JPH05143895A - 自動駐車装置 - Google Patents

自動駐車装置

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JPH05143895A
JPH05143895A JP3309475A JP30947591A JPH05143895A JP H05143895 A JPH05143895 A JP H05143895A JP 3309475 A JP3309475 A JP 3309475A JP 30947591 A JP30947591 A JP 30947591A JP H05143895 A JPH05143895 A JP H05143895A
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JP
Japan
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vehicle
parking
vectors
calculated
calculating
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Pending
Application number
JP3309475A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Mio
昌宏 美尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP3309475A priority Critical patent/JPH05143895A/ja
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  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
  • Measurement Of Optical Distance (AREA)
  • Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】自動駐車装置において、駐車位置を判断するた
めに従来必要とされていたバーコードつきポールなどを
予め設けることなく自動駐車のできる装置を提供する。 【構成】CCDエリアセンサにより車両後方を撮影す
る。撮影により得られた画像より、所定方向にある障害
物の位置を算出する。算出された障害物の位置の隣接す
るものの各々を支点と終点とするベクトルを算出し、こ
のベクトルの方向の変化により両隣にすでに駐車してい
る車両の前端の角部を検出する。つまり、隣接ベクトル
のなす角が所定の角度より大きい場合、この部分が車両
の前端角部であると判断する。そして、この検出された
両隣の車両の間に自車を誘導し駐車を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は駐車位置を検出し、自車
を駐車位置に誘導する自動駐車装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の車庫入れ操作は、ステアリング
操作、アクセルペダルの操作、およびブレーキペダルの
操作、さらにマニュアルトランスミッション車において
はクラッチ操作がこれらに加わり繁雑な操作となる。し
かも、後方を目視するために、運転者は不自然な姿勢で
各種操作を行わなければならず、技術を要する操作とな
っていた。このような複雑な操作を簡略化し、運転者の
負担を軽減するために従来より種々の自動駐車装置が開
発されている。例えば、本出願人による先の出願である
特願平2−312339号公報の自動駐車装置は、駐車
位置の4隅にバーコード付きの標識を立て、そしてCC
Dエリアセンサにより前記標識の位置を検出し、車両を
駐車位置に誘導するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
装置においては目標となるべき標識を車庫もしくは駐車
位置の4隅に予め配置する必要があった。したがって、
このような本装置専用の標識の設けられていない駐車場
においては、従来どおり運転者が自ら各操作を行い車庫
入れを行う必要があるという問題があった。
【0004】本発明は前述の問題点を解決するためにな
されたものであり、装置専用の標識を必要としない自動
駐車装置を供給することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めに、本発明にかかる自動駐車装置は、車両周囲の所定
方位を撮影する鉛直方向に配置された1対のCCD画像
センサを複数個設け車両周囲の所定領域を撮影するCC
Dエリアセンサと、前記撮影した複数の方位ごとに、鉛
直方向のコントラストを検出し該方位に存在する物体の
位置を算出する演算手段と、隣接する前記物体の位置の
各々を始点と終点とするベクトルを算出し、これらのベ
クトルの隣接するベクトル間の変化より駐車位置を検出
する駐車位置検出手段と、車両の操舵制御を行い、前記
検出された駐車位置に車両を誘導する制御手段とを有す
ることを特徴とする。
【0006】さらに前記CCDエリアセンサの撮影する
領域の範囲を指定する撮影範囲指定手段を有することを
特徴とする。
【0007】
【作用】本発明は以上のような構成を有しており、複数
の所定方位に存在する物体の位置を検出し、隣接する物
体の位置を始点と終点とするベクトルを算出する。これ
らの算出されたベクトルの隣接するベクトル間の変化を
算出し、これに基づき駐車位置を算出し、該駐車位置に
車両を誘導する。
【0008】
【実施例】以下図面に基づいて本発明にかかる自動駐車
装置の好適な実施例について説明する。図2に本実施例
の構成ブロック図を示す。車両後部には図9に示すよう
に一対のCCDカメラ10a,10bを鉛直方向に配置
し、後方を撮影するCCDエリアセンサ10が設けられ
ている。このCCDエリアセンサ10により撮影された
映像に基づき測距用電子制御装置12(以下電子制御装
置をECUと記す)により演算処理が行われ、所定の方
位に存在する物体までの距離を算出する。この算出され
た障害物の位置が自動駐車制御用ECU14に送出され
る。操舵角センサ16はステアリングの回転角を検出し
この値を前記自動駐車制御用ECU14に送出する。車
輪速センサ18は車輪の回転速度より車両の速度を検出
しこの値を前記自動駐車制御用ECU14に送出する。
シフトポジションセンサ20は、現在のシフト位置を示
す信号を自動駐車制御用ECU14に送出する。さら
に、縦列駐車選択スイッチ22が備えられており、運転
者が操作することで図5に示す後退駐車と、図6に示す
縦列駐車とのどちらを野制御を行うかを指定するもので
ある。また、撮影範囲指示スイッチ24が備えられてお
り、この指示スイッチ24を運転者が切換えることによ
り前記CCDエリアセンサの撮影範囲を車両中心軸より
右側のみ、もしくは左側のみなどと指定するものであ
る。
【0009】以上のような入力信号に基づき前記自動駐
車制御量ECU14は駐車可能位置を算出し、この駐車
位置に車を誘導すべく操舵アクチュエータ26に制御信
号を送出する。操舵アクチュエータ26により前輪の角
度が変更され、これにより車体の方向を変化させ駐車位
置に車両を誘導する。また、自動駐車用ブレーキ制御装
置28にも制御信号を送出し車両を減速または停止させ
る。
【0010】次に本実施例の示す自動駐車装置の操作及
び制御を図3に示すフローチャート等を用いて説明す
る。
【0011】まず、縦列駐車を行うか否かを縦列駐車選
択スイッチ22によって運転者が選択する(ステップS
101)。これは、後述する駐車可能範囲の測定を行う
だけでは、どの様に駐車するのかを自動駐車制御用EC
U14が判断するのは困難であるので、予め設定する必
要があるためである。縦列駐車が選択されるとステップ
S102にてPmod =1が指定され、また縦列駐車が選
択されなかった場合はPmod =0が指定される。
【0012】次に、撮影範囲指示スイッチ24により撮
影範囲の指定を行う(ステップS104)。これは図7
に示されるような場合、車両の右側のAに駐車するのか
左側のBに駐車するのかを自動駐車制御用ECU14が
判断するのは困難であるためである。また、測定範囲を
半分にできるので短時間で後方の距離測定を行うことが
できる。右側駐車が選択されるとCCDエリアセンサ1
0を右に向け車両中心線の右側のみの撮影準備を行い
(ステップS105)、右側駐車が選択されなかった場
合CCDエリアセンサ10を左に向け左側のみの撮影準
備のみを行う。
【0013】そして、ステップS107にて後方の障害
物の方向と距離を測定する。例えば図8に示すように測
定点P1 位置をCCDエリアセンサ10からの距離OP
1 (r1 )と、車両中心線OO´とOP1 のなす角θ1
とによる極座標R1 (θ1,r1 )として後方の障害物
の位置を測定する。したがって各方向における障害物の
位置はRi (θi ,ri )の形で記憶される。
【0014】次に、駐車可能な位置の探査を行う。ステ
ップS108にて極座標Ri (θi ,ri )から直交座
標Pi (xi ,yi )への座標変換を行う。さらに隣接
する測定点Pi ,Pi+1 を結ぶベクトル(Pi i+1
の算出を行う(ステップS109)。このベクトル(P
ii+1 )算出の演算内容を図10に示す。さらに、前
記算出されたベクトルの隣接するベクトルどうしのなす
角度Ci の算出を行う(ステップS110)。この角度
i 算出の演算フローを図11に示す。図11に示され
るように、角度Ci はベクトル(Pi i+1 )とベクト
ル(Pi+1 i+ 2 )の内積を各々のベクトルの絶対値の
積で割って、角度Ci の余弦を求めることにより得られ
る。そして、後述するように、これに基づき駐車目標点
A の選定を行う(ステップS111)。この駐車目標
点PA は駐車可能空間の入口部の中点であり、この点P
A が最終的に車両の前端部の中点と一致するように制御
を行い車両を誘導する。
【0015】この駐車目標の選定のルーチンを図4にて
さらに詳細に説明する。ステップS201からステップ
S206までのルーチンは前記隣接するベクトルのなす
角度Ci が所定の角度αより大きいものを抽出するルー
チンであり、ステップS202にて角度Ci がαより大
きいかが判断され、大きい場合はflagを1とする(ステ
ップS203)。これ以外の場合はステップS204に
てflagが1に等しいかが判断され、等しい場合はステッ
プS205にてK(j)=i+1 ,j=j+1 ,flag=0が演算され
る。このときjはそのときまでに抽出された抽出点の個
数を示す。またflagが1でない場合は次のiについて演
算が行われる。以上のようにこのルーチンではCi が所
定角αより大きく、かつ連続して所定角αより大きいC
i が算出されたときは最後のCi を抽出するルーチンで
ある。また所定角αは適宜設定されるべきであるが、本
実施例においては50deg に設定している。この抽出さ
れたCi の頂点の座標が駐車空間の両端位置を示す座標
となり、図8においてはP3 ,P6 がこれに対応する。
【0016】次に、ステップS207にて抽出点の個数
jが2か否かが判断される。抽出点の数が2より大きい
か2に足りない場合は駐車空間の探査に失敗した旨を告
知する(ステップS208)。抽出点が2個の場合は駐
車目標点PA(XA ,YA )を算出する(ステップS2
09)。さらに、ふたつの抽出点間の距離Bを算出し
(ステップS210)、これが所定値β未満であるかを
判断する(ステップS211)。所定値βは車両全幅に
ドアを開け乗員が乗降できる余裕を加えたものであり、
その車両によりその最適値は異なり、これに応じた適値
を選択する。この抽出点間の距離Bがβ未満である場
合、車両駐車が不可能であるとして探査失敗を告知する
(ステップS208)。前記以外の場合には、算出され
た駐車目標点PA (XA ,YA )を出力し(ステップS
212)、自動駐車制御ECU14はこれに基づき車両
を誘導する。
【0017】以上のように本実施例においては、後方障
害物の距離測定を1回行い駐車可能空間の算出を行った
が、距離測定の角度の間隔を間引き、大まかな情報を得
て抽出点の候補を選択し、この選択点付近の距離測定を
再度細かい角度間隔で行いより精度良く目標点の選択を
行うことも可能である。また、各回の障害物の位置検出
の際のしきい値であるαを別個に設定することも可能で
ある。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、隣に駐車
している車両などにより自車の駐車位置を算出すること
ができるので、予め駐車位置を検知するバーコード付き
のポールなどを設置する必要がない。したがって、従来
の駐車場に自動駐車が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示す図である。
【図2】本発明にかかる好適な実施例の構成図である。
【図3】自車の駐車可能空間を探査する演算処理を説明
するフローチャートである。
【図4】自車の駐車可能空間を探査する演算処理の一部
を説明するフローチャートである。
【図5】後退駐車の説明図である。
【図6】縦列駐車の説明図である。
【図7】駐車空間の左右の設定を説明する図である。
【図8】後方障害物の測定例を示す図である。
【図9】CCDエリアセンサを示した図である。
【図10】ベクトル(Pi i+1 )の算出フローチャー
トである。
【図11】角度Ci の算出フローチャートである。
【符号の説明】
10 CCDエリアセンサ 12 測距用ECU 14 自動駐車制御用ECU 22 縦列駐車選択スイッチ 24 撮影範囲指示スイッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両周囲の所定方位を撮影する鉛直方向に
    配置された1対のCCD画像センサを複数個設け車両周
    囲の所定領域を撮影するCCDエリアセンサと、 前記撮影した複数の方位ごとに、鉛直方向のコントラス
    トを検出し該方位に存在する物体の位置を算出する演算
    手段と、 隣接する前記物体の位置の各々を始点と終点とするベク
    トルを算出し、これらのベクトルの隣接するベクトル間
    の方向の変化より駐車位置を検出する駐車位置検出手段
    と、 車両の操舵制御を行い、前記検出された駐車位置に車両
    を誘導する制御手段と、を有することを特徴とする自動
    駐車装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の自動駐車装置であって、さ
    らに前記CCDエリアセンサの撮影する領域の範囲を指
    定する撮影範囲指定手段を有することを特徴とする自動
    駐車装置。
JP3309475A 1991-11-25 1991-11-25 自動駐車装置 Pending JPH05143895A (ja)

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10145777A (ja) * 1996-11-05 1998-05-29 Hitachi Denshi Ltd 移動体におけるカメラ映像表示装置
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US9076336B2 (en) 2013-03-15 2015-07-07 Volkswagen Ag Personalized parking assistant
CN105539585A (zh) * 2014-10-27 2016-05-04 爱信精机株式会社 停车辅助装置

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