JPH05141826A - 自動製氷装置 - Google Patents

自動製氷装置

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JPH05141826A
JPH05141826A JP30155791A JP30155791A JPH05141826A JP H05141826 A JPH05141826 A JP H05141826A JP 30155791 A JP30155791 A JP 30155791A JP 30155791 A JP30155791 A JP 30155791A JP H05141826 A JPH05141826 A JP H05141826A
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JP
Japan
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ice
ice tray
duct
water
ice making
Prior art date
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Pending
Application number
JP30155791A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruyoshi Yamamoto
晴由 山本
Yoshinori Ohashi
祥記 大橋
Kenji Onishi
賢二 大西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Publication date
Application filed by Matsushita Refrigeration Co filed Critical Matsushita Refrigeration Co
Priority to JP30155791A priority Critical patent/JPH05141826A/ja
Publication of JPH05141826A publication Critical patent/JPH05141826A/ja
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  • Production, Working, Storing, Or Distribution Of Ice (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は自動製氷装置において透明度の高い
氷を短時間で、かつ比較的簡素な構成でつくることを目
的とする。 【構成】 片側に支持軸25を設けた製氷皿23に対し
て、上面開口部にヒータ29を設け、断熱蓋体28を重
合させ、下面には冷却ダクト40による冷却を作用させ
るとともに、製氷皿23に満たされた水を振動させる送
風装置33設ける。さらには、特に送風装置33よりの
風を導く送風ダクト34を行きダクト36と戻りダクト
37に分ける貫通穴38を持つ間仕切り35によって構
成するもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は冷蔵庫に備えられ、特に
透明度の高い氷を自動的に生成可能とする自動製氷装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より一部家庭用の冷蔵庫で採用され
ている自動製氷装置について実公昭54−17139号
公報にその一例が示されており、図5および図6に従い
説明する。1は冷蔵庫本体で外箱2、内箱3および外箱
2、内箱3に充填された断熱材4により構成されてい
る。5は前記冷蔵庫本体1の内部を上下に区画する区画
壁であり、上部に冷凍室6、下部に冷蔵室7を区画形成
している。8は前記冷凍室6の背面に備えた冷凍サイク
ルの冷却器であり、9は前記冷却器8で冷却した冷気を
前記冷凍室6および冷蔵室7に強制通風するための送風
機である。
【0003】次に10は前記冷凍室6内に備えた自動製
氷機であり、モータ、ギア群(図示せず)等を内蔵した
駆動装置11、中央部に支持軸12を連結固定した製氷
皿13、前記駆動装置11に前記製氷皿13を支持させ
るためのフレーム14などより構成される。なお、15
は前記製氷皿13を歪み変形させて離氷を行わせるため
に前記駆動装置11の外郭の一部に設けたストッパであ
る。また、16は前記駆動装置11の下方に備えた貯氷
箱である。
【0004】17は製氷用の水を貯氷するための給水タ
ンクであり、前記冷蔵室7内の一面に脱着自在に備えら
れる。また18は前記給水タンク17の給水口であり、
弁19によって開閉される。20は前記給水タンク17
の給水口18の下方に設けた貯水皿であり、前記給水口
18を下向けにして前記給水タンク17をセットする
と、前記弁19が押しあげられて前記給水口18が開口
されるよう構成されている。また21は前記貯水皿20
内に受けた水を揚水するための給水ポンプであり、22
は前記給水ポンプ21に連結して、その出口を前記自動
製氷機10の製氷皿13に臨ませるように配設した給水
管である。
【0005】かかる構成において、使用者によって水を
満たされた給水タンク17が所定の位置にセットされる
と、弁19が押しあげられて給水口18が開校して貯氷
皿20内に水が満たされる。その後、満たされた水は給
水ポンプ21によって揚水され、給水管22を介して製
氷皿13内に注水される。こうして製氷皿13内に満た
された水は冷凍室6内での冷却作用によって氷結され、
氷が生成される。
【0006】そして、製氷が終了すると駆動装置11の
回転作用によって製氷皿13が支持軸12を中心として
回動反転し、ストッパ15に当接することによって製氷
皿13が歪み変形を生じて製氷皿13内の氷が離氷され
る。また、離氷された氷は貯氷箱16内に落下して貯氷
され、離氷作用の終了した製氷皿13は再び駆動装置1
1による逆回転作用によって元の状態に復帰する。以後
この作用を給水タンク17内の水を使い切るまでくり返
して、自動的に製氷、貯氷を行うものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな製氷方法であると、氷が生成される際の製氷皿13
内の水の凍結が、製氷皿13と水との接触面及び冷気と
水との接触面から中央部に進行していくため、水中に溶
解している気体成分が氷の中央部に封じ込められて、結
果的に中央部が白濁した不透明な氷となり、例えばウイ
スキー等の飲料用をはじめとして官能的に適した氷にな
らないという問題点があった。
【0008】本発明は上述した問題点を解消するもので
あり、透明度が高い氷を生成できる自動製氷装置を提供
することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の自動製氷装置は、片端に支持軸を設けてか
つ、上面開口部を覆うように配接した断熱蓋体を重合さ
せた製氷皿と、製氷皿を上面より加熱するヒータと、製
氷皿に上面より風を送る送風装置と、送風装置により送
られた風を製氷皿に導く送風ダクトと、主として製氷皿
の下面を冷却する冷却ダクトと、支持軸を支点として製
氷皿を下方に回転させて離氷を行わせる駆動装置とを備
えたものである。
【0010】
【作用】前記製氷皿上部からの加熱と前記製氷皿下部か
らの冷却により、氷は製氷皿下部より生成され上部へと
成長し水面が最後に生成される。同時に送風装置によ
り、製氷皿に満たされた水に風を送り振動を与えると水
に含まれた空気は水面よりにげていくこととなる。そし
て、製氷終了後は蓋体を残したまま、製氷皿のみ駆動装
置により下方に回転して離氷作用が行われるものであ
る。
【0011】
【実施例】以下本発明の一実施例につき図面を参照しな
がら説明する。尚、従来と同一構成については同一符号
を付し、その詳細な説明を省略する。
【0012】23は所定の形状の氷を作るための複数の
小区画24を備え、長手方向の片端に回転用の支持軸2
5を設けた製氷皿であり、前記支持軸25の一端を駆動
装置26に連結され、他端をフレーム27に支持されて
いる。28は前記製氷皿23の上面開口部を覆うように
重合させた断熱蓋体であり、29は製氷皿を上面より加
熱するヒータで、また、30は前記製氷皿23の小区画
24に給水管22からの水を注水するために前記蓋体2
8の一部に形成した注水口である。
【0013】31は前記駆動装置26の内部に備えた離
氷用のモータであり、ギア群32を介して前記製氷皿2
3の支持軸25を回転させる。33は送風装置であり、
34は前記送風装置33より送られる風を前記製氷皿2
3に満たされた水に導く送風ダクトである。35は前記
送風ダクト34を行きダクト36と戻りダクト37に分
ける間仕切りであり、本実施例では間仕切り35の上に
ヒータ29を配接している。また、38は前記間仕切り
35に設けられた貫通穴であり、行きダクト36から戻
りダクト37へ風が流れるよう構成されている。39は
前記駆動装置26の外郭の一部に設けた前記製氷皿23
の離氷時のストッパである。40は冷凍室6内に設けた
製氷用のダクトであり、製氷皿23の下部に冷気を導く
ように構成されている。
【0014】かかる構成において、使用者によって給水
タンク17がセットされると弁19が押し上げられて給
水口18が開口して水受け皿20に水が満たされる。そ
の後満たされた水は給水ポンプ21によって揚水され、
給水管22を介して製氷皿23内に注水される。
【0015】こうして製氷皿23内に所定量満たされた
水は、冷却ダクト40によって導かれた冷気により下面
から冷却される。これと同時にヒータ29に通電されて
水面からの加熱を行う。したがって氷は製氷皿23の下
面より上面方向の一方向に順次生成される。さらにこの
時送風装置37が回転し、送風ダクト38により風は製
氷皿23に満たされている水に導かれる。水は風が当た
ることにより振動する。
【0016】ここで送風ダクト34内に間仕切り35を
設けて、行きダクト36と戻りダクト37に分け、貫通
穴38を設ければ、送風装置33からの風は比較的スム
ーズに効率よく流れ、製氷皿23に満たされた水はよく
振動することになる。
【0017】氷の生成進行とともに水中に溶解していた
気体成分は上方の未凍結部分に排出されるが、製氷皿2
3に満たされた水は送風装置33よりの風により振動さ
れるので気体成分は拡散が促進され、また気泡として析
出しても浮力が増強されて、生成されていく氷に捕捉さ
れることなく水面に向けて上昇していく。
【0018】このとき、ヒータ29の加熱作用と合わせ
て、振動により水面は凍結がもっとも遅れるため気体成
分は製氷中に確実に脱気される。このようにして生成さ
れた氷は、白濁の原因となる気体成分を含まない透明度
の高い氷となる。加えて、振動によって気体成分の脱気
が促進されるため短時間での製氷が可能となる。また、
加振手段が送風による水の直接的な振動であるため、例
えば製氷皿23を機械的に加振することによって間接的
に水を振動させる場合のように、振動による騒音発生の
心配がない。
【0019】こうして一定の時間が経過して透明度の高
い氷が出来上がると、ヒータ29の加熱作用および送風
装置33が停止して製氷が終了する。製氷が終了する
と、駆動装置26のモータ31が回転してギア群36を
介して製氷皿23の支持軸25を回転させる。その回転
方向は製氷皿23が支持軸25を中心として下方に動く
方向である。製氷皿23は回転していくとストッパ43
に当接する。ストッパ39に当接してもなおしばらく駆
動力を与えれば、捻り力が加わり、製氷皿23は歪み変
形して離氷作用が行われ、貯氷箱16内に氷が落下す
る。
【0020】離氷が行われた後は、駆動装置26のモー
タ31を逆回転させると製氷皿23はもとの上方に向け
て回転し、断熱蓋体28と当接し水平位置に復帰する。
【0021】このようにして、給水タンク17が使用者
によってセットされた以後は、給水タンク17内の水を
使い切るまでこれら一連の工程を自動的にくり返す。そ
の結果、貯氷箱16内には透明度の高い氷が多量に貯氷
されることとなり、使用者は手をほとんど煩わせずに飲
料用を始めとする官能的にきわめて優れた氷を随時十分
に使用することができる。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明によると次のような
効果が得られる。 (1)下面からの冷却と上面からの加熱による水面に向
けての一方向の凍結進行と、製氷中の加振作用によって
白濁の原因となる水中の気体成分が速やかに水面より脱
気し、短時間で透明度の高い氷が自動的に作れる。この
ため、使用者は飲料用を始めとして官能的にきわめて優
れた氷を随時十分に使用することができる。 (2)製氷皿内の水の振動方法が製氷皿を直接振動させ
るわけではないので、比較的騒音が小さく、振動の漏洩
の心配がない。 (3)送風ダクト内に間仕切りを設けて、行きダクトと
戻りダクトに分け、間仕切りに貫通穴を設けているので
風の流れがスムーズとなり、水の振動効率が高くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す冷蔵庫の自動製氷装置
の拡大斜視図
【図2】同図1の水平面での断面図
【図3】同図1の垂直面での断面図
【図4】同図1の自動製氷装置を備えた冷蔵庫の拡大斜
視図
【図5】従来例を示す自動製氷装置を備えた冷蔵庫の縦
断面図
【図6】同図6の自動製氷装置の拡大斜視図
【符号の説明】
6 冷凍室 17 給水タンク 21 給水ポンプ 23 製氷皿 25 支持軸 26 駆動装置 28 断熱蓋体 29 ヒータ 33 送風装置 34 送風ダクト 35 間仕切り 36 行きダクト 37 戻りダクト 38 貫通穴 40 冷却ダクト

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷凍室内に備えて片端に支持軸を設けた
    製氷皿と、前記製氷皿の上面開口部に重合され断熱蓋体
    と、前記製氷皿の上面より加熱するヒータと、主として
    前記製氷皿の下面より冷却されるように構成した冷却ダ
    クトと、前記支持軸を支点に前記製氷皿を下方に回転さ
    せて離氷を行わせる駆動装置と、前記製氷皿に上面より
    風を送る送風装置と、前記送風装置により送られた風を
    前記製氷皿に導く送風ダクトと、前記冷凍室の外に備え
    た給水タンクと、前記給水タンク内の水を前記製氷皿内
    に送水する給水ポンプとよりなる自動製氷装置。
  2. 【請求項2】 送風ダクト内を、行きダクトと戻りダク
    トに分け、多数の貫通穴を有する間仕切りを設けてなる
    請求項1記載の自動製氷装置。
JP30155791A 1991-11-18 1991-11-18 自動製氷装置 Pending JPH05141826A (ja)

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JP30155791A JPH05141826A (ja) 1991-11-18 1991-11-18 自動製氷装置

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ID=17898374

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JP30155791A Pending JPH05141826A (ja) 1991-11-18 1991-11-18 自動製氷装置

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030021804A (ko) * 2001-09-07 2003-03-15 주식회사 엘지이아이 냉장고 제빙기
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