JPH0518116U - 正弦波データ発生回路 - Google Patents

正弦波データ発生回路

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JPH0518116U
JPH0518116U JP6441191U JP6441191U JPH0518116U JP H0518116 U JPH0518116 U JP H0518116U JP 6441191 U JP6441191 U JP 6441191U JP 6441191 U JP6441191 U JP 6441191U JP H0518116 U JPH0518116 U JP H0518116U
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JP
Japan
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circuit
sine wave
phase
linear interpolation
data
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Withdrawn
Application number
JP6441191U
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English (en)
Inventor
雅巳 今元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
Priority to JP6441191U priority Critical patent/JPH0518116U/ja
Publication of JPH0518116U publication Critical patent/JPH0518116U/ja
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  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Complex Calculations (AREA)
  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 外部ROMに書込まれている正弦波データ間
を直線補間によって補う方法において、外部ROMから
直線補間演算で用いる差データを読み出す時間を短縮す
ることにより正弦波データの発生速度を高速化する。 【構成】 正弦波データを外部ROMに書き込み、直線
補間演算用差データを記憶素子に格納し、前記記憶素子
と乗算器及び加算器から成る直線補間回路等をLSIと
して構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、各種シグナルアナライザに内蔵される信号発生器に関し、正弦波デ ータ発生の高速動作化に関する。
【0002】
【従来の技術】
データ発生回路からディジタル・データを発生させ、このデータをD/A変換 (ディジタル・アナログ変換)して波形出力する方式の信号発生器では、正弦波 発生器が最も多く、また、他にはチャープサイン波、マルチサイン波等を発生さ せるものもある。 前述のデータ発生回路は一般的に図3に示すような、ROMに書き込まれた正 弦波データを読み出す方式が用いられている。図3において1は位相データ発生 回路、2は位相データ発生回路1から出力される位相データをアドレス入力とす るROM、3はROM2の出力データを保持するラッチ回路、4は位相データ発 生回路1からの制御信号に対応してラッチ回路3の出力に符号付けを行う符号回 路である。この場合、使用しているROM2の容量を出来るだけ小さくするため 、図4に示すように1/4波長分の正弦波データのみをROM2に書込み、他の 位相については正弦波データの符号や読み出し順序等を制御することによって1 波長分の正弦波データ出力を行う方法等が多く用いられる。 しかし、前述のような方法を用いても、時間に対する分解能を上げるためには 正弦波データ数を増やさなければならずROM2の容量の増加が必要となる。こ の問題の対策例としては図5に示すように、ROM2に書込まれている正弦波デ ータ間を直線補間によって補う方法がある。図5において1から4は図3と同一 である。5は乗算器、6は加算器、101は乗算器5及び加算器6からなる直線 補間回路であり、100は位相データ発生回路1、ラッチ回路3、符号回路4及 び直線補間回路101を一体化したLSI(大規模集積回路)である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】 ROM2に書込まれている正弦波データ間を直線補間によって補う方法では、 ROM2から直線補間演算で用いる差データを読み出す処理と乗算及び加算演算 が必要となり、この直線補間処理時間が正弦波データの発生速度を制限する要因 となってしまう。 従って本考案の目的は、正弦波データの発生速度を高速化することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するために、本考案では、 正弦波データを外部ROMに書き込み、直線補間演算用差データを記憶素子に 格納し、前記記憶素子と乗算器及び加算器から成る直線補間回路等をLSIとし て構成する。
【0005】
【作用】
LSI内に設けた記憶素子に直線補間演算用の差データを書き込むことにより 、外部のROMを用いる方法と比較して差データの読み出し時間が早くなる。こ のことにより、直線補間処理時間が短縮され、正弦波データの発生速度が早くな る。
【0006】
【実施例】
以下本考案を図面を用いて詳細に説明する。図1において1は位相データ発生 回路、7及び8はそれぞれ位相データ発生回路1から出力される位相データXi をアドレス入力とする外部ROM、記憶素子、5は記憶素子8から出力される差 データΔYiと位相データ発生回路1から出力される位相差データΔXN(=XN −Xi)を入力とする乗算器、6は乗算器5から出力される演算結果と外部RO M7から出力される波形データYiを入力とする加算器、3は加算器6の出力デ ータを保持するラッチ回路、4は位相データ発生回路1からの制御信号に対応し てラッチ回路3の出力に符号付けを行う符号回路である。また、101は乗算器 5及び加算器6からなる直線補間回路であり、100は位相データ発生回路1、 ラッチ回路3、符号回路4、記憶素子8及び直線補間回路101を一体化したL SIである。
【0007】 図1における正弦波データとROMデータの関係を図2に示す。図2において 位相データXiとXi+1に対応する波形データYiが外部ROM7に、差データΔ Yi(=Yi+1−Yi)が記憶素子8に書き込まれている。ある位相XNの正弦波デ ータは以下の式によって直線補間される。 YN=Yi+ΔYi・ΔXN/ΔX ここで ΔXN=XN−Xi ΔX =Xi+1−Xi ∴0≦(ΔXN/ΔX)<1 したがって、実際の演算はΔX=1として以下の式によって計算される。 YN=Yi+ΔYi・ΔXN
【0008】 ここで、記憶素子8としてROMを用いた場合を考える。この場合において以 下に示す例のようにLSIの内部ROMは外部ROMと比較して読み出し時間が 高速である。 (動作速度例) 外部ROM読み出し時間 : 120ns 内部ROM読み出し時間 : 20ns また、前述のように直線補間処理時間が正弦波データの発生速度を制限する要因 であり、直線補間処理時間は差データを読み出す時間と乗算及び加算演算時間か ら成る。したがって、差データを読み出す時間が高速になることにより直線補間 処理時間が短縮され、全体として正弦波データの発生速度が高速化される。
【0009】 なお、図1における記憶素子8は前例のようにROMの場合の他に、電源投入 時等初期段階において差データをRAMに書き込む機能を付加することにより、 RAMを用いることも可能である。この場合、RAMの読み出し時間は内部RO M及び外部ROMよりも高速であるので正弦波データの発生速度が更に高速化す る。
【0010】
【考案の効果】
以上説明したことから明らかなように、本考案によれば次のような効果がある 。LSI内に設けた記憶素子に直線補間演算用の差データを書き込むことにより 、外部のROMを用いる方法と比較して差データの読み出し時間が早くなる。こ のことにより、直線補間処理時間が短縮され、正弦波データの発生速度が高速化 する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る正弦波データ発生回路。
【図2】正弦波データとROMデータの関係。
【図3】従来の直線補間なし正弦波データ発生回路例。
【図4】ROMデータの例。
【図5】従来の直線補間あり正弦波データ発生回路例。
【符号の説明】
1 位相データ発生回路 2、7 外部ROM 3 ラッチ回路 4 符号回路 5 乗算器 6 加算器 8 記憶素子 100 LSI 101 直線補間回路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一定の位相間隔毎の位相値に対応するアド
    レスにその位相値の正弦波データ及び直線補間演算用差
    データがあらかじめ書き込まれたメモリと、 クロック信号に同期して前記位相間隔毎の位相値に対応
    するアドレス信号を順次発生し前記メモリに入力する位
    相データ発生回路と、 前記メモリの出力により前記一定の位相間隔以外の位相
    における正弦波データを直線補間で求める回路と、 前記直線補間回路の出力データを保持するラッチ回路
    と、 前記位相データ発生回路からの制御信号に対応して前記
    ラッチ回路の出力に符号付けを行う符号回路を有する正
    弦波データ発生回路において、 一定の位相間隔毎の位相値に対応するアドレスにその位
    相値の正弦波データがあらかじめ書き込まれた外部RO
    Mと、 前記位相値の直線補間演算用差データを格納した記憶素
    子とを備え、 前記位相データ発生回路、前記直線補間回路、前記ラッ
    チ回路及び前記符号回路と共に前記記憶素子を大規模集
    積回路として構成したことを特徴とする正弦波データ発
    生回路。
JP6441191U 1991-08-14 1991-08-14 正弦波データ発生回路 Withdrawn JPH0518116U (ja)

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JPH0518116U true JPH0518116U (ja) 1993-03-05

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ID=13257532

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JP6441191U Withdrawn JPH0518116U (ja) 1991-08-14 1991-08-14 正弦波データ発生回路

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100448136B1 (ko) * 2002-11-23 2004-09-10 현대자동차주식회사 자동차의 와이퍼 블레이드 보호장치

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Effective date: 19951102