JPH05171356A - 高強度ボルト用鋼 - Google Patents
高強度ボルト用鋼Info
- Publication number
- JPH05171356A JPH05171356A JP34119191A JP34119191A JPH05171356A JP H05171356 A JPH05171356 A JP H05171356A JP 34119191 A JP34119191 A JP 34119191A JP 34119191 A JP34119191 A JP 34119191A JP H05171356 A JPH05171356 A JP H05171356A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- steel
- strength
- delayed fracture
- strength bolt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Heat Treatment Of Articles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】引張強さ140kgf/mm2 以上で水素に対
して高い抵抗性を有し遅れ破壊感受性に優れた高強度ボ
ルト用鋼を提供する。 【構成】C:0.25〜0.40重量%、Si:0.1
5〜1.50重量%、Mn:0.50〜1.50重量
%、Cr:0.15〜2.00重量%、Mo:0.15
〜0.70重量%、V:0.20〜0.50重量%、A
l:0.005〜0.060重量%、Ti:0.005
〜0.060重量%、B:0.0005〜0.0030
重量%を含み、残部Fe及び不可避的不純物から構成さ
れた高強度ボルト用鋼。
して高い抵抗性を有し遅れ破壊感受性に優れた高強度ボ
ルト用鋼を提供する。 【構成】C:0.25〜0.40重量%、Si:0.1
5〜1.50重量%、Mn:0.50〜1.50重量
%、Cr:0.15〜2.00重量%、Mo:0.15
〜0.70重量%、V:0.20〜0.50重量%、A
l:0.005〜0.060重量%、Ti:0.005
〜0.060重量%、B:0.0005〜0.0030
重量%を含み、残部Fe及び不可避的不純物から構成さ
れた高強度ボルト用鋼。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は耐遅れ破壊性に優れた1
40kgf/mm2 以上の引張強さを有する高強度ボル
ト用鋼に関する。
40kgf/mm2 以上の引張強さを有する高強度ボル
ト用鋼に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、建築、建機、自動車部品等に使用
される高強度ボルトは継手効率を高めるためあるいは軽
量化のためにますます高強度化の要望が高まっている。
これらに使用される六角あるいはトルシア形ボルトはJ
IS規格ではF8T、F10Tが規定されており、例え
ばJISG4105に規定しているSCM420,SC
M435等がその素材として使われている。またJIS
規格ではもっとも高強度であるF11T(引張強さ11
0〜130kgf/mm2 )もあるもののその使用は推
奨されておらず、実際にも使われていないようである。
これは引張強さが120〜125kgf/mm2 を越え
るボルトを湿潤雰囲気の高応力下で長時間使用した場
合、例えば不完全ねじ部の切欠き等を起点に、突発的に
脆性破壊する遅れ破壊が生じるためである。この原因は
環境から侵入した水素が鋼中の結晶粒界や非金属介在物
周辺の応力集中場にトラップされることによるとされて
いる。したがって、より高強度のボルトを使用する場
合、水素に対して高い抵抗性のある鋼でなければならな
い。
される高強度ボルトは継手効率を高めるためあるいは軽
量化のためにますます高強度化の要望が高まっている。
これらに使用される六角あるいはトルシア形ボルトはJ
IS規格ではF8T、F10Tが規定されており、例え
ばJISG4105に規定しているSCM420,SC
M435等がその素材として使われている。またJIS
規格ではもっとも高強度であるF11T(引張強さ11
0〜130kgf/mm2 )もあるもののその使用は推
奨されておらず、実際にも使われていないようである。
これは引張強さが120〜125kgf/mm2 を越え
るボルトを湿潤雰囲気の高応力下で長時間使用した場
合、例えば不完全ねじ部の切欠き等を起点に、突発的に
脆性破壊する遅れ破壊が生じるためである。この原因は
環境から侵入した水素が鋼中の結晶粒界や非金属介在物
周辺の応力集中場にトラップされることによるとされて
いる。したがって、より高強度のボルトを使用する場
合、水素に対して高い抵抗性のある鋼でなければならな
い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、鋼中に水素が
浸入しても、例えば結晶粒界の結合力が劣化しないよう
な化学組成や熱処理条件の検討がなされている。140
kgf/mm2 以上の強度を有し、かつ遅れ破壊感受性
の低い鋼については、いくつかの提案がされている。例
えば、特開昭60−114551号公報にはSi,Mn
を低減した鋼が開示されている。また、特開平2−26
7243号公報等にはSi,Crを高めた鋼が開示され
ている。しかし、これらは耐遅れ破壊感受性が十分とは
言えない。本発明者らは鋼の化学組成について鋭意検討
した結果、特にBの微量添加とV含有量を高めることに
より、遅れ破壊感受性を著しく低下することが可能であ
るとの知見を得た。本発明は、140kgf/mm2 以
上の高強度でかつ耐遅れ破壊性に優れた高強度ボルト用
鋼を提案するものである。
浸入しても、例えば結晶粒界の結合力が劣化しないよう
な化学組成や熱処理条件の検討がなされている。140
kgf/mm2 以上の強度を有し、かつ遅れ破壊感受性
の低い鋼については、いくつかの提案がされている。例
えば、特開昭60−114551号公報にはSi,Mn
を低減した鋼が開示されている。また、特開平2−26
7243号公報等にはSi,Crを高めた鋼が開示され
ている。しかし、これらは耐遅れ破壊感受性が十分とは
言えない。本発明者らは鋼の化学組成について鋭意検討
した結果、特にBの微量添加とV含有量を高めることに
より、遅れ破壊感受性を著しく低下することが可能であ
るとの知見を得た。本発明は、140kgf/mm2 以
上の高強度でかつ耐遅れ破壊性に優れた高強度ボルト用
鋼を提案するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、C:0.25
〜0.40重量%、Si:0.15〜1.50重量%、
Mn:0.50〜1.50重量%、Cr:0.15〜
2.00重量%、Mo:0.15〜0.70重量%、
V:0.20〜0.50重量%、Al:0.005〜
0.060重量%、Ti:0.005〜0.060重量
%、B:0.0005〜0.0030重量%を含み、残
部Fe及び不可避的不純物からなることを特徴とする高
強度ボルト用鋼である。さらに上記成分に加えてNi:
0.2〜2.0重量%、Cu:0.5〜1.5重量%、
Nb:0.01〜0.10重量%のうちから選ばれた1
種又は2種以上を含有することとすれば一層好適であ
る。
〜0.40重量%、Si:0.15〜1.50重量%、
Mn:0.50〜1.50重量%、Cr:0.15〜
2.00重量%、Mo:0.15〜0.70重量%、
V:0.20〜0.50重量%、Al:0.005〜
0.060重量%、Ti:0.005〜0.060重量
%、B:0.0005〜0.0030重量%を含み、残
部Fe及び不可避的不純物からなることを特徴とする高
強度ボルト用鋼である。さらに上記成分に加えてNi:
0.2〜2.0重量%、Cu:0.5〜1.5重量%、
Nb:0.01〜0.10重量%のうちから選ばれた1
種又は2種以上を含有することとすれば一層好適であ
る。
【0005】
【作用】本発明は中炭素鋼をベースとして適正な成分を
加え、特にV及び微量のBを含有させることにより、鋼
中に水素が浸入しても結晶粒界の結合力が劣化せず、遅
れ感受性が低い鋼である。本発明鋼の化学組成の限定理
由を次に述べる。
加え、特にV及び微量のBを含有させることにより、鋼
中に水素が浸入しても結晶粒界の結合力が劣化せず、遅
れ感受性が低い鋼である。本発明鋼の化学組成の限定理
由を次に述べる。
【0006】C:0.25〜0.40重量% Cは熱処理により高強度を得るには0.25重量%以上
必要とし、0.40重量%を越えると炭化物生成量が増
し、靭性を低下し、強度と靭性のバランスを損なうこと
から0.25〜0.40重量%とした。 Si:0.15〜1.50重量% Siは脱酸元素であると同時に焼戻軟化抵抗を増す作用
も有し、これらを発揮するには、0.15重量%以上添
加することを必要とするが多量に添加すると脱炭を促
し、かつ靭性が低下するので上限は1.50重量%とし
た。
必要とし、0.40重量%を越えると炭化物生成量が増
し、靭性を低下し、強度と靭性のバランスを損なうこと
から0.25〜0.40重量%とした。 Si:0.15〜1.50重量% Siは脱酸元素であると同時に焼戻軟化抵抗を増す作用
も有し、これらを発揮するには、0.15重量%以上添
加することを必要とするが多量に添加すると脱炭を促
し、かつ靭性が低下するので上限は1.50重量%とし
た。
【0007】Mn:0.5〜1.5重量% Mnは脱酸に加え脱硫元素であり、さらに室温強度を得
る焼入性向上元素でもあり、最低0.5重量%以上を必
要とする。しかし、1.5重量%を越えて添加すること
は例えばPの粒界偏析を助長し、靭性を低下させるので
0.5〜1.5重量%の範囲とした。
る焼入性向上元素でもあり、最低0.5重量%以上を必
要とする。しかし、1.5重量%を越えて添加すること
は例えばPの粒界偏析を助長し、靭性を低下させるので
0.5〜1.5重量%の範囲とした。
【0008】Cr:0.15〜2.00重量% CrはMnと同様に焼入性を向上させるのに有効であ
り、またSiと同様に焼戻軟化抵抗を増し、高温焼戻で
も高い強度を得、靭性劣化を防ぐ作用を有する。これら
と経済的観点から0.15〜2.00重量%の範囲とし
た。 Mo:0.15〜0.70重量% Moは焼戻軟化抵抗を大きく向上させ、鋼の靭性を高め
るには極めて有効であり、その下限必要量に0.15重
量%で高価な元素でもあり、上限は0.7重量%とし
た。
り、またSiと同様に焼戻軟化抵抗を増し、高温焼戻で
も高い強度を得、靭性劣化を防ぐ作用を有する。これら
と経済的観点から0.15〜2.00重量%の範囲とし
た。 Mo:0.15〜0.70重量% Moは焼戻軟化抵抗を大きく向上させ、鋼の靭性を高め
るには極めて有効であり、その下限必要量に0.15重
量%で高価な元素でもあり、上限は0.7重量%とし
た。
【0009】V:0.2〜0.5重量% Vは焼入性確保あるいは微細な炭化物による析出強化作
用を有し、微量添加でもその効果は発揮するものの、特
にBとの複合添加により耐遅れ破壊性を向上させるには
0.2重量%以上を必要とする。しかしその効果は0.
5重量%を越えて添加しても飽和するので0.2〜0.
5重量%の範囲とした。
用を有し、微量添加でもその効果は発揮するものの、特
にBとの複合添加により耐遅れ破壊性を向上させるには
0.2重量%以上を必要とする。しかしその効果は0.
5重量%を越えて添加しても飽和するので0.2〜0.
5重量%の範囲とした。
【0010】Al,Ti:0.005〜0.060重量
% Al及びTiは脱酸元素であると同時に鋼の結晶粒微細
化作用を有し、靭性改善にも有効である。また本発明鋼
のBの微量添加を有効に作用させるには0.005重量
%以上必要で、0.060重量%を越えると清浄性が劣
化し、耐遅れ破壊性に不利になるので、0.005〜
0.060重量%の範囲とした。
% Al及びTiは脱酸元素であると同時に鋼の結晶粒微細
化作用を有し、靭性改善にも有効である。また本発明鋼
のBの微量添加を有効に作用させるには0.005重量
%以上必要で、0.060重量%を越えると清浄性が劣
化し、耐遅れ破壊性に不利になるので、0.005〜
0.060重量%の範囲とした。
【0011】B:0.0005〜0.0030重量% Bは焼入れ性を高めると共に、結晶粒界の清浄化を促
し、特にVを増加させた場合の靭性向上に大きく寄与
し、耐遅れ破壊性を向上させる。これらを発揮するには
0.0005重量%以上必要とし、多量に添加するとか
えって粗大なB窒化物を生成、靭性を低下させるので上
限は0.0030重量%とした。
し、特にVを増加させた場合の靭性向上に大きく寄与
し、耐遅れ破壊性を向上させる。これらを発揮するには
0.0005重量%以上必要とし、多量に添加するとか
えって粗大なB窒化物を生成、靭性を低下させるので上
限は0.0030重量%とした。
【0012】Ni:0.2〜2.0重量% Niは焼入、焼戻後の靭性改善に有効で、かつ耐食性を
向上させることから下限は0.2重量%とし、高価な元
素のため上限に2.0重量%とした。 Cu:0.5〜1.5重量% Cuは焼戻過程の析出強化作用を有し、その発揮には
0.5重量%以上を必要とし、1.5重量%を越えて添
加しても鋼の靭性を低下させるので0.5〜1.5重量
%の範囲とした。
向上させることから下限は0.2重量%とし、高価な元
素のため上限に2.0重量%とした。 Cu:0.5〜1.5重量% Cuは焼戻過程の析出強化作用を有し、その発揮には
0.5重量%以上を必要とし、1.5重量%を越えて添
加しても鋼の靭性を低下させるので0.5〜1.5重量
%の範囲とした。
【0013】Nb:0.01〜0.10重量% Nbは鋼の結晶粒微細化作用の強い元素で、一般に細粒
化鋼の方が耐遅れ破壊性が優れている。しかし多量に添
加してもその効果が飽和するので、0.01〜0.10
重量%の範囲とした。なお、不純物元素であるP及びS
含有量は特に制限していないが、Pの粒界偏析やSによ
る清浄性に考えると低い方が望ましいことは言うまでも
なく、強度を考慮すると両元素とも0.010重量%以
下が望ましい。
化鋼の方が耐遅れ破壊性が優れている。しかし多量に添
加してもその効果が飽和するので、0.01〜0.10
重量%の範囲とした。なお、不純物元素であるP及びS
含有量は特に制限していないが、Pの粒界偏析やSによ
る清浄性に考えると低い方が望ましいことは言うまでも
なく、強度を考慮すると両元素とも0.010重量%以
下が望ましい。
【0014】
【実施例】表1に示す化学成分の鋼を溶製し、これを1
50mm角に熱間圧延後さらに25mmφ丸棒に圧延し
た。記号のA、B、C、D、E鋼は本発明鋼に従ったも
のであり、記号のF、G鋼は比較のために準備した従来
鋼である。これらの丸棒を900℃で焼入した後、引張
強さが約150kgf/mm2 になるよう焼戻条件を変
化した。そのときの機械的性質及び衝撃特性を調べた。
引張試験片はJIS4号を用い、室温にて5mm/mi
nで引張った。また衝撃試験片はJIS4号試片を準備
し、試験温度は0℃一定とした。それぞれ3本ずつ試験
し、その平均値を表2に示した。本発明鋼は比較鋼に比
べ、強度と靭性のバランスに優れていることが明らかで
ある。次にこれらの供試鋼の耐遅れ破壊感受性を促進試
験により評価した。その評価方法は図1に示すような促
進遅れ破壊試験用の切欠き試験片を作成し、試験雰囲気
は0.1N−HCl水溶液とした。試験中の負荷応力は
予め測定した切欠き強度(σN)の0.7倍とし、破断
までの時間を求めた。本発明鋼のA、B、C、D、及び
E鋼は比較鋼F及びG鋼に比べ遅れ破壊感受性の低いこ
とが明らかである。
50mm角に熱間圧延後さらに25mmφ丸棒に圧延し
た。記号のA、B、C、D、E鋼は本発明鋼に従ったも
のであり、記号のF、G鋼は比較のために準備した従来
鋼である。これらの丸棒を900℃で焼入した後、引張
強さが約150kgf/mm2 になるよう焼戻条件を変
化した。そのときの機械的性質及び衝撃特性を調べた。
引張試験片はJIS4号を用い、室温にて5mm/mi
nで引張った。また衝撃試験片はJIS4号試片を準備
し、試験温度は0℃一定とした。それぞれ3本ずつ試験
し、その平均値を表2に示した。本発明鋼は比較鋼に比
べ、強度と靭性のバランスに優れていることが明らかで
ある。次にこれらの供試鋼の耐遅れ破壊感受性を促進試
験により評価した。その評価方法は図1に示すような促
進遅れ破壊試験用の切欠き試験片を作成し、試験雰囲気
は0.1N−HCl水溶液とした。試験中の負荷応力は
予め測定した切欠き強度(σN)の0.7倍とし、破断
までの時間を求めた。本発明鋼のA、B、C、D、及び
E鋼は比較鋼F及びG鋼に比べ遅れ破壊感受性の低いこ
とが明らかである。
【0015】
【表1】
【0016】
【表2】
【0017】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明では中炭素
鋼をベースに、特にV添加量の増量とBの微量複合添加
により、耐遅れ破壊感受性に優れた鋼を提供できるよう
になった。したがって、本発明鋼による高強度ボルトは
遅れ破壊強度が高く、高応力で使用できる可能性を有
し、構造物等の軽量化あるいは締付効率の向上に大きく
寄与する。
鋼をベースに、特にV添加量の増量とBの微量複合添加
により、耐遅れ破壊感受性に優れた鋼を提供できるよう
になった。したがって、本発明鋼による高強度ボルトは
遅れ破壊強度が高く、高応力で使用できる可能性を有
し、構造物等の軽量化あるいは締付効率の向上に大きく
寄与する。
【図1】促進遅れ破壊試験片の形状図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 C:0.25〜0.40重量% Si:0.15〜1.50重量% Mn:0.50〜1.50重量% Cr:0.15〜2.00重量% Mo:0.15〜0.70重量% V:0.20〜0.50重量% Al:0.005〜0.060重量% Ti:0.005〜0.060重量% B:0.0005〜0.0030重量% を含み、残部Fe及び不可避的不純物からなることを特
徴とする高強度ボルト用鋼。 - 【請求項2】 請求項1の成分に加えて Ni:0.2〜2.0重量% Cu:0.5〜1.5重量% Nb:0.01〜0.10重量% のうちから選ばれた1種又は2種以上を含有することを
特徴とする高強度ボルト用鋼。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34119191A JPH05171356A (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | 高強度ボルト用鋼 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34119191A JPH05171356A (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | 高強度ボルト用鋼 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05171356A true JPH05171356A (ja) | 1993-07-09 |
Family
ID=18344072
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34119191A Withdrawn JPH05171356A (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | 高強度ボルト用鋼 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05171356A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0709481A1 (fr) * | 1994-10-31 | 1996-05-01 | CREUSOT LOIRE INDUSTRIE (Société Anonyme) | Acier faiblement allié pour la fabrication de moules pour matières plastiques ou pour caoutchouc |
WO1999031288A1 (en) * | 1997-12-15 | 1999-06-24 | Caterpillar Inc. | Improved hardness, strength, and fracture toughness steel |
WO2007052775A1 (ja) * | 2005-10-31 | 2007-05-10 | Jfe Steel Corporation | 耐遅れ破壊特性に優れた高強度鋼および金属ボルト |
JP2007146284A (ja) * | 2005-10-31 | 2007-06-14 | Jfe Steel Kk | 耐遅れ破壊特性に優れた高強度鋼および金属ボルト |
ES2286948A1 (es) * | 2006-05-25 | 2007-12-01 | Matz-Erreka, S.Coop | Elemento de fijacion roscado de acero aleado al boro. |
CN116024499A (zh) * | 2022-12-28 | 2023-04-28 | 燕山大学 | 一种抗氢致延迟断裂的10.9级螺栓用钢及10.9级螺栓的制备方法 |
-
1991
- 1991-12-24 JP JP34119191A patent/JPH05171356A/ja not_active Withdrawn
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0709481A1 (fr) * | 1994-10-31 | 1996-05-01 | CREUSOT LOIRE INDUSTRIE (Société Anonyme) | Acier faiblement allié pour la fabrication de moules pour matières plastiques ou pour caoutchouc |
FR2726287A1 (fr) * | 1994-10-31 | 1996-05-03 | Creusot Loire | Acier faiblement allie pour la fabrication de moules pour matieres plastiques ou pour caoutchouc |
US5645794A (en) * | 1994-10-31 | 1997-07-08 | Creusot Loire Inudstrie | Low alloy steel for the manufacture of molds for plastics and for rubber |
WO1999031288A1 (en) * | 1997-12-15 | 1999-06-24 | Caterpillar Inc. | Improved hardness, strength, and fracture toughness steel |
WO2007052775A1 (ja) * | 2005-10-31 | 2007-05-10 | Jfe Steel Corporation | 耐遅れ破壊特性に優れた高強度鋼および金属ボルト |
JP2007146284A (ja) * | 2005-10-31 | 2007-06-14 | Jfe Steel Kk | 耐遅れ破壊特性に優れた高強度鋼および金属ボルト |
ES2286948A1 (es) * | 2006-05-25 | 2007-12-01 | Matz-Erreka, S.Coop | Elemento de fijacion roscado de acero aleado al boro. |
CN116024499A (zh) * | 2022-12-28 | 2023-04-28 | 燕山大学 | 一种抗氢致延迟断裂的10.9级螺栓用钢及10.9级螺栓的制备方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3358135B2 (ja) | 耐硫化物応力割れ抵抗性に優れた高強度鋼およびその製造方法 | |
JP5182642B2 (ja) | 耐遅れ破壊特性および溶接性に優れる高強度厚鋼板およびその製造方法 | |
JP4116762B2 (ja) | 耐水素疲労特性の優れた高強度ばね用鋼およびその製造方法 | |
JP3494799B2 (ja) | 遅れ破壊特性の優れた高強度ボルトおよびその製造方法 | |
WO1998054372A1 (fr) | Acier non trempe pour structure mecanique | |
JPH05171356A (ja) | 高強度ボルト用鋼 | |
JP2000328198A (ja) | 熱間加工性に優れたオーステナイト系ステンレス鋼 | |
JP3757027B2 (ja) | 溶接性に優れた高強度熱延鋼材及びこれを用いた高強度鋼線並びに高強度棒鋼 | |
JPH07188840A (ja) | 耐水素脆化特性に優れた高強度鋼およびその製法 | |
JPH08209289A (ja) | 耐遅れ破壊性に優れた機械構造用鋼 | |
JP3358679B2 (ja) | 耐遅れ破壊特性に優れた高張力ボルト | |
JP2007031746A (ja) | 耐遅れ破壊性に優れた高強度ボルト用鋼および高強度ボルト | |
JPH06240406A (ja) | 高強度高靭性鋼板 | |
JPH07278672A (ja) | 耐遅れ破壊特性に優れた高強度ボルトの製造法 | |
JPH0860291A (ja) | 耐遅れ破壊性に優れた機械構造用鋼 | |
JP3400886B2 (ja) | 水素侵入阻止効果に優れた高張力ボルト用鋼 | |
JPH0770695A (ja) | 耐遅れ破壊性に優れた機械構造用鋼 | |
JP3221309B2 (ja) | 機械構造用鋼およびその製造方法 | |
JP3471586B2 (ja) | トンネル支保工用h形鋼およびその製造方法 | |
JP3298718B2 (ja) | 極厚調質型高強度鋼板の製造方法 | |
JP2000026937A (ja) | 高強度pc鋼棒およびその製造方法 | |
JP2954216B2 (ja) | 高強度部品用鋼 | |
JPH09111399A (ja) | 高強度ボルト用鋼 | |
JPH05320826A (ja) | 高強度ばね用鋼 | |
JP2022095157A (ja) | ボルト用鋼およびボルト |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990311 |