JPH0516687A - オフロードダンプトラツクの走行装置 - Google Patents

オフロードダンプトラツクの走行装置

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JPH0516687A
JPH0516687A JP19116091A JP19116091A JPH0516687A JP H0516687 A JPH0516687 A JP H0516687A JP 19116091 A JP19116091 A JP 19116091A JP 19116091 A JP19116091 A JP 19116091A JP H0516687 A JPH0516687 A JP H0516687A
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JP
Japan
Prior art keywords
front wheels
engine
hydraulic pumps
wheels
motors
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Pending
Application number
JP19116091A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Shimura
洋 志村
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Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スリップせずに安定して走行できるようにす
る。 【構成】 エンジン1の出力側をトルクコンバータ2、
変速機3、差動機4を介して左右後輪5,6に連結し、
左右前輪7,8を回転駆動する左右走行モータ10,1
1と、エンジン1で駆動される左右油圧ポンプ12,1
3を設け、この左右油圧ポンプ12,13と前記左右走
行モータ10,11を第1・第2主回路で閉回路接続し
て、左右前輪7,8を左右走行モータ12,13で回転
駆動できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉱山やダム建設現場な
どで稼動するオフロードダンプトラックの走行装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】オフロードダンプトラックの走行装置は
エンジンで回転駆動される左右後輪とフリー回転状態の
左右前輪より構成してある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】左右後輪の駆動力で走
行するから、1輪当りの分担駆動力が小さくなり、車輪
のフリクションが小さい路面ではオーバートルクとなっ
て左右後輪がスリップし易く安定した走行ができないこ
とがある。
【0004】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにしたオフロードダンプトラックの走行装置を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】左右後輪5,6をエンジ
ン1の出力で回転駆動し、左右前輪7,8を左右走行モ
ータ10,11で回転駆動し、この左右走行モータ1
0,11とエンジン1で駆動される左右油圧ポンプ1
2,13を第1・第2主回路14,15で閉回路接続
し、この左右油圧ポンプ12,13を可変容量可逆油圧
ポンプとしたことを特徴とするオフロードダンプトラッ
クの走行装置。
【0006】
【作 用】左右前輪12,13と左右後輪5,6を駆
動して走行するので、1輪当りの分担駆動力が小さくな
り、車輪のフリクションが小さい路面でもオーバトルク
になりにくくスリップせずに安定して走行できる。
【0007】
【実 施 例】図1に示すように、エンジン1の回転は
トルクコンバータ2、変速機3、差動機4等を介して左
右後輪5,6に伝動され、左右前輪7,8はステアリン
グ機構9で操舵されると共に、左右油圧モータ10,1
1で駆動され、エンジン1で駆動される左右油圧ポンプ
12,13の吐出圧油が前記左右油圧モータ10,11
に供給制御される。図2に示すように、左右油圧モータ
10,11と左右油圧ポンプ12,13は第1・第2主
回路14,15でそれぞれ閉回路接続され、その第1・
第2主回路14,15を流通する油量はコントロールバ
ルブ16でそれぞれコントロールされると共に、各第1
・第2主回路14,15はバイパスバルブ17を備えた
バイパス路18で短絡し、左右の第1主回路14,14
及び左右の第2主回路15,15は操舵切換バルブ19
を備えた第1・第2連通路20,21でそれぞれ連通
し、前記各バルブはコントローラ22で切換制御され、
このコントローラ22には第1・第2回転数センサ2
3,24で左右前輪7,8の回転数、左第1・第2圧力
センサ25,26、右第1・第2圧力センサ27,28
で左右走行モータ10,11の駆動圧力、第3、第4回
転センサ29,30で左右後輪回転数、舵角センサ31
で前輪の蛇角、アクセルセンサ32でアクセル開度信
号、変速レバー位置検出センサ33で中立信号、エンジ
ン回転センサ34でエンジン回転数がそれぞれ入力さ
れ、それらの信号によって前記各バルブ及び後輪ブレー
キソレノイド35に制御信号を出力すると共に、左右油
圧ポンプ12,13の斜板12a,13aのコントロー
ラに容量・吐出方向変更信号を出力する。
【0008】次に作動とともに各部の詳細を説明する。
変速機3を中立状態とすることで変速レバー位置検出セ
ンサ33から中立信号が出力され、アクセル開度をゼロ
とすることで、アクセルセンサ32からアクセルオフ信
号が出力され、これら一方の信号が入力されたらコント
ローラ22で車両停止と判断して左右油圧ポンプ12,
13の斜板12a,13a角度を最小とすると共に、左
右のコントロールバルブ16,16を遮断位置Aとし、
左右のバイパスバルブ17,17を連通位置Bとする。
これにより、左右油圧ポンプ12,13の吐出油量が最
小となるし左右走行モータ10,11には供給されず、
その左右走行モータ10,11はそれぞれフリー回転状
態となって車両は停止する。 直進走行時。 変速レバー位置検出センサ33からの中立信号がなくな
るし、アクセルセンサ32からアクセル開度信号が入力
されかつ、舵角センサ31からの入力が直進を示せば、
コントローラ22は直進走行と判断し左右のコントロー
ルバルブ16を連通位置Cとすると共に、左右のバイパ
スバルブ17を遮断位置Dとし、これと同時に第3、第
4回転センサ29,30から入力される左右後輪回転数
によって車速を演算し、エンジン回転センサ34からの
エンジン回転数によって車速に見合う左右油圧ポンプ1
2,13の単位時間当り吐出油量を算出して斜板12
a,13aの角度をセットする。すなわち、左右油圧ポ
ンプ12,13の単位時間当り吐出量は後輪回転数とエ
ンジン回転数をもとに斜板角度を制御することによって
決定され、その単位時間当り吐出量によって左右走行モ
ータ10,11の回転数が決定されて左右前輪7,8の
回転数が決まるから、その左右前輪7,8の回転数が車
速に見合う値となるように左右油圧ポンプ12,13の
単位時間当り吐出量を決め、エンジン回転数によって斜
板角度を決めることで左右前輪12,13が車速に見合
う回転数で駆動するようにする。この左右油圧ポンプ1
2,13の斜板角度コントロールに際しては第1・第2
回転センサ23,24からの左右前輪回転数をコントロ
ーラ22にフィードバックし、その左右前輪回転数が車
速に見合う値となるようにフィードバック制御する。前
述の直進走行時には左右第1圧力センサ25,27と左
右第2圧力センサ26,28の圧力が等しくなるので、
コントローラ22はその左右圧力差が設定値以内であ
り、かつ舵角センサからの入力が直後を示していれば、
直進時と見なして操舵切換バルブ19を連通位置Eとし
て左右の第1・第2回路14,15をそれぞれ連通して
圧力を同レベルに保つ。これにより車両の直進走行性が
安定する。 左右旋回走行時。 車両を左右に旋回走行するには図示しないハンドルなど
を操作して左右前輪12,13を操舵するが、これによ
って舵角センサ31から左右前輪12,13の舵角がコ
ントローラ22に入力される。コントローラ22は入力
された舵角に基づいて左右油圧ポンプ12,13の斜板
角度を制御する信号を出力して旋回内側の油圧ポンプの
吐出油量を減少させてスムーズに旋回するようにする。
この時、コントローラ22に舵角が入力されると旋回内
側のコントロールバルブ16をある一定時間絞り連通位
置Fとして旋回内側の走行モータへの油量を減少させて
斜板角度制御の時間遅れを補償して応答性を向上する。
また左右油圧ポンプ12,13の吐出流量が異なること
により、左右の第1・第2圧力センサ25,27,2
6,28の圧力が異なるので、その圧力差によって操舵
切換バルブ19を遮断位置Gとして左右の第1・第2主
回路14,15をそれぞれ独立させる。
【0009】次に前輪、後輪がスリップした時の動作を
説明する。前述した直進走行時に左右後輪5,6の両方
又は一方がスリップした時。発進時に第1・第2・第3
・第4回転センサ23,24,29,30より左右前輪
回転数、左右後輪回転数をそれぞれコントローラ22に
入力し、左右前輪回転数と左後輪回転数、右後輪回転数
を比較して回転数差によって左右後輪5,6の両方又は
一方にスリップが生じたと判断する。これにより、スリ
ップしている後輪の後輪ブレーキソレノイド35に制動
信号を出力してスリップしている後輪を制動すると同時
に左右のコントロールバルブ16,16を絞り連通位置
Fとし、かつ左右油圧ポンプ12,13の斜板角度を小
さくして吐出油量を減少させることで左右走行モータ1
0,11を低速回転にして左右前輪7,8を回転数を低
下させる。この後にスリップしていた後輪の回転数が前
輪と同じレベルになったら後輪ブレーキソレノイド35
に解除信号を出力して後輪ブレーキを開放し、この後一
定時間スリップが検出されなければ通常の走行制御に復
帰する。 左右前輪12,13の一方にスリップが生じた時。 前述と同様にコントローラ22に入力される各回転セン
サの回転数によって左右前輪12,13の一方にスリッ
プが生じていると判断された場合には、スリップしてい
る側のコントロールバルブ16を遮断位置Aとすると同
時に操舵切換バルブ19を遮断位置Gとし、さらにスリ
ップしていない側のコントロールバルブ16を絞り連通
位置Fとし、かつ斜板角度を小さくして吐出油量を少な
くする。スリップしている一方の前輪の回転数がスリッ
プしていない他方の前輪の回転数と同一レベルになった
ら、スリップしている側のコントロールバルブ16を絞
り連通位置Fとし、かつ斜板角度を小さくして吐出油量
少なくして操舵切換バルブ19を通常操作して走行す
る。この後一定時間スリップが検出されなければ通常の
走行制御に復帰する。以上の動作をフローチャートで示
すと図4に示すようになる。
【0010】
【発明の効果】左右前輪12,13を左右後輪5,6を
駆動して走行するので、1輪当りの分担駆動力が小さく
なり、車輪のフリクションが小さい路面でもオーバトル
クになりにくくスリップせずに安定して走行できる。左
右前輪12,13は左右走行モータ10,11で回転駆
動され、その左右走行モータ10,11と左右油圧ポン
プ12,13を第1・第2主回路14,15てで閉回路
接続したので、左右前輪12,13側とエンジン側とに
亘って油圧配管すれば良く、左右前輪12,13を操舵
する時の障害となることがない。また、4輪のうちどれ
か3輪までスリップが生じた場合も前輪駆動油圧回路の
制御により、すみやかに脱出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】走行装置の概略平面図である。
【図2】走行モータと油圧ポンプの接続回路図である。
【図3】コントロールブロック説明図である。
【図4】その動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 エンジン、5 左後輪、6 右後輪、7 左前輪、
8 右前輪、10 左走行モータ、11 右走行モー
タ、12 左油圧ポンプ、13 右油圧ポンプ、14
第1主回路、15 第2主回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 左右後輪5,6をエンジン1の出力で回
    転駆動し、左右前輪7,8を左右走行モータ10,11
    で回転駆動し、この左右走行モータ10,11とエンジ
    ン1で駆動される左右油圧ポンプ12,13を第1・第
    2主回路14,15で閉回路接続し、この左右油圧ポン
    プ12,13を可変容量可逆油圧ポンプとしたことを特
    徴とするオフロードダンプトラックの走行装置。
JP19116091A 1991-07-05 1991-07-05 オフロードダンプトラツクの走行装置 Pending JPH0516687A (ja)

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JP19116091A JPH0516687A (ja) 1991-07-05 1991-07-05 オフロードダンプトラツクの走行装置

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JP19116091A JPH0516687A (ja) 1991-07-05 1991-07-05 オフロードダンプトラツクの走行装置

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JPH0516687A true JPH0516687A (ja) 1993-01-26

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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