JPH05161650A - 超音波探触子 - Google Patents
超音波探触子Info
- Publication number
- JPH05161650A JPH05161650A JP3334703A JP33470391A JPH05161650A JP H05161650 A JPH05161650 A JP H05161650A JP 3334703 A JP3334703 A JP 3334703A JP 33470391 A JP33470391 A JP 33470391A JP H05161650 A JPH05161650 A JP H05161650A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piezoelectric vibrator
- vibrator group
- ultrasonic
- scanning
- ultrasonic probe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
- Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 所望の走査角、または走査面の超音波画像を
得ることができるようにしたコンベックス形の超音波探
触子を提供する。 【構成】 音響結合液体２０を満たした音響ウインドウ
３内で圧電振動子群５等をフレーム４に軸９により超音
波ビームの走査方向、または走査方向と直交方向に揺動
可能に支持する。角度検出器１６により検出した角度を
もとにモータ１３の駆動を制御し、ねじ部１５を有する
駆動軸１４の回転によりナット１２、操作棒１０等を介
して圧電振動子群５等の揺動を制御する。圧電振動子群
５により被検体に対する超音波の送受信を行うことによ
り被検体に対する位置関係を変えることなく、超音波ビ
ームの走査角、または走査面を変えた超音波画像を得
る。
得ることができるようにしたコンベックス形の超音波探
触子を提供する。 【構成】 音響結合液体２０を満たした音響ウインドウ
３内で圧電振動子群５等をフレーム４に軸９により超音
波ビームの走査方向、または走査方向と直交方向に揺動
可能に支持する。角度検出器１６により検出した角度を
もとにモータ１３の駆動を制御し、ねじ部１５を有する
駆動軸１４の回転によりナット１２、操作棒１０等を介
して圧電振動子群５等の揺動を制御する。圧電振動子群
５により被検体に対する超音波の送受信を行うことによ
り被検体に対する位置関係を変えることなく、超音波ビ
ームの走査角、または走査面を変えた超音波画像を得
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、医療用の超音波診断装
置に用い、特に、体腔内の診断に用いるのに適するコン
ベックス形の超音波探触子に関する。
置に用い、特に、体腔内の診断に用いるのに適するコン
ベックス形の超音波探触子に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のコンベックス形の超音波探触子の
一例として、「医用超音波機器ハンドブック」（日本電
子機械工業会編、昭和６０年４月、コロナ社発行）第１
３８頁に記載された構成が知られている。以下、この従
来の超音波探触子について図３に示す一部破断概略構成
図を参照しながら説明する。
一例として、「医用超音波機器ハンドブック」（日本電
子機械工業会編、昭和６０年４月、コロナ社発行）第１
３８頁に記載された構成が知られている。以下、この従
来の超音波探触子について図３に示す一部破断概略構成
図を参照しながら説明する。
【０００３】図３に示すように、ケース１０１の前側部
に電気音響変換を司る圧電振動子群１０２が凸面状に配
列されている。圧電振動子群１０２の背部には背面負荷
材１０３が設けられ、圧電振動子群１０２の前面には音
響レンズ１０４が設けられている。圧電振動子群１０２
は電気信号送受信用の導体１０５によりケース１０１内
に設けられた電子切換スイッチ１０６に接続されてい
る。
に電気音響変換を司る圧電振動子群１０２が凸面状に配
列されている。圧電振動子群１０２の背部には背面負荷
材１０３が設けられ、圧電振動子群１０２の前面には音
響レンズ１０４が設けられている。圧電振動子群１０２
は電気信号送受信用の導体１０５によりケース１０１内
に設けられた電子切換スイッチ１０６に接続されてい
る。
【０００４】そして、圧電振動子群１０２を電子切換ス
イッチ１０６により切換選択して超音波ビーム１０７を
放射状に走査することによりセクタ状の超音波画像を得
ることができる。この場合、超音波ビーム１０７は圧電
振動子面に垂直であり、電子リニア走査形の超音波探触
子の方式と同様の回路構成である。
イッチ１０６により切換選択して超音波ビーム１０７を
放射状に走査することによりセクタ状の超音波画像を得
ることができる。この場合、超音波ビーム１０７は圧電
振動子面に垂直であり、電子リニア走査形の超音波探触
子の方式と同様の回路構成である。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のコンベックス形の超音波探触子では、圧電振動子群
１０２の配列角、すなわち、走査角によって視野が制限
されており、特に、体腔内用の超音波探触子に適用した
場合、この超音波探触子は自由に操作することができな
いため、視野が限定されてしまうという問題があった。
ここで、圧電振動子群１０２の数を変えずに走査角を広
げると、圧電振動子群１０２のピッチを粗くしなければ
ならず、画像の分解能が劣化するという問題がある。ま
た、圧電振動子群１０２の数（チャンネル数）を増やし
て走査角を広げると、圧電振動子群１０２を駆動する超
音波診断装置本体の回路や接続ケーブルの数が増加し、
コスト的に高くなるという問題を生じる。
来のコンベックス形の超音波探触子では、圧電振動子群
１０２の配列角、すなわち、走査角によって視野が制限
されており、特に、体腔内用の超音波探触子に適用した
場合、この超音波探触子は自由に操作することができな
いため、視野が限定されてしまうという問題があった。
ここで、圧電振動子群１０２の数を変えずに走査角を広
げると、圧電振動子群１０２のピッチを粗くしなければ
ならず、画像の分解能が劣化するという問題がある。ま
た、圧電振動子群１０２の数（チャンネル数）を増やし
て走査角を広げると、圧電振動子群１０２を駆動する超
音波診断装置本体の回路や接続ケーブルの数が増加し、
コスト的に高くなるという問題を生じる。
【０００６】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、被検体に対して動かすことなく、走査
面、または走査角を可変するようにして広い視野範囲の
超音波画像を得ることができ、したがって、能率的に診
断作業を行うことができるようにし、特に、体腔内の診
断に用いるのに適する超音波探触子を提供することを目
的とするものである。
るものであり、被検体に対して動かすことなく、走査
面、または走査角を可変するようにして広い視野範囲の
超音波画像を得ることができ、したがって、能率的に診
断作業を行うことができるようにし、特に、体腔内の診
断に用いるのに適する超音波探触子を提供することを目
的とするものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の技術的手段は、扇状に配列され、超音波ビー
ムの走査方向に揺動可能に支持された圧電振動子群と、
この圧電振動子群を揺動させる駆動装置と、上記圧電振
動子群に一端が接続された電気信号送受信用の導体とを
備えたものである。
の本発明の技術的手段は、扇状に配列され、超音波ビー
ムの走査方向に揺動可能に支持された圧電振動子群と、
この圧電振動子群を揺動させる駆動装置と、上記圧電振
動子群に一端が接続された電気信号送受信用の導体とを
備えたものである。
【０００８】上記目的を達成するための本発明の他の技
術的手段は、扇状に配列され、超音波ビームの走査方向
と直交方向に揺動可能に支持された圧電振動子群と、こ
の圧電振動子群を揺動させる駆動装置と、上記圧電振動
子群に一端が接続された電気信号送受信用の導体とを備
えたものである。
術的手段は、扇状に配列され、超音波ビームの走査方向
と直交方向に揺動可能に支持された圧電振動子群と、こ
の圧電振動子群を揺動させる駆動装置と、上記圧電振動
子群に一端が接続された電気信号送受信用の導体とを備
えたものである。
【０００９】上記目的を達成するための本発明の他の技
術的手段は、扇状に配列され、超音波ビームの走査方向
および走査方向と直交方向の両方向に揺動可能に支持さ
れた圧電振動子群と、この圧電振動子群を揺動させる駆
動装置と、上記圧電振動子群に一端が接続された電気信
号送受信用の導体とを備えたものである。
術的手段は、扇状に配列され、超音波ビームの走査方向
および走査方向と直交方向の両方向に揺動可能に支持さ
れた圧電振動子群と、この圧電振動子群を揺動させる駆
動装置と、上記圧電振動子群に一端が接続された電気信
号送受信用の導体とを備えたものである。
【００１０】そして、上記各技術的手段において、圧電
振動子群および電気信号送受信用の導体を音響結合液体
で満たされた音響ウィンドウ中に設け、また、圧電振動
子群を揺動させる駆動装置を超音波診断装置本体、若し
くは自身に設けられた回路、若しくは切換スイッチによ
って制御することができる。
振動子群および電気信号送受信用の導体を音響結合液体
で満たされた音響ウィンドウ中に設け、また、圧電振動
子群を揺動させる駆動装置を超音波診断装置本体、若し
くは自身に設けられた回路、若しくは切換スイッチによ
って制御することができる。
【００１１】
【作用】したがって、本発明によれば、扇状に配列され
た圧電振動子群を駆動装置により超音波ビームの走査方
向、または走査方向と直交方向に揺動させ、超音波ビー
ムの走査角、または走査面を自由に可変することによ
り、被検体に対する位置関係を変えることなく、所望の
走査角、または走査面の超音波画像を得ることができ、
広い視野の超音波画像を得ることができる。
た圧電振動子群を駆動装置により超音波ビームの走査方
向、または走査方向と直交方向に揺動させ、超音波ビー
ムの走査角、または走査面を自由に可変することによ
り、被検体に対する位置関係を変えることなく、所望の
走査角、または走査面の超音波画像を得ることができ、
広い視野の超音波画像を得ることができる。
【００１２】
（実施例１）以下、本発明の第１の実施例について図面
を参照しながら説明する。
を参照しながら説明する。
【００１３】図１は本発明の第１の実施例における超音
波探触子を示し、先端部分の一部破断概略構成図であ
る。
波探触子を示し、先端部分の一部破断概略構成図であ
る。
【００１４】図１に示すように、ケース１は本体部２と
音響ウインドウ３とから成り、これら本体部２と音響ウ
ィンドウ３の境界部内側にフレーム４が取り付けられて
いる。
音響ウインドウ３とから成り、これら本体部２と音響ウ
ィンドウ３の境界部内側にフレーム４が取り付けられて
いる。
【００１５】音響ウインドウ３内には電気音響変換を司
る圧電振動子群５が設けられる。圧電振動子群５の背部
には背面負荷材６が設けられ、圧電振動子群５の前面に
は音響レンズ７が設けられている。背面負荷材６の背部
にはフレーム８が一体的に設けられ、フレーム８の肱部
がフレーム４の中央突出部に軸９により支持されてい
る。そして、フレーム８、背面負荷材６、圧電振動子群
５、音響レンズ７が矢印Ａで示すように圧電振動子群５
の配列方向、すなわち、超音波ビームの走査方向に揺動
されるようになっている。
る圧電振動子群５が設けられる。圧電振動子群５の背部
には背面負荷材６が設けられ、圧電振動子群５の前面に
は音響レンズ７が設けられている。背面負荷材６の背部
にはフレーム８が一体的に設けられ、フレーム８の肱部
がフレーム４の中央突出部に軸９により支持されてい
る。そして、フレーム８、背面負荷材６、圧電振動子群
５、音響レンズ７が矢印Ａで示すように圧電振動子群５
の配列方向、すなわち、超音波ビームの走査方向に揺動
されるようになっている。
【００１６】フレーム４には操作棒１０がシール状態で
摺動可能に挿通され、操作棒１０の先端がフレーム８の
基部に軸１１により回動可能に連結されている。そし
て、この操作棒１０の前進と後退により上記のようにフ
レーム８、圧電振動子群５等が軸９を中心として揺動さ
れるようになっている。操作棒１０の基端はナットの１
２の側端部に固定されている。一方、本体部２内にはモ
ータ１３が支持され、モータ１３の駆動軸１４の一端に
形成されたねじ部１５がナット１２に螺合され、駆動軸
１４の他端がエンコーダ等の角度検出器１６に連係され
ている。モータ１３および角度検出器１６はケーブル１
７により超音波診断装置本体、若しくは超音波探触子に
設けられた回路、若しくは切換スイッチ（図示省略）に
接続されている。したがって、モータ１３の駆動軸１４
を任意の方向に回転させることにより、駆動軸１４のね
じ部１５に螺合されているナット１２および操作棒１０
を矢印Ｂで示すように前進、若しくは後退させることが
できる。
摺動可能に挿通され、操作棒１０の先端がフレーム８の
基部に軸１１により回動可能に連結されている。そし
て、この操作棒１０の前進と後退により上記のようにフ
レーム８、圧電振動子群５等が軸９を中心として揺動さ
れるようになっている。操作棒１０の基端はナットの１
２の側端部に固定されている。一方、本体部２内にはモ
ータ１３が支持され、モータ１３の駆動軸１４の一端に
形成されたねじ部１５がナット１２に螺合され、駆動軸
１４の他端がエンコーダ等の角度検出器１６に連係され
ている。モータ１３および角度検出器１６はケーブル１
７により超音波診断装置本体、若しくは超音波探触子に
設けられた回路、若しくは切換スイッチ（図示省略）に
接続されている。したがって、モータ１３の駆動軸１４
を任意の方向に回転させることにより、駆動軸１４のね
じ部１５に螺合されているナット１２および操作棒１０
を矢印Ｂで示すように前進、若しくは後退させることが
できる。
【００１７】圧電振動子群５には電気信号送受信用の導
体１８の一端が接続され、導体１８はフレーム４にシー
ル状態で挿通されたケーブル１９により超音波診断装置
本体の制御回路に接続されている。導体１８は圧電振動
子群５、背面負荷材６等の揺動を妨げないように配線さ
れ、例えば、フレキシブルプリント回路（Ｆ．Ｐ．Ｃ）
が用いられ、背面負荷材６に沿うように設けられてい
る。圧電振動子群５、導体１８等が設けられた音響ウイ
ンドウ３内は音響結合液体２０で満たされている。そし
て、特に、体腔内の診断に用いる場合、音響ウインドウ
３により圧電振動子群５が被検体に当たらないようにし
てその振動を許すことができる。
体１８の一端が接続され、導体１８はフレーム４にシー
ル状態で挿通されたケーブル１９により超音波診断装置
本体の制御回路に接続されている。導体１８は圧電振動
子群５、背面負荷材６等の揺動を妨げないように配線さ
れ、例えば、フレキシブルプリント回路（Ｆ．Ｐ．Ｃ）
が用いられ、背面負荷材６に沿うように設けられてい
る。圧電振動子群５、導体１８等が設けられた音響ウイ
ンドウ３内は音響結合液体２０で満たされている。そし
て、特に、体腔内の診断に用いる場合、音響ウインドウ
３により圧電振動子群５が被検体に当たらないようにし
てその振動を許すことができる。
【００１８】以上の構成において、以下、その動作につ
いて説明する。超音波診断装置本体から導体１８を介し
て電気信号を送信すると、圧電振動子群５により電気信
号を超音波ビームに変換し、この超音波ビームを音響結
合液体２０および音響ウインドウ３を介して生体内に入
射する。生体より反射した超音波は、上記とは逆の経路
をたどり、圧電振動子群５で電気信号に変換し、導体１
８を介して超音波診断装置本体へ送信する。超音波診断
装置本体では内蔵された回路により送信された電気信号
から超音波画像を得ることができる。そして、角度検出
器１６により検出した角度をもとに超音波診断装置本体
に内蔵された回路、または超音波探触子自身に設けられ
たスイッチを操作してモータ１３の駆動を制御し、駆動
軸１４を任意の方向に回転させる。これに伴い、上記の
ようにナット１２および操作棒１０を前進させ、若しく
は後退させ、軸９を中心として圧電振動子群５等を揺動
させ、所望の走査角に向ける。この圧電振動子群５の揺
動により超音波探触子の被検体に対する角度を変えるこ
となく、超音波画像の走査角を所望の方向に変えた超音
波画像を得ることができる。この圧電振動子群５の位置
を角度検出器１６により検出し、超音波診断装置本体に
内蔵された回路により超音波画像上に表示する。
いて説明する。超音波診断装置本体から導体１８を介し
て電気信号を送信すると、圧電振動子群５により電気信
号を超音波ビームに変換し、この超音波ビームを音響結
合液体２０および音響ウインドウ３を介して生体内に入
射する。生体より反射した超音波は、上記とは逆の経路
をたどり、圧電振動子群５で電気信号に変換し、導体１
８を介して超音波診断装置本体へ送信する。超音波診断
装置本体では内蔵された回路により送信された電気信号
から超音波画像を得ることができる。そして、角度検出
器１６により検出した角度をもとに超音波診断装置本体
に内蔵された回路、または超音波探触子自身に設けられ
たスイッチを操作してモータ１３の駆動を制御し、駆動
軸１４を任意の方向に回転させる。これに伴い、上記の
ようにナット１２および操作棒１０を前進させ、若しく
は後退させ、軸９を中心として圧電振動子群５等を揺動
させ、所望の走査角に向ける。この圧電振動子群５の揺
動により超音波探触子の被検体に対する角度を変えるこ
となく、超音波画像の走査角を所望の方向に変えた超音
波画像を得ることができる。この圧電振動子群５の位置
を角度検出器１６により検出し、超音波診断装置本体に
内蔵された回路により超音波画像上に表示する。
【００１９】このように、上記第１の実施例によれば、
圧電振動子群５を超音波ビームの走査方向に揺動させる
ようにしているので、被検体に対して動かすことなく、
走査角を所望の方向に変えて超音波画像を得ることがで
き、広い視野の超音波画像を得ることができる。
圧電振動子群５を超音波ビームの走査方向に揺動させる
ようにしているので、被検体に対して動かすことなく、
走査角を所望の方向に変えて超音波画像を得ることがで
き、広い視野の超音波画像を得ることができる。
【００２０】（実施例２）以下、本発明の第２の実施例
について図面を参照しながら説明する。
について図面を参照しながら説明する。
【００２１】図２は本発明の第２の実施例における超音
波探触子を示し、先端部分の一部破断概略構成図であ
る。
波探触子を示し、先端部分の一部破断概略構成図であ
る。
【００２２】本実施例においては、上記第１の実施例と
同一部分については同一符号を付してその説明を省略
し、異なる構成に付いて説明する。
同一部分については同一符号を付してその説明を省略
し、異なる構成に付いて説明する。
【００２３】図２に示すように、圧電振動子群５等が軸
９を中心として超音波ビームの走査方向と直交方向（図
中矢印Ｃ）に揺動可能に支持されている。
９を中心として超音波ビームの走査方向と直交方向（図
中矢印Ｃ）に揺動可能に支持されている。
【００２４】そして、上記第１の実施例と同様にモータ
１３の駆動によりナット１２、操作棒１０等を前進さ
せ、若しくは後退させ、圧電振動子群５等を超音波ビー
ムの走査方向と直交方向に揺動させ、超音波探触子の被
検体に対する角度を変えることなく、走査面を所望の方
向に変えて超音波画像を得ることができ、広い視野の超
音波画像を得ることができる。
１３の駆動によりナット１２、操作棒１０等を前進さ
せ、若しくは後退させ、圧電振動子群５等を超音波ビー
ムの走査方向と直交方向に揺動させ、超音波探触子の被
検体に対する角度を変えることなく、走査面を所望の方
向に変えて超音波画像を得ることができ、広い視野の超
音波画像を得ることができる。
【００２５】他の実施例として、上記第１、第２の実施
例を同時に実現するような機構、すなわち、圧電振動子
群５を超音波ビームの走査方向および走査方向と直交方
向の両方向に揺動可能に支持し、走査角と走査面の両方
を可変するようにし、いずれか一方を選択するようにし
てもよい。
例を同時に実現するような機構、すなわち、圧電振動子
群５を超音波ビームの走査方向および走査方向と直交方
向の両方向に揺動可能に支持し、走査角と走査面の両方
を可変するようにし、いずれか一方を選択するようにし
てもよい。
【００２６】なお、上記第１、第２の実施例におけるモ
ータ１３、ねじ部１５、ナット１２等の機構は、操作棒
１０を直接動作させるレバーであってもよい。このほ
か、本発明は、その基本的技術思想を逸脱しない範囲で
種々設計変更することができる。
ータ１３、ねじ部１５、ナット１２等の機構は、操作棒
１０を直接動作させるレバーであってもよい。このほ
か、本発明は、その基本的技術思想を逸脱しない範囲で
種々設計変更することができる。
【００２７】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、扇
状に配列された圧電振動子群を駆動装置により超音波ビ
ームの走査方向、または走査方向と直交方向に揺動さ
せ、超音波ビームの走査角、または走査面を自由に可変
することにより、被検体に対する位置関係を変えること
なく、所望の走査角、または走査面の超音波画像を得る
ことができ、広い視野の超音波画像を得ることができ
る。したがって、能率的に診断作業を行うことができ、
特に、体腔内の診断に用いるのに適する。
状に配列された圧電振動子群を駆動装置により超音波ビ
ームの走査方向、または走査方向と直交方向に揺動さ
せ、超音波ビームの走査角、または走査面を自由に可変
することにより、被検体に対する位置関係を変えること
なく、所望の走査角、または走査面の超音波画像を得る
ことができ、広い視野の超音波画像を得ることができ
る。したがって、能率的に診断作業を行うことができ、
特に、体腔内の診断に用いるのに適する。
【図１】本発明の第１の実施例における超音波探触子を
示し、先端部分の一部破断概略構成図
示し、先端部分の一部破断概略構成図
【図２】本発明の第２の実施例における超音波探触子を
示し、先端部分の一部破断概略構成図
示し、先端部分の一部破断概略構成図
【図３】従来の超音波探触子を示す一部破断概略構成図
１ ケース ３ 音響ウインドウ ５ 圧電振動子群 １２ ナット １３ モータ １６ 角度検出器 １８ 電気信号送受信用の導体 ２０ 音響結合液体
Claims (5)
- 【請求項１】 扇状に配列され、超音波ビームの走査方
向に揺動可能に支持された圧電振動子群と、この圧電振
動子群を揺動させる駆動装置と、上記圧電振動子群に一
端が接続された電気信号送受信用の導体とを備えた超音
波探触子。 - 【請求項２】 扇状に配列され、超音波ビームの走査方
向と直交方向に揺動可能に支持された圧電振動子群と、
この圧電振動子群を揺動させる駆動装置と、上記圧電振
動子群に一端が接続された電気信号送受信用の導体とを
備えた超音波探触子。 - 【請求項３】 扇状に配列され、超音波ビームの走査方
向および走査方向と直交方向の両方向に揺動可能に支持
された圧電振動子群と、この圧電振動子群を揺動させる
駆動装置と、上記圧電振動子群に一端が接続された電気
信号送受信用の導体とを備えた超音波探触子。 - 【請求項４】 圧電振動子群および電気信号送受信用の
導体が音響結合液体で満たされた音響ウィンドウ中に設
けられた請求項１ないし３のいずれかに記載の超音波探
触子。 - 【請求項５】 圧電振動子群を揺動させる駆動装置が超
音波診断装置本体、若しくは自身に設けられた回路、若
しくは切換スイッチによって制御される請求項１ないし
４のいずれかに記載の超音波探触子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3334703A JPH05161650A (ja) | 1991-12-18 | 1991-12-18 | 超音波探触子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3334703A JPH05161650A (ja) | 1991-12-18 | 1991-12-18 | 超音波探触子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05161650A true JPH05161650A (ja) | 1993-06-29 |
Family
ID=18280275
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3334703A Pending JPH05161650A (ja) | 1991-12-18 | 1991-12-18 | 超音波探触子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05161650A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001327501A (ja) * | 2000-05-23 | 2001-11-27 | Aloka Co Ltd | 体腔内用超音波探触子及びそれを用いた超音波診断装置 |
| JP2006095172A (ja) * | 2004-09-30 | 2006-04-13 | Ge Medical Systems Global Technology Co Llc | 超音波プローブ |
| JP2006320477A (ja) * | 2005-05-18 | 2006-11-30 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 超音波探触子 |
| JP2011193920A (ja) * | 2010-03-17 | 2011-10-06 | Hitachi Aloka Medical Ltd | ３次元超音波探触子 |
| WO2011146139A2 (en) * | 2010-05-21 | 2011-11-24 | Misonix Incorporated | Ultrasonic transducer assembly |
| KR101672631B1 (ko) * | 2015-04-29 | 2016-11-04 | 에코디엠랩 주식회사 | 피부관리를 위한 고강도 집속 초음파 장치 |
| WO2020208784A1 (ja) * | 2019-04-11 | 2020-10-15 | オリンパス株式会社 | 超音波駆動装置 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6313500A (ja) * | 1986-07-03 | 1988-01-20 | Shimadzu Corp | 超音波探触子 |
| JPS63115546A (ja) * | 1986-10-31 | 1988-05-20 | 松下電器産業株式会社 | 超音波探触子 |
| JPS63145640A (ja) * | 1986-12-09 | 1988-06-17 | オリンパス光学工業株式会社 | 体腔内超音波診断装置 |
| JPH03184532A (ja) * | 1989-12-14 | 1991-08-12 | Aloka Co Ltd | 三次元データ取り込み用超音波探触子 |
-
1991
- 1991-12-18 JP JP3334703A patent/JPH05161650A/ja active Pending
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6313500A (ja) * | 1986-07-03 | 1988-01-20 | Shimadzu Corp | 超音波探触子 |
| JPS63115546A (ja) * | 1986-10-31 | 1988-05-20 | 松下電器産業株式会社 | 超音波探触子 |
| JPS63145640A (ja) * | 1986-12-09 | 1988-06-17 | オリンパス光学工業株式会社 | 体腔内超音波診断装置 |
| JPH03184532A (ja) * | 1989-12-14 | 1991-08-12 | Aloka Co Ltd | 三次元データ取り込み用超音波探触子 |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001327501A (ja) * | 2000-05-23 | 2001-11-27 | Aloka Co Ltd | 体腔内用超音波探触子及びそれを用いた超音波診断装置 |
| JP4652528B2 (ja) * | 2000-05-23 | 2011-03-16 | アロカ株式会社 | 超音波診断装置 |
| JP2006095172A (ja) * | 2004-09-30 | 2006-04-13 | Ge Medical Systems Global Technology Co Llc | 超音波プローブ |
| JP2006320477A (ja) * | 2005-05-18 | 2006-11-30 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 超音波探触子 |
| JP2011193920A (ja) * | 2010-03-17 | 2011-10-06 | Hitachi Aloka Medical Ltd | ３次元超音波探触子 |
| WO2011146139A2 (en) * | 2010-05-21 | 2011-11-24 | Misonix Incorporated | Ultrasonic transducer assembly |
| WO2011146139A3 (en) * | 2010-05-21 | 2012-02-16 | Misonix Incorporated | Ultrasonic transducer assembly |
| KR101672631B1 (ko) * | 2015-04-29 | 2016-11-04 | 에코디엠랩 주식회사 | 피부관리를 위한 고강도 집속 초음파 장치 |
| WO2020208784A1 (ja) * | 2019-04-11 | 2020-10-15 | オリンパス株式会社 | 超音波駆動装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5740804A (en) | Multipanoramic ultrasonic probe | |
| EP0460711B1 (en) | Ultrasonic probe | |
| JP4933548B2 (ja) | 超音波探触子 | |
| US4374525A (en) | Ultrasonic diagnostic apparatus for endoscope | |
| JPH0217047A (ja) | 超音波変換器プローブ | |
| JP3662827B2 (ja) | 超音波探触子及び超音波診断装置 | |
| JPH05161653A (ja) | トランスジューサ位置決めシステム | |
| JP3114553B2 (ja) | 超音波診断装置 | |
| JPH05161650A (ja) | 超音波探触子 | |
| JP3378295B2 (ja) | 超音波プロ−ブ及び超音波診断装置 | |
| KR101023657B1 (ko) | 프로브장치 및 이를 구비하는 초음파 진단장치 | |
| JPH03182237A (ja) | 超音波結像方法及び装置 | |
| JPH09154843A (ja) | 超音波診断装置 | |
| JPH0677590B2 (ja) | 超音波探触子接続用アダプタ | |
| JP3490593B2 (ja) | ３次元走査用超音波探触子 | |
| JP3990189B2 (ja) | 超音波探触子およびその操作装置 | |
| JP2008142329A (ja) | 超音波探触子及び超音波診断装置 | |
| JPH0542146A (ja) | 超音波プローブ | |
| JPH03292939A (ja) | メカニカル超音波診断装置 | |
| JP2662868B2 (ja) | 超音波診断装置 | |
| JPS60153850A (ja) | 電子走査形超音波探触子 | |
| JP2760580B2 (ja) | 機械走査形超音波スキャナの制御方法及び制御装置 | |
| JP2003334197A (ja) | 超音波探触子およびその操作装置 | |
| JP3231526B2 (ja) | 超音波内視鏡 | |
| JPS61115546A (ja) | 超音波探触子 |