JPH05140838A - 粘着テープ用基布織物 - Google Patents
粘着テープ用基布織物Info
- Publication number
- JPH05140838A JPH05140838A JP3303361A JP30336191A JPH05140838A JP H05140838 A JPH05140838 A JP H05140838A JP 3303361 A JP3303361 A JP 3303361A JP 30336191 A JP30336191 A JP 30336191A JP H05140838 A JPH05140838 A JP H05140838A
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- Japan
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 手切れ性と切り口の美麗さを保持し、バック
アップ材であるポリエチレンフィルムとの接着性が良好
で、厚み斑やカール性のない製品品位の良好な粘着テー
プ用の基布織物を提供する。 【構成】 経糸をポリエステルマルチフィラメント、お
よび緯糸をアクリルマルチフィラメントで構成した粘着
テープ用基布織物。 【効果】 粘着テープの手切れ性が良好であり、かつ切
り口の美麗さを保持し、湿潤時の強力低下もなく、製品
の厚み斑がなく、表面が平滑であり、カールのない良好
な粘着テープが得られる。
アップ材であるポリエチレンフィルムとの接着性が良好
で、厚み斑やカール性のない製品品位の良好な粘着テー
プ用の基布織物を提供する。 【構成】 経糸をポリエステルマルチフィラメント、お
よび緯糸をアクリルマルチフィラメントで構成した粘着
テープ用基布織物。 【効果】 粘着テープの手切れ性が良好であり、かつ切
り口の美麗さを保持し、湿潤時の強力低下もなく、製品
の厚み斑がなく、表面が平滑であり、カールのない良好
な粘着テープが得られる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、粘着テープ用基布織物
に関し、さらに詳しくは、手切れ性がよく、かつその切
り口が美麗で、製品の表面が美麗な粘着テープ用基布織
物に関するものである。
に関し、さらに詳しくは、手切れ性がよく、かつその切
り口が美麗で、製品の表面が美麗な粘着テープ用基布織
物に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、粘着テープは、包装材やマスキン
グ材として汎用されており、その要求特性として、手切
れ性が良好で、その切り口が美麗なこと、温度や湿度の
変化による強力低下や寸法変化が少ないこと、製品とし
て美麗であること、安価に供給できること等がある。
グ材として汎用されており、その要求特性として、手切
れ性が良好で、その切り口が美麗なこと、温度や湿度の
変化による強力低下や寸法変化が少ないこと、製品とし
て美麗であること、安価に供給できること等がある。
【０００３】前記の要求特性に対し、従来はレーヨンス
フよりなる紡績糸またはビニロン繊維が使用されてきた
が、レーヨン紡績糸は、湿潤時に強力低下が大きいこと
や、基布に厚み斑が生じやすいこと、さらに繊維の吸水
によって収縮し、バックアップ材のポリエステルフィル
ムと粘着剤層が剥離すること、および紡績糸であるため
接着剤の付着量が過大になりやすい等の欠点があり、ビ
ニロン繊維も湿潤時に強力低下することおよび繊維の吸
水によって収縮し、バックアップ材と粘着剤層が剥離す
ること等の欠点を有している。
フよりなる紡績糸またはビニロン繊維が使用されてきた
が、レーヨン紡績糸は、湿潤時に強力低下が大きいこと
や、基布に厚み斑が生じやすいこと、さらに繊維の吸水
によって収縮し、バックアップ材のポリエステルフィル
ムと粘着剤層が剥離すること、および紡績糸であるため
接着剤の付着量が過大になりやすい等の欠点があり、ビ
ニロン繊維も湿潤時に強力低下することおよび繊維の吸
水によって収縮し、バックアップ材と粘着剤層が剥離す
ること等の欠点を有している。
【０００４】これらの欠点を改良する目的で、ポリエス
テルフィラメントやアクリル紡績糸を使用した基布織物
が種々提案されている。例えば、通常のポリエステルフ
ィラメントを使用した基布織物の欠点である手切れ性、
切り口の美麗さ、バックアップ材であるポリエチレンフ
ィルムとの接着性、製品である粘着テープに発生するカ
ール性等の改良として、特公昭６２−１４１１４８号公
報には、経糸にスルホン酸基を３．０モル％以上含有す
る変性ポリエステルフィラメントを交絡処理し、交絡処
理後の破断強度が２．４５ｇ／ｄ以下、破断伸度が３０
％以上、および１デニール当りの最大熱収縮力が０．２
ｇ／ｄ以下の繊維を使用し、緯糸に単糸繊度１〜６デニ
ール、総繊度が７０デニール以上である通常のポリエス
テルフィラメントを使用する織物が提案されている。し
かしこの織物は、変性ポリエステルを使用すること、交
絡処理を必要とすること、収縮率をコントロールするこ
となど、製造上厄介な点があり、さらにバックアップ材
であるポリエチレンフィルムとの接着性もまだ充分では
ない。一方、実開平２−１０２４５０号公報には、アク
リル紡績糸を経糸および緯糸またはいずれか一方に使用
する提案がなされている。確かにアクリル紡績糸は、湿
潤時の引張強さの低下は極く小さいものの、紡績糸であ
るためバックアップ材でありポリエチレンとの接着性を
付与する接着材の使用量も多く、粘着剤も過多になり、
切り口に粘着剤が露出したり、紡績糸単糸が露出したり
して、切り口の美麗さにおいてまだ充分でなく、製品の
表面の美麗さ、特に薄物粘着テープにおいては厚み斑の
点でも問題があった。
テルフィラメントやアクリル紡績糸を使用した基布織物
が種々提案されている。例えば、通常のポリエステルフ
ィラメントを使用した基布織物の欠点である手切れ性、
切り口の美麗さ、バックアップ材であるポリエチレンフ
ィルムとの接着性、製品である粘着テープに発生するカ
ール性等の改良として、特公昭６２−１４１１４８号公
報には、経糸にスルホン酸基を３．０モル％以上含有す
る変性ポリエステルフィラメントを交絡処理し、交絡処
理後の破断強度が２．４５ｇ／ｄ以下、破断伸度が３０
％以上、および１デニール当りの最大熱収縮力が０．２
ｇ／ｄ以下の繊維を使用し、緯糸に単糸繊度１〜６デニ
ール、総繊度が７０デニール以上である通常のポリエス
テルフィラメントを使用する織物が提案されている。し
かしこの織物は、変性ポリエステルを使用すること、交
絡処理を必要とすること、収縮率をコントロールするこ
となど、製造上厄介な点があり、さらにバックアップ材
であるポリエチレンフィルムとの接着性もまだ充分では
ない。一方、実開平２−１０２４５０号公報には、アク
リル紡績糸を経糸および緯糸またはいずれか一方に使用
する提案がなされている。確かにアクリル紡績糸は、湿
潤時の引張強さの低下は極く小さいものの、紡績糸であ
るためバックアップ材でありポリエチレンとの接着性を
付与する接着材の使用量も多く、粘着剤も過多になり、
切り口に粘着剤が露出したり、紡績糸単糸が露出したり
して、切り口の美麗さにおいてまだ充分でなく、製品の
表面の美麗さ、特に薄物粘着テープにおいては厚み斑の
点でも問題があった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、手切
れ性と切り口の美麗さを保持し、バックアップ材である
ポリエチレンフィルムとの接着性が良好で、厚み斑やカ
ール性のない製品品位の良好な粘着テープ用の基布織物
を提供することにある。
れ性と切り口の美麗さを保持し、バックアップ材である
ポリエチレンフィルムとの接着性が良好で、厚み斑やカ
ール性のない製品品位の良好な粘着テープ用の基布織物
を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、経糸と緯糸と
からなる粘着テープ用基布織物において、経糸をポリエ
ステルマルチフィラメント、および緯糸をアクリルマル
チフィラメントで構成したことを特徴とする粘着テープ
用基布織物である。本発明における経糸に用いるポリエ
ステルマルチフィラメントは、一般に粘着テープ用の基
布としたときに要求される強力１５kg／２５mm巾以上
で、かつ手で切れる程度（粘着テープとしてのタテ方向
の引裂強力４００ｇ以下）の強力を満足するものであれ
ばよい。またこのマルチフィラメントは通常のポリエス
テル樹脂でも、改質されたポリエステル樹脂から製造さ
れたものでもよい。
からなる粘着テープ用基布織物において、経糸をポリエ
ステルマルチフィラメント、および緯糸をアクリルマル
チフィラメントで構成したことを特徴とする粘着テープ
用基布織物である。本発明における経糸に用いるポリエ
ステルマルチフィラメントは、一般に粘着テープ用の基
布としたときに要求される強力１５kg／２５mm巾以上
で、かつ手で切れる程度（粘着テープとしてのタテ方向
の引裂強力４００ｇ以下）の強力を満足するものであれ
ばよい。またこのマルチフィラメントは通常のポリエス
テル樹脂でも、改質されたポリエステル樹脂から製造さ
れたものでもよい。
【０００７】本発明の一つの特徴は、アクリルマルチフ
ィラメントを緯糸に使用することである。アクリルマル
チフィラメントを経糸に用いる方法は特願平３−８２５
８３号公報として既に出願されているが、これは、アク
リル系マルチフィラメントの特徴である、適度に伸度が
低く、その手切れ性と切り口が美麗である点に着目した
ものである。本発明者は、さらに研究した結果、驚くべ
きことにポリエステルマルチフィラメントを経糸に、お
よびアクリルマルチフィラメントを緯糸にすると、経糸
のポリエステルマルチフィラメントの切り口も、緯糸の
マルチフィラメントの切り口もともに美麗で、手切れ性
も良好であり、かつ製品の厚み斑やカール性もなく、バ
ックアップ材のポリエチレンフィルムとの接着性も良好
な織物が得られることを見い出した。
ィラメントを緯糸に使用することである。アクリルマル
チフィラメントを経糸に用いる方法は特願平３−８２５
８３号公報として既に出願されているが、これは、アク
リル系マルチフィラメントの特徴である、適度に伸度が
低く、その手切れ性と切り口が美麗である点に着目した
ものである。本発明者は、さらに研究した結果、驚くべ
きことにポリエステルマルチフィラメントを経糸に、お
よびアクリルマルチフィラメントを緯糸にすると、経糸
のポリエステルマルチフィラメントの切り口も、緯糸の
マルチフィラメントの切り口もともに美麗で、手切れ性
も良好であり、かつ製品の厚み斑やカール性もなく、バ
ックアップ材のポリエチレンフィルムとの接着性も良好
な織物が得られることを見い出した。
【０００８】さらに一般に粘着テープ用基布織物の経糸
としてポリエステルフィラメントを使用する場合、フィ
ラメントの伸度は１０〜１５％が好ましい範囲とされて
いるのに対し、本発明のアクリルマルチフィラメントを
経糸に使用することにより、通常に製造されるポリエス
テルマルチフィラメントが有する伸度２０〜４０％のも
のでも手切れしやすく、その切り口が美麗であることが
判明した。この理由は定かではないが、アクリルマルチ
フィラメントとポリエステルマルチフィラメントとの摩
擦接着性等が関与するものと推定される。
としてポリエステルフィラメントを使用する場合、フィ
ラメントの伸度は１０〜１５％が好ましい範囲とされて
いるのに対し、本発明のアクリルマルチフィラメントを
経糸に使用することにより、通常に製造されるポリエス
テルマルチフィラメントが有する伸度２０〜４０％のも
のでも手切れしやすく、その切り口が美麗であることが
判明した。この理由は定かではないが、アクリルマルチ
フィラメントとポリエステルマルチフィラメントとの摩
擦接着性等が関与するものと推定される。
【０００９】本発明で使用されるアクリルマルチフィラ
メントは、従来から使用されているポリアクリロニトリ
ル、７０％重量以上のアクリロニトリルを含む共重合
体、またはこれら２種以上の混合物を常法によって紡糸
して得られたものでよく、その単糸デニールは１〜５デ
ニール、総デニールは２０〜１５０デニールが好まし
い。該マルチフィラメントの強力は、経方向と同様に一
般に粘着テープとして要求される強力１５kg／２５mm巾
以上で、かつ手で切れる程度（粘着テープとしてのヨコ
方向の引裂強力４００ｇ以下）を満足するものであれば
よい。これはマルチフィラメントのデニールと織密度を
適宜選定することによって容易に行なわれる。さらに、
本発明のアクリルマルチフィラメントは実質的に捲縮加
工はほどこされていない方が好ましい。
メントは、従来から使用されているポリアクリロニトリ
ル、７０％重量以上のアクリロニトリルを含む共重合
体、またはこれら２種以上の混合物を常法によって紡糸
して得られたものでよく、その単糸デニールは１〜５デ
ニール、総デニールは２０〜１５０デニールが好まし
い。該マルチフィラメントの強力は、経方向と同様に一
般に粘着テープとして要求される強力１５kg／２５mm巾
以上で、かつ手で切れる程度（粘着テープとしてのヨコ
方向の引裂強力４００ｇ以下）を満足するものであれば
よい。これはマルチフィラメントのデニールと織密度を
適宜選定することによって容易に行なわれる。さらに、
本発明のアクリルマルチフィラメントは実質的に捲縮加
工はほどこされていない方が好ましい。
【００１０】以下、本発明を実施例により具体的に説明
するが、本発明はこれらの実施例によって限定されるも
のではない。なお、実施例中の引裂強力の評価は下記に
準拠して行なった。 引裂強力の評価：引裂強力は、粘着テープ用基布の経糸
を切断し粘着テープを引裂いた場合の強力をいい、ＪＩ
ＳＬ−１０７９ Ｃ法（ベンジュラム法）に基づいて行
なった。
するが、本発明はこれらの実施例によって限定されるも
のではない。なお、実施例中の引裂強力の評価は下記に
準拠して行なった。 引裂強力の評価：引裂強力は、粘着テープ用基布の経糸
を切断し粘着テープを引裂いた場合の強力をいい、ＪＩ
ＳＬ−１０７９ Ｃ法（ベンジュラム法）に基づいて行
なった。
【００１１】なお、本発明者等の経験から手切れ性のよ
い粘着テープとは当試験方法で４００ｇ以下のものであ
れば手切れ性がよいと判定した。 実施例１ 総繊度５０デニール、３４フィラメントからなるポリエ
ステル（強度５．０ｇ／ｄ、伸度３２％）を経糸に用
い、総繊度７５デニール、３８フィラメントからなるア
クリル系フィラメント（強度３．５ｇ／ｄ、伸度１２
％）を緯糸に用い、織密度を経方向 ６５本／インチ、
緯方向 ４５本／インチとして、水噴射式織機（通称ウ
ォータージェットルーム）で生機と製織した。
い粘着テープとは当試験方法で４００ｇ以下のものであ
れば手切れ性がよいと判定した。 実施例１ 総繊度５０デニール、３４フィラメントからなるポリエ
ステル（強度５．０ｇ／ｄ、伸度３２％）を経糸に用
い、総繊度７５デニール、３８フィラメントからなるア
クリル系フィラメント（強度３．５ｇ／ｄ、伸度１２
％）を緯糸に用い、織密度を経方向 ６５本／インチ、
緯方向 ４５本／インチとして、水噴射式織機（通称ウ
ォータージェットルーム）で生機と製織した。
【００１２】得られた生機を基布として、これに接着剤
をコーティングし、後厚さ５０ミクロンのポリエチレン
フィルムを溶融押出しして表面に貼合わせラミネート加
工を施した。ついで布面にゴム系の粘着剤を付与して粘
着テープを作成した。得られた粘着テープは、極めて容
易に手で千切ることができ、糸のほつれ、厚み斑もな
く、切り口も綺麗であった。このテープの引張強力は１
８kg／２５ｍ引裂強力は９５ｇであった。 実施例２ 総繊度７５デニール、４８フィラメントの通常のポリエ
ステルフィラメント（強度５．５ｇ／ｄ、伸度２８％）
を経糸に用い、総繊度１００デニール、５０フィラメン
トからなるアクリル系フィラメント（強度３．７ｇ／
ｄ、伸度１０．５％）を緯糸に用し、織密度、経方向
４０本／インチ、緯方向 ４０本／インチで、実施例１
と同様な方法で粘着テープ用基布および粘着テープを作
成した。
をコーティングし、後厚さ５０ミクロンのポリエチレン
フィルムを溶融押出しして表面に貼合わせラミネート加
工を施した。ついで布面にゴム系の粘着剤を付与して粘
着テープを作成した。得られた粘着テープは、極めて容
易に手で千切ることができ、糸のほつれ、厚み斑もな
く、切り口も綺麗であった。このテープの引張強力は１
８kg／２５ｍ引裂強力は９５ｇであった。 実施例２ 総繊度７５デニール、４８フィラメントの通常のポリエ
ステルフィラメント（強度５．５ｇ／ｄ、伸度２８％）
を経糸に用い、総繊度１００デニール、５０フィラメン
トからなるアクリル系フィラメント（強度３．７ｇ／
ｄ、伸度１０．５％）を緯糸に用し、織密度、経方向
４０本／インチ、緯方向 ４０本／インチで、実施例１
と同様な方法で粘着テープ用基布および粘着テープを作
成した。
【００１３】得られた粘着テープについて、手切れ性を
評価した結果、極めて容易に手で千切ることができ、糸
ほつれ、厚み斑もなく、切り口も極めて綺麗であった。
このテープの引張強力は２０kg／２５ｍ、引裂強力は、
１０５ｇであった。 比較例１ 総繊度５０デニール、３４フィラメントの通常のポリエ
ステルフィラメント（強度５．０ｇ／ｄ、伸度３２％）
を経糸に用い、総繊度７５デニール、３４フィラメント
の通常のポリエステルフィラメント（強度５．５ｇ／
ｄ、伸度３０％）を緯糸に用し、織密度を経方向 ６５
本／インチ、緯方向 ４５本／インチとして、実施例１
と同様な方法で粘着テープ用基布および粘着テープを作
成した。
評価した結果、極めて容易に手で千切ることができ、糸
ほつれ、厚み斑もなく、切り口も極めて綺麗であった。
このテープの引張強力は２０kg／２５ｍ、引裂強力は、
１０５ｇであった。 比較例１ 総繊度５０デニール、３４フィラメントの通常のポリエ
ステルフィラメント（強度５．０ｇ／ｄ、伸度３２％）
を経糸に用い、総繊度７５デニール、３４フィラメント
の通常のポリエステルフィラメント（強度５．５ｇ／
ｄ、伸度３０％）を緯糸に用し、織密度を経方向 ６５
本／インチ、緯方向 ４５本／インチとして、実施例１
と同様な方法で粘着テープ用基布および粘着テープを作
成した。
【００１４】この粘着テープの手切れ性を評価した結
果、手では切れず引張強力は１９kg／２５mm、引裂強力
は９５０ｇであった。
果、手では切れず引張強力は１９kg／２５mm、引裂強力
は９５０ｇであった。
【００１５】
【発明の効果】本発明によれば、経糸にポリエステルマ
ルチフィラメント糸、および緯糸にアクリルマルチフィ
ラメント糸を用いた基布織物を用いることにより、粘着
テープの手切れ性が良好であり、かつ切り口の美麗さを
保持し、湿潤時の強力低下もなく、製品の厚み斑がな
く、表面が平滑であり、カールのない良好な粘着テープ
が得られる。また、ポリエステルマルチフィラメントを
経糸に使用したことによって、生産性がよく、安価な粘
着テープ用基布を得ることができる。
ルチフィラメント糸、および緯糸にアクリルマルチフィ
ラメント糸を用いた基布織物を用いることにより、粘着
テープの手切れ性が良好であり、かつ切り口の美麗さを
保持し、湿潤時の強力低下もなく、製品の厚み斑がな
く、表面が平滑であり、カールのない良好な粘着テープ
が得られる。また、ポリエステルマルチフィラメントを
経糸に使用したことによって、生産性がよく、安価な粘
着テープ用基布を得ることができる。
Claims (1)
- 【請求項１】 経糸と緯糸とからなる粘着テープ用基布
織物において、経糸をポリエステルマルチフィラメン
ト、および緯糸をアクリルマルチフィラメントで構成し
たことを特徴とする粘着テープ用基布織物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3303361A JPH05140838A (ja) | 1991-11-19 | 1991-11-19 | 粘着テープ用基布織物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3303361A JPH05140838A (ja) | 1991-11-19 | 1991-11-19 | 粘着テープ用基布織物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05140838A true JPH05140838A (ja) | 1993-06-08 |
Family
ID=17920064
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3303361A Withdrawn JPH05140838A (ja) | 1991-11-19 | 1991-11-19 | 粘着テープ用基布織物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05140838A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7056844B2 (en) | 2001-12-17 | 2006-06-06 | 3M Innovative Properties Company | Transparent reinforced tape |
| US7131466B2 (en) | 2000-07-24 | 2006-11-07 | Brevitex Etablissement Pour L'exploitation De Brevets Textiles | Patterned scarf, method and loom for producing the same |
| JP2011032375A (ja) * | 2009-07-31 | 2011-02-17 | Tajima Oyo Kako Kk | 防水材 |
| JP2011507733A (ja) * | 2007-12-18 | 2011-03-10 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 伸縮性、手裂き可能、柔軟、及び引き締め可能な補強接着テープ物品 |
-
1991
- 1991-11-19 JP JP3303361A patent/JPH05140838A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7131466B2 (en) | 2000-07-24 | 2006-11-07 | Brevitex Etablissement Pour L'exploitation De Brevets Textiles | Patterned scarf, method and loom for producing the same |
| US7056844B2 (en) | 2001-12-17 | 2006-06-06 | 3M Innovative Properties Company | Transparent reinforced tape |
| JP2011507733A (ja) * | 2007-12-18 | 2011-03-10 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 伸縮性、手裂き可能、柔軟、及び引き締め可能な補強接着テープ物品 |
| JP2011032375A (ja) * | 2009-07-31 | 2011-02-17 | Tajima Oyo Kako Kk | 防水材 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990204 |