JPH05130334A - ポリゴンミラー駆動装置 - Google Patents

ポリゴンミラー駆動装置

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JPH05130334A
JPH05130334A JP3291668A JP29166891A JPH05130334A JP H05130334 A JPH05130334 A JP H05130334A JP 3291668 A JP3291668 A JP 3291668A JP 29166891 A JP29166891 A JP 29166891A JP H05130334 A JPH05130334 A JP H05130334A
Authority
JP
Japan
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motor
polygon mirror
power amplifier
counter
latch circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP3291668A
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English (en)
Inventor
Yoshikiyo Futagawa
良清 二川
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 制御ループに完全ディジタル位相比較器40
を形成して、外付部品を省略した駆動部39を構成して
良好な制御特性を得て低ノイズの軽薄型のポリゴンミラ
ー駆動装置の提供。 【構成】 基準クロックを計数するカウンタ41と、カ
ウンタ41のデータをFG信号でラッチするラッチ回路
42と、ラッチ回路42をディジタル・アナログ変換す
るD/A変換器43よりなるディジタル位相比較器40
を有し、この出力を増幅する電力増幅器21と相切換電
力増幅器44よりなるポリゴンミラー駆動装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はレーザービームプリンタ
等に使用する光スキャン用のポリゴンミラーを搭載した
モータ部と駆動部とを1体となしたポリゴンミラー駆動
装置に係り、特に駆動部の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術に係わる例を図5と図6で説明
する。図4はモータ部と駆動部1体型のポリゴンミラー
駆動装置の概略を表わす図である。
【0003】まず図4において、1はベース基材、2は
プリント基板でモータの駆コイル、モータ回転に比例し
た周波数を発生する周波数発生器(以下、FGと略称す
る)のコイル、タ駆動IC9、外部との接続用のコネク
タ8、その他の電子部品10を搭載するものである。プ
リント基板2はベース基材1にスペーサ3aと3bを介
してネジ4aと4bで固着される。軸受部5はベース基
材1と1体となっておりロータ軸6を軸支している。ロ
ータ7はプリント基板2の対向面にモータ磁石とFG用
磁石を配してある。ロータ7は2〜16面のポリゴンミ
ラー11を搭載してある。これが、1体型のポリゴンミ
ラー駆動装置でモータの回転数は3600〜15000
rpmで選択される。
【0004】図5で点線枠13は駆動部を表わし、IC
化可能部である。14は発振器で水晶等の振動子15と
で安定したクロックを発生する。17は分周器でロード
端子16でモータ速度によって基準クロックを変更す
る。位相比較器18はオペアンプ22で整形したFG信
号と基準クロックとの位相を比較するもので、位相の遅
速量をパルス幅の2端子で放出する。チャージポンプ1
9は遅速量が発生している間はロウインピーダンスで極
性を違えて出力を放出する。これを示すのが、図6
(a)である。T0は基準クロックの周期を表す。図6
(a)で下向が遅れ、上向が進みとする。遅速量が発生
してない期間はハイインピーダンスである。チャージポ
ンプ19のしゅつりょくを反転アンプ20と積分定数を
定める抵抗R1とR2とコンデンサCとで積分回路を構
成して積分する。この積分電圧を電力増幅器21で電力
増幅する。29、30、31はモータを3相駆動する為
のホール素子等のモータのロータ7の位置を検出する位
置検出器を表す。符号H1、H2、H3は位置検出器2
9、30、31の位置信号又は端子を表す。
【0005】オペアンプ23、24、25は位置信号H
1、H2、H3を波形整形する。波形整形された位置信
号は相切換電力増幅器26に導入される。相切換電力増
幅器26は3相のモータコイル27に励起電力を送り込
む。相切換電力増幅器26は電力増幅器21より所定の
電力供給を受ける。
【0006】駆動部13の電力供給は5V電源を端子3
2より、回転速度によって異なるが12〜30Vの高圧
電源を端子33より供給し、チャージポンプ19、反転
アンプ20、電力増幅器21、相切換電力増幅器26に
与える。
【0007】上記の従来記述によるモータ駆動の立上が
り特性を図6(b)に示す。初め、位相比較器18の位
相は遅れ信号が大きく多いので、反転アンプ20で構成
する積分回路の出力はほぼ高圧電源電圧に一旦なり、目
標制御電圧より大きくオーバーシュートする。この結
果、速度も目標速度を大きくオーバーシュートし、立上
がり特性が悪く、安定回転まで数10秒になる場合があ
る。
【0008】以上が従来技術によるモータ部と駆動部1
体のポリゴンミラー駆動装置であった。
【0009】尚、ポリゴンミラー駆動装置の寸法・重量
は概略50×70×25mmで100g程度である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の従来技
術では始動時のオーバーシュートによる振動ノイズの発
生、アナログ積分回路を用いるのでIC化した場合に外
付部品が必要でアセンブリ時に面倒になる問題点と、チ
ャージポンプと反転アンプをロウ出力インピーダンスと
ゲインを大にする必要から以外とウェハー上で面積を要
する問題点を有する。
【0011】そこで、本発明はこれ等の問題点を解決す
るもので、その目的は位相比較器を完全ディジタル化し
て、外付部品を不要にしてかつ低ノイズの軽薄型のポリ
ゴンミラー駆動装置の提供にある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明はモータのロータ
にポリゴンミラーを配したモータ部と該モータ部を駆動
する駆動部とを1体となしポリゴンミラー駆動装置に於
て、基準クロックを計数するカウンタと該カウンタのデ
ータを前記モータの速度に比例して信号を放出する周波
数発生器のFG信号到来毎にラッチするラッチ回路と該
ラッチ回路のデータをディジタル・アナログ変換するD
/Aとからなるディジタル位相比較器と、前記D/A変
換器の出力を電力増幅する電力増幅器と、該電力増幅器
より電力供給され前記モータのロータ位置を検出する位
置検出器の複数の信号より相切換信号を発生して前記モ
ータの駆動コイルを励起する相切換電力増幅器とから構
成されることを特徴とする。
【0013】更に、前記ディジタル位相比較器は、前記
カウンタのデータと前記ラッチ回路の前のデータを加算
する加算器を含むことを特徴とする。
【0014】
【実施例】図1は本発明の実施例の具体的な構成を示す
図である。前述の図と同じ番号、符号は同じ機能をも
つ。
【0015】点線枠39は駆動部のIC化可能な部分を
示す。40は完全ディジタル比較器を示すもので、分周
器17よりの基準クロックを計数するカウンタ41、カ
ウンタ41のデータをFG信号到来毎に取込むラッチ回
路42、及びラッチ回路42のデータをディジタル・ア
ナログ変換するD/A変換器で構成する。D/A変換器
43と電力増幅器21は直接的に高圧電源33より電力
供給される。
【0016】電力増幅器21の電力又は電圧はモータの
制御量に関係するもので、相切換電力増幅器44の供給
電力になる。
【0017】相切換電力増幅器43は図5の位置検出器
29、30、31の位置信号H1、H2、H3を整形す
るオペアンプ23、24、25も含めたものとする。相
切換電力増幅器44の3相出力はモータコイル27に制
御電力を与える。
【0018】上記が本発明の実施例の制御ループを形成
する。ディジタル位相比較器を形成するカウンタ41、
ラッチ回路42、D/A変換器の構成容量は4〜12ビ
ットである。
【0019】回転速度の確度(精度)又は安定度はこの
容量だけでなく、発振器精度、FG信号の検出精度、ロ
ータの偏心の多少、軸精度、駆動コイルの発生トルクハ
ラツキ等の多くの要因に左右される。
【0020】ディジタル位相比較器40の動作例を図2
で説明する。
【0021】図2(a)がラッチ回路42が取込だカウ
ンタ41のデータを時間幅で示すものである。これがモ
ータの制御量で、基準クロックとFG信号との位相差で
もある。
【0022】図2(b)はラッチ回路42のデータをD
/A変換器43でアナログに変換した電圧Bと速度Aを
示す図である。尚、起動の途中から示してある。
【0023】図中、T0はカウンタ41のフルカウント
の周期を表し、モータ目標回転速度に対応する周期でも
ある。
【0024】図5の様にアナログ積分回路を使用しない
ので制御電圧の大きなオーバーシュートが発生しないの
で、回転速度の大きなオーバーシュートが発生しない。
従って、起動時のノイズ発生も小さい。又、定常時に衝
撃等の外乱にも強くなる特徴がある。
【0025】次に本発明の他の実施例を図3で説明す
る。図3は、ディジタル位相比較器の他の構成例を示
す。
【0026】図1のディジタル位相比較器40に加算器
45を追加して再帰型に変更する。加算器45の演算は
ラッチ回路42のデータとカウンタ41のデータを連続
的に実行する。
【0027】FG信号が到来すると、加算器45の演算
結果をラッチ回路42にラッチする。この様にすると過
去のデータも残存するので積分要素、速度比列要素、急
激な制御量を緩和させる微分要素も含めた所謂PID制
御となり、より制御特性の改善が得れる。
【0028】この様なディジタル位相比較器を設けて
も、前述の従来技術のチャージポンプ19、反転増幅器
20のウェハー上の占有面積が大きいので、IC化した
場合これ等の占有面積にディジタル化位相比較器を大部
分置換出来るので、又電力増幅器21と26又は44を
含めた全体との割合は微々たるもので、コスト上昇を招
くものではない。振動子15はやむをえないが、抵抗R
1とR2、コンデンサCを省略出来てアセンブリが容易
となる。
【0029】尚、制御電圧を得るD/A変換器43の容
量を最上位桁を1ビット追加して、可変範囲を全電圧の
1/2〜1の範囲に限定した方が更に良い制御特性が得
られる。
【0030】
【発明の効果】以上述べた本発明の構成によれば、制御
ループに完全ディジタル位相比較器を形成することによ
り、良好な制御特性が得られ低ノイズとなりしかもIC
化した場合には外付部品が省略出来る効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の具体的な構成を示す図。
【図2】図1の動作例を示す図。
【図3】本発明のディジタル位相比較器の他の構成例を
示す図。
【図4】本発明に係るポリゴンミラー駆動装置の断面
図。
【図5】従来例を示す図。
【図6】図5の動作例を示す図。
【符号の説明】
1 ベース基材 7 ロータ 11 ポリゴンミラー 14 発振器 17 分周器 18、40 位相比較器 21 電力増幅器 26、44 相切換電力増幅器 27 モータコイル 29、30、31 位置検出器 41 カウンタ 42 ラッチ回路 43 ディジタル・アナログ(D/A)変
換器 45 加算器 28 周波数発生器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータのロータにポリゴンシラーを配し
    たモータ部と、該モータ部を駆動する駆動部とを1体と
    なしたポリゴンミラー駆動装置に於て、前記駆動部は基
    準クロックを計数するカウンタと該カウンタのデータを
    前記モータの速度に比例して信号を放出する周波数発生
    器のFG信号到来毎にラッチするラッチ回路と該ラッチ
    回路のデータをディジタル・アナログ変換するD/A変
    換器とからなるディジタル位相比較器と、前記D/A変
    換器の出力を電力増幅する電力増幅器と、該電力増幅器
    より電力供給され前記モータのロータ位置を検出する位
    置検出器の複数の信号より相切換信号を発生して前記モ
    ータの駆動コイルを励起する相切換電力増幅器とから構
    成されることを特徴とするポリゴンミラー駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記ディジタル位相比較器は、前記カウ
    ンタのデータと前記ラッチ回路の前のデータを加算する
    加算器を含むことを特徴とする請求項1記載のポリゴン
    ミラー駆動装置。
JP3291668A 1991-11-07 1991-11-07 ポリゴンミラー駆動装置 Pending JPH05130334A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002196273A (ja) * 2000-10-26 2002-07-12 Datalogig Spa 光学コードを読取るレーザモジュール
US7131590B2 (en) 2000-10-26 2006-11-07 Datalogic S.P.A. Laser module for reading optical codes

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