JPH0513634U - 電気鍛縮装置 - Google Patents

電気鍛縮装置

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JPH0513634U
JPH0513634U JP6885791U JP6885791U JPH0513634U JP H0513634 U JPH0513634 U JP H0513634U JP 6885791 U JP6885791 U JP 6885791U JP 6885791 U JP6885791 U JP 6885791U JP H0513634 U JPH0513634 U JP H0513634U
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electrode
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air
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重夫 板倉
昭憲 甲斐
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富士バルブ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エアを固定電極に吹付けることにより固定電
極を冷却する電気鍛縮装置を得る。 【構成】 固定電極(4)は1個又は複数個の素材(1)の
加工終了毎に回転手段により所要角度回転させられ、素
材(1)との接触部が順次変更されるとともに、固定電極
(4)の近傍に配設されたエア供給装置におけるエア供給
管(8)のノズル(9)からエアが固定電極(4)に対して吹
き付けられることによって、固定電極(4)が冷却され
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、棒状素材を固定電極に向かって押圧して通電加熱することにより、 素材の固定電極側の軸端に大径の塊状部を形成するようにした電気鍛縮装置に関 するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より所定径かつ所定長の棒状の素材(1)から、たとえばエンジンバルブの 中間品を形成する電気鍛縮装置として、図3〜図4に示すものが知られている。
【0003】 (2)は銅製の摺動電極であって、1対の電極片(3)よりなり、対向する平面部 には素材(1)と同径の半円弧状の支持溝(図示せず)が切設されている。1対の電 極片(3)は駆動装置のホルダ(図示略)に取付けることにより、矢印方向に相対的 に移動させられるようになっている。
【0004】 (4)は摺動電極の上方に位置する固定電極、(5)は摺動電極(2)の下方に位置 して、油圧装置(図示省略)により昇降し、素材(1)を押上げる押圧杆である。
【0005】 上記した装置を用いてエンジンバルブの中間品を製造するには、両電極片(3) を離間させ、押圧杆(5)を下降させて素材(1)をフィンガー(図示略)に把持して 、両電極片(3)間に挿入し、図4に示すように両電極片(3)を閉じて密接させる 。
【0006】 ついで電源(6)より摺動電極(2)と固定電極(4)に給電して、押圧杆(5)を上 昇させる。素材(1)は両電極片(3)間を摺動しながら上昇し、素材(1)の上端が 固定電極(4)を押圧すると、素材(1)の摺動電極(2)と固定電極(4)との間に通 電される。素材(1)の軸端部は、抵抗加熱により赤熱されるとともに軟化し、さ らに上昇する押圧杆(5)により図4に示す大径の塊状部(7)が形成される。この 後、塊状部(7)をプレス加工し傘部を成形することによりエンジンバルブの中間 品が得られる。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
上記したエンジンバルブの中間品の製造においては、素材(1)の上端が固定電 極(4)の一点を押圧することにより行なわれていた。ところが固定電極(4)およ び摺動電極(2)への給電によって、素材(1)の軸端部に発生した熱が固定電極( 4)に伝わってしまい、この状態で連続して固定電極(4)に素材(1)を押圧する と、固定電極(4)の表面に凹凸が生じ、固定電極(4)の変形がおこるという問題 点があった。
【0008】 本考案は、上記した問題点を解決するためになされたもので、エアによって適 度に冷却が行なわれ、固定電極の積熱が原因で起こる変形を防止した、すなわち 固定電極の積熱を未然に防止した電気鍛縮装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記した問題点を解決するために本考案は、棒状素材を、固定電極に向かって 押圧して電気加熱することにより、素材の固定電極側の軸端に大径の塊状部を形 成するようにした電気鍛縮装置において、前記固定電極に、軸線と、該軸線まわ りに素材の接触位置を形成するとともに、固定電極を前記軸線まわりに所要角度 ずつ回転させる回転手段を設け、かつ固定電極の一側方に、エア供給管の先端に 設けたノズルが固定電極の方を向くようにしたエア供給装置を設けたことを特徴 としたものである。
【0010】
【作用】
固定電極は、1個又は複数個の素材の加工終了毎に、回転手段により所用角度 回転させられ、素材との接触部が順次変更させられるとともに、固定電極の近傍 に配設したエア供給装置におけるエア供給管のノズルから、エアが固定電極に吹 き付けられることにより固定電極が冷却される。
【0011】
【実施例】
次に本考案の一実施例につき図面を参照して説明する。 なお従来例で示した部材と同一の部材には、同一の符号を付して詳細な説明は 省略するものとする。
【0012】 図1は、エンジンバルブの中間品の成形が終了した時点の状況を示している。 図1中(8)は、制御装置(図示せず)によってエアの供給制御されるエア供給装 置(図示せず)におけるエア供給管であって、この実施例においては、エア供給管 (8)に設けられたノズル(9)の先端が、固定電極(4)の被圧接部(A1')の上方に 向くように配設されている。
【0013】 このようにノズル(9)は、固定電極(4)の被圧接部分(A1')の上方に向けられ ることによって、エア吹付け中において、エアが素材(1)の軸端部に吹付けられ ないので、固定電極(4)が冷却しないようになっている。
【0014】 固定電極(4)には、軸線とこの固定電極(4)の軸線まわり素材の押圧位置が形 成されており、この装置には固定電極(4)を軸線まわりに(この実施例において は90度づつ)回転させる回転手段(図示せず)が設けられている。すなわち、固定 電極(4)の下面(4a)のA1部分での押圧が終了した後、固定電極(4)を矢印方向に 90゜回転させることによって、下面(4a)の4ケ所で順次連続して押圧が行なわれ るようにし、固定電極(4)の積熱を防止するようにしている。
【0015】 なお、制御装置は公知の制御手段でよく、当業者であれば容易に理解できると思 われるが詳細な説明は省略するものとする。
【0016】 次に本考案の作用について説明する。 エンジンバルブの中間品(1)の成形が終了すると、押圧杆(5)が下降し、次い で1対の電極片(3)が図1における矢印方向(外方)に移動する。
【0017】 このとき、中間品(1)は下方に落下して、適宜の受台(図示せず)によって受取 られる。
【0018】 この後、固定電極(4)は図2に示すように反時計回りに90゜回転し、固定電極 (4)の下面(4a)の被押圧部分A1がA1'に移動する。この固定電極(4)の回転が停 止すると、図示しない制御手段が、この固定電極(4)の回転の停止したことを検 知してエア供給装置を作動させ、供給管(8)のノズルからエアが固定電極(4)の 被押圧部分A1'の上方に一定時間吹付けられ固定電極(4)が冷却される。エア吹 付けと同時に固定電極(4)のA1の部分で素材(1)の軸端部に塊状部(7)が形成さ れる。
【0019】 この後固定電極(4)が再び90゜回転し、順次エアによる固定電極(4)の被押圧 部分(A1')の冷却が繰り返えされる。なおA1で押圧された後図2におけるA1'部分 以外の想像線で示す他の部分においてエアの吹付けによる固定電極(4)の冷却を 行なうようにしてもよいが、固定電極(4)が押圧された直後にエア吹付けによる 冷却を行なうことが、冷却効果が大となり、好ましい。なお、回転角度は90゜に 限定されず180゜または360゜でもよい。またノズルの個数も1個に限定されない 。上記したように本考案によれば、エアの吹付けが固定電極(4)の被押圧部分(A 1')に対して行なわれ、この部分が冷却されるので、長時間の作業が連続して行 なわれても固定電極(4)に積熱がおこらない。したがって固定電極(4)に変形が 発生しない。
【0020】
【考案の効果】
(a) エア供給装置を設けエアの吹付けを行なうようにしたので、固定電極がエ アによって冷却され、長時間作業を行なっても固定電極に積熱がおこらない。 (b) 固定電極に素材の押圧による変形が発生しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す鍛縮が終了した直後を
示す鍛縮装置の正面図である。
【図2】固定電極の底面図である。
【図3】従来の鍛縮装置の鍛縮を開始した際の正面図で
ある。
【図4】同じく鍛縮装置の鍛縮終了直前の正面図であ
る。
【符号の説明】
(1)素材 (2)摺動電極 (3)電極片 (4)受金(固定電極) (4a)下面 (5)押圧杆 (6)電源 (7)塊状部 (8)エア供給管 (9)ノズル (A1)(A1')部分

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 棒状素材を、固定電極に向かって押圧し
    て電気加熱することにより、素材の固定電極側の軸端に
    大径の塊状部を形成するようにした電気鍛縮装置におい
    て、 前記固定電極に、軸線と、該軸線まわりに素材の接触位
    置を形成するとともに、固定電極を前記軸線まわりに所
    要角度ずつ回転させる回転手段を設け、かつ固定電極の
    一側方に、エア供給管の先端に設けたノズルが固定電極
    の方を向くようにしたエア供給装置を設けたことを特徴
    とする電気鍛縮装置。
JP6885791U 1991-08-05 1991-08-05 電気鍛縮装置 Expired - Fee Related JP2513705Y2 (ja)

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JP2513705Y2 JP2513705Y2 (ja) 1996-10-09

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100766523B1 (ko) * 2006-01-11 2007-10-15 신한발브공업(주) 엔진밸브용 단축기 프레스 자동공급장치 및 방법
JP2011041957A (ja) * 2009-08-20 2011-03-03 Neturen Co Ltd ワークピースの軸肥大加工方法及び軸肥大加工装置

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JP2011041957A (ja) * 2009-08-20 2011-03-03 Neturen Co Ltd ワークピースの軸肥大加工方法及び軸肥大加工装置

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