JPH05156217A - 長尺粘着テープ及びその製造方法 - Google Patents
長尺粘着テープ及びその製造方法Info
- Publication number
- JPH05156217A JPH05156217A JP31923191A JP31923191A JPH05156217A JP H05156217 A JPH05156217 A JP H05156217A JP 31923191 A JP31923191 A JP 31923191A JP 31923191 A JP31923191 A JP 31923191A JP H05156217 A JPH05156217 A JP H05156217A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adhesive tape
- winding
- tacky adhesive
- roll
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- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】比較的幅の広い長尺粘着テープを、外径を大き
くすることなく、安価に提供する。 【構成】複数の粘着テープ巻重体２、2'の、一巻2'の巻
始め端21' に他２の巻終り端22を連続させる。
くすることなく、安価に提供する。 【構成】複数の粘着テープ巻重体２、2'の、一巻2'の巻
始め端21' に他２の巻終り端22を連続させる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、長尺粘着テープ及びそ
の製造方法に関する。
の製造方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、支持体の一面に粘着剤層を設けた
粘着テープは、包装用等に汎用されているが、近時、人
手不足の進行に伴って、自動封緘機による梱包作業の機
械化が行われている。その際、粘着テープの交換回数低
減の為、粘着テープ巻重体を長尺化することが行われて
おり、具体的には、巻芯に巻回する長さを増加する方法
によって行われている。
粘着テープは、包装用等に汎用されているが、近時、人
手不足の進行に伴って、自動封緘機による梱包作業の機
械化が行われている。その際、粘着テープの交換回数低
減の為、粘着テープ巻重体を長尺化することが行われて
おり、具体的には、巻芯に巻回する長さを増加する方法
によって行われている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、巻芯に
巻回する長さを増加すると、テープの外径が大となるの
で、横擦れを生じ易く、大径でも巻取れる高価なスリッ
ターを必要とするという問題があった。
巻回する長さを増加すると、テープの外径が大となるの
で、横擦れを生じ易く、大径でも巻取れる高価なスリッ
ターを必要とするという問題があった。
【０００４】本発明は、上記従来の問題点を解消し、長
尺粘着テープを、外径を大きくすることなく、安価に提
供することを目的とする。
尺粘着テープを、外径を大きくすることなく、安価に提
供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】請求項１の発明は、複数
の粘着テープ巻重体の、一巻の巻終り端に他の巻始め端
を連続したことを、又、請求項２の発明は、所定の幅に
切断された粘着テープを、巻芯に巻始め端を巻芯の側方
に突出させて巻取り、得られた複数の粘着テープ巻重体
の一巻の巻終り端を、他の粘着テープ巻重体の巻始め端
に連続させることをその要旨とするものである。
の粘着テープ巻重体の、一巻の巻終り端に他の巻始め端
を連続したことを、又、請求項２の発明は、所定の幅に
切断された粘着テープを、巻芯に巻始め端を巻芯の側方
に突出させて巻取り、得られた複数の粘着テープ巻重体
の一巻の巻終り端を、他の粘着テープ巻重体の巻始め端
に連続させることをその要旨とするものである。
【０００６】本発明に於ける粘着テープの基材として
は、特に限定されず、従来粘着テープの基材として用い
られているクラフト紙、布、合成樹脂フィルム等が好適
に使用出来る。
は、特に限定されず、従来粘着テープの基材として用い
られているクラフト紙、布、合成樹脂フィルム等が好適
に使用出来る。
【０００７】本発明に於ける粘着テープの粘着剤層を形
成する材料としては、特に限定されず、ゴム系（熱可塑
性エラストマーを含む）、アクリル系、シリコーン系の
粘着剤が採用される。これらの粘着剤の組成は、通常、
弾性体に、粘着性付与樹脂、軟化剤、充填剤、老化防止
剤等を適宜配合したものである。
成する材料としては、特に限定されず、ゴム系（熱可塑
性エラストマーを含む）、アクリル系、シリコーン系の
粘着剤が採用される。これらの粘着剤の組成は、通常、
弾性体に、粘着性付与樹脂、軟化剤、充填剤、老化防止
剤等を適宜配合したものである。
【０００８】本発明に於いて粘着テープの基材として用
いられる合成樹脂フィルム及び粘着剤には、必要に応じ
て酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定剤、顔料等を添加
してもよい。
いられる合成樹脂フィルム及び粘着剤には、必要に応じ
て酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定剤、顔料等を添加
してもよい。
【０００９】基材及び粘着剤層の厚みは、使用目的に応
じて適宜設定出来るが、通常前者は10〜 500μｍ、後者
は５〜 100μｍ程度である。本発明に於いて、複数の粘
着テープ巻重体の、一巻の巻終り端に他の巻始め端を連
続させるには、前記端部同士を直接貼着しても、各端部
をテープ状もしくは紐状等の別部材の両端に夫々貼着し
ても、何れでもよい。
じて適宜設定出来るが、通常前者は10〜 500μｍ、後者
は５〜 100μｍ程度である。本発明に於いて、複数の粘
着テープ巻重体の、一巻の巻終り端に他の巻始め端を連
続させるには、前記端部同士を直接貼着しても、各端部
をテープ状もしくは紐状等の別部材の両端に夫々貼着し
ても、何れでもよい。
【００１０】
【作用】本発明長尺粘着テープは、複数の粘着テープ巻
重体の、一巻の巻終り端に他の巻始め端を連続してなる
ので、一巻当たりの外径を大きくすることなく長尺化す
ることが出来る。又、本発明長尺粘着テープの製造方法
は、所定の幅に切断された粘着テープを、巻芯に巻始め
端を巻芯の側方に突出させて巻取り、得られた複数の粘
着テープ巻重体の一巻の巻終り端を、他の粘着テープ巻
重体の巻始め端に連続させてなるので、前記の長尺粘着
テープを、通常のスリッターを用いて安価に製造出来
る。
重体の、一巻の巻終り端に他の巻始め端を連続してなる
ので、一巻当たりの外径を大きくすることなく長尺化す
ることが出来る。又、本発明長尺粘着テープの製造方法
は、所定の幅に切断された粘着テープを、巻芯に巻始め
端を巻芯の側方に突出させて巻取り、得られた複数の粘
着テープ巻重体の一巻の巻終り端を、他の粘着テープ巻
重体の巻始め端に連続させてなるので、前記の長尺粘着
テープを、通常のスリッターを用いて安価に製造出来
る。
【００１１】
【実施例】以下本発明の実施例を具体的に説明するが、
本発明は実施例に限定されるものではない。
本発明は実施例に限定されるものではない。
【００１２】一面に剥離剤を塗工した厚み40μｍのポリ
プロピレンフィルムよりなる支持体の他面に、アクリル
系粘着剤を厚み20μｍとなるように塗工し、乾燥せしめ
て粘着剤層を設け、1000mm幅、2000ｍ巻の粘着テープ巻
重体を得た。
プロピレンフィルムよりなる支持体の他面に、アクリル
系粘着剤を厚み20μｍとなるように塗工し、乾燥せしめ
て粘着剤層を設け、1000mm幅、2000ｍ巻の粘着テープ巻
重体を得た。
【００１３】前記の粘着テープ巻重体を50mm幅に切断
し、幅50mm、内径76mm、厚み10mmの紙管よりなる巻芯１
に、巻始め端21を巻芯の側方に突出させて 500ｍ巻取
り、得られた粘着テープ巻重体２の巻終り端22を並置さ
れた他の粘着テープ巻重体2'の巻始め端21' に貼着し、
連続させた。
し、幅50mm、内径76mm、厚み10mmの紙管よりなる巻芯１
に、巻始め端21を巻芯の側方に突出させて 500ｍ巻取
り、得られた粘着テープ巻重体２の巻終り端22を並置さ
れた他の粘着テープ巻重体2'の巻始め端21' に貼着し、
連続させた。
【００１４】図２に示すように、連続された粘着テープ
巻重体２、2'を、同時に粘着テープ巻重体２巻を取付け
られるよう改造した自動封緘機（商品名「パーフェクシ
ョンCT-611」積水化学工業社製) ３の繰出部31に取付
け、梱包作業を行った。巻終り端22と巻始め端21' との
連続部分は、自動封緘機のガイドロール部分32を異常な
く通過し、粘着テープ巻重体を交換することなく、梱包
作業を継続することが出来た。
巻重体２、2'を、同時に粘着テープ巻重体２巻を取付け
られるよう改造した自動封緘機（商品名「パーフェクシ
ョンCT-611」積水化学工業社製) ３の繰出部31に取付
け、梱包作業を行った。巻終り端22と巻始め端21' との
連続部分は、自動封緘機のガイドロール部分32を異常な
く通過し、粘着テープ巻重体を交換することなく、梱包
作業を継続することが出来た。
【００１５】次に、粘着テープ巻重体２の巻終り端22
と、他の粘着テープ巻重体2'の巻始め端21' とを直接連
続させず、綿製の紐、合成樹脂製のロープ及びクラフト
テープの両端に貼着して連続させた。何れの場合に於い
ても、前記の実施例と同様に、自動封緘機のガイドロー
ル部分を異常なく通過し、粘着テープ巻重体を交換する
ことなく、梱包作業を継続することが出来た。
と、他の粘着テープ巻重体2'の巻始め端21' とを直接連
続させず、綿製の紐、合成樹脂製のロープ及びクラフト
テープの両端に貼着して連続させた。何れの場合に於い
ても、前記の実施例と同様に、自動封緘機のガイドロー
ル部分を異常なく通過し、粘着テープ巻重体を交換する
ことなく、梱包作業を継続することが出来た。
【００１６】
【発明の効果】本発明の長尺粘着テープ及びその製造方
法は、叙上の通り構成されているので、比較的幅の広い
長尺粘着テープを、外径を大きくすることなく、通常の
スリッターを用いて安価に製造出来る。
法は、叙上の通り構成されているので、比較的幅の広い
長尺粘着テープを、外径を大きくすることなく、通常の
スリッターを用いて安価に製造出来る。
【図１】本発明長尺粘着テープの一例を示す斜視図であ
る。
る。
【図２】本発明長尺粘着テープの使用態様を示す側面図
である。
である。
１ 巻芯 ２ 粘着テープ巻重体 21 巻始め端 22 巻終り端
Claims (2)
- 【請求項１】 複数の粘着テープ巻重体の、一巻の巻終
り端に他の巻始め端を連続したことを特徴とする長尺粘
着テープ。 - 【請求項２】 所定の幅に切断された粘着テープを、巻
芯に巻始め端を巻芯の側方に突出させて巻取り、得られ
た複数の粘着テープ巻重体の一巻の巻終り端を、他の粘
着テープ巻重体の巻始め端に連続させることを特徴とす
る長尺粘着テープの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31923191A JPH05156217A (ja) | 1991-12-03 | 1991-12-03 | 長尺粘着テープ及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31923191A JPH05156217A (ja) | 1991-12-03 | 1991-12-03 | 長尺粘着テープ及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05156217A true JPH05156217A (ja) | 1993-06-22 |
Family
ID=18107877
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31923191A Pending JPH05156217A (ja) | 1991-12-03 | 1991-12-03 | 長尺粘着テープ及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05156217A (ja) |
-
1991
- 1991-12-03 JP JP31923191A patent/JPH05156217A/ja active Pending
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