JPH05128681A - 磁気テープ駆動装置 - Google Patents

磁気テープ駆動装置

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JPH05128681A
JPH05128681A JP3204763A JP20476391A JPH05128681A JP H05128681 A JPH05128681 A JP H05128681A JP 3204763 A JP3204763 A JP 3204763A JP 20476391 A JP20476391 A JP 20476391A JP H05128681 A JPH05128681 A JP H05128681A
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JP
Japan
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cassette
deck
cassettes
gripping
plane
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JP3204763A
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English (en)
Inventor
Michel A Pierrat
マイケル・エイ・ピエラ
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Individual
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/675Guiding containers, e.g. loading, ejecting cassettes
    • G11B15/68Automatic cassette changing arrangements; automatic tape changing arrangements
    • G11B15/6885Automatic cassette changing arrangements; automatic tape changing arrangements the cassettes being conveyed within a cassette storage location, e.g. within a storage bin or conveying by belt

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  • Automatic Tape Cassette Changers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 テープカセットの貯蔵回収システムを改良す
る。 【構成】 数個のデータ貯蔵カセットが、磁気テープの
記録再生用テープ駆動装置の一部を構成する挿脱自在の
マガジンに収容されている。該マガジンは上下に平行し
て変位する二つのカセット用デッキを有し、カセットは
積極的な駆動力のもとに移動される。マガジンのピック
アップ位置からカセットはロボット腕で自動的に引き出
されて、テープのプラットホームに装着させられる。カ
セットの使用が終了し、テープ駆動装置によって抛出さ
れるとセンサーがロボット腕を作動してカセットをピッ
クアップ位置に戻す。各デッキには夫々1個のカセット
不在空間が設けてある。もし連続作動中に下段デッキの
カセットが一方向にカセット1個分の中だけ動かされる
と、上段デッキのカセットは同じ巾だけ反対方向に動か
される。カセットの移動はマガジンの両側面に沿った往
復ドライバで行なわれる。カセットは該往復ドライバに
よって一方向にのみ動かされ反対方向の動きはロックさ
れて阻止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はビデオ、アナログおよび
デジタル音響およびコンピュータのバックアップデー夕
等に普通使用される種類の磁気テープ用カセットの貯蔵
回収システムおよびその方法に関するものである。さら
に詳しく言えば、磁気テープカートリッジまたはカセッ
トへのデータ記録およびこれらからのデータ読取りのた
めのテープ移送用プラットホームに関するものである。
本発明をコンピュータバックアップシステムに適用させ
て以下説明する。
【0002】
【従来の技術】磁気テープ用カセットはアナログおよび
デジタル信号の記録再生用として広く使用されている。
1つの独特な応用としてコンピュータ用データのバック
アップ用貯蔵システムとなり得るのである。かかるテー
プカセットは小さな容積でしかも大容量のデータ貯蔵能
力が要求される。多くの場合カセットはテープ駆動装置
に手動で挿脱される。テープカセットを自動的に貯蔵回
収する種々の装置が従来から提案されている。
【0003】ハッケ(Haake )所有の米国特許第3,603,
597 号には貯蔵容器に多数のカセットを収容し、該カセ
ットを順次作動ステーションに嵌脱させるシステムが記
載されている。貯蔵容器には多数のカセットが垂直に堆
積されている。カセットは底位置から取出されて容器の
最上位置に戻される。カセットは容器内では自重により
垂直方向に移動し、従って容器の水平操作は不都合であ
る。カセットの把持手段はカセットの開放端を受入れる
U字形部材から成り、従ってカセットの一方の縦線の方
から装入することはできない。
【0004】グロス(Gross )所有の米国特許第3,658,
193 号にはカセットをテーププレーヤ上部に配設したホ
ッパ内に堆積するカセット貯蔵システムが記載されてい
る。カセットは順次テーププレーヤに着座した後プレー
ヤから放出ホッパに吐出される。カセットは元の貯蔵ホ
ッパに戻ることはない。
【0005】タベナーズ(Thavenaz)所有の米国特許第
3,797,923 号は、映像カセットが貯蔵状態に戻ったとき
射出位置に移動した後、自動的に捲戻されるカセット操
作機構を開示している。
【0006】ウィルソン(Wilson)所有の米国特許第3,
848,264 号は、カセットが縁を水平に整列させて位置せ
しめるカセット貯蔵室を開示している。テープ再生用の
変換器はカセット列に沿って水平移動するよう装着され
ている。カセットは貯蔵位置から再生位置へは個々に移
動することはない。
【0007】カウシャラサキ(Kawsharasaki)所有の米
国特許第3,883,895 号は、第1室にプレーヤに装着すべ
きカセットを収容し、第2室には再生後のカセットを受
入れて第2室からのカセツトを第1室に堆積されたカセ
ットの最下段のカセットとして戻しておくカセット貯蔵
装置を開示している。貯蔵室から取出される個々のカセ
ットの把持および操作手段は何ら開示されていない。
【0008】ホイットニー(Whitney )外が所有する米
国特許第4,071,857 号は第1貯蔵マガジンからのカセッ
トがプレーヤに装入され、プレーヤから他の出力マガジ
ンに送られるカセット操作システムを開示している。カ
セットはエンドレスコンベヤで搬送される。貯蔵室から
取出される個々のカセット操作については何ら示されて
いない。
【0009】バランスキ(Baranski)所有の米国特許第
4,860,133 号にはカセットを貯蔵装置の一方側に手動で
装入し、再生時には他方側から自動的に取出す大型のカ
セットライプラリが記載されている。貯蔵装置から取出
される個々のカセット操作機構については何も記載され
ていない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来のカセット貯蔵シ
ステムの多くはテープ駆動機構に大きく関連づけられて
おり、カセットマガジンをコンピュータキャビネット内
に収納したり、または別個の小型のカセット貯蔵手段と
テープ駆動装置とするのが望ましいコンピュータ用デー
タのバックアップに一般に適用されるものではない。
【0011】
【課題を解決するための手段】多数のデータ貯蔵カセッ
トは挿脱自在のマガジンに収容される。マガジンは磁気
テープの記録再生用テープ駆動装置の一部を構成する。
典型的なシステムではテープ駆動装置はデジタルコンピ
ュータバックアップデータをテープが満杯になるまでカ
セットに記録する。テープはその後自動的にテープ駆動
装置から取出され、貯蔵マガジンに戻されて新規のテー
プがテープ駆動装置に装着される。テープが貯蔵能力一
杯に達するか、またはある一定時間の経過後、マガジン
は取出され、末記録テープカセットを含む新規なマガジ
ンと取替えられる。
【0012】挿脱自在のマガジンは磁気テープカセット
用の2つの平行デッキを有し、該カセットは2つの上下
の変位したデッキで形成される連続する直角四辺形の通
路に沿って積極的な駆動力のもとに移動する。マガジン
のピックアップ位置からカセットはロボット腕で自動的
に引き出されて、通常のテープ駆動装置の機構で読取り
または記録するためにテープのプラットホームに嵌着さ
れる。カセットの使用が終了するとテープ駆動装置によ
って搬出される。センサーがロボット腕を作動してカセ
ットをピックアップ位置に戻す。
【0013】各デッキには夫々1個のカセット不在空間
が設けてある。もし連続作動中に下段デッキのカセット
が一方向にカセット1個分の巾だけ動かされると、上段
デッキのカセットは同じ巾だけ反対方向に動かされる。
この動きは上段デッキのピックアップ位置から最も遠く
離れた所に空所位置を設けることで可能である。ピック
アップ位置にあるカセットは移動されてテープ駆動装置
に装着されるか、上段デッキのカセットがマガジンの後
方に向ってカセット1個分の巾だけ移動し、下段デッキ
のカセットが前方に移動するというサイクルを続けるも
のである。このときカセットの1つが自動的に下段デッ
キから上昇してピックアップ位置を埋めると同時にマガ
ジン後方の上段デッキにあるカセットは強制的に下段デ
ッキに降下させられる。このようにしてマガジン内のど
のテープカセットでもテープ駆動装置に選択して装着さ
れるのである。通常のバックアップ機能のためにはテー
プは、すべてのテープが満杯になるまで順次テープ駆動
装置に装入され、すべてのテープが満杯になったときマ
ガジンは未記録テープを装着した他のマガジンと置換さ
れる。
【0014】カセットの移動はマガジン側面に沿った往
復ドライバで行なわれる。カセットは該往復ドライバに
よって一方向にのみ動かされ、反対方向の動きはロック
されて阻止される。
【0015】マガジンとテープ駆動装置間の移送の間、
カセットはカセットの一面の離れた2点に係止する把持
手段と、可動でばね付勢された、カセットの反対面のカ
セット後縁に近い点に係止するクランプ部材とで保持さ
れる。独特の構成が感知スイッチ手段の必要性を減じ、
かつ高能率で作動するのでコンピュータ供給電力に強い
られる負荷を最小にできるのである。
【0016】貯蔵システムは標準的なテーププレーヤと
一体構造とすることができ、テープ駆動装置を修正する
必要はない。存在するカセットの数だけ空所を必要とす
る通常の堆積法と比較して、本発明の水平マガジンはカ
セットの数とは無関係にただ2つの空所を必要とするに
過ぎない。
【0017】カセットを保持するマガジンは貯蔵ユニッ
トに対して挿脱自在だからカセットライブラリの大きさ
は無限なのである。挿脱自在のマガジンは電動モータ駆
動を有せず、取外すことによってカセット駆動機構から
自動的に解除されるので多数のマガジンの経済的使用を
可能ならしめる。カセットをピックアップ位置から移動
するロボット腕は、不使用時には完全に邪魔にならぬ所
にあるのでマガジンの取外し、取替えには好都合であ
る。
【0018】
【実施例】図面は一般的な構成方法の図解を意図したも
ので寸法に合わせたものではない。説明やクレームで用
いる垂直、水平といった言語は に記述上の目的で用い
たものである。しかし、ここに述べる発明の実施態様は
いかなる方位での作動にも耐え得るもので、使用された
用語は相対的な位置を表現する目的でのみ用いたのであ
って、特定の状況のもとでは別の用語と交換できるもの
である。例えば、カセットデッキは水平に伸展すると説
明されている。しかしユニットとしてはデッキを垂直面
にして使用することもでき、このとは垂直、水平という
言語は交換されるのである。
【0019】図1に示すように、一般に破線で図示した
通常のテープ駆動装置(2) と、これに沿って一般に(6)
で示されかつテープカセット(8) を貯蔵する挿脱自在の
マガジンがハウジング(4) 内に並設されている。カセッ
トマガジン(6) はハウジング(4) 内にレバー(12)でその
位置にロックされている。
【0020】テープ駆動装置(2) はいかなる点でも従来
のものと変わらず、マガジン(6) と関連するカセット挿
脱機能はどの場合でもテープ駆動装置の特有の寸法と特
性に適応して修正されうるものである。ここに図示する
実施態様では、マガジン(6)はテープ駆動装置(2) の下
方に位置し、カセット挿脱のためのテープ駆動装置の入
口はハウジング(4) の前方端に面している(図1では左
方に向っている)。マガジン(6) へ移送するためテープ
駆動装置(29)からカセットが取出された“入口位置”は
(15)で図示されている。テープ駆動装置とマガジンの挿
脱機能の作動はここでは説明を省いたが周知設計による
通常の電子回路で制御される。例えば、コンピュータ用
バックアップデータ貯蔵用の典型的システムではマガジ
ン(6) は4個のカセットテープ(8) を保持しているが、
6個またはそれ以上のカセットを保持するマガジンもこ
こで述べたものと同様、ただマガジンを伸長するだけで
構成することができる。当初は未記録のカセットがマガ
ジンからテープ駆動装置に挿入され、そこでバックアッ
プデータをテープが満杯になるまで記録される。その後
テープカセットはテープ駆動装置から搬出され、テープ
駆動装置(2) の入口でテープカセットの存在が検知され
ると、カセットは自動的にマガジン(6) に戻される。カ
セットはマガジン内でその位置をシフトされ、新規の未
記録のテープカセットがテープ駆動装置(2) に装着され
る。このプロセスはすべての4個のテープカセットが一
杯に記録されるまで続く。最後の一杯に記録されたカセ
ットがマガジン(6) に戻って来れば、信号が発信されマ
カジン取換えを操作員に促す。すべての作動経過は周知
の電子回路の制御のもとで自動的に進行する。
【0021】図1に示すように、(8A),(8B),(8C)および
(8D)で表示した4個のテープカセットがマガジン(6) 内
に位置している。これらのカセットは互いに上下になっ
た2つのデッキに平坦に横たわっている。カセット(8A)
と(8B)は上段デッキに、カセット(8C)と(8D)は下段デッ
キにある。カセット(8A)は上段デッキの“ピックアッ
プ”位置にある。カセットがマガジンから取出され、ま
たは戻されるのはこの位置からである。
【0022】(14)で表示した、カセット(8A)の直下の場
所は空所になっている。ピックアップ位置にないカセッ
トをマガジンから取出したいときは、カセット(8A)と(8
B)を共に水平にマガジン(6) の(16R) と表示した後端に
向ってカセット1個分のスペースだけ移動させることに
なる。同時にカセット(8C)と(8D)は水平のマガジンの(1
6F) と表示した前端に向ってカセット1個の巾だけ移動
して、カセット(8C)はカセット(8A)が立ち退いたピック
アップ位置の直下の位置を占めることになる。ここはマ
ガジンをテープ駆動装置から離脱させたとき、マガジン
内部でカセットの“ホーム”位置となる。作動サイクル
の当初、カセット(8C)は下段デッキから上段へと垂直に
移送されてピックアップ位置を占めるのである。同時に
カセット(8B)は上段デッキから下段へと垂直に移送され
てカセット(8D)が立ち退いた後の空所スペースに来るこ
とになる。
【0023】この連続する垂直、水平運動は、各カセッ
トが一方通行の直角四辺形の通路を辿るわけで、希望の
カセットがピックアップ位置にくるまで続くのである。
カセットは一般に(18)で表示されるカセット把持手段で
テープ駆動装置(2) に移送され、またはテープ駆動装置
(2) から移送される。該把持手段は図1では実線で示さ
れ、テープ駆動装置(2) の入口(15)における挿入離脱位
置にある。カセット把持手段の他の予想位置は点線で示
されている。把持手段(18)の構成と作動については、よ
り詳細に後述する。下段デッキにおけるカセットはマガ
ジンの床面(20)上にあって、これらカセットは支承部材
(21)、(21A) の下に位置する(図9)。これら支承部材
は上段デッキの中央部カセットの支承に供されるが、マ
ガジンの端部で一方のデッキから他方にカセツトを移送
するために、その位置の前後縁の所で終っている。カセ
ットを上段デッキ上で水平に移動させるために、1対の
ラム(32UL)、(32UR)(図14)がマガジンの壁と床面お
よび天板に刻設した溝内に位置して、縦方向に往復でき
るようになっている。ラム(32UR)は端部に突起タブ(33U
R)を有し、これがピックアップ位置にあるカセットの後
端に係合しており、ラムが端部(16R) (図14では右方
向)に向って動くとタブ(33UR)(反対側のラム(32UL)に
も設けた同様のタブと共に)はピックアップ位置にある
上段カセットを右方向に押動する。ラム(32UL)はラム(3
2UR)と鏡面対称となっている。ラム(32UR)を駆動するに
はラムの底部にあるラック(34UR)がピニオン(36R) の頂
部と噛合っている(図12,図13および図15参
照)。ピニオン(36R) は軸(37)でマガジンの反対側にあ
るピニオン(36l) と、またマガジンの外側の駆動歯車(3
8)と結合している。歯車(38)はマガジン側壁の凹所に隠
れている(図2も参照のこと)ので歯車は手で触った
り、不意に回転させることはできない。マガジン側壁の
溝(39)は歯車(38)からマガジン後端まで伸びており、駆
動ピニオン(後述する)が歯車(38)と噛合うことができ
る。この配置はマガジンの引き出し、取替えを可能にし
ている。
【0024】歯車(38)は図2と図14に示すように時計
廻りに駆動されて上段デッキのカセットをマガジンの後
方に移動させる。この動きの間ラム(32UL)の側面に設け
たばね付勢の爪(40UL)(図14)とラム(32UR)の内面に
設けた同様の爪(40UR)(図14では見えない)が隣接カ
セットの後縁に係合する。移動が完了すると(歯車の)
駆動が逆となり、ラム(32UR)、(32UL)はマガジンの前端
に向けて戻る。ばね取着の爪(40UL)、(40UR)は戻り行程
の間カセット面を自由に接触通過する。2つの追加の爪
(40CA)、(40CB)(図3)がマガジン(2) のカバーに下向
きにばね付勢されて耳状に形成されており、上段デッキ
のカセットのマガジン後方への移動は許すが、カセット
の前方への移動を阻止している。ダブ(33UR)、(33UL)は
またばね付勢されて戻り行程の間、下段前方のカセット
をピックアップ位置に垂直移送することを許している。
戻り行程の間、上段デッキの1個のカセットはマガジン
(6) の後端(16R) に向って移動し、下段デッキの1個の
カセットは前端(16F) に向って移動する。上段デッキの
最も遠い後方にあるカセットは下段デッキの空スペース
に押し下げられ、下段デッキにある前方のカセットは上
段デッキのピックアップ位置に強制的に押し上げられ
る。
【0025】上段のカセットを下段デッキに強制して押
し下げるために腕(48UR)(第12乃至図14)がマガジ
ン筐体の内壁にピン(49UR)でピボット軸支されている。
腕(48UR)の他端にはカセット押下げ板(50UR)が滑り片(5
1UR)に固着されており、後者は垂直運動ができるように
マガジン筐体の溝に嵌合している。ピン(52UR)が腕(48U
R)の溝(53UR)に係合して滑り片(51UR)を腕(48UR)に結合
している。押下げ板(50UR)は天板の内面に嵌入してお
り、かつ後端(16R) に最も近い上段デッキ上のカセット
の上面に載置される。
【0026】板(50UR)を垂直作動させるために腕(48UR)
上のピン(54UR)をラム(32UR)側面の傾斜溝(56UR)に滑り
係合させる。ラム(32UR)がマガジンの後端(16R) 方向へ
移動する間、ピン(54UR)は固定ピン(49UR)と水平をなす
溝(56UR)の直線部分を滑る。かくして腕(48UR)はラムの
前記運動中は水平姿勢を保ち、カセット押下げ板(50UR)
は天板内面に嵌入したままで、前進行程の間もカセット
はその下を滑ることができる。カセットの側面移動が完
了してラム(32UR)がマガジン前端へ復帰すると、ピン(5
4UR)は溝(56UR)の傾斜部分に係合してピン(54UR)を下方
に強制的に動かし、腕(48UR)を固定ピン(49UR)の廻りに
回動する。板(50UR)はカセットの一端を下段デッキまで
押下げる。
【0027】同様の配置がマガジンの反対側にも準備さ
れていて、腕(48UL)が板(50UL)を作動させる。腕(48UL)
は同様の傾斜溝(56UL)とピン(54UL)の配置(図14には
示されない)で作動するので、両方の腕(48UR)、(48UL)
が同時に下方に動いてカセットを強制的に下段デッキま
で押下げる。下段デッキにおいてはカセットは後方(16
R) からマガジンの前面に向って移送される。基本動作
は上段デッキについて前記したものと同様である。図1
2と図13は図2に示したマガジン(6) の左側における
機構の略図である。
【0028】図13においてラム(32LL)および対向する
ラム(32LR)(この図には示されない)は最も前方の位置
にあって、下段デッキのカセットをマガジンの前方に移
動させている。ラム(32LL)は上段デッキと同様なラック
とピニオン配置によって駆動されるが、ただラックは上
端縁に配設されてピニオン(36R) 、(36l) の下面に噛合
っているのが異なる(図14も参照のこと)。駆動軸(3
7)が反時計廻りに駆動されると、ラム(32LL)はマガジン
の後方に向って動かされ、一方カセットはマガジンの床
面に形成されて下段デッキのカセットの通路内に上方に
突出している弾性爪(57FA)、(57FB)によって移動が阻止
されている(図8参照。図29には示されていない)。
これらの爪は上面が傾斜しているので、爪が撓むとカセ
ットがその上を滑ってマガジンの前方に向って移動でき
るが、カセットの反対方向の移動は阻止される。
【0029】ラム(32LL)がマガジンの後方に向って動く
につれて腕(48LL)から伸びているピン(54LL)は、ラム(3
2LL)の傾斜溝(56LL)の直線部分を通過する。溝(56LL)の
直線部分は固定ピボットピン(49LL)に対して水平に心合
せしてあるから、腕(48LL)は溝(56LL)の傾斜部分がピン
(54LL)に到達するまでは水平のままを保ち、到達すると
ピン(54LL)は強制的に上昇して腕(48LL)は固定ピン(49L
L)の廻りにピボット回動して、図12に示す位置にな
る。前記したように、腕(48UR)に関連して(図29も参
照のこと)腕(48LL)は押上げ板(50LL)を動かし、つまり
マガジンの反対側の同様の押上げ機構と相まってカセッ
トを上段デッキのピックアップ位置にまで強制的に押上
げるのである。押上げ板(50LL)と反対側の板(50LR)はマ
ガジンの床面の凹所(76)に急速に復帰して嵌入し、新規
に到着するカセットが邪魔されずにその上を滑れるよう
にするのである。マガジンの両側に配設した案内溝(74)
はカセットの移送の間、押上げ板(50LL)、(50LR)とが垂
直に上下する滑り作動を維持している(図15も参照の
こと)。
【0030】カセットがピックアップ位置に移送され、
押上げ板(50LL)、(50LR)がマガジンの底面まで下降した
後は、カセットをピックアップ位置に支持する必要があ
る。この目的のために、2本の伸長した円筒形の爪(58)
がマガジンの対向する壁に配設されている。図2に示し
た爪(58)とマガジン(6) の対向術にある対向爪(示して
いない)とは内方に向けてばね付勢されており、爪を保
持溝の内方に向けて、押上げ板(50LL)、(50LR)とで強制
的に押込みながら、カセットは容易に爪を越えて上方に
押上げられる。爪はカセットが下段デッキに落下して戻
ることのないよう充分な支持面を有している。
【0031】マガジン(6) の後部には2個の同様の爪
(示してない)があって、同様にばねで付勢されてお
り、上段デッキのカセットがマガジンの後部で、その自
重で下段デッキに落下するのを阻止している。カセット
はいつでもマガジン内に確保されているから、マガジン
はどんな姿勢でも操作することが出来、かつカセットを
一杯に詰め込む必要はない。移送機能はマガジン内にた
だ1個のカセットがあるときも遂行することが出来る。
ロボット運動を作動させるために個別に3台のモータを
有する。マガジン(6)内でカセット(8) を水平および垂
直に移送するにはモータ(79)が用いられる(図27)。
把持手段(18)はモータ(80)で開放閉止される(図26お
よび図27)。また把持手段(18)はマガジン(6) のピッ
クアップ位置とテープ駆動装置(2) への入口間をモータ
(81)で移送される(図27)。
【0032】図16から図25まではカセットをマガジ
ン(6) のピックアップ位置とテープ駆動装置(2) の入口
位置間で移送するロボット機構の詳細を示している。説
明を簡単にする目的でマガジンを図面から除外し、カセ
ット(8) は破線で代表させている。カセット把持手段(1
8)はカセットの上面の離れた2点を係止する2つの剛性
上部耳部(82A) 、(82B) (図16,図27,図34参
照)と、カセットの後縁に近い下面に係止する回動可能
の硬線製スプリング指部(86)とから成っている。ばね部
材(90)でその開位置に向けて付勢された指部(86)(図2
7)は、支持片持梁(94)と一体の支承部(92)で支持され
た作動軸(88)に固着されている(図34)。
【0033】指部(86)はカセットの下面を上方に押圧し
てこれを耳部(82A) 、(82B) に対して上方に押付けてい
る。これら耳部はカセットの表面に対して密接に適合
し、かつ指部(86)はカセットの極く後縁に接近している
ので、カセットはテープデッキ開口部の充分奥まで挿入
され各種設計のテープデッキに対応することが可能であ
る。貴重な情報を含むカセットは機構の誤作動に際して
もダメージを受けないようにすることが大切である。カ
セットを把持しているときに果物が衝突すると、ばね付
勢の指部(86)がカセットをダメージを与えることなく把
持手段から離脱させる。
【0034】把持手段の指部(86)が、テープ駆動装置
(2) とマガジン(6) 間の移送サイクルの間、開放か閉止
のいづれかの姿勢を維持することが大切である。このこ
とは図21,図22,図27および図29ないし図33
に図示したカム/親ねじ装置を使用することで、最小の
必要動力によって達成された。腕(94)は滑り部材(98)に
支持され(図27)、これは一般に(104) で表示された
支柱に刻設した垂直溝(102) に滑り可能に装着されてお
り、該支柱はそれ自体がハウジング(4) (図1)の基盤
に固着された軌道(106) に沿った水平移動のために軌道
に嵌挿されている(図30)。軸(88)は滑り部材(98)
(図27)を越えて、支柱(104) の垂直溝を通り抜けて
制御部材(110) 内の一般にU字形をした凹所にまで伸び
ている(図30と図33)。該制御部材(110) は支柱(1
04) 内の(112) で表示した横方向の開口部内で水平の滑
り運動ができるよう配設されている。ローラ(116) (図
21)を装着した腕(114) が軸(88)の端部に取着されて
いて、ローラ(116) は制御部材(110) に設けたU字形の
凹所の一方の壁(115) (図33も参照のこと)上を転動
する。
【0035】図21は把持手段の指部(86)がその閉止位
置にあるときの腕(114) の位置を示している。制御腕(9
4)と制御部材(110) が垂直に動いてカセットを上昇およ
び降下させるとき、ローラ(116) は把持手段の閉止位置
を維持するために、制御部材(110) 内のU字形凹凸所の
壁(115) に沿って転動する。もし制御部材(110) が図2
1に示すように、後述する方法で左方に動くと腕(114)
は図22に示すように、ばね(90)で駆動されて時計廻り
に回動し、指部(86)を開放させカセットの把持を解除す
る。再び片持梁(94)と制御部材(110) が垂直に動くと、
ローラ(116) が制御部材(110) の凹所壁(115) 上を転動
して把持手段の指部(86)の開放位置は影響されない。
【0036】制御部材(110) が把持手段を開放閉止する
ために水平に動く間、制御部材(110) を垂直姿勢に持続
するため、多数の横位置に配設された球軸受(118) (図
33)が制御部材(110) の上、下面と、支柱(104) の近
接する横方向開口部(112) の内表面との間に位置してい
る。把持手段を開放閉止するために制御部材(110) を水
平方向に動かすには、ローラ(122) が制御部材(110) の
後面から水平溝を通り抜けて伸びる短軸(123) (図3
0)の端部に取着されている。ローラ(122) はリードナ
ット(126) の表面に刻設した溝(124) 内に位置してい
る。溝(124) は垂直からある角度をなして伸びており
(図32)、ナット(126) が垂直に動くにつれて制御部
材(110) は水平にシフトされる。ナット(126) は垂直運
動をするために支柱(104) と一体に形成された2つのプ
ラットホーム(132U)と(132L)間に伸びる1対の支持棒(1
28A)、(128B)とによって支持されている(図26および
図31)。ナット(126) とねじ係合している親ねじ(13
4) は、プラットホーム(132U)内の軸受(136) から伸び
てプラットホーム(132L)の開口部を経て、支柱(104) の
プラットホーム(132L)に固定されたモータ(80)の駆動軸
に結合されている。
【0037】この構成によりカセット把持手段(18)はマ
ガジン(6)内のピックアップ位置にあるカセットと係合
すべく下降させることが出来る。このときモータ(80)は
親ねじ(134) を駆動してナット(126) を垂直上昇させ、
制御部材(110) を図21に示した位置まで側方に強制的
に移動して、把持手段の指部(86)をカセットに係止させ
るのである。制御部材(110) はその後垂直に上昇してカ
セットをテープ駆動装置(2) の入口位置(15)のレベルま
で持ち上げる。カセットはこの垂直移送の間しっかりと
把持されている。敏感なリミットスイッチまたは他の機
構を必要とせぬようにするために、ナット(126) は単に
運動の上昇端で上部プラットホーム(132U)を、また行程
の下降端でプラットホーム(132L)を衝撃するようにして
ある。いづれかの衝突でナット(126) のそれ以上の運動
が阻止されると、モータ(80)の負荷が増加してモータに
流れる電流も増加する。モータ電流の増加は周知の回路
手段(示していない)で検知されモータへの電力供給が
断たれる。
【0038】しかし行程の終端でおやねじが固着して廻
らなくなるのを防ぐことが大切である。この理由から、
行程の各端末で駆動システムに少量のエネルギーを貯え
る手段を講ずることが望ましい。これは例えば先の同時
係属出願第07/555,576号に図示したばね構成
とすることによって達成される。この例においては、垂
直支持棒(128A)、(128B)の上部を夫々包囲する2個の彈
性プラスチックOリング(138A)、(138B)によって、簡彈
かつ効果的なエネルギー貯蔵手段が供給されたことにな
る。ナット(126) の降下運動の端末におけるエネルギー
を吸収するために、2個の同様なOリング(138C)、(138
D)が、ナット(126) と降下運動制限プラットホーム(132
L)間の支持棒(128A)、(128B)の下部の周りに配設されて
いる。
【0039】テープ駆動装置(2) がカセットを入口位置
にある把持手段(18)に抛出すると、カセットの存在が図
27の(139) で表示した通常のビーム検知器で検知され
る。検知器(139) が作動すると把持手段(18)がカセット
を係止し、これをマガジン(6) のピックアップ位置に移
送する。入口位置からマガジンのピックアップ位置まで
の移動において、把持手段の腕(94)はL字形通路に従っ
てまずカセットはテープ駆動装置(2) から水平方向に遠
ざかり、ついでピックアップ位置に降下する。逆に、カ
セットをマガジンのピックアップ位置から移動させる時
は、把持手段の腕(94)は垂直に上昇し、その後水平に入
口位置に移動させることになる。カセット把持手段を水
平に動かすには、モータ(80)を含む支柱(104) と把持手
段の開閉機構は共に水平に動かされる。L字形案内軌道
(140) (図27および図28)はカセット把持手段の腕
(94)をその垂直、水平通路に沿って確実に案内する。図
28に図解したように、ローラ(141) は、片持梁である
把握手段の腕(94)と一体形成され、支柱(104) 内を垂直
上下に滑動する滑り部材(98)(図27に図解されてい
る)に固定されたスタッド(142) を軸にして回転する。
正しい作動のためにスタッド(142) およびローラ(141)
は図28にAで示した位置から垂直にBの位置に動き、
その後位置Bから位置Cまで滑り部材(98)と把持手段の
腕(94)とともに水平に動く。
【0040】この動きは水平および回転運動のために、
三角形状に位置する3個の連結点に装着された剛性3点
レバー(144) によって作り出される。3個の連結点の1
つは滑り部材(98)の基盤近くに取着したスタッド(142)
とローラ(141) とによって作られる。ローラ(141) はL
字形案内軌道(140) の端縁に沿って転動する。3連結点
のうち2番目の点でレバー(144) は支柱(104) といった
いに形成され軌道(106) (図30)に滑り可能に嵌装さ
れた基盤(152) にスタッド(148) でピボット結合されて
いる。スタッド(148) における連結点は水平方向の運動
のみに制限されている。3連結点の3番目はスタッド(1
54) で図27に示した駆動ラム(156) にピボット結合さ
れており、図28では水平矢印(156) で図示してある。
【0041】ラム(156) が図28に示すように結合スタ
ッド(154) を動かして右方一杯の最大前進位置にあると
き、スタッド(154)はA´位置にあり、スタッド(142)
とローラ(141) はA位置にある。この点でカセット把持
手段(18)はマガジン(6) のピックアップ位置にある。ラ
ム(156) の背後方向への動き(図28では左方)はスタ
ッド(154) をB´位置に動かす。レバー(144)がラム(15
6) とともに背後方向へ動くのを阻止するために、L字
形軌道(140) の垂直部分がローラ(141) を垂直に動かし
て、滑り部材(98)と把持手段の腕(18)を伴って軌道(14
0) の頂点に達する。この点でローラ(141) は軌道(140)
上をスタッド(154) で自由に水平方向に引張られて自
由に動けるようになり、スタッド(154) はC´位置に復
帰する。レバー(144) とスタッド(148) も背後に動いて
C´で表示した位置に達する。これは把持手段(18)がテ
ープ駆動装置入口位置(15)に位置する最大復帰位置か、
または後述するように図27に示すように入口位置(15)
の僅か左に寄った位置か、または図1に示すように右に
寄った位置になったことを示す。ラム(156) の戻りの動
きはスタッド(154) をC´位置からB´へ、一方ローラ
(141) は軌道(146) 上を水平に転動してB´位置に達す
る。その後それは自由に垂直にA位置まで落下する。滑
り部材(98)と把持手段腕(18)も動いて把持手段はマガジ
ン(6) のピックアップ位置にくる。軌道(146) はローラ
(141) の通路を案内するために配設した、単なる薄板金
製の平坦材である。
【0042】ラム(156) の水平運動は、ラム(156) の下
辺に配設されたラックを駆動する、一般に(172A)で表示
した(図25)通常のウォーム歯車機構によって駆動さ
れたピニオン(168) (図16,図17,図24および図
27)を介してモータ(81)によって行なわれる。この機
構において歯車(174) は滑りクラッチを介して出力軸(1
75) に結合されており、該クラッチは図25で一般に(1
76) で表示され、これはピニオン(168) に伝達される最
大トルクを制限するものである。これはラム(156) の行
程が急激停止するのを阻止し、併せて機械的損傷の発生
を感じているのである。前記したように駆動は一方向に
作動し、ラム(156) がそれ以上の動きを阻止されるまで
続けられる。モータ(81)の負荷が増加すればモータを流
れる電流が増加し、この増加が通常型式の電機回路(示
していない)を作動させてモータへの電流を遮断するの
である。
【0043】滑りクラッチ(176) の詳細を図35−図4
0に示す。モータ(81)で駆動されるウォーム(178) がウ
ォーム歯車(180) を駆動し、これはラム駆動ピニオン(1
68)に結合した出力軸(175) に固着されてこれを自由に
回転する。たわみスリーブ(186) が出力軸(175) にキー
止めされたブシュ(188) に回転可能に嵌装されている。
ウォーム歯車(180) は2つのノッチ(192A)、(192B)およ
び係合タブ(194) (図36にはその1つのみを示す)と
の手段でたわみスリーブ(186) に係合し、これを駆動し
ている。たわみスリーブ(186) (図39)は当初ブシユ
(188) (図38)の外径D1よりも僅か大きい内径D2
に形成する。つまりスリーブの径が完全な円形ならばス
リーブとブシュ(188) 間の摩擦は無視できるのである。
しかし組立前にたわみスリーブ(186) は平らにする力を
加えて一般に隋円形になるよう永久変形を与えることに
よって、円周の対向する2点が内方に押圧され、最小径
H(図40)が重要なことであるが僅かにブシユ(188)
の径D1より小さくなる。
【0044】たわみスリーブ(186) はベリリウム青銅、
ステンレス鋼または他のばね用金属で形成される。ブシ
ュ(188) はナイロンのような耐摩耗性プラスチックで形
成することが望ましい。ユニットが組立てられると、た
わみスリーブ(186) はブシュに対して図37のFとF´
で示される2つの反対向きで等しい力を及ぼすことにな
る。これらの力が作用することによって両表面間に摩擦
接触を生じ、たわみスリーブ(186) とブシュ(188) 間に
トルクが伝達される。伝達される最大トルクの大きさは
力FとF´の大きさの関数である。これらの力の大きさ
は多くの要素の中でも材質、寸法およびブシュ(188) 上
に組付ける前にたわみスリーブに与えた変数の程度に左
右される。トルクが最大値に達すると、スリーブ(186)
とブシュ(188) 間に滑りが生じて過大なトルクが伝達さ
れるのを阻止する。
【0045】クラッチの滑り表面に摩耗が起り始める
と、たわみスリーブを形成する材料の彈性が力FとF´
をほぼ一定値に維持するので、比較的安定した最大トル
ク伝達が行なわれる。構成に用いられる時定材料が決定
すると、トルク伝達レベルはたわみスリーブ(186) の変
形度を調整するだけで簡彈にセットできるものである。
一度セットされると滑りクラッチはそれ以後の調整を必
要とせず、比較的に多少いじくり廻しても支障はない。
作動に際しては、ラム(156) が図27に示すように右方
に動くと、カセット把持手段(18)がカセットを把持して
マガジン(6) のピックアップ位置に移送する。この動き
は把持手段腕(94)と一体形成の滑り部材(98)がハウジン
グ(4) の基盤を打撃することで機械的に制限を受ける。
上に説明したように、滑りクラッチ(176) で決まるよう
に駆動抵抗が増加すると、モータ(81)を流れる電流が増
加し、電子制御(示していない)を作動してモータへの
電流を遮断する。
【0046】モータ(81)が反対方向に作動すると、把持
手段(18)はカセットをマガジンのピックアップ位置から
入口位置(15)に移送する。この点で駆動ラム(156) の後
端(図27)がスイッチ(195) を閉じ、把持手段(18)を
開放する。図27に示すように把持手段はラム(156) が
左方へ動き続ける限り開放されたままである。把持手段
(18)は、支柱(104) が支壁を打撃してモータ(81)への電
流を遮断するまで、カセットをテープ駆動装置(2) に挿
入する。この点でカセットはテープ駆動装置(2) によっ
て“嚥下”される。その後モータ(81)は逆回転するよう
作動を始め、把持手段をスイッチ(195) がラム(156) の
動きで開き、モータ(81)との結合を解くまでテープ駆動
装置(2) から遠ざける。スイッチ(195) は、テープ駆動
装置機構によってカセットの“嚥下”が起る前にテープ
駆動装置(2) に向って把持手段が動く間中、把持手段(1
8)を開放させておくような、ラム(156) の通路内の地点
に機械的に配置する。スイッチ(195) は把持手段がテー
プ駆動装置から抛出されたカセットを受入れるべく位置
する点で、把持手段の復帰運動を止める。把持手段は検
知器(139) が、テープ駆動装置(2) からカセットが抛出
されたことを検知するまで、この位置にとどまってい
る。把持手段腕(18)はその後閉止してカセットはマガジ
ン(6) 内のピックアップ位置まで移送される。
【0047】カセットをマガジン内で移送する駆動力
は、一般に(172A)で表示される(図24)ウォーム歯車
機構を介したマガジン駆動ピニオン(196) (図16も参
照のこと)に連結するモータ(79)から得られる。ウォー
ム歯車駆動機構は前記ウォーム歯車機構(172) と同一で
もよい。一般に(176A)で表示される滑りクラッチは本駆
動歯車列にも含まれ、かつ既述の滑りクラッチ(176) と
同一である。ピニオン(196) は、マガジン(6) が筐体
(4) に挿入されるとき、ピニオンがマガジンの壁の溝(3
9)に沿って通過し、またマガジンが完全に挿入されたと
きマガジン側の駆動歯車(38)に噛み合うように位置決め
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】4個のテープカセットを保持する挿脱自在のマ
ガジンに嵌着したテープ駆動装置の縦断面図である。
【図2】ハウジングおよびテープ駆動装置から取外した
カセットマガジンのカセットを取りはずした状態におけ
る斜視図である。
【図3】図2のマガジンの平面図である。
【図4】側壁の一部を取外した状態における図2のマガ
ジンの右側面図である。
【図5】図3の5−5線に沿った断面図である。
【図6】図3の6−6線に沿った断面である。
【図7】テープカートリッジを取外した状態における図
3の7−7線に沿った断面である。
【図8】図4の8−8線に沿った部分断面図である。
【図9】図8の9−9線に沿った断面図である。
【図10】図4の10−10線に沿った断面図である。
【図11】把持手段がピックアップ位置にるカセットに
係合していることを示す、図1に類似する部分断面図で
ある。
【図12】図3の6−6線に沿った略断面図である。
【図13】上段および下段カセット移送機構は最大前進
行程で、カセットがホーム位置にある状態における図1
2に類似の略図である。
【図14】カセット移送機構の作動を図解した部分斜視
図である。
【図15】カセツトを上段デッキから下段に移送する機
構の作動を図解した部分斜視図である。
【図16】マガジンおよびテープ駆動装置の機構を取外
した状態における図3に類似する平面図である。
【図17】図16の17−17線に沿った断面図であ
る。
【図18】図16の18−18線に沿った断面図であ
る。
【図19】図16の19−19線に沿った断面図であ
る。
【図20】図19の20−20線に沿った断面図であ
る。
【図21】カセット把持手段が閉止位置にある場合にお
ける図19の21−21線に沿った部分断面図である。
【図22】カセット把持手段が開放位置にある場合にお
ける図19の22−22線に沿った部分断面図である。
【図23】カセット把持手段が閉止位置にある場合にお
ける図19の23−23線に沿った部分断面図である。
【図24】図16の24−24線に沿った部分断面図で
ある。
【図25】図16の25−25線に沿った部分断面図で
ある。
【図26】カセット把持手段の開放閉止機構の部品を図
解した分解斜視図である。
【図27】カセット把持手段の移送機構を示した部分斜
視図である。
【図28】カセット把持手段を移送する為の方向制御機
構を図解する部分図である。
【図29】カセットを取外したマガジンの底板の平面図
である。
【図30】把持手段アセンブリの正面図である。
【図31】図30の31−31線に沿った把持手段の開
放閉止機構の背面図である。
【図32】傾斜溝を示したリードナットの正面図であ
る。
【図33】把持手段を開放閉止する内部制御部材の正面
図である。
【図34】カセット把持手段の平面図である。
【図35】カセット駆動機構および把持手段の作動制御
の双方に使用される滑りクラッチを図解する部分断面図
である。
【図36】図35の滑りクラッチの詳細を図解する分解
斜視図である。
【図37】ブシュおよびたわみスリーブを示す滑りクラ
ッチ組立品の断面図である。
【図38】ブシュの断面図である。
【図39】変形前のたわみスリーブの断面図である。
【図40】変形後のたわみスリーブの拡大断面図であ
る。
【符号の説明】
2,29 テープ駆動装置 21,21A 支承部材 18 把持手段 4 ハウジング 94 制御腕 110 制御部材 32LL,32LR ラム 176 クラッチ 144 レバー 186 スクープ 188 ブシュ 195 スイッチ

Claims (38)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カセット貯蔵用マガジンを有するカセット
    の貯蔵および操作のための装置であって、指定されたピ
    ックアップ位置を有する第一平面で複数個のカセットを
    支承する第一デッキと、前記第一平面に平行かつ変位し
    た第二平面で複数個のカセットを支承する第二デッキ
    と、前記第一デッキのカセットを反対方向に夫々移動さ
    せる往復動カセット駆動手段と、前記カセットの1個を
    前記ピックアップ位置から取外したり該位置に復帰させ
    たりするロボット腕手段と、から成ることを特徴とする
    装置。
  2. 【請求項2】前記往復動カセット駆動手段は前記第一デ
    ッキの前記カセットを前記ピックアップ位置から遠ざ
    け、また前記第二デッキの前記カセットを前記ピックア
    ップ位置に向かって移動させる請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】カセットを前記第一デッキの予定位置から
    前記第二デッキの平行位置へ移送するための第一デッキ
    移送手段と、カセットを前記第二デッキの反対側の端部
    から前記第一デッキの前記ピックアップ位置へ移送する
    ための第二デッキ移送手段とを含む請求項2に記載の装
    置。
  4. 【請求項4】移送の後に前記ピックアップ位置のカセッ
    トを保持して、前記カセットが前記第二デッキへ復帰す
    るのを阻止するための保持手段を含む請求項3に記載の
    装置。
  5. 【請求項5】前記往復動カセット駆動手段は第一および
    第二の水平可動のラム手段を含み、前記第一ラム手段は
    前記ピックアップ位置に向いた前記第一デッキの前記カ
    セットを移動させかつカセットを前記ピックアップ位置
    から前記第二デッキに移送させ、前記第二ラム手段は前
    記ピックアップ位置から離れた方向に有る前記第二デッ
    キの前記カセットを移動しかつカセットを前記第二デッ
    キから前記第一デッキに移送する請求項3に記載の装
    置。
  6. 【請求項6】前記第一デッキの前記カセットの前記ピッ
    クアップ位置から離れた方向からの戻り移動、ならびに
    前記第二デッキの前記カセットの前記ピックアップ位置
    に向うのと逆方向の移動をロックするロック手段を含む
    請求項3に記載の装置。
  7. 【請求項7】前記ピックアップ位置から前記カセットを
    取出す間または該位置に復帰させる間、該カセットを支
    持するための把持手段を含む請求項1に記載の装置。
  8. 【請求項8】前記把持手段を作動させるために前記往復
    駆動手段に応答する手段を含む請求項7に記載の装置。
  9. 【請求項9】前記把持手段が前記カセットの1つの一方
    の表面に離間した2以上の点で係合するための剛性接触
    手段と、前記カセットの反対側の表面に係合するための
    可動接触手段と、前記接触手段と前記カセットとの係合
    およびその解除のための回転駆動手段とを含む請求項7
    に記載の装置。
  10. 【請求項10】外力による前記接触手段の制限された動
    きを許すために前記回転駆動手段の構成部品としたばね
    付勢手段を含む請求項9に記載の装置。
  11. 【請求項11】前記回転駆動手段が電動モータ、該モー
    タに連結した親ねじ、該親ねじに動作可能に連結された
    把持手段作動手段、前記親ねじの行程を制限する機械的
    停止手段、および前記把持手段作動手段が前記機械的停
    止手段に係合したとき前記モータの作用を遮断するため
    に前記モータの負荷を検知する手段を含むことを特徴と
    する請求項9に記載の装置。
  12. 【請求項12】前記把持手段作動手段が停止手段に達し
    た時エネルギーを貯え、また前記把持手段の動きの方向
    が逆転した時前記エネルギーを解放するために、前記機
    械的停止手段と前記把持手段作動手段との間に介装した
    彈性手段を含む請求項11に記載の装置。
  13. 【請求項13】前記彈性手段が彈性材料のOリングから
    成る請求項12に記載の装置。
  14. 【請求項14】あらかじめ限定した入口位置を有するテ
    ープ駆動装置、前記把持手段が前記カセットを前記ピッ
    クアップ位置に移送するよう作動させるために前記入口
    位置のカセットの存在に感応する検知手段を含む請求項
    7に記載の装置。
  15. 【請求項15】前記把持手段の動きを遮断するために、
    前記把持手段の前記テープ駆動装置から遠ざかる方向へ
    の動きに感応するスイッチ手段を含む請求項7に記載の
    装置。
  16. 【請求項16】前記カセットを前記ピックアップ位置に
    移送する前記把持手段の動きを再び活性化するために、
    前記入口位置のカセットの存在に感応する感知手段を含
    む請求項15に記載の装置。
  17. 【請求項17】電動モータ、前記モータを前記往復動力
    セット駆動手段に結合する滑りクラッチを含む手段、前
    記往復動力カセット駆動手段の衝程を機械的に制限する
    手段、および前記モータへの電流を遮断するために前記
    モータにかかる増大負荷に応答する手段を含む請求項1
    に記載の装置。
  18. 【請求項18】前記滑りクラッチがブシユ、および前記
    ブシユを囲繞する回動可能のスリーブから成り、前記ス
    リーブは若干楕円形に変形されていて該スリーブと前記
    ブシユ間にはその直径の両端部において押圧力を生じて
    いる請求項17に記載の装置。
  19. 【請求項19】前記ブシユがプラスチックで形成されて
    いる請求項18に記載の装置。
  20. 【請求項20】前記カラーがばね鋼で形成されている請
    求項18に記載の装置。
  21. 【請求項21】前記カラーがベリリウム青銅で形成され
    ている請求項19に記載の装置。
  22. 【請求項22】前記カラーがステンレス鋼で形成されて
    いる請求項19に記載の装置。
  23. 【請求項23】カセットに記録しまたはカセットから再
    生するためのテープ駆動装置を含み、また前記往復動カ
    セット駆動手段が第一、第二および第三の三角形に離隔
    した連結点を有する制御レバー、前記制御レバーを前記
    カセットの移動方向に平行な平面上の直線通路に沿って
    往復させるためのモータ駆動手段、前記把持手段を第一
    および第二の限定連続通路に沿って案内するための軌道
    手段とを含み、前記第一の通路は前記デッキの前記平面
    に対し本質的に垂直に伸び、前記第二の通路は一般に前
    記デッキの平面と平行に伸び、前記駆動手段の往復運動
    は前記把持機構をして前記カセットを一般にL字形をし
    た通路に沿って前記デッキに出し入れするための第一の
    位置から、カセットを前記テーププレーヤに出し入れす
    るためにの位置に移動せしめる請求項6に記載の装置。
  24. 【請求項24】前記往復駆動手段に連結した出力軸を有
    する電動モータ、前記制御レバーの往復運動を生ずるた
    めに前記モータの回転方向を逆転させる手段、および前
    記制御レバーの各方向への動きを制限するための機械的
    停止手段を含む請求項23に記載の装置。
  25. 【請求項25】前記モータと前記制御レバー間に介装し
    た滑りクラッチ、前記制御レバーが前記機械的停止手段
    に接触した時生ずるモータの増大負荷を検出するために
    前記電動モータに連結した検知手段、および前記モータ
    を前記検知手段の制御のもとで再駆動する手段を含む請
    求項24に記載の装置。
  26. 【請求項26】前記滑りクラッチがブシユ、および前記
    ブシユを囲繞しかつ僅かに楕円形に変形されていて前記
    ブシユの表面と相対向する点で接触を保つばね鋼製のカ
    ラーを含む請求項25に記載の装置。
  27. 【請求項27】前記ブシユがプラスチックで形成され、
    また前記カラーがばね鋼で形成されている請求項26に
    記載の装置。
  28. 【請求項28】テープ駆動装置と複数カセットデータ貯
    蔵システムであって、ハウジング、該ハウジング内にあ
    ってカセット入口位置を有するテープ駆動装置ユニッ
    ト、および挿脱自在のマガジンとから成り、前記マガジ
    ンが多数のテープカセット、第一平面で複数個のカセッ
    トを支承しかつ指定されたピックアップ位置を有する第
    一デッキ、前記第一平面と変位した第二平面で複数個の
    カセットを支承する第二デッキ、カセットを前記第一デ
    ッキから前記第二デッキの指定位置に移送するための第
    一デッキ移送手段、およびカセットを前記第二デッキの
    反対側の端部から前記第一デッキ上の前記ピックアップ
    位置に移送するための第二デッキ移送手段を有するシス
    テム。
  29. 【請求項29】前記ハウジング内にあって前記カセット
    を前記デッキ内で横方向に移動させるためのモータ駆動
    手段、および前記マガジンが前記ハウジング内にあると
    き前記駆動手段の結合を解除するための手段を含む請求
    項28に記載のシステム。
  30. 【請求項30】前記カセットの1つを前記ピックアップ
    位置から取外し、またそれを前記入口位置に配送するた
    め、および前記カセットを前記入口位置から前記ピック
    アップ位置に復帰させるためのロボット腕手段を含む請
    求項29に記載のシステム。
  31. 【請求項31】前記モータ駆動手段が前記カセットを前
    記第一デッキに沿って第一の方向へ移動し、同時に第二
    デッキに沿って反対方向へ移動させるための往復駆動手
    段、および前記第一と第二デッキ移送手段を前記往復駆
    動手段に連結する手段を含む請求項30に記載のシステ
    ム。
  32. 【請求項32】テープカセットを直線状デッキに収納し
    自動的にこれらをテープデッキへの入口位置から取外し
    また取付けるためのシステムであって、カセット移送機
    構が第一、第二および第三の三角形に離隔した連結点を
    有する剛性制御部材、前記第一連結点で前記制御部材と
    回動可能に連結された往復駆動手段、前記カセットの1
    つをクランプするための把持機構、該把持機構を一般に
    前記デッキの平面に垂直な第一通路および一般に前記デ
    ッキの平面に平行な第二通路に沿って案内するための手
    段、前記制御部材と前記把持機構とを前記第二連結点で
    回動可能に結合し、前記制御部材と前記把持機構間の一
    般に前記デッキの平面に平行する方向における制限され
    た移動を許すための手段、および前記第三連結点を前記
    デッキの平面と平行する通路に沿って移動させるために
    前記第三連結点を支持し、カセットを前記入口位置に出
    入させるために前記把持機構を第一位置から移動させる
    軌道手段とから成るシステム。
  33. 【請求項33】前記テープデッキから抛出されたのち前
    記入口位置でカセットの存在を検知するための検知手
    段、および前記カセットを前記入口位置から前記ピック
    アップ位置に移送するために前記検知手段に応答する手
    段を含む請求項32に記載のシステム。
  34. 【請求項34】テープカセットを収納し、自動的にこれ
    らを直線状カセット貯蔵デッキから取外しまた取付ける
    ためのシステムであって、カセット移送機構が移送すべ
    きカセットを把持するために開放閉止位置を持った可撓
    性把持部材を有するカセット把持機構、前記把持部材と
    作動的に結合された水平に伸びる回動可能の作動部材、
    前記作動部材に固着されて垂直面内に伸びるカム腕、傾
    斜カム面を有する制御部材、前記カム腕が前記傾斜カム
    面に滑り係合している間前記把持機構を垂直に転送する
    ための第一モータ駆動手段、および前記把持機構のいか
    なる垂直位置でも前記把持つ部材を開放閉止するために
    前記制御部材を水平に移動させるための第二駆動手段か
    ら成るシステム。
  35. 【請求項35】複数個のカセットを夫々保有している第
    一および第二デッキ、前記第一デッキの前記カセットを
    第一の方向に横に移動するための往復駆動手段、前記カ
    セットをロックし前記第一の方向と反対の方向にカセッ
    トが移動するのを阻止する手段、およびカセットを前記
    第一デッキの予定位置から前記第二デッキの予定位置に
    移送するために前記往復駆動手段によって作動する手段
    を有するカセット貯蔵マガジン。
  36. 【請求項36】テープカセットを収納する方法であっ
    て、複数個のカセットを供給する段階と、ピックアップ
    位置を特定する段階と、前記カセットの一部を第一の平
    面内で相接する関係に配列する段階と、前記カセットの
    残りを前記第一の平面から変位するとともに平行する第
    二の平面内で相接する関係に配列する段階と、さらに前
    記カセットを前記ピックアップ位置に連続して置くため
    に前記第一と第二の辺面を含む直角四辺形の通路に沿っ
    て前記カセットを移動させる段階とから成る方法。
  37. 【請求項37】カセット入口位置を有するテーププレー
    ヤを供給する段階と、カセットを前記ピックアップ位置
    に把持する段階と、当初は前記デッキの平面に垂直な通
    路に沿って、次いで前記デッキの平面に平行する通路に
    沿って前記カセットを前記入口位置に転送する段階と、
    さらに前記カセットを解放する段階とを含む請求項36
    に記載の方法。
  38. 【請求項38】前記テーププレーヤから前記入口に抛出
    されたカセットの存在を検知する段階と、前記カセット
    を把持する段階と、前記カセットをL字形通路に沿って
    前記ピックアップ位置に転送する段階と、さらに前記カ
    セットを解放する段階とを含む請求項37記載の方法。
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