JPH05180038A - エンジンの空気量制御装置 - Google Patents

エンジンの空気量制御装置

Info

Publication number
JPH05180038A
JPH05180038A JP34556191A JP34556191A JPH05180038A JP H05180038 A JPH05180038 A JP H05180038A JP 34556191 A JP34556191 A JP 34556191A JP 34556191 A JP34556191 A JP 34556191A JP H05180038 A JPH05180038 A JP H05180038A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
valve
sub
throttle valve
passage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP34556191A
Other languages
English (en)
Inventor
Hatsuo Nagaishi
初雄 永石
Shigeo Muranaka
重夫 村中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP34556191A priority Critical patent/JPH05180038A/ja
Publication of JPH05180038A publication Critical patent/JPH05180038A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 空気制御弁を設けた副通路に、絞り弁(主絞
り弁)と機械的に連動する副絞り弁を直列に接続するこ
とにより、空気制御弁の誤動作に伴うアイドル回転の過
度の上昇を防止する。 【構成】 吸気通路2が主通路3と副通路4に分岐さ
れ、主通路3にアクセルペダルと機械的に連結される主
絞り弁6が、また副通路4に空気制御弁11が設けられ
る。副通路4にはまた、空気制御弁11と直列にかつ主
絞り弁6と機械的に連動する副絞り弁7が設けられる。
空気制御弁11は、リーン空燃比への切換時に切換前後
のエンジン発生トルクが同一となるように制御装置によ
り駆動される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はエンジンの空気量制御
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】理論空燃比よりも希薄な空燃比の混合気
で運転すると、理論空燃比の混合気より燃焼効率がよい
だけ燃費が向上するので、リーン燃焼を行わせようと、
一定の条件が成立したとき、理論空燃比へのフィードバ
ック制御(あるいは理論空燃比よりも濃い出力空燃比へ
の制御)を停止し、理論空燃比よりも希薄な空燃比(以
下リーン空燃比という)を目標として制御している。リ
ーン空燃比とする運転条件になると、絞り弁をバイパス
する副通路に設けた空気制御弁を開いて、空気量を増す
のである。
【0003】ところが、理論空燃比(あるいは出力空燃
比)からリーン空燃比への切換時には、過渡的にエンジ
ンで発生するトルクが変化し、この切換時のトルク段差
によって運転ショックを生じたりガクガク振動が発生す
ることもある。
【0004】そこで、特開昭63−50641号公報に
あるように、リーン空燃比への切換時に、あらかじめ定
めた目標空燃比に対応して上記の空気制御弁を開かせる
ようにしたものが提案されている。
【0005】これは、リーン空燃比との切換時は目標空
燃比が段差をもってステップ的に変化するので、そうな
らないよう一次の応答遅れで変化する波形で目標空燃比
を計算し、この目標空燃比に対応させて、上記の副通路
を流れる空気量を増やしたり減らすことで、切換時のト
ルク段差による運転ショックを和らげるものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、リーン空燃
比との切換時にエンジントルクを精度良く一定に保つた
めには、上記の空気制御弁により制御できる流路面積を
絞り弁面積のほぼ40%程度とかなり大きくしなければ
ならない。
【0007】このため、電子制御される空気制御弁が、
誤信号により最大の開度となったり、空気制御弁が全開
位置のまま固着したときは、絞り弁を全閉位置に戻して
も、副通路から大量の空気がシリンダに供給されること
になって、アイドル回転が上がり過ぎるのである。
【0008】そこでこの発明は、空気制御弁を設けた副
通路に、絞り弁(主絞り弁)と機械的に連動する副絞り
弁を直列に接続することにより、空気制御弁の誤動作に
伴うアイドル回転の過度の上昇を防止することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、主通路と
副通路に分岐される吸気通路と、前記主通路に設けられ
アクセルペダルと機械的に連結される主絞り弁と、前記
副通路に設けられ前記主絞り弁と機械的に連動する副絞
り弁と、この副絞り弁と直列に前記副通路に設けられる
空気制御弁と、制御空燃比の目標として異なる空燃比を
もち、リーン空燃比への切換時には切換前後のエンジン
発生トルクが同一となるように前記空気制御弁を駆動す
る制御装置とを備える。
【0010】第2の発明は、第1の発明において副通路
をエアフローメータより上流から分岐した。
【0011】第3の発明は、第1の発明において空気制
御弁を、作動圧に応動して副通路を開閉するダイヤフラ
ム弁と、このダイヤフラム弁に供給する作動圧を切換え
る三方向弁とから構成した。
【0012】第4の発明は、主通路と副通路に分岐され
る吸気通路と、リターンスプリングにより閉弁方向に付
勢されるとともにアクセルペダルと機械的に連結される
主絞り弁と、この主絞り弁用の主スロットルシャフトと
平行でかつ前記副通路を貫通して設けられる副スロット
ルシャフトと、この副スロットルシャフトに固定される
副絞り弁と、この副スロットルシャフトに摺動自在に設
けられ、前記主絞り弁とリンクを介して連動するレバー
と、前記副スロットルシャフトに固定され、前記副絞り
弁の開弁方向に付勢するスプリングによって前記レバー
と当接する連動切換レバーと、作動室に作動圧が導入さ
れていない状態では、前記連動切換レバーに連結された
ロッドが伸縮して、前記副絞り弁の動きに干渉しないよ
うにしているが、作動圧が導入されると、伸縮ロッドを
介し前記副絞り弁が全閉位置に落ち着くまで前記連動切
換レバーを閉弁方向に回転させるダイヤフラムアクチュ
エータと、このダイヤフラムアクチュエータに供給する
作動圧を切換える三方向弁とを備える。
【0013】第5の発明は、第1または第2の発明にお
いて、副絞り弁を、主絞り弁近傍の圧力(たとえばVC
負圧)を作動室に導くダイヤフラム弁で構成し、主絞り
弁の所定開度以下で副通路を遮断しまたは副通路の流量
を所定値以下に減少させるようにした。
【0014】
【作用】第1の発明では、リーン空燃比を目標としない
限り空気制御弁が全閉にされ、主通路だけを通して空気
が流れる。
【0015】しかしながら、誤信号で空気制御弁が急に
全開にされると、アクセルペダルを踏み込んでいるとき
は副通路を流れる空気が加わって流れるため、これを受
けて燃料量が増しエンジン回転が急に上昇する。
【0016】このとき、ドライバーがアクセルペダルを
戻すと、主絞り弁とともにこれと連動する副絞り弁が閉
じられ、これによってシリンダに吸入される空気量が減
るため、もとの回転数へとエンジン回転が戻される。
【0017】また、経時変化により空気制御弁が開いた
位置に固着してしまったときも、アクセルペダルを戻す
ことでエアフロメータ回転が所定のアイドル回転にまで
戻される。
【0018】さらに、空気制御弁に流量バラツキがある
と、低吸入空気量時に空気がはいり過ぎ、リーン空燃比
を目標としているときのほうがトルクが大きくなりすぎ
てしまうことがあるが、この発明では最大空気量が副絞
り弁によって制限されるので、このようなこともおこら
ない。
【0019】第2の発明で副通路がエアフローメータよ
り上流から分岐されると、燃料噴射量を一定のまま空気
制御弁を開いて空気量を増しても、トルクの変化が無視
できるほどに小さいため、リーン空燃比への切換時に空
気制御弁だけで空燃比が変えられる。これを逆に言う
と、切換の前後で燃料噴射量を一定に保つことができる
ため、切換時に燃料噴射量と空気量を同期させることが
必要でなくなる。
【0020】第3の発明で空気制御弁がダイヤフラム弁
と三方向弁から構成されると、リーン空燃比への切換時
にダイヤフラム弁を開くだけでよいため、制御が簡単で
あり、コストが安くなる。
【0021】なお、ここで述べた第2と第3の発明につ
いての作用は、第1の発明の作用に加わるものである。
【0022】第4の発明では、ダイヤフラムアクチュエ
ータが作動不良になっても、副絞り弁が主絞り弁と連動
するので、第3の発明と同様にエンジンが適切なアイド
ル回転に抑えられる。また、副絞り弁が空気制御弁をも
兼ねるため、レイアウト上コンパクトな構成になる。
【0023】第5の発明では、誤信号により空気制御弁
が急に開かれたとき、アクセルペダルを離して主絞り弁
を全閉位置に戻すと、副通路が遮断されるか、または副
通路の流量が所定値以下に減少され、これによってエン
ジンがアイドル回転に戻される。この作用は第1または
第2の発明と同様である。
【0024】
【実施例】図1において、1はスロットルハウジング、
2は吸気通路、5はスロットルシャフト、6は絞り弁
(主絞り弁)である。
【0025】スロットルシャフト5の一端(図で左端)
に取り付けられるアクセルドラム8は、ワイヤーを介し
てアクセルペダル(図示しない)と連結される。主絞り
弁6は、アクセルペダルを離している状態では閉弁方向
に付勢するリターンスプリング9により全閉位置に保た
れるが、アクセルペダルが踏み込まれると、このペダル
に応動して開かれる。
【0026】吸気通路2は主通路3と副通路4に分岐さ
れ、副通路4をも貫通して設けられるスロットルシャフ
ト5に円板状の副絞り弁7が主絞り弁6と同じ角度で取
り付けられる。これにより副絞り弁7は主絞り弁6と一
体で動く。
【0027】供給燃料量一定で、後述するロータリーバ
ルブ11により副通路4が開かれると、空気量が増すた
めシリンダに吸入される混合気は希薄になる。副通路4
が閉じられている状態ではほぼ理論空燃比(14.7)
の混合気で運転されていてもリーン空燃比(たとえば2
2〜24)に切換えると同時に、副通路4を開くのであ
る。
【0028】ところで、リーン空燃比との切換時にトル
ク段差が生じると運転性が悪くなるので、切換の前後で
トルクを一定としなければならない。リーン空燃比への
切換時で考えると、実空燃比の変化はほぼ一次の応答遅
れ波形となるので、これに応じてシリンダへ流れる空気
量が図4で示したようにほぼ一次の応答遅れで増すよう
副通路4を流れる空気量を流れる空気量を制御してやる
必要があるのである。このため、副通路4の開口部に、
デューティ制御可能なロータリーバルブ(空気制御弁で
リニアソレイノドバルブの1つ)11が設けられる。こ
のロータリーバルブ11はマイコンなどによって電子制
御される。
【0029】回転体11aは、円筒状部分が副通路4を
遮断するように突出し、この円筒状部分に図2にも示し
たように円周方向に三角のスリット11bがあけられて
いる。回転体11aを図2で矢印方向に回すとスリット
11bと副通路4の重なり部分(斜線部分)が大きくな
る。重なり部分(斜線部分)を大きくしたり小さくする
ことによって副通路4の流路面積を変えるのである。
【0030】一方、ソレノイドコイル11cに与えるO
N−OFFパルス(一定周期でON,OFFする)のデ
ューティ値(ON時間割合のこと)を大きくするほど回
転体11aの回転角(図2の矢印方向への回転角)が大
きくなって、副通路4を流れる空気量が増す。
【0031】したがって、リーン空燃比への切換時に
は、シリンダへ流れる空気量が空燃比に同期して一次遅
れで増すようにロータリーバルブ11へのデューティ値
を与えてやれば、切換の前後でトルクを一定に保つこと
ができるのである。また、リーン空燃比から理論空燃比
などへの切換時には、一次遅れでシリンダへ流れる空気
量が減るようにロータリーバルブ11へのデューティ値
を与えることで、このときも切換の前後でトルクを一定
に保つことができる。なお、理論空燃比や出力空燃比を
目標とするときは、上記の重なり部分がなくなる位置ま
で回転体11aを戻し、ロータリーバルブ11を閉じて
おく。
【0032】なお、主絞り弁6はベースエンジン(通常
の三元触媒方式エンジン)の口径と同じに、また副絞り
弁7は、空燃比が22までは定トルクを実現できるよう
にその面積を主絞り弁6の40%程度としている。
【0033】図3は図1のA−A線断面図で、副絞り弁
7の全閉時の流量調整のため、副絞り弁7をバイパスす
る通路12にバイパス空気調整ネジ13が設けられてい
る。ここで、この例の作用を説明する。
【0034】リーン空燃比を目標としない限りロータリ
ーバルブ11は全閉にされており、空気は主通路3だけ
を通して流れる。このとき、シリンダへ流れる空気量は
アクセルペダルと連動する主絞り弁6により制御され
る。ドライバーの意志にしたがい、アクセルペダルを踏
み込めばエンジンの回転が上昇し、アクセルペダルを戻
すと、エンジン回転が落ちるのである。
【0035】ところが、アクセルペダルを一定に保って
いるのに、誤信号でロータリーバルブ11が急に全開に
されると、副通路4を流れる空気が主通路3を流れる空
気に加わって流れるため、これを受けて燃料量が増しエ
ンジン回転が急に上昇する。こうしたエンジンの回転上
昇はドライバーの予期しないところであるが、これを感
じたドライバーがアクセルペダルを戻すと、エンジン回
転はもとの回転数へと戻る。ロータリーバルブ11が開
かれても、その下流にこれと直列に位置する副絞り弁7
によっても副通路4の流量が制御されるので、アクセル
ペダルを戻すことで主絞り弁6が閉じられると、この主
絞り弁6に連動して副絞り弁7も閉じられ、これによっ
てシリンダへ流れる空気量を減らすことができるのであ
る。
【0036】これは、電子制御されるロータリーバルブ
11の誤動作によって、ドライバーの意志に関係なくエ
ンジン回転が上昇したときへの対処、いわゆるフェイル
セーフの機能をもたせたものである。
【0037】また、経時変化によりロータリーバルブ1
1が開いた位置に固着してしまったときも、アクセルペ
ダルの操作だけで所定のアイドル回転にまで落とすこと
ができる。ロータリーバルブ11が全開位置に固着して
も、アクセルペダルを離すと、主絞り弁6と連動する副
絞り弁7も全閉位置に戻され、この状態では副絞り弁7
をバイパスする通路12をわずかな空気が流れるだけと
なり、このバイパス空気量により定まる回転数へと落ち
着くのである。
【0038】なお、ロータリーバルブ11が全開位置に
固着した状態では、正常だったときと同じだけアクセル
ペダルを踏み込むと、副通路4の分だけ流路面積が増す
ことによってエンジン回転の上昇が早くはなるものの、
副通路4を設けていないエンジンと同じに、アイドル回
転から高回転まで制御できる。
【0039】これに対して、主絞り弁と連動する副絞り
弁を副通路に設けていない従来例では、誤信号により空
気制御弁が開かれたり、経時変化により空気制御弁が開
かれた位置で固着すると、そのときの制御弁開度で定ま
る流量以上に空気量を減らすことができず、アイドル回
転が上昇してしまうのである。
【0040】さらに、従来例では空気制御弁の流量バラ
ツキのため低吸入空気量時に空気がはいり過ぎ、リーン
空燃比を目標としているときのほうがトルクが大きくな
りすぎてしまうことがあるが、この例では最大空気量が
副絞り弁によって制限されるので、このようなこともな
いのである。
【0041】ところで、リーン空燃比との切換時に副通
路に設けた空気制御弁を一次の応答遅れで開いたり閉じ
たりすることによって、切換の前後でエンジン発生トル
クを一定とする制御そのものについてはすでに提案して
いる(特開昭63−50641号公報参照)。
【0042】これをあらまし説明すると、図5のように
マイコンからなるコントロールユニット20が設けら
れ、副通路4の分岐開口部4aの上流に設けたエアフロ
ーメータ15からの空気量信号、クランク角センサ16
からのクランク角信号、スロットルセンサ17からの絞
り弁開度信号がコントロールユニット20に入力されて
いる。
【0043】コントロールユニット20はこれらのセン
サ情報にもとづき空気制御弁としてのロータリーバルブ
11を駆動することによって副通路4を流れる空気量を
制御する。なお、クランク角を表すパルスを計数するこ
とによりエンジン回転数を知ることができる。
【0044】図6は割り込み処理で、10msのクロッ
ク信号に同期してステップ2〜4が、またクランク角の
基準信号Ref に同期してステップ6が実行される。
【0045】ステップ2では運転条件信号からあらかじ
め定めたプログラムと定数で目標燃空比(燃空比は空燃
比の逆数)を計算し、その結果をレジスタのTfbyaに格
納する。
【0046】このTfbyaの値は、運転条件がリーン空燃
比を目標とする条件に切換わると、図4で示したように
ステップ的に変化する。これに対して、実燃空比はクラ
ンク角に同期してほぼ一次の応答遅れで変化するので、
この一次遅れで変化する実燃空比をステップ6(詳細は
図7)で次式により予測し、その結果をレジスタのDfb
yaに格納する。 Dfbya=Tfbya・D#+旧Dfbya・(1−D#)…
【0047】ただし、式においてD#は加重平均係
数、「旧」は前回の値を意味する。
【0048】ステップ3ではこうして求めた燃空比予測
値Dfbyaに応じてロータリーバルブ11に出力する目標
デューティ(制御弁開度)TDutyを計算する。式で
考慮した一次遅れの程度はエンジン負荷の大小によって
も変化するので、たとえば図8のように絞り弁開度(エ
ンジン負荷相当量)TVOをも加味して決定することが
望ましい(ステップ21,22)。結果はレジスタのD
utyに格納し、これをデューティ駆動信号としてロータ
リーバルブ11に出力する(ステップ23,24)。な
お、リーン空燃比の条件になければロータリーバルブ1
1を閉じておくため目標デューティTDutyを0として
おく(ステップ21,25)。
【0049】このようにして、ロータリーバルブ11が
燃空比予測値Dfbyaに対応してデューティ制御される
と、副通路4を流れる空気量が、リーン空燃比への切換
時には図4のように一次遅れで増加するのである。
【0050】一方、インジェクタ(吸気ポートに設けら
れる)に与える燃料噴射パルス幅Tiを次式により計算
する(ステップ4)。 Ti=Tp・Tfbya・Coef・α+Ts…
【0051】ただし、式においてTpはエンジン回転
数とエアフロメータ出力から定まる基本噴射パルス幅、
Coefは低水温時や始動時などに燃料増量を行うための
増量補正係数の総和、αは三元触媒を最適に働かせるた
め空燃比を理論空燃比の近くにフィードバック制御する
ための補正係数、Tsはバッテリ電圧による補正項(無
効パルス幅)である。
【0052】一定のリーン空燃比条件(たとえば80℃
以上の冷却水温、部分負荷域などをすべて満足すると
き)に切換わると、式はTi=Tp・Tfbya+Tsと
なり、Tiは図4のように切換前より少しだけ小さくな
る。これは、リーン空燃比で燃焼させるほうが燃焼効率
がよいためで、燃料噴射量Tiが切換前後で一定であれ
ば切換後に若干のトルク増加があるので、定トルクとす
るには切換後の燃料は切換前より少なくすることができ
るのである。つまり、この燃料差がリーン燃焼による燃
費向上になるわけである。
【0053】図9は第2実施例で、これは副通路25を
エアフローメータ15をもバイパスして設けたものであ
る。
【0054】この例でも、ロータリーバルブ11が誤信
号によって開かれたり経時変化によって開かれた状態で
固着したときでも、適切なアイドル回転数に抑えること
ができ、またロータリーバルブ11の流量バラツキの影
響を受けない。この点は先の第1実施例と同様である。
【0055】ところで、副通路25をエアフローメータ
15をもバイパスして設けると、燃料噴射量一定のもと
で、ロータリーバルブ11によって空燃比を変えること
ができる。燃料噴射量を一定のままロータリーバルブを
開いて空気量を増しても、トルクの変化は無視できるほ
どに小さい(5〜8%アップするだけ)からである。こ
うして切換の前後で燃料噴射量を一定に保つことができ
ると、切換時に燃料噴射量と空気量を同期させる必要が
ない。この結果、燃料噴射量については切換の前後で定
トルクとなるようにマッチング(動特性マッチング)を
することが必要でなくなり、上記の第1実施例より切換
の動特性上すぐれる。
【0056】リーン空燃比条件で副通路25を流れる空
気量をフィードバック制御する例を示すと、図10のよ
うに、10msのクロック信号に同期してステップ32
〜34を実行するとともに、クランク角の基準信号Ref
に同期して空燃比フィードバック補正係数αを計算す
る(ステップ31,35,36)。
【0057】空燃比フィードバック補正係数αは、図1
1のように目標燃空比Tfbyaと実燃空比fbya(リーン
空燃比を検出するため広域空燃比センサが必要)との比
較にもとづいて計算する(ステップ43〜49)。比例
分Pと積分分Iは理論空燃比を目標とするときとは異な
らせる(ステップ42)。
【0058】一方、図12(図10のステップ33の内
容)のように目標燃空比Tfbyaと絞り弁開度TVOとか
ら基本デューティDuty0を計算し、これに空燃比フィー
ドバック補正係数αをかけ、結果はレジスタのDutyに
格納し、これをロータリーバルブ11に出力する。
【0059】燃料噴射パルス幅Tiは Ti=Tp・Tfbya・Coef+Ts… である(図10のステップ34)。空気量のほうをフィ
ードバック制御しているので、式にαが入っていな
い。
【0060】なお、理論空燃比を目標とするときは、燃
料噴射量のほうをフィードバック制御することもでき
る。
【0061】図13は第3実施例である。これは図1の
ロータリーバルブ11を、ダイヤフラム弁26と三方向
弁27に代えたもので、ON−OFFの切換だけを行う
(リーン空燃比への切換時にダイヤフラム弁26を開
く)。
【0062】この例では、ダイヤフラム弁26が経時変
化によって開かれた状態で固着したときでも、適切なア
イドル回転数に抑えることができる。
【0063】また、ダイヤフラム弁26が2位置しかと
らないので、空燃比に応じた細かな制御はできないが、
その反面低コストであり、ロータリーバルブのように流
量バラツキの影響を受けない。また、副絞り弁7による
空気量の精度はロータリーバルブよりもよいので、トル
クのバラツキも少ない。
【0064】副通路4は、図9のようにエアフローメー
タの上流から分岐しても差し支えない。その場合、空燃
比の微調整は燃料噴射量で行う必要がある。
【0065】図14〜図16は第4実施例で、これは上
記3つの実施例のように、副絞り弁7を主絞り弁6と常
時連動させるのではなく、リーン空燃比条件でだけ主絞
り弁6と連動させ、理論空燃比を目標とするときは連動
を切り離して、副絞り弁7を全閉位置に保持させるよう
にしたものである。なお、図1と同一部分には同一の符
号を記して説明は省略する。
【0066】副絞り弁7が固定されるスロットルシャフ
ト31は、副絞り弁専用のもので、図14のように主絞
り弁用のスロットルシャフト5と平行な位置に設けられ
る。
【0067】図15で示すように、このスロットルシャ
フト31は、その一端(図で左端)をスロットルハウジ
ング1の外に突出しており、この突出部位にレバー32
の一端(下端)がこのシャフト31に対して摺動自在に
設けられ、またその外側を連動切換レバー33がナット
34によりシャフト31に締め付け固定される。
【0068】長板状レバー32の他端(上端)は、図1
4で示すように、アクセルドラム8とリンク38で連結
され、これらで平行運動機構を構成している。
【0069】レバー32には、また副絞り弁7を開弁方
向(図14で反時計方向)に付勢するリターンスプリン
グ35によって、連動切換レバー33の一端(図14で
右端)に取り付けた流量比調整ネジ36が当接してい
る。このスプリング35の弾性力は、主絞り弁6を閉弁
方向に付勢するリターンスプリング9の弾性力より小さ
くしている。
【0070】したがって、いまアクセルペダルを踏み込
むと、アクセルドラム8がスプリング9に抗して主絞り
弁5を開弁方向(図14で反時計方向)に回転する。こ
の回転を受けて、レバー32もリンク38を介して同じ
角度だけ回転し、レバー32に当接する連動切換レバー
33も同じ角度だけ回転する。この連動切換レバー33
と副絞り弁7とは一体であるから、副絞り弁7も同じだ
け回転する。つまり、副絞り弁7は主絞り弁6と連動す
るわけである。この状態からアクセルペダルを離すと、
スプリング9の弾性力によって2つの絞り弁6,7とも
閉弁方向に戻される。
【0071】一方、連動切換レバー33は、ハウジング
1に固定されるダイヤフラムアクチュエータ42と伸縮
ロッド41を介して連結される。一端(図14で下端)
が連動切換レバー33に連結される伸縮ロッド41は、
図16で示したように、その上端がロッド42aの軸方
向に伸び縮み可能に設けられ、ダイヤフラムアクチュエ
ータ42の作動室42cに負圧が導入されていなけれ
ば、伸縮ロッド41が連動切換レバー33の動きに干渉
することはない。つまり、伸縮ロッド41は、負圧が導
入されていない状態では、図16で示した半割りベアリ
ング43によって図で下方への動きを規制されることが
ないのである。
【0072】これに対して、作動室42cに負圧が導入
されると、ダイヤフラムスプリング42dとリターンス
プリング35に打ち勝って、ロッド42aが図14で上
方に引き上げられ、この引き上げによって伸縮自在ロッ
ド41が、最大限まで伸び出した状態のままロッド42
aとともに引き上げられる。この伸縮ロッド41の引き
上げによって連動切換レバー33が、これと当接するレ
バー32とは関係なく図14で時計方向に回転し、副絞
り弁7が全閉位置に保持される。
【0073】この状態では主絞り弁6と副絞り弁7との
連動が解かれ、アクセルペダルを一杯にまで踏み込んで
も副絞り弁6は全閉位置のままである。つまり、作動室
42cへの負圧導入時は副絞り弁7の全閉によって副通
路4を空気が流れず、主絞り弁6だけがアクセルペダル
に応動して開閉するのである。
【0074】したがって、理論空燃比を目標とする条件
で負圧がダイヤフラムアクチュエータ42に導入され、
またリーン空燃比条件で大気が導入されるように、三方
向弁44を切換えなければならない。この切換は図13
の例とは逆である。
【0075】この例では、作動不良によりダイヤフラム
アクチュエータ42が伸縮ロッド41を引き上げなくな
っても、副絞り弁7が主絞り弁6と連動するので、図1
3と同様に適切なアイドル回転数に抑えることができる
ほか、副絞り弁4が空気制御弁をも兼ねるため、レイア
ウト上コンパクトな構成にできる。
【0076】また、ロックナット37を緩めて調整ネジ
36を出し入れすることで副絞り弁全閉時の空気量を調
整できるため、図3(図13の例でも同じ)で示したバ
イパス通路12とバイパス空気調整ネジ13を改めて設
けることは必要でなく、この点からもレイアウトがコン
パクトになる。
【0077】さらに、理論空燃比を目標とする条件で副
通路4を遮断するときのシールが、空気制御弁としても
働く副絞り弁7によって行われるため、図13のダイヤ
フラム弁26のようなシール性を必要とするバルブが不
要となっている。
【0078】図17は第5実施例である。これは、図1
や図9の副絞り弁7のかわりに、常閉のダイヤフラム弁
51を設け、作動室51aに絞り弁(主絞り弁)6の下
流のVC負圧(アイドル時に大気圧、絞り弁開度が大き
くなるにつれて徐々に吸気管圧力に近づく圧力のこと)
を負圧通路52を介して導くようにしたもので、絞り弁
6が所定開度以下(つまりアイドル時)になると、ダイ
ヤフラム弁51が閉られ、副通路4が遮断される。53
はアイドル回転数の調整用開口孔である。
【0079】この例でも、誤信号によりロータリーバル
ブ11が急に開かれると、アクセルペダルを離して絞り
弁6を全閉位置に戻すことによってダイヤフラム弁51
が閉じられ、エンジンがアイドル回転に戻されるのであ
る。
【0080】この例では、絞り弁6の所定開度以下で副
通路4を遮断する構成としたが、絞り弁6の所定開度以
下で副通路4の流路面積を所定値以下に減少させること
もできる。このときは、ダイヤフラム弁部を流れる空気
量でアイドル回転が定まるので、開口孔53は不要にな
る。副通路4はエアフローメータの上流から分岐させて
もかまわない。
【0081】図1、図9、図17で示したロータリーバ
ルブ11はリニアソレノイド駆動であるが、ステップモ
ータ駆動で構成することもできる。
【0082】
【発明の効果】このように第1の発明は、主通路と副通
路に分岐される吸気通路と、前記主通路に設けられアク
セルペダルと機械的に連結される主絞り弁と、前記副通
路に設けられ前記主絞り弁と機械的に連動する副絞り弁
と、この副絞り弁と直列に前記副通路に設けられる空気
制御弁と、制御空燃比の目標として異なる空燃比をも
ち、リーン空燃比への切換時には切換前後のエンジン発
生トルクが同一となるように前記空気制御弁を駆動する
制御装置とを備えるため、空気制御弁が誤信号によって
開かれたり経時変化によって開かれた状態で固着したと
きでも、適切なアイドル回転数に抑えることができ、ま
た空気制御弁の流量バラツキの影響を受けない。
【0083】第2の発明は、第1の発明において副通路
をエアフローメータより上流から分岐したため、第1の
発明の効果に加えて、リーン空燃比との切換時に燃料噴
射量を一定に保つことができ、これによって切換の動特
性上もすぐれる。
【0084】第3の発明は、第1の発明において空気制
御弁を、作動圧に応動して副通路を開閉するダイヤフラ
ム弁と、このダイヤフラム弁に供給する作動圧を切換え
る三方向弁とから構成したため、ダイヤフラム弁が経時
変化によって開かれた状態で固着したときでも、適切な
アイドル回転数に抑えることができ、また低コストであ
る。
【0085】第4の発明は、リーン空燃比を目的とする
条件でだけ主絞り弁と副絞り弁を平行運動機構を用いて
連動させ、それ以外の条件では連動をダイヤフラムアク
チュエータにより切り離して副絞り弁を全閉位置に保持
させるように構成したため、作動不良によりダイヤフラ
ムアクチュエータが作動しなくなっても、第3の発明と
同様に適切なアイドル回転数に抑えることができるほ
か、レイアウト上コンパクトな構成にできる。
【0086】第5の発明は、第1または第2の発明にお
いて、副絞り弁を、主絞り弁近傍の圧力を作動室に導く
ダイヤフラム弁で構成し、主絞り弁の所定開度以下で副
通路を遮断しまたは副通路の流量を所定値以下に減少さ
せるようにしたため、第1の発明と同じ効果をもつ。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のスロットルハウジング部の断面図
である。
【図2】ロータリバルブ回転体の斜視図である。
【図3】図1のA−A線断面図である。
【図4】第1実施例の作用を説明するための波形図であ
る。
【図5】第1実施例のシステム図である。
【図6】ジョブ割り込み処理を示すフローチャートであ
る。
【図7】図6のサブルーチンを示すフローチャートであ
る。
【図8】図6のサブルーチンを示すフローチャートであ
る。
【図9】第2実施例の絞り弁部の断面図である。
【図10】ジョブ割り込み処理を示すフローチャートで
ある。
【図11】図10のサブルーチンを示すフローチャート
である。
【図12】図10のサブルーチンを示すフローチャート
である。
【図13】第3実施例のスロットルハウジング部の断面
図である。
【図14】第4実施例のスロットルハウジング部の断面
図である。
【図15】図14のA−A線断面図である。
【図16】ダイヤフラムロッドの断面図である。
【図17】第5実施例の絞り弁部の断面図である。
【符号の説明】
2 吸気通路 3 主通路 4 副通路 5 スロットルシャフト 6 主絞り弁 7 副絞り弁 11 ロータリーバルブ(空気制御弁) 15 エアフローメータ 16 クランク角センサ(エンジン回転数センサ) 17 スロットルセンサ 20 コントロールユニット 25 副通路 26 ダイヤフラム弁 27 三方向弁 31 副スロットルシャフト 32 レバー 33 連動切換レバー 35 リターンスプリング 38 リンク 41 伸縮ロッド 42 ダイヤフラムアクチュエータ 44 三方向弁 51 ダイヤフラム弁 52 負圧通路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主通路と副通路に分岐される吸気通路
    と、前記主通路に設けられアクセルペダルと機械的に連
    結される主絞り弁と、前記副通路に設けられ前記主絞り
    弁と機械的に連動する副絞り弁と、この副絞り弁と直列
    に前記副通路に設けられる空気制御弁と、制御空燃比の
    目標として異なる空燃比をもち、リーン空燃比への切換
    時には切換前後のエンジン発生トルクが同一となるよう
    に前記空気制御弁を駆動する制御装置とを備えることを
    特徴とするエンジンの空気量制御装置。
  2. 【請求項2】 副通路をエアフローメータより上流から
    分岐したことを特徴とする請求項1記載のエンジンの空
    気量制御装置。
  3. 【請求項3】 空気制御弁を、作動圧に応動して副通路
    を開閉するダイヤフラム弁と、このダイヤフラム弁に供
    給する作動圧を切換える三方向弁とから構成したことを
    特徴とする請求項1記載のエンジンの空気量制御装置。
  4. 【請求項4】 主通路と副通路に分岐される吸気通路
    と、リターンスプリングにより閉弁方向に付勢されると
    ともにアクセルペダルと機械的に連結される主絞り弁
    と、この主絞り弁用の主スロットルシャフトと平行でか
    つ前記副通路を貫通して設けられる副スロットルシャフ
    トと、この副スロットルシャフトに固定される副絞り弁
    と、この副スロットルシャフトに摺動自在に設けられ、
    前記主絞り弁とリンクを介して連動するレバーと、前記
    副スロットルシャフトに固定され、前記副絞り弁の開弁
    方向に付勢するスプリングによって前記レバーと当接す
    る連動切換レバーと、作動室に作動圧が導入されていな
    い状態では、前記連動切換レバーに連結されたロッドが
    伸縮して、前記副絞り弁の動きに干渉しないようにして
    いるが、作動圧が導入されると、伸縮ロッドを介し前記
    副絞り弁が全閉位置に落ち着くまで前記連動切換レバー
    を閉弁方向に回転させるダイヤフラムアクチュエータ
    と、このダイヤフラムアクチュエータに供給する作動圧
    を切換える三方向弁とを備えることを特徴とするエンジ
    ンの空気量制御装置。
  5. 【請求項5】 副絞り弁を、主絞り弁近傍の圧力を作動
    室に導くダイヤフラム弁で構成し、主絞り弁の所定開度
    以下で副通路を遮断しまたは副通路の流量を所定値以下
    に減少させるようにしたことを特徴とする請求項1また
    は請求項2記載のエンジンの空気量制御装置。
JP34556191A 1991-12-26 1991-12-26 エンジンの空気量制御装置 Pending JPH05180038A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34556191A JPH05180038A (ja) 1991-12-26 1991-12-26 エンジンの空気量制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34556191A JPH05180038A (ja) 1991-12-26 1991-12-26 エンジンの空気量制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05180038A true JPH05180038A (ja) 1993-07-20

Family

ID=18377426

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34556191A Pending JPH05180038A (ja) 1991-12-26 1991-12-26 エンジンの空気量制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05180038A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998021461A1 (en) * 1996-11-12 1998-05-22 Ford Global Technologies, Inc. Mode control for lean burn engines
US7552711B2 (en) 2007-07-30 2009-06-30 Suzuki Kabushiki Kaisha Intake control device for vehicle engine
ES2346498A1 (es) * 2008-07-28 2010-10-15 Suzuki Kabushiki Kaisha Dispositivo de control de admision para motor de vehiculo.

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998021461A1 (en) * 1996-11-12 1998-05-22 Ford Global Technologies, Inc. Mode control for lean burn engines
US6158414A (en) * 1996-11-12 2000-12-12 Ford Global Technologies, Inc. Mode control for lean burn engines
US7552711B2 (en) 2007-07-30 2009-06-30 Suzuki Kabushiki Kaisha Intake control device for vehicle engine
ES2346498A1 (es) * 2008-07-28 2010-10-15 Suzuki Kabushiki Kaisha Dispositivo de control de admision para motor de vehiculo.

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3726489B2 (ja) エンジンの吸気制御装置
JP3593896B2 (ja) エンジンの制御装置
JP4766953B2 (ja) 内燃機関の制御装置
KR0152087B1 (ko) 쓰로틀 액튜에이터 및 제어 시스템
SE458290B (sv) Anordning foer styrning av laddtrycket i en turboladdad foerbraenningsmotor
JP3887309B2 (ja) バイパス吸気量制御装置
US5150680A (en) Internal combustion engine control method and apparatus
JPH06249044A (ja) エンジン制御装置
US5609132A (en) Control apparatus and method for an internal combustion engine
JPH05180038A (ja) エンジンの空気量制御装置
JPH0235140B2 (ja)
JPH076423B2 (ja) 内燃機関の電磁弁制御装置
US5592918A (en) Intake air volume control device for internal combustion engine
JPH0319908B2 (ja)
JP3270726B2 (ja) 位置制御装置における基準位置検出装置の調整方法
EP0948710A1 (en) Mode control for lean burn engines
JPH051383B2 (ja)
JPS6334302B2 (ja)
JPH0159416B2 (ja)
JPH0686823B2 (ja) エンジンの吸入空気量制御装置
JP3284718B2 (ja) スワールコントロールバルブの開閉制御装置
JPH0258465B2 (ja)
JP3235313B2 (ja) スワールコントロールバルブの開閉制御装置
JP2021161929A (ja) 内燃機関の過給圧制御装置
KR19980051829A (ko) 차량 엔진의 스로틀밸브 개폐제어장치