JPH0513325A - パターン形成方法 - Google Patents

パターン形成方法

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JPH0513325A
JPH0513325A JP16455591A JP16455591A JPH0513325A JP H0513325 A JPH0513325 A JP H0513325A JP 16455591 A JP16455591 A JP 16455591A JP 16455591 A JP16455591 A JP 16455591A JP H0513325 A JPH0513325 A JP H0513325A
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JP
Japan
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pattern
upper layer
forming
etching
layer resist
Prior art date
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Pending
Application number
JP16455591A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Sato
功 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Drying Of Semiconductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 二層レジスト構造において上層レジストに形
成され下層レジストに転写されるパターンの正確な形成
方法。 【構成】 上層レジスト(3)を露光現像して上層パタ
ーンを得た後、このパターンの表面のみに耐酸素反応性
イオンエッチング性を与え、そしてそのパターンを用い
て下層レジスト(2)を酸素反応性イオンエッチング処
理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置の製造におけ
るホトレジストパターンの形成方法、特に多層ホトレジ
ストパターンの形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体素子の微細化にともない、特に縮
小投影露光法、あるいは電子ビーム描画法における下地
基板あるいは下地パターンからの反射ホトレジスト内で
の露光光の干渉の問題を排除してその高解像度を充分に
利用するために多層レジスト法が用いられており、その
内の二層ホトレジスト法が例えばJ.Vac.Sci,
Technology. B,vol.1,No.4,
1983年10月−12月、pp1247−1250の
文献“高反射基板のパターニング用二層ホトレジストプ
ロセス(A two−layer photoresi
stprocess for patterning
high−reflectivitysubstrat
e)”に示されている。
【0003】この文献にもとづき、図2によりこの二層
パターン形成法の概略を述べる。図2(a)において基
板1上に例えばポリメチルメタクリレート(PMMA)
のような材料からなる比較的厚いポジ型のレジスト層2
を回転塗布し、その上に例えばRD2000Nのような
材料からなる比較的薄いネガ型のレジスト層3を同じく
回転塗布により形成する。この上層レジスト3を通常の
ホトリソグラフィを用いて光露光し現像することにより
図2(b)に示すような上層パターン3aが形成する。
そしてその後に図2(c)に示すように、このパターン
3aをマスクとして下層レジスト2を、この場合には波
長220nm近傍の光で一括露光し反応性エッチングす
ることにより上層のパターン3aを下層レジストに転写
し、下層パターン2aを得る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この二層パターン形成
方法においては上層レジスト3と下層レジスト2が積層
するため、両者間に例えば図2(a)の斜線で示すよう
に混合すなわち中間層4が生じる。この中間層4は一般
に上層レジスト3の現像後にも残留し、上層パターン3
aをマスクとしての下層レジスト2の露光においてその
光を吸収する傾向がある。このため、下層レジストの露
光量に変化が生じ露光精度が低下する。更に下層レジス
ト2の露光において上層パターン3aのエッジ部で光の
回折が生じ下層レジスト2の、上層パターン3aのエッ
ジ部直下の部分が露光されることがある。中間層による
露光光の吸収を補償するためにその光量を増大すると、
回折による露光部分も増加し、結果として図2(c)に
示すように下層パターン2aの縁部が垂直にならなくな
るという問題が生じる。
【0005】本発明の目的はこの問題を解決することで
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】比較的薄い下層レジスト
を比較的厚い上層レジストからなる二層レジスト構造を
形成しその上層を光露光し現像して上層パターンを形成
する。次に本発明により上層パターンの表面部分のみに
特定の、例えば酸素反応性イオンエッチングに対する耐
性を与え、しかる後に下層を反応性イオンエッチングに
よるパターニングする。
【0007】
【作用】この反応性イオンエッチングによれば光露光に
おける中間混合層による光の吸収および上層パターンエ
ッチングによる回折の問題は本質的に除去され下層への
パターン転写を精度よく行うことが出来る。
【0008】
【実施例】以下図1により本発明の実施例を詳明に述べ
る。 (実施例1)下地基板1上に、ポリメチルメタクリレー
ト(PMMA)である下層レジスト2を回転塗布法によ
り0.5μmの厚さに形成した後、PMMAの熱架橋温
度である200〜250℃でベークを行い、次いで下層
レジスト2の上にナフトキノンジアジドを感光剤として
含有するノボラック系ポジ型ホトレジストである上層レ
ジスト3を同様に回転塗布法により1μmの厚さに形成
して図1(a)の二層レジスト構造を得る。
【0009】次に上層レジスト3を光露光し現像して図
1(b)に示す上層パターンを得る。次にこの上層パタ
ーンに下層レジストの酸素反応性イオンエッチング(O
2 RIE)に対する耐性を与える処理を行う。この実施
例は図1(b)に示す構造全体をヘキサメチルジシラン
(HMDS)の雰囲気中で加熱し、上層パターンの表面
にのみ選択的にシリコンを結合させてシリル化処理し、
図1(c)に示す酸素反応性イオンエッチングに対する
耐性膜5を得る。この加熱温度は、上層レジスト3とし
て用いた例えばナフトキノンジアジド感光剤の分解温度
である120〜150℃とするとよい。この範囲の温度
では感光剤の分解並びにHMDSの取込みと熱架橋を同
時に行わせることが出来る。
【0010】そしてこのシリル化された表面を有する上
層パターンを酸素反応性イオンエッチングにより下層レ
ジスト2に転写し、図1(d)に示す構造を得る。下層
レジスト2を形成するPMMAのエッチング速度は、ノ
ボラック系の上層ホトレジスト3のそれの約2倍であ
り、例えば酸素流量30SCCM、RF電力200W程
度の条件下での膜厚減少速度は1μm/分であって、同
条件下での約0.5μm/分上層ホトレジスト3のそれ
と比較すると大きいが、このシリル化膜5により上層ホ
トレジスト3のエッチング速度は更に低下し、下層レジ
スト2のエッチング速度と比較して充分小さなものとな
り、下層レジスト2へのパターン転写中、上層パターン
を良好に保持することが出来る。
【0011】(実施例2)上層レジスト3としてノボラ
ック系ポジ型ホトレジストの代りに酸素発生型のネガ型
レジスト(シップレー製SAL−601)を用い、パタ
ーン露光後にプリベーク露光後ベーク(PEB)を10
0℃の比較的低温で約1分間行うことを除き他は実施例
1と同様である。このような低温でのPEBにより上層
パターンには酸素発生剤が現像後にもかなり残留する。
現像後約140℃でポストベークする。このポストベー
クで再び酸素を発生させて上層パターンにおける架橋反
応を生じさせると共にその表面のシリル化を効率よく行
わせることが出来る。
【0012】(実施例3)基板1に実施例1と同様のP
MMA下層レジスト2を回転塗布法により0.5μmの
厚さに形成し、約200〜250℃でベークを行い架橋
させ、次いでその上に実施例1と同様の上層レジスト3
を回転塗布法により厚さ1μmとして形成し、図1
(a)の構造を得る。次に、上層レジスト3を所定のパ
ターンを用いて露光し、現像して図1(b)に示す上層
パターンを得る。
【0013】次に、図1(b)の構造をCHF3 ガスを
用いてプラズマ処理し、図1(c)に示すように上層パ
ターンの表面部分のみにテフロン状の重合膜5を選択的
に形成する。この処理はCHF3 ガスの流量を30SC
CM、出力100W、基板温度120〜150℃の条件
下で約1分間行うとよい。この重合膜は酸素反応性イオ
ンエッチングに対し耐性を有する。次に、この重合膜を
有する上層パターンを用いた酸素反応性イオンエッチン
グにより下層レジストに転写を行い図1(d)の構造を
得る。
【0014】(実施例4)実施例3における上層レジス
ト3として酸素発生型レジストを用い、酸素発生温度近
傍で上層レジスト3を加熱しつつCHF3 ガスでプラズ
マ処理する。他は実施例3と同様である。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、上層レジストを露光お
よび現像によりパターニングした後その表面に酸素反応
性イオンエッチングに対する耐性を与え、しかる後にそ
の上層パターンを用いて下層レジストの酸素反応性イオ
ンエッチングを行うことにより、下層レジストへの上層
パターンの転写を行うため、従来の二層ホトレジストパ
ターンの形成における中間混合層および光の回折の影響
を受けることなく、垂直な縁をもつ下層パターンを得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による二層パターンの形成方法を示す工
程図である。
【図2】光露光による従来の二層パターンの形成方法を
示す工程図である。
【符号の説明】
1 基板 2 下層レジスト 3 上層レジスト 4 中間(混合)層 5 耐反応性イオンエッチング膜

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)基板上に下層レジスト膜を形成す
    る工程と、 (b)前記下層レジスト膜上にホトレジスト膜を形成す
    る工程と、 (c)前記ホトレジスト膜を露光現像して上層パターン
    を形成する工程と、 (d)前記上層パターンの表面に耐エッチング性の膜を
    形成する工程と、 (e)前記耐エッチング性を有する上層パターンをマス
    クとして下層レジスト膜をエッチングする工程とを有す
    ることを特徴とするパターン形成方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のパターン形成方法におい
    て、前記上層パターンの表面を前記パターンの熱架橋温
    度近傍でシリル化することによって耐エッチング性の膜
    を形成し、前記エッチングとして酸素反応性エッチング
    を行うことを特徴とするパターン形成方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のパターン形成方法におい
    て、前記上層レジストとして酸素発生型を用い、前記上
    層パターンの表面を前記パターンの酸素発生温度近傍で
    シリル化することによって耐エッチング性の膜を形成
    し、前記エッチングとして酸素反応性エッチングを行う
    ことを特徴とするパターン形成方法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のパターン形成方法におい
    て、前記上層パターンの表面にプラズマ重合膜を形成す
    ることによって耐エッチング性の膜を形成することを特
    徴とするパターン形成方法。
JP16455591A 1991-07-04 1991-07-04 パターン形成方法 Pending JPH0513325A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100451831C (zh) * 2001-10-29 2009-01-14 旺宏电子股份有限公司 减小图案间隙或开口尺寸的方法
CN108346674A (zh) * 2018-01-30 2018-07-31 武汉新芯集成电路制造有限公司 半导体硅晶片的制备方法、硅晶片及图像传感器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100451831C (zh) * 2001-10-29 2009-01-14 旺宏电子股份有限公司 减小图案间隙或开口尺寸的方法
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