JPH05178425A - 枠組み棚のビーム構造 - Google Patents

枠組み棚のビーム構造

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JPH05178425A
JPH05178425A JP34164191A JP34164191A JPH05178425A JP H05178425 A JPH05178425 A JP H05178425A JP 34164191 A JP34164191 A JP 34164191A JP 34164191 A JP34164191 A JP 34164191A JP H05178425 A JPH05178425 A JP H05178425A
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Toshiyuki Iba
敏之 井場
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 上板部31と、上板部31の前後端から下方に延
びる前板部32,後板部33と、前板部32,後板部33の下端
から相対向方向に延びる前位下板部34,後位下板部35
と、後位下板部35の前端から上方に延びる係止板部36
と、前位下板部34の後端から上方に延びたのち下方へ湾
曲したフック状に形成されかつ係止板部36に対して上方
から係合自在な被係止板部37により形成し、上板部31
は、前半分を上位の支持部31aとして段状に形成した枠
組み棚のビーム構造。 【効果】 接続線は下面一箇所のみで見栄えを良くで
き、溶接を不要でき、接続線部分は引っ掛かりなどのな
い滑らかな面にできて、作業者の手が擦れても負傷は生
じない。パレットの荷重は、後位下板部よりも前位下板
部に多く掛かり、係止板部に対し被係止板部が下押し状
に作用し、嵌合は荷重を利用して強固に維持できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主としてパレットを介
して荷の格納を行う枠組み棚のビーム構造に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のビーム構造としては、た
とえば特公昭59年41724 号公報の構成が提供されてい
る。すなわち従来構成は、上下一対の平行フランジやウ
エブ部分からなる第1ビーム部分と、上下一対の平行フ
ランジや段付きウエブからなる第2ビーム部分とを、第
2ビーム部分の平行フランジが内側になるように嵌合さ
せたのち、溶接により一体化している。そして段付きウ
エブの水平部分でデッキを支持している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来構成によ
ると、上下二箇所に接続線(溶接線)が表れることから
見栄えが悪く、また組み立て時などにおいて作業者の手
がバリなどの多い溶接線に擦れたとき負傷することがあ
る。さらに上下二箇所の溶接は容易に安価に行えない。
【0004】本発明の目的とするところは、下面一箇所
の嵌合接続線のみにより形成し得、しかも荷重を利用し
て嵌合をより強固にし得る枠組み棚のビーム構造を提供
する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく本
発明の枠組み棚のビーム構造は、支柱間に配設されるビ
ームであって、上板部と、この上板部の前後端から直角
状で下方に延びる前板部ならびに後板部と、前板部なら
びに後板部の下端から相対向する方向に延びる前位下板
部ならびに後位下板部と、この後位下板部の前端から直
角状で上方に延びる係止板部と、前位下板部の後端から
直角状で上方に延びたのち下方へ湾曲したフック状に形
成されかつ前記係止板部に対して上方から係合自在な被
係止板部とにより方形筒状に形成し、前記上板部は、そ
の前半分を上位の支持部として段状に形成している。
【0006】
【作用】かかる本発明の構成によると、接続線は下面一
箇所のみであり、しかも嵌合による接続線であることか
ら、溶接を不要にし得るとともに、接続線部分は引っ掛
かりなどのない滑らかな面にし得る。またビームにおけ
る支持部上にパレットを載置した際の荷重は、支持部が
前半分に位置していることから後板部よりも前板部に多
く掛かることになり、かつ後位下板部よりも前位下板部
に多く掛かることになる。その結果、係止板部に対して
被係止板部が下押し状に作用することになって嵌合は強
固に維持される。
【0007】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図6において1は枠組み棚で、前後ならびに左
右にそれぞれ複数(実施例では前後2本でかつ左右3本
で示す。)配設した支柱10と、これら支柱10の前後間を
連結するラチス20と、前記支柱10の左右間を連結するビ
ーム30と、前後で対向したビーム30間に配設したサブビ
ーム60と、前記支柱10の下端に取り付けた脚装置5など
から構成される。
【0008】図2〜図6に示すように前記支柱10は、外
板部11と、この外板部11の外端から直角状で内方に延び
る左右一対の側板部12と、これら側板部12の後端から相
対向する方向に接近する左右一対の内板部13と、これら
内板部13の内端から直角状で内方に延びる左右一対の連
結板部14とからなり、両連結板部14間に挿入用スリット
15を有する状態で型材状に一体形成される。
【0009】前記外板部11の幅方向の中央部には内方へ
の凹入部16が上下方向で全長に形成され、そして前記外
板部11における凹入部16の両側と前記内板部13にはコネ
クターピン(後述する)用のピン孔17が、上下方向で所
定ピッチ置きに複数形成されている。また両連結板部14
の上下方向の所定の位置には連結孔18が形成されてい
る。
【0010】前記ラチス20はC型レール状であって、両
端の相対向板間に亘って連結孔21が形成されている。そ
して前記支柱10を、その挿入用スリット15を前後方向に
おいて相対向させた状態で、水平状または傾斜状とした
前記ラチス20の両端を前記挿入用スリット15に差し込ん
だのち、前記連結孔21,18に亘ってリベット22を作用さ
せることで、前後の支柱10と複数のラチス20とを一体化
し得る。
【0011】図1〜図5に示すように前記ビーム30は、
帯板を方形筒状に折り曲げ成形することで得られる。す
なわちビーム30は、上板部31と、この上板部31の前後端
から直角状で下方に延びる前板部32ならびに後板部33
と、前板部32の下端から直角状で後方に延びる前位下板
部34と、後板部33の下端から直角状で前方に延びる後位
下板部35と、この後位下板部35の前端から直角状で上方
に延びる係止板部36と、前位下板部34の後端から直角状
で上方に延びたのち下方へ湾曲したフック状に形成され
かつ前記係止板部36に対して上方から係合自在な被係止
板部37とにより方形筒状に一体形成される。
【0012】前記上板部31は、その前半分を上位の支持
部31aとし、後半分を下位の受け部31bとした段状に形
成してある。前記支持部31aはパレット2を介して荷を
支持するものであり、また前記受け部31bは前記サブビ
ーム60を受け止めるものである。そして前記ビーム30に
は、その前板部32ならびに後板部33の上下方向の中央部
に取付用孔38が形成され、この取付用孔38は長さ方向に
おいて所定ピッチ置きで複数形成される。さらに前記受
け部31bから後板部33の上位に亘っては、平行した2本
を一組とした切り欠き39が所定ピッチ置きに複数組形成
されている。
【0013】前記ビーム30の両端部には、それぞれ連結
用部材40が一体化してある。すなわち連結用部材40は、
外板部11に当て付け自在な前板41と、側板部12に当て付
け自在な外側板42と、凹入部16内に嵌入自在な内側板43
とにより型材状に形成され、前板41の上下二箇所に係止
用切欠き44を形成するとともに、これら係止用切欠き44
間にピン孔45を形成している。さらに外側板42の後端縁
には上下方向の係止部46が上下二箇所に形成されてい
る。そして外側板42の外面に前記ビーム30の端部を溶接
により連結している。
【0014】前記支柱10に連結用部材40を固定させるた
めのコネクターピン50は、両ピン孔17間に亘って後方か
ら差込み自在な上下一対の差込みピン部51を有し、そし
て差込みピン部51の内端から左右方向に折曲した係止ピ
ン部52を有するとともに、係止ピン部52の遊端間を連結
する上下方向の連結ピン部53を有し、さらに差込みピン
部51の内端で相対向する面間を連結する上下方向の補強
ピン部54を有する。
【0015】そして支柱10に対する連結用部材40の固定
は、係止用切欠き44を差込みピン部51の前方突出端に外
嵌させたのち、係止用切欠き44の上下方向のゆとりを利
用して連結用部材40を下降させる。これにより係止部46
を係止ピン部52に上方から係合させたのち、合致したピ
ン孔17,45間に亘って抜け止めピン55を差込むことで行
える。
【0016】前記サブビーム60は下面開放のチャンネル
状であって、その側板部の両端には前記切り欠き39に上
方から差し込み自在な係止片61が形成され、その際に天
板部の両端は前記受け部31bに対する載置部62に形成さ
れる。
【0017】前記脚装置5は、前記支柱10の下端に結合
自在なブラケット6と、このブラケット6の下方に位置
する着地部7と、これらブラケット6と着地部7とを連
結する高さ調整具8とからなる。ここで着地部7は平面
視で長形状であり、前記高さ調整具8の連結部から離れ
た遊端側をアンカーボルト連結部9としている。
【0018】上記実施例の枠組み棚1においては、左右
で隣接した支柱10間に2個のパレット2を載置すべく構
成しているが、これは使用勝手により任意に変更し得
る。前記ビーム30の接続線は両下板部34,35が相対接し
た下面一箇所のみであり、しかも嵌合による接続線であ
ることから、溶接を不要にし得るとともに、円弧部によ
り形成される接続線部分は引っ掛かりなどのない滑らか
な面にし得る。
【0019】フォークリフトによる入庫作業は、前後の
ビーム30における支持部31a間にパレット2を載置する
ことで行える。この載置の際にパレット2側の荷重は、
支持部31aが前半分に位置していることから後板部33よ
りも前板部32に多く掛かることになり、そして後位下板
部35よりも前位下板部34に多く掛かることになる。その
結果、係止板部36に対して被係止板部37が下押し状に作
用することになり、以て嵌合は強固に維持される。
【0020】前述したようにパレット2を載置する際に
前後に大きくずれたとき、このパレット2の一部がサブ
ビーム60で支持され、以て落下など生じない。なおサブ
ビーム60を設けない形式であってもよい。
【0021】
【発明の効果】上記構成の本発明によると、接続線は下
面一箇所のみであり、しかも嵌合による接続線であるこ
とから見栄えを良くできる。しかも溶接を不要にして全
体を容易に安価に提供でき、さらに接続線部分は引っ掛
かりなどのない滑らかな面にできて、作業者の手が擦れ
ても負傷の生じないものにできる。
【0022】またビームにおける支持部上にパレットを
載置した際の荷重は、支持部が前半分に位置しているこ
とから後板部よりも前板部に多く掛かり、かつ後位下板
部よりも前位下板部に多く掛かることになり、したがっ
て係止板部に対して被係止板部が下押し状に作用するこ
とになって、嵌合は荷重を利用して強固に維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、ビーム部分の斜視図
である。
【図2】同ビーム部分の縦断側面図である。
【図3】同ビーム部分の正面図である。
【図4】同ビーム部分の平面図である。
【図5】同連結部材部の平面図である。
【図6】同枠組み棚の斜視図である。
【符号の説明】
1 枠組み棚 5 脚装置 10 支柱 20 ラチス 30 ビーム 31a 支持部 32 前板部 33 後板部 34 前位下板部 35 後位下板部 36 係止板部 37 被係止板部 40 連結用部材 50 コネクターピン 60 サブビーム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支柱間に配設されるビームであって、上
    板部と、この上板部の前後端から直角状で下方に延びる
    前板部ならびに後板部と、前板部ならびに後板部の下端
    から相対向する方向に延びる前位下板部ならびに後位下
    板部と、この後位下板部の前端から直角状で上方に延び
    る係止板部と、前位下板部の後端から直角状で上方に延
    びたのち下方へ湾曲したフック状に形成されかつ前記係
    止板部に対して上方から係合自在な被係止板部とにより
    方形筒状に形成し、前記上板部は、その前半分を上位の
    支持部として段状に形成したことを特徴とする枠組み棚
    のビーム構造。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007167347A (ja) * 2005-12-22 2007-07-05 Daifuku Co Ltd ラック
CN103523435A (zh) * 2013-09-22 2014-01-22 梁运勋 一种货架横梁及其制作方法
JP2014152037A (ja) * 2013-02-13 2014-08-25 Hiroshima Ps:Kk タイヤラック
CN104323590A (zh) * 2014-09-05 2015-02-04 宁波市峻茂环保设备有限公司 一种货架横梁、货架及其方法
KR102422832B1 (ko) * 2021-12-07 2022-07-20 전순택 핀 결합식 선반

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