JPH0514063A - シヨツク音防止回路 - Google Patents

シヨツク音防止回路

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Publication number
JPH0514063A
JPH0514063A JP3158264A JP15826491A JPH0514063A JP H0514063 A JPH0514063 A JP H0514063A JP 3158264 A JP3158264 A JP 3158264A JP 15826491 A JP15826491 A JP 15826491A JP H0514063 A JPH0514063 A JP H0514063A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
capacitor
charging circuit
charging
shock noise
Prior art date
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Pending
Application number
JP3158264A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisato Takeuchi
久人 竹内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPH0514063A publication Critical patent/JPH0514063A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンデンサの充電によるショック音の発生を
防止する。 【構成】 電源端子Vccと接地端子間に介挿され直列接
続した抵抗3,4と、この抵抗3,4の接続点Aと接地
端子間に設けたコンデンサ5とを備えたバイアス電圧発
生回路100の付加回路であり、接続点Aに出力端を接
続されコンデンサ5を充電する充電回路2と、この充電
回路2の入力端に出力端を接続され充電回路2の出力端
に入力端を接続されて接続点Aが任意の電位となったと
きに充電回路2の動作をオフさせるコンパレータ1とを
備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はオーディオ機器の電源
立ち上げ時のショック音防止回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は従来のバイアス電圧発生回路の構
成を示す回路図である。図5に示すように、抵抗6およ
び抵抗7が直列接続され、抵抗6が電源端子Vccに接続
され抵抗7が接地端子に接続されている。また、抵抗7
にはコンデンサ8が並列接続されている。このバイアス
電圧発生回路の接続点Bにはスピーカの増幅器(以下
「スピーカ・アンプ」という。)が接続されている。コ
ンデンサ8はスピーカ・アンプに印加するバイアス電圧
を安定させるためのものである。
【0003】以上のように構成された従来のバイアス電
圧発生回路では、電源端子Vccに電圧を印加することに
より、コンデンサ8が抵抗6を介して充電される。ここ
で、抵抗6の抵抗値をR6 およびコンデンサ8の容量値
をC8 とすると、コンデンサ8の充電時間すなわち接続
点Bが定常電位VB になるまでの時間τVBは(1)式で
表わすことができる。
【0004】
【数1】
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、接続点Bの電位が、定常電位VB になる
までの時間(コンデンサ8の充電時間)が非常に長い。
すなわち、スピーカ・アンプのバイアス電圧となる接続
点B点の電位が、所望のバイアス電圧になるまでに時間
がかかり、これにより、スピーカにショック音が発生す
るという問題があった。
【0006】この発明の目的は、上記問題点に鑑み、コ
ンデンサの充電によるショック音の発生を防止したショ
ック音防止回路を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明のショック音防
止回路は、バイアス電圧発生回路を構成するコンデンサ
と抵抗との接続点に出力端を接続されコンデンサを充電
する充電回路と、この充電回路の入力端に出力端を接続
され充電回路の出力端に入力端を接続されて接続点が任
意の電位となったときに充電回路の動作をオフさせるコ
ンパレータとを備えたものである。
【0008】
【作用】この発明の構成によれば、充電回路によりコン
デンサの充電時間を任意に設定することが可能となり、
コンデンサを高速に充電することができる。したがっ
て、電源端子に電圧を印加した際に生じるコンデンサの
充電によるショック音を確実に防止することができる。
また、充電回路の出力端に入力端を接続し充電回路の入
力端に出力端を接続したコンパレータにより、電源端子
に印加する電圧が変動しても、接続点が任意の電位にな
ったときに充電回路の動作を安定にオフすることがで
き、充電回路は誤動作することがない。
【0009】
【実施例】以下この発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。図1はこの発明の第1の実施例のシ
ョック音防止回路の構成を示すブロック図である。図1
において、1はコンパレータであり、ヒステリシス幅を
有するものである。2は充電回路、3,4は第1および
第2の抵抗、5はコンデンサである。
【0010】図1に示すように、ショック音防止回路
は、電源端子Vccと接地端子間に介挿され直列接続した
抵抗3,4と、この抵抗3,4の接続点Aと接地端子間
に設けたコンデンサ5とを備えたバイアス電圧発生回路
100の付加回路であり、接続点Aに出力端を接続され
コンデンサ5を充電する充電回路2と、この充電回路2
の入力端に出力端を接続され充電回路2の出力端に入力
端を接続されて接続点Aが任意の電位となったときに充
電回路2の動作をオフさせるコンパレータ1とを備えた
ものである。
【0011】図2は図1に示すショック音防止回路の構
成を示す回路図である。なお、図2において、1はコン
パレータ、2は充電回路、100はバイアス電圧発生回
路となる。図2に示すようにショック音防止回路は、ト
ランジスタ13のエミッタと、トランジスタ14のエミ
ッタと、トランジスタ15のコレクタと、トランジスタ
16のコレクタとを接続しこの接続点を抵抗12を介し
て電源端子Vccに接続する。トランジスタ13のコレク
タはトランジスタ15のベースに接続し、トランジスタ
14のコレクタはトランジスタ16のベースに接続す
る。また、トランジスタ13のベースは抵抗9を介して
電源端子Vccに接続し、かつ、抵抗10を介してトラン
ジスタ17のコレクタに接続する。また、トランジスタ
14のベースは抵抗3を介して電源端子Vccに接続する
とともに抵抗4を介して接地端子に接続する。また、ト
ランジスタ17のコレクタは抵抗11を介して接地端子
に接続し、エミッタは接地端子に接続し、ベースはトラ
ンジスタ15のエミッタおよび抵抗19を介して接地端
子に接続する。また、トランジスタ18のベースは抵抗
20を介して接地端子に接続し、エミッタを接地端子に
接続し、コレクタはトランジスタ22のベースを接続す
るとともに抵抗21を介して電源端子Vccに接続する。
また、トランジスタ22のエミッタおよびトランジスタ
23のコレクタは電源端子Vccに接続し、トランジスタ
22のコレクタはトランジスタ23のベースに接続す
る。トランジスタ23のエミッタは抵抗24を介して接
続点Aに接続する。
【0012】また、図3は図2に示す接続点AおよびC
の電位変化と時間の関係を示す図である。なお、Xは充
電回路2の動作をオフ状態とするタイミング、破線は接
続点Aの電位変化、実線は接続点Cの電位変化を示す。
また、Zはコンパレータ1のヒステリシス幅を示す。次
に、図1,図2および図3を参照しながら、ショック音
防止回路の動作を以下説明する。
【0013】先ず、電源端子Vccに電圧を印加すると同
時にC点の電位は立ち上がる。このC点の電位はコンパ
レータ1の基準電位となる。一方、接続点Aはコンデン
サ5が接続されているため立ち上がりが遅くなる。これ
により、コンパレータ1を構成するトランジスタ14,
16および充電回路2を構成するトランジスタ18,2
2,23が次々とON状態となり、コンデンサ5を充電
する。コンデンサ5は抵抗24および抵抗3の2系統よ
り充電される。ここで、コンデンサの容量値をC5
し、抵抗3および抵抗4の抵抗値をR3およびR4 とす
ると、コンデンサ5の充電時間τVAは次式で表わすこと
ができる。
【0014】
【数2】
【0015】次に、接続点Aの電位が充電回路2の働き
により上昇していきC点の電位を超えるとコンパレータ
1が動作してトランジスタ13がON状態となり同時に
トランジスタ14,16,18,22,23がOFF状
態となる。これにより、充電回路2の動作がオフとな
り、コンデンサ5の充電がストップする(図3の符号
X)。ここで、抵抗9,10,11の抵抗値をR9 ,R
10,R11とすると、C点の電位Vcは次式で表される。
したがって、抵抗9,10,11の抵抗値を設定するこ
とにより、C点の電位Vcは任意に設定することができ
る。
【0016】
【数3】
【0017】そして、トランジスタ13がON状態とな
ることによりトランジスタ15,17もON状態とな
る。トランジスタ17がON状態となるとC点の電位V
c’は次式で与えられる電位に低下する。
【0018】
【数4】
【0019】このようにC点の電位を低下させることに
より、電源端子Vccに印加する電圧がリップルで振れた
場合でもトランジスタ13を安定にON状態とすること
ができ、同時にトランジスタ14を安定にOFF状態と
することができる。そして、充電回路2の動作をオフし
た後は、次式に示す充電時間τcでコンデンサ5を、ゆ
っくり充電する。
【0020】
【数5】
【0021】以上のように実施例によれば、充電回路2
によりコンデンサ5の充電時間τVAを任意に設定するこ
とが可能となり、コンデンサ5を高速に充電することが
できる。したがって、電源端子Vccに電圧を印加した際
に生じるコンデンサ5の充電によるショック音を確実に
防止することができる。また、充電回路2の出力端に入
力端を接続し充電回路2の入力端に出力端を接続したコ
ンパレータ1により、電源端子Vccに印加する電圧がリ
ップルで振れた場合でも、接続点Aが任意の電位になっ
たときに充電回路2の動作を安定にオフすることができ
る。
【0022】次に、この発明の第2の実施例について図
面を参照しなから説明する。図4はこの発明の第2の実
施例を示すショック音防止回路の構成を示すブロック図
である。図4において、1はコンパレータであり、ヒス
テリシス幅を有するものである。2は充電回路、3,4
は抵抗、5はコンデンサであり、以上は図1の構成と同
様の部分である。図1の構成と異なるのは、充電回路2
と並列に充電回路25,29を接続した点である。な
お、26,27は抵抗、28,30はコンデンサ、31
はスピーカである。
【0023】以下、このように構成したショック音防止
回路の動作について説明する。抵抗3,26に電源電圧
Vccを印加しても、接続点A,接続点D,接続点Eはコ
ンデンサ5,28,30が接続されているため、瞬時に
立ち上がることはない。この際、充電回路2,25,2
9が動作し、コンデンサ5,28,30を高速に充電す
る。これにより、接続点A,接続点D,接続点Eの電位
が上昇する。接続点Aが任意の電位になるとコンパレー
タ1が動作し充電回路2,25,29の動作をOFFさ
せる。コンパレータ1はヒステリシス幅を有しており、
電源電圧Vccが任意の電位に低下するまで充電回路2,
25,29の動作をオフ状態とする。
【0024】以上のように充電回路2,25,29を並
列に設けることにより複数のコンデンサ5,28,30
を同時に充電することができる。充電回路2,25,2
9はコンデンサ5,28,30の充電時間を任意に設定
することができるためコンデンサ5,28,30による
ショック音を防止する上で非常に効果的であり、確実に
ショック音を防止することができる。
【0025】
【発明の効果】この発明のショック音防止回路によれ
ば、充電回路によりコンデンサの充電時間を任意に設定
することが可能となり、コンデンサを高速に充電するこ
とができる。したがって、電源端子に電圧を印加した際
に生じるコンデンサの充電によるショック音を確実に防
止することができる。また、充電回路の出力端に入力端
を接続し充電回路の入力端に出力端を接続したコンパレ
ータにより、電源端子に印加する電圧が変動しても、接
続点が任意の電位になったときに充電回路の動作を安定
にオフすることができ、充電回路に誤動作が生じること
がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明の第1の実施例のショック音防
止回路の構成を示すブロック図である。
【図2】図2は図1に示すショック音防止回路の構成を
示す回路図である。
【図3】図3は図2に示す接続点AおよびCの電位変化
と時間の関係を示す図である。
【図4】図4はこの発明の第2の実施例を示すショック
音防止回路の構成を示すブロック図である。
【図5】図5は従来のバイアス電圧発生回路の構成を示
す回路図である。
【符号の説明】
1 コンパレータ 2 充電回路 3 抵抗(第1の抵抗) 4 抵抗(第2の抵抗) 5 コンデンサ 100 バイアス電圧発生回路 A 接続点 Vcc 電源端子

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 電源端子と接地端子間に介挿され直列接
    続した第1および第2の抵抗と、この第1および第2の
    抵抗の接続点と接地端子間に設けたコンデンサとを備え
    たバイアス電圧発生回路に付加したショック音防止回路
    であって、 前記接続点に出力端を接続され前記コンデンサを充電す
    る充電回路と、この充電回路の入力端に出力端を接続さ
    れ前記充電回路の出力端に入力端を接続されて前記接続
    点が任意の電位となったときに前記充電回路の動作をオ
    フさせるコンパレータとを備えたショック音防止回路。
JP3158264A 1991-06-28 1991-06-28 シヨツク音防止回路 Pending JPH0514063A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3158264A JPH0514063A (ja) 1991-06-28 1991-06-28 シヨツク音防止回路

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JP3158264A JPH0514063A (ja) 1991-06-28 1991-06-28 シヨツク音防止回路

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JPH0514063A true JPH0514063A (ja) 1993-01-22

Family

ID=15667819

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3158264A Pending JPH0514063A (ja) 1991-06-28 1991-06-28 シヨツク音防止回路

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JP (1) JPH0514063A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0932108A (ja) * 1995-04-11 1997-02-04 Tokihiko Inukai コンクリート構造物の強化方法およびコンクリート成型用型枠兼用補強部材
JP2010050733A (ja) * 2008-08-21 2010-03-04 Mitsumi Electric Co Ltd オーディオアンプ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0932108A (ja) * 1995-04-11 1997-02-04 Tokihiko Inukai コンクリート構造物の強化方法およびコンクリート成型用型枠兼用補強部材
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