JPH05141376A - 回転式圧縮機 - Google Patents

回転式圧縮機

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Publication number
JPH05141376A
JPH05141376A JP3301562A JP30156291A JPH05141376A JP H05141376 A JPH05141376 A JP H05141376A JP 3301562 A JP3301562 A JP 3301562A JP 30156291 A JP30156291 A JP 30156291A JP H05141376 A JPH05141376 A JP H05141376A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
vane
shaft
cylinder
bearing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3301562A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanori Kobayashi
正則 小林
Takao Yoshimura
多佳雄 吉村
Ichiro Morita
一郎 森田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Refrigeration Co filed Critical Matsushita Refrigeration Co
Priority to JP3301562A priority Critical patent/JPH05141376A/ja
Publication of JPH05141376A publication Critical patent/JPH05141376A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/62Hybrid vehicles

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  • Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、冷凍サイクル等に使用する回転式
圧縮機において、常に十分な潤滑油をベーンに供給し、
ベーンへの給油不良による効率の低下を防止するととも
に、信頼性の高い圧縮機を供給することを目的としたも
のである。 【構成】 一端が主軸受7,副軸受8,シャフト3のい
ずれかに設けた排油口13と連通し、他端がベーン6の
近傍に開口した給油ガイド19を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷凍サイクル等に使用
する回転式圧縮機に関し、特に信頼性の向上に係わる。
【0002】
【従来の技術】従来の回転式圧縮機としては特開昭62
−199990号公報に示されているものがある。
【0003】以下図面を参照しながら上記従来の回転式
圧縮機の一例について説明する。図2は従来の回転式圧
縮機の縦断面図であり、図3は図2におけるI−I′線
の矢視図である。
【0004】図2,図3において、1は密閉ケーシン
グ、1aは冷媒ガス空間、2は電動機部であり、シャフ
ト3を介してシリンダ4,ローラ5,ベーン6,主軸受
7,副軸受8により構成される機械部本体9と連結して
いる。シャフト3は主軸3a,副軸3b,クランク3c
によりなる。
【0005】また、シャフト3の主軸3a,副軸3b,
クランク3cにはそれぞれ油通路3d,3e,3fが設
けられている。10はベーン6の背面とシリンダ4間に
設けられたスプリングである。11a,11bはそれぞ
れシリンダ4内でローラ5,ベーン6,主軸受7,副軸
受8により構成される吸入室と圧縮室である。12は副
軸3bに固定されるコイルバネ12aと副軸受8に固定
されるガイド管12bで形成される給油機構であり、油
通路3e,3f,3dと連通している。14は吸入管で
あり、副軸受8,シリンダ4の吸入通路15を介して吸
入室11aと連通している。16は吐出部だあり吐出弁
(図示せず)を介して密閉ケーシング1内と連通してい
る。17は吐出管であり密閉ケーシング1内に開放して
いる。18は密閉ケーシング1の潤滑油である。
【0006】次に回転圧縮機の機構について説明する。
冷却システム(図示せず)から冷媒ガスは、吸入管1
4,吸入通路15より導かれシリンダ4内の吸入室11
aに至る。吸入室11aに至った冷媒ガスは、シャフト
3のクランク3cに回転自在に収納されたローラ5とベ
ーン6により仕切られた圧縮室11bで、電動機部2の
回転に伴うシャフト3の回転運動により漸次圧縮され
る。圧縮された冷媒ガスは、吐出部16、吐出弁(図示
せず)を介して密閉ケーシング1内に一旦吐出された
後、吐出管17を介し冷却システムに吐出される。
【0007】また、密閉ケーシング1内の下部に溜まっ
た潤滑油18は、給油機構12の副軸3bに固定された
コイルバネ12aの回転に伴い、ガイド管12b内のコ
イルバネ12aを介して副軸3bに至り、油通路3e,
3f,3dを通り摺動部を潤滑し、一部は主軸受7の電
動機2側の排油口13より流出し、直接密閉ケーシング
1下部に戻る。また一部は圧縮室11bに入り冷媒ガス
と共に密閉ケーシング1内に吐出され密閉ケーシング1
の下部に戻る。
【0008】また、ベーン6とシリンダ4間について
は、ベーン6が往復運動する際に密閉ケーシング1内に
溜められた潤滑油18に浸ることによりベーン6への給
油がなされ、ベーン6とシリンダ4間の摺動部が潤滑,
シールされている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、密閉ケーシング内から冷却システムへの潤
滑油の流出量が多い圧力条件の場合、あるいは冷却シス
テムからの潤滑油の戻りが悪い際には、密閉ケーシング
下部に溜まった潤滑油の油面が低下するため、ベーンと
シリンダ間の潤滑が悪くなり摩耗や焼付きの原因になる
との信頼性低下の課題があった。さらに、シール性が悪
くなり体積効率の低下や摺動損失の増大により効率が低
下するとの課題があった。
【0010】本発明は、上記従来の課題を解決するもの
であり、信頼性の向上及び体積効率の低下や摺動損失の
増大を防止することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明の回転式圧縮機は、一端が主軸受,副軸受,シャ
フトのいずれかに設けられた排油口と連通し、他端がベ
ーン近傍に開口した給油ガイドを備えたものである。
【0012】
【作用】本発明の回転式圧縮機は上記の構成により、密
閉ケーシング内の潤滑油の油面が低下し、ベーンが往復
運動をしても潤滑油に浸らなくなった場合でもベーンに
給油を行うことができ、ベーンとシリンダ間の給油不良
による摩耗や焼付き及びシール性の低下、摺動損失の増
大を防止することができるため、信頼性が向上すると共
に効率の低下を防止できるものである。
【0013】
【実施例】以下本発明による回転式圧縮機の一実施例に
ついて図面を参照しながら説明する。なお、従来と同一
構成については、同一符号を付して詳細な説明を省略す
る。
【0014】図1は本発明の一実施例による回転式圧縮
機の縦断面図である。図1において、12は副軸受8に
固定されるガイド管12bとコイルバネ12aにより形
成される給油機構であり、シャフト3の主軸3a,副軸
3b,クランク3cに設けられた油通路3e,3f,3
dと連通している。
【0015】19は一端が主軸受7の電動機2側の排油
口13に連通し、他端がベーン6の近傍に開口した給油
ガイドである。
【0016】以上のように構成された回転式圧縮機につ
いて、以下その動作を説明する。密閉ケーシング1内の
下部に溜められた潤滑油18は給油機構12の副軸3b
に固定されたコイルバネ12aの回転に伴い、ガイド管
12b内のコイルバネ12aを介して副軸3bに至り、
油通路3e,3f,3dを通り、摺動部を潤滑する。
【0017】そして、主軸3aと主軸受7間の摺動部に
供給された潤滑油18は、主軸受7の電動機2側の排油
口13より流出する。その流出した潤滑油18は、給油
ガイド19に受けとめられて自重により落下し、ベーン
6の近傍に至る。そのためベーン6に給油がなされベー
ン6とシリンダ間の摺動部を潤滑,シールすることがで
きる。
【0018】以上のように本実施例の回転式圧縮機は、
密閉ケーシング1内の潤滑油18の油面がベーン6より
低下した場合においてもベーン6に常に潤滑油を供給で
き、摩耗や焼付き及びシール性の低下、摺動損失の増大
を防止することができるため、効率の低下を防止できる
とともに信頼性も向上する。
【0019】尚、説明は給油ガイド19の一端が主軸受
7の排油口13に連通したものについて行ったが、給油
ガイド19の一端が、副軸受8又はシャフト3に設けた
排油口に連通したものであってもよいことは言うまでも
ない。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、冷媒ガス
空間を有する密閉ケーシングと、密閉ケーシングの下部
に溜められた潤滑油と、密閉ケーシング内に収納される
シリンダと、シリンダの両端に固定された主軸受および
副軸受と、主軸受と副軸受内に回転自在に収納されクラ
ンクを有するシャフトと、シャフトのクランクに嵌めら
れシリンダ内を偏心回転するローラとシリンダの溝内を
往復運動しローラと当接することによりシリンダ内を吸
入室と圧縮室に分割するベーンと、ベーン背面に設けら
れベーンとローラが接触する方向に付勢するスプリング
と、主軸受,副軸受,シャフトのいずれかに形成される
油通路と、一端が油通路と連通し他端が潤滑油中に開口
した給油機構と、主軸受,副軸受,シャフトのいずれか
に設けられた排油口と、一端が排油口と連通し他端がベ
ーン近傍に開口した給油ガイドとを備えたものであるか
ら、密閉ケーシング内から冷却システムへの潤滑油の流
出量が多い圧力条件の時、あるいは冷却サイクルからの
潤滑油の戻りが悪い時などにおいて、密閉ケーシング内
の潤滑油の油面が低下しベーンが往復運動をしても密閉
ケーシング下部に溜まった潤滑油に浸らなくなっても、
常にベーンに十分な潤滑油を給油でき、ベーンとシリン
ダ間の給油不良による摩耗や焼付き及びシール性の低
下、摺動損失の増大を防止することができるため、信頼
性が向上すると共に効率の低下を防止できるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による回転式圧縮機の一実施例の縦断面
【図2】従来の回転式圧縮機の縦断面図
【図3】図2のI−I′線における矢視図
【符号の説明】
1 密閉ケーシング 1a 冷媒ガス空間 3 シャフト 3c クランク 3d,3e,3f 油通路 4 シリンダ 5 ローラ 6 ベーン 7 主軸受 8 副軸受 10 スプリング 12 給油機構 13 排油口 18 潤滑油 19 給油ガイド

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷媒ガス空間を有する密閉ケーシング
    と、前記密閉ケーシングの下部に溜められた潤滑油と、
    前記密閉ケーシング内に収納されたシリンダと、前記シ
    リンダの両端に固定された主軸受および副軸受と、前記
    主軸受と副軸受内に回転自在に収納されクランクを有す
    るシャフトと、前記シャフトのクランクに嵌められ前記
    シリンダ内を偏心回転するローラと、前記シリンダの溝
    内を往復運動し前記ローラと当接することにより前記シ
    リンダ内を吸入室と圧縮室に分割するベーンと、前記ベ
    ーン背面に設けられ前記ベーンと前記ローラが接触する
    方向に付勢するスプリングと、前記主軸受、前記副軸
    受、前記シャフトのいずれかに形成される油通路と、一
    端が前記油通路と連通し他端が前記潤滑油中に開口した
    給油機構と、前記主軸受、前記副軸受、前記シャフトの
    いずれかに設けられた排油口と一端が前記排油口と連通
    し他端が前記ベーン近傍に開口した給油ガイドとを備え
    た回転式圧縮機。
JP3301562A 1991-11-18 1991-11-18 回転式圧縮機 Pending JPH05141376A (ja)

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JP3301562A JPH05141376A (ja) 1991-11-18 1991-11-18 回転式圧縮機

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JP3301562A JPH05141376A (ja) 1991-11-18 1991-11-18 回転式圧縮機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05141376A true JPH05141376A (ja) 1993-06-08

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ID=17898436

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3301562A Pending JPH05141376A (ja) 1991-11-18 1991-11-18 回転式圧縮機

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19611985A1 (de) * 1995-03-27 1996-10-10 Mitsubishi Pencil Co Gebrannte Farbstiftminen und Verfahren zu deren Herstellung
US6290472B2 (en) * 1998-06-10 2001-09-18 Tecumseh Products Company Rotary compressor with vane body immersed in lubricating fluid
CN100398832C (zh) * 2003-02-28 2008-07-02 乐金电子(天津)电器有限公司 卧式压缩机的润滑油供给装置

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