JPH05169723A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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Publication number
JPH05169723A
JPH05169723A JP34433391A JP34433391A JPH05169723A JP H05169723 A JPH05169723 A JP H05169723A JP 34433391 A JP34433391 A JP 34433391A JP 34433391 A JP34433391 A JP 34433391A JP H05169723 A JPH05169723 A JP H05169723A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
line
light
input
signal
clock
Prior art date
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Pending
Application number
JP34433391A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadayuki Kajiwara
忠之 梶原
Hiroyuki Yamada
博之 山田
達哉 ▲吉▼田
Tatsuya Yoshida
Yuji Majima
裕治 真島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP34433391A priority Critical patent/JPH05169723A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 メモリ回路132に保持してある画像データ
をメモリコントロール回路131を介して出力手段に取
り込み、取り込んだデータをタイミング制御回路135
の発生するタイミングに従って発光素子を同一の画像情
報で複数回発光させ1ラインを形成する時とその繰り返
しより少ない回数で1ラインを形成する時を印字選択手
段137で区別して印字を行う。 【効果】 文章のレイアウトや文字のサイズ、書体を確
認するためや高印字品質を必要としない印字の時、光エ
ネルギーを低減することでトナーの消費量を低減するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、行方向及び、列方向の
直交マトリクスを構成する画像データを印字するページ
プリンタ等の画像形成装置に関するもので、特に画像形
成装置の露光手段の光源に発光ダイオード(以下、LE
Dと略称する)素子を1ラインのドット数だけ1列に並
べて固定したLEDアレイヘッドを使用したページプリ
ンタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータ等の出力機としてペ
ージプリンタが使用されるようになってきた。このペー
ジプリンタには電気信号を光信号に変換して感光体を露
光する書き込みデバイスが必要であるが、これまでは解
像度、記録スピードに優れるレーザビーム走査方式が多
く用いられてきた。しかしながら、このレーザビーム走
査方式ではその構成上装置が大型となる欠点を有してい
たため、小型化に有利なLEDアレイヘッドを使用した
ページプリンタが利用されるようになってきた。
【0003】以下、画像形成装置についてLEDプリン
タを例にして説明する。図5は画像形成装置の機構部の
概略構成図、図6は画像形成装置の機構部の要部斜視
図、図7は画像形成装置のLEDアレイの動作説明図で
ある。図5、図6において、1はモータ(図示せず)に
より矢印A方向に駆動される感光性ドラムで、この感光
性ドラム1は、有機光導電性材料の層でコーティングさ
れた、金属シリンダで構成されており、印字中は回転し
続け、1ページ印字する毎に数回回転する。感光性ドラ
ム1は印字を行なう部分に画像を形成する前にクリーニ
ング部2で、物理的、電気的に清浄化されることによ
り、感光性ドラム1のドラム表面3に静電潜像を保持す
るための前処理が施される。まず、物理的清浄化は、ゴ
ム製のクリーニングブレード4により、前のサイクルで
ドラムに残存したトナーを感光性ドラム1からこすり落
とすことにより行なわれ、このこすり落とされたトナー
は廃トナー入れ(図示せず)へ回収される。静電的清浄
化は、除電用ランプ5で感光性ドラム1の有機光導電性
材料の層に光を照射し、感光性ドラム1に前のサイクル
で残留した電荷を中性化することにより行なわれる。次
に、清浄化されたドラム表面3は、感光性ドラム1が回
転して、コロナ発生器6によって生じるイオン化領域を
感光性ドラム1の有機光導電性材料の層が通過すること
により、負の電荷が、コロナ発生器6からドラム表面3
に移動し、ドラム表面3は600ボルトの負の電荷によ
って均一に帯電される。この負の電荷によって均一に帯
電されたドラム表面3は、LEDアレイヘッド8を構成
する画像に応じた位置のLED素子を発光させ焦点をあ
わせたLED光7がドラム表面3へ照射されることによ
り、ドラム表面3の照射された領域の表面電位が放電
し、静電潜像が形成される。
【0004】現像部11では、ドラム表面3に形成され
た静電潜像に、現像剤であるトナー粒子12を付着させ
る。このトナー粒子12は、鉄の粒子と結合した黒い合
成樹脂からなる粉末状の物質で、トナー粒子12を構成
する鉄の粒子が永久磁石を有する金属の回転シリンダ1
3によってトナー粒子12を構成する合成樹脂とともに
吸引される。トナー粒子12を構成する合成樹脂は、負
の直流電源(図示せず)に接続された回転シリンダ13
にこすりつけられることによって、負の表面電荷を得
る。このトナー粒子12が得た静電荷は、トナー粒子1
2が、LED光7により露光されたドラム表面3の領域
には付着するが、露光されなかったドラム表面3の領域
からは反発するような静電荷である。
【0005】転写部14では、ドラム表面3上に形成さ
れたトナー像がプリント紙15に転写される。この転写
されるとき、プリント紙15はドラム表面3の速度と同
じ速度で搬送されドラム表面3に接触する。コロナアセ
ンブリ16は、プリント紙15の感光性ドラム1とは反
対側から正の電荷を与え、ドラム表面3から負に帯電し
たトナー粒子12を引き離しプリント紙15へ付着させ
る。静電荷除去器17は負の電荷を有するドラム表面3
と正の電荷を有するプリント紙15との間の吸引力を弱
めて、プリント紙15が感光性ドラム1に巻き付くのを
防止している。トナー粒子12が付着したプリント紙1
5は転写部14から定着部18に移動し、感光性ドラム
1は回転してクリーニング部2により、次の静電潜像を
保持するための前処理が施される。
【0006】定着部18では、熱と圧力によってトナー
粒子12が融解してプリント紙15に押し付けられ、プ
リント紙15へトナー像が定着される。この定着部18
は、高輝度ランプ19によって内部加熱される非粘着性
の加熱ローラ(融着ローラ)20と、加熱ローラ20に
接して設けられこの加熱ローラ20により押圧するとわ
ずかに縮み、加熱ローラ20との接触面積が広くなる軟
らかい部材で構成された加圧ローラ21とからなり、加
熱ローラ20と加圧ローラ21との間を、プリント紙1
5がトナー粒子12の付着した面を加熱ローラ20側に
して通過するよう構成されている。この加熱ローラ20
と加圧ローラ21との間をプリント紙15が通過すると
き、プリント紙15に付着したトナー粒子12が融解し
て紙の繊維に押し込まれる。
【0007】ここで、静電潜像の形成について図6、図
7によりさらに説明する。LEDアレイヘッド8は図7
に示すようにデータとイネーブル信号の両方がアクティ
ブになる事によってLED光7を発生し、データかイネ
ーブル信号のどちらかがインアクティブになる事によっ
て発生を止める。LEDアレイヘッド8によって発生し
たLED光7は、ロッドレンズアレイ9でドラム表面3
に焦点が合わせられる。このLED光7がドラム表面3
へ照射されるとともに、感光性ドラム1が矢印A方向に
回転し、ドラム表面3がラスタ像で覆われる。
【0008】このとき、感光性ドラム1を回転させる主
モータ(図示せず)の速度は、LED光7がドラム表面
3上に発光する度に300分の1インチづつドラム表面
3が移動するよう同期がとられ、LEDアレイヘッド8
には、このLEDアレイヘッド8より発生するLED光
7が、ライン10に沿って300分の1インチ毎にドラ
ム表面3を照射するようLED素子が配置されている。
その結果1インチ四方当りのドット数(dpi)が30
0ドット×300ドットの解像度が得られる。以下、プ
リンタの解像度を300dpiとして説明を進める。
【0009】感光性ドラム1へのLED光7の照射後、
ドラム表面3には不可視の静電潜像が形成される。
【0010】つまり、ドラム表面3のLED光7の照射
により露光された部分は放電により約100ボルトの負
電位になっており、LED光7が照射されず露光されな
かった部分は600ボルトの負電位が存在している。
【0011】次に、LEDアレイヘッド8を制御する制
御部について説明する。コントローラ部22は、中央演
算処理装置(以下、CPUと略称する)や、文字のドッ
トパターンすなわちビットマップ像が記憶されている読
み出し専用メモリ(以下、ROMと略称する)や、追加
される文字のビットマップ像のデータが記憶されている
ROMカートリッジや、パーソナルコンピュータ等の外
部デバイスから入力されるコード化画像データ等を記憶
する読み出し、書き込み可能なメモリ(以下、DRAM
と略称する)や、プリンタエンジンを制御するエンジン
コントローラからなり、外部デバイス等から送られてく
る印字データを画像ビットマップイメージデータに変換
し、さらにこの画像ビットマップイメージデータをLE
D制御部23を駆動する画像ドット信号に置き換えシリ
アルでLED制御部23へ出力する。LED制御部23
ではコントローラ部22より送られてきた画像ドット信
号によりLEDアレイ24を駆動してLED素子を発光
させドラム表面3を露光する。
【0012】図8は、図6の画像形成装置のコントロー
ラ部22のブロック図である。図8において、25は1
6ビットから成るCPUでコントローラ部22の動作を
制御している。26はROMコントローラで、プログラ
ムROM27が記憶しているCPU25が実行すべきプ
ログラムデータ、フォントROM28が記憶している文
字フォントのビットマップパターンデータ、フォントカ
ード29、およびフォントカード30が記憶しているオ
プションの文字フォントのビットマップデータを、CP
U25からのアドレス情報に従いデータバス31を介し
て入力し、主データバス32に出力する。このフォント
カード29、およびフォントカード30はコネクタイン
式のROMカード形式になっている。33はコントロー
ルパネル(図示せず)等を含む、画像プリント処理に関
わるシステムを構成するプリンタエンジン部である。3
4はエンジンコントローラで、エンジンインターフェー
ス35を介して、CPU25からのアドレス情報、およ
びデータに従ったプリンタエンジン部33の制御、プリ
ンタエンジン部33からのデータ読み込みを行うととも
に、外部デバイス36からのコード化画像データがパラ
レルインターフェース37を介して入力される。さらに
エンジンコントローラ34は、プリンタエンジン部33
のコントロールパネルからの、プリントステイタス、ペ
ージカウント等の情報を記憶するために設けられている
エレクトリック イレーサブル プログラマブル RO
M(以下、EEPROMと略称する)38に対して、C
PU25からのアドレス情報に従って、情報の読みだし
書き込みを行う。39は外部デバイス36から入力され
るコード化画像データ、文字フォントのビットマップデ
ータ、およびその他のデータを記憶する随時読み出し書
き込みが可能なDRAM、40はDRAM39に対し
て、データの読み出し書き込みに必要なDRAMアドレ
ス情報、およびタイミング信号を、CPU25からのア
ドレス情報に従い発生し、DRAM39へデータアクセ
スを行うとともに、主データバス32の調停、およびD
RAM39のデータリフレッシュを行うDRAMコント
ローラである。さらにDRAMコントローラ40は、D
RAM39に記憶された画像データをパラレルシリアル
変換し、クロック発生器41からのクロックをLED制
御部23が分周したビデオデータ同期信号(VCLK)
に同期して、LED制御部23へ画像ビットマップイメ
ージデータとして出力する。また、DRAMコントロー
ラ40は、外部デバイス36またはプリンタエンジン部
33のコントロールパネルの情報に従って、画像を重ね
合わせたりオフセットさせるために、画像データをシフ
トさせる機能を持つ。なお、DRAM39のメモリエリ
アは、拡張DRAM42、43により拡大することがで
きる。
【0013】ここで、LED制御部23はビデオデータ
同期信号(VCLK)に同期して図5に示すLEDアレ
イヘッド8にシリアルでデータを出力すると共にドラム
表面3が300分の1インチ移動する間に1ライン分の
ドットを発光するようにタイミングを管理しながらイネ
ーブル信号を出力する。このとき、1ライン中にあるn
個のLED素子を1度に全て発光させると、発光に要す
る電流が大きくなり装置の電源に要求される電流容量が
大きくなるため、通常n個のLED素子を複数分割(少
なくとも2分割)して発光させることで発光に要する電
流を小さく抑える方式が多くとられている。ここでは分
割数を4とし、1ラインのドット数を2560個として
説明する。
【0014】図9にLED制御部23のブロック図を示
す。図9においてメモリコントロール回路44は図8に
示すところのDRAMコントローラ40と同様の働き
を、またメモリ回路45は図7に示すところのDRAM
39或は拡張DRAM42、拡張DRAM43と同様の
働きをするものであるため詳細な説明を省略する。46
はメモリコントロール回路44から送られてくるシリア
ルのデータを順次シフトしながら1ライン分保持してお
くシリアル‐パラレル変換部、47はシリアル‐パラレ
ル変換部46に保持されている1ライン分のデータをラ
ッチして保持しておく一時記憶部、48はクロックをカ
ウントしながらメモリコントロール回路44、シリアル
‐パラレル変換部46、一時記憶部47、及び発光のタ
イミングを管理、発生、出力するタイミング制御回路、
49は一時記憶部47に記憶されているデータによりタ
イミング制御回路48によってイネーブルされた部分の
LED素子を発光させる発光部である。
【0015】図10にシリアル‐パラレル変換部46、
一時記憶部47、及び発光部49の回路図を示す。図1
0において50〜52はVCLKに同期してシリアルで
入力されるデータをパラレルの形に変換するシリアル‐
パラレル変換部46を構成するシフトレジスタ、53〜
55はシフトレジスタ50〜52によりパラレル変換さ
れたデータをNLA信号に同期して保持する一時記憶部
47を構成する8bitラッチ、56〜58は8bit
ラッチ53〜55に保持されているデータとタイミング
制御回路48から出力されるSTR1〜4とに従って、
それぞれの信号に対応するLED59〜82を点灯させ
るドライバである。
【0016】図11にタイミング制御回路48の回路図
を示す。図11において83はクロック発生器41から
送られてくる基準クロック(CKIN)を分周して所望
の周波数(ここではCKINの1/4の周波数)のクロ
ック(VCLK)を発生する2bitカウンタ、84、
85はラスタ基準信号を起点として1ライン分の時間
(ドラム表面3が300分の1移動する時間)VCLK
のカウントを行う8bitカウンタ及び4bitカウン
タ。87〜95は4入力AND、96はインバータ、9
7〜105は3入力AND、106〜115はフリップ
フロップ、116〜123はイネーブル付きフリップフ
ロップ、124〜127は2入力AND、128〜13
0は2入力ORである。以上のように構成されたタイミ
ング制御回路48について以下その動作を説明する。
【0017】4入力AND87はVCLKをカウントす
る8bitカウンタ84と4bitカウンタ85との出
力のうち下位4bitが“0001”を示した時に信号
線A1を介して3入力AND97に1を出力する。また
4入力AND89は8bitカウンタ84と4bitカ
ウンタ85との出力のうち第5bit目から第8bit
目までの4bitが“0000”を示した時に信号線B
0を介して3入力AND97に1を出力する。同様に4
入力AND91は8bitカウンタ84と4bitカウ
ンタ85との出力のうち上位4bitが“0000”を
示した時に信号線C0を介して3入力AND97に1を
出力する。この3入力AND97は入力される信号が全
て1のとき信号として1を出力する。3入力AND97
から出力される信号はノイズを防止するためフリップフ
ロップ106に入力され、インバータ96を介して送ら
れてくるVCLKに同期して信号線HEX1に信号を出
力する。以下、同様にして4入力AND87〜95、3
入力AND97〜105及びフリップフロップ106〜
115によって信号線HEX640、HEX641、H
EX1280、HEX1281、HEX1920、HE
X1921、HEX2560に所望のカウント数が出力
される。ここで信号線HEX1、HEX640、HEX
641、HEX1280、HEX1281、HEX19
20、HEX1921、HEX2560へ出力される信
号は幅がVCLK1クロック分であるパルス信号なので
これらの信号をイネーブル付きフリップフロップ116
〜123にクロックとしてそれぞれ入力することによ
り、例えば信号線HEX1を介して信号が送られてくる
のと同時に0から1に変化する信号がイネーブル付きフ
リップフロップ116から出力される。以下、同様にし
てイネーブル付きフリップフロップ117〜123から
もそれぞれのタイミングで0から1に変化する信号が出
力される。これらのイネーブル付きフリップフロップ1
16とイネーブル付きフリップフロップ117の出力を
それぞれ2入力AND124に入力することで、この2
入力AND124から信号線STR1へラスタ基準信号
を起点として1クロック目から640クロック目までの
期間信号が出力される。以下、同様に641クロック目
から1280クロック目までの期間2入力AND125
からは信号線STR2へ、1281クロック目から19
20クロック目までの期間2入力AND126から信号
線STR3へ、1921クロック目から2560クロッ
ク目までの期間2入力AND127からは信号線STR
4へ信号が出力され、STR1の期間は1番目から64
0番目のLED素子を、STR2の期間は641から1
280番目のLED素子を、STR3の期間は1281
から1920番目のLED素子を、STR4の期間は1
921から2560番目のLED素子をそれぞれ発光さ
せる。2入力OR128〜130はパワーオン時と信号
線STRに信号が出た時に1つ前に出力された信号線S
TRに信号を出力しているイネーブル付きフリップフロ
ップをリセットする信号を出力する。また、フリップフ
ロップ115はシリアル‐パラレル変換部46及び一時
記憶部47の内部をリセットする期間後、信号線STR
1〜4をイネーブルとする信号を発生している。3入力
AND105、フリップフロップ114は1ライン分の
データがシリアル‐パラレル変換部46に入力され終え
たタイミングでNLA信号を出力しデータを一時記憶部
47にラッチさせる。
【0018】以上の動作を示したタイムチャートおよび
1ライン分の画像を図12に示す。図12においてTの
示す時間が1ライン分の画像を形成する時間(ドラム表
面3が300分の1インチ移動する時間)であり、Lの
示す時間がLEDアレイヘッド8を構成する2560個
あるLED素子を4分割した1ブロック分の640個の
LED素子が発光する時間でL=T/4である。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、文章のレイアウトや文字のサイズ、書体
を確認するためや高印字品質を必要としない印字の時
も、通常と同じ印字動作を行いトナーの消費量は常に一
定で、このような印字の回数が増加すればトナーの消費
量の増加という問題点を有していた。
【0020】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、文章のレイアウトや文字のサイズ、書体を確認する
ためや高印字品質を必要としない印字の時と通常印字の
時を区別し、文章のレイアウトや文字のサイズ、書体を
確認するためや高印字品質を必要としない印字の時はト
ナーの消費量を低減させる画像形成装置を提供すること
を目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の画像形成装置は、感光体表面の移動方向に対
し垂直に並べられた複数の発光素子と、この発光素子を
画像情報に応じて発光させる発光駆動手段と、この発光
駆動手段による発光素子の発光を同一の画像情報で複数
回繰り返すことにより1ラインを形成する第1の制御
と、この1ラインを形成するために必要な繰り返し回数
より少ない回数発光素子を発光させ1ラインを形成する
第2の制御とを行う制御手段と、前記制御手段の制御の
切り換えを行う印字選択手段とを備えた。
【0022】
【作用】本発明は上記した構成により、通常印字させる
時は発光素子を同一の画像情報で複数回発光させ1ライ
ンを形成し、文章のレイアウトや文字のサイズ、書体を
確認するためや高印字品質を必要としない印字の時は発
光素子を同一の画像情報で、通常印字させる時に比べ少
ない回数で発光させ1ラインを形成させ、1ラインの光
エネルギーを低減することで感光体に付着するトナー量
を低減し、トナーの消費量を低減する事ができる。
【0023】
【実施例】以下、本発明の一実施例について説明する。
ここで画像形成装置の機構部、及び画像形成装置のコン
トローラ部については上記従来の構成と同様であるので
説明を省略する。
【0024】図1は本発明の一実施例におけるコントロ
ーラ部を構成するLED制御部のブロック図である。こ
こで、メモリコントロール回路131、メモリ回路13
2、シリアル‐パラレル変換部133、一時記憶部13
4、発光部135は上記従来の、メモリコントロール回
路44、メモリ回路45、シリアル‐パラレル変換部4
6、一時記憶部47、発光部49と同様の構成なので説
明を省略する。136はメモリコントロール回路13
1、シリアル‐パラレル変換部133、一時記憶部13
4、発光部135のタイミングを制御するタイミング制
御回路、137は文章のレイアウトや文字のサイズ、書
体を確認するためや高印字品質を必要としない印字の時
と通常印字の時を区別する印字選択手段である。
【0025】図2に本発明の一実施例における画像形成
装置のタイミング制御回路136と印字選択手段137
の回路図を示す。図2において138はクロック発生器
から送られてくる基準クロック(CKIN)を分周して
所望の周波数(ここではCKINの1/4の周波数)の
クロック(VCLK)を発生する2bitカウンタ、1
39、140はラスタ基準信号を起点として1ライン分
の時間(ドラム表面3が300分の1移動する時間)V
CLKのカウントを行う8bitカウンタ及び4bit
カウンタ、141〜154は4入力AND、155はイ
ンバータ、156〜172及び211〜214は3入力
AND、173〜190はフリップフロップ、191〜
206はイネーブル付きフリップフロップ、207〜2
10は2入力AND、215〜221は2入力OR、2
22は抵抗、223は切り替えスイッチである。以上の
ように構成されたタイミング制御回路136と印字選択
手段について以下その動作を通常印字の時と文章のレイ
アウトや文字のサイズ、書体を確認するためや高印字品
質を必要としない印字の時に分けて説明する。
【0026】4入力AND141はVCLKをカウント
する8bitカウンタ139と4bitカウンタ140
で構成された12bitカウンタの出力のうち下位4b
itが“0001”を示した時に信号線A1を介して3
入力AND156に1を出力する。また4入力AND1
42は8bitカウンタ139と4bitカウンタ14
0で構成された12bitカウンタの出力のうち第5b
it目から第8bit目までの4bitが“0000”
を示した時に信号線B0を介して3入力AND156に
1を出力する。同様に4入力AND147は8bitカ
ウンタ139と4bitカウンタ140で構成された1
2bitカウンタの出力のうち上位4bitが“000
0”を示した時に信号線C0を介して3入力AND15
6に1を出力する。この3入力AND156は入力され
る信号A1、B0、C0が全て1のとき信号として1を
出力する。
【0027】3入力AND156から出力される信号は
ノイズを防止するためフリップフロップ173に入力さ
れ、インバータ155を介して送られてくるVCLKの
反転信号に同期して信号線HEX1に信号を出力する。
以下、同様にして4入力AND142〜154、3入力
AND157〜172及びフリップフロップ174〜1
89によって信号線HEX1、HEX320、HEX3
21、HEX640、HEX641、HEX960、H
EX961、HEX1280、HEX1281、HEX
1600、HEX1601、HEX1920、HEX1
921、HEX2240、HEX2241、HEX25
60に所望のカウント数が出力される。ここで信号線H
EX1、HEX320、HEX321、HEX640、
HEX641、HEX960、HEX961、HEX1
280、HEX1281、HEX1600、HEX16
01、HEX1920、HEX1921、HEX224
0、HEX2241、HEX2560へ出力される信号
は幅がVCLK1クロック分であるパルス信号なのでこ
れらの信号をイネーブル付きフリップフロップ191〜
206にクロックとしてそれぞれ入力することにより、
例えば信号線HEX1を介して信号が送られてくるのと
同時に0から1に変化する信号がイネーブル付きフリッ
プフロップ191から出力される。以下、同様にしてイ
ネーブル付きフリップフロップ192〜206からもそ
れぞれのタイミングで0から1に変化しする信号が出力
される。これらのイネーブル付きフリップフロップ19
1とイネーブル付きフリップフロップ192の出力をそ
れぞれ2入力AND207に入力し、イネーブル付きフ
リップフロップ199とイネーブル付きフリップフロッ
プ200の出力と切り替えスイッチ223及び抵抗22
2を介してそれぞれ3入力AND211に入力される。
【0028】ここで、通常印字の時は切り替えスイッチ
223をOFFにして電源(+5V)に接続された抵抗
222を介して常に1が3入力AND211に入力され
る。この2入力AND207と3入力AND211の出
力を2入力OR215に入力することで、この2入力O
R215から信号線STR1へラスタ基準信号を起点と
して1クロック目から320クロック目までと1281
クロック目から1600クロック目までの期間信号が出
力される。以下、同様に2入力OR216から信号線S
TR2へ321クロック目から640クロック目までと
1601クロック目から1920クロック目までの期
間、2入力OR217から信号線STR3へ641クロ
ック目から960クロック目までと1921クロック目
から2240クロック目までの期間、2入力OR218
から信号線STR4へ961クロック目から1280ク
ロック目までと2241クロック目から2560クロッ
ク目までの期間信号が出力され、信号線STR1がアク
ティブの期間は2560個あるLED素子のうち1番目
から640番目までのLED素子を、信号線STR2が
アクティブの期間は641番目から1280番目までの
LED素子を、信号線STR3がアクティブの期間は1
281番目から1920番目までのLED素子を、信号
線STR4がアクティブの期間は1921番目から25
60番目までのLED素子をそれぞれ発光させる。2入
力OR219〜221はパワーオン時と信号線STRに
信号がでた時に1つ前に出力された信号線STRに信号
を出力しているイネーブル付きフリップフロップをリセ
ットする信号を出力する。また、フリップフロップ19
0はシリアル‐パラレル変換部133及び一時記憶部1
34の内部をリセットする期間後、信号線STR1〜4
をイネーブルとする信号を発生している。3入力AND
172、フリップフロップ189は1ライン分のデータ
がシリアル‐パラレル変換部133に入力され終えたタ
イミングでNLA信号を出力しデータを一時記憶部13
4にラッチさせる。
【0029】以上の動作を示したタイムチャートおよび
1ライン分の画像を図3(a)に示す。図3(a)にお
いてTの示す時間が1ライン分の画像を形成する時間
(ドラム表面3が300分の1インチ移動する時間)で
あり、lの示す時間がLEDアレイヘッドを構成する2
560個あるLED素子を4分割したうちの1ブロック
分の640個のLED素子が発光する時間でl=T/8
(=L/2)である。この図ではLED素子が2回発光
し1ラインを形成しているため、2本の斜線で1ライン
が形成されているが、実際にはこの2本の斜線どうしが
図3(b)に示すようにトナーの融着等で1本の線とな
る。
【0030】次に、文章のレイアウトや文字のサイズ、
書体を確認するためや高印字品質を必要としない印字の
時は切り替えスイッチ223をONにしてGNDに接続
して常に0が3入力AND211〜214に入力され、
3入力AND211〜214の出力は常に0となる。同
様に2入力AND207と3入力AND211の出力を
2入力OR215に入力することで、この2入力OR2
15から信号線STR1へラスタ基準信号を起点として
1クロック目から320クロック目までの期間信号が出
力される。以下、同様に2入力OR216から信号線S
TR2へ321クロック目から640クロック目までの
期間、2入力OR217から信号線STR3へ641ク
ロック目から960目までの期間、2入力OR218か
ら信号線STR4へ961クロック目から1280クロ
ック目までの期間信号が出力される。
【0031】以上の動作を示したタイムチャートおよび
1ライン分の画像を図4に示す。図4において、通常印
字に比べて1ライン分の画像を形成する時間が1/2と
なり印字品質は劣化するが文章のレイアウトや文字のサ
イズ、書体を確認するためや高印字品質を必要としない
時にはさしつかえなく、感光体に付着するトナー量も1
/2となる。
【0032】
【発明の効果】以上のように本発明の画像形成装置は、
感光体の移動方向に対し垂直に並べられた複数の発光素
子と、この発光素子を画像情報に応じて発光させる発光
駆動手段と、この発光駆動手段による発光素子の発光を
同一の画像情報で複数回繰り返すことで1ラインを形成
する第1の制御と、この1ラインを形成するために必要
な繰り返し回数より少ない回数発光素子を発光させ1ラ
インを形成する第2の制御とを行う制御手段と、前記制
御手段の制御の切り換えを行う印字選択手段とを備えた
ことにより、通常印字させる時は複数のブロックに分割
した発光素子を同一の画像情報で複数回順々に発光させ
1ラインを形成し、文章のレイアウトや文字のサイズ、
書体を確認するためや高印字品質を必要としない印字の
時は複数のブロックに分割した発光素子を同一の画像情
報で、通常印字させる時に比べ少ない回数で順々に発光
させ1ラインを形成させ、1ラインの光エネルギーを低
減することで感光体に付着するトナー量を低減し、トナ
ーの消費量を低減する事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における画像形成装置のLE
D制御部のブロック図
【図2】本発明の一実施例における画像形成装置のLE
D制御部を構成するタイミング制御回路の回路図
【図3】本発明の一実施例における通常印字の時の画像
形成装置のタイミング制御回路のタイムチャートおよび
1ライン分の画像を示す図
【図4】本発明の一実施例における文章のレイアウトや
文字のサイズ、書体を確認するためや高印字品質を必要
としない印字の時の画像形成装置のタイミング制御回路
のタイムチャートおよび1ライン分の画像を示す図
【図5】従来の画像形成装置の機構部の概略構成図
【図6】従来の画像形成装置の機構部の要部斜視図
【図7】従来の画像形成装置のLEDアレイの動作説明
【図8】従来の画像形成装置のコントローラ部のブロッ
ク図
【図9】従来の画像形成装置のLED制御部のブロック
【図10】従来の画像形成装置のLED制御部を構成す
るシリアル‐パラレル変換部、一時記憶部、発光部の回
路図
【図11】従来の画像形成装置のLED制御部を構成す
るタイミング制御回路の回路図
【図12】従来の画像形成装置のタイミング制御回路の
タイムチャートおよび1ライン分の画像を示す図
【符号の説明】
131 メモリコントロール回路 132 メモリ回路 133 シリアル‐パラレル変換部 134 一時記憶部 135 発光部 136 タイミング制御回路 137 印字選択手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 真島 裕治 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】感光体と、この感光体を移動させる移動手
    段と、前記感光体表面の移動方向に対し垂直に並べられ
    た複数の発光素子と、前記発光素子を画像情報に応じて
    発光させる駆動手段と、前記駆動手段による前記発光素
    子の発光を同一の画像情報で複数回繰り返すことにより
    1ラインを形成する第1の制御と、この1ラインを形成
    するために必要な繰り返し回数より少ない回数前記発光
    素子を発光させ1ラインを形成する第2の制御とを行う
    制御手段と、前記制御手段の制御の切り換えを行う印字
    選択手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
JP34433391A 1991-12-26 1991-12-26 画像形成装置 Pending JPH05169723A (ja)

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JP34433391A JPH05169723A (ja) 1991-12-26 1991-12-26 画像形成装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6750895B1 (en) 1999-09-29 2004-06-15 Nec Corporation Optical printer head with integrated drive circuitry

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6750895B1 (en) 1999-09-29 2004-06-15 Nec Corporation Optical printer head with integrated drive circuitry

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