JPH05157046A - 密閉型電動圧縮機の消音装置 - Google Patents
密閉型電動圧縮機の消音装置Info
- Publication number
- JPH05157046A JPH05157046A JP31893191A JP31893191A JPH05157046A JP H05157046 A JPH05157046 A JP H05157046A JP 31893191 A JP31893191 A JP 31893191A JP 31893191 A JP31893191 A JP 31893191A JP H05157046 A JPH05157046 A JP H05157046A
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- JP
- Japan
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- chamber
- intake
- suction
- muffler
- lead
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、圧縮機の吸入，圧縮によって生ず
る断続的な吸入脈動の低減及び吸入リードの開閉運動に
よって生ずる騒音を低減させる密閉型電動圧縮機の吸入
マフラを提供することを目的としたものである。 【構成】 圧縮機を構成する吸入室１０と吸入マフラ２
０の膨脹室２１を連通する連通管に緩衝室を内設させて
構成する。
る断続的な吸入脈動の低減及び吸入リードの開閉運動に
よって生ずる騒音を低減させる密閉型電動圧縮機の吸入
マフラを提供することを目的としたものである。 【構成】 圧縮機を構成する吸入室１０と吸入マフラ２
０の膨脹室２１を連通する連通管に緩衝室を内設させて
構成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、冷媒ガスを吸入マフラ
を介し直接シリンダへ導く構造の密閉型電動圧縮機の消
音装置に関する。
を介し直接シリンダへ導く構造の密閉型電動圧縮機の消
音装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、密閉型電動圧縮機（以下圧縮機と
いう）はエネルギー効率向上の見地から高効率を得るた
めの改良が進んでいる。その主な技術の一つは戻り吸入
ガスを吸入マフラを介して直接シリンダーへ導くもの
で、吸入マフラの設計が圧縮機の効率に大きく影響す
る。
いう）はエネルギー効率向上の見地から高効率を得るた
めの改良が進んでいる。その主な技術の一つは戻り吸入
ガスを吸入マフラを介して直接シリンダーへ導くもの
で、吸入マフラの設計が圧縮機の効率に大きく影響す
る。
【０００３】以下、図面を参照しながら従来の圧縮機に
ついて説明する。図２、図３は特開平１−３７５９６号
公報に示された圧縮機の断面図と消音装置の拡大断面図
である。
ついて説明する。図２、図３は特開平１−３７５９６号
公報に示された圧縮機の断面図と消音装置の拡大断面図
である。
【０００４】図２において、１は密閉容器である。２は
固定子、３は回転子で電動要素を構成している。４はク
ランク軸で前記回転子３に圧入されている。５はシリン
ダ、６はピストンで、前記シリンダ５内に遊嵌されてい
る。７はコンロッドで、前記ピストン６とクランク軸４
の偏心部に連結されている。
固定子、３は回転子で電動要素を構成している。４はク
ランク軸で前記回転子３に圧入されている。５はシリン
ダ、６はピストンで、前記シリンダ５内に遊嵌されてい
る。７はコンロッドで、前記ピストン６とクランク軸４
の偏心部に連結されている。
【０００５】図３において、８はバルブプレート、９ハ
シリンダヘッドで、前記バルブプレート８を介して吸入
室１０と吐出室１１を形成している。１２は吸入口、１
３は吸入リードで、前記バルブプレート９に密着し、前
記吸入口１２を開閉する。
シリンダヘッドで、前記バルブプレート８を介して吸入
室１０と吐出室１１を形成している。１２は吸入口、１
３は吸入リードで、前記バルブプレート９に密着し、前
記吸入口１２を開閉する。
【０００６】１４は膨脹室、１５は共鳴室で、吸入マフ
ラ１６を形成し、前記シリンダヘッド９の上方に配設さ
れている。１７は連通管で、前記吸入室１０と膨脹室１
４を連通するとともに、前記シリンダヘッド９に固定さ
れている。
ラ１６を形成し、前記シリンダヘッド９の上方に配設さ
れている。１７は連通管で、前記吸入室１０と膨脹室１
４を連通するとともに、前記シリンダヘッド９に固定さ
れている。
【０００７】以上のように構成された圧縮機について、
以下その動作を説明する。まず、回転子３の回転運動は
クランク軸４、コンロッド７を介してシリンダ５に遊嵌
されたピストン６を往復摺動させ冷媒ガスの吸入，圧縮
を行っている。吸入された戻り冷媒ガスは、膨脹室１
４，連通管１７，吸入室１０，吸入孔１２を経てシリン
ダ４内に吸入される。圧縮時には吸入リード１３が吸入
口１２を閉塞し圧縮された冷媒ガスは吐出口（図示せ
ず）より排出される。
以下その動作を説明する。まず、回転子３の回転運動は
クランク軸４、コンロッド７を介してシリンダ５に遊嵌
されたピストン６を往復摺動させ冷媒ガスの吸入，圧縮
を行っている。吸入された戻り冷媒ガスは、膨脹室１
４，連通管１７，吸入室１０，吸入孔１２を経てシリン
ダ４内に吸入される。圧縮時には吸入リード１３が吸入
口１２を閉塞し圧縮された冷媒ガスは吐出口（図示せ
ず）より排出される。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、膨脹室１４と吸入室１０を連通する連通管
１７は単なるストレートパイプであり、吸入，圧縮によ
って生ずる断続的な吸入脈動、及び吸入リード１３の開
閉運動による騒音に対し何等の緩和作用を持たない。従
って、吸入回路の騒音の増加と、吸入効率を低下させる
という欠点を有していた。
の構成では、膨脹室１４と吸入室１０を連通する連通管
１７は単なるストレートパイプであり、吸入，圧縮によ
って生ずる断続的な吸入脈動、及び吸入リード１３の開
閉運動による騒音に対し何等の緩和作用を持たない。従
って、吸入回路の騒音の増加と、吸入効率を低下させる
という欠点を有していた。
【０００９】本発明はこのような従来の課題を解決する
もので、吸入脈動を低減し、低騒音，高効率圧縮機の吸
入マフラを提供するものである。
もので、吸入脈動を低減し、低騒音，高効率圧縮機の吸
入マフラを提供するものである。
【００１０】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明のプラスチック製吸入マフラは、膨脹室と、
共鳴室と、前記膨脹室と吸入室に開口連通する連通管と
からなり、前記連通管に緩衝室を設けたものである。
め、本発明のプラスチック製吸入マフラは、膨脹室と、
共鳴室と、前記膨脹室と吸入室に開口連通する連通管と
からなり、前記連通管に緩衝室を設けたものである。
【００１１】
【作用】本発明は上記した構成により、吸入，圧縮によ
って生ずる断続的な吸入脈動、及び吸入リードの開閉運
動による騒音は、緩衝室によって低減され、吸入リード
の円滑な開閉運動をもたらし、吸入効率を高め、低騒音
化が可能となる。
って生ずる断続的な吸入脈動、及び吸入リードの開閉運
動による騒音は、緩衝室によって低減され、吸入リード
の円滑な開閉運動をもたらし、吸入効率を高め、低騒音
化が可能となる。
【００１２】
【実施例】以下本発明の一実施例について図面を参照し
ながら説明する。尚、従来例と同一部品は同一符号を用
いて説明し、構成，動作の同じ所は省略する。図１は本
発明の一実施例における要部拡大断面図である。
ながら説明する。尚、従来例と同一部品は同一符号を用
いて説明し、構成，動作の同じ所は省略する。図１は本
発明の一実施例における要部拡大断面図である。
【００１３】図１において、２０はプラスチック製吸入
マフラである。２１は膨脹室、２２は共鳴室である。２
３は緩衝室で、前記共鳴室内に一体形成されている。２
４は連通管Ａで、一端が前記膨脹室２１内に開口部を有
し、他端が前記緩衝室２３に開口する。２５は連通管Ｂ
で、前記緩衝室２４と吸入室１０を連通しシリンダヘッ
ド９に固定されている。
マフラである。２１は膨脹室、２２は共鳴室である。２
３は緩衝室で、前記共鳴室内に一体形成されている。２
４は連通管Ａで、一端が前記膨脹室２１内に開口部を有
し、他端が前記緩衝室２３に開口する。２５は連通管Ｂ
で、前記緩衝室２４と吸入室１０を連通しシリンダヘッ
ド９に固定されている。
【００１４】上記構成において、戻り冷媒ガスは、従来
例と同様に吸入マフラへ導かれ、膨脹室２１，連通管Ａ
２４，緩衝室２３，連通管Ｂ，吸入室１０，吸入孔１２
を経てシリンダ５内に吸入される。この時、吸入，圧縮
によって生ずる断続的な吸入脈動、及び吸入リードの開
閉運動による騒音は、緩衝室によって緩和され、吸入リ
ード１３の開閉運動を円滑にし吸入効率を高め、圧縮機
の高効率化，低騒音化が可能となる。
例と同様に吸入マフラへ導かれ、膨脹室２１，連通管Ａ
２４，緩衝室２３，連通管Ｂ，吸入室１０，吸入孔１２
を経てシリンダ５内に吸入される。この時、吸入，圧縮
によって生ずる断続的な吸入脈動、及び吸入リードの開
閉運動による騒音は、緩衝室によって緩和され、吸入リ
ード１３の開閉運動を円滑にし吸入効率を高め、圧縮機
の高効率化，低騒音化が可能となる。
【００１５】
【発明の効果】以上のように本発明のプラスチック製吸
入マフラは膨脹室と、吸入室に開口連通する連通管に緩
衝室を設けることにより、断続的な吸入脈動、及び騒音
は緩衝室によって緩和されることとなり、吸入リードの
円滑な開閉運動をもたらし、圧縮機の高効率化，低騒音
化が可能となる。
入マフラは膨脹室と、吸入室に開口連通する連通管に緩
衝室を設けることにより、断続的な吸入脈動、及び騒音
は緩衝室によって緩和されることとなり、吸入リードの
円滑な開閉運動をもたらし、圧縮機の高効率化，低騒音
化が可能となる。
【図１】本発明の一実施例における吸入マフラの断面図
【図２】従来圧縮機の断面図
【図３】従来圧縮機の吸入マフラ断面図
２１ 膨脹室 ２２ 共鳴室 ２３ 緩衝室 ２４ 連通管Ａ ２５ 連通管Ｂ
Claims (1)
- 【請求項１】 密閉容器内に弾性支持された電動要素
と、圧縮要素と、プラスチック製吸入マフラとからな
り、前記吸入マフラは膨脹室と、共鳴室と、一端が前記
膨脹室に開口し、他端が前記圧縮要素を構成するシリン
ダヘッドの吸入室に開口連通する連通管に緩衝室を設け
たことを特徴とする密閉型電動圧縮機の消音装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31893191A JPH05157046A (ja) | 1991-12-03 | 1991-12-03 | 密閉型電動圧縮機の消音装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31893191A JPH05157046A (ja) | 1991-12-03 | 1991-12-03 | 密閉型電動圧縮機の消音装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05157046A true JPH05157046A (ja) | 1993-06-22 |
Family
ID=18104587
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31893191A Pending JPH05157046A (ja) | 1991-12-03 | 1991-12-03 | 密閉型電動圧縮機の消音装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05157046A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5762478A (en) * | 1995-03-07 | 1998-06-09 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Cylinder head structure of a reciprocating compressor and method of attaching a capillary tube to the cylinder head structure |
| KR100693746B1 (ko) * | 2005-01-27 | 2007-03-12 | 엘지전자 주식회사 | 압축기의 소음저감장치 |
| US7578659B2 (en) | 2005-01-31 | 2009-08-25 | York International Corporation | Compressor discharge muffler |
| WO2018012623A1 (ja) * | 2016-07-14 | 2018-01-18 | ダイキン工業株式会社 | マフラ機能を有する圧縮機 |
-
1991
- 1991-12-03 JP JP31893191A patent/JPH05157046A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5762478A (en) * | 1995-03-07 | 1998-06-09 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Cylinder head structure of a reciprocating compressor and method of attaching a capillary tube to the cylinder head structure |
| KR100693746B1 (ko) * | 2005-01-27 | 2007-03-12 | 엘지전자 주식회사 | 압축기의 소음저감장치 |
| US7578659B2 (en) | 2005-01-31 | 2009-08-25 | York International Corporation | Compressor discharge muffler |
| WO2018012623A1 (ja) * | 2016-07-14 | 2018-01-18 | ダイキン工業株式会社 | マフラ機能を有する圧縮機 |
| JP2018017233A (ja) * | 2016-07-14 | 2018-02-01 | ダイキン工業株式会社 | マフラ機能を有する圧縮機 |
| CN109477475A (zh) * | 2016-07-14 | 2019-03-15 | 大金工业株式会社 | 具有消声功能的压缩机 |
| EP3486487A4 (en) * | 2016-07-14 | 2019-05-22 | Daikin Industries, Ltd. | COMPRESSOR HAVING SILENT FUNCTION |
| US10989196B2 (en) | 2016-07-14 | 2021-04-27 | Daikin Industries, Ltd. | Compressor having muffler function |
| CN109477475B (zh) * | 2016-07-14 | 2022-06-17 | 大金工业株式会社 | 具有消声功能的压缩机 |
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