JPH0514386B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0514386B2
JPH0514386B2 JP60204840A JP20484085A JPH0514386B2 JP H0514386 B2 JPH0514386 B2 JP H0514386B2 JP 60204840 A JP60204840 A JP 60204840A JP 20484085 A JP20484085 A JP 20484085A JP H0514386 B2 JPH0514386 B2 JP H0514386B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
locking lever
locking
lever member
free end
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP60204840A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6264076A (ja
Inventor
Shinichi Kato
Tsugio Anho
Kazuyoshi Kaneko
Katsuji Shimazawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Cable Industries Ltd
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Ryosei Electro Circuit Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd, Ryosei Electro Circuit Systems Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP20484085A priority Critical patent/JPS6264076A/ja
Publication of JPS6264076A publication Critical patent/JPS6264076A/ja
Publication of JPH0514386B2 publication Critical patent/JPH0514386B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、水分の多い場所でも安全に使用でき
るようにした防水コネクタに関するものである。
[従来の技術] 電気絶縁性を有する合成樹脂から成るコネクタ
ハウジング内の接続端子は、接続に際して相手方
の接続端子から力を受けるわけであるが、その場
合にハウジング内で移動することは避けねばなら
ず、確実な固定を要する。接続端子は一般にはハ
ウジングの後端から挿入し、ハウジング内におけ
る接続端子の固定について、前止めはハウジング
内にストツパを設ければ十分であるが、後止めは
工夫が必要である。
例えば、従来においては第8図に示す実開昭58
−14684号公報の図面のように、可撓性を有しハ
ウジング1と一体で接続端子2の挿入に伴つて変
形する繋止レバー部材3をハウジング1内に設
け、接続端子2が挿入され所定の位置に達する
と、この繋止レバー部材3が復元し接続端子2の
一部2′を係止して、接続端子2の後方への移動
を防止するようにしている。そして、更に後止め
を確実にするために、接続端子押え用の端子押え
板4をハウジング1の後方から押込み、ハウジン
グ1の係止部1′に端子押え板4に形成したロツ
ク部4′を係止させ、同時に前端4″により接続端
子2の突起2″を係止させている。しかし、この
構造において接続端子2を係止するそれぞれの位
置が接続端子2の長手方向に分散しているので、
各部品に製作誤差があると係止位置が大きくず
れ、同時係止ができなくなり係止が不十分になる
虞れがある。
上述の欠点を解消するために、本出願人は既に
特願昭59−104364号、104365号により、ハウジン
グ内に設けた前記繋止レバー部材3とは別の係止
レバー部材を、ハウジングの前面からハウジング
と別体の押込部材により操作し、係止レバー部材
の係止爪を接続端子の底部に設けた係止孔に嵌入
する方式の取付構造を提案した。しかし、これら
の方式は従来機構に比較すれば相当に効果がある
が、接続端子係止孔内に係止爪の嵌入が寸法精度
の関係で、稍々もするとできなくなることがあ
る。
また従来の防水コネクタでは、ハウジングの前
端から奥部に防水用ゴムパツキンを挿入している
が、このゴムパツキンを所定位置に確実に固定す
ることが難しく、コネクタ同志の分離の際にゴム
パツキンが抜け出し易いという問題がある。
[発明の目的] 本発明の目的は、上述の問題点を解消し、極め
て簡易な手段によつてハウジング内部に収容され
た多数の接続端子と共に、防水用ゴムパツキンを
正常な位置に確実に固定できるようにした信頼性
の高い防水コネクタを提供することにある。
[発明の概要] 上述の目的を達成するための本発明の要旨は、
ハウジングの内部に後方から挿入した複数の接続
端子と、前方から挿入した環状の防水用ゴムパツ
キンとを収容したコネクタにおいて、基部を前記
ハウジングの後部に取り付け、前端部を自由端と
し、該自由端の先端に斜面部を設け、該自由端を
前記接続端子に設けた被係止部に係合するように
した可撓性係止レバー部材と、前記ハウジングの
前端側から内部に押し込み、先端部により前記係
止レバー部材の斜面部を押圧することによつて、
前記自由端を押し込み方向と直交する方向に変位
させて前記接続端子の被係止部に係合させると共
に、断面環状でその輪郭線が前記防水ゴムパツキ
ンよりも稍々小さな相似形とした押込部材とを有
し、該押込部材の端面を前記防水用ゴムパツキン
の側面に対向させたことを特徴とする防水コネク
タである。
[発明の実施例] 第1図〜第4図は本発明に係る防水コネクタの
実施例を示し、第5図〜第7図は第1図又は第4
図に示す防水コネクタと結合される相手側のコネ
クタを示している。
第1図、第2図に示す第1の実施例において
は、従来機構による抜け止め防止の繋止レバー部
材3aに加えて、更に本発明による新たな抜け止
め手段が設けられている。即ち、実施例ではそれ
ぞれ電線5aが接続された例えば12個の雌型接続
端子2aが、ハウジング1a内に後方からそれぞ
れの挿入孔内に挿入されて2段6列に配置され、
所定位置においてハウジング1aの奥側から前方
に向けて延出された繋止レバー部材3aによりそ
れぞれ固定されている。そして、第3図に拡大し
て示すように、各接続端子2aの底部6aの一部
には係止爪7aが切り込み或いはエンボス構造に
より突出され、この係止爪7aが以下に述べる係
止レバー部材8aの自由端と結合する被係止部と
なつている。また、ハウジング1aには第3図の
点線で示すように、可撓性を有する係止レバー部
材8aが接続端子2aごとに設けられている。こ
の係止レバー部材8aはハウジング1aと一体に
され、その基部はハウジング1aの後部に固定さ
れ、後方から前方に向けて延出され、前方端が斜
面部を有する自由端9aとなつている。
接続端子2aがハウジング1a内に挿入された
状態では、この係止レバー部材8aは第3図の点
線で示す状態にあるが、押込部材10aをハウジ
ング1aの前端から挿入することにより、係止レ
バー部材8aの背部を実線で示すように押さえ込
み、自由端9aを被係止部である係止爪7aに係
合することにより係止がなされるようになつてい
る。この押込部材10aは第1図に示すようにハ
ウジング1aと別体であり、接続端子2aが挿入
された後に、ハウジング1aの前方からハウジン
グ1aの間〓内に押し込むことになる。
この実施例においては、接続端子2aは上下対
称に配置され、係止レバー部材8aはそれぞれ押
込部材10aの内側方向に入り込むことにより係
止が行われる。従つて、押込部材10aは第2図
に示すように横断面が環状となつており、ハウジ
ング1aの前端部から押込み、押圧端11aによ
り係止レバー部材8aの自由端9aの斜面を内側
に押込むことになり、押込部材10aが所定の位
置に達すると、係止レバー部材8aの自由端9a
は確実に係止爪7aに係合され、接続端子2aに
過大な力が加えられても、接続端子2aは係止レ
バー部材8aによつて強固に固定されることにな
る。
また、押込部材10aの先端部の複数個所に
は、基部を先端部に設け、内方に沿つて折返すよ
うに係止レバー12aが設けられている。この係
止レバー12aの自由端には爪部13aが形成さ
れ、押込部材10aが所定位置に押し込まれる
と、係止レバー12aが復元して、ハウジング1
aに設けられた係止部14aに爪部13aが係合
し、押込部材10aは容易には抜け落ちないよう
にされている。なお、15は相手方のハウジング
とのロツクのためのレバーであり、ハウジング1
aと一体に成形されている。各接続端子2aに圧
着接続されている各電線5aにはそれぞれ防水用
のゴムパツキン17aが嵌合され、ハウジング1
aの後方からの水の侵入を防止している。
また、ハウジング1aの前方つまり相手コネク
タとの接続面からの水の侵入を防止するために、
ハウジング1aの奥には別の環状の防水用ゴムパ
ツキン18が嵌め込まれており、押込部材10a
が挿入された状態では、押込部材10aがゴムパ
ツキン18の抜け止めとなるように押込部材10
aの端面とゴムパツキン18の側面が対向するよ
うになつており、押込部材10aの輪郭線は防水
用ゴムパツキン18よりも稍々小さな相似形とな
つている。即ち、押込部材10aは係止レバー部
材8aを押圧して接続端子を固定するだけでな
く、端部が防水用ゴムパツキン18の側面に対向
してゴムパツキン18を所定の位置に固定する役
割も果している。
第4図は先の実施例の変形例を示し、係止レバ
ー部材8aは接続端子2aの表側の段部19aに
係合するようにされており、繋止レバー部材3a
は接続端子2aの底部に設けた図示しない係合孔
に嵌合するようになつている。
なお、以上の実施例では、従来の繋止レバー部
材3を併用して接続端子の抜け止めを行つている
が、この繋止レバー部材3は必ずしも必要ではな
い。
第5図、第6図は第1図又は第4図に示すコネ
クタと結合される相手側のコネクタを示し、ハウ
ジング1bには第1図の雌型接続端子2aと接続
する雄型接続端子2bが内蔵されている。この場
合の繋止レバー部材3bは、ハウジング1bの後
方から前方に向けて設けられ接続端子2bと係合
する。係止レバー部材8bは内側から外側に向け
られていて、この場合の押込部材10bは断面矩
形状であり、係止レバー部材8b間に挿入された
押圧端11bが係止レバー部材8bを外側に拡開
することにより、係止レバー部材8bの自由端9
bにより接続端子2bの係止爪7bと係合するよ
うになつている。また、16は第1図、第4図に
示すレバー15と嵌合して、ハウジング1a,1
b同志をロツクするための錠止爪である。
押込部材10bには、第7図a,bに示すよう
に例えば3個所に爪部13bが設けられ、各爪部
13bの裏側は切欠され、爪部13bが可撓性を
有するようになつていて、挿入後にハウジング1
bの係止部14bに係止される。
この相手側コネクタにおいても、接続端子2b
に圧着接続されている各電線5bには、それぞれ
防水用のゴムパツキン17bが嵌合され、ハウジ
ング1bの後方からの水の侵入を防止している。
[発明の効果] 以上説明したように本発明に係る防水コネクタ
は、接続端子の底部に専用の係止爪を設け、この
係止爪に係止レバー部材を係止する構成とし、こ
の係止は別部材の押込部材によつて作用させてい
るので、従来の係止に比較して確実な係止ができ
る。また、押込部材の挿入によつて防水用のゴム
パツキンも所定の位置に確実に固定されるので、
防水効果も良好で信頼性が高い。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本発明に係るコネクタの実施
例を示し、第1図は縦断面図、第2図は第1図の
正面図、第3図は要部拡大断面図、第4図は他の
実施例の縦断面図、第5図は本発明のコネクタと
結合される相手側のコネクタの断面図、第6図は
第5図の正面図、第7図aは押込部材の縦断面
図、bは横断面図、第8図は従来のハウジングと
接続端子との係止状態を示す縦断面図である。 符号1aはハウジング、2aは接続端子、3a
は繋止レバー部材、7aは係止爪、8aは係止レ
バー部材、9aは自由端、10aは押込部材、1
8はゴムパツキン、19aは段部である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ハウジングの内部に後方から挿入した複数の
    接続端子と、前方から挿入した環状の防水用ゴム
    パツキンとを収容したコネクタにおいて、基部を
    前記ハウジングの後部に取り付け、前端部を自由
    端とし、該自由端の先端に斜面部を設け、該自由
    端を前記接続端子に設けた被係止部に係合するよ
    うにした可撓性係止レバー部材と、前記ハウジン
    グの前端側から内部に押し込み、先端部により前
    記係止レバー部材の斜面部を押圧することによつ
    て、前記自由端を押し込み方向と直交する方向に
    変位させて前記接続端子の被係止部に係合させる
    と共に、断面環状でその輪郭線が前記防水ゴムパ
    ツキンよりも稍々小さな相似形とした押込部材と
    を有し、該押込部材の端面を前記防水用ゴムパツ
    キンの側面に対向させたことを特徴とする防水コ
    ネクタ。
JP20484085A 1985-09-17 1985-09-17 防水コネクタ Granted JPS6264076A (ja)

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JP20484085A JPS6264076A (ja) 1985-09-17 1985-09-17 防水コネクタ

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JP20484085A JPS6264076A (ja) 1985-09-17 1985-09-17 防水コネクタ

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JPS6264076A JPS6264076A (ja) 1987-03-20
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JP20484085A Granted JPS6264076A (ja) 1985-09-17 1985-09-17 防水コネクタ

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6459787A (en) * 1987-08-28 1989-03-07 Furukawa Electric Co Ltd Water-proof connector
JP2666775B2 (ja) * 1995-05-23 1997-10-22 住友電装株式会社 コネクタ
JP3745608B2 (ja) 2000-09-27 2006-02-15 矢崎総業株式会社 フロントホルダの係止構造
JP5900684B1 (ja) 2015-04-28 2016-04-06 第一精工株式会社 電気コネクタ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0121324A1 (en) * 1983-03-05 1984-10-10 LUCAS INDUSTRIES public limited company Electrical connectors

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JPS6264076A (ja) 1987-03-20

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