JPH05146131A - 光デイスクの回転駆動機構 - Google Patents

光デイスクの回転駆動機構

Info

Publication number
JPH05146131A
JPH05146131A JP3300943A JP30094391A JPH05146131A JP H05146131 A JPH05146131 A JP H05146131A JP 3300943 A JP3300943 A JP 3300943A JP 30094391 A JP30094391 A JP 30094391A JP H05146131 A JPH05146131 A JP H05146131A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical disk
permanent magnet
optical
disk
drive mechanism
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP3300943A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Ichihara
順一 市原
Akihiko Makita
昭彦 蒔田
Koichi Ogawa
紘一 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP3300943A priority Critical patent/JPH05146131A/ja
Publication of JPH05146131A publication Critical patent/JPH05146131A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Brushless Motors (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
  • Rotational Drive Of Disk (AREA)
  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 可換型光ディスク装置における光ディスク媒
体の回転駆動機構に関し、光学ヘッドとの干渉を回避し
ながらモータの外形を大きくすることにより軸方向の長
さを短くして光ディスク装置の薄型化を可能にすること
を目的とする。 【構成】 光情報の記録, 読み出しを行う光ヘッドと干
渉しない小径のスピンドル12に支持されて、円周方向に
等分割された互いに極性の異なる磁極を有した回転可能
な円盤状永久磁石12-3に対し、薄い磁性体で製作され中
心孔11-2aを持つ円盤状金属板11-2を中心部に有する光
ディスク11を吸着せしめてこれを保持し、さらに当該光
ディスク11に対して該円盤状永久磁石12-3と反対側に当
該円盤状永久磁石12-3と対向する複数個の偏平コイル13
-2を設けて、当該偏平コイル13-2に通電することにより
該円盤状永久磁石12-3ひいては上記光ディスク11を回転
せしめて一定の回転数に制御できるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、可換型光ディスク装置
における光ディスク媒体の回転駆動機構に関する。
【0002】最近、光ディスク装置は、コンピュータの
小型化,性能の向上に伴い更に小型化することが要求さ
れている。しかし、これまでの光ディスクの回転駆動機
構では、光学ヘッドが光ディスク媒体の最も内側に来た
ときに、回転駆動機構と光学ヘッドが干渉しないよう
に、回転駆動機構は半径方向に対して大きな制約を受け
ている。そのため必要な駆動トルクを得るのにモータは
軸方向に長い構造となって、光ディスク装置の厚みを薄
く出来ない大きな要因となっている。
【0003】そのために、光学ヘッドとの干渉を回避し
ながらモータの外形を大きくすることにより軸方向の長
さを短くすることで、光ディスク装置の薄型化を可能に
することができる新しい光ディスクの回転駆動機構が要
求されている。
【0004】
【従来の技術】従来広く使用されている光ディスクの回
転駆動機構は、図4に示すように移動ステージに搭載さ
れた光学ヘッド4の高さと対応する部分の外形が細くそ
の下部となる部分の外形を太くした段付き円筒状のハウ
ジング2-1 に対して、光ディスク媒体1の芯出ピン2-2b
とフランジ状のターンテーブル2-2aを一端側に設けると
ともに他端側にフランジ状の円板部2-2cを形成した回転
軸2-2 を、前記円板部2-2cがハウジング2-1 の太径部の
内部に位置するように玉軸受2-5 を介して細径の内部へ
回転自在に軸着されている。
【0005】そして、回転軸2-2 の前記ターンテーブル
2-2aの凹部にディスク固着用の永久磁石2-3 を配設する
とともに、前記円板部2-2cの端面側に円周方向へ等分割
されて互いに極性の異なる磁極を有する回転用の永久磁
石2-4 を固着して、その永久磁石2-4 と対向する側に複
数個の偏平コイル3-2 を設けて磁気特性の優れた円板状
の継鉄3-1 で前記ハウジング2-1 の太径開口部を閉鎖し
てモータが形成され、前記偏平コイル3-2 に通電するこ
とによりモータ用の上記永久磁石2-4,ひいては光ディス
ク媒体1が一定の回転数で制御できるように構成されて
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した従来の回
転駆動機構で問題となるのは、図4に示すように移動ス
テージに搭載された光学ヘッド4が光ディスク媒体1の
最も内側に来たときにハウジング2-1 の太径部と干渉す
るから、この光学ヘッド4の高さと対応する部分の外形
を細くして、この部分に玉軸受2-5 を介して回転軸2-2
を回転自在に軸着して回転スピンドル部とし、この光デ
ィスク媒体1の必要な駆動トルクを得る回転用の永久磁
石2-4 と偏平コイル3-2 を内設した太径部分のモータを
光学ヘッド4の移動面より下部に設けているために、回
転駆動機構が軸方向に長くなって光ディスク装置の厚み
を薄く出来ないという問題が生じている。
【0007】本発明は上記のような問題点に鑑み、光学
ヘッドとの干渉を回避しながらモータの外形を大きくす
ることにより軸方向の長さを短くして、光ディスク装置
の薄型化を可能にすることができる新しい光ディスクの
回転駆動機構の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、図1に示すよ
うに光情報の記録, 読み出しを行う光ヘッドと干渉しな
い小型のスピンドル12に支持されて、円周方向に等分割
された互いに極性の異なる磁極を有した回転可能な円盤
状永久磁石12-3に対し、薄い磁性体で製作され中心孔11
-2aを持つ円盤状金属板11-2を中心部に有する光ディス
ク11を吸着せしめてこれを保持し、さらに当該光ディス
ク11に対して該円盤状永久磁石12-3と反対側に当該円盤
状永久磁石12-3と対向する複数個の偏平コイル13-2を設
けて、当該偏平コイル13-2に通電することにより該円盤
状永久磁石12-3ひいては上記光ディスク11を回転せしめ
て一定の回転数に制御できるよう構成する。
【0009】
【作用】本発明では、図2に示すように光ディスク媒体
11を支持して回転させるスピンドル12は光学ヘッド4と
の干渉を回避できる寸法に規制することができるととも
に、光ディスク媒体11の回転駆動源となる永久磁石12-3
と偏平コイル13-2は光学ヘッド4と干渉しない位置で所
要の駆動トルクが得られる外径に形成しているから、回
転駆動機構の軸方向長さが短くなって光ディスク装置の
薄型化をはかることが可能となる。
【0010】
【実施例】以下図1〜図3について本発明の実施例を詳
細に説明する。図1は本発明の第一実施例による光ディ
スクの回転駆動機構を示す一部破断断面図、図2は第一
実施例の作用を説明する断面図、図2は第一実施例の作
用を説明する断面図、図3は第二実施例の一部破断断面
図を示し、各図において同一部材は同一符号を付してい
る。
【0011】本発明の第一実施例は、図1に示すように
光学ヘッドの移動に干渉しない外径および高さを有する
円筒の一端側にフランジ状の固着座12-1aを形成したハ
ウジング12-1の内径に、玉軸受2-5 を介し光ディスク媒
体11を装着する芯出ピン12-2bとフランジ状のターンテ
ーブル12-2aを一端側に設けた回転軸12-2を回転自在に
軸着してスピンドル12を構築し、そのスピンドル12を図
示していない非可動部材に垂設して回転軸12-2の前記タ
ーンテーブル12-2aの凹部に、円周方向へ等分割された
磁極の磁力方向が板厚方向でそれぞれ隣同士の磁化方向
が異なった円盤状の永久磁石12-3を固着している。
【0012】このスピンドル12に対し、その上部で円盤
状の前記永久磁石12-3と対向するように、磁性の優れた
金属を円板状に成形した継鉄13-1に複数個の偏平コイル
13-2が固着されて、前記円盤状永久磁石12-3の磁極位置
を検出するためのホール素子等の磁気センサー13-3を配
設したステータ13を図示していない非可動部材に固着す
ることによりモータを構築する。
【0013】そして、前記回転軸12-2の芯出ピン12-2b
と嵌合する中心孔11-2aを設けて前記円盤状永久磁石12
-3に冠着できるように成形した磁性金属板11-2を光ディ
スク媒体11の内周部に接着して、この磁性金属板11-2を
回転軸12-2の永久磁石12-3に冠着することにより永久磁
石12-3の磁力で当該光ディスク媒体11を吸着して保持
し、前記偏平コイル13-2へ通電することにより永久磁石
12-3,即ち光ディスク媒体11を吸着したスピンドル12の
回転軸12-2を一定の回転数に制御できるように構成して
いる。
【0014】その結果、図2に示すように光ディスク媒
体11を支持して回転させるスピンドル12の外形寸法は、
光ディスク媒体11の半径方向にアクセスする光学ヘッド
4の高さをカバーできるとともに光ディスク媒体11の回
転を支持できる寸法で良いために、そのスピンドル12の
外径は光学ヘッド4との干渉を回避できる太さまでに規
制することができ、また回転の駆動源となる永久磁石12
-3と偏平コイル13-2は光学ヘッド4と干渉しない位置に
設けているからその外径を大きくできて、所要の駆動ト
ルクが得られるとともに軸方向の長さが短くなって光デ
ィスク装置の薄型化をはかることができる。
【0015】第二実施例の回転駆動機構は、図3に示す
ように芯出ピン12-2bとフランジ状のターンテーブル12
-2aを一端側に設けた回転軸12-2を、円筒の一端側に固
着座12-1aを形成したハウジング12-1の内径へ玉軸受2-
5 を介して回転自在に軸着したスピンドル12を第一実施
例と同様に構築する。
【0016】また、光ディスク媒体21は、前記回転軸12
-2の芯出ピン12-2bと嵌合する中心孔22-3aを設けた前
記円盤状永久磁石22-3を中心部分に組み込んで、その両
面に非磁性材あるいは磁性材よりなる薄い円板状の被覆
板25を被着して当該永久磁石22-3を保護している。
【0017】この光ディスク媒体21の中心孔22-3aを、
非可動部材に垂設したスピンドル12で軸支した回転軸12
-2の芯出ピン12-2bに嵌合させることにより、当該永久
磁石22-3の磁力により前記回転軸12-2に形成した磁性材
よりなるターンテーブル12-2aへ吸着させ、この吸着し
た光ディスク媒体21の永久磁石22-3と対向するように複
数個の偏平コイル13-2が磁性の優れた継鉄13-1へ固着さ
れるとともに、前記円盤状永久磁石22-3の磁極位置を検
出するための磁気センサー13-3を配設したステータ13を
上記スピンドル12と同心状に図示していない被可動部材
に固定することで第一実施例と同様の効果が得られる。
【0018】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば極めて簡単な構成で、回転駆動機構の軸方向長さ
が短くなって光ディスク装置の薄型化をはかることがで
きる等の利点があり、著しい経済的及び、信頼性向上の
効果が期待できる光ディスクの回転駆動機構を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第一実施例による光ディスクの回転
駆動機構を示す一部破断断面図である。
【図2】 第一実施例の作用を説明する断面図である。
【図3】 第二実施例の構成を示す一部破断断面図であ
る。
【図4】 従来の回転駆動機構を示す断面図である。
【符号の説明】
2-5 は玉軸受、11, 21は光ディスク媒体、11-2は磁性金
属板、 11-2a,22-3aは中心孔、12
はスピンドル、12-1はハウジング、 12-1aは固着
座、12-2は回転軸、 12-2aはタ
ーンテーブル、12-2bは芯出ピン、12-3, 22-3は永久磁
石、13はステータ、13-1は継鉄、 13-2
は偏平コイル、13-3は磁気センサー、25は被覆板、

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光情報の記録, 読み出しを行う光ヘッド
    と干渉しない小径のスピンドル(12)に支持されて、円周
    方向に等分割された互いに極性の異なる磁極を有した回
    転可能な円盤状永久磁石(12-3)に対し、薄い磁性体で製
    作され中心孔(11-2a) を持つ円盤状金属板(11-2)を中心
    部に有する光ディスク(11)を吸着せしめてこれを保持
    し、さらに該光ディスク(11)に対して該円盤状永久磁石
    (12-3)と反対側に当該円盤状永久磁石(12-3)と対向する
    複数個の偏平コイル(13-2)を設けて、当該偏平コイル(1
    3-2)に通電することにより該円盤状永久磁石(12-3)ひい
    ては上記光ディスク(11)を回転せしめて一定の回転数に
    制御するよう構成したことを特徴とする光ディスクの回
    転駆動機構。
  2. 【請求項2】 円周方向に等分割された互いに極性の異
    なる磁極を有する永久磁石(22-3)を中心部分に埋め込ん
    だ交換可能な光ディスク(21)と、当該光ディスク(21)を
    回転自由に支持するスピンドル(12)と、当該スピンドル
    (12)と上記光ディスク(21)を挟んで対向して配置された
    複数個の偏平コイル(13-2)とで構成したことを特徴とす
    る光ディスクの回転駆動機構。
  3. 【請求項3】 上記永久磁石(22-3)を、上記光ディスク
    (21)の該スピンドル(12)へ固着用に兼用するよう構成し
    たことを特徴とする請求項2記載の光ディスクの回転駆
    動機構。
  4. 【請求項4】 上記永久磁石(22-3)の表面に薄い板(25)
    を被覆して、当該永久磁石(22-3)を保護するように構成
    したことを特徴とする請求項2記載の光ディスクの回転
    駆動機構。
  5. 【請求項5】 上記偏平コイル(13-2)に継鉄(13-1)を設
    けて、上記光ディスク(11,21) の回転効率を高めたこと
    を特徴とする請求項1または2記載の光ディスクの回転
    駆動機構。
JP3300943A 1991-11-18 1991-11-18 光デイスクの回転駆動機構 Withdrawn JPH05146131A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3300943A JPH05146131A (ja) 1991-11-18 1991-11-18 光デイスクの回転駆動機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3300943A JPH05146131A (ja) 1991-11-18 1991-11-18 光デイスクの回転駆動機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05146131A true JPH05146131A (ja) 1993-06-11

Family

ID=17890967

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3300943A Withdrawn JPH05146131A (ja) 1991-11-18 1991-11-18 光デイスクの回転駆動機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05146131A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4818453A (en) * 1985-02-13 1989-04-04 Inax Corp. Process for making porous resin and molded product containing continuous holes
WO2000070728A1 (fr) * 1999-05-14 2000-11-23 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Moteur d'entrainement du disque compatible
CN110487306A (zh) * 2019-09-04 2019-11-22 太仓敏锐自动化科技有限公司 一种骨钉螺丝磁力旋转光学检测***

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4818453A (en) * 1985-02-13 1989-04-04 Inax Corp. Process for making porous resin and molded product containing continuous holes
WO2000070728A1 (fr) * 1999-05-14 2000-11-23 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Moteur d'entrainement du disque compatible
CN110487306A (zh) * 2019-09-04 2019-11-22 太仓敏锐自动化科技有限公司 一种骨钉螺丝磁力旋转光学检测***

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR950003566B1 (ko) 디스크 드라이브용 스핀들 모터조립체
US5195002A (en) Apparatus for driving information record medium
JP2000260111A (ja) モータ
EP0798709B1 (en) A motor for rotating a disc
JPH08249846A (ja) ディスク装置のロータリー型アクチュエータ
JPH06133518A (ja) 磁気ディスク駆動モータ
JPH05146131A (ja) 光デイスクの回転駆動機構
JPH11238298A (ja) ハードディスクドライブ装置
US6876114B2 (en) Apparatus for reducing spindle motor magnetic drag
JPH06124533A (ja) 磁気ディスク駆動モータ
JP3708898B2 (ja) ディスク回転用モータ、およびディスク装置
KR900013494A (ko) 디스크장치에 있어서의 디스크구동모터의 회전검출기
KR940000889B1 (ko) 자기 디스크장치
JP2774111B2 (ja) ディスク用モータ装置
US5469316A (en) Actuator for magnetic disks and having a VCM support with a recess
JPH04178149A (ja) 電動機
JPH02252180A (ja) メモリーディスク装置
JPH04178160A (ja) 電動機
JP2523299Y2 (ja) デイスク駆動装置
JP2616216B2 (ja) 電動機
JPH0271453A (ja) 記録再生装置
JP2542786B2 (ja) ディスク記録媒体の回転駆動機構
JP3469601B2 (ja) モータ
JP2004023828A (ja) スピンドルモータ
JPH04178147A (ja) 電動機

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990204