JPH05146758A - 動的分離器 - Google Patents
動的分離器Info
- Publication number
- JPH05146758A JPH05146758A JP4142788A JP14278892A JPH05146758A JP H05146758 A JPH05146758 A JP H05146758A JP 4142788 A JP4142788 A JP 4142788A JP 14278892 A JP14278892 A JP 14278892A JP H05146758 A JPH05146758 A JP H05146758A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- separator
- drums
- dynamic separator
- drum
- fraction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 27
- 239000002245 particle Substances 0.000 claims abstract description 22
- 239000004568 cement Substances 0.000 claims abstract description 6
- 239000010419 fine particle Substances 0.000 claims abstract description 5
- 239000011362 coarse particle Substances 0.000 claims abstract description 3
- 238000000926 separation method Methods 0.000 claims description 16
- 239000000843 powder Substances 0.000 claims description 13
- 238000009826 distribution Methods 0.000 claims description 7
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 6
- 239000000428 dust Substances 0.000 claims description 5
- 238000009434 installation Methods 0.000 claims 2
- 239000012467 final product Substances 0.000 abstract description 11
- 239000000047 product Substances 0.000 description 23
- 238000004513 sizing Methods 0.000 description 2
- 239000007795 chemical reaction product Substances 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 238000007711 solidification Methods 0.000 description 1
- 230000008023 solidification Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B07—SEPARATING SOLIDS FROM SOLIDS; SORTING
- B07B—SEPARATING SOLIDS FROM SOLIDS BY SIEVING, SCREENING, SIFTING OR BY USING GAS CURRENTS; SEPARATING BY OTHER DRY METHODS APPLICABLE TO BULK MATERIAL, e.g. LOOSE ARTICLES FIT TO BE HANDLED LIKE BULK MATERIAL
- B07B7/00—Selective separation of solid materials carried by, or dispersed in, gas currents
- B07B7/08—Selective separation of solid materials carried by, or dispersed in, gas currents using centrifugal force
- B07B7/083—Selective separation of solid materials carried by, or dispersed in, gas currents using centrifugal force generated by rotating vanes, discs, drums, or brushes
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B02—CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
- B02C—CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
- B02C17/00—Disintegrating by tumbling mills, i.e. mills having a container charged with the material to be disintegrated with or without special disintegrating members such as pebbles or balls
- B02C17/18—Details
- B02C17/183—Feeding or discharging devices
- B02C17/1835—Discharging devices combined with sorting or separating of material
- B02C17/185—Discharging devices combined with sorting or separating of material with more than one separator
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Food Science & Technology (AREA)
- Combined Means For Separation Of Solids (AREA)
- Cyclones (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 分粒した粉体材料の品質を向上でき、しかも
効率の高い動的分離器を提供する。 【構成】 セメントのような粉体材料11を分離するた
め、分離気流12、14が横切るよう1対の回転ドラム
3、6を上下に直列に配置し、各回転ドラムに向け別個
に供給された気流12、14が各回転ドラムを横切るよ
う導入口と送出口とがそれぞれ各回転ドラムの接線方向
である螺旋形ダクト4、7、5、8を設け、各回転ドラ
ムに通る気流が上部の回転ドラム3の接線方向のダクト
から去る際、第1最終製品に相当する微細な粒子の留分
13と、これより粗い粒子の留分とを形成し、この粗い
粒子の留分は下部の回転ドラム6に入り、そのダクトか
ら去る際、第2最終製品に相当する留分15と、別個の
粗い粒度の留分17とを形成し、結局全体で3種類の粒
度の留分を形成する。
効率の高い動的分離器を提供する。 【構成】 セメントのような粉体材料11を分離するた
め、分離気流12、14が横切るよう1対の回転ドラム
3、6を上下に直列に配置し、各回転ドラムに向け別個
に供給された気流12、14が各回転ドラムを横切るよ
う導入口と送出口とがそれぞれ各回転ドラムの接線方向
である螺旋形ダクト4、7、5、8を設け、各回転ドラ
ムに通る気流が上部の回転ドラム3の接線方向のダクト
から去る際、第1最終製品に相当する微細な粒子の留分
13と、これより粗い粒子の留分とを形成し、この粗い
粒子の留分は下部の回転ドラム6に入り、そのダクトか
ら去る際、第2最終製品に相当する留分15と、別個の
粗い粒度の留分17とを形成し、結局全体で3種類の粒
度の留分を形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は垂直軸線の回りに回転す
るドラムの形状のセレクタと、その周縁に取り付けた複
数個のセレクタ羽根とを具える特にセメントのような粉
体材料の動的分離器に関するものである。
るドラムの形状のセレクタと、その周縁に取り付けた複
数個のセレクタ羽根とを具える特にセメントのような粉
体材料の動的分離器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の分離器では、分離すべき材料を
セレクタに送って分散させ、分離気流が横切るドラムの
側面の周縁にこの材料を落下させる。最終製品(特にセ
メント)を、ドラムに通る気流に乗せてサイクロン又は
フィルタで回収する。最終製品の粒度は種々のパラメー
タによって定まる。ドラムセレクタに通る気流の流量が
多い程、言い換えれば流速が早い程、粒度は粗くなり、
製品の微細度が減少する。更に、通過する気流の流速が
等しい場合には、セレクタドラムの周縁速度が増大する
と、一層粗い粒子が除去され、一層微細な製品となる。
同様に、ドラムの周縁速度が等しい場合、ドラムの周縁
に取り付けたセレクタ羽根の数が増大しても、一層粗い
粒子が除去され、一層微細な製品となる。
セレクタに送って分散させ、分離気流が横切るドラムの
側面の周縁にこの材料を落下させる。最終製品(特にセ
メント)を、ドラムに通る気流に乗せてサイクロン又は
フィルタで回収する。最終製品の粒度は種々のパラメー
タによって定まる。ドラムセレクタに通る気流の流量が
多い程、言い換えれば流速が早い程、粒度は粗くなり、
製品の微細度が減少する。更に、通過する気流の流速が
等しい場合には、セレクタドラムの周縁速度が増大する
と、一層粗い粒子が除去され、一層微細な製品となる。
同様に、ドラムの周縁速度が等しい場合、ドラムの周縁
に取り付けたセレクタ羽根の数が増大しても、一層粗い
粒子が除去され、一層微細な製品となる。
【0003】これ等の装置は、高い精度で分粒を行う点
に特徴があり、従ってその製品は、古い設計の分離器に
よって得られる製品よりも、狭い粒度分布になる。この
ような分離器を使用している粉砕設備が主にローラ式粉
砕機を具えていて、この設備自身が非常に細かい粒子が
少ない材料、即ち一層狭い粒度分布の分離すべき材料を
生産している時は、問題が発生する。この場合に得られ
た製品は、使用者には不評判である。これは、固化が余
りにも早く、加工性が悪いからである。
に特徴があり、従ってその製品は、古い設計の分離器に
よって得られる製品よりも、狭い粒度分布になる。この
ような分離器を使用している粉砕設備が主にローラ式粉
砕機を具えていて、この設備自身が非常に細かい粒子が
少ない材料、即ち一層狭い粒度分布の分離すべき材料を
生産している時は、問題が発生する。この場合に得られ
た製品は、使用者には不評判である。これは、固化が余
りにも早く、加工性が悪いからである。
【0004】この問題に打ち勝つ方法としては、分離器
の分粒点を下げることである。しかし、これでは分離器
を連結する全粉砕設備の効率を向上させるが、これ等の
装置の利点を正に放棄することになる。他の方法は、2
個の並置する設備で、異なる粒度の2種類の製品、この
場合、セメントを生産し、次に、これ等の製品を適当な
割合に混合して、最終の粒度分布を変化させることであ
る。しかし、2個の並列のラインに沿って送られる材料
を分割するシステムを設けることは、設備費が高価にな
る。更に、2個のラインを収容するスペースの問題もあ
り、これ等ラインを現存の設備に組み込むのが困難であ
る。
の分粒点を下げることである。しかし、これでは分離器
を連結する全粉砕設備の効率を向上させるが、これ等の
装置の利点を正に放棄することになる。他の方法は、2
個の並置する設備で、異なる粒度の2種類の製品、この
場合、セメントを生産し、次に、これ等の製品を適当な
割合に混合して、最終の粒度分布を変化させることであ
る。しかし、2個の並列のラインに沿って送られる材料
を分割するシステムを設けることは、設備費が高価にな
る。更に、2個のラインを収容するスペースの問題もあ
り、これ等ラインを現存の設備に組み込むのが困難であ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、従来
の技術で問題となった製品の粒度分布曲線の課題、即ち
製品品質の課題を有効に解決し、しかも回転ドラムセレ
クタ形の分離器の高い効率を下げることがない動的分離
器を得るにある。
の技術で問題となった製品の粒度分布曲線の課題、即ち
製品品質の課題を有効に解決し、しかも回転ドラムセレ
クタ形の分離器の高い効率を下げることがない動的分離
器を得るにある。
【0006】この課題を解決するため、本発明動的分離
器は、分離媒体として作用する空気の気流が横切るよう
回転ドラムを組み込んだ、特にセメントような粉体材料
の動的分離器において、上下に直列に別個に配置された
1対の回転ドラムを具え、前記動的分離器内に各前記回
転ドラムに向け別個に供給された気流が各前記回転ドラ
ムを横切るよう導入口と送出口とがそれぞれ各前記回転
ドラムの接線方向である螺旋形ダクトを設け、各前記回
転ドラムに通る気流によって前記接線方向のダクトから
去る微細な粒子の別個の粒度の2個の留分と、前記動的
分流器内を下る粗い粒子の留分とを形成し、結局全体で
粒度が異なる3個の留分を形成することを特徴とする。
器は、分離媒体として作用する空気の気流が横切るよう
回転ドラムを組み込んだ、特にセメントような粉体材料
の動的分離器において、上下に直列に別個に配置された
1対の回転ドラムを具え、前記動的分離器内に各前記回
転ドラムに向け別個に供給された気流が各前記回転ドラ
ムを横切るよう導入口と送出口とがそれぞれ各前記回転
ドラムの接線方向である螺旋形ダクトを設け、各前記回
転ドラムに通る気流によって前記接線方向のダクトから
去る微細な粒子の別個の粒度の2個の留分と、前記動的
分流器内を下る粗い粒子の留分とを形成し、結局全体で
粒度が異なる3個の留分を形成することを特徴とする。
【0007】ここに、粒度が異なる3個の留分を形成す
るのは、まず上部の回転ドラムで第1最終製品に相当す
る留分と、これより粗い留分とを生じ、この粗い留分は
更に下部の回転ドラムに入り、第2最終製品に相当する
留分と、それより粗い留分とを生ずるから、結局全体で
粒度が異なる3個の留分を形成するのである。図面につ
き本発明を説明する。
るのは、まず上部の回転ドラムで第1最終製品に相当す
る留分と、これより粗い留分とを生じ、この粗い留分は
更に下部の回転ドラムに入り、第2最終製品に相当する
留分と、それより粗い留分とを生ずるから、結局全体で
粒度が異なる3個の留分を形成するのである。図面につ
き本発明を説明する。
【0008】
【実施例】図1の分離器は、可変速駆動装置10を有す
る軸19の垂直軸線が横切るほぼ円筒形の本体を具え
る。軸19によって1対の分離回転ドラム3、6を剛固
に支持するとともに回転させる。これ等分離回転ドラム
3、6の一方を他方に上下に重ねて直列に分離器内に配
置する。これ等ドラムは、半径方向又は傾けて配置した
複数個のセレクタ羽根を周縁に支持する。これ等セレク
タ羽根の目的は、垂直送り管1を通じて上部のドラム3
に送られた材料を分離し、その分離した材料を羽根の区
域内のドラムの側面に周縁に落下させることである。2
個のドラム3、6の各々の外部にこれ等ドラムに向け上
部固定子31と下部固定子36とを設ける。これ等固定
子は複数個の羽根を具える。この羽根の目的は分離気流
内に接線方向の成分を発生させることである。図示の実
施例では渦形又は螺旋形に示した接線方向の導入ダクト
4を通じて、流量P1の第1分離気流をこの分離器の頂
部に送る。粉体を含む気流の一部である第1気流留分1
3はドラム3の上の区域のダクト5から去る。
る軸19の垂直軸線が横切るほぼ円筒形の本体を具え
る。軸19によって1対の分離回転ドラム3、6を剛固
に支持するとともに回転させる。これ等分離回転ドラム
3、6の一方を他方に上下に重ねて直列に分離器内に配
置する。これ等ドラムは、半径方向又は傾けて配置した
複数個のセレクタ羽根を周縁に支持する。これ等セレク
タ羽根の目的は、垂直送り管1を通じて上部のドラム3
に送られた材料を分離し、その分離した材料を羽根の区
域内のドラムの側面に周縁に落下させることである。2
個のドラム3、6の各々の外部にこれ等ドラムに向け上
部固定子31と下部固定子36とを設ける。これ等固定
子は複数個の羽根を具える。この羽根の目的は分離気流
内に接線方向の成分を発生させることである。図示の実
施例では渦形又は螺旋形に示した接線方向の導入ダクト
4を通じて、流量P1の第1分離気流をこの分離器の頂
部に送る。粉体を含む気流の一部である第1気流留分1
3はドラム3の上の区域のダクト5から去る。
【0009】円錐板42、ベース43及びリム16によ
って、下部ドラム6を上部ドラム3から分離し、上部ド
ラム3に対しシールする。これも渦形に伸びてドラムに
対し接線方向にある導入ダクト7を通じて、(流量P2
の)第2分離気流14はこの分離器の下部の区域に送ら
れ、粉体を含む気流の一部である第2気流部分15とし
て送出ダクト8から去る。分離器の底部に、除去すべき
一層粗い材料17のための排出ホッパ9を設け、分離器
の底部を通じて、第2ドラム即ちドラム6の外側の区域
からこの一層粗い材料17を排出する。このドラム6は
半径方向アーム44を介して軸19に支持される。
って、下部ドラム6を上部ドラム3から分離し、上部ド
ラム3に対しシールする。これも渦形に伸びてドラムに
対し接線方向にある導入ダクト7を通じて、(流量P2
の)第2分離気流14はこの分離器の下部の区域に送ら
れ、粉体を含む気流の一部である第2気流部分15とし
て送出ダクト8から去る。分離器の底部に、除去すべき
一層粗い材料17のための排出ホッパ9を設け、分離器
の底部を通じて、第2ドラム即ちドラム6の外側の区域
からこの一層粗い材料17を排出する。このドラム6は
半径方向アーム44を介して軸19に支持される。
【0010】図1に示す分離器の作動の原理は基本的に
次ぎのとおりである。供給管1を通じて、分離すべき材
料11をこの分離器に送り、回転ドラム3の頂部2によ
ってこの材料11を分散させる。第1分離気流12を接
線方向の導入ダクト4に送り込み、回転ドラム3によっ
て分散している材料11に第1分離気流12を通し、こ
れ等を粉体を含む気流13として送出ダクト5から送り
出す。この第1気流留分13内に浮遊する材料は、軸1
9によって可変速に駆動されるドラム3によって選択さ
れた第1仕上製品即ち第1最終製品を意味する。一層粗
い材料17は、ドラム3の外部の区域からリム16上に
落下し、次ぎに分離回転ドラム6の手前に到る。ドラム
6は製品の希望する粗さに応じてドラム3に比較し、そ
の直径、高さ、羽根の数を異なるものにすることができ
る。接線方向の導入ダクト7内に送られた第2分離気流
14を、一層粗い材料17に横切らせ、粉体を含む気流
である第2気流留分15として送出ダクト5から送り出
す。
次ぎのとおりである。供給管1を通じて、分離すべき材
料11をこの分離器に送り、回転ドラム3の頂部2によ
ってこの材料11を分散させる。第1分離気流12を接
線方向の導入ダクト4に送り込み、回転ドラム3によっ
て分散している材料11に第1分離気流12を通し、こ
れ等を粉体を含む気流13として送出ダクト5から送り
出す。この第1気流留分13内に浮遊する材料は、軸1
9によって可変速に駆動されるドラム3によって選択さ
れた第1仕上製品即ち第1最終製品を意味する。一層粗
い材料17は、ドラム3の外部の区域からリム16上に
落下し、次ぎに分離回転ドラム6の手前に到る。ドラム
6は製品の希望する粗さに応じてドラム3に比較し、そ
の直径、高さ、羽根の数を異なるものにすることができ
る。接線方向の導入ダクト7内に送られた第2分離気流
14を、一層粗い材料17に横切らせ、粉体を含む気流
である第2気流留分15として送出ダクト5から送り出
す。
【0011】この第2気流部分15内に浮遊する材料は
第2最終製品を意味する。第2ドラムの直径、第2分離
気流14の流量が第1ドラムの場合と異なるため、この
第2最終製品の粒度は第1最終製品の粒度と異なってい
る。取り除かれた粗い材料17は下の排出ホッパ9から
排出され、更に粉砕するため粉砕機に送られ再利用され
る。
第2最終製品を意味する。第2ドラムの直径、第2分離
気流14の流量が第1ドラムの場合と異なるため、この
第2最終製品の粒度は第1最終製品の粒度と異なってい
る。取り除かれた粗い材料17は下の排出ホッパ9から
排出され、更に粉砕するため粉砕機に送られ再利用され
る。
【0012】図2に示す分離器は、作動の原理は図1の
分離器と同一であるが、異なるのは、第2軸19′に作
用する適切な可変速駆動装置18により、上部ドラム3
の回転速度と別個に下部ドラム6の回転速度を変化させ
るのを容易にした点である。
分離器と同一であるが、異なるのは、第2軸19′に作
用する適切な可変速駆動装置18により、上部ドラム3
の回転速度と別個に下部ドラム6の回転速度を変化させ
るのを容易にした点である。
【0013】図6は図1に示した分離器を使用する粉砕
設備の可能性ある一形態を示す。図6において、分離す
べき材料26を、エレベータ27によって粉砕機25か
ら分離器28に移送する。粉砕機25の塵埃捕集工程か
らの空気29を分離器28の上段のための分離気流とし
て使用するが、必要なら大気30をも共に使用する。分
離器28の上段を去る空気13をフィルタ32に送り、
立て筒33を通じて排出する。第1製品34をこのフィ
ルタ32の底部に捕集する。
設備の可能性ある一形態を示す。図6において、分離す
べき材料26を、エレベータ27によって粉砕機25か
ら分離器28に移送する。粉砕機25の塵埃捕集工程か
らの空気29を分離器28の上段のための分離気流とし
て使用するが、必要なら大気30をも共に使用する。分
離器28の上段を去る空気13をフィルタ32に送り、
立て筒33を通じて排出する。第1製品34をこのフィ
ルタ32の底部に捕集する。
【0014】分離器28の下段の分離空気35は粉体を
含む空気15として分離器を去り、この空気15はサイ
クロン37で粉体を除去され、ファン49によって分離
器28に送られ再利用される。第2製品38はサイクロ
ンから排出される。駆動装置10によってドラムの回転
速度を変化させるとともに、流量規制装置39、40に
よって分離気流29、30、35の流量を変化させるこ
とにより、2個の製品34、38の粒度を調整すること
ができる。分離した一層粗い材料17を更に粉砕するた
め粉砕機に戻す。2個の製品を別個に使用してもよい
し、粒度分布の広い製品を得るため2個の製品を混合し
てもよい。
含む空気15として分離器を去り、この空気15はサイ
クロン37で粉体を除去され、ファン49によって分離
器28に送られ再利用される。第2製品38はサイクロ
ンから排出される。駆動装置10によってドラムの回転
速度を変化させるとともに、流量規制装置39、40に
よって分離気流29、30、35の流量を変化させるこ
とにより、2個の製品34、38の粒度を調整すること
ができる。分離した一層粗い材料17を更に粉砕するた
め粉砕機に戻す。2個の製品を別個に使用してもよい
し、粒度分布の広い製品を得るため2個の製品を混合し
てもよい。
【0015】本発明分離器を使用する設備の他の実施例
を図7に示す。この実施例では、分離器の下段のための
分離気流14を全部大気にし、この分離器の下段を去る
粉体を含む気流留分15はフィルタ41で粉体を除去さ
れ、立て筒48を通じて排出される。それぞれの可変速
駆動装置10、18によって分離器の上下段の回転速度
を変化させるとともに、流量規制装置46、47によっ
て上下段の分離気流の流量を変化させることにより、2
個の製品17、45の粒度を調整することができる。こ
の場合でも、2個の製品17、45を別個に使用しても
よいし、粒度分布の広い製品を得るため2個の製品を混
合してもよい。除去した一層粗い材料17は、更に粉砕
するため粉砕機に戻す。
を図7に示す。この実施例では、分離器の下段のための
分離気流14を全部大気にし、この分離器の下段を去る
粉体を含む気流留分15はフィルタ41で粉体を除去さ
れ、立て筒48を通じて排出される。それぞれの可変速
駆動装置10、18によって分離器の上下段の回転速度
を変化させるとともに、流量規制装置46、47によっ
て上下段の分離気流の流量を変化させることにより、2
個の製品17、45の粒度を調整することができる。こ
の場合でも、2個の製品17、45を別個に使用しても
よいし、粒度分布の広い製品を得るため2個の製品を混
合してもよい。除去した一層粗い材料17は、更に粉砕
するため粉砕機に戻す。
【図1】本発明分離器の線図的断面正面図である。
【図2】本発明分離器の変形の断面平面図である。
【図3】図1の分離器のIII−III線上の断面図で
ある。
ある。
【図4】図1の分離器のIV−IV線上の断面図であ
る。
る。
【図5】図1の分離器のV−V線上の断面図である。
【図6】図1に示す分離器を組み込んだ粉砕設備を線図
的に示す図である。
的に示す図である。
【図7】図2に示す本発明分離器を組み込んだ粉砕設備
の可能性がある実施例を線図的に示す図である。
の可能性がある実施例を線図的に示す図である。
1 垂直送り管、供給管 2 頂部 3、6 分離回転ドラム 4、7 導入ダクト 5、8 送出ダクト 9 排出ホッパ 10、18 可変速駆動装置 11、26 材料 12 第1分離気流 13 第1気流留分 14 第2分離気流 15 第2気流留分 16 リム 17 粗い材料 19 軸 19′第2軸 25 粉砕機 27 エレベータ 28 分離器 29 空気 30 大気 31 上部固定子 32 フィルタ 33、48 立て筒 34 第1製品 35 分離空気 36 下部固定子 38 第2製品 40、46、47 流量規制装置 41 フィルタ 42 円錐板 43 ベース 44 半径方向アーム 49 フアン
Claims (14)
- 【請求項1】 分離媒体として作用する空気の気流が横
切るよう回転ドラムを組み込んだ、特にセメントような
粉体材料の動的分離器において、上下に直列に別個に配
置された1対の回転ドラムを具え、前記動的分離器内に
各前記回転ドラムに向け別個に供給された気流が各前記
回転ドラムを横切るよう導入口と送出口とがそれぞれ各
前記回転ドラムの接線方向である螺旋形ダクトを設け、
各前記回転ドラムに通る気流によって前記接線方向のダ
クトから去る微細な粒子の別個の粒度の2個の留分と、
前記動的分流器内を下る粗い粒子の留分とを形成し、結
局全体で粒度が異なる3個の留分を形成することを特徴
とする動的分離器。 - 【請求項2】 2個の前記回転ドラムを回転する単一軸
を具えた請求項1に記載の動的分離器。 - 【請求項3】 それぞれの回転速度で前記回転ドラムの
各々をそれぞれ別個に駆動する2個の独立した軸を具え
た請求項1に記載の動的分離器。 - 【請求項4】 分離用の前記気流が遭遇するよう接線方
向の前記ダクトに向けて各前記回転ドラムの外側に配置
された円形の固定子を設け、前記気流が前記回転ドラム
に当たる前に前記固定子によって前記気流を遮って運ぶ
請求項1に記載の動的分離器。 - 【請求項5】 2個の前記ドラムの高さ又は直径のよう
な幾何学的形状を互いに異なるものにした請求項1に記
載の動的分離器。 - 【請求項6】 前記ドラムに半径方向又は傾斜した方向
に周縁に固着した複数個のセレクタ羽根を設けた請求項
1に記載の動的分離器。 - 【請求項7】 2個の前記ドラムは前記セレクタ羽根の
数が互いに異なる請求項6に記載の動的分離器。 - 【請求項8】 2個の前記ドラムのそれぞれの分離用の
前記気流の流量が互いに異なる請求項1に記載の動的分
離器。 - 【請求項9】 接線方向の前記ダクトから前記分離器を
去る微細な粒子の2個の留分のおのおのを対応する塵埃
除去工程に送るようにした請求項1に記載の動的分離器
を具える設備。 - 【請求項10】 前記塵埃除去工程で処理した粉体を含
む気流を前記分離器に再循環させる請求項9に記載の設
備。 - 【請求項11】 気流から分離した粒子を粉砕して粉体
材料にする粉砕機を設け、この粉砕機からの気流を大気
と混合して分離用の気流として前記分離器の第1ドラム
に送る請求項9に記載の設備。 - 【請求項12】 前記分離器で生じた最も粗い留分を前
記粉砕工程に戻すようにする請求項9に記載の設備。 - 【請求項13】 大気、粉砕機又は処理システム又は塵
埃捕集設備から生じた気流、又は塵埃除去ユニットから
再循環した気流を各工程の分離気流として使用する請求
項9に記載の設備。 - 【請求項14】 2個の分離工程のおのおので得た製品
を別々に使用するか、所定の粒度分布の単一の製品にな
るよう混合する請求項9に記載の設備。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
ITMI911651A IT1248066B (it) | 1991-06-17 | 1991-06-17 | Separatore dinamico per materiali polverulenti, in particolare cementoed impianto che lo comprende |
IT91A001651 | 1991-06-17 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05146758A true JPH05146758A (ja) | 1993-06-15 |
Family
ID=11360128
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4142788A Pending JPH05146758A (ja) | 1991-06-17 | 1992-06-03 | 動的分離器 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0519535A1 (ja) |
JP (1) | JPH05146758A (ja) |
IT (1) | IT1248066B (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009533207A (ja) * | 2006-04-13 | 2009-09-17 | ローランド ニード | ジェットミルを用いて非常に微細な粒子を生成する方法 |
CN104368528A (zh) * | 2014-11-17 | 2015-02-25 | 王树波 | 一种高精度的控制粒度分布的分离器 |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DK12893A (da) * | 1993-02-04 | 1994-08-05 | Smidth & Co As F L | Fremgangsmåde til fremstilling af normal såvel som ultrafin cement |
FR2746329B1 (fr) * | 1996-03-22 | 1998-05-22 | Fcb | Procede et installation pour la production simultanee et en continu de plusieurs fractions granulometriques d'une matiere minerale |
DE19854855C2 (de) | 1998-11-27 | 2002-01-17 | Hosokawa Alpine Ag & Co | Windsichter |
DE102007046834B4 (de) * | 2007-09-29 | 2010-01-14 | Holcim Technology Ltd. | Verfahren zur Herstellung von Hüttensandmehl enthaltenden Zementen |
DE102015104340A1 (de) | 2015-03-23 | 2016-09-29 | Maschinenfabrik Gustav Eirich Gmbh & Co. Kg | Formsandkühler |
CN107497679B (zh) * | 2017-08-22 | 2024-06-04 | 南京西普国际工程有限公司 | 分选装置 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3521491A1 (de) * | 1985-06-14 | 1986-12-18 | Krupp Polysius Ag, 4720 Beckum | Verfahren und anlage zur feinzerkleinerung von gut |
DE3545691C1 (de) * | 1985-12-21 | 1987-01-29 | Orenstein & Koppel Ag | Vorrichtung zum Klassieren von staubfoermigen Schuettguetern |
DE3621221A1 (de) * | 1986-06-25 | 1988-01-14 | Pfeiffer Fa Christian | Verfahren zur windsichtung und windsichter |
DE3843338A1 (de) * | 1988-12-22 | 1990-06-28 | Krupp Polysius Ag | Sichter |
DE3924826A1 (de) * | 1989-07-27 | 1991-01-31 | Kloeckner Humboldt Deutz Ag | Sichter, insbesondere stabkorbsichter, zum sichten von koernigem gut in wenigstens drei fraktionen |
-
1991
- 1991-06-17 IT ITMI911651A patent/IT1248066B/it active IP Right Grant
-
1992
- 1992-05-22 EP EP92201462A patent/EP0519535A1/en not_active Withdrawn
- 1992-06-03 JP JP4142788A patent/JPH05146758A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009533207A (ja) * | 2006-04-13 | 2009-09-17 | ローランド ニード | ジェットミルを用いて非常に微細な粒子を生成する方法 |
CN104368528A (zh) * | 2014-11-17 | 2015-02-25 | 王树波 | 一种高精度的控制粒度分布的分离器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
ITMI911651A0 (it) | 1991-06-17 |
IT1248066B (it) | 1995-01-05 |
EP0519535A1 (en) | 1992-12-23 |
ITMI911651A1 (it) | 1992-12-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0204412B1 (en) | Separator for sorting particulate material | |
EP0152278B2 (en) | Particle classifier | |
US4597537A (en) | Vertical mill | |
US4528091A (en) | Particle classifier | |
JPH0852433A (ja) | 粉砕分級装置 | |
JPH05245442A (ja) | 分級機 | |
US3878091A (en) | Method for pneumatic classification and a pneumatic classifier | |
JP4288651B2 (ja) | 骨材製造用粉砕システム | |
JPH05146758A (ja) | 動的分離器 | |
AU651864B2 (en) | Treatment of particulate material | |
EP0224364A2 (en) | Method and apparatus for sizing grains smaller than 300 M | |
JP2823099B2 (ja) | 微粉砕設備 | |
JP2894520B2 (ja) | 分級装置 | |
GB2193448A (en) | Air classifier for granular materials | |
JPH05285455A (ja) | 砕砂ダスト除去装置 | |
JP3211420B2 (ja) | 分級装置 | |
CN215940649U (zh) | 一种串联转子粉料分级机 | |
JPH05301080A (ja) | 砕砂ダスト除去装置 | |
JP2709672B2 (ja) | 砕砂ダスト除去装置 | |
JP2894522B2 (ja) | 分級装置 | |
JP2707021B2 (ja) | 砕砂ダスト除去装置 | |
JPH05285456A (ja) | 砕砂ダスト除去装置 | |
KR840001165B1 (ko) | 분급장치 | |
JPH04244275A (ja) | 分級装置 | |
JP2684579B2 (ja) | 砕砂ダスト除去装置 |