JPH05180139A - 水車ガイドベーン開閉機構 - Google Patents
水車ガイドベーン開閉機構Info
- Publication number
- JPH05180139A JPH05180139A JP3356820A JP35682091A JPH05180139A JP H05180139 A JPH05180139 A JP H05180139A JP 3356820 A JP3356820 A JP 3356820A JP 35682091 A JP35682091 A JP 35682091A JP H05180139 A JPH05180139 A JP H05180139A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guide vane
- closing mechanism
- opening
- closing
- water turbine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/20—Hydro energy
Landscapes
- Hydraulic Turbines (AREA)
- Control Of Water Turbines (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 水車ガイドベーンの閉鎖速度を調整可能とし
たガイドベーン開閉機構に関するもので、閉鎖時の水撃
現象を防止し、予備電源を必要としないのでコストの低
減、スペースの減少等が図れる。 【構成】 自己閉鎖能力を持った電動サーボモータを有
する水車ガイドベーンにおいて、ダッシュポット、可変
絞り弁等を並列に配設した開閉機構。
たガイドベーン開閉機構に関するもので、閉鎖時の水撃
現象を防止し、予備電源を必要としないのでコストの低
減、スペースの減少等が図れる。 【構成】 自己閉鎖能力を持った電動サーボモータを有
する水車ガイドベーンにおいて、ダッシュポット、可変
絞り弁等を並列に配設した開閉機構。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は水車ガイドベーンの閉鎖
速度を調整可能としたガイドベーン開閉機構に関するも
のである。
速度を調整可能としたガイドベーン開閉機構に関するも
のである。
【０００２】
【従来の技術】中小容量水車ガイドベーン開閉機構の駆
動機構の駆動動力は従来油圧サーボモータが使われてい
たが、最近になって補機の省略化と経済性向上の点から
電動サーボモータが主流となってきた。
動機構の駆動動力は従来油圧サーボモータが使われてい
たが、最近になって補機の省略化と経済性向上の点から
電動サーボモータが主流となってきた。
【０００３】この開閉機構には駆動力、すなわち電源が
喪失したとき、水車が無拘束状態で長時間回り放しで運
転されるのを防ぐため、ガイドベーンの水力トルクやウ
エート、スプリング等の補助的な力によって，、自動的
にガイドベーンが閉鎖する機能を持たせたものがある。
喪失したとき、水車が無拘束状態で長時間回り放しで運
転されるのを防ぐため、ガイドベーンの水力トルクやウ
エート、スプリング等の補助的な力によって，、自動的
にガイドベーンが閉鎖する機能を持たせたものがある。
【０００４】図４にその一例を示す。電動サーボモータ
０１はガイドリング０２、リンク０３、アーム０４を介
してガイドベーン０５を駆動し、その開度を調節して水
車負荷を制御する。
０１はガイドリング０２、リンク０３、アーム０４を介
してガイドベーン０５を駆動し、その開度を調節して水
車負荷を制御する。
【０００５】電源が喪失されると、ガイドベーン０５に
閉方向にかかる水力トルクとウエート０６の補助力によ
って、ガイドベーン０５は自動的に閉鎖する。
閉方向にかかる水力トルクとウエート０６の補助力によ
って、ガイドベーン０５は自動的に閉鎖する。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】電動サーボモータを使
用した機構においては、駆動力が喪失したとき、閉鎖速
度の制御ができなくなって、ガイドベーンが急激に閉鎖
する場合がある。
用した機構においては、駆動力が喪失したとき、閉鎖速
度の制御ができなくなって、ガイドベーンが急激に閉鎖
する場合がある。
【０００７】このとき流水は急激に遮断され、水撃作用
によって水車ケーシングを含めた水圧管路内の水圧が異
常に上昇し、水車トラブル発生の原因となる。
によって水車ケーシングを含めた水圧管路内の水圧が異
常に上昇し、水車トラブル発生の原因となる。
【０００８】これを防止するためにバッテリ等の予備電
源が設置されているが、コストが高くて大きなスペース
を必要とすると共に、その保守が煩雑である等の課題が
あった。
源が設置されているが、コストが高くて大きなスペース
を必要とすると共に、その保守が煩雑である等の課題が
あった。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明は前記従来の課題
を解決したもので、ガイドベーンの水力トルク特性又は
ウエート、スプリング等の補助的な力により自己閉鎖能
力を持たせた電動サーボモータを有する水車ガイドベー
ン閉鎖機構において、ダッシュポット、電磁弁及び可変
絞り弁を並列に配設して油圧回路を構成した水車ガイド
ベーン開閉機構である。
を解決したもので、ガイドベーンの水力トルク特性又は
ウエート、スプリング等の補助的な力により自己閉鎖能
力を持たせた電動サーボモータを有する水車ガイドベー
ン閉鎖機構において、ダッシュポット、電磁弁及び可変
絞り弁を並列に配設して油圧回路を構成した水車ガイド
ベーン開閉機構である。
【００１０】
(1) 電磁弁が付勢された通常時、ダッシュポット複動シ
リンダの両室は開状態の電磁弁及び可変絞り弁を介して
連通され、ガイドリングの開閉、すなわちダッシュポッ
トピストン摺動の抵抗とならない。
リンダの両室は開状態の電磁弁及び可変絞り弁を介して
連通され、ガイドリングの開閉、すなわちダッシュポッ
トピストン摺動の抵抗とならない。
【００１１】(2) 電磁弁が消勢された電源喪失時、電磁
弁は電源が切れるとスプリング等の力で閉状態になる。
ダッシュポット複動シリンダの両室は可変絞り弁のみを
介して連通され、ダッシュポットピストン摺動に抵抗が
発生して、その速度、すなわちガイドベーン閉鎖速度が
減速される。
弁は電源が切れるとスプリング等の力で閉状態になる。
ダッシュポット複動シリンダの両室は可変絞り弁のみを
介して連通され、ダッシュポットピストン摺動に抵抗が
発生して、その速度、すなわちガイドベーン閉鎖速度が
減速される。
【００１２】(3) 可変絞り弁の開度を調節して油圧回路
の抵抗を変えることにより、ダッシュポットピストンの
摺動抵抗が変化し、ガイドベーン閉鎖速度が任意に調節
される。
の抵抗を変えることにより、ダッシュポットピストンの
摺動抵抗が変化し、ガイドベーン閉鎖速度が任意に調節
される。
【００１３】
【実施例】本発明の一実施例を図１ないし図３に示す。
図１は本発明に成る水車ガイドベーン開閉機構の系統図
である。１は電動サーボモータ、２はガイドリング、３
はリンク、４はアーム、５はガイドベーン、６はウエー
トで、それぞれ図４の０１ないし０６とほぼ同一であ
る。
図１は本発明に成る水車ガイドベーン開閉機構の系統図
である。１は電動サーボモータ、２はガイドリング、３
はリンク、４はアーム、５はガイドベーン、６はウエー
トで、それぞれ図４の０１ないし０６とほぼ同一であ
る。
【００１４】ガイドベーン５開閉機構の一部品であるガ
イドリング２の一箇所には連接棒７を介して、ダッシュ
ポット８が結合される。ダッシュポット複動シリンダ９
の両室に連通して、２ポート２位置切換電磁弁１０、可
変絞り弁１１と逆止弁１２が並列に配設されている。
イドリング２の一箇所には連接棒７を介して、ダッシュ
ポット８が結合される。ダッシュポット複動シリンダ９
の両室に連通して、２ポート２位置切換電磁弁１０、可
変絞り弁１１と逆止弁１２が並列に配設されている。
【００１５】逆止弁１２はガイドベーン閉鎖時の回路内
流れを遮断し、ガイドベーン開時には遮断することな
く、ダッシュポットピストン１３の摺動抵抗の減少が図
られる。
流れを遮断し、ガイドベーン開時には遮断することな
く、ダッシュポットピストン１３の摺動抵抗の減少が図
られる。
【００１６】図２は電磁弁１０が付勢された通常時の油
圧回路内流れ方向を示し、実線はガイドベーン閉方向、
点線は開方向を示す。
圧回路内流れ方向を示し、実線はガイドベーン閉方向、
点線は開方向を示す。
【００１７】図３は電磁弁１０が消勢された電源喪失時
の油圧回路内流れ方向を示す。
の油圧回路内流れ方向を示す。
【００１８】
【発明の効果】本発明によれば、電源喪失時ガイドベー
ン閉鎖速度が任意に減速されて、水撃現象が防止され
る。従って、バッテリ等の予備電源を必要とせず、コス
トの低減、スペースの減少、信頼性の向上が図れる等の
効果がある。
ン閉鎖速度が任意に減速されて、水撃現象が防止され
る。従って、バッテリ等の予備電源を必要とせず、コス
トの低減、スペースの減少、信頼性の向上が図れる等の
効果がある。
【図１】本発明の一実施例に係るガイドベーン開閉機構
の系統図である。
の系統図である。
【図２】図１の通常時の油の流れ方向を示す図である。
【図３】図１の電源喪失時の油の流れ方向を示す図であ
る。
る。
【図４】従来のガイドベーン閉鎖機構の説明図である。
【符号の説明】 １ 電動サーボモータ ２ ガイドリング ３ リンク ４ アーム ５ ガイドベーン ６ ウエート ７ 連接棒 ８ ダッシュポット ９ ダッシュポット複数シリンダ １０ 電磁弁 １１ 可変絞り弁 １２ 逆止弁 １３ ダッシュポットピストン
フロントページの続き (72)発明者 筒井 隆光 兵庫県高砂市荒井町新浜二丁目８番25号 高菱エンジニアリング株式会社内
Claims (1)
- 【請求項１】 ガイドベーンの水力トルク特性又はウエ
ート、スプリング等の補助的な力により自己閉鎖能力を
持たせた電動サーボモータを有する水車ガイドベーン開
閉機構において、ダッシュポット，電磁弁及び可変絞り
弁を並列に配設して油圧回路を構成したことを特徴とす
る水車ガイドベーン開閉機構。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3356820A JPH05180139A (ja) | 1991-12-26 | 1991-12-26 | 水車ガイドベーン開閉機構 |
| CA002085410A CA2085410A1 (en) | 1991-12-24 | 1992-12-15 | Agricultural film |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3356820A JPH05180139A (ja) | 1991-12-26 | 1991-12-26 | 水車ガイドベーン開閉機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05180139A true JPH05180139A (ja) | 1993-07-20 |
Family
ID=18450940
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3356820A Withdrawn JPH05180139A (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-26 | 水車ガイドベーン開閉機構 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05180139A (ja) |
| CA (1) | CA2085410A1 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015206292A (ja) * | 2014-04-18 | 2015-11-19 | 株式会社東芝 | 水車入口弁制御装置 |
-
1991
- 1991-12-26 JP JP3356820A patent/JPH05180139A/ja not_active Withdrawn
-
1992
- 1992-12-15 CA CA002085410A patent/CA2085410A1/en not_active Abandoned
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015206292A (ja) * | 2014-04-18 | 2015-11-19 | 株式会社東芝 | 水車入口弁制御装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| CA2085410A1 (en) | 1993-06-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990311 |