JPH05154160A - 多点押圧止血器 - Google Patents

多点押圧止血器

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JPH05154160A
JPH05154160A JP3165765A JP16576591A JPH05154160A JP H05154160 A JPH05154160 A JP H05154160A JP 3165765 A JP3165765 A JP 3165765A JP 16576591 A JP16576591 A JP 16576591A JP H05154160 A JPH05154160 A JP H05154160A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 経皮的に挿入したカテーテル又はイントロジ
ューサーを抜去した後の鼠径部に残存する穿刺創部が複
数ある場合に、この複数の穿刺創部を単一の器具により
一度に効率よく安全に押圧止血することの出来る装着安
定性に優れた多点押圧止血器を提供する。 【構成】 複数の穿刺創部を押圧する複数の押圧体1を
備えた押圧支持体2と、押圧支持体2を人体部に締結す
る締結帯3とからなり、かつ押圧支持体2には複数の押
圧体1の各々の間隔を調節する機構が設けられている多
点押圧止血器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は医療用押圧止血器具に関
するものであり、より詳細には経皮的に挿入したカテー
テル又はイントロジューサーを抜去した後の鼠径部に残
存する穿刺創部が複数ある場合において、該複数の穿刺
創部を一度に、しかも単一の器具により効率よく、安
全、快適に押圧止血することの出来る多点押圧止血器に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来心臓病の治療検査等において動/静
脈系にカテーテル又はイントロジューサーを経皮的に挿
入する場合、カテーテル又はイントロジューサーを抜去
した後の穿刺創部の止血は医師が該創部を出血が停止す
るまで指圧して止血するのが通常であった。
【0003】しかもこのような治療検査において、カテ
ーテル又はイントロジューサーを動,静脈系の各々につ
いて挿入しなければならない場合、たとえば、右大腿動
脈と左大腿静脈或いは左大腿静脈と右大腿動脈の各1ケ
所づつに同時に同時に挿入して検査等を行う必要のある
場合もしばしば生ずる。この際には該2ケ所のカテーテ
ル又はイントロジューサー抜去後の穿刺創部の止血を完
全に行うには通常2名の医師を指圧による止血作業のみ
に専任させなければならなかった。
【0004】この穿刺創部の止血に要する時間は通常2
0〜40分以上にも及び、その間医師は他の作業に従事
することができないだけでなく、長時間の間該創部を押
圧することの苦痛に耐えなければならなかった。更に、
患者はこの間全く移動することができず、このため手術
室又は処置室が長時間患者及び医師により占有されると
いう不都合があった。
【0005】このような医師の指圧による穿刺創部の止
血の不都合を解消する手段としては、締付用バンド又は
止血用抑止帯により穿刺創部を圧迫止血する方法、圧迫
片等の押圧体を用いて穿刺創部を押圧体で押圧止血する
器具等が提案されている。
【0006】しかしながらこれらの止血帯又は止血用器
具は穿刺創部が1ケ所の場合における該部分の止血を目
的としたものであり、穿刺創部が複数ケ所ある場合に、
それら複数の穿刺創部を人手によらず同時に適正な止血
をすることの出来る器具又は装置は未だ提案されていな
い。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の目的
は、経皮的に挿入したカテーテル又はイントロジューサ
ーを抜去した後の鼠径部に残存する穿刺創部が複数ある
場合において、該複数の穿刺創部を一度に、しかも単一
の器具により効率よく、安全快適に押圧止血することの
出来る多点押圧止血器を提供することにある。
【0008】本発明の他の目的は、軽量で運搬が容易で
あり、しかも取扱が簡単で、安全に操作出来るだけでな
く、複数の穿刺創部の各々に適正に押圧体を位置させ、
該各創部を押圧体により押圧固定した後に患者が身体の
位置を移動させても押圧体が各々の固定位置から容易に
ずれることのない装着安定性に優れた多点押圧止血器を
提供することにある。
【0009】本発明の更に他の目的は、押圧体が透明に
形成されているため穿刺創部の止血の状態を外部より容
易に監視することができ、これにより押圧体の穿刺創部
押圧力を適正に調整することのできる止血効果に優れた
多点押圧止血器を提供することにある。
【0010】本発明の更に他の目的は、押圧体が柔軟で
伸縮可能な中空成形体で気密に形成され、該中空部にポ
ンプ等により導入管を通して空気等の気体を圧入するこ
とにより押圧体の穿刺創部への押圧圧力を自由に調整で
きる押圧調整機構を備えた多点押圧止血器を提供するこ
とにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、経皮的
に挿入したカテーテル又はイントロジューサーを抜去し
た後の鼠径部に残存する穿刺創部を押圧して止血するた
めの押圧止血器において、該止血器が複数の穿刺創部の
各々の周辺部を同時に押圧止血する複数の押圧体1を備
えた押圧支持体2と、該押圧支持体2を人体部に締結す
る締結帯3とからなり、該押圧支持体2には、複数の穿
刺創部を同時に押圧止血するため該複数の押圧体1の各
々の間隔を調節する機構が設けられていることを特徴と
する多点押圧止血器が提供される。
【0012】
【作用】押圧止血器は、穿刺創部よりの出血を適正に止
血し、しかも過度の押圧により患者に苦痛を与えたり、
創口周辺部等に血腫を生じないようにしなければならな
い。特に本発明の多点押圧止血器においては、複数の穿
刺創部の各々に各押圧体を適正に配置させ、しかも、各
々の押圧体の圧力を適正な値に自由に調整できると共に
押圧体が該穿刺創部のセット位置から容易にずれること
のない構造であることが重要である。更に軽量であると
共に取扱が容易でしかも安全であることが好ましい。
【0013】本発明の多点押圧止血器は、複数の穿刺創
部を同時に押圧して該複数創部よりの出血を止血する役
割を果たす複数の押圧体1が、押圧支持体2に配備さ
れ、該押圧支持体2には、各押圧体1を穿刺創部に適正
に位置させるため押圧支持体2に各押圧体1の互の間隔
を自在に調整できる機構が設けられている点が特徴であ
って、この機構を操作することにより各押圧体1を各穿
刺創部に適正に位置させることが出来る。又各押圧体1
の各々の押圧力は、締結帯3の長さを調節することによ
り、或いは各押圧体1に設けられた押圧調整機構を操作
することにより適当に調節される。
【0014】本発明は複数の押圧体1を配備した上述の
押圧支持体2と締結帯3の組合せよりなり、これらの相
互作用により上述した多点押圧止血器の各要件を充足す
るものである。
【0015】本発明において、押圧体1は、創口周辺部
を押圧体した際、この部分に違和感を与えないために、
必ずしもこれに限定されるものではないが、創口部と接
触する部分が皿型、半球型、半楕円球型、又はかまぼこ
型等、接触部に角を持たない形状のものが好ましい。
【0016】又、該材質は、金属、木材、ガラス等の硬
質の材料を用いて形成することもできるが、ゴム、スポ
ンジ、プラスチック等の軟質で弾力性を有し、しかも生
体適合性のある材質で形成されているのが好ましい。
【0017】又該押圧体を創口部に押圧固定した際に創
口部の止血の状態を外部より監視し、押圧力を微調整す
る必要がある場合が多く、このため、押圧体は透明で、
創口部の状態が外部より透視出来るような材質及び形状
を有したものが好ましい。
【0018】本発明の押圧体としては、材質が柔軟で伸
縮可能な中空成形体で形成され、且つ該中空部が気密性
を有する構造となっており、この部分に空気等の気体を
細い導入管等より圧入し、該中空体の膨張により押圧体
の創部周辺押圧力を自由に調整出来る構造のものが最も
好適である。
【0019】このような押圧体としては、具体的には、
図6の符号1で図示されているような押圧包を挙げるこ
とができる。このような押圧包は、柔軟で、弾性を有す
るプラスチック材料たとえば、ポリエチレン系樹脂、ポ
リプロピレン系樹脂、ナイロン、ポリエステル系樹脂、
シリコンゴム、フッ素系樹脂、ポリカーボネート樹脂等
で作製することができる。
【0020】押圧体は、直接創部に接触するか又は、該
表面接触部をフィルム、布等で覆った状態で接触するも
のであるから、該押圧体の創部接触部は少くとも使用毎
に滅菌消毒されていることが必要で、この理由により、
押圧体自身又は少くとも創部接触部は押圧支持体から取
りはずし出来る構造であることが好ましい。通常は、押
圧体自体がサポートリング等を介して押圧支持体に螺合
又は嵌合する構造のものが使用される。
【0021】しかしながら、本発明においては、押圧支
持体と押圧体が一体に形成された構造のものも包含さ
れ、この場合は、押圧支持体の創部接触表面を滅菌消毒
したフィルム等で覆い使用時毎に交換する等の使用形態
が採用される。
【0022】本発明の押圧支持体2は複数の押圧体1を
支持し、該押圧体を各々の穿刺創部に適正に配置させる
と共に該部に密着固定させる作用を有し、その形状は必
ずしも限定されるものではないが穿刺創口が大腿部に位
置している場合は、通常図1又は図4に図示しているよ
うな形状のものが使用される。押圧支持体2の長さを調
節する機構としては、図1乃至図4に示されているよう
な、ネジ止め式、カム回転式、ストッパー式等による長
さ調節機構を例示することができる。
【0023】又本発明の押圧支持体2には押圧体1の押
圧力を調整するため、該押圧体を上下に移動さすことの
できるネジ機構又は、スプリング機構が設けられている
ものも包含される。このような機構が装備された押圧止
血器は、押圧力の調整が容易で、締結帯の長さを調節す
ることによる押圧調整を省略することができる利点を有
する。
【0024】更に、本発明の押圧支持体は運搬に便利
で、装着、脱着等の取扱が容易なように軽量で強靭な材
質で作成されていることが好ましく、このような材料と
しては、アルミ合金等の軽金属、木材、プラスチック等
を挙げることができる。
【0025】本発明の締結帯3は、前記複数の押圧体1
を備えた押圧支持体2を穿刺創部近くの人体部分たとえ
ば大腿部、腰部等に締結し、押圧支持体2を固定させる
役割を役すものである。
【0026】通常は、図1〜図4において図示したよう
に、ベルト状のものが使用されるが、ゴムベルト、皮ベ
ルト、布製ベルト等が好適に使用される。締結帯3の幅
は必ずしもこれに限定されるものではないが、通常少な
くも10cm以上の幅を有していることが押圧器の締結
安定性の見地から好ましい。
【0027】本発明の締結帯3は、少なくともその一端
を、押圧支持体2の長手方向端部又はその周辺部に繋止
できる構造となっており、その締結帯の長さは自在に調
整できることが必要である。本発明の一態様において、
押圧体がその押圧圧力を独自に調整できない構造の場合
は、該押圧体の穿刺創部の押圧圧力は、この締結帯の長
さを調節することにより調整される。
【0028】本発明の締結帯3を押圧支持体2に繋止す
る方法及び締結帯の長さを調整する方法に関しては任意
であるが、図1の符号7に図示されているようなベルト
ロックを使用すると、繋止と締結帯の長さの調節を同時
に行うことが出来て好適である。
【0029】本発明の押圧止血器を使用する場合におい
て、押圧体の穿刺創部への押圧力は、穿刺創部の位置、
創口の状態等により変化するが、通常カテーテル又はイ
ントロジューサーを抜去する直前には、創口部近傍の人
体表面における圧迫圧力が50〜150mmHg程度と
なるようにセットされる。次にカテーテル又はイントロ
ジューサーを抜去した直後は150〜250mmHg程
度に昇圧し、該穿刺創部が一旦止血した後においては4
0〜160mmHgの圧力に減じ、以後その圧力を保持
する。
【0030】本発明の押圧止血器において、このような
押圧力の調節は、本発明の最も簡単な構成態様である図
1の場合には締結帯の長さを調整することにより、又押
圧体を上下させるネジ機構又はスプリング機構を備えた
態様である図5の場合は、ネジ又はスプリング機構で調
節するか、これと締結帯の長さの調節を併用することに
より逐行される。
【0031】更に押圧体が中空包で形成され、包内部に
気体等を圧入する機構を備えたものである場合は、該機
構の空気圧操作によりあるいは必要によりこれと締結帯
との長さの調節により各々その押圧圧力を適正に調節す
る。
【0032】又、このような押圧体1を備えた多点押圧
止血器に該押圧体の押圧圧力を表示するゲージが設置さ
れ、押圧体1の押圧力で常時監視することができるよう
にしたもの及び更に圧力表示ゲージにアラーム機構を付
設し、該押圧力が該アラームの上、下限の設定圧力を外
れた場合はアラーム機構が作動して警報が発せられるよ
うにしたもの等も本発明の態様として好適に使用され
る。
【0033】上述したような機構の調節は、手動により
操作することは勿論、自動的にネジ機構、スプリング機
構等を作動させ、又はポンプによる空気等の圧入をコッ
ク等で自動調節することにより達成できることは自明で
ある。
【0034】
【発明の好適態様】以上本発明の好適態様を図面に基ず
き説明する。本発明の多点押圧止血器の一例を示す図1
(斜視図)において、1A,1Bは各々1ケの押圧体、
2は押圧支持体、3は締結帯を表わす。
【0035】図1に示す態様においては、押圧支持体2
は、押圧体1Aを支持する押圧体支持片4Aと押圧体1
Bを支持する押圧体支持片4Bの2片の支持片及びそれ
らを連結固定する固定板5及び固定用ボルト6からなっ
ており、該押圧支持体2の両端部には締結帯3がその長
さを自在に調節できるようベルトロック7A,7Bによ
り繋止される構造となっている。押圧支持体2の各押圧
支持片4A,4Bはその押圧体支持部分より張出したア
ーム部分にボルト径に対応する巾を有する長方スロット
状開口が設けられており、固定板5と両押圧支持体片4
A,4Bとを固定用ボルト6により固定連結するに際し
て、押圧体1A,1B間の長さを自在に調節設定出来る
構造となっている。 図1においては、押圧体1A,1
Bは各々押圧支持片4A,4Bに螺合により契合する構
造となっている(図示せず)。図1に図示した態様の多
点押圧止血器では、押圧体1A,1Bの各押圧力調整は
ベルト長さをベルトロックにより調節することにより達
成される。
【0036】図2は図1の多点押圧止血器における押圧
支持体2の各部分の構造を表す略図である。
【0037】なお、固定用ボルトを用いる代りに固定板
5の両端部附近に2個のストッパーを設けこのストッパ
ーにより押圧体支持片4A,4Bを連結固定する態様の
ものも本発明に包含される。図3にこの態様の多点押圧
止血器の側面略図を示す。図3においてストッパー8A
は開、ストッパー8Bは閉の状態を表す。
【0038】図4は本発明の多点押圧止血器の更に他の
態様を示す斜視図であって、この態様においては、押圧
支持体2は押圧体1Aを支持する押圧体支持片4Aと押
圧体1Bを支持する押圧体支持片4Bとを有し、該押圧
体支持片4A,4Bは、その押圧体を支持する部分より
張出したアーム部分の長手方向の内面側に鋸歯状の連続
した凹凸が形成されかつ4A,4B両者は互に対称形の
形状となっている。この態様での押圧支持体2は、これ
ら2片の押圧体支持片4A,4Bを、該連続凹凸を有す
る辺が互に対向並行するように組合せ、対向する両辺の
間に回転カム9を介在させて、4A,4B両片を2個の
結束体10A,10Bで連結結束した構造を有してお
り、この回転カム9を回転させることにより押圧体1
A,1B間の長さを調節するものである。
【0039】図5は、本願発明の多点押圧止血器におい
て、押圧支持体2に押圧体1の穿刺創部への押圧力を調
節することのできるネジ機構が設けられた態様を示す部
分略図である。この態様においては図示した押圧調節用
ネジ11を回転させることにより押圧体1を上下させ穿
刺創部の押圧力を調節することができる。
【0040】図6は本発明で使用する押圧体1の他の態
様を示す部分略図であり、この押圧体1は透明な伸縮自
在の中空包からなり、該中空包は押圧支持体2とサポー
トリング12を介して気密に契合した構造を有してい
る。該中空包の内部にはストップコック14を備えた導
入管13を通してポンプ15により内部に空気を圧入す
ることができる構造となっておりこの中空包のふくらみ
により穿刺創部への押圧力を自由に調整する。
【0041】
【発明の効果】本発明の多点押圧止血器は上述した構成
を有するものである故に、穿刺創部が複数ある場合にも
それらを、医師による指圧を必要とすることなく同時に
適正に止血することができるだけでなく、軽量で運搬や
取扱が簡単な上に安全性及び経済性に優れている等数多
くの利点を有する。しかも、穿刺創部に押圧体を固定し
た後において患者が身体の位置を移動させても押圧体が
固定位置から容易にずれることがなく装着安定性に顕著
に優れているという利点をも有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の多点押圧止血器の一例を示す斜視図
【図2】図1に示した多点押圧止血器の支持体構成部品
の略図
【図3】本発明の多点押圧止血器の別の態様を示す側面
略図
【図4】本発明の多点押圧止血器の他の態様を示す斜視
【図5】本発明の多点押圧止血器で使用される押圧体の
一例を示す図
【図6】本発明の多点押圧止血器で使用される押圧体の
他の例を示す図
【符号の説明】
1 押圧体 2 押圧支持体 3 締結帯 4 押圧体支持片 5 固定板 6 固定用ボルト 7 ベルトロック 8 ストッパー 9 回転カム 10 結束体 11 押圧調節用ネジ 12 サポートリング 13 導入管 14 ストップコック 15 ポンプ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 経皮的に挿入したカテーテル又はイント
    ロジューサーを抜去した後の鼠径部に残存する穿刺創部
    を押圧して止血するための押圧止血器において、該止血
    器が複数の穿刺創部の各々の周辺部を同時に押圧止血す
    る複数の押圧体1を備えた押圧支持体2と、該押圧支持
    体2を人体部に締結する締結帯3とからなり、該押圧支
    持体2には、複数の穿刺創部を同時に押圧止血するため
    に該複数の押圧体1の各々の間隔を調節する機構が設け
    られていることを特徴とする多点押圧止血器。
  2. 【請求項2】 前記押圧支持体2が、押圧体1を支持す
    る複数の押圧体支持片4と該複数の押圧体支持片4を互
    に連結固定する固定板5と固定用ボルト又はストッパー
    を有し、該固定板上で各押圧体支持片4をスライドさせ
    ることにより複数の押圧体1間の間隔を調節し、かつ固
    定用ボルト又はストッパーにより適正位置において該押
    圧支持片4を連結固定させる機構を備えた請求項1記載
    の多点押圧止血器。
  3. 【請求項3】 前記押圧支持体2が回転カム機構を有
    し、該回転カム機構により複数の押圧体1間の間隔を調
    節することを特徴とする請求項1記載の多点押圧止血
    器。
  4. 【請求項4】 前記押圧体1が透明性を有する材質によ
    り形成され、穿刺創口部の止血状態が外部より透視でき
    るものであることを特徴とする請求項1記載の多点押圧
    止血器。
  5. 【請求項5】 前記押圧体1が柔軟で伸縮可能な中空成
    形体で気密に形成され、該中空部に気体が圧力調整可能
    な状態で圧入される機構及び該空中部の押圧圧力を表示
    する圧力ゲージを備えた請求項1及び4記載の多点押圧
    止血器。
  6. 【請求項6】 押圧体1の押圧圧力を表示するゲージに
    アラーム機構が付設されている請求項5記載の多点押圧
    止血器。
  7. 【請求項7】 前記押圧体1の押圧圧力がバネ又はネジ
    により調整されるものである請求項1記載の多点押圧止
    血器。
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