JPH0562842B2 - - Google Patents

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JPH0562842B2
JPH0562842B2 JP60090327A JP9032785A JPH0562842B2 JP H0562842 B2 JPH0562842 B2 JP H0562842B2 JP 60090327 A JP60090327 A JP 60090327A JP 9032785 A JP9032785 A JP 9032785A JP H0562842 B2 JPH0562842 B2 JP H0562842B2
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JP
Japan
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voltage
capacitor
circuit
bias
resistor
Prior art date
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JP60090327A
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Hiroyuki Sasaki
Kaoru Izawa
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Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、増幅器に動作点を設定し、あるい
は帰還回路に特定の直流レベルを設定するバイア
ス回路に係り、特に、バイアス電圧の立ち上がり
スピードの高速化に関する。
〔従来の技術〕
第4図に示すように、バイアス回路は、電源電
圧VCCを分圧抵抗2,4で分圧し、半導体集積回
路で構成される場合、その分圧点に形成された端
子6に電源電圧VCCに含まれるノイズやリツプル
成分を除去するためのコンデンサ8が接続され、
抵抗2,4の分圧点に発生させた特定の電圧、た
とえば、電圧VCC/2は、低インピーダンス化を
図るための増幅利得Gvを持たないバツフア増幅
器10を介して出力端子12から取り出され、図
示してない増幅器の入力バイアスや増幅器の帰還
回路の直流レベルを設定する帰還バイアスに供給
される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このようなバイアス回路に付加されているコン
デンサ8に容量の大きなものを用いて抵抗との時
定数を大きくすれば、電源からのノイズやリツプ
ル成分の除去比を高くできるが、その分だけ電源
の投入からバイアス電圧出力の立ち上がりに時間
がかかり、定常電圧値への到達が遅くなる欠点が
ある。
そこで、この発明は、電源からのノイズやリツ
プル成分の除去比を向上させるとともに、バイア
ス電圧出力の立ち上がりを急速化しようとするも
のである。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明のバイアス回路は、特定の電圧を分圧
する分圧抵抗の接続点にコンデンサが接続されて
一定のバイアス電圧を発生し、このバイアス電圧
を増幅器に与えるバイアス回路であつて、前記電
圧の印加に応じて瞬時に立ち上がるとともに前記
コンデンサが定常電圧に充電されたときその充電
電圧より一定電圧だけ低い分圧点を持つ抵抗分圧
回路と、この抵抗分圧回路の前記分圧点の電圧と
前記コンデンサの電圧とを比較する比較器と、電
源ラインと前記コンデンサとの間に抵抗を介して
接続されて前記コンデンサの充電電圧が前記抵抗
分圧回路の前記分圧点より低いとき、前記比較器
が発生する出力をベースに受けて導通し、前記コ
ンデンサに前記抵抗を介して充電電流を流すトラ
ンジスタとを備えたことを特徴とする。
〔作用〕
したがつて、この発明は、電源の投入時、コン
デンサにプリチヤージ回路によつて充電電流を補
充し、コンデンサの充電時間を短縮することによ
つて、バイアス電圧出力の立ち上がりを速めてい
る。
したがつて、コンデンサの容量を大きくでき、
電源からのノイズおよびリツプル成分の除去比を
高めることが可能である。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。
第1実施例 第1図はこの発明のバイアス回路の実施例を示
し、第4図に示すバイアス回路と同一部分には同
一符号を付してある。
第1図に示すように、このバイアス回路には、
電源の投入時、すなわち、電圧VCCの印加時、コ
ンデンサ8を急速に充電するプリチヤージ回路2
0が付加されている。このプリチヤージ回路20
には、ダイオード22を介在させた分圧抵抗2
4,26によつて分圧回路が構成されている。
この実施例の場合、分圧抵抗2,4の抵抗値
R2,R4は、電源電圧VCCの中点バイアスを得るた
め、R2=R4に設定されており、分圧抵抗24,
26の抵抗値R24,R26も同様に、R24=R26に設
定されている。このとき、ダイオード22のカソ
ードにおける分圧点電位は、分圧抵抗2,4の分
圧点電位に比較し、定常状態ではダイオード22
の順方向降下VFの1/2の値(VF/2)だけ低い値
に設定されている。
これら分圧点電位を比較するため、電圧比較器
28がダイオード22のカソード側を反転入力端
子(−)側にして設置され、その比較出力はコン
デンサ8に充電電流を流すためのスイツチング素
子としてのトランジスタ30のベースに加えられ
ている。トランジスタ30のコレクタ側には、電
流制限用抵抗32が挿入され、その導通時にはコ
ンデンサ8にプリチヤージ電流が流れるようにな
つている。
以上の構成に基づき、その動作を第2図を参照
して説明する。
電源の投入時、C点の電位は瞬時に立ち上が
り、一方、B点の電位はコンデンサ8が未充電で
あるため、C点の電位より低くなり、比較器28
の出力はL(低電位)レベルとなる。この出力に
よつて、トランジスタ30が導通し、電源電圧
VCCから抵抗32を通じてコンデンサ8にプリチ
ヤージ電流が流れる。
この結果、第2図に示す充電特性Xの区間aの
ように、コンデンサ8は急速に充電される。この
充電は、B点の電位VBが、中点電位VCC/2より
ダイオード22の順方向降下VFの1/2だけ低い電
位VC(=VCC/2−VF/2)に到達するまで行わ
れる。
また、このとき、トランジスタ30の導通によ
つて、抵抗2に対して抵抗32が並列に接続され
ることになり、たとえば、抵抗2の抵抗値をR2
抵抗32の抵抗値をR32とし、R2>R32のとき、
R2・R32/(R2+R32)<R32となり、コンデンサ
8の充電電流をより大きくすることができ、B点
の電位VBは、中点電位VCC/2よりダイオード2
2の順方向降下VFの1/2、すなわちVF/2だけ低
い電位VCに速やかに到達させることができる。
この結果、比較器28の出力はH(高電位)レ
ベルとなり、トランジスタ30は非導通状態とな
り、この時点からコンデンサ8の充電は、抵抗2
のみを介して行われ、第2図の充電特性Xの区間
bの充電となる。この場合、コンデンサ8は予め
プリチヤージされるので、定常電圧に移行する時
間はその分だけ速くなり、プリチヤージ回路20
を設置しないで抵抗2のみで充電する場合(第2
図の充電特性Yによる充電電圧Vy)に比較し、
定常のバイアス電圧出力に移行する全時間はtP
け速くなる。
なお、第2図に示す充電特性Xの区間a,bの
電圧をそれぞれVxa,Vxbとすると、これらは、
次の通りである。
Vxa≒R4/(R0+R4)・VCC ・{1−exp(−t/C8・R0)} ……(1) Vxb≒Vy=R4/(R2+R4)・VCC ・{1−exp(−t/C8・R2)} ……(2) ただし、式(1)、(2)において、R4は抵抗4の抵
抗値、C8はコンデンサ8の容量、R0は抵抗2,
32の並列回路の合成抵抗値{=R2・R32/(R2
+R32)}である。
第2実施例 第3図はプリチヤージ回路20の具体的な実施
例を示しており、電圧比較器28はトランジスタ
34,36、抵抗38および定電流源40からな
る差動増幅型比較器で構成され、前記トランジス
タ30は、トランジスタ42,44および抵抗4
6からなるダーリントン接続回路で構成されてい
る。第3図において、B,Cは、第2図のB点、
C点に対応する。したがつて、このような回路に
よれば、極めて簡単な構成で、バイアス電圧出力
の立ち上がりの急速化が容易に実現される。
〔発明の効果〕 以上説明したように、この発明によれば、電源
の投入時、コンデンサにプリチヤージ回路によつ
て充電電流を補充し、コンデンサの充電時間を短
縮してバイアス電圧出力の立ち上がりを高速化で
きることにより次のような効果が得られる。
(a) 電源の投入と同時的に安定したバイアス電圧
出力を得ることができる。
(b) プリチヤージによつて電圧の立ち上がりを速
くすることができるので、コンデンサの容量や
分圧抵抗の抵抗値を大きくすることができ、電
源からのノイズおよびリツプル成分の除去比を
高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のバイアス回路の実施例を示
す回路図、第2図はその充電特性を示すグラフ、
第3図はプリチヤージ回路の具体的な回路構成を
示す回路図、第4図は従来のバイアス回路を示す
回路図である。 2,4,24,26……分圧抵抗、8……コン
デンサ、20……プリチヤージ回路、22……ダ
イオード、28……電圧比較器、30……トラン
ジスタ、32……抵抗。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 特定の電圧を分圧する分圧抵抗の接続点にコ
    ンデンサが接続されて一定のバイアス電圧を発生
    し、このバイアス電圧を増幅器に与えるバイアス
    回路であつて、 前記電圧の印加に応じて瞬時に立ち上がるとと
    もに前記コンデンサが定常電圧に充電されたとき
    その充電電圧より一定電圧だけ低い分圧点を持つ
    抵抗分圧回路と、 この抵抗分圧回路の前記分圧点の電圧と前記コ
    ンデンサの電圧とを比較する比較器と、 電源ラインと前記コンデンサとの間に抵抗を介
    して接続されて前記コンデンサの充電電圧が前記
    抵抗分圧回路の前記分圧点より低いとき、前記比
    較器が発生する出力をベースに受けて導通し、前
    記コンデンサに前記抵抗を介して充電電流を流す
    トランジスタと、 を備えたことを特徴とするバイアス回路。
JP60090327A 1985-04-26 1985-04-26 バイアス回路 Granted JPS61248604A (ja)

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JP60090327A JPS61248604A (ja) 1985-04-26 1985-04-26 バイアス回路

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JPS61248604A JPS61248604A (ja) 1986-11-05
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JP2005107515A (ja) * 2003-09-12 2005-04-21 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 半導体装置およびその駆動方法
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