JPH0515821Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0515821Y2 JPH0515821Y2 JP5062488U JP5062488U JPH0515821Y2 JP H0515821 Y2 JPH0515821 Y2 JP H0515821Y2 JP 5062488 U JP5062488 U JP 5062488U JP 5062488 U JP5062488 U JP 5062488U JP H0515821 Y2 JPH0515821 Y2 JP H0515821Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- skin
- fabric
- silk
- towel
- cloth
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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Landscapes
- Massaging Devices (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Manufacturing Of Multi-Layer Textile Fabrics (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、皮膚をマツサージしたり、皮膚の老
廃物を洗い落したり、しみなどをこすり落したり
して肌を美しく保つのに使用する美粧用手拭に関
し、特に皮膚を荒らしたり傷つけたりすることが
なくしかもこすり操作がごく行い易くされた美粧
用手拭に係る。
廃物を洗い落したり、しみなどをこすり落したり
して肌を美しく保つのに使用する美粧用手拭に関
し、特に皮膚を荒らしたり傷つけたりすることが
なくしかもこすり操作がごく行い易くされた美粧
用手拭に係る。
従来技術
美粧用手拭としてはタオル、ハンカチ、ガーゼ
などが古くから使用されており、また最近ではナ
イロンなどの合成繊維の網目状タオルなどが皮膚
をこすつたりマツサージしたりするのに使用され
ている。
などが古くから使用されており、また最近ではナ
イロンなどの合成繊維の網目状タオルなどが皮膚
をこすつたりマツサージしたりするのに使用され
ている。
考案が解決しようとする課題
しかしながらそれらのもので皮膚をこすると、
刺激が強すぎるためか肌を荒らしたり、傷つけた
り、ざらつかせたり或いは肌を黒ずませたりする
ような障害の発生が少くなかつた。そこで考案者
は先に皮膚をもつとソフトな感じでしかも能率的
にこすつたり、マツサージしたりすることができ
るように、ガーゼを基体としつつその上に絹布を
添着させたものを開発し(実願昭61−104498号明
細書参照)、肌を荒らさずに垢などをよく落せる
美粧用手拭として好評を得ているが、皮膚をこす
るときに絹布と基体間にずれができて微妙なこす
り操作が行いにくいとか、垢の落ち工合が今一つ
であるなどの難点が残つた。そこで本考案はその
ような難点を克服しつつしかもソフトな絹布を肌
との接触用材として用いる美粧用手拭を得るべく
種々検討の結果なされたものである。
刺激が強すぎるためか肌を荒らしたり、傷つけた
り、ざらつかせたり或いは肌を黒ずませたりする
ような障害の発生が少くなかつた。そこで考案者
は先に皮膚をもつとソフトな感じでしかも能率的
にこすつたり、マツサージしたりすることができ
るように、ガーゼを基体としつつその上に絹布を
添着させたものを開発し(実願昭61−104498号明
細書参照)、肌を荒らさずに垢などをよく落せる
美粧用手拭として好評を得ているが、皮膚をこす
るときに絹布と基体間にずれができて微妙なこす
り操作が行いにくいとか、垢の落ち工合が今一つ
であるなどの難点が残つた。そこで本考案はその
ような難点を克服しつつしかもソフトな絹布を肌
との接触用材として用いる美粧用手拭を得るべく
種々検討の結果なされたものである。
課題を解決するための手段及び作用
本考案は、輪奈1を片面だけに設けたタオル地
2に、経糸及び緯糸の双方又は一方に撚りをかけ
ずに織られた平織の絹布3をタオル地2の輪奈を
設けてない方の面上に重ね合わせつつ一体化して
なる美粧用手拭である。
2に、経糸及び緯糸の双方又は一方に撚りをかけ
ずに織られた平織の絹布3をタオル地2の輪奈を
設けてない方の面上に重ね合わせつつ一体化して
なる美粧用手拭である。
このような手拭は、輪奈を設けてないタオル地
2の面と平織絹布3の裏面との密着性が相互に平
坦面であることから格段に良くなつて皮膚を絹布
3の表面でこするときに絹布とタオル地間のずれ
とかすべりが起りにくく、微妙なタツチでのこす
り操作とか細かい箇所のこすり操作が甚だ行い易
くなる。
2の面と平織絹布3の裏面との密着性が相互に平
坦面であることから格段に良くなつて皮膚を絹布
3の表面でこするときに絹布とタオル地間のずれ
とかすべりが起りにくく、微妙なタツチでのこす
り操作とか細かい箇所のこすり操作が甚だ行い易
くなる。
また、絹布3の経糸及び緯糸の一方又は双方を
撚りをかけてないものにすることによつて、絹の
繊維自体の持つ角張つた断面形状とか節部の凹凸
構造が、撚りによつて隠蔽されるように変形する
ことがなく、直接外面に現われるかたちになるこ
とから、その絹布3表面が皮膚と接触するときに
それらの角張つた形状とか節部の存在が皮膚の老
廃物落しとかマツサージに微妙に有効に働いて肌
をきめ細やかに磨くのに役立ち、すべすべとして
艶のある肌に仕上げ得るようになる。
撚りをかけてないものにすることによつて、絹の
繊維自体の持つ角張つた断面形状とか節部の凹凸
構造が、撚りによつて隠蔽されるように変形する
ことがなく、直接外面に現われるかたちになるこ
とから、その絹布3表面が皮膚と接触するときに
それらの角張つた形状とか節部の存在が皮膚の老
廃物落しとかマツサージに微妙に有効に働いて肌
をきめ細やかに磨くのに役立ち、すべすべとして
艶のある肌に仕上げ得るようになる。
そして、絹布は全体としてはソフトで繊細な繊
維でできているので、それで肌をこするときに肌
を傷つけたり荒らしたりすることが全くない、ソ
フトな肌の手入れが可能になると共に、基体とな
るボリユーム感とかクツシヨン性の豊かなタオル
地2の作用で手での取扱いは楽でこすり操作など
が行い易く、また石鹸水をつけたときなどの泡立
ちも甚だ良いものである。
維でできているので、それで肌をこするときに肌
を傷つけたり荒らしたりすることが全くない、ソ
フトな肌の手入れが可能になると共に、基体とな
るボリユーム感とかクツシヨン性の豊かなタオル
地2の作用で手での取扱いは楽でこすり操作など
が行い易く、また石鹸水をつけたときなどの泡立
ちも甚だ良いものである。
請求項2の考案は、そのような絹布3とタオル
地2の間に適宜綿布などの他の平織織布4を一枚
乃至数枚介在させるようにしたものである。
地2の間に適宜綿布などの他の平織織布4を一枚
乃至数枚介在させるようにしたものである。
このようにすると、その第三の他の織布4も平
織のものであるので、こすり操作のときのその織
布4を介してのタオル地2と絹布3との間のずれ
は同様に起りにくく、また絹布3による皮膚への
当りも前述同様にソフトで効率的であることに変
りはなく、かつ美粧用手拭全体としてのボリユウ
ム感とかクツシヨン性をより豊かにして手での取
扱いの良さとか石鹸水の泡立性の向上などに有用
となる。
織のものであるので、こすり操作のときのその織
布4を介してのタオル地2と絹布3との間のずれ
は同様に起りにくく、また絹布3による皮膚への
当りも前述同様にソフトで効率的であることに変
りはなく、かつ美粧用手拭全体としてのボリユウ
ム感とかクツシヨン性をより豊かにして手での取
扱いの良さとか石鹸水の泡立性の向上などに有用
となる。
実施例 1
第1図及び第2図に示すように、輪奈1が片面
のみに設けられた木綿のタオル地2の、輪奈の設
けられていない他方の片面上に、経糸又は緯糸だ
けに撚りをかけずに織成された平織の絹布3を重
ね合わせつつ縫合5して一体化したものである。
のみに設けられた木綿のタオル地2の、輪奈の設
けられていない他方の片面上に、経糸又は緯糸だ
けに撚りをかけずに織成された平織の絹布3を重
ね合わせつつ縫合5して一体化したものである。
このように経糸又は緯糸だけに撚りをかけずに
織られた絹布3であつても、その経糸又は緯糸の
繊維自体の角張つた形状とか節部構造が皮膚の老
廃物とか垢などをこすり落すのに有効に働いてき
め細やかに肌を磨くことができ、すべすべとして
艶のよい肌の仕上げ、保持に効果的である。
織られた絹布3であつても、その経糸又は緯糸の
繊維自体の角張つた形状とか節部構造が皮膚の老
廃物とか垢などをこすり落すのに有効に働いてき
め細やかに肌を磨くことができ、すべすべとして
艶のよい肌の仕上げ、保持に効果的である。
実施例 2
第2図に示すように、実施例1の絹布3とタオ
ル地2の間に一枚の木綿の平織織布4を介在させ
つつ同様に全体を縫合、一体化したものである。
ル地2の間に一枚の木綿の平織織布4を介在させ
つつ同様に全体を縫合、一体化したものである。
この場合は全体の厚みが大となると共に全体の
ボリユーム感とかクツシヨン性も増すので、前述
のごとく手での取扱い易さとか石鹸水で洗うとき
の泡立ち性の良さなどをよりよくするのに有用で
ある。
ボリユーム感とかクツシヨン性も増すので、前述
のごとく手での取扱い易さとか石鹸水で洗うとき
の泡立ち性の良さなどをよりよくするのに有用で
ある。
考案の効果
前述したところからも明らかなように本考案の
美粧用手拭は次のような顕著な効果を奏する。
美粧用手拭は次のような顕著な効果を奏する。
イ 基体となるタオル地と皮膚との直接接触材で
ある絹布間の密着性が良いので、それら間のす
べりとかずれが少くなつて皮膚のこすり操作が
行い易くなるうえにデリケートなこすり操作も
楽に行えるようになる。
ある絹布間の密着性が良いので、それら間のす
べりとかずれが少くなつて皮膚のこすり操作が
行い易くなるうえにデリケートなこすり操作も
楽に行えるようになる。
ロ 絹布を構成する撚りのかかつていない糸の作
用で皮膚の垢などを効率よくこすり落せるよう
になり、肌をきめ細やかに磨いてすべすべとし
た艶のある状態に仕上げたり保持したりするの
に効果的となる。
用で皮膚の垢などを効率よくこすり落せるよう
になり、肌をきめ細やかに磨いてすべすべとし
た艶のある状態に仕上げたり保持したりするの
に効果的となる。
ハ 絹布とタオル地とが重ね合わされたかたちの
ものであるのでボリユーム感とかクツシヨン性
に富んで手で取扱い易いうえに石鹸水をつけた
ときの泡立ち性などもよく、また皮膚と直接接
触するのが全体としてはソフトな絹布面である
ために皮膚を荒らしたり傷つけたりすることの
ない、ソフトな肌みがきとか肌のマツサージを
容易に可能にする。
ものであるのでボリユーム感とかクツシヨン性
に富んで手で取扱い易いうえに石鹸水をつけた
ときの泡立ち性などもよく、また皮膚と直接接
触するのが全体としてはソフトな絹布面である
ために皮膚を荒らしたり傷つけたりすることの
ない、ソフトな肌みがきとか肌のマツサージを
容易に可能にする。
ニ 高価な絹布の使用量が少いので経済的であ
る。
る。
ホ 絹布とタオル地間に他の平織織布んを介在さ
せるようにするときはボリユーム感とかクツシ
ヨン性を更に向上させて手での取扱い易さとか
石鹸水を使うときの泡立性の良さなどを更に増
すことができる。
せるようにするときはボリユーム感とかクツシ
ヨン性を更に向上させて手での取扱い易さとか
石鹸水を使うときの泡立性の良さなどを更に増
すことができる。
第1図は本考案一実施例の部分破断斜視図、第
2図はその実施例の部分断面図、第3図は本考案
他の実施例の部分断面図 1……輪奈、2……タオル地、3……絹布、4
……他の平織織布。
2図はその実施例の部分断面図、第3図は本考案
他の実施例の部分断面図 1……輪奈、2……タオル地、3……絹布、4
……他の平織織布。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 輪奈1を片面だけに設けたタオル地2に、経
糸及び緯糸の双方又は一方に撚りをかけずに織
られた平織の絹布3をタオル地2の輪奈を設け
てない方の面上に重ね合わせつつ一体化したこ
とを特徴とする美粧用手拭。 2 タオル地2と絹布3との間に他の平織織布4
を介在させた請求項1の美粧用手拭。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5062488U JPH0515821Y2 (ja) | 1988-04-15 | 1988-04-15 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5062488U JPH0515821Y2 (ja) | 1988-04-15 | 1988-04-15 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01152588U JPH01152588U (ja) | 1989-10-20 |
JPH0515821Y2 true JPH0515821Y2 (ja) | 1993-04-26 |
Family
ID=31276662
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5062488U Expired - Lifetime JPH0515821Y2 (ja) | 1988-04-15 | 1988-04-15 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0515821Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2530460Y2 (ja) * | 1990-03-02 | 1997-03-26 | 恵一朗 吉田 | 美粧用あかすり |
JPH0650184Y2 (ja) * | 1990-03-12 | 1994-12-21 | 明美 堀 | 絹等の天然繊維と綿や化学繊維等から成るパイルの貼り合わせ体 |
JP2530615Y2 (ja) * | 1990-03-22 | 1997-03-26 | 恵一郎 吉田 | 美粧用あかすり |
-
1988
- 1988-04-15 JP JP5062488U patent/JPH0515821Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01152588U (ja) | 1989-10-20 |
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