JPH05156450A - 基体をプラズマcvd被覆またはプラズマ処理するための方法及び装置 - Google Patents

基体をプラズマcvd被覆またはプラズマ処理するための方法及び装置

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JPH05156450A
JPH05156450A JP4134377A JP13437792A JPH05156450A JP H05156450 A JPH05156450 A JP H05156450A JP 4134377 A JP4134377 A JP 4134377A JP 13437792 A JP13437792 A JP 13437792A JP H05156450 A JPH05156450 A JP H05156450A
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microwaves
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 大表面の基体に経済的にそして特に短時間で
被覆するために、そして従来の被覆よりもより貫通しが
たいそしてより等質な被覆とするために、沈澱し得る反
応ガスが被覆表面の上に流されそしてウエーブガイドで
発生されたマイクロ波によって反応ガスが励起されてバ
ンド形状のプラズマになるようにする。 【構成】 互いに直交して分極しそして互いに4分の1
波長だけ位相のずれている2つの定在波が励起されると
ころの4角形断面のウエーブガイドが用いられる。マイ
クロ波のプラズマへの結合はウエーブガイドの端部の1
つに設けられた縦型のスリットによって行われる。2つ
の交差したマイクロ波分極器(4,5)はウエーブガイ
ド(1)内に置かれ、そしてそれぞれの供給源(7,
8)に隣接した分極器は供給マイクロ波によって貫通さ
れることができそしてそれぞれの供給源(7,8)から
離れて置かれた分極器(4,5)は供給マイクロ波によ
って貫通されることができない。各場合による間隔で置
かれた終端壁(2,3)と分極器(4,5)との距離は
定在波を形成するように選択されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は基体を処理または被覆
のための方法に関しており、そこでは被覆を沈澱し得る
反応ガスが被覆表面に流されそしてその反応ガスがウエ
ーブガイドで発生されたマイクロ波によって励起されて
バンド形状(band−shaped)のプラズマにな
る。この発明はその方法を行うための装置にもまた関し
ており、そしてその装置は処理または被覆される基体を
収納するたの反応空間と、その反応空間へ反応ガスを供
給するためのガス入口とそして波長λh のマイクロ波が
励起される反応空間に隣接したウエーブガイドとから構
成されている。
【0002】
【従来の技術】種々の材料の表面を改良するために、超
高周波の、高周波の、または低周波の放電によって発生
されたプラズマは、直流放電によって発生されたプラズ
マと同様に、しばしば用いられている。適用はプラスチ
ック表面を印刷不能にしたり、即ち、液体の濡れ方の意
図的な変更または硬い、耐引っかき性被覆または基体の
光学的そして電気的性質を望ましく変更する被覆(干渉
(interference)被覆システム、カラー被
覆、導電性被覆)とすることである。多くの利用のため
には、処理または被覆の種々の性質、例えば被覆厚さ、
多孔性、屈折率、そして導電性、の高度な等質性が重要
である。このことは全表面に一様に作用するプラズマを
一般的に前提としている。
【0003】DE−OS3830249から大領域の平
坦な基体のためのプラズマCVD方法が知られている。
そこではプラズマ電極は被覆される表面の上または下の
グリッドに置かれ、そして2つの隣接するプラズマ電極
間の距離はそれらのプラズマ柱が互いに重なり合うよう
な大きさである。この配置の欠点はアンテナによって放
出されたマイクロ波エネルギー量が完全に一様なエネル
ギー入力としてプラズマに加えられないということであ
り、そして更に、アンテナによって放出された電波の干
渉効果が一様性を妨害するということである。“緩いウ
ェーブ構造”と呼ばれるウエーブガイド構造が用いられ
ている装置であって基体を処理するためのマイクロ波プ
ラズマを発生するための装置がDE−PS314798
6で知られている。ウエーブガイド構造に沿ったプラズ
マへの減少するエネルギー入力のためにこの配置もまた
一様でないバンドプラズマに導く。
【0004】エム.ガイスラー(M.Geisle
r)、ジェ.キーセル(J.Kieser)、イー.ラ
エウヒル(E.Raeuchle)、アール.ウイルヘ
ルム(R.Wilhelm)、真空の科学と技術につい
ての評論A8,908(1990)“プラズマ源を加熱
する延長マイクロウエーブ電子サイクロトロン共鳴”で
は、バンド形状プラズマを発生するための永久磁石のバ
ンド形状配置とそして延長ホーンアンテナによるマイク
ロ波供給とが知られている。基体とバンド形状プラズマ
との相対的な移動が、あらゆる変形において、移動の方
向に良好な、等質化した処理と被覆を生み出す一方で、
バンドの方向のプラズマの一様性は不十分に思われる。
このような2つのアンテナのオフセット配置でも、緩い
ウエーブ構造の一次元グリッドはプラズマへの完全に一
様なエネルギー入力を導かない。緩いウエーブ構造との
同じ関係に加えて、ECR配置の欠点は低いプロセス圧
力が必須であることであり、高い被覆率を達成すること
を望むならば、それが一般的であるが、大きな吸引能力
のポンプを用いて低いプロセス圧力で大きな材料流を注
ぎ出すことができなければならないということである。
使用される基体の非貫通性への要求はまた増大する。別
の欠点は長い導出時間が必要な動作圧力を確立するため
に必要であるということである。
【0005】DE−OS3926023では被覆の生成
のためのCVD被覆方法とコラム形状開口を備えた金属
パイプ形状の控え部屋が被覆基体の在る反応空間で方法
を実施するための装置とが知られている。この控え部屋
では、プラズマを励起するマイクロ波が発生される。反
応空間へ導入された反応ガスの励起はその時反応空間へ
プラズマをそそぎ込む励起した種によって行われる。し
たがって大部分のプラズマは控え部屋に存在しそして反
応空間には存在しない。大領域の基体を被覆するため
に、基体は控え部屋のスリット形成開口に垂直に移動さ
れる。この方法の欠点は、間接的な励起のために、低い
被覆率と反能率しか達成できないということである。こ
の方法は低い多孔性を備えた全面的に酸化されたそして
非貫通性の被覆を生成するためには適合していない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この発明の目的はした
がって大領域の基体が経済的に、特に短時間で、被覆で
きる方法と装置であり、そしてその被覆は従来技術の方
法で達成される被覆よりもより非貫通性でそしてより等
質である。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の目的は請求の
範囲1の特徴による方法と請求の範囲11の特徴による
装置とで達成される。望ましい構成は従属請求の範囲の
目的である。ウエーブガイドにバンド形状プラズマを発
生するために、互いに直交して分極した2つの定在波が
励起されるときそして4分の1波長だけ互いにシフトし
ているときそしてマイクロ波とプラズマの結合が4角形
のウエーブガイドの1つの端部にある1波長スリット
(結合スリット)によって行われるとき基体になされた
被覆は従来の被覆よりもはるかに等質であるということ
がわかった。マイクロ波の供給はウエーブガイドの端部
で各々の場合に行われる。
【0008】4分の1波長だけ互いにシフトした2つの
定在波の利用は1つの定在波のノードが他の定在波の反
ノードにあるので、プラズマへのエネルギー入力が大い
に一様になるという利点がある。分極方向が互いに直交
する2つの分極波の利用はその2つの波は互いに影響し
ないために互いに独立であるという利点がある。線形様
式で分極しているこのような波に対して、全く同一の条
件が矩形のウエーブガイドの端部において認められるの
でウエーブガイドの端部の1つに結合スリットを置くこ
とは有利である。
【0009】ウエーブガイドの両端に供給されるマイク
ロ波のために、1つの波のエネルギー低下は、プラズマ
バンドの方向のプラズマへの結合は引き起こすのだが他
側から供給される波のエネルギー増加、それはこの方向
に生ずるのだが、によって主に補償される。両方の波の
エネルギー低下は減衰に依存した指数関数によって各場
合に記述されるから、ウエーブガイドの中間では、エネ
ルギー最小値が達成されるが、しかし従来技術による方
法におけるよりもはるかに弱くなるということは真実で
ある。このことはウエーブガイドに沿ったはるかに良好
な等質性が、そしてしかも基板に作用するプラズマの大
いに良好な等質性が、達成されるということを意味して
いる。
【0010】ウエーブガイドの内部の部屋は反応空間と
は分離しているので、プラズマは、DE−OS3926
023とは対照的に、反応空間から完全に移動されるの
で、基体の上に直接に在ることになる。したがって高い
被覆率と高い反応率が達成される。更に、その被覆はよ
り大きな非貫通性とより低い多孔性とが明確であるか
ら、基板とプラズマとの直接の接触が有利である。ウエ
ーブガイドの端部の1つの結合スリットはウエーブガイ
ドの壁電流jを生じないようにしている。これらは次の
方程式にしたがってウエーブガイドの長さ方向Xの端部
の面積にしたがって変化する。 j1 =j0 ×sin(a×x)そして j2 =j0 ×cos(a×x), そしてa=2π/λh でありそしてj0 はウエーブガイ
ドの最大壁電流である。λh は両方の定在波が同じ波長
であるときのウエーブガイドの波長でありそして、異な
る定在波の場合には、両方の波長の平均波長である。減
衰はここでは無視できるほどに小さいとしている。
【0011】発明は2つの実施例を提供する。第1実施
例では、異なる波長λh1とλh2の2つの波を発生する2
つの癒着しない(インコヒーレントな)マイクロ波の放
出器が用いられている。2つの波長λh1とλh2は互いに
1パーセント以下しか異なっていない。このことは壁電
流j1 とj2 とによって放射された分離したエネルギー
1 とp2 とが全エネルギーpへと重ね合わされるとい
う有利さを表している。この全エネルギーは結合スリッ
トに沿ってどこでも同じ、即ち、座標xとは無関係、で
ある。反応ガスと新鮮なガとの交換を改良するために、
実施例ではマイクロ波発生器は期間tp には周期的に作
動させられそして期間td には止められる。期間td
0.5msと2msとの間でありそして期間tp は1m
sと100msとの間である。
【0012】第2実施例によれば、類似の、癒着した
(コヒーレントな)マイクロ波発生器が交互にパルスを
発生するように作動させられている。この場合は波長λ
h1とλh2は互いに等しい。期間td では、マイクロ波発
生器は交互にパルスを発生するように作動させられ、そ
してパルスのクロック時間tA はプラズマの特性時間、
沈澱時間そしてガス交換時間に比較して小さい。この場
合に、平均エネルギーは、それはただ被覆またはプラズ
マ処理にのみ関連しているのだが、座標Xに無関係にな
る。一様なプラズマは結合スリットで放射されたマイク
ロ波によって1次元(X−方向)励起される。マイクロ
波の周波数として、400MHzから10GHzの範囲
の周波数が用いられる。大領域の基板を処理または被覆
するために、基板は結合スリットに直交して移動される
かまたは結合スリットが基板に直交して移動される。基
体の材料と基体に適用される被覆に応じて、基体を加熱
することが有利である。他の材料との結合では処理また
は被覆動作中に基体を適当に冷却することが有利である
ことがある。その方法を遂行する装置は処理または被覆
される基体を収納する反応空間を有している。反応ガス
を供給するためのガス入口は反応空間で終わっている。
矩形の、好ましくは4角形の断面からなるウエーブガイ
ドが反応空間に隣接してある。ウエーブガイドは各場合
(1.終端壁と2.終端壁)に壁で両方のその終端で閉
じている。2つの交差したマイクロ波分極器はウエーブ
ガイドに距離1=λh /2(n+1/2)を離して置か
れる。マイクロ波に供給する供給源はそれぞれの終端壁
と終端壁に割り当てられた分極器との間にある。H10
ードとH01モードとが供給されるから、ウエーブガイド
の側壁での供給源は互いに90°だけ分岐して配列され
ている。
【0013】それぞれの供給源に隣接した分極器はこの
供給源によって供給されたマイクロ波によって貫通され
ることができるが、それぞれの供給源から離れて置かれ
た分極器は各場合に供給されたマイクロ波によって貫通
されることができない。このようにして、両方の供給さ
れた波に対して、各場合にそれぞれの終端壁とより離れ
た分極器との距離がキャビティ波長λh1またはλh2の半
波長の整数倍であるときに、ウエーブガイドは定在波を
形成するキャビティを形成するということが達成され
る。両定在波が互いにλh /4だけシフトしているの
で、終端壁と終端壁に隣接した分極器との間の距離はλ
h /4またはλh /4の奇数倍にセットされている。
【0014】2つのマイクロ波分極器の間には、ウエー
ブガイドの縦の端部に、長さsそして幅b1 の結合スリ
ットが設けられそしてマイクロ波によって貫通される材
料からなる結合スリットによって反応空間の方は閉じら
れている。ウエーブガイドと反応空間との完全な空間的
分離は被覆材料が意図しない場所に沈澱しないという有
利さがある。ウエーブガイドの内部はウエーブガイドの
意図しないプラズマの点火を避けるために1バール(b
ar)の圧力以下である。種々の波長で作動することが
できるように、各場合に特別に適用されるウエーブガイ
ドを用いないでも、分極器そしてまたは終端壁は軸方向
に移動できるように配置されている。壁そしてまたは分
極器の可動性は各場合に供給されたマイクロ波の波長に
ウエーブガイドが適合するようにしている。
【0015】プラズマに結合する程度は好ましい実施例
によれば結合スリットを長さdのチャンネルの形にする
ことによって変えることができる。この結合チャンネル
は結合スリットの端部の方に本質的に径方向に延びてい
る境界壁を置くことによって作られる。長さdはマイク
ロ波のそれぞれの波長λh と密接に関連している。d=
λh が選ばれると、結合は弱く、ウエーブガイドに沿っ
て弱い減衰が現れることになる。弱い減衰はウエーブガ
イドの軸方向のエネルギー落下(drop)がただ小さ
いということになり、そのため結合スリットに沿って、
プラズマの良好な等質性が達成されるということを意味
している。d=0が選ばれると、それは境界壁の省略と
同義であるが、強い結合そしてしたがってまた強い減衰
が得られる。バンドプラズマの等質性はしたがって低下
する。dが好ましくはλh /4にセットされるというこ
とを意味して、好ましくはできるだけ小さい減衰が求め
られている。キャビティの質はこの場合に増大するの
で、結合は弱いが、しかしプラズマへのエネルギー入力
は強い結合に比較しうる程度であるということは真実で
ある。マイクロ波はウエーブガイド中を何度も行ったり
来たりするため、マイクロ波によって放出されるエネル
ギー量は、この目的のために、しかし減衰のために、数
回しかウエーブガイドを通過しないところの強く結合し
たマイクロ波と同じ程度に大きい。
【0016】ウエーブガイドは金属アンテナベース上に
あり、そして結合スリットはアンテナベースに面してい
る。アンテナベースは本質的には金属プレートからな
り、そこでは結合スリットの幅に相当する幅のスリット
が作られている。結合チャンネルの境界壁はウエーブガ
イドが位置づけられた後でアンテナに電気的に接続され
ている。このことは結合スリットの領域での阻止された
壁電流がアンテナベースに伝播するという有利さがあ
る。結合スリットまたは結合チャンネルを閉じるマイク
ロ波ウインドウはアンテナベースに埋め込まれそしてシ
ーリング素子上にあるため、ウエーブガイドの内部は反
応空間からシールされている。ウエーブガイド内の圧力
が1,000ミリバール(mbar)であるから、この
ことは必要なことであり、他方反応空間内の圧力は約1
ミリバール(mbar)である。アンテナベースの幅b
2 は結合スリットの幅b1 の整数倍である。アンテナベ
ースの幅の選択はウエーブガイドの縦軸に直交するプラ
ズマゾーンの広さを決める。あらゆる成分の反応ガスが
導入されるガスの入口は、アンテナベースの側にあり反
応空間内のマイクロ波ウインドウの前で終わっている。
ガス入口の口はアンテナベースの幅に調節されているの
で、反応ガスはプラズマが励起される領域に確実に導入
される。ガス入口は結合スリットの全長にわたって広が
っている。ガス入口の反対側には、結合スリットの全長
にわたって広がっているガス出口がある。吸引装置がガ
ス出口に装着されているので、新しい反応ガスは定常的
に供給されそして連続的な被覆が実行されることができ
る。
【0017】大領域の基体を被覆するためには、基体が
移動するように配置されるか、またはアンテナベースと
ガス入口とガス出口とを備えたウエーブガイドが移動す
るように配置されるかである。例えばパイプの内側を被
覆するための装置では、マイクロ波装置が非常に小さい
のでパイプの内部に完全に挿入することができる。被覆
されるパイプが回転するかまたはパイプが保持されてマ
イクロ波装置が回転するかで被覆が実行される。両方の
場合に、プラズマは被覆されるパイプの内側へ運ばれ
る。その装置はわずかに曲がった基体を被覆するのに適
している。この目的のために、ウエーブガイドは軸方向
に曲げられている。2次元的に(平面的に)、曲がった
基体を被覆するために、軸方向に曲げられたウエーブガ
イドが用いられ、基体の曲がりに適合するように曲げら
れた通路に置かれ、基体と相対的に移動できるようにっ
ている。
【0018】カウンタプレイトがウエーブガイドから離
れて面している基体の側に置かれている。このカウンタ
プレートは励起のために用いられたマイクロ波を空間的
に集中するための目的を持っている。更に、カウンタプ
レートは加熱できるように作られているので、被覆は高
められた温度で実行することができる。両方の方法を実
行できるように、等しい波長のまたは異なる波長のマイ
クロ波を供給する2つのマイクロ波発生器に供給源が接
続されている。同一のマイクロ波発生器が等しいて波長
のマイクロ波を発生するのに用いられるとき、マイクロ
波発生器は適当な付属装置によって期間tp の間で交互
にパルス駆動され、そして期間tA は1マイクロ秒(μ
s)から100マイクロ秒(μs)の範囲にある。発明
の実施例は図面に基づいてより詳細に以下に説明され
る。
【0019】図1において、ウエーブガイド1は全体的
に表されている。ウエーブガイドの断面は、ここで示さ
れた実施例では、端部長さaの4角形である。ウエーブ
ガイドの全長は13 で示されている。マイクロ波供給源
7と8は、マイクロ波発生器に接続されているのだが、
ウエーブガイド1の終端部分に備えられている。ここで
示された例では、マイクロ波供給源7と8はウエーブガ
イド1の側壁32で終わっている。H10モードはマイク
ロ波供給源7によってウエーブガイドへ供給される。二
重の矢印はH10モードのE−電界方向を示している。供
給源8はウエーブガイド1の側壁33に接続されてい
る。H01モードは供給源8によってウエーブガイドへ供
給される。二重矢印10はH01モードのE−電界方向を
示している。他方、ウエーブガイドの終端部は第1の終
端壁2によってそして第2の終端壁3によって閉じれて
いる。両方のこれらの終端壁2と3は軸方向に移動する
ように配置されている。このことは矢印11と12によ
って明示されている。
【0020】2つのマイクロ波分極器4と5はウエーブ
ガイド1の内部に置かれている。第1マイクロ波分極器
4は供給源7によって供給された垂直に分極したマイク
ロ波によって貫通されている。第2マイクロ波分極器5
は供給源8に隣接して置かれそして供給源8によって供
給された水平に分極したマイクロ波によって貫通されて
いる。両方のマイクロ波分極器4と5の距離は11 =λ
h /2(n+1/2)であり、nは正の整数である。分
極器4は供給源8によって供給されるH01モードによっ
て貫通されない。結果的に、分極器5は供給源7によっ
て供給されたH10モードによって貫通されない。第2分
極器からの第1終端壁2の距離はH10モードの定在波が
終端壁2と分極器5との間にあるように選択されてい
る。同様に、第2終端壁3と第1分極器4との距離はH
01モードの定在波があるように選択されている。両方の
波のλh /4のシフトを許容するために、第1終端壁2
と第1分極器4との距離または第2終端壁3と第2分極
器5との距離は波長λh/4 の奇数倍である。長さsの結
合スリット6はウエーブガイド1の前端部の2つの分極
器4と5の間に置かれている。結合スリット6は2つの
分極器4と5の距離よりも幾分か短い。
【0021】図2は図1に示されたものの線II−II
に沿ったウエーブガイド1の断面図である。アンテナベ
ース13は、その上にウエーブガイド1が載っているの
だが、付加的に示されている。結合スリットはウエーブ
ガイド1の端部の一つに置かれているので、ウエーブガ
イドはアンテナベース13上の側壁34と35を備えて
おり、アンテナベース13は導電性の材料、金属、であ
る。アンテナベース13は、幅b1 (図3を参照)の縦
形のスリットが中間に作られたプレートの形をしてい
る。図2と図3と見られるように、外方に延びる境界壁
24と25は結合スリットの領域内のウエーブガイド上
に作られ、長さdの結合チャンネル26を形成してい
る。結合スリット6の幅b1 は、一方では、いかなる突
出(overtopping)も境界壁24と25との
間で生じないように、そして他方では、軸方向の波が攪
乱されないように、選択されている。結合スリット6ま
たは結合チャンネル26は、その下の反応空間31と
は、マイクロ波ウインドウ15によって閉じられてい
る。境界壁24,25は、漏れることは当然で、アンナ
テベース13に接続され、そしてウエーブガイド1の内
部は、真空のようにしっかりと、反応空間31に関して
閉じられていなければならないから、マイクロ波ウイン
ド15はアンテナベース13に置かれているシール19
上に支持されている。マイクロ波ウインド15はアンテ
ナベース13に埋め込まれているのでアンテナベースの
側部分14aと14bはマイクロ波ウインド15に重な
っている。
【0022】プラズマゾーン18はマイクロ波ウインド
15の下でダイヤグラム的に表されている。反応ガスは
ガス入口によってプラズマゾーンへ供給される。ガス入
口20はアンテナベース13の側に置かれそして結合ス
リット6と同じ長さで延びている。ガス入口の反対側に
は、ガス出口21がアンテナベース13の側上に置かれ
ている。ガス出口21はスリットが形成されそして結合
スリット6の全長にわたって延びている。ガス入口はこ
こで示された位置ではちょうどウインドウ15の前で終
わっている。基体17は結合スリット6のy−方向に移
動させられるのでプラズマゾーン18は基体17の被覆
される表面上に運ばれる。プラズマゾーン18はx−方
向に一様であるから、そして基体17はy−方向に連続
的に移動されるから、両方の次元で一様である被覆が基
体17に適用されることになる。設計で加熱できるよう
にしてある別のカウンタプレートが基体17の下に供給
される。カウンタプレート16は導電性である。
【0023】図2で示された装置は図3で詳細に表され
ている。矢印22aと22bはウエーブガイド1の壁電
流を示している。これらは第4図でより明確に表され
る。壁電流22aと22bは境界壁24と25との電気
的接続のために金属アンテナベース13内を伝播して電
流23aと23bを形成する。これらの電流はマイクロ
波ウインドウ15の回りを流れる。電気力線側部分14
aと14bを励起してプラズマゾーン18に入る。
【0024】図4に見ることができるように、カウンタ
プレート16を備えることによって、矢印36で示され
た供給マイクロ波電界をプラズマゾーン18に形成す
る。プラズマゾーン18の幅はアンテナベース13の幅
2 によって決められる。結合チャンネル26の長さ
は、プライマとの良好な結合で、一様性が幅方向に広い
範囲で達成されるように選択されている。空間座標xに
沿ったエネルギー量は図6に表されている。曲線a2は
マイクロ波供給源7によって供給されたH10モードのエ
ネルギー入力を表している。曲線a1はマイクロ波供給
源8によって供給されたH01モードのエネルギー入力を
表している。両方の曲線a1とa2との重ね合せると曲
線Aで表される一種のカテナリ(catenary)曲
線を生ずることになる。曲線A、BそしてCのコースは
変数dに主に依存しそして、dの増加とともに、エネル
ギー入力の下落は小さくなる。この理由のために、正の
dが選択されλh /8とλh /4の間の値にセットされ
る。
【0025】図5では、H10モードとH01モードの両方
の定在波が空間座標xの関数として表されている。曲線
の頂上では、終端壁2がx=0の点にありそして曲線の
底では、終端壁3が点xW にある。分極器4と5の位置
は点線で表されている。頂上表現では、定在波は壁2と
分極器5との間に形成される一方で、底表現では、定在
波は分極器4と壁3との間に発生される。両方の波は互
いに4分の1波長だけシフトしている。実施例によれ
ば、等しい波長のマイクロ波はマイクロ供給源7と8に
よって供給される。この実施例では、マイクロ波はクロ
ック時間tA でパルス駆動される。図7で示された頂上
表現ではマイクロ波供給源7によって供給されたエネル
ギー1を示しそして底表現で示された曲線はマイクロ波
供給源8によって供給されたエネルギー12 を示してい
る。クロック時間ta は両方の場合に等しく、そしてマ
イクロ波供給源8を通じた供給はいかなる供給も供給源
7から実行されないときにいつも実行され、そして逆も
また同様である。反応容積中でのガス交換を改良するた
めに、マイクロ波発生器は間隔td で周期的にターンオ
ンされそして間隔tp でターンオフされる。シャットオ
フ時間tp の間、新しい反応ガスは反応空間から存在す
るガスを排出する。
【0026】図8は、ガラス管状の、基体17が内側で
被覆される別の実施例を示している。アンテナベース1
3とマイクロ波ウインドウ15とがガラス管の曲がりの
径に適合している。被覆を実行するための2つの可能性
がある。1つは、ウエーブガイド1が定在しそしてガラ
ス管30がウエーブガイドの回りを回転する。がしかし
ガラス管30を定在させウエーブガイド1を管30の回
りに回転させることができる。次の表1と表2では、ウ
エーブガイドを計測するための実施例またはTiO2
覆のためのプロセス変数(parameter)が掲げ
られている。
【0027】 表1 2.45GHzマイクロ波周波数のためのウエーブガイドを計測する実 施例: 変 数 a 73mm s 580mm 11 605mm 12 715mm 13 825mm λh 220mm アンテナベース 幅b2 50mm
【0028】 表2 TiO2 被覆のためのプロセス変数の実施例: 変 数 周波数 2.45GHz パルスエネルギー 2*6.0kw パルス間隔 td 1ms パルス休止 tp 9ms クロック時間tA 0.1ms 平均エネルギー 1.2kw 質量流O2 1.5slm 質量流TiCl4 15sccm プロセス圧力 1mbar 基板速度 10cm/min
【0029】
【実施例1】図1〜図3、及び図8に示された装置を用
い、内径600mm、外径640mm、長さが605m
mのガラス管17が、反応空間を通って流れる1.5s
lmO2 及び15sccmTiCl4 の反応ガスによっ
てその内側を全長に渡って150nm厚のTiO2 によ
っ被覆された。その際、ガラス管はウエーブガイド1内
を0.053回/分で回転されると共に加熱板16によ
って90度に加熱された。このTiO2 被覆は632n
m波長において2.44の屈折率を有した。それはバル
クTiO2物質のアナターゼ変形のバルク値に近く、高
密度で低多孔性の被覆であった。
【0030】
【実施例2】図1〜図3に示された装置を使用し、巾6
05mmの石英ガラス板がウエーブガイド1のX軸方向
に直交する方向に100mm/分の速度で進行された。
その際、反応空間中を1.5slmO2 及び15scc
mCCl2 2 の反応ガスが流された。このようなプラ
ズマ処理の後、このプラズマ処理の前には石英ガラス表
面上にあった有機的汚染は取り除かれ、更には30nm
厚の表面があけずりたられ、完全にクリーンな表面が得
られた。
【0031】これら二つの実施例は、この実施例に用い
られた、本発明によって概略的又は詳細に記述された反
応体及び/又は実験条件で同じ結果がもたらされるもの
である。以上の記載によって、当業者は本発明の基本特
性を認識し、本発明の精神と範囲を逸脱することのない
領域で様々の変形及び修正をしてそれを様々の用途や状
況に用いることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】ウエーブガイドを全体的に表したものである。
【図2】第1図のアンテナベースと反応空間とを備えた
ウエーブガイドの線II−IIに沿った断面図である。
【図3】第2図で示された断面図を詳細に表したもので
ある。
【図4】壁電流を明瞭にするためにアンテナベースを備
えたウエーブガイドを全体的に図示したものである。
【図5】空間座標xの関数とした電界を図示したもので
ある。
【図6】空間座標xの関数としてエネルギー入力を図示
したものである。
【図7】時間の関数としてウエーブガイドへパルス駆動
され、供給されたエネルギーAとBとを図示したもので
ある。
【図8】ガラス管の内部を被覆するための装置を図示し
たものである。
【符号の説明】
1…ウエーブガイド、2…第1終端壁、3…第2終端
壁、4…第1分極器、5…第2分極器、6…結合スリッ
ト、7…マイクロ波の供給源、8…マイクロ波の供給
源、9…H10モードのE−電場方向、10…H01モード
のE−電場方向、11…移動の方向、12…移動の方
向、13…アンテナベース、14a…ベースの後方投
影、14b…ベースの後方投影、15…マイクロ波ウイ
ンドウ、16…カウンタプレート、17…基体、18…
プラズマゾーン、19…シール、20…ガス入口、21
…ガス出口、22a…壁電流、23b…壁電流、24…
境界壁、25…境界壁、26…結合チャンネル、27…
、28… 、29…移動の通路、30…ガラス管、3
1…反応空間、32…側壁、33…側壁、34…側壁、
35…側壁、36…矢印方向。

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 励起された際、基体上へ物質を沈澱する
    ことのできる反応ガスの流れが被覆されるべき基体上へ
    と流れ、そしてその反応ガスは、ウェーブガイド内で発
    生されたマイクロ波によって、バンド形状プラズマへと
    励起され、互いに直交して分極した波長λh1、λh2の2
    つの定在波が励起されそして4分の1波長だけ互いに位
    相がずれ、そしてプラズマとマイクロ波との結合はウェ
    ーブガイドの端部の1つに作られた縦型のスリットによ
    って行われるということで特徴づけられる基体を処理ま
    たは被覆するための方法。
  2. 【請求項2】 異なる波長λh1、λh2の2つの波が発生
    されるところの請求の範囲1の方法。
  3. 【請求項3】 波長λh1、λh2が互いに1%以下でしか
    異なっていないところの請求の範囲2の方法。
  4. 【請求項4】 マイクロ波が2つのマイクロ波発生器に
    よって発生されそして、ガス交換を改良するために、マ
    イクロ波発生器が期間td で周期的にターンオンされそ
    して期間tp でターンオフされるところの請求の範囲1
    から3のいずれかの方法。
  5. 【請求項5】 マイクロ波発生器が等しい波長λh1=λ
    h2=λh の2つの波を発生しそして、期間td で、交互
    にパルス駆動され、そしてパルスのクロック時間tA
    特徴的な反応、沈澱、とプラズマ中でのガス交換時間、
    に比べて小さくされているところの請求の範囲4の方
    法。
  6. 【請求項6】 ターンオン時間td が0.5msと2m
    sとの間に選択されそしてターンオフ時間tp が1ms
    と100msとの間に選択されているところの請求の範
    囲4または5のいずれかの方法。
  7. 【請求項7】 クロック時間tA が1μsと100μs
    との間に選択されているところの請求の範囲4または6
    のいずれかの方法。
  8. 【請求項8】 マイクロ波の供給がウェーブガイドの終
    端で行われるところの請求の範囲1から7のいずれかの
    方法。
  9. 【請求項9】 400MHzと10GHzの間のマイク
    ロ波周波数が用いられるところの請求の範囲1から8の
    いずれかの方法。
  10. 【請求項10】 被覆または処理の間に、基体が縦型の
    スリットに垂直に移動されるかまたは縦型のスリットが
    基体に関して移動されるところの請求の範囲1から9の
    いずれかの方法。
  11. 【請求項11】 基体が加熱されるところの請求の範囲
    1から10のいずれかの方法。
  12. 【請求項12】 処理または被覆の間に基体が冷却され
    るところの請求の範囲1から10のいずれかの方法。
  13. 【請求項13】 処理または被覆される基体を収納する
    反応空間を備え、反応空間へ反応ガスを供給するための
    ガス入口を備えそして波長λh1、λh2のマイクロ波が励
    起される反応空間に隣接したウェーブガイドを備え、 各場合にウェーブガイド(1)の両方の終端が壁(第1
    終端壁と第2終端壁)で閉じられており、 2つの交差したマイクロ波分極器(第1分極器(4)そ
    して第2分極器(5))が距離1=λh2/2(n+1/
    2)でウェーブガイドに置かれ、 各場合に終端(2,3)と割り当てられた分極器(4)
    または(5)との間に、マイクロ波を供給するための供
    給源(7,8)が置かれ、そしてそれぞれの供給源
    (7,8)に隣接した分極器(4,5)が供給されたマ
    イクロ波によって貫通されることができそしてそれぞれ
    の供給源(7,8)から離れて置かれた分極器(4,
    5)が供給マイクロ波によって貫通されることができな
    い終端壁(2,3)と各場合にそれから離れて置かれた
    分極器(4,5)との間の距離が定在波の形成のために
    選択されており、そしてその縦型の端部(6)におい
    て、分極器(4,5)間の領域で、長さsと幅b1 の結
    合スリットがマイクロ波によって貫通される材料からな
    るウィンドウ(15)によって反応空間の方に閉じられ
    て作られているウェーブガイド(1)は4角形の断面を
    有しているということで特徴づけられるところの請求の
    範囲1の方法を行うための装置。
  14. 【請求項14】 終端壁(2,3)そして/または分極
    器(4,5)が軸方向に移動されるように置かれている
    ところの請求の範囲13の装置。
  15. 【請求項15】 ウェーブガイド上で長さdの結合チャ
    ンネル(26)を形成するために、径方向に外側に広が
    っている境界壁(24,25)が結合スリット(6)の
    端部に置かれているところの請求の範囲13から14の
    いずれかの装置。
  16. 【請求項16】 長さdが範囲0≦d≦λh /4にセッ
    トされるところの請求の範囲13から15のいずれかの
    装置。
  17. 【請求項17】 境界壁(24,25)に導電的に接続
    されている金属アンテナベース(13)上にウェーブガ
    イド(1)があるところの請求の範囲13から17のい
    ずれかの装置。
  18. 【請求項18】 マイクロ波ウィンドウ(15)がアン
    テナベース(13)に埋め込まれているところの請求の
    範囲13から17のいずれかの装置。
  19. 【請求項19】 アンテナベース(13)の幅b2 が結
    合スリット(6)の幅b1 の整数倍であるところの請求
    の範囲13から18のいずれかの装置。
  20. 【請求項20】 ガス入口(20)がアンテナベース
    (13)の側に置かれそして反応空間(31)のマイク
    ロ波ウインドウ(15)の前で終わっているところの請
    求の範囲13から19のいずれかの装置。
  21. 【請求項21】 基体またはアンテナベース(13)と
    ガス入口(20)とを備えたウェーブガイド(1)が移
    動するように配置されているところの請求の範囲13か
    ら20のいずれかの装置。
  22. 【請求項22】 カウンタプレート(16)がウェーブ
    ガイドから離れて面する基体(17)の側に置かれてい
    るところの請求の範囲13から21のいずれかの装置。
  23. 【請求項23】 カウンタプレートが加熱されることが
    できるところの請求の範囲22の装置。
  24. 【請求項24】 期間td で周期的にターンオンされそ
    して期間tp で周期的にターンオフされそして、(λh1
    −λh2)/λh1が0.01以下である波長λh1とλh2
    マイクロ波を発生するところの2つのマイクロ波発生器
    (27,28)に両方の供給源(7,8)が接続されて
    いるところの請求の範囲13から23のいずれかの装
    置。
  25. 【請求項25】 期間td で周期的にターンオンされそ
    して期間tp で周期的にターンオフされそして、等しい
    波長λh のマイクロ波を発生するところの2つのマイク
    ロ波発生器(27,28)に両方の供給源(7,8)が
    接続されており、そしてマイクロ波発生器は、期間td
    の間に、1μs≦tA ≦100μsのクロック時間tA
    のパルス列を発生し、そのため各場合に他方がエネルギ
    ーを放出するときに一方がターンオフされ、そして逆も
    同様であるところの請求の範囲13から23のいずれか
    の装置。
  26. 【請求項26】 管(30)の内部を被覆するために、
    アンテナベース(13)とガス入口(20)とを備えた
    ウエーブガイド(1)が回転する管の内壁に置かれてい
    るところの請求の範囲13から25のいずれかの装置。
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