JPH05172110A - 圧力補償式油圧回路の負荷圧検出装置 - Google Patents

圧力補償式油圧回路の負荷圧検出装置

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Publication number
JPH05172110A
JPH05172110A JP3355651A JP35565191A JPH05172110A JP H05172110 A JPH05172110 A JP H05172110A JP 3355651 A JP3355651 A JP 3355651A JP 35565191 A JP35565191 A JP 35565191A JP H05172110 A JPH05172110 A JP H05172110A
Authority
JP
Japan
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port
spool
load
pressure
actuator
Prior art date
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Pending
Application number
JP3355651A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuharu Yamashita
光治 山下
Naoki Ishizaki
直樹 石崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Komatsu Ltd filed Critical Komatsu Ltd
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Priority to PCT/JP1992/001540 priority patent/WO1993011364A1/ja
Priority to US08/244,439 priority patent/US5481872A/en
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】操作弁微操作時に検出した負荷圧を減圧してシ
ョックを低減し、操作弁中立時にアクチュエータポート
からの漏れ流量を減少させる。 【構成】弁本体10のスプール孔11に出力ポート1
2、ポンプポート13、アクチュエータポート14、タ
ンクポート15、負荷圧検出ポート16を形成し、スプ
ール孔11に嵌挿したスプール19に第1・第2小径部
20,21及び負荷圧検出孔22を形成する。負荷圧検
出孔22を第1ポート23で第1小径部に開口し、かつ
第2ポート24で負荷圧検出ポートに開口すると共に、
第3ポート26でアクチュエータポートに開口する。ま
た第2ポートをスプールが左右に微ストローク移動した
ときに負荷圧検出ポートに開口するようにし、第3ポー
トが開口した外周面を小径としてスプール孔との間にア
クチュエータポートに開口した隙間30を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、1つの油圧ポンプの吐
出圧油を複数の油圧アクチュエータに供給する圧力補償
式油圧回路の負荷圧検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】1つの油圧ポンプの吐出圧油を複数の油
圧アクチュエータに供給するには、油圧ポンプの吐出路
に複数の操作弁を設け、その操作弁を切換えることで各
油圧アクチュエータに圧油を供給すれば良いが、このよ
うにすると複数の油圧アクチュエータに圧油を同時に供
給する際に、負荷の小さな油圧アクチュエータにのみ圧
油が供給されて負荷の大きな油圧アクチュエータに圧油
が供給されなくなってしまう。このことを解消する圧力
補償式油圧回路として、例えば特公平2−49405号
公報に示すものが提案されている。
【0003】かかる圧力補償式油圧回路を模式的に示す
と図1に示すようになる。つまり、油圧ポンプ1の吐出
路1aに複数の操作弁2を設け、各操作弁2と各油圧ア
クチュエータ3を接続する回路4に圧力補償弁5をそれ
ぞれ設けると共に、各回路4の圧力、つまり負荷圧にお
ける最も高い圧力をチェック弁6で負荷圧検出路7に検
出し、その検出した負荷圧を各圧力補償弁5の受圧部5
aに作用してその負荷圧に見合う圧力にセットし、各操
作弁2の出口側圧力を等しくして各操作弁2を同時操作
した時に各操作弁の開口面積に比例した分流比で各油圧
アクチュエータ3に圧油を供給できるようにしてある。
【0004】かかる圧力補償式油圧回路であると、圧力
補償弁5の機能によって各油圧アクチュエータ3の負荷
の大小に無関係に操作弁2の開口面積に比例した流量分
配ができるから、1つの油圧ポンプ1の吐出圧油を操作
弁2の操作量に比例して各油圧アクチュエータ3にそれ
ぞれ供給できる。
【0005】本出願人は先に前述の圧力補償式油圧回路
における負荷圧を検出する装置としては図2、図3に示
すものを提案した。すなわち、図2、図3に示すように
弁本体10のスプール孔11の左右両側に一対の出力ポ
ート12,12と一対のポンプポート13,13と一対
のアクチュエータポート14,14と一対のタンクポー
ト15,15を形成し、かつスプール孔11の左右中間
部に負荷圧検出ポート16を形成し、この負荷圧検出ポ
ート16をチェック弁17で負荷圧検出路7となる負荷
圧検出孔18に開口させ、前記スプール孔11に嵌挿し
たスプール19の左右両側に一対の第1小径部20,2
0と一対の第2小径部21,21を形成して操作弁2と
し、前記出力ポート12とアクチュエータポート14を
圧力補償弁5で連通し、前記スプール19に左右一対の
負荷圧検出孔22,22を形成し、その負荷圧検出孔2
2を第1ポート23で第1小径部20に開口し、第2ポ
ート24で負荷圧検出ポート16に開口し、ボール25
を介して第3ポート26でアクチュエータポート14に
開口して、図3に示すようにスプール19を操作位置と
すると一方の出力ポート12の圧力が第1ポート23、
負荷圧検出孔22、第2ポート24で負荷圧検出ポート
16に負荷圧として流入するようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】かかる構成であれば、
図3に示すようにスプール19の操作ストロークが小さ
い時に負荷圧検出ポート16に流入した負荷圧の一部が
環状溝27、溝27a、反対側の第2ポート24、負荷
圧検出孔22、ボール25、ドレーンポート28より反
対側のタンクポート15に流出するので、検出した負荷
圧が出力ポート12の圧力より減圧され、油圧ポンプの
吐出流量を自己のポンプ圧力によって減少するために操
作弁2の微操作域でのショックを防止できる。すなわ
ち、油圧ポンプ1の吐出流量はポンプ吐出圧を利用して
ポンプ吐出圧と負荷圧の差圧が一定となるように制御し
ており、負荷圧が低くなれば吐出流量が減少するので、
負荷圧を減圧することで吐出流量を減少できる。しかし
ながら、スプール19を図2に示す中立位置とした時に
油圧アクチュエータ3の保持圧によるアクチュエータポ
ート14の圧油が矢印で示すようにスプール孔11とス
プール19との隙間からポンプポート13とタンクポー
ト15に漏れるし、第3ポート26からも矢印で示すよ
うにドレーンポート28を経てタンクポート15に漏れ
るので、油圧アクチュエータ3の保持圧側の圧油が流出
して油圧アクチュエータ3が外力で動くことがある。
【0007】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにした圧力補償式油圧回路の負荷圧検出装置を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】弁本体10のスプール孔
11の左右両側に出力ポート12、ポンプポート13、
アクチュエータポート14、タンクポート15をそれぞ
れ形成し、このスプール孔11に嵌挿したスプール19
の左右両側に第1・第2小径部20,21をそれぞれ形
成した前記操作弁2とし、前記スプール孔11の左右中
間部に負荷圧検出ポート16を形成し、前記スプール1
9の左右に負荷圧検出孔22をそれぞれ形成し、この各
負荷圧検出孔22を第1ポート23で第1小径部20に
開口し、かつ第2ポート24で負荷圧検出ポート16に
開口し、ボール25を経て第3ポート26でアクチュエ
ータポート14に開口し、前記左右の第2ポート24を
スプール19が左右に微ストローク移動した時に負荷圧
検出ポート16に開口するようにし、前記スプール19
の第3ポート26が開口した外周面を小径としてスプー
ル孔11との間にアクチュエータポート14に開口した
隙間30を構成して成る圧力補償式油圧回路の負荷圧検
出装置。
【0009】
【作 用】スプール19の操作ストロークが小さい時
には負荷圧検出ポート16に検出した負荷圧が第3ポー
ト26、隙間30よりアクチュエータポート14に流出
し、そのアクチュエータポート14からタンクポート1
5に流出するので負荷圧が減圧され、操作弁2の微操作
域でのショックを低減できるし、スプール19が中立位
置の時にはアクチュエータポート14内の圧油がスプー
ル孔11とスプール19との隙間からポンプポート1
3、タンクポート14に漏れるだけであって油圧アクチ
ュエータ3が外力で作動することを低減できる。
【0010】
【実 施 例】本発明の実施例を図4、図5を参照して
説明する。なお、従来と同一部材は符号を同一とする。
スプール19における第3ポート26が開口した外周面
における第2小径部21寄りを小径としてスプール孔1
1との間にアクチュエータポート14に開口した隙間3
0を構成する。これにより、スプール19を図5に示す
ように操作した時に検出した負荷圧の一部が隙間30を
経てアクチュエータポート14に流出し、そのアクチュ
エータポート14から第2小径部21を経てタンクポー
ト15に流出するので、負荷圧を減圧できる。また、ス
プール19を図4に示す中立位置とした時にはアクチュ
エータポート14内の圧油は矢印で示すようにスプール
孔11とスプール19との隙間からタンクポート13と
タンクポート15に漏れるが、第3ポート26に流入し
た圧油は漏れることがなく、アクチュエータポート14
内の圧油漏れ流量が減少する。
【0011】
【発明の効果】スプール19の操作ストロークが小さい
時には負荷圧検出ポート16に検出した負荷圧が第3ポ
ート26、隙間30よりアクチュエータポート14に流
出し、そのアクチュエータポート14からタンクポート
15に流出するので負荷圧が減圧され、操作弁2の微操
作域でのショックを低減できるし、スプール19が中立
位置の時にはアクチュエータポート14内の圧油がスプ
ール孔11とスプール19との隙間からポンプポート1
3、タンクポート14に漏れるだけであって油圧アクチ
ュエータ3が外力で作動することを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】油圧回路図である。
【図2】従来例の中立状態の断面図である。
【図3】従来例の操作状態の断面図である。
【図4】本発明の実施例を示す中立状態の断面図であ
る。
【図5】本発明の実施例を示す操作状態の断面図であ
る。
【符号の説明】
1…油圧ポンプ、1a…吐出路、2…操作弁、3…油圧
アクチュエータ、4…回路、5…圧力補償弁、7…負荷
圧検出路、10…弁本体、11…スプール孔、12…出
力ポート、13…タンクポート、14…アクチュエータ
ポート、15…タンクポート、16…負荷圧検出ポー
ト、19…スプール、20…第1小径部、21…第2小
径部、23…負荷圧検出孔、23…第1ポート、24…
第2ポート、25…ボール、26…第3ポート、30…
隙間。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油圧ポンプ1の吐出路1aに複数の操作
    弁2を設け、各操作弁2と油圧アクチュエータ3を接続
    する回路4に圧力補償弁5をそれぞれ設け、前記各油圧
    アクチュエータ3の負荷圧の最高圧を検出する負荷圧検
    出路7を前記各圧力補償弁5の受圧部5aに接続した圧
    力補償式油圧回路において、 弁本体10のスプール孔11の左右両側に出力ポート1
    2、ポンプポート13、アクチュエータポート14、タ
    ンクポート15をそれぞれ形成し、このスプール孔11
    に嵌挿したスプール19の左右両側に第1・第2小径部
    20,21をそれぞれ形成した前記操作弁2とし、 前記スプール孔11の左右中間部に負荷圧検出ポート1
    6を形成し、前記スプール19の左右に負荷圧検出孔2
    0をそれぞれ形成し、この各負荷圧検出孔22を第1ポ
    ート23で第1小径部23に開口し、かつ第2ポート2
    4で負荷圧検出ポート16に開口し、ボール25を経て
    第3ポート26でアクチュエータポート14に開口し、 前記左右の第2ポート24をスプール19が左右に微ス
    トローク移動した時に負荷圧検出ポート16に開口する
    ようにし、前記スプール19の第3ポート26が開口し
    た外周面を小径としてスプール孔11との間にアクチュ
    エータポート14に開口した隙間30を構成して成る圧
    力補償式油圧回路の負荷圧検出装置。
JP3355651A 1991-11-25 1991-12-24 圧力補償式油圧回路の負荷圧検出装置 Pending JPH05172110A (ja)

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JP3355651A JPH05172110A (ja) 1991-12-24 1991-12-24 圧力補償式油圧回路の負荷圧検出装置
PCT/JP1992/001540 WO1993011364A1 (en) 1991-11-25 1992-11-25 Hydraulic circuit for operating plural actuators and its pressure compensating valve and maximum load pressure detector
US08/244,439 US5481872A (en) 1991-11-25 1992-11-25 Hydraulic circuit for operating plural actuators and its pressure compensating valve and maximum load pressure detector

Applications Claiming Priority (1)

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JP3355651A JPH05172110A (ja) 1991-12-24 1991-12-24 圧力補償式油圧回路の負荷圧検出装置

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JPH05172110A true JPH05172110A (ja) 1993-07-09

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