JPH0514223Y2 - - Google Patents

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JPH0514223Y2
JPH0514223Y2 JP1985011453U JP1145385U JPH0514223Y2 JP H0514223 Y2 JPH0514223 Y2 JP H0514223Y2 JP 1985011453 U JP1985011453 U JP 1985011453U JP 1145385 U JP1145385 U JP 1145385U JP H0514223 Y2 JPH0514223 Y2 JP H0514223Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は検出対象物を発光素子と受光素子とを
用いて光学的に検出する物体検出装置に係り、特
に検出対象物とその背景(保持面)との間に光学
的な差が得にくい場合でも、大きな差が得られる
場合でも正確に検出対象物の検出ができる物体検
出装置に関する。
〔従来の技術〕
一般にICの自動ハンドリング機器には複数個
のICが装入されたマガジン(チユーブまたはス
イツク等と呼ばれる場合もある)が用いられてい
る。このマガジンの中からICを排出してテステ
イングまたはマーキング等を行う機構部に送出す
る。テステイングまたはマーキングの終了した
ICはこれを収納する収納部にセツトされたマガ
ジンに収納される。ここでICを排出して空にな
つたマガジンを処理済IC収納用として収納部に
送り込む機構部を備えた自動機にあつては収納部
に送られてくるマガジン内に未処理ICが残つて
いると、未処理ICと処理済ICが混入することに
なる。そこでマガジン内のICの有無を正しく認
識する必要がある。
ところでマガジンには金属性のものや黒色等の
色付き不透明、透明あるいは色付き半透明のプラ
スチツク製のものなどがある。一方、ICには黒
色つや有り、黒色つや消し、白色などのものがあ
る。
従来はマガジン内のICを磁界形、電界形の近
接センサや透過形、反射形の光学センサを用いて
検出している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、磁界形センサでは金属マガジン
のとき、電界形センサではプラスチツクマガジン
のとき、ICを検出できないかまたはICの検出が
不確実になるという問題点がある。また、透過形
センサでは透明、半透明マガジンの場合には使用
できるが、金属、不透明プラスチツクマガジンの
場合にはICの検出ができず、反射形センサでは
黒色マガジン内の黒色ICを確実に検出できない
という問題点がある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記の問題点を解決するためになされ
たものであつて、いかなる種類のマガジンとIC
の組み合わせでもICを確実に検出でき、IC以外
の検出対象物でも確実に検出できる(物体の有無
を確認できる)物体検出装置を提供しようとする
ものである。
即ち、本考案装置は、図示のように発光素子2
より投光する光ビーム5が検出対象物10で反射
する場合と、検出対象物10がない場合にその保
持面8aで反射する場合とで反射する光ビームの
経路が異なるようにしておき、それぞれの経路上
に第1受光素子3と第2受光素子4を設置して、
保持面8a上に検出対象物10がある場合はその
検出対象物10で反射した光ビーム6を第1受光
素子3で受け、保持面8a上に検出対象物10が
ない場合は保持面8aで反射した光ビーム7を第
2受光素子4で受けると共に、第1、第2受光素
子3,4の出力a,bを入力とし、第1受光素子
3による出力信号Aが1レベル、第2受光素子4
による出力信号Bが0レベルのとき出力Yが1レ
ベルとなり、第1受光素子3による出力信号Aが
0レベル、第2受光素子4による出力信号Bが1
レベルのとき出力Yが0レベルとなる2入力信号
処理装置18とよりなるものである。
〔作用〕
第1図a示のように保持面8a上に検出対象物
10がない場合は、発光素子2より斜めに投光す
る光ビーム5が保持面8aで反射し、この反射し
た光ビーム7が第2受光素子4で受光され第2受
光素子4の出力bが0レベルとなる。一方、検出
対象物10で反射する光ビーム6はないから、第
1受光素子3の出力aは1レベルとなる。その結
果、2入力信号処理装置18内のA,B信号はそ
れぞれ0,1レベルで、その出力Yは0レベルと
なり、検出対象物10がないと判断する。
また、第1図b示のように保持面8a上に検出
対象物10がある場合には、発光素子2より斜め
に投光する光ビーム5が検出対象物10で反射
し、この反射した光ビーム6が第1受光素子3で
受光され第1受光素子3による信号Aが1レベル
となる。一方、保持面8aで反射する光ビーム7
はないから、第2受光素子4による信号Bは0レ
ベルとなる。その結果、2入力信号処理装置18
の出力Yは1レベルとなり、検出対象物10があ
ると判断する。
このように2入力信号処理装置18内の2入
力、換言すれば第1、第2受光素子3,4による
出力信号A,Bがそれぞれ1,0レベルのときに
のみ、その出力Yは1レベルとなることにより検
出対象物10を確実に検出することができる。
〔実施例〕
第1図は本考案装置をマガジン内のICの有無
検出に実施した場合の説明図で、第1図aはIC
がない場合、第1図bはICがある場合を示す。
第2図は第1図bの場合の簡略−線矢視断面
図、第3図は本考案装置の一実施例の回路図であ
る。
まず、その構成を説明する。
図面において2は発光ダイオード等の発光素子
で、IC(検出対象物)10を保持するマガジン底
面(保持面)8aに向けて斜めに光ビーム5を投
光するようにブロツ1に取り付けられている。3
はIC10の上面で反射した光ビーム6を受光す
るフオトトランジスタ等の第1受光素子、4はマ
ガジン底面8aで反射した光ビーム7を受光する
フオトトランジスタ等の第2受光素子で、これら
の第1、第2受光素子3,4はそれぞれ光ビーム
6,7を受光できるようにブロツク1に取り付け
られている。8はIC10を収納するマガジンで、
マガジン8の全長にわたつてICの有無を確認す
るため矢印9の方向に移動せしめられる。
11は発光素子2を駆動するための駆動回路
で、反射した光ビーム6,7が微弱な場合は外乱
の影響を受けないようにするため数kHzの変調駆
動源となる。18は第1、第2受光素子3,4の
出力を入力とする2入力信号処理装置で、第1受
光素子3の出力aが0レベル、第2受光素子4の
出力bが1レベルのときにのみ出力Yが1レベル
となるものである。
この2入力信号処理装置18は、例えば第1、
第2受光素子3,4の出力をそれぞれ処理し易い
レベルまで増幅する第1、第2増幅器12,13
と、この第1、第2増幅器12,13の出力をそ
れぞれ入力とし受光素子3,4の出力がそれぞれ
0又は1レベルのとき出力が1又は0レベルとな
る第1、第2復調回路14,15と、第2復調回
路15の出力信号Bを入力とするインバータ16
と、このインバータ16の出力B′と第1復調回
路14の出力信号Aを入力とするアンド回路17
とよりなる。
次のその作用を説明する。
第1図aのようにマガジン8内にIC10がな
い場合は、発光素子2より斜めに投光する光ビー
ム5がマガジン底面8aで反射し、この反射した
光ビーム7が第2受光素子4で受光され、第2受
光素子4の出力bが0レベルとなる。一方、IC
10で反射する光ビーム6はないから、第1受光
素子3の出力aは1レベルとなる。
第1、第2受光素子3,4の出力a,bは2入
力信号処理装置18の第1、第2増幅器12,1
3に入力される。第1受光素子3の出力aは1レ
ベルであるから第1復調回路12の出力は1レベ
ルとなり、第1復調回路14の出力信号Aは0レ
ベルとなる。一方、第2受光素子4の出力bは0
レベルであるから第2増幅器13の出力は0レベ
ルとなり、第2復調回路15の出力信号Bは1レ
ベルとなつてインバータ16の出力B′は0レベ
ルとなる。その結果、アンド回路17の2入力は
0,0レベルとなるから、その出力(2入力信号
処理装置18の出力)Yは0レベルとなり、光ビ
ーム5が投光されるマガジン底面8a上の位置に
IC10がないと判断する。マガジン8を矢印9
の方向に移動して光ビーム5の投光位置を変え、
マガジン8の全長にわたつて光ビーム5を走査し
ても出力Yが0レベルのときは、マガジン8内に
はIC10がないと判断することができる。
第1図b示のようにマガジン8内にIC10が
1個でもある場合には、発光素子2より斜めに投
光する光ビーム5が当該IC10の上面で反射し、
この反射した光ビーム6が第1受光素子3で受光
され第1受光素子3の出力aが0レベルとなる。
一方、マガジン底面8aで反射する光ビーム7は
ないから、第2受光素子4の出力bは1レベルと
なる。
第1受光素子3の出力aは0レベルであるか
ら、第1増幅器12の出力は0レベルとなり、第
1復調回路14の出力信号Aは1レベルとなる。
一方、第2受光素子4の出力bは1レベルである
から、第2増幅器13の出力は1レベルとなり、
第2復調回路15の出力信号Bは0レベルとなつ
てインバータ16の出力B′は1レベルとなる。
その結果、アンド回路17の2入力は1,1レベ
ルとなるから、その出力Yは1レベルとなり、マ
ガジン8内にIC10があると判断する。
このように2入力信号処理装置18の2入力、
換言すれば第1、第2受光素子3,4の出力a,
bがそれぞれ0,1レベルで、出力信号A,Bが
それぞれ1,0レベルのときにのみ、その出力Y
が1レベルとなることによりマガジン8内のIC
10を確実に検出することができる。
なお、発光素子2より光ビーム5を投光しない
場合は第1、第2受光素子3,4の出力a,bは
共に1レベルであるから、2入力信号処理装置1
8の出力Yは0レベルとなつている。
また、マガジン8が透明、半透明の場合は光ビ
ーム5が透過し、第2受光素子4で受光できない
が、この場合はマガジン8内にIC8がない場合
で、2入力信号処理装置18の出力Yが0レベル
となるので問題はない。
マガジン8内のIC検出のように検出対象物の
検出範囲が広範囲に及ぶ場合には第1図示のよう
にIC10等の検出対象物を保持するマガジン8
等を移動させ、あるいは発光素子2と第1、第2
受光素子3,4等を取り付けたブロツク1を移動
させることにより検出対象物を検出するが、検出
対象物の検出範囲が狭い場合には移動させる必要
はない。
また、本実施例は発光素子2と、IC10及び
マガジン底面8aで反射した光ビーム6,7をそ
れぞれ受光する第1、第2受光素子3,4とを用
い、この第1、第2受光素子3,4の出力を、第
1受光素子の出力aが0レベル、第2受光素子の
出力bが1レベルで、第1受光素子による出力信
号Aが1レベル、第2受光素子による出力信号B
が0レベルのときにのみのときにのみ出力Yが1
レベルとなる2入力信号処理装置18により処理
するようにしたので、いかなる種類のマガジン8
とIC10の組み合わせでもIC10の検出を確実
にできる。
本考案はマガジン8内のIC10を検出する場
合に限らず、一般に検出対象物を検出する装置に
広く応用できることは勿論である。
〔考案の効果〕
上述のように本考案によれば発光素子2より投
光する光ビーム5が検出対象物10で反射する場
合と、検出対象物10がない場合にその保持面8
aで反射する場合とで反射する光ビームの経路が
異なるようにしておき、それぞれの経路上に第1
受光素子3と第2受光素子4を設置して、保持面
8a上に検出対象物10がある場合はその検出対
象物10で反射した光ビーム6を第1受光素子3
で受け、保持面8a上に検出対象物10がない場
合は保持面8aで反射した光ビーム7を第2受光
素子4で受けると共に、第1、第2受光素子3,
4の出力a,bを入力とし、第1受光素子3によ
る出力信号Aが1レベル、第2受光素子4による
出力信号Bが0レベルのとき出力Yが1レベルと
なり、第1受光素子3による出力信号Aが0レベ
ル、第2受光素子4による出力信号Bが1レベル
のとき出力Yが0レベルとなる2入力信号処理装
置18とよりなり、第1、第2受光素子3,4の
出力を2入力信号処理装置18で処理するように
したので、いかなる種類のマガジンとICの組み
合わせでもICを確実に検出でき、IC以外の検出
対象物であつても確実に検出できる効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置をマガジン内のICの有無
検出に実施した場合の説明図で、第1図aはIC
がない場合、第1図bはICがある場合を示す。
第2図は第1図bの場合の簡略−線矢視断面
図、第3図は本考案装置の一実施例の回路図であ
る。 2……発光素子、3,4……受光素子、5,
6,7……光ビーム、8a……保持面(マガジン
底面)、18……2入力信号処理装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 発光素子2より投光する光ビーム5が検出対象
    物10で反射する場合と、検出対象物10がない
    場合にその保持面8aで反射する場合とで反射す
    る光ビームの経路が異なるようにしておき、それ
    ぞれの経路上に第1受光素子3と第2受光素子4
    を設置して、保持面8a上に検出対象物10があ
    る場合はその検出対象物10で反射した光ビーム
    6を第1受光素子3で受け、保持面8a上に検出
    対象物10がない場合は保持面8aで反射した光
    ビーム7を第2受光素子4で受けると共に、第
    1,第2受光素子3,4の出力a,bを入力と
    し、第1受光素子3による出力信号Aが1レベ
    ル、第2受光素子4による出力信号Bが0レベル
    のとき出力Yが1レベルとなり、第1受光素子3
    による出力信号Aが0レベル、第2受光素子4に
    よる出力信号Bが1レベルのとき出力Yが0レベ
    ルとなる2入力信号処理装置18とよりなること
    を特徴とする物体検出装置。
JP1985011453U 1985-01-29 1985-01-29 Expired - Lifetime JPH0514223Y2 (ja)

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JPS61127472U JPS61127472U (ja) 1986-08-09
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