磁フォーカス
    方式CRTディスプレイ。
  6. 【請求項6】 請求項3に記載の電磁フォーカス方式C
    RTディスプレイにおいて、前記ダイナミックフォーカ
    ス用巻線手段に少なく共水平走査周期のパラボラ状高周
    波電流を印加するための駆動手段を備えて成ることを特
    徴とする電磁フォーカス方式CRTディスプレイ。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の電磁フォーカス方式C
    RTディスプレイにおいて、前記駆動手段は、前記ダイ
    ナミックフォーカス用巻線手段と直列に接続された直流
    阻止用キャパシタ手段を含んで成ることを特徴とする電
    磁フォーカス方式CRTディスプレイ。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の電磁フォーカス方式C
    RTディスプレイにおいて、前記駆動手段は、更に、大
    電源電圧増幅器手段と小電源電圧増幅器手段を含むと共
    に、前記直流阻止用キャパシタ手段は、前記大電源電圧
    増幅器手段の出力端子と前記ダイナミックフォーカス用
    巻線手段との間に直列に接続され、前記大電源電圧増幅
    器手段の出力端子の電圧は、低域濾波された後に、前記
    小電源電圧増幅器手段の入力端子に入力され、該小電源
    電圧増幅器手段は、その出力によって、前記ダイナミッ
    クフォーカス用巻線手段を実質的に電流源駆動するよう
    にしたことを特徴とする電磁フォーカス方式CRTディ
    スプレイ。
  9. 【請求項9】 請求項6に記載の電磁フォーカス方式C
    RTディスプレイにおいて、前記パラボラ波状高周波電
    流を生成する信号源としての生成手段を備えると共に、
    該生成手段は、少なく共、水平偏向コイルに流れる電流
    に比例した電圧を検出するための検出抵抗手段と、その
    検出された電圧を自乗して出力する自乗回路手段と、該
    自乗回路手段からの出力を、水平帰線期間ついては一定
    値に置き換えて出力する帰線期間定値置換回路手段と、
    で構成されていることを特徴とする電磁フォーカス方式
    CRTディスプレイ。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の電磁フォーカス方式
    CRTディスプレイにおいて、前記検出抵抗手段にて検
    出された電圧を水平AFC回路用のこぎり波として用い
    ることを特徴とする電磁フォーカス方式CRTディスプ
    レイ。
  11. 【請求項11】 請求項6に記載の電磁フォーカス方式
    CRTディスプレイにおいて、前記パラボラ波状高周波
    電流の振幅が変化することによって画面の周辺部のフォ
    ーカスのみが制御され、画面の中央部のフォーカスは固
    定されるようにしたことを特徴とする電磁フォーカス方
    式CRTディスプレイ。
  12. 【請求項12】 請求項6に記載の電磁フォーカス方式
    CRTディスプレイにおいて、前記ダイナミックフォー
    カス用巻線手段のインダクタンスと水平帰線期間におい
    て共振するキャパシタ手段を、水平帰線期間においての
    み、前記ダイナミックフォーカス用巻線手段と並列に接
    続するための切替回路手段を備えて成ることを特徴とす
    る電磁フォーカス方式CRTディスプレイ。
  13. 【請求項13】 正極性入力端子と負極性入力端子と出
    力端子とを有した増幅器手段と、巻線手段と、該巻線手
    段に直列に接続され、該巻線手段に流れる電流に比例し
    た電圧を検出するための電流検出用抵抗手段と、を備
    え、該電流検出用抵抗手段により検出された電圧を前記
    増幅器手段の負極性入力端子へと帰還すると共に、前記
    巻線手段に付随するストレイキャパシタを経由して帰還
    する信号を軽減するために、前記増幅器手段の出力端子
    と正極性入力端子との間に直列に少なく共補償用キャパ
    シタ手段を配置して成ることを特徴とするストレイキャ
    パシタ消去式負帰還回路。
JP3356727A 1991-12-26 1991-12-26 フォーカスヨーク、それを備えて成る電磁フォーカス方式crtディスプレイ、及びストレイキャパシタ消去式負帰還回路 Pending JPH05182599A (ja)

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