JPH05160321A - 半導体パッケージ端子矯正装置 - Google Patents

半導体パッケージ端子矯正装置

Info

Publication number
JPH05160321A
JPH05160321A JP32340591A JP32340591A JPH05160321A JP H05160321 A JPH05160321 A JP H05160321A JP 32340591 A JP32340591 A JP 32340591A JP 32340591 A JP32340591 A JP 32340591A JP H05160321 A JPH05160321 A JP H05160321A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
semiconductor package
package
terminals
passage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32340591A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadao Koizumi
忠男 小泉
Nobunari Matsubara
伸成 松原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
Priority to JP32340591A priority Critical patent/JPH05160321A/ja
Publication of JPH05160321A publication Critical patent/JPH05160321A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体パッケージ端子の変形を容易かつ迅速
に矯正する。 【構成】 ガイドレール12は、パッケージ本体を一定
方向にガイドする。ガイドレール12に形成された端子
通路20から突出して移動する端子16aの変形を直す
ために、端子矯正ライン14が端子通路ごとに設けられ
ている。端子矯正ライン14は、端子通路20を挟んで
左右交互に配置された複数のガイド曲板14aで構成さ
れ、端子矯正ライン14は、徐々に振れ幅を小さくさせ
ながら左右交互に端子を屈曲させつつ最終的に端子を起
立矯正させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体パッケージに整
列配置された端子を直立矯正する半導体パッケージ端子
矯正装置に関する。
【0002】
【従来の技術】PGA(ピン グリッド アレイ)型の
半導体パッケージにおいては、半導体チップを収納した
パッケージ本体に、多数の端子がマトリクス整列配置さ
れている。ここで、各端子は、通常、パッケージ面から
直立しているが、それが変形可能な金属材料及び端子径
で構成されているため、外的作用により、容易に変形し
て屈曲を生ずる。例えば、パッケージの搬送時等に何等
かの応力が加わると、一部の端子あるいは多数の端子が
パッケージ面から折れ曲がり、端子の整列状態が乱れ
る。
【0003】かかる場合、ソケットにパッケージを装着
しようとすると、各端子がソケットの端子孔に容易に入
らず、また、装着自体が全く不可能になることもある。
そこで、従来においては、ピンセット等を用いて、人為
的に端子の変形を矯正していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来に
おいては、人為的作業によって一つ一つ端子の変形を直
していた。従って、矯正完了まで時間がかかり、また、
煩わしいと言う問題があった。そして、このような人為
的矯正は、試行錯誤的なものであるため、矯正後にパッ
ケージをソケットなどに装着して、矯正完了を確かめる
ことが必須とされ、迅速な矯正は困難であった。
【0005】特に、PGA型の半導体パッケージは、D
IP(デュアル インライン パッケージ)型の半導体
パッケージに比べて端子数が多いため、端子変形の問題
が一層深刻であった。
【0006】本発明は、上記従来の課題に鑑みなされた
ものであり、その目的は、半導体パッケージの端子の変
形、特に、PGA型の半導体パッケージ端子の変形を簡
単にかつ迅速に矯正できる半導体パッケージ端子矯正装
置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る半導体パッケージ端子矯正装置は、半
導体パッケージにおける各端子を半導体パッケージ面に
対して起立矯正する装置であって、パッケージ本体を端
子配列方向にガイドするガイドレールと、前記パッケー
ジ本体のガイド中において端子が通る端子通路を挟んで
左右交互に配置された複数のガイド曲板で構成され、振
れ幅を徐々に小さくさせながら左右交互に端子を屈曲さ
せつつ端子を起立矯正する端子矯正ラインと、を含むこ
とを特徴とする。
【0008】
【作用】上記端子矯正装置によれば、ガイドレールによ
ってパッケージ本体がガイドされている際に、端子は、
端子矯正ラインを構成するガイド曲板に当たって強制的
に端子移動方向と直交する方向に折り曲げられ、これが
左右に繰り返されて、最終的に起立矯正される。
【0009】本発明によれば、徐々に振幅を小さくさせ
ながら端子を強制的に左右に屈曲させることができるの
で、端子変形時の“曲りぐせ”を強制的に排除し、最終
的にパッケージ面に対して、各端子を真っ直ぐに起立さ
せることができる。また、本発明によれば、端子の当接
が必要な部位のみにガイド曲板を配置でき、端子の受入
口から排出口まで蛇行する溝を刻設する場合に比べ、製
造を簡易に行えるという利点がある。なお、装置を接地
すれば、静電気からパッケージ内のICを保護できる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を図面に基づい
て説明する。
【0011】図1には、本発明に係る半導体パッケージ
端子矯正装置の好適な実施例が示されており、図1はそ
の斜視図である。また、図2には、図1においてII方向
から見た断面が示されており、図3には、図1に示すII
I −III ´断面が示されている。
【0012】本実施例の半導体パッケージ端子矯正装置
(以下、装置という)10は、ガイドレール12と、複
数の端子矯正ライン14とで構成されている。
【0013】ガイドレール12は、パッケージ16のパ
ッケージ本体を一定方向に案内するものであり、その両
端部は断面コ字状及び逆コ字状に形成され、パッケージ
の側端部が保持される。従って、ガイドレール12の内
部にはパッケージ本体の通過路18が形成されている。
【0014】図3には、本体通過路18の断面が示され
ており、本実施例において本体受入口18aは、本体排
出口18bよりも広がっており、これによってパッケー
ジ16を受け入れ易く構成されている。なお、本体排出
口18b側の高さDは、パッケージ本体の厚みよりやや
大きく設定されている。また、本体通路18の横幅はパ
ッケージ本体の横幅よりやや大きく設定されている。
【0015】図1において、ガイドレール12には、パ
ッケージのガイド方向に並行にスリット上の端子通路2
0が複数形成されている。従って、パッケージがガイド
レール12内部を通過する場合には、端子16aがその
端子通路20から突出して移動することになる。なお、
端子通路20の幅は、本体入口側で広く、本体排出口側
にかけて狭くなり、1個目の端子矯正ラインの手前で端
子とパッケージ本体との接合部よりやや大きめとなり、
以降一定幅となっている。端子通路20は、半導体パッ
ケージにおける端子配置間隔で設けられている。
【0016】ガイドレール12には、端子通路20ごと
に、上述した端子矯正ライン14が配置されている。な
お、図1には、1つの端子矯正ラインのみ示してある。
この端子矯正ライン14は、端子通路20を挟んで左右
交互に配置された複数のガイド曲板14aで構成されて
いる。
【0017】これらのガイド曲板14aは、通過する端
子16aを徐々に振幅を小さくさせながら強制的に左右
に屈曲させて、最終的に端子を起立矯正させる。そのた
め、図1に示すように、端子のガイド方向に合わせて、
主たるガイド曲板14aが、その端子入口側が端子通路
20と反対側に広がりその端子出口側が端子通路20側
に倒れ込んでいる。なお、各ガイド曲板14aは、端子
16aの長さより高く設定されている。
【0018】図2には、端子16aの強制的な屈曲状態
が示されており、ガイド曲板14aの端子通路20側に
倒れ込んだ端子接触面22により、端子16aのパッケ
ージ本体との接合部側から先端部側にかけて端子移動方
向と直交する方向の力が加えられる。
【0019】図4には、端子矯正ライン14の2つの実
施例(A),(B)が示されている。なお、図1に示し
た端子矯正ライン14は、(B)に示す端子矯正ライン
にほぼ相当する。
【0020】図4(A)において、この実施例の端子矯
正ラインにおいては、第1段目の2つのガイド曲板14
a1,14a2が互いに揃って、端子受入口側が開いた
ラッパ状に配置されている。端子先端の移動軌跡100
から明らかなように、(A)に示す実施例の端子矯正ラ
イン14によれば、端子が端子受入口から端子通路の中
央付近にかけ移動すると、ほぼ起立状態におかれ、その
後、徐々に振幅を小さくさせながら強制的に左右に屈曲
させられ、最終的に端子は起立状態におかれる。このよ
うに、強制的に左右に屈曲を繰り返すことによって、端
子変形時の曲がりぐせを強制的に排除することができ、
端子通路を通過した後に再び変形が生ずるといったこと
が防止される。
【0021】(B)に示す実施例の端子矯正ライン14
においては、全てのガイド曲板が端子通路を挟んで左右
交互に配置され、第1段目のガイド曲板14a1及び第
2段目のガイド曲板14a2はいずれもその端子入口側
が開いて、変形を生じた端子を受け入れ易く構成されて
いる。従って、(B)に示される端子先端の移動軌跡1
00から明らかなように、この端子矯正ライン14を端
子が通過すると、端子は徐々に振幅を小さくさせながら
強制的に左右に屈曲されつつ最終的に起立状態におかれ
ることが理解される。
【0022】なお、端子通路を挟んで向かい合うそれぞ
れのガイド曲板間の幅は、端子の直径よりやや大きくし
て、端子がスムーズに前方へ進行できるようにする。
【0023】図1及び図4から明らかなように、本実施
例の端子矯正ライン14においては、端子と接する部位
のみにガイド曲板を配置して、端子との接触がない部位
は開放させておくことができるので、溝を刻設した場合
に比べ、製造を容易にできるという利点があり、また、
異物等が入っても異物が出やすいという利点がある。
【0024】本実施例の装置10は、ガイドレール12
及び端子矯正ライン14共に導電性を有する例えば合成
樹脂などで構成されている。そして、装置10は、図示
されていないアース線を介して接地されている。従っ
て、端子矯正時にたとえ静電気が発生しても、速やかに
外部へ電荷を逃がして、パッケージ内の集積回路を保護
することができる。
【0025】ガイド曲板の少なくとも端子接触側の面
は、端子の摩耗を防止するため、摩擦係数をできるだけ
低くすることが必要である。
【0026】PGA型の半導体パッケージにおける各端
子を矯正する場合には、端子配列の行方向及び列方向の
いずれか一方をまず矯正し次に他方を矯正することによ
り、最終的に全ての端子を直立矯正することができる。
【0027】従って、本実施例の装置10を2つ配置
し、その間にパッケージを90°回転させる機構を設け
れば、自動化された端子直立矯正装置を構成できる。こ
の場合、装置10から排出されたパッケージを90°回
転させて再び同一の装置10へ挿入することによって、
行方向矯正と列方向矯正とで同一の装置10を共用する
こともできる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る半導
体パッケージ端子矯正装置によれば、半導体パッケージ
における各端子を簡単にかつ迅速に直立矯正できる。
【0029】特に、本発明によれば、徐々に振幅を小さ
くさせながら端子を強制的に左右に屈曲させて起立矯正
を行えるので、端子変形時の曲がりぐせを強制的に排除
して、正確な端子矯正を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る半導体パッケージ端子矯正装置の
斜視図である。
【図2】図1に示す装置のII方向から見た断面を示す断
面図である。
【図3】図1に示す装置のIII −III ´断面を示す断面
図である。
【図4】端子矯正ライン14の2つの実施例を示す概略
上面図である。
【符号の説明】 10 半導体パッケージ端子矯正装置 12 ガイドレール 14 端子矯正ライン 14a ガイド曲板 20 端子通路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体パッケージにおける各端子を半導体
    パッケージ面に対して起立矯正する装置であって、 パッケージ本体を端子配列方向にガイドするガイドレー
    ルと、 前記パッケージ本体のガイド中において端子が通る端子
    通路を挟んで左右に配置された複数のガイド曲板で構成
    され、振れ幅を徐々に小さくさせながら左右交互に端子
    を屈曲させつつ端子を起立矯正する端子矯正ラインと、 を含むことを特徴とする半導体パッケージ端子矯正装
    置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の半導体パッケージ端子矯正
    装置において、該装置が接地されていることを特徴とす
    る半導体パッケージ端子矯正装置。
JP32340591A 1991-12-06 1991-12-06 半導体パッケージ端子矯正装置 Pending JPH05160321A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32340591A JPH05160321A (ja) 1991-12-06 1991-12-06 半導体パッケージ端子矯正装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32340591A JPH05160321A (ja) 1991-12-06 1991-12-06 半導体パッケージ端子矯正装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05160321A true JPH05160321A (ja) 1993-06-25

Family

ID=18154348

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32340591A Pending JPH05160321A (ja) 1991-12-06 1991-12-06 半導体パッケージ端子矯正装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05160321A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7173441B2 (en) Prefabricated and attached interconnect structure
US20060068612A1 (en) Multipath interconnect with meandering contact cantilevers
US20050258849A1 (en) Method for testing a chip with a package and for mounting the package on a board
JPH05160321A (ja) 半導体パッケージ端子矯正装置
KR20010110080A (ko) 반도체 장치
US4012107A (en) Female terminals
JP2000024718A (ja) 板状部材のロール曲げ加工方法
JPH05160320A (ja) 半導体パッケージ端子矯正装置
KR19980080357A (ko) 와이어 본딩 방법
EP0548913A1 (en) Packaging device and its manufacturing method
US8025201B2 (en) Methods and apparatus for integrated circuit ball bonding with substantially perpendicular wire bond profiles
US5597319A (en) Zero insertion force pin grid array socket
JP3185480B2 (ja) Icキャリア
EP1069608B1 (en) Wire bonding method, semiconductor device and wire bonding device
US20040242028A1 (en) Electronic assembly having a socket with a support plane
JPH0471744A (ja) リード線矯正装置
KR100190285B1 (ko) 웨이퍼의 파손 방지 장치
JP3285828B2 (ja) 半導体素子の誤整列測定パターン
JPH02232180A (ja) Icパッケージの端子曲り修正治具
US20050051600A1 (en) Method and system for stud bumping
US20040183425A1 (en) Color-separating electrode structure and apparatus for manufacturing same
JP3059562B2 (ja) 線状体の曲り修正装置
JPH0312225Y2 (ja)
US5778947A (en) Bent lead repair tool for electronic components
JPH0888317A (ja) 半導体装置及びその実装方法